JP2005291774A - 電力計測システム - Google Patents

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智幸 澤田
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Abstract

【課題】 電量計測システムにおいて、検出する系統または回路が増加した場合、電圧値、電流値を検出入力する処理時間を高速化する必要が生じていた。また物理的に構成された電圧検出手段、電流検出手段、マルチプレクサ手段を後から増設することは容易ではなかった。
【解決手段】 複数の電力線に個別に設けた電圧検出手段および電流検出手段と、前記電圧検出手段および前記電流検出手段から電圧値および電流値を入力し電力量演算する電力量演算手段と、前記各電力量演算手段で演算した電力量を入力し収集する電力量収集手段とを備え、前記入力変換手段は、前記各電力線ごとに個別に設けられおり、電圧検出手段、電流検出手段、マルチプレクサ手段、サンプル・ホールド手段、A/D変換手段、A/D変換制御手段、記憶手段、演算手段、通信手段からなる構成の計測手段を当該回路に相当する分増加または削減することで、増減の容易な電力計測装置を構成できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数に分岐した分岐電力線の各回路の電力を計測する電力計測装置に関するものである。
近年、省エネの意識が広く一般に普及し、それを支援する装置などが提供されてきている。その一環として電力の消費量を計測し、計測値を表示させる等の機能を備え、エネルギ消費の削減、すなわち省エネを推進する電力量計測装置が種々提案されている。
その中で、従来の電力計測装置には、単一の計測手段で複数回路の電力を計測するものや単一の計測手段で任意の電圧系統の複数回路の電力を計測するものがある(例えば特許文献1参照)。
以下、図7により、従来の電力計測装置について説明する。図7は従来の実施例における電力計測装置のブロック構成図を示す。
図7において、701は分岐前の電力線の系統毎に設けられた回路電圧を検出する電圧検出手段である。また、702は分岐電力線の分岐回路毎に設けられた回路電流を検出する電流検出手段である。
721は複数の入力から1つを選択するマルチプレクサ手段で、722はサンプリングした値を保持するサンプル・ホールド手段で、723はアナログ値をデジタル値に変換するA/D変換手段である。また、724はマルチプレクサ手段721、サンプル・ホールド手段722、および、A/D変換手段723を制御するA/D変換制御手段である。
さらに731はデータを記憶する記憶手段、732は記憶手段731から読み出したデータより電力値を演算する演算手段である。また751は回路毎の電力値を表示する表示手段であり、752は表示手段により表示される内容を操作する入力手段である。
以上のように構成された従来の電力計測装置について、以下にその動作を説明する。
分岐前の電力線の系統毎に設けられた電圧検出手段701により各系統の回路電圧が検出される。また、分岐電力線の分岐回路毎に設けられた電流検出手段702により各回路電流が検出される。検出された回路電圧、および、回路電流は、マルチプレクサ手段721により1つが被測定値として選択される。選択された被測定値は、サンプル・ホールド手段722によりサンプリングし保持される。サンプリング時点の値に保持された被測定値は、A/D変換手段723によりアナログ値からデジタル値に変換され、記憶手段731に書き込まれる。
続いてマルチプレクサ手段721により、検出された次の被測定値が選択され、上記と同様に処理して記憶手段731に書き込まれる。なお、被測定値は、A/D変換制御手段724により、系統の回路電圧と当該系統の回路電流が順次組み合わさるように選択される。これを繰り返し全分岐電力線について各検出手段で検出された被測定値がデジタル値に変換され記憶手段731に書き込まれる。
次に、演算手段732は、記憶手段731より回路毎の電圧データと電流データを読出し、これらデータから電力値を演算する。この動作を各回路について繰り返し行ない、各
回路での電力値を取得する。この動作を所定の時間毎に繰り返し行う。さらに表示手段751は、記憶手段731より回路毎の電力値を読出し、入力手段752の指示に従って表示する。
次に図8により、サンプリングについて説明する。図8は、従来の実施例における電力計測装置のサンプリング処理を示す図である。なお。図8において、Tadは、マルチプレクサの切替時間、サンプル・ホールド時間、および、A/D変換時間を合わせた時間を示す。またTcaは、データの読出時間、書込時間、演算時間、および、表示時間を合わせた時間である。また、Tsは、全系統のサンプリング周期である。
通常、図8のように系統毎に回路電圧と回路電流を順次サンプリングし、引き続き回路毎の電力値を演算し表示することが行われる。なお、これらの処理は所定の時間内に繰り返し行なわれる。
特開2000−155142号公報(図1)
しかしながら前記従来の電力計測装置では、検出する系統または回路が増加した場合、電圧検出手段701または電流検出手段702を増設し、更にマルチプレクサ手段721の入力数を増設すると共に、一定のサンプリング周期を維持するためにマルチプレクサ手段721、サンプル・ホールド手段722、A/D変換手段723による処理時間Tad、または、記憶手段731、演算手段732、表示手段751による処理時間Tcaを高速化する必要が生じる。
ただし、物理的に構成された前記電圧検出手段701、電流検出手段702、および、マルチプレクサ手段721を後から増設することは容易ではなく、また、マルチプレクサ手段721、サンプル・ホールド手段722、A/D変換手段723、記憶手段731、演算手段732、および、表示手段751を後から高速にすることは更に容易ではない。
予め検出する系統、回路を想定して上記を構成することも可能であるが、マルチプレクサ手段721、サンプル・ホールド手段722、A/D変換手段723、記憶手段731、演算手段732を想定した系統、回路を処理できる性能を満たさせなければならず、検出する系統または回路が少ない場合に過剰な性能となり合理的ではない。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、安価で増設が容易な電力計測装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の電力計測システムは、複数の電力線に個別に設けた電圧検出手段および電流検出手段と、前記電圧検出手段および前記電流検出手段から電圧値および電流値を入力し電力量演算する電力量演算手段と、前記各電力量演算手段で演算した電力量を入力し収集する電力量収集手段とを備え、前記入力変換手段は、前記各電力線ごとに個別に設けられた。
また、本発明の電力計測システムは、複数の電力線に個別に設けた電圧検出手段と、前記電力線から複数に分岐する分岐回路に個別に設けた電流検出手段と、前記電圧検出手段および前記電流検出手段から電圧値および電流値を入力し電力量演算する電力量演算手段と、前記入力変換手段は、前記各電力線ごとに個別に設けられた。
さらに、本発明の電力計測システムは、複数の電力線と接続する電圧切替手段を有し、
電力量演算手段は、前記電圧切替手段と接続する前記複数の電力線から1つの電力線を前記電圧切替手段から選択しその電圧値を入力する。
本発明により、既存の手段に影響を与えることなく検出する系統または回路を容易に減少できる安価な電力計測装置を提供することができる。
(実施の形態1)
以下本発明の実施の形態1における電力計測装置について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1における電力計測装置のブロック構成図を示す。
図中101は、電力供給される電力線のうち、1つまたは複数の系統に設けられ、回路電圧を検出する電圧検出手段であり、回路1から回路nまでに設けられる。なお、ここでnは1以上の整数である。
また102は、電力線または電力線から複数に分岐した分岐回路のうち、1つまたは複数の回路に設けられ、回路電流を検出する電流検出手段である。
また、130は、電圧計測手段101および電流計測手段102で計測した電圧および電流値を入力し、各回路ごとの電力量の演算を行なう電力量演算手段である。そしてこの電力量演算手段130には、複数の入力から1つを選択するマルチプレクサ手段121、サンプリングした値を保持するサンプル・ホールド手段122、アナログ値をデジタル値に変換するA/D変換手段123、A/D変換手段123を制御するA/D変換制御手段124を備える。さらに電力量演算手段130は、データを記憶する記憶手段131と、その記憶手段131から読み出したデータより電力値を演算する演算手段132、および演算して求めた電力値を送出する通信手段133を備える。そしてこのような構成の電力量演算手段130を、電力線ごとに個別に設ける。
また、140は、電力量演算手段130と通信してデータを送受信する電力量収集手段である。そして電力量収集手段140には、通信手段133より回路毎の電力値を受ける通信手段141、回路毎の電力値を記憶するメイン記憶手段143とを備える。そしてさらに電力量収集手段140には、通信手段141、メイン記憶手段143、および、後記の表示手段151、入力手段152を制御し電力値を演算加工する142はメイン演算制御手段を備える。
さらに151は回路毎の電力値、メイン演算制御手段143により加工された演算値を表示する表示手段で、152は表示手段により電力量表示を電力線別に切り替えるよう外部から表示切替の操作入力ができるようにする入力手段である。
以上のように構成された本実施の形態における電力計測装置について、以下にその動作を説明する。
まず、分岐前の電力線に設けられた電圧検出手段101により系統の回路電圧が検出される。また、電力線または電力線から分岐した分岐回路に設けられた電流検出手段102により回路電流が検出される。検出された回路電圧、および、各分岐回路の電流は、マルチプレクサ手段121によりそのうちの1つが被測定値として選択され、選択された被測定値は、サンプル・ホールド手段122によりサンプリングし保持される。さらにサンプリング時点の値に保持された被測定値は、A/D変換手段123によりアナログ値からデジタル値に変換され、記憶手段131に書き込まれる。なお、これらの動作は、A/D変
換制御手段124により、予め設定された手順に従って制御される。
続いてマルチプレクサ手段121により、検出された次の被測定値が選択され、上記と同様に処理して記憶手段131に書き込まれる。なお、被測定値は、A/D変換制御手段124により、系統の回路電圧と当該系統の回路電流が順次組み合わさるように選択される。
さらに演算手段132は、記憶手段131より分岐電力線の回路の電圧データと電流データを読出し、電力値を演算し、そのデータを、通信手段133が、演算手段132により演算された電力値を電力量収集手段140の通信手段141に送出する。
以上の動作を所定の時間毎に繰り返し行ない、各回路の電力値を演算し送出する。そして通信手段141は、通信手段133により送出された各回路の電力値を受けメイン記憶手段143に記憶する。
さらに表示手段151は、メイン記憶手段143より回路毎の電力値を読出し、入力手段152による指示に従って表示する。
メイン演算制御手段142は、メイン記憶手段143より回路毎の電力値を読出し演算加工し、メイン記憶手段143に書き込む。また、入力手段152の指示を制御し表示手段151に表示データを転送し表示指令を与える。
次に、図3を用いて、マルチプレクサ手段121により、検出された被測定値をサンプリングする方法について説明する。図3は、本発明の実施の形態における電力計測装置のサンプリング処理の説明図である。
図3において、Tadは、マルチプレクサの切替時間、サンプル・ホールド時間、およびA/D変換時間を合わせた時間である。またTcaは、データの読出時間、書込時間、演算時間、および、表示時間を合わせた時間である。また、Tsは、全系統のサンプリング周期であり、サンプリング周期Ts内での処理がこの周期で繰り返し行なわれる。
そして、サンプリング周期Ts内において、まず回路電圧と少なくとも1分岐回路の回路電流を順次サンプリングし、引き続き回路毎の電力値を演算し送出することが行われる。また、前記系統と別系統、または、前記系統で別回路の回路電圧と少なくとも1分岐回路の回路電流を前記と同様に順次サンプリングし、引き続き回路毎の電力値を演算し送出することが並行して行われる。そして、これらの処理が所定のサンプリング周期の時間内に行われ繰り返される。なお、送出された各電力値は、前記サンプリング処理とは別に表示の処理が行われる。
このように、本実施の形態により、検出する系統または回路が増加または減少したとしても、電圧検出手段、電流検出手段、マルチプレクサ手段、サンプル・ホールド手段、A/D変換手段、A/D変換制御手段、記憶手段、演算手段、通信手段からなる構成の計測手段を当該回路に相当する分増加または削減することにより、既存の手段に影響を与えることなく検出する系統または回路を容易に増加または減少することができる。
また、単一の計測手段で複数の回路の計測を行わないので、マルチプレクサ手段、サンプル・ホールド手段、A/D変換手段、A/D変換制御手段、記憶手段、および、演算手段を高速にする必要がなく、安価な部品で構成することができる。
以上のように、本発明により容易に系統または回路を増加または減少できる安価な電
力計測装置を提供することができる。
(実施の形態2)
以下本発明の実施の形態2の実施例の電力計測装置について、図面を参照しながら説明する。
図2において、201は分岐前の電力線の少なくとも1系統に設けられた回路電圧を検出する電圧検出手段である。また203は、当該分岐電力線の検出回路電圧を選択する電圧切替手段である。また、202は当該分岐電力線の少なくとも1分岐回路に設けられた回路電流を検出する電流検出手段である。
また、電力量演算手段230は実施の形態1で示した電力量演算手段130と同一の構成を備え、221は複数の入力から1つを選択するマルチプレクサ手段で、222はサンプリングした値を保持するサンプル・ホールド手段で、223はアナログ値をデジタル値に変換するA/D変換手段である。また、224はマルチプレクサ手段221、サンプル・ホールド手段222、および、A/D変換手段223を制御するA/D変換制御手段である。
231はデータを記憶する記憶手段で、232は記憶手段から読み出したデータより電力値を演算する演算手段である。233は電力値を送出する通信手段である。
また電力量演算手段240も、実施の形態1の電力量演算手段140と同一の構成を備え、241は前記通信手段233より回路毎の電力値を受ける通信手段で、243は回路毎の電力値を記憶するメイン記憶手段である。242は通信手段241、メイン記憶手段243、および、後記の表示手段251、入力手段252を制御し電力値を演算加工するメイン演算制御手段である。
また251は回路毎の電力値、メイン演算制御手段243により加工された演算値を表示する表示手段で、252は表示手段により表示される内容を操作する入力手段である。
以上のように構成された本実施の形態における電力計測装置について、以下にその動作を説明する。
分岐前の電力線の少なくとも1系統に設けられた電圧検出手段201により系統の回路電圧が検出される。当該分岐電力線の検出回路電圧を電圧切替手段203で選択する。また、当該分岐電力線の少なくとも1分岐回路に設けられた電流検出手段202により回路電流が検出される。検出選択された回路電圧、および、回路電流は、マルチプレクサ手段221により1つが被測定値として選択される。選択された被測定値は、サンプル・ホールド手段222によりサンプリングし保持される。サンプリング時点の値に保持された被測定値は、A/D変換手段223によりアナログ値からデジタル値に変換され、記憶手段231に書き込まれる。
続いてマルチプレクサ手段221により、検出された次の被測定値が選択され、上記と同様に処理して記憶手段231に書き込まれる。
演算手段232は、記憶手段231より分岐電力線の回路の電圧データと電流データを読出し、電力値を演算する。通信手段233は、演算手段232により演算された電力値を送出する。
以上の動作を所定の時間毎に繰り返し行う。
また、分岐電力線の検出する回路毎に設けた前記同様の手段構成で前記動作を繰り返し各回路の電力値を演算し送出する。
通信手段241は、通信手段233により送出された各回路の電力値を受けメイン記憶手段243に記憶する。
表示手段251は、メイン記憶手段243より回路毎の電力値を読出し、入力手段252の指示に従って表示する。
メイン演算制御手段242は、メイン記憶手段243より回路毎の電力値を読出し演算加工し、メイン記憶手段243に書き込む。また、入力手段252の指示を制御し表示手段251に表示データを転送し表示指令を与える。
次に図3により、本実施の形態におけるサンプリング方法について説明する。
図3のように、当該系統の回路電圧と少なくとも1分岐回路の回路電流を順次サンプリングし、引き続き回路毎の電力値を演算し送出することが行われる。また、前記系統と別系統、または、前記系統で別回路の回路電圧と少なくとも1分岐回路の回路電流を前記と同様に順次サンプリングし、引き続き回路毎の電力値を演算し送出することが、前記と並行して行われる。なお、これらの処理は所定の時間内に行われ繰り返される。
Tadは、マルチプレクサの切替時間、サンプル・ホールド時間、および、A/D変換時間を合わせた時間である。Tcaは、データの読出時間、書込時間、演算時間、および、表示時間を合わせた時間である。また、Tsは、全系統のサンプリング周期である。
なお、送出された各電力値は、前記サンプリング処理とは別に表示の処理が行われる。
更に、本実施の形態においては、実施の形態1の効果に加え、各計測手段に系統選択手段を設けることにより、1つの系統に対して少なくとも1つの電圧検出手段を設けるだけでよく、電圧検出手段の重複を抑えることができる。
(実施の形態3)
以下本発明の実施の形態3における電力計測装置について、図面を参照しながら説明する。
図4において、401は分岐前の電力線の少なくとも1系統に設けられた回路電圧を検出する電圧検出手段である。また、402は当該分岐電力線の少なくとも1分岐回路に設けられた回路電流を検出するである。
また430は、電圧検出手段401と電流検出手段402から入力する電圧値および電流値から電力量を演算する電力量演算手段であり、421は複数の入力から1つを選択するマルチプレクサ手段で、422はサンプリングした値を保持するサンプル・ホールド手段で、423はアナログ値をデジタル値に変換するA/D変換手段である。また、424はマルチプレクサ手段121、サンプル・ホールド手段422、および、A/D変換手段423を制御するA/D変換制御手段である。
なお、前記マルチプレクサ手段421、サンプル・ホールド手段422、A/D変換手段423、および、A/D変換制御手段424は、当該分岐電力線の検出回路電圧および検出回路電流毎に少なくとも1以上設けられる。
431はデータを記憶する記憶手段で、432は記憶手段から読み出したデータより電力値を演算する演算手段である。433は電力値を送出する通信手段である。434は当
該電力線の検出回路電圧と検出回路電流を同じタイミングでサンプリングするよう制御する同期手段である。
前記同様の手段構成を分岐電力線の検出する分岐回路毎に設ける。
441は前記通信手段433より回路毎の電力値を受ける通信手段で、443は回路毎の電力値を記憶するメイン記憶手段である。442は通信手段441、メイン記憶手段443、および、後記の表示手段451、入力手段452を制御し電力値を演算加工するメイン演算制御手段である。
451は回路毎の電力値、メイン演算制御手段443により加工された演算値を表示する表示手段で、452は表示手段により表示される内容を操作する入力手段である。
以上のように構成された本実施の形態における電力計測装置について、以下にその動作を説明する。
分岐前の電力線の少なくとも1系統に設けられた電圧検出手段401により系統の回路電圧が検出される。また、当該分岐電力線の少なくとも1分岐回路に設けられた電流検出手段402により回路電流が検出される。
検出された回路電圧は、マルチプレクサ手段421により1つが被測定値として選択される。選択された被測定値は、サンプル・ホールド手段422によりサンプリングし保持される。サンプリング時点の値に保持された被測定値は、A/D変換手段423によりアナログ値からデジタル値に変換され、記憶手段431に書き込まれる。
続いてマルチプレクサ手段421により、検出された次の被測定値が選択され、上記と同様に処理して記憶手段431に書き込まれる。
同様に検出された回路電流は、マルチプレクサ手段421により1つが被測定値として選択される。選択された被測定値は、サンプル・ホールド手段422によりサンプリングし保持される。サンプリング時点の値に保持された被測定値は、A/D変換手段423によりアナログ値からデジタル値に変換され、記憶手段431に書き込まれる。
続いてマルチプレクサ手段421により、検出された次の被測定値が選択され、上記と同様に処理して記憶手段431に書き込まれる。
なお、被測定値は、同期手段434とA/D変換制御手段424により、当該系統の回路電圧と回路電流が同じタイミングでサンプリングされるように制御される。
演算手段432は、記憶手段431より分岐電力線の回路の電圧データと電流データを読出し、電力値を演算する。通信手段433は、演算手段432により演算された電力値を送出する。
以上の動作を所定の時間毎に繰り返し行う。
また、分岐電力線の検出する回路毎に設けた前記同様の手段構成で前記動作を繰り返し各回路の電力値を演算し送出する。
通信手段441は、通信手段433により送出された各回路の電力値を受けメイン記憶手段443に記憶する。
表示手段451は、メイン記憶手段443より回路毎の電力値を読出し、入力手段452の指示に従って表示する。
メイン演算制御手段442は、メイン記憶手段443より回路毎の電力値を読出し演算加工し、メイン記憶手段443に書き込む。また、入力手段452の指示を制御し表示手段451に表示データを転送し表示指令を与える。
次に図6により、本実施に形態におけるサンプリング方法について説明する。
図6のように、当該系統の回路電圧と少なくとも1分岐回路の回路電流を同時にサンプリングし、引き続き回路毎の電力値を演算し送出することが行われる。また、前記系統と別系統、または、前記系統で別回路の回路電圧と少なくとも1分岐回路の回路電流を前記と同様に同時にサンプリングし、引き続き回路毎の電力値を演算し送出することが、前記と並行して行われる。なお、これらの処理は所定の時間内に行われ繰り返される。
Tadは、マルチプレクサの切替時間、サンプル・ホールド時間、および、A/D変換時間を合わせた時間である。Tcaは、データの読出時間、書込時間、演算時間、および、表示時間を合わせた時間である。また、Tsは、全系統のサンプリング周期である。
なお、送出された各電力値は、前記サンプリング処理とは別に表示の処理が行われる。(実施の形態4)
以下本発明の実施の形態4における電力計測装置について、図5を参照しながら説明する。
図5において、501は分岐前の電力線の少なくとも1系統に設けられた回路電圧を検出する電圧検出手段である。503は当該分岐電力線の検出回路電圧を選択する電圧切替手段である。また、502は当該分岐電力線の少なくとも1分岐回路に設けられた回路電流を検出する電流検出手段である。
また530は、電圧検出手段501と電流検出手段502から入力する電圧値および電流値から電力量を演算する電力量演算手段であり、521は複数の入力から1つを選択するマルチプレクサ手段で、522はサンプリングした値を保持するサンプル・ホールド手段で、523はアナログ値をデジタル値に変換するA/D変換手段である。また、524はマルチプレクサ手段521、サンプル・ホールド手段522、および、A/D変換手段523を制御するA/D変換制御手段である。
なお、前記マルチプレクサ手段521、サンプル・ホールド手段522、A/D変換手段523、および、A/D変換制御手段524は、当該分岐電力線の検出回路電圧および検出回路電流毎に少なくとも1以上設けられる。
531はデータを記憶する記憶手段で、532は記憶手段から読み出したデータより電力値を演算する演算手段である。533は電力値を送出する通信手段である。534は当該電力線の検出回路電圧と検出回路電流を同じタイミングでサンプリングするよう制御する同期手段である。
前記同様の手段構成を分岐電力線の検出する分岐回路毎に設ける。
541は前記通信手段533より回路毎の電力値を受ける通信手段で、543は回路毎の電力値を記憶するメイン記憶手段である。542は通信手段541、メイン記憶手段543、および、後記の表示手段551、入力手段552を制御し電力値を演算加工するメ
イン演算制御手段である。
551は回路毎の電力値、メイン演算制御手段543により加工された演算値を表示する表示手段で、552は表示手段により表示される内容を操作する入力手段である。
以上のように構成された第4の実施例の電力計測装置について、以下にその動作を説明する。
分岐前の電力線の少なくとも1系統に設けられた電圧検出手段501により系統の回路電圧が検出される。当該分岐電力線の検出回路電圧を電圧切替手段503で選択する。また、当該分岐電力線の少なくとも1分岐回路に設けられた電流検出手段502により回路電流が検出される。
検出選択された回路電圧は、マルチプレクサ手段521により1つが被測定値として選択される。選択された被測定値は、サンプル・ホールド手段522によりサンプリングし保持される。サンプリング時点の値に保持された被測定値は、A/D変換手段523によりアナログ値からデジタル値に変換され、記憶手段531に書き込まれる。
続いてマルチプレクサ手段521により、検出された次の被測定値が選択され、上記と同様に処理して記憶手段531に書き込まれる。
同様に検出された回路電流は、マルチプレクサ手段521により1つが被測定値として選択される。選択された被測定値は、サンプル・ホールド手段522によりサンプリングし保持される。サンプリング時点の値に保持された被測定値は、A/D変換手段523によりアナログ値からデジタル値に変換され、記憶手段531に書き込まれる。
続いてマルチプレクサ手段521により、検出された次の被測定値が選択され、上記と同様に処理して記憶手段531に書き込まれる。
なお、被測定値は、同期手段534とA/D変換制御手段524により、当該系統の回路電圧と回路電流が同じタイミングでサンプリングされるように制御される。
演算手段532は、記憶手段531より分岐電力線の回路の電圧データと電流データを読出し、電力値を演算する。通信手段533は、演算手段532により演算された電力値を送出する。
以上の動作を所定の時間毎に繰り返し行う。
また、分岐電力線の検出する回路毎に設けた前記同様の手段構成で前記動作を繰り返し各回路の電力値を演算し送出する。
通信手段541は、通信手段533により送出された各回路の電力値を受けメイン記憶手段543に記憶する。
表示手段551は、メイン記憶手段543より回路毎の電力値を読出し、入力手段552の指示に従って表示する。
メイン演算制御手段542は、メイン記憶手段543より回路毎の電力値を読出し演算加工し、メイン記憶手段543に書き込む。また、入力手段552の指示を制御し表示手段551に表示データを転送し表示指令を与える。
次に図6により、本実施の形態におけるサンプリング方法について説明する。
図6のように、当該系統の回路電圧と少なくとも1分岐回路の回路電流を同時にサンプリングし、引き続き回路毎の電力値を演算し送出することが行われる。また、前記系統と別系統、または、前記系統で別回路の回路電圧と少なくとも1分岐回路の回路電流を前記と同様に同時にサンプリングし、引き続き回路毎の電力値を演算し送出することが、前記と並行して行われる。なお、これらの処理は所定の時間内に行われ繰り返される。
Tadは、マルチプレクサの切替時間、サンプル・ホールド時間、および、A/D変換時間を合わせた時間である。Tcaは、データの読出時間、書込時間、演算時間、および、表示時間を合わせた時間である。また、Tsは、全系統のサンプリング周期である。
なお、送出された各電力値は、前記サンプリング処理とは別に表示の処理が行われる
本発明は、容易に系統または回路を増加または減少できる安価な電力計測装置を提供することができるので、特に回路の増減が頻繁に行われる多回路の電力量計測する分野に広く有効である。
本発明の実施の形態1における電力計測装置のブロック構成図 本発明の実施の形態2における電力計測装置のブロック構成図 本発明の実施の形態1および実施の形態2における電力計測装置のサンプリング処理の説明図 本発明の実施の形態3における電力計測装置のブロック構成図 本発明の実施の形態4における電力計測装置のブロック構成図 本発明の実施の形態3および実施の形態4における電力計測装置のサンプリング処理の説明図 従来の実施例における電力計測装置のブロック構成図 従来の実施例における電力計測装置のサンプリング処理の説明図
符号の説明
101、201、401、501 電圧検出手段
102、202、402、502 電流検出手段
203、503 電圧切替手段
121、221、421、521 マルチプレクサ手段
130、230、430、530 電力量演算手段
434、534 同期手段
140、240、440、540 電力量収集手段
151、251、451、551 表示手段
152、252、452、552 入力手段

Claims (9)

  1. 複数の電力線に個別に設けた電圧検出手段および電流検出手段と、前記電圧検出手段および前記電流検出手段から電圧値および電流値を入力し電力量演算する電力量演算手段と、前記各電力量演算手段で演算した電力量を入力し収集する電力量収集手段とを備え、前記入力変換手段は、前記各電力線ごとに個別に設けられた電力計測システム。
  2. 複数の電力線に個別に設けた電圧検出手段と、前記電力線から複数に分岐する分岐回路に個別に設けた電流検出手段と、前記電圧検出手段および前記電流検出手段から電圧値および電流値を入力し電力量演算する電力量演算手段と、前記入力変換手段は、前記各電力線ごとに個別に設けられた電力計測システム。
  3. 複数の電力線と接続する電圧切替手段を有し、電力量演算手段は、前記電圧切替手段と接続する電力線のうち、1つを前記電圧切替手段から選択しその電圧値を入力する請求項1または2記載の電力計測システム。
  4. 電力量演算手段は、入力する電圧値または電流値を所定時間ごとに切り替えて選択するマルチプレクサ手段を有する請求項1から3のいずれかに記載の電力計測システム。
  5. マルチプレクサ手段は、入力する電圧値および電流値に共用して用いる請求項4記載の電力計測システム。
  6. マルチプレクサ手段は、入力する電圧値および電流値用に別々に用いる請求項4記載の電力計測システム。
  7. 電力量演算手段は、入力する電圧値と電流値のタイミングを同期させる同期手段を備える請求項6記載の電力計測システム。
  8. 電力量収集手段は、演算した複数の電力線または分岐回路の電力量を表示する表示手段を備える請求項1から7のいずれかに記載の電力計測システム。
  9. 電力量収集手段は、表示手段で表示する電力量表示を複数の電力線または分岐回路別に切替える入力手段を備えた請求項8記載の電力計測システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101202946B1 (ko) * 2011-09-21 2012-11-19 엘에스산전 주식회사 전력량 계측 장치
CN102798755A (zh) * 2011-05-24 2012-11-28 松下电工神视龙野株式会社 电力计量装置以及使用该电力计量装置的电力计量系统
KR101334231B1 (ko) * 2010-09-30 2013-11-29 네이버비즈니스플랫폼 주식회사 착탈식 계측장치

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