JP2005290958A - シートを切り抜き、貼り付けたことによる墓石 - Google Patents

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新一 久保田
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Abstract

【課題】 従来、墓石、墓誌には戒名、死亡年月日、名前、死亡年齢、家紋などが、ノミ、サンドブラスト工法でブラスト加工され、石材である墓石、墓誌基板に彫りこまれていた。
【解決手段】 シートを反転文字の形状に切り抜き、ガラス板に貼り付ける。墓石、墓誌基板に中間材を貼り付け、その前側にシートを貼り付けたガラス面を内側としたガラス板を、通気穴を残して墓石、墓誌基板に封着する。以上を特徴とするシートを切り抜き、貼り付けたことによる墓石。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シートを反転文字の形状に切り抜き、ガラス板に貼り付け、シートを貼り付けたガラス面を内側としたガラス板を、中間材を挟み墓石、墓誌基板に封着することを特徴とする墓石、墓誌に関するものである。
従来、墓石、墓誌には戒名,死亡年月日、名前、死亡年齢、家紋などがノミ、サンドブラスト工法でブラスト加工され、石材である墓石、墓誌基板に彫りこまれていた。
登録実用新案第3066728号
そのために、次のような問題点があった。
(イ)墓石、墓誌基板の大きさの制約の中、戒名、死亡年月日、名前、死亡年年齢家紋など多数の文字を彫りこまなければならず、文字が小さくなり、石材に彫りこんだ文字を塗装しなければ、はっきりと読み取ることができなかった。
(ロ)彫りこみ塗装した文字は数年から十数年のうちに風化し、塗料が薄くなり消滅する。あるいは塗料と石材の膨張率の違いにより、塗料が浮き上がり剥離し、文字が見えなくなっていた。
(ハ)一字でも彫り間違った場合いは、墓石、墓誌基板を削りなおすか新たな石材に補充する必要があった。補修により文字の部分を埋めることもできるが、同じような色彩光沢にすることは困難であり、数年のうちに塗着した充填材が剥離する問題があった。
(二)追加戒名彫りなどのとき、墓地で墓石、墓誌基板をはずし、運搬し、工場で字彫りし、塗装し、墓地まで運搬し据付ける。このように多数の工程を要し、時間もかかり高価になった。
(ホ)登録実用新案第3066728号において、石材とガラスの組み合わせ墓石について考案されているが、石材に直接ガラスを取り付けているため、石材からの自然水、あるいは外周部の隙間から入り込んだ水によりガラス板と石材の間に結露がおき、石材が濡れ色となりガラス板を取り付けていない部分と色違いになり、美観をはなはだしく失わせるものであった。
(ヘ)石材の前側にガラス板を取り付けたことにより,彫りこんだ文字の凹部の空気が直射日光にあたり高温になり、塗料が膨張と収縮を繰り返し、何も付けていない墓石よりも塗料の剥離が進み、ガラス板を外すと塗料が剥がれる問題があった。
本考案は、ガラス板のガラス面にシートを反転文字の形状に切り抜き、貼り付け、シートが見えるよう透過性を重視しガラス板を取り付けたもので、登録実用新案第3066728号のように墓石の模様替え、ガラス板体を任意の色彩に着色、石材と文字や図柄などを彫りこんだガラス板体とより構成する、これらのことを意図して取り付けたものではない。また現在使用されている墓石石材は花崗岩、閃緑岩、斑レイ岩などであり数年程度で色あせ、色落ち、光沢度の低下など発生するものではない。
本発明は、これらの問題点を解消するためになされたものである。
塩化ビニールシート、純正ポリオレフィンシート、その他のシートを反転文字の形状に切り抜き、ガラス板に貼り付ける。シートを貼り付けたガラス面を内側として、ガラス板と墓石、墓誌基板の間に空気層を設けることを意図して数か所中間材を貼り付け、空気の通気穴を残して外周部を封着する。以上を特徴とする墓石、墓誌。
シートを切り抜き、ガラス板に貼り付けることにより上記の課題を解消できた。
(イ)彫りこんだ文字、模様に塗料を塗装したものに比べシートによる文字、模様は、はっきりと見える。
(ロ)彫りこんだ文字、模様は彫りこんだ部分が凹形となり光のあたる部分と影の部分ができ、はっきり見えず、シートによる貼り付けでは平面のガラス板に貼り付けるため平面になり、一様に光が当たりはっきり見える。
(ハ)シートには多種多様の種類があり、厚み、材質、色合い、耐久性など自由に選ぶことができる。
(ニ)字彫り用のサンドブラスト機は高価であるが、墓石に貼り付ける程度の文字、模様の大きさのシート切り抜き機は安価であり、小型のため場所もとらず設備投資が容易にできる。
(ホ)文字、模様など間違って彫りこんだ場合、墓石、墓誌基板の修復はほぼ不可能であるが、シートの貼り付けでは間違った部分の取替えだけで済み、安価に短時間に修復できる。
(ヘ)追加戒名彫には多大の工程と時間を要したが、シートによる貼り付けでは切りぬいた戒名のシートを墓地に持って行き、ガラス板を外し、ガラス板にシートを貼り付け、外したガラス板を封着するだけで済み、短時間に作業することができる。
(ト)登録実用新案第3066728号の石材とガラスによる組み合わせ墓石について、石材とガラスの間の結露による濡れ色などの問題については、ガラス板にシートを貼り付け、ガラス板と墓石、墓誌基板の間に中間材を設けることにより、この厚み分だけの空気層ができ、解決できた。
(ニ)彫りこんだ文字の凹部の塗料の剥離の問題については、ガラス板と墓石、墓誌基板の間の外周部を全部封着するのではなく、一部を空気の通気穴としてあけておくことにより空気が通りぬけ、高温になることなく解決できた。
(ホ)石材には結晶間に微細な隙間があり、小さな文字を彫りこむには大きさに限度があり、塗装することも難しかった。シートの貼り付けでは最小10ミリまでの切り抜きができ多数の文字、模様を貼り付けることができる。
(ト)今までに建立した墓石、墓誌基板の裏側にも故人の経歴、人柄、遺族の故人に対する思いなど多数の情報を記録することができる。
この考案はシートをガラス板に貼り付けて、先祖、故人の情報を記録することを主とするため、シートを貼り付けたガラス板を外柵に取り付けて記録することにも応用できる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明のガラス板、シート、中間材、基板による組み合わせ墓誌の分解斜視図である。
(イ)ガラス板(4)に戒名などを反転文字で切り抜いたシート(2)を貼り付ける。
(ロ)基板(1)の前側に、中間材(7)を貼り付ける。
(ハ)基板(1)を台石(3)に定着させる。
(ニ)基板(1)の前側にシートを貼り付けたガラス面を内側としたガラス板(4)を通気穴(6)を除き、外周部(5)を封着する。
図2は本発明のガラス板、シート、中間材、基板による組み合わせ墓誌の正面図である。
図3は本発明のガラス板、シート、中間材、基板による組み合わせ墓誌の側面図である。
(イ)ガラス板(4)に戒名などを反転文字で切り抜いたシート(2)を貼り付ける。
(ロ)基板(1)の前側に、中間材(7)を貼り付ける。
(ハ)基板(1)を台石(3)に定着させる。
(ニ)基板(1)の前側にシートを貼り付けたガラス面を内側としたガラス板(4)を通気穴(6)を除き、外周部(5)を封着する。
本発明は以上のような構成で追加戒名彫りなどの時、封着したガラス板(4)と基板(1)の外周部(5)をカッターなどで切り取り、ガラス板を取り外す。あらかじめ切り抜き、もつてきたシート(2)をガラス板に貼り付ける。取り外したガラス板(4)を通気穴(▲6▼)を除き基板(1)に封着する。以上で追加戒名彫りを終了する。
本発明のガラス板、シート、中間材、基板による組み合わせ墓誌の分解斜視図 本発明のガラス板、シート、中間材、基板による組み合わせ墓誌の正面図 本発明のガラス板、シート、中間材、基板による組み合わせ墓誌の側面図
符号の説明
1 基板
2 シート
3 台石
4 ガラス板
5 外周部
6 通気穴
7 中間材

Claims (1)

  1. シートを、反転文字の形状に切り抜き、ガラス板に貼り付け、シートを貼り付けたガラス面を内側としたガラス板を中間材を挟み、墓石、墓誌基板に封着したことを特徴とする、シートを切り抜き、貼り付けたことによる墓石。
JP2004137909A 2004-04-05 2004-04-05 シートを切り抜き、貼り付けたことによる墓石 Pending JP2005290958A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018197468A (ja) * 2017-05-24 2018-12-13 株式会社大入 墓石システム

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