JP2005287178A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源供給の信頼性を向上させることが可能な電子機器を実現する。
【解決手段】 微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器において、入力手段、出力手段、或いは、入出力手段と、ネットワークを介して外部との通信を行う通信手段と、入力手段、出力手段、或いは、入出力手段及び通信手段を制御する演算制御手段と、微弱な電源と、1次電池と、微弱な電源、若しくは、1次電池の出力のどちらか一方を選択して入力手段、出力手段、或いは、入出力手段、通信手段及び演算制御手段に供給する選択手段と、微弱な電源の容量を検出し、検出された容量が入力手段、出力手段、或いは、入出力手段、通信手段及び演算制御手段の駆動に十分である場合には選択手段を制御して微弱な電源の出力を選択させ、駆動に不十分である場合には1次電池の出力を選択させる容量検出手段とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器に関し、特に電源供給の信頼性を向上させることが可能な電子機器に関する。
従来の太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平09−264971号公報 特開平10−039056号公報 特開平11−196540号公報 特開2001−183620号公報
図3はこのような従来の太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器の一例を示す構成ブロック図である。図3において1は物理量を測定して出力するセンサ手段、2はCPU(Central Processing Unit)等の電子機器全体を制御等する演算制御手段、3は有線ネットワーク若しくは無線ネットワークを介して外部との通信を行う通信手段、4は電子機器の駆動電力を供給する微弱な電源である太陽電池である。また、1,2,3及び4は電子機器を構成している。
センサ手段1の出力は演算制御手段2の入力端子に接続され、演算制御手段2の通信入出力は通信手段3に相互に接続される。また、太陽電池4の出力である電力はセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3の電源端子にそれぞれ接続され、通信手段3のネットワーク入出力は有線若しくは無線のネットワーク(図示せず。)に接続される。
ここで、図3に示す従来例の動作を説明する。太陽電池4は半導体のPN接合部分に太陽光等の光を照射することにより生じる起電力を利用して、光エネルギーを、直接電気エネルギーに変換して電力としてセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3に供給する。
そして、センサ手段1は、例えば、温度等の物理量を測定して演算制御手段2に出力し、この出力を受け取った演算制御手段2は、適宜必要な演算処理等を施した後に通信手段3を制御してネットワーク(図示せず。)経由で処理結果を外部に送信する。
この結果、太陽電池4で発電した電力を用いて電子機器を構成するセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3を駆動することにより、電子機器を動作させることが可能になる。
但し、図3に示す従来例では太陽電池4が発電した電力で直接電子機器を構成するセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3を駆動する構成であるため、太陽電池4に照射される太陽光等の光が弱まったり、遮断された場合には電子機器は動作できなくなってしまう。
図4はこのような問題を解決する従来の太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器の他の一例を示す構成ブロック図である。
図4において1,2,3及び4は図3と同一符号を付してあり、5は再充電が可能なニッケル・カドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の2次電池である。また、1,2,3,4及び5は電子機器を構成している。
センサ手段1の出力は演算制御手段2の入力端子に接続され、演算制御手段2の通信入出力は通信手段3に相互に接続される。また、太陽電池4の出力である電力は2次電池5に接続され、2次電池5の出力がセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3の電源端子にそれぞれ接続される。さらに、通信手段3のネットワーク入出力は有線若しくは無線のネットワーク(図示せず。)に接続される。
ここで、図4に示す従来例の動作を説明する。太陽電池4が発電した電力は2次電池5に充電されて蓄えられる。そして、2次電池5に蓄えられた電力はセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3に供給される。
そして、センサ手段1は、例えば、温度等の物理量を測定して演算制御手段2に出力し、この出力を受け取った演算制御手段2は、適宜必要な演算処理等を施した後に通信手段3を制御してネットワーク(図示せず。)経由で処理結果を外部に送信する。
この結果、太陽電池4で発電した電力を一旦2次電池5に充電して蓄えてから電子機器を構成するセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3に供給することにより、太陽電池4に照射される太陽光等の光が弱まったり、遮断された場合であっても電子機器を動作させることが可能になる。
しかし、図3に示す従来例では、予め太陽電池4の電力供給能力以内で動作可能な各種手段により電子機器を構成しているため、演算制御手段2のプログラム変更や、センサ手段1や通信手段3の各種設定変更等に起因して電子機器の消費電力が増大した場合には当該電子機器の正常な動作は保障されないと言った問題点があった。
この場合には、電子機器を構成する太陽電池4の供給電力を増大させる等のハードウェア的な変更が必須となり、用途に応じて適宜プログラムを動的にロード或いはアンロードさせることは困難である。
また、図4に示す従来例では、太陽電池4で発電した電力を一旦2次電池5に充電して蓄えてから電子機器を構成する各種手段に供給するものの、太陽電池4に照射される太陽光等の光の状況によっては、微弱な電源である太陽電池4から供給される電力が2次電池5を充電するに十分な電力を供給できない場合が想定され、この場合には、電子機器の正常な動作は保障されないと言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、電源供給の信頼性を向上させることが可能な電子機器を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器において、
入力手段、出力手段、或いは、入出力手段と、ネットワークを介して外部との通信を行う通信手段と、前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段及び前記通信手段を制御する演算制御手段と、前記微弱な電源と、1次電池と、前記微弱な電源、若しくは、前記1次電池の出力のどちらか一方を選択して前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段に供給する選択手段と、前記微弱な電源の容量を検出し、検出された容量が前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段の駆動に十分である場合には前記選択手段を制御して前記微弱な電源の出力を選択させ、駆動に不十分である場合には前記1次電池の出力を選択させる容量検出手段とを備えたことにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
請求項2記載の発明は、
微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器において、
入力手段、出力手段、或いは、入出力手段と、ネットワークを介して外部との通信を行う通信手段と、前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段及び前記通信手段を制御する演算制御手段と、前記微弱な電源と、この微弱な電源の電力を蓄積する電力蓄積手段と、1次電池と、前記電力蓄積手段、若しくは、前記1次電池の出力のどちらか一方を選択して前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段に供給する選択手段と、前記電力蓄積手段の容量を検出し、検出された容量が前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段の駆動に十分である場合には前記選択手段を制御して前記電力蓄積手段の出力を選択させ、駆動に不十分である場合には前記1次電池の出力を選択させる容量検出手段とを備えたことにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
請求項3記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である電子機器において、
前記微弱な電源が、
太陽電池であることにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
請求項4記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である電子機器において、
前記微弱な電源が、
接続するネットワークから直接供給される容量の限定された電源であることにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
請求項5記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である電子機器において、
前記電力蓄積手段が、
2次電池であることにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
請求項6記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である電子機器において、
前記電力蓄積手段が、
大容量コンデンサであることにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
請求項7記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である電子機器において、
前記容量検出手段が、
前記1次電池への切り換えタイミング毎に、一定時間内に予め設定された回数以上に前記1次電池への切り換えが生じた場合に、或いは、前記1次電池の電源供給時間の積算値が一定時間を超過した場合に、1次電池へ切り換わったことを示すイベント通知をネットワークを介して外部に送信することにより、システム管理者等は太陽電池や2次電池の異常を遠隔地から認識することが可能になり、1次電池でバックアップされている時間に電子機器の修理や交換等の措置を講じることが可能になる。
請求項8記載の発明は、
請求項7記載の発明である電子機器において、
前記容量検出手段が、
前記1次電池の使用時間を積算情報としてネットワークを介して外部に送信、若しくは、前記イベント通知と併せてネットワークを介して外部に送信することにより、システム管理者等は1次電池の寿命を予測することが可能になり、言い換えれば、1次電池の交換時期を容易に予測することが可能になる。
請求項9記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である電子機器において、
電力調整手段を備え、
前記容量検出手段が、
前記微弱な電源若しくは前記電力蓄積手段の容量を検出し、検出された容量が前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段の駆動に十分である場合には前記電力調整手段を制御して前記微弱な電源若しくは前記電力蓄積手段の出力を選択させ、駆動に不十分である場合には前記電力調整手段を制御して電力の不足分を前記1次電池から補填させることにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,3,4,5,6及び請求項9の発明によれば、微弱な電源である太陽電池の容量を監視して電子機器の駆動に不十分な程度まで容量が低下し場合には、電源としてバックアップ用の1次電池に切り換える、或いは、太陽電池で発電した電力を一旦2次電池に充電して蓄えると共にこの2次電池の容量を監視して電子機器の駆動に不十分な程度まで容量が低下し場合には、電源としてバックアップ用の1次電池に切り換えることにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
また、請求項7の発明によれば、容量検出手段が、1次電池への切り換えタイミング毎に、一定時間内に予め設定された回数以上に切り換えが生じた場合に、或いは、1次電池の電源供給時間の積算値が一定時間を超過した場合に、1次電池へ切り換わったことを示すイベント通知をネットワークを介して外部に送信することにより、システム管理者等は太陽電池や2次電池の異常を遠隔地から認識することが可能になり、1次電池でバックアップされている時間に電子機器の修理や交換等の措置を講じることが可能になる。
また、請求項8の発明によれば、容量検出手段が1次電池の使用時間(電源供給時間の積算値)を積算情報としてネットワークを介して外部に送信、若しくは、イベント通知と併せてネットワークを介して外部に送信することにより、システム管理者等は1次電池の寿命を予測することが可能になり、言い換えれば、1次電池の交換時期を容易に予測することが可能になる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器の一実施例を示す構成ブロック図である。図1において1,2及び3は図3と同一符号を付してあり、6は電子機器の駆動電力を供給する微弱な電源である太陽電池、7は制御信号に基づき電力の供給元を選択する選択手段、8は電力の供給元の容量を検出する容量検出手段、9はバックアップ用の1次電池である。また、1,2,3,6,7,8及び9は電子機器を構成している。
センサ手段1の出力は演算制御手段2の入力端子に接続され、演算制御手段2の通信入出力は通信手段3に相互に接続される。また、太陽電池6の出力は選択手段7の一方の入力端子及び容量検出手段8の入力端子にそれぞれ接続され、1次電池9の出力は選択手段7の他方の入力端子に接続される。
容量検出手段8の制御信号は選択手段7の制御入力端子に接続され、選択手段7の出力はセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3の電源端子にそれぞれ接続される。さらに、通信手段3のネットワーク入出力は有線若しくは無線のネットワーク(図示せず。)に接続される。
ここで、図1に示す実施例の動作を説明する。但し、図3に示す従来例と同様の動作に関しての説明は省略する。太陽電池6が発電した電力は選択手段7の一方の入力端子に接続されると共に容量検出手段8によって太陽電池6の容量が監視される。
容量検出手段8は、監視している太陽電池6の容量が電子機器(この場合、選択手段7から電力の供給を受けるセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3)の駆動に十分であると判断した場合には、選択手段7を制御して太陽電池6の出力を電子機器を構成するセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3に供給する。
もし、容量検出手段8は、監視している太陽電池6の容量が低下して電子機器(この場合、選択手段7から電力の供給を受けるセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3)の駆動に不十分であると判断した場合には、選択手段7を制御して1次電池9の出力を電子機器を構成するセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3に供給する。
この結果、微弱な電源である太陽電池6の容量を監視して電子機器の駆動に不十分な程度まで容量が低下し場合には、電源としてバックアップ用の1次電池9に切り換えることにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
また、図2は本発明に係る太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器の他の実施例を示す構成ブロック図である。図2において1,2,3,6及び9は図1と同一符号を付してあり、10は電力蓄積手段である2次電池、11は制御信号に基づき電力の供給元を選択する選択手段、12は電力の供給元の容量を検出する容量検出手段である。また、1,2,3,6,9,10,11及び12は電子機器を構成している。
センサ手段1の出力は演算制御手段2の入力端子に接続され、演算制御手段2の通信入出力は通信手段3に相互に接続される。また、太陽電池6の出力は2次電池10に接続され、2次電池10の出力は選択手段11の一方の入力端子及び容量検出手段12の入力端子にそれぞれ接続され、1次電池9の出力は選択手段11の他方の入力端子に接続される。
容量検出手段12の制御信号は選択手段11の制御入力端子に接続され、選択手段11の出力はセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3の電源端子にそれぞれ接続される。さらに、通信手段3のネットワーク入出力は有線若しくは無線のネットワーク(図示せず。)に接続される。
ここで、図2に示す実施例の動作を説明する。但し、図3に示す従来例と同様の動作に関しての説明は省略する。太陽電池6が発電した電力は2次電池10に充電されて蓄えられる。そして、蓄えられた電力は選択手段11の一方の入力端子に接続されると共に容量検出手段12によって2次電池10の容量が監視される。
容量検出手段12は、監視している2次電池10の容量が電子機器(この場合、選択手段7から電力の供給を受けるセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3)の駆動に十分であると判断した場合には、選択手段11を制御して2次電池10の出力を電子機器を構成するセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3に供給する。
もし、容量検出手段12は、監視している2次電池10の容量が低下して電子機器(この場合、選択手段7から電力の供給を受けるセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3)の駆動に不十分であると判断した場合には、選択手段11を制御して1次電池9の出力を電子機器を構成するセンサ手段1、演算制御手段2及び通信手段3に供給する。
この結果、太陽電池6で発電した電力を一旦2次電池10に充電して蓄えると共にこの2次電池10の容量を監視して電子機器の駆動に不十分な程度まで容量が低下し場合には、電源としてバックアップ用の1次電池9に切り換えることにより、電源供給の信頼性が向上し、供給電力量の低下や、或いは、予想不可能な消費電力の増加等が生じた場合であっても電子機器の動作停止等を防止することが可能になる。
なお、図1及び図2に示す実施例の説明に際しては、微弱な電源として太陽電池を例示しているが、USB(Universal Serial Bus)のバスパワー等のような接続するネットワークから直接供給される容量の限定された電源であっても構わない。また、振動等の外部エネルギーを電気エネルギーに変換して電力として供給する手段であっても勿論構わない。
また、図1及び図2に示す実施例においては、センサ手段を例示しているが、勿論、センサ手段に限定されるものではなく、外部から情報を入力し、外部に情報を出力する入力手段や出力手段、或いは、入出力手段であっても構わない。
また、図1及び図2に示す実施例においては、太陽電池の発電した電力を蓄える手段としてリチウムイオン電池等の2次電池を例示しているが、勿論、大容量コンデンサ等の電力を蓄える能力を有する手段であれば構わない。
また、図1及び図2に示す実施例においては、容量検出手段8が、太陽電池等の容量を監視して電子機器の駆動に不十分な程度まで容量が低下し場合には、電源としてバックアップ用の1次電池に切り換えることを例示しているが、このような1次電池へ切り換わったことを示すイベント通知をネットワークを介して外部に送信しても構わない。
また、このようなイベント通知の送信のタイミングとしては、1次電池への切り換えタイミング毎に、一定時間内に予め設定された回数以上に1次電池への切り換えが生じた場合に、或いは、1次電池の電源供給時間の積算値が一定時間を超過した場合等であっても勿論構わない。
このように、上述のようなタイミングで1次電池に切り換わったことを示すイベント通知をネットワークを介して外部に送信することによって、システム管理者等は太陽電池や2次電池の異常を遠隔地から認識することが可能になり、1次電池でバックアップされている時間に電子機器の修理や交換等の措置を講じることが可能になる。
また、容量検出手段8が1次電池の使用時間(電源供給時間の積算値)を積算情報としてネットワークを介して外部に送信、若しくは、イベント通知と併せてネットワークを介して外部に送信することにより、システム管理者等は1次電池の寿命を予測することが可能になり、言い換えれば、1次電池の交換時期を容易に予測することが可能になる。
また、図1及び図2に示す実施例においては、太陽電池等の容量を監視して電子機器の駆動に不十分な程度まで容量が低下し場合には、容量検出手段8が電源としてバックアップ用の1次電池に切り換えることを例示しているが、完全に切り換えるのではなく、選択手段11の代わりに電力調整手段を備え、太陽電池等における電力の不足分をバックアップ用の1次電池から補填するようにしても構わない。
本発明に係る太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器の一実施例を示す構成ブロック図である。 本発明に係る太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器の他の実施例を示す構成ブロック図である。 従来の太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器の一例を示す構成ブロック図である。 従来の太陽電池等の微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器の他の一例を示す構成ブロック図である。
符号の説明
1 センサ手段
2 演算制御手段
3 通信手段
4,6 太陽電池
5,10 2次電池
7,11 選択手段
8,12 容量検出手段
9 1次電池

Claims (9)

  1. 微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器において、
    入力手段、出力手段、或いは、入出力手段と、
    ネットワークを介して外部との通信を行う通信手段と、
    前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段及び前記通信手段を制御する演算制御手段と、
    前記微弱な電源と、
    1次電池と、
    前記微弱な電源、若しくは、前記1次電池の出力のどちらか一方を選択して前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段に供給する選択手段と、
    前記微弱な電源の容量を検出し、検出された容量が前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段の駆動に十分である場合には前記選択手段を制御して前記微弱な電源の出力を選択させ、駆動に不十分である場合には前記1次電池の出力を選択させる容量検出手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 微弱な電源により駆動されネットワークを介して外部との通信を行う電子機器において、
    入力手段、出力手段、或いは、入出力手段と、
    ネットワークを介して外部との通信を行う通信手段と、
    前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段及び前記通信手段を制御する演算制御手段と、
    前記微弱な電源と、
    この微弱な電源の電力を蓄積する電力蓄積手段と、
    1次電池と、
    前記電力蓄積手段、若しくは、前記1次電池の出力のどちらか一方を選択して前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段に供給する選択手段と、
    前記電力蓄積手段の容量を検出し、検出された容量が前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段の駆動に十分である場合には前記選択手段を制御して前記電力蓄積手段の出力を選択させ、駆動に不十分である場合には前記1次電池の出力を選択させる容量検出手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 前記微弱な電源が、
    太陽電池であることを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の電子機器。
  4. 前記微弱な電源が、
    接続するネットワークから直接供給される容量の限定された電源であることを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の電子機器。
  5. 前記電力蓄積手段が、
    2次電池であることを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の電子機器。
  6. 前記電力蓄積手段が、
    大容量コンデンサであることを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の電子機器。
  7. 前記容量検出手段が、
    前記1次電池への切り換えタイミング毎に、一定時間内に予め設定された回数以上に前記1次電池への切り換えが生じた場合に、或いは、前記1次電池の電源供給時間の積算値が一定時間を超過した場合に、1次電池へ切り換わったことを示すイベント通知をネットワークを介して外部に送信することを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の電子機器。
  8. 前記容量検出手段が、
    前記1次電池の使用時間を積算情報としてネットワークを介して外部に送信、若しくは、前記イベント通知と併せてネットワークを介して外部に送信することを特徴とする
    請求項7記載の電子機器。
  9. 電力調整手段を備え、
    前記容量検出手段が、
    前記微弱な電源若しくは前記電力蓄積手段の容量を検出し、検出された容量が前記入力手段、前記出力手段、或いは、前記入出力手段、前記通信手段及び前記演算制御手段の駆動に十分である場合には前記電力調整手段を制御して前記微弱な電源若しくは前記電力蓄積手段の出力を選択させ、駆動に不十分である場合には前記電力調整手段を制御して電力の不足分を前記1次電池から補填させることを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の電子機器。
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