JP2005290013A - ラッカーゼを含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこれを使用する染色方法 - Google Patents

ラッカーゼを含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこれを使用する染色方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大気中の要因、例えば光及び悪天候、及び発汗、及び毛髪が被るであろう種々の処理(シャンプー、パーマネントウェーブによる変形)に対して、優れた耐性があり、グレーの毛髪に対しても染色可能な低い選択性を示し、毛髪に重大な劣化を引き起こすことがなく、より強い色度の着色を付与することができる染毛剤組成物の提供。
【解決手段】パラフェニレンジアミン類から選択される少なくとも1つの第1の酸化ベース、パラ-アミノフェノール類から選択される少なくとも1つの第2の酸化ベース、メタ-アミノフェノール類、メタ-フェニレンジアミン類及びメタ-ジフェノール類から選択される少なくとも1つのカップラー、及び少なくとも1つのラッカーゼ等の酵素を染色に適した媒体中に含有してなる、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維を酸化染色するための使用準備が整った組成物、及び該組成物を使用する染色方法。
【選択図】なし

Description

本発明の主題は、パラ-フェニレンジアミン類から選択される少なくとも1つの第1の酸化ベース、パラ-アミノフェノール類から選択される少なくとも1つの第2の酸化ベース、メタ-アミノフェノール類、メタ-フェニレンジアミン類及びメタ-ジフェノール類から選択される少なくとも1つのカップラー、及び少なくとも1つのラッカーゼ型の酵素を染色に適した媒体中に含有してなる、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維を酸化染色するための組成物、及びこの組成物を使用する染色方法にある。
酸化染色の先駆物質、特に、一般に酸化ベース(oxidation bases)と称されるオルト-及びパラ-フェニレンジアミン類、オルト-又はパラ-アミノフェノール類、複素環ベース類を含有する染色用組成物でケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色することが知られている。酸化染色の先駆物質(酸化ベース)は、酸化物質と組み合わされて、酸化縮合プロセスにより、着色した化合物及び染料を生じうる無色か弱く着色した化合物である。
また、これらの酸化ベースをカップラー又は調色剤と組み合わせることにより、酸化ベースにより得られる色調を変化させることができることも知られており、これらは芳香族のメタ-ジアミン類、メタ-アミノフェノール類、メタ-ジフェノール類及びある種の複素環化合物から特に選択される。
酸化ベース及びカップラーとして使用される様々な分子により、豊富なカラーパレットを得ることが可能になる。
これらの酸化染料により得られる、いわゆる「永久的な」着色は、いくつかの要求をさらに満足させるべきものである。例えば、毒物学的な欠点がなく、所望の強さの色調が得られ、外的要因(光、悪天候、洗浄、パーマネントウェーブ処理、発汗、摩擦)に対して良好な耐性を示すべきものである。
また、染料はグレイの毛髪をカバーすべきものでなければならず、よって可能な限り非選択的であること、すなわち、実際には毛髪の先端と末端の間で敏感度(すなわち傷み具合)が異なりうる、同じケラチン繊維に沿って可能な限り色差が小さくなるようにできなければならない。
ケラチン繊維の酸化染色は、過酸化水素の存在下でアルカリ性媒体中において一般に行われる。しかし、過酸化水素の存在下でアルカリ性媒体を使用すると、繊維がかなり劣化してしまう上、必ずしも望ましくはないケラチン繊維の脱色が生じてしまうという欠点がある。
また、ケラチン繊維の酸化染色は、過酸化水素以外の酸化系、例えば酵素系を使用して行うこともできる。例えば、ラッカーゼ型の酵素と組合せて、少なくとも1つのメラニン先駆物質、又は少なくとも1つの酸化染料を含有する組成物を用い、該組成物を大気中の酸素と接触させることでケラチン繊維を染色することが、米国特許第3251742号、及び仏国特許出願公開第2112549号、仏国特許出願公開第2694018号、欧州特許出願公開第0504005号、国際公開第95/07988号、国際公開第95/33836号、国際公開第95/33837号、国際公開第96/00290号、国際公開第97/19998号及び国際公開第97/19999号で既に提案されている。これらの染色用調製物は、過酸化水素の存在下で行われる染色により引起こされる劣化に匹敵する程にはケラチン繊維の劣化は生じない条件下で使用されているが、繊維に沿って分布する色調の均一性[同一性(unison)]の点、染色力及び色度(chromaticity)[輝度(luminosity)]の点について、今だ満足のいく着色には至っていない。
しかして、本出願人は、パラ-フェニレンジアミン類から選択される少なくとも1つの第1の酸化ベース、パラ-アミノフェノール類から選択される少なくとも1つの第2の酸化ベース、メタ-アミノフェノール類、メタ-フェニレンジアミン類及びメタ-ジフェノール類から選択される少なくとも1つのカップラー、及び少なくとも1つのラッカーゼ型の酵素を組合せることにより、繊維が受けるであろう種々の攻撃に対しかなりの耐性があり、あまり選択的ではなく、ケラチン繊維に重大な劣化を引き起こすことなく、より強い色度の着色を付与することのできる新規の染料が得られることを見出した。
この発見が本発明の基礎を形成する。
よって、本発明の第1の主題は、染色に適した媒体中に:
− パラ-フェニレンジアミン類から選択される少なくとも1つの第1の酸化ベース、
− パラ-アミノフェノール類から選択される少なくとも1つの第2の酸化ベース、
− メタ-アミノフェノール類、メタ-フェニレンジアミン類及びメタ-ジフェノール類から選択される少なくとも1つのカップラー、及び
− 少なくとも1つのラッカーゼ型の酵素、
を含有せしめてなるケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維を酸化染色するための使用準備が整った組成物において、
− 該組成物が第1の酸化ベースとしてパラ-フェニレンジアミン又はその酸付加塩類の一つと、第2の酸化ベースとしてパラ-アミノフェノールを含有する場合、カップラーは4-クロロレゾルシノール、メタ-フェニレンジアミン、及びその酸付加塩類から選択できず;また
− 該組成物が第1の酸化ベースとしてパラ-トルイレンジアミンと、第2の酸化ベースとしてパラ-アミノフェノールを含有する場合、カップラーは5-アミノ-2-メチルフェノール及びレゾルシノールから選択できない組成物にある。
本発明の使用準備が整った染色用組成物により、大気中の要因、例えば光及び悪天候、及び発汗、及び毛髪が被るであろう種々の処理(シャンプー、パーマネントウエーブによる変形)に対し、優れた耐性及び低い選択性を示す強い着色を付与することができる。
また、本発明の主題は、この使用準備が整った染色用組成物を使用するケラチン繊維の酸化染色方法にある。
本発明の使用準備が整った染色用組成物に使用されるラッカーゼ(類)は、特に植物由来、動物由来、真菌由来(酵母、カビ、真菌)又は細菌由来のラッカーゼ類から選択され、生物は単又は多細胞由来であってよい。本発明の使用準備が整った染色用組成物に使用されるラッカーゼ(類)はまた生物工学により得ることができる。
本発明において使用可能な植物由来のラッカーゼ類としては、仏国特許出願公開第2694018号に示されているもののような、クロロフィル合成を行う植物により産生されるラッカーゼ類を挙げることができる。
特に、アナカルジアセア(Anacardiacea:ウルシ科)の抽出物、例えばマグニフェラ・インディカ(Magnifera indica)、シュイナス・モレ(Schinus molle)又はプレイオジニウム・ティモリエンス(Pleiogynium timoriense)の抽出物、ポドカルパセア(Podocarpacea:マキ科)、ロスマリヌスoff.(Rosmarinus off.:ローズマリー(マンネンロウ))、ソラヌム・ツベロスム(Solanum tuberosum:ジャガイモ)、イリスsp.(Iris sp.:アヤメ科の種)、コフィアsp.(Coffea sp.:コーヒーノキの種)、ダウクス・カロッタ(Daucus carrota:ニンジン)、ビンカ・マイナー(Vinca minor:ヒメツルニチニチソウ)、ペルシア・アメリカーナ(Persea americana:アボカド)、キャサレンサス・ロゼウス(Catharenthus roseus)、ムサsp.(Musa sp.:バナナ)、マルス・プミラ(Malus pumila)、ギンコ・ビロバ(Gingko biloba:イチョウ)、モノトロパ・ヒポピシス(Monotropa hypopithys(インディアン・パイプ:Indian pipe)、イチヤクソウ科シャクジョウソウ属)、アエスキュルスsp.(Aesculus sp.:トチノキ科の種)、アセル・シュードプラタヌス(Acer pseudoplatanus:西洋カジカエデ)、プルヌス・ペルシカ(Prunus persica:モモ)及びピスタシア・パラエスティナ(Pistacia palaestina)の抽出物に存在するラッカーゼ類を挙げることができる。
本発明において使用することができる生物工学により得てもよい真菌由来のラッカーゼ類は、例えば仏国特許出願公開第2112549号及び欧州特許出願公開第504005号に示されているように、ポリポラス・ベルシカラー(Polyporus versicolor)、リゾクトニア・プラティコラ(Rhizoctonia praticola)及びラス・ベルニシフェラ(Rhus vernicifera)から得られたラッカーゼ(類);国際公開95/07988号、国際公開95/33836号、国際公開95/33837号、国際公開96/00290号、国際公開97/19998号及び国際公開97/19999号(これらの内容は本明細書の一部を構成する)に記載されたラッカーゼ類、例えばシタリディウム(Scytalidium)、ポリポラズ・ピンシトゥス(Polyporus pinsitus)、ミセリオフトラ・サーモフィラ(Myceliophtora thermophila)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、ピリキュラリア・オリザエ(Pyricularia orizae)、及びその変異体から得られるラッカーゼ(類)を挙げることができる。また、トラマテス・ベルシカラー(Tramates versicolor)、フォメス・フォメンタリウス(Fomes fomentarius)、カエトミウム・サーモフィレ(Chaetomium thermophile)、ニューロスポラ・クラッサ(Neurospora crassa)、コロリウス・ベルシコル(Colorius versicol)、ボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea)、リジドポルス・リグノサス(Rigidoporus lignosus)、フェリヌス・ノキシウス(Phellinus noxius)、プリューロータス・オストリータス(Pleurotus ostreatus)、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)、ポドスポラ・アンセリナ(Podospora anserina)、アガリクス・ビスポルス(Agaricus bisporus)、ガノデルマ・ルシドゥム(Ganoderma lucidum)、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata)、ラクタリウス・ピペラトゥス(Lactarius piperatus)、ルッスラ・デリカ(Russula delica)、ヘテロバシディオン・アノサム(Heterobasidion annosum)、テレフォラ・テレストリス(Thelephora terrestris)、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporiodes)、セレナ・ユニカラー(Cerrena unicolor)、コリオルス・ハースタス(Coriolus hirsutus)、セリポリオプシス・サブヴェルミスポラ(Ceriporiopsis subvermispora)、コプリヌス・シネレウス(Coprinus cinereus)、パナエオルス・パピリオナセウス(Panaeolus papilionaceus)、パナエオルス・スフィンクトリヌス(Panaeolus sphinctrinus)、シゾフィラム・コムネ(Schizophyllum commune)、ディコミティウス・スクアレンス(Dichomitius squalens)、及びその変異体から得られるラッカーゼ(類)を挙げることができる。
生物工学により得られてもよい真菌由来のラッカーゼ類がより好適に選択される。
本発明において使用され、その基質のなかにシリンガルダジン(syringaldazine)を有するラッカーゼ類の酵素活性は、好気性条件下でのシリンガルダジンの酸化により定義することができる。1Lacu単位は、30℃の温度とpH5.5で1分当り1mmolのシリンガルダジンの転換を触媒する酵素量に対応する。1U単位は30℃及びpH6.5で基質としてシリンガルダジンを使用して530nmの波長で1分当り0.001のデルタ吸光係数をつくりだす酵素の量に対応する。本発明のラッカーゼ類の酵素活性はまたパラ-フェニレンジアミンの酸化により定義することもできる。1lacu単位は、30℃、pH5で基質としてパラ-フェニレンジアミン(64mM)を使用して496.5nmの波長で1分当り0.001のデルタ吸光係数をつくりだす酵素の量に対応する。
本発明においては、lacu単位で酵素活性を測定することが好ましい。
本発明の使用準備が整った染色用組成物中に存在するラッカーゼ(類)の量は、使用されるラッカーゼ(類)の種類に応じて変わる。好ましくは、ラッカーゼ(類)の量は、染色用組成物100g当たり、約0.5〜200Lacu(すなわち、約10000〜4x10U単位、あるいは20〜2x10lacu単位)である。
本発明の使用準備が整った染色用組成物における第1の酸化ベースとして使用可能なパラ-フェニレンジアミン類としては、特に、次の式(I):
Figure 2005290013
[上式中:
− Rは、4'-アミノフェニル基、フェニル基、窒素含有基で置換されたC-Cアルキル基、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル基、ポリヒドロキシ(C-Cアルキル)基、モノヒドロキシ(C-Cアルキル)基、C-Cアルキル基、水素原子を表し;
− Rは、窒素含有基で置換されたC-Cアルキル基、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル基、ポリヒドロキシ(C-Cアルキル)基、モノヒドロキシ(C-Cアルキル)基、C-Cアルキル基、水素原子を表し;
− Rは、カルバモイルアミノ(C-Cアルコキシ)基、メシルアミノ(C-Cアルコキシ)基、アセチルアミノ(C-Cアルコキシ)基、ヒドロキシ(C-Cアルコキシ)基、モノヒドロキシ(C-Cアルキル)基、C-Cアルキル基、塩素、臭素、ヨウ素又はフッ素原子等のハロゲン原子又は水素原子を表し;
− Rは、水素又はハロゲン原子又はC-Cアルキル基を表す]
の化合物、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
上述した式(I)の窒素含有基として、特に、アミノ、モノ(C-C)アルキルアミノ、(C-C)ジアルキルアミノ、(C-C)トリアルキルアミノ、モノヒドロキシ(C-C)アルキルアミノ、イミダゾリニウム及びアンモニウム基を挙げることができる。
上述した式(I)のパラ-フェニレンジアミン類としては、特に、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,5-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジプロピル-パラ-フェニレンジアミン、4-アミノ-N,N-ジエチル-3-メチルアニリン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルアニリン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-クロロアニリン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-フルオロ-パラ-フェニレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-ヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、2-ヒドロキシメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-3-メチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-(エチル-β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(4'-アミノフェニル)-パラ-フェニレンジアミン、N-フェニル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2-β-アセチルアミノエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-メトキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
上述した式(I)のパラ-フェニレンジアミン類の中でも、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2-β-アセチルアミノエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、及びそれらの酸付加塩類が特に好ましい。
第1の酸化ベースとして使用されるパラ-フェニレンジアミン(類)は、本発明の使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約0.0005〜12重量%、より好ましくはこの重量に対して約0.005〜6重量%である。
本発明の染色用組成物における第2の酸化ベースとして使用可能なパラ-アミノフェノール類としては、特に、次の式(II):
Figure 2005290013
[上式中:
− Rは、水素又はハロゲン原子、C-Cアルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル、C-Cアミノアルキル又はヒドロキシ(C-C)アルキルアミノ(C-C)アルキル基を表し、
− Rは、水素又はハロゲン原子、C-Cアルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシアルキル、C-Cアミノアルキル、C-Cシアノアルキル又は(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル基を表し、
又はR基の少なくとも1つは水素原子を表すと理解される]
に相当する化合物、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
上述した式(II)のパラ-アミノフェノール類としては、特に、パラ-アミノフェノール、4-アミノ-3-メチルフェノール、4-アミノ-3-フルオロフェノール、4-アミノ-3-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メチルフェノール、4-アミノ-2-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メトキシメチルフェノール、4-アミノ-2-アミノメチルフェノール、4-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルアミノメチル)フェノール、4-アミノ-2-フルオロフェノール、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
第2の酸化ベースとして使用されるパラ-アミノフェノール(類)は、本発明の使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約0.0005〜12重量%、より好ましくはこの重量に対して約0.005〜6重量%である。
本発明の使用準備が整った染色用組成物におけるカップラーとして使用可能なメタ-アミノフェノール(類)は、好ましくは、次の式(III):
Figure 2005290013
[上式中:
− Rは、水素原子、C-Cアルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル又はC-Cポリヒドロキシアルキル基を表し、
− Rは、水素原子、C-Cアルキル又はC-Cアルコキシ基又は塩素、臭素又はフッ素から選択されるハロゲン原子を表し、
− Rは、水素原子、C-Cアルキル、C-Cアルコキシ、C-Cモノヒドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシアルキル、C-Cモノヒドロキシアルコキシ又はC-Cポリヒドロキシアルコキシ基を表す]
の化合物、及びそれらの酸付加塩類から選択される。
上述した式(III)のメタ-アミノフェノール類としては、特に、メタ-アミノフェノール、5-アミノ-2-メトキシフェノール、5-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルオキシ)フェノール、5-アミノ-2-メチルフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-メトキシ-2-メチルフェノール、5-アミノ-4-メトキシ-2-メチルフェノール、5-アミノ-4-クロロ-2-メチルフェノール、5-アミノ-2,4-ジメトキシフェノール、5-(γ-ヒドロキシプロピルアミノ)-2-メチルフェノール、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
本発明の使用準備が整った染色用組成物におけるカップラーとして使用可能なメタ-フェニレンジアミン(類)は、好ましくは、次の式(IV):
Figure 2005290013
[上式中:
− R10は、水素原子、C-Cアルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル又はC-Cポリヒドロキシアルキル基を表し;
− R11及びR12は同一でも異なっていてもよく、水素原子、C-Cアルキル、C-Cモノヒドロキシアルコキシ又はC-Cのポリヒドロキシアルコキシ基を表し;
− R13は、水素原子、C-Cアルコキシ、C-Cアミノアルコキシ、C-Cモノヒドロキシアルコキシ又はC-Cポリヒドロキシアルコキシ基又は2,4-ジアミノフェノキシアルコキシ基を示す]
の化合物、及びそれらの酸付加塩類から選択される。
上述した式(IV)のメタ-フェニレンジアミン類としては、特に、2,4-ジアミノベンゼン、3,5-ジアミノ-1-エチル-2-メトキシベンゼン、3,5-ジアミノ-2-メトキシ-1-メチルベンゼン、2,4-ジアミノ-1-エトキシベンゼン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)メタン、1-(β-アミノエチルオキシ)-2,4-ジアミノベンゼン、2-アミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-4-メチルアミノベンゼン、2,4-ジアミノ-1-エトキシ-5-メチルベンゼン、2,4-ジアミノ-5-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-1-メチルベンゼン、2,4-ジアミノ-1-(β,γ-ジヒドロキシプロピルオキシ)ベンゼン、2,4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、2-アミノ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-1-メトキシベンゼン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
本発明の使用準備が整った染色用組成物におけるカップラーとして使用可能なメタ-ジフェノール(類)は、好ましくは、次の式(V):
Figure 2005290013
[上式中:
− R14及びR15は同一でも異なっていてもよく、水素原子、C-Cアルキル基、又は塩素、臭素又はフッ素から選択されるハロゲン原子を表す]
の化合物、及びそれらの酸付加塩類から選択される。
上述した式(V)のメタ-ジフェノール類としては、特に、1,3-ジヒドロキシベンゼン、2-メチル-1,3-ジヒドロキシベンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、2-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
本発明で使用されるカップラー(類)、すなわちメタ-フェニレンジアミン(類)及び/又はメタ-アミノフェノール(類)及び/又はメタ-ジフェノール(類)は、使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約0.0001〜10重量%、さらに好ましくはこの重量に対して約0.005〜5重量%である。
本発明の使用準備が整った染色用組成物は、特に色調を変化させ、又はそれらの光沢を富ませるために、一又は複数の直接染料及び/又は上述したカップラーとは異なる一又は複数の付加的なカップラーをさらに含有し得る。
本発明の染色用組成物に使用可能な(酸化ベース及びカップラーの)酸付加塩類は、特に、塩酸塩類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類及び酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類から一般的に選択される。
本発明の使用準備が整った染色用組成物において、染色に適した媒体(又はキャリア)は、一般的に、水、又は水に十分には溶解しない化合物を溶解させるための少なくとも1つの有機溶媒と水との混合物からなる。
本発明の使用準備が整った組成物のpHは、ラッカーゼの酵素活性が十分になるように選択される。pHは、一般的には約4〜11、好ましくは約6〜9である。それは、ケラチン繊維の染色において通常使用される酸性化剤又はアルカリ性化剤を使用して、所望の値に調節することができる。
また、本発明の使用準備が整った染色用組成物は、従来より毛髪の染色用組成物に使用されている種々のアジュバント類、例えば、アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性の界面活性剤又はそれらの混合物、ポリマー類、酸化防止剤、本発明で使用されるラッカーゼとは異なる酵素、例えば2電子を含有するオキシドレダクターゼ又はペルオキシダーゼ、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香料、バッファー、分散剤、増粘剤、皮膜形成剤、防腐剤、乳白剤又はビタミン類を含有してもよい。
もちろん、当業者であれば、本発明の使用準備が整った染色用組成物に固有の有利な特性が、考えられる添加により損なわれないか、実質的に損なわれないように留意して、これらの任意の付加的な化合物類を選択するであろう。
本発明の使用準備が整った染色用組成物は、種々の形態、例えば、加圧されていてもよい液体、クリーム又はゲルの形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪の染色に適した任意の他の形態にすることができる。この場合、酸化染料及びラッカーゼ型の酵素(類)は同一の使用準備が整った組成物中に存在しており、従って酸化染料の酸化が決して早まらないようにするため、該組成物が酸素ガスを含まないようにしておかなけらばならない。
また本発明の主題は、上述した使用準備が整った染色用組成物を使用する、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維の染色方法にある。
この方法は、上述した少なくとも1つの使用準備が整った染色用組成物を、所望の発色に十分な期間ケラチン繊維に適用し、繊維をすすぎ、場合によってはシャンプーで洗浄し、再度すすいで乾燥させるものである。
ケラチン繊維の発色に必要な時間は、通常は3〜60分、より厳密には5〜40分である。
本発明の特定の実施態様では、前記方法は、一方では、染色に適した媒体中に、パラ-フェニレンジアミン類から選択される少なくとも1つの第1の酸化ベース、パラ-アミノフェノール類から選択される少なくとも1つの第2の酸化ベース、メタ-アミノフェノール類、メタ-フェニレンジアミン類及びメタ-ジフェノール類から選択される少なくとも1つのカップラーを含有する組成物(A)と、他方では、染色に適した媒体中に少なくとも1つのラッカーゼ型の酵素を含有する組成物(B)とを別形態で保存しておき、ケラチン繊維に適用する前の使用時にそれらを混合することからなる予備段階を含む。
本発明の他の主題は、多区画染色具又は染色(キット)又は任意の他の多区画包装システムにあり、その第1の区画部は上述した組成物(A)を含み、第2の区画部は上述した組成物(B)を含む。これらの染色具は、毛髪に所望の混合物を塗布する手段を具備せしめたものであってよく、このようなものとしては、例えば、本出願人名義の仏国特許第2586913号に記載されているものを挙げることができる。
次の実施例は、本発明の例証を意図したものであって、結果としてその範囲を限定するものではない。
(実施例)
染色例1ないし3
次の使用準備が整った染色用組成物を調製した(含有量はグラム):
Figure 2005290013
()共通の染色用キャリア
− セピック社(SEPPIC)からオラミックス
(ORAMIX)CG110(登録商標)の名称で
販売されている60%の活性物質(AS)
を含有する(C-C10)アルキルポリグ
ルコシドの水溶液 8.0g
− エタノール 20.0g
− pH調節剤 pH=6.5にする量
上述した使用準備が整った染色用組成物各々を、90%が白いナチュラルなグレイの毛髪の束に、30℃の温度で40分間適用した。ついで、毛髪をすすぎ、乾燥させた。
毛髪は次の表に示す色調に染色された:
Figure 2005290013
上述した染色用組成物において、シグマ社(Sigma)から販売されている、180単位/mgのラス・ベルニシフェラ由来のラッカーゼは、ICN社から販売されている、100単位/mgのピリキュラリア・オリザエ由来のラッカーゼ1.0gに換えることができる。

Claims (28)

  1. 染色に適した媒体中に:
    − パラ-フェニレンジアミン類から選択される少なくとも1つの第1の酸化ベース、
    − パラ-アミノフェノール類から選択される少なくとも1つの第2の酸化ベース、
    − メタ-アミノフェノール類、メタ-フェニレンジアミン類及びメタ-ジフェノール類から選択される少なくとも1つのカップラー、及び
    − 少なくとも1つのラッカーゼ型の酵素、
    を含有せしめてなる、ヒトの毛髪等のケラチン繊維を酸化染色するための使用準備が整った組成物において、
    − 該組成物が第1の酸化ベースとしてパラ-フェニレンジアミン又はその酸付加塩類の一つと、第2の酸化ベースとしてパラ-アミノフェノールを含有する場合、カップラーは4-クロロレゾルシノール、メタ-フェニレンジアミン、及びその酸付加塩類から選択され得ず;また
    − 該組成物が第1の酸化ベースとしてパラ-トルイレンジアミンと、第2の酸化ベースとしてパラ-アミノフェノールを含有する場合、カップラーは5-アミノ-2-メチルフェノール及びレゾルシノールから選択され得ないことを特徴とする組成物。
  2. ラッカーゼが、植物由来、動物由来、真菌由来又は細菌由来のラッカーゼ、及び生物工学により得られたラッカーゼから選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. ラッカーゼが植物由来で、アナカルジアセア(Anacardiaceae)、ポドカルパセア(Podocarpaceae)、ロスマリヌスoff.(Rosmarinus off.)、ソラヌム・ツベロスム(Solanum tuberosum)、イリスsp.(Iris sp.)、コフィアsp.(Coffea sp.)、ダウクス・カロッタ(Daucus carrota)、ビンカ・マイナー(Vinca minor)、ペルシア・アメリカーナ(Persea americana)、キャサレンサス・ロゼウス(Catharenthus roseus)、ムサsp.(Musa sp.)、マルス・プミラ(Malus pumila)、ギンコ・ビロバ(Gingko biloba)、モノトロパ・ヒポピシス(Monotropa hypopithys)(インディアン・パイプ:Indian pipe)、アエスキュルスsp.(Aesculus sp.)、アセル・シュードプラタヌス(Acer pseudoplatanus)、プルヌス・ペルシカ(Prunus persica)及びピスタシア・パラエスティナ(Pistacia palaestina)の抽出物中に存在するラッカーゼから選択されることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
  4. ラッカーゼが微生物由来のもの又は生物工学により得られたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
  5. ラッカーゼが、ポリポラス・ベルシカラー(Polyporus versicolor)、リゾクトニア・プラティコラ(Rhizoctonia praticola)、ラス・ベルニシフェラ(Rhus vernicifera)、シタリディウム(Scytalidium)、ポリポラス・ピンシトゥス(Polyporus pinsitus)、ミセリオフトラ・サーモフィラ(Myceliophtora thermophila)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、ピリキュラリア・オリザエ(Pyricularia orizae)、トラマテス・ベルシカラー(Tramates versicolor)、フォメス・フォメンタリウス(Fomes fomentarius)、カエトミウム・サーモフィレ(Chaetomium thermophile)、ニューロスポラ・クラッサ(Neurospora crassa)、コロリウス・ベルシコル(Colorius versicol)、ボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea)、リジドポルス・リグノサス(Rigidoporus lignosus)、フェリヌス・ノキシウス(Phellinus noxius)、プリューロータス・オストリータス(Pleurotus ostreatus)、アスペルギルス・ニデュランス(Aspergillus nidulans)、ポドスポラ・アンセリナ(Podospora anserina)、アガリクス・ビスポルス(Agaricus bisporus)、ガノデルマ・ルシドゥム(Ganoderma lucidum)、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata)、ラクタリウス・ピペラトゥス(Lactarius piperatus)、ルッスラ・デリカ(Russula delica)、ヘテロバシディオン・アノサム(Heterobasidion annosum)、テレフォラ・テレストリス(Thelephora terrestris)、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)、セレナ・ユニカラー(Cerrena unicolor)、コリオルス・ハースタス(Coriolus hirsutus)、セリポリオプシス・サブヴェルミスポラ(Ceriporiopsis subvermispora)、コプリヌス・シネレウス(Coprinus cinereus)、パナエオルス・パピリオナセウス(Panaeolus papilionaceus)、パナエオルス・スフィンクトリヌス(Panaeolus sphinctrinus)、シゾフィラム・コムネ(Schizophyllum commune)、ディコミティウス・スクアレンス(Dichomitius squalens)及びその変異体から得られるラッカーゼから選択されることを特徴とする請求項4に記載の組成物。
  6. ラッカーゼ(類)の量が、染色用組成物100g当たり0.5〜200Lacuであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. パラ-フェニレンジアミン類が、次の式(I):
    Figure 2005290013
    [上式中:
    − Rは、4'-アミノフェニル基、フェニル基、窒素含有基で置換されたC-Cアルキル基、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル基、ポリヒドロキシ(C-Cアルキル)基、モノヒドロキシ(C-Cアルキル)基、C-Cアルキル基、水素原子を表し;
    − Rは、窒素含有基で置換されたC-Cアルキル基、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル基、ポリヒドロキシ(C-Cアルキル)基、モノヒドロキシ(C-Cアルキル)基、C-Cアルキル基、水素原子を表し;
    − Rは、カルバモイルアミノ(C-Cアルコキシ)基、メシルアミノ(C-Cアルコキシ)基、アセチルアミノ(C-Cアルコキシ)基、ヒドロキシ(C-Cアルコキシ)基、モノヒドロキシ(C-Cアルキル)基、C-Cアルキル基、塩素、臭素、ヨウ素又はフッ素原子等のハロゲン原子、水素原子を表し;
    − Rは、水素又はハロゲン原子又はC-Cアルキル基を表す]
    の化合物、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 式(I)のパラ-フェニレンジアミン類が、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,5-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジプロピル-パラ-フェニレンジアミン、4-アミノ-N,N-ジエチル-3-メチルアニリン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルアニリン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-クロロアニリン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-フルオロ-パラ-フェニレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-ヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、2-ヒドロキシメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-3-メチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-(エチル-β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(4'-アミノフェニル)-パラ-フェニレンジアミン、N-フェニル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2-β-アセチルアミノエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-メトキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
  9. パラ-フェニレンジアミン(類)が、使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して0.0005〜12重量%であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. パラ-フェニレンジアミン(類)が、使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して0.005〜6重量%であることを特徴とする請求項9に記載の組成物。
  11. パラ-アミノフェノール類が、次の式(II):
    Figure 2005290013
    [上式中:
    − Rは、水素又はハロゲン原子、C-Cアルキル、モノヒドロキシ(C-Cアルキル)、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル、アミノ(C-Cアルキル)又はヒドロキシ(C-C)アルキルアミノ(C-Cアルキル)基を表し、
    − Rは、水素又はハロゲン原子、C-Cアルキル、モノヒドロキシ(C-Cアルキル)、ポリヒドロキシ(C-Cアルキル)、アミノ(C-Cアルキル)、シアノ(C-Cアルキル)又は(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル基を表し、
    又はR基の少なくとも1つは水素原子を表すと理解される]
    に相当する化合物、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 式(II)のパラ-アミノフェノール類が、パラ-アミノフェノール、4-アミノ-3-メチルフェノール、4-アミノ-3-フルオロフェノール、4-アミノ-3-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メチルフェノール、4-アミノ-2-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メトキシメチルフェノール、4-アミノ-2-アミノメチルフェノール、4-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルアミノメチル)フェノール、4-アミノ-2-フルオロフェノール、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項11に記載の組成物。
  13. パラ-アミノフェノール(類)が、使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して0.0005〜12重量%であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. パラ-アミノフェノール(類)が、使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して0.005〜6重量%であることを特徴とする請求項13に記載の組成物。
  15. メタ-アミノフェノール(類)が、次の式(III):
    Figure 2005290013
    [上式中:
    − Rは、水素原子、C-Cアルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル又はC-Cポリヒドロキシアルキル基を表し、
    − Rは、水素原子、C-Cアルキル又はC-Cアルコキシ基又は塩素、臭素又はフッ素から選択されるハロゲン原子を表し、
    − Rは、水素原子、C-Cアルキル、C-Cアルコキシ、C-Cモノヒドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシアルキル、C-Cモノヒドロキシアルコキシ又はC-Cポリヒドロキシアルコキシ基を表す]
    の化合物、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 式(III)のメタ-アミノフェノール類が、メタ-アミノフェノール、5-アミノ-2-メトキシフェノール、5-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルオキシ)フェノール、5-アミノ-2-メチルフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-メトキシ-2-メチルフェノール、5-アミノ-4-メトキシ-2-メチルフェノール、5-アミノ-4-クロロ-2-メチルフェノール、5-アミノ-2,4-ジメトキシフェノール、5-(γ-ヒドロキシプロピルアミノ)-2-メチルフェノール、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項15に記載の組成物。
  17. メタ-フェニレンジアミン類が、次の式(IV):
    Figure 2005290013
    [上式中:
    − R10は、水素原子、C-Cアルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル又はC-Cポリヒドロキシアルキル基を表し;
    − R11及びR12は同一でも異なっていてもよく、水素原子、C-Cアルキル、C-Cモノヒドロキシアルコキシ又はC-Cのポリヒドロキシアルコキシ基を表し;
    − R13は、水素原子、C-Cアルコキシ、C-Cアミノアルコキシ、C-Cモノヒドロキシアルコキシ又はC-Cポリヒドロキシアルコキシ基又は2,4-ジアミノフェノキシアルコキシ基を示す]
    の化合物、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1項に記載の組成物。
  18. 式(IV)のメタ-フェニレンジアミン類が、2,4-ジアミノベンゼン、3,5-ジアミノ-1-エチル-2-メトキシベンゼン、3,5-ジアミノ-2-メトキシ-1-メチルベンゼン、2,4-ジアミノ-1-エトキシベンゼン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)メタン、1-(β-アミノエチルオキシ)-2,4-ジアミノベンゼン、2-アミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-4-メチルアミノベンゼン、2,4-ジアミノ-1-エトキシ-5-メチルベンゼン、2,4-ジアミノ-5-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-1-メチルベンゼン、2,4-ジアミノ-1-(β,γ-ジヒドロキシプロピルオキシ)ベンゼン、2,4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、2-アミノ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-1-メトキシベンゼン、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項17に記載の組成物。
  19. メタ-ジフェノール類が、次の式(V):
    Figure 2005290013
    [上式中:
    − R14及びR15は同一でも異なっていてもよく、水素原子、C-Cアルキル基、又は塩素、臭素又はフッ素から選択されるハロゲン原子を表す]
    の化合物、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項1ないし18のいずれか1項に記載の組成物。
  20. 式(V)のメタ-ジフェノール類が、1,3-ジヒドロキシベンゼン、2-メチル-1,3-ジヒドロキシベンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、2-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項19に記載の組成物。
  21. メタ-フェニレンジアミン(類)及び/又はメタ-アミノフェノール(類)及び/又はメタ-ジフェノール(類)が、使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して0.0001〜10重量%であることを特徴とする請求項1ないし20のいずれか1項に記載の組成物。
  22. メタ-フェニレンジアミン(類)及び/又はメタ-アミノフェノール(類)及び/又はメタ-ジフェノール(類)が、使用準備が整った染色用組成物の全重量に対して0.005〜5重量%であることを特徴とする請求項21に記載の組成物。
  23. 酸付加塩類が、塩酸塩類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、及び酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類から選択されることを特徴とする請求項1ないし22のいずれか1項に記載の組成物。
  24. 染色に適した媒体が、水、又は水と少なくとも1つの有機溶媒との混合物からなることを特徴とする請求項1ないし23のいずれか1項に記載の組成物。
  25. 4〜11のpHを有していることを特徴とする請求項1ないし24のいずれか1項に記載の組成物。
  26. 請求項1ないし25のいずれか1項に記載の少なくとも1つの使用準備が整った染色用組成物を、所望の色調を発色させるのに十分な時間の間、ケラチン繊維に適用することを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラチン繊維の染色方法。
  27. 一方では、染色に適した媒体中に、パラ-フェニレンジアミン類から選択される少なくとも1つの第1の酸化ベース、パラ-アミノフェノール類から選択される少なくとも1つの第2の酸化ベース、メタ-アミノフェノール類、メタ-フェニレンジアミン類及びメタ-ジフェノール類から選択される少なくとも1つのカップラーを含有する組成物(A)と、他方では、染色に適した媒体中に少なくとも1つのラッカーゼ型の酵素を含有する組成物(B)とを別形態で保存しておき、ケラチン繊維に適用する前の使用時にそれらを混合することからなる予備段階を含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 請求項27に記載の組成物(A)を含有する少なくとも第1の区画部と、請求項27に記載の組成物(B)を含有する少なくとも第2の区画部を含んでなることを特徴とする多区画染色具又は染色「キット」。
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