JP2005287917A

JP2005287917A - 薬収納用バインダー台紙

Info

Publication number: JP2005287917A
Application number: JP2004109635A
Authority: JP
Inventors: Seiichi Onda; 誠一恩田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-04-02
Filing date: 2004-04-02
Publication date: 2005-10-20

Abstract

【課題】使用者（患者等）及び家族が、服用する薬剤を通じて第三者等に病名等を知られる事なく、飲み忘れ並びに重複して服用する事を防止できる薬収納用バインダー台紙を提供する事。
【解決手段】市販のバインダー１を使用可能とした紙又はプラスチック及び合成樹脂並びに金属等から成る台紙２に、小分けした薬剤を縦方向１列状に１日分を挟んで収納できるように伸縮性のあるゴム５等の素材を輪にして設置し、金属・合成樹脂・プラスチック等の留め具６及び接着剤等で固定する。台紙１頁に１日分又は２日分を配置し服用時間帯毎に台紙２に融着して仕分け出来るように構成し、バインダー１に台紙２を複数枚重ねた状態で設けてなることを要旨とする。
【選択図】図２

Description

本発明は、バインダーに綴じ込んで使用する事ができる、薬収納用バインダー台紙の作成に関するものである。

従来の薬の飲み忘れ並びに重複しての服用防止や薬剤の整理及び管理の用具は、自己管理が出来にくい高齢者や識別力の衰えている患者を対象とした物が多く、目のつきやすい所に壁掛けカレンダー状に吊り下げて使用していた。医師並びに看護師等の指示道理に指示された時に指示された複数種の薬剤を、整理及び管理し使用者（患者等）に服用させる事は家族にとっては大変便利であったと思うが、家庭内では別として病院等では第三者の目に触れる機会が多く、服用する薬剤を通じて病名等が知られる事も有り、使用者（患者等）本人及び家族等に対するプライバシーの保護の点に欠けていた。
特開２００３−０５２７９３

本発明は、従来の薬剤の包袋には一般に治療期間に服用が必要とされる複数種の薬剤が一緒に収納されている為、自分で日々の薬剤服用管理できない介護を必要とする高齢者や識別力が衰えている使用者（患者等）の方にとっては、服用する複数種の薬剤を医師の指示並びに看護師等の指示道理に定められた時間に指定された薬剤を正しく服用することが難しく、飲み忘れ並びに重複して服用する間違いがしばしばあった。そこで、この様な飲み忘れや飲み間違いを解消する為１回に服用する薬剤を予め小分けし、整理及び管理並びにプライバシーを守る事が家族等の方々にも簡単にでき、また使用者自身が責任を持って整理及び管理並びに服用できる者にとっては、服用する薬剤を通じて第三者等に病名等を知られる事は無く、飲み忘れ並びに重複して服用する事を防止できる薬収納用バインダー台紙を提供する事を目的とするものである。

上記の目的を達成するために、本発明はバインダー台紙を紙／合成樹脂／プラスチック／金属等の耐久性のある加工しやすい素材を使用し、その台紙を芯にして伸縮性素材のゴム等を巻いて固定させ、予め定められた１回に服用する複数種の薬剤を使用者（患者等）又は家族等の方が小分けして、台紙と伸縮性素材のゴム等の間に挟んで収納及び管理してなす台紙を、バインダーに複数枚重ね綴じた状態で設けてなることを要旨とするものである。

以上のように本発明によれば使用者（患者等）に対して病院等から供給された数種類の薬剤を、例えば１回または１日に服用する量毎に文字や数時等の表示された場所に小分けして収納及び管理しておき、その後にこの台紙を見る事により飲み忘れ並びに重複しての服用防止の確認が容易である。また、使用者（患者等）本人並びに家族等の方が小分けして収納及び菅理する事により、服用する薬剤から知り得る情報等による使用者（患者等）本人を含む家族等のプライバシーを守る事ができる。

医師の指示並びに看護師の指示道理に、自分自身でコンパクトに区分整理する事が出来また、例えば「朝」「昼」「夕」の時間帯毎及び曜日毎の飲み忘れや重複しての服用防止が
でき、バインダー台紙を紙／合成樹脂／プラスチック／金属等の耐久性のある加工しやすい素材を使用し、台紙の素材及び台紙に設置する伸縮性素材のゴム等並びに留具を任意の色／柄等に変えたり、文字や数字を入れる事により飲み忘れや重複しての服用等の間違いが予防でき、個性豊かな薬収納用具が出来上がる。またバインダー台紙及びバインダー並びに伸縮性素材等に病院名や薬局名を入れる事により、複数の病院から頂く薬剤の服用間違いの予防にも成り又、広告商品としての利用価値も生まれる。バインダー台紙の大きさを変え、台紙のサイズに合わせて伸縮性素材のゴム等の数や位置を変える事により、複数人が使用できる物や手帳等のサイズ（図６）に併せて小型化することも可能である。また、小分けしきれない薬剤の保管やチューブ状の塗り薬及び診察カードや保険証等の薬剤以外の書類等も整理・収納する事ができる。（図７）旅行等に数種類の薬剤をプラスチック等のケースに直接小分けして、服用しているのを時折見かけますが衛生面に欠けているのが気に成ります。

薬収納用バインダー台紙２（図１）の平面図を説明すると台紙２にゴム５を輪にして台紙２を横方向に巻くように三箇所に設置し、個々のゴム５の中心点を両面カシメ６で留め個々に左側縦列上から「朝」「昼」「夕」及び右側縦列上から同じく「朝」「昼」「夕」と書きいれる。また間違いを防ぐ為にも台紙２の上部及び下部の両角又は何れか一方の角や任意の場所に、数字や文字等を書き入れておく必要がある。

使用者（患者等）は１回に服用する薬剤を予め小分けして、例えば１日に服用する薬剤が食後毎三回とした場合、医師又は看護師等に表示された薬剤を指示された時間帯の場所に、
伸縮性素材のゴム５に挟んで収納しておく。「朝」の表示がなされた所から某日の「朝」に服用する薬剤を取りはずして服用する。１枚の台紙２に３箇所の伸縮性素材のゴム５を輪にして設けてある為２列3箇所になり「表」「裏」合わせて４日分（１日３回分）が収納及び管理できる。また薬剤袋の大きさや薬剤の量にもよるが、バインダー１に台紙２を装着する為の孔部３の位置を考慮して、台紙２と伸縮性素材のゴム５を両面カシメ６及び片面カシメ９を使用して固定する場合は、薬剤袋が平均的に収まる様台紙２と伸縮性素材５の固定位置の中心をずらして置く方法もある。（図４）

台紙２に薬剤を収納した時に、バインダー１が開いてしまうのを防止する為に幅広の平ゴム１０を輪にして取り付け、バインダー１と平ゴム１０をバインダー１の背の所で片面カシメ９により固定する。

薬収納用バインダー台紙の実施方法を示した説明図である。（実施例１）薬収納用バインダー台紙の実施方法を示した説明図である。（実施例２）薬収納用バインダー台紙の実施方法を示した説明図である。（実施例３）薬収納用バインダーを開いた状態を示す平面図である。薬収納用バインダー台紙をブック型にしてＤＩＡＲＹに装着し表側表紙を開いた状態を示す斜視図である。薬収納用バインダー台紙を小型化し手帳サイズバインダーに台紙を装着し開いた状態を示す斜視図である。薬収納用バインダー台紙を薬剤及び薬剤以外の利用状態を示した平面図である。

符号の説明

１バインダー
２台紙
３孔部
４リング
５ゴム
６留具（両面カシメ）
７伸縮性素材のズレ防止用凹部
８金具
９留具（片面カシメ）
１０バインダー止用ワイド幅輪ゴム
１１ＤＩＡＲＹ
１２手帳サイズバインダー

Claims

バインダー台紙を芯にして伸縮性素材を巻く様に設置及び固定し、その上巻いた素材がずれない様に台紙に凹部を設けてなす薬収納用バインダー台紙。
バインダー台紙を芯にして伸縮性素材を巻いて固定するにあたり、表面及び裏面の同位置又は表面及び裏面それぞれ任意の位置で固定する事により、表面及び裏面の同仕様又は表面及び裏面を異なって仕様出来る事を特徴とする請求項１記載の薬収納用バインダー台紙。
バインダー台紙は、紙・合成樹脂・プラスチック・金属等の耐久性の有る加工しやすい素材として、留具も金属・合成樹脂・プラスチック又は接着剤等の加工性及び耐久性の有る素材とし、伸縮性素材との三者それぞれに相性のあう組み合わせで仕様出来る事を特徴とする請求項１又は請求項２のいずれかに記載の薬収納用バインダー台紙。
バインダー台紙及び伸縮性素材並びに留具に色や柄等を付け又は、文字や数字等を書き入れての仕様並びにそれぞれとの組み合わせで仕様できる事を特徴とする請求項１又は請求項２又は請求項３のいずれかに記載の薬収納用バインダー台紙。