JP2005287103A - 動力発生装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 有害物質を発生させることなく、しかも地球資源を大量に消費することなく、動力を発生する動力発生装置を提供する。
【解決手段】 ロータに固定された永久磁石20−1〜20−12と、ステータに固定された永久磁石26−1〜26−12,28−1〜28−12との間の磁力による吸着力および反発力により、ロータが矢印Aの向きに加速度をもって回転する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、永久磁石などの磁石を用いて動力を発生する動力発生装置に関する。
例えば、石油などの燃料を燃焼させて生じたエネルギを基に発電を行うシステムがある。
しかしながら、上述した従来のシステムでは、石油などを燃焼させることで、大量の二酸化炭素を排出するため、地球環境上、様々な問題を引き起こしている。
また、石油などの資源は有限である。
本発明は、上述した従来技術に鑑みてなされ、二酸化炭素を発生させることなく、しかも地球資源を大量に消費することなく、動力を発生する動力発生装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、第1の発明の動力発生装置は、外周面を備え、前記外周面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、S個の第1の磁石が前記外周面上の周方向に等間隔の位置に配設された第1の部材と、前記第1の部材の前記外周面と中心軸を同じくし当該外周面と対向する内周面を備えた第2の部材であって、前記内周面側が第1の磁極となり前記第1の磁石の前記第2の磁極と対向する側が第2の磁極となるように前記内周面に配設された第2の磁石と、前記内周面側が第2の磁極となり前記第1の磁石の前記第2の磁極と対向する側が第1の磁極となると共に前記第2の磁石と接触あるいは近接して前記内周面に配設された第3の磁石とによって各々構成されるT個の磁石体が、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方が前記中心軸を中心に回転することで、前記S個の第1の磁石の各々の前記第2の磁極が前記M個の磁石体を構成する前記第2に磁石の前記第2の磁極と前記第3の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記内周面上の周方向に等間隔の位置に配設された第2の部材とを有する。
第1の発明の動力発生装置は、例えば、前記S,Tは、S=T+1あるいはT=S+1を満たす。
また、第1の発明の動力発生装置は、例えば、前記S,Tは、SはTの約数ではなく、TはSの約数ではなく、且つ、S≠Tである。
また、第1の発明の動力発生装置は、例えば、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方は固定されている。
また、第1の発明の動力発生装置は、例えば、前記第1の磁石、前記第2の磁石および前記第3の磁石は、前記中心軸が延びる方向を長手方向とする。
また、第1の発明の動力発生装置は、例えば、前記第2の磁石および前記第3の磁石の前記中心軸と直交する断面は、前記第1の部材の前記外周面に向かうに従って小さくなっている。
また、第1の発明の動力発生装置は、例えば、前記第3の磁石の前記断面は、前記前記第2の磁石の断面に比べて大きい。
また、第1の発明の動力発生装置は、例えば、前記第1の磁石の前記中心軸と直交する断面は、前記第2の部材の前記内周面に向かうに従って小さくなっている。
また、第1の発明の動力発生装置は、例えば、前記第1の磁石、前記第2の磁石および前記第3の磁石は、永久磁石である。
第2の発明の動力発生装置は、第1の側面を備え、前記第1の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X個の第1の磁石が所定の中心軸を中心として前記第1の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第1の部材と、前記第1の部材の前記第1の側面と対向する第2の側面を備えた第2の部材であって、前記第2の側面側が第1の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第2の側面に配設された第2の磁石と、前記第2の側面側が第2の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第2の磁石と接触あるいは近接して前記前記第2の側面に配設された第3の磁石とによって各々構成されるY個の磁石体が、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方が前記中心軸を中心に回転することで、前記X個の第1の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y個の磁石体を構成する前記第2に磁石の前記第2の磁極と前記第3の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第2の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第2の部材とを有する。
第2の発明の動力発生装置は、例えば、前記X,Yは、X=Y+1あるいはY=X+1を満たす。
また、第2の発明の動力発生装置は、例えば、前記X,Yは、XはYの約数ではなく、YはXの約数ではなく、且つ、X≠Yである。
また、第2の発明の動力発生装置は、例えば、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方は固定されている。
第3の発明の動力発生装置は、第1の側面と当該第1の側面と反対側の第2の側面とを備え、前記第1の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X1個の第1の磁石が所定の中心軸を中心として前記第1の側面上の周方向に等間隔の位置に配設され、前記第2の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X2個の第2の磁石が所定の中心軸を中心として前記第2の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第1の部材と、前記第1の部材の前記第1の側面と対向する第3の側面を備えた第2の部材であって、前記第3の側面側が第1の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第3の側面に配設された第3の磁石と、前記第3の側面側が第2の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第3の磁石と接触あるいは近接して前記前記第3の側面に配設された第4の磁石とによって各々構成されるY1個の磁石体が、前記第1の部材が前記中心軸を中心に回転することで、前記X1個の第1の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y1個の磁石体を構成する前記第3の磁石の前記第2の磁極と前記第4の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第3の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第2の部材と、前記第1の部材の前記第2の側面と対向する第4の側面を備えた第3の部材であって、前記第4の側面側が第1の磁極となり前記第2の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第4の側面に配設された第5の磁石と、前記第4の側面側が第2の磁極となり前記第2の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第5の磁石と接触あるいは近接して前記前記第4の側面に配設された第6の磁石とによって各々構成されるY2個の磁石体が、前記第1の部材が前記中心軸を中心に回転することで、前記X2個の第2の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y2個の磁石体を構成する前記第5の磁石の前記第2の磁極と前記第6の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第4の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第3の部材とを有する。
第3の発明の動力発生装置は、例えば、前記第2の部材および前記第3の部材は、固定されている。
第4の発明の動力発生装置は、第1の側面を備え、前記第1の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X1個の第1の磁石が所定の中心軸を中心として前記第1の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第1の部材と、第2の側面を備え、前記第2の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X2個の第2の磁石が所定の中心軸を中心として前記第2の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第2の部材と、第3の側面と当該第3の側面と反対側の第4の側面とを備えた第3の部材であって、前記第3の側面側が第1の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第3の側面に配設された第3の磁石と、前記第3の側面側が第2の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第3の磁石と接触あるいは近接して前記前記第3の側面に配設された第4の磁石とによって各々構成されるY1個の磁石体が、前記第1の部材が前記中心軸を中心に回転することで、前記X1個の第1の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y1個の磁石体を構成する前記第3の磁石の前記第2の磁極と前記第4の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第3の側面上の周方向に等間隔の位置に配設され、前記第4の側面側が第1の磁極となり前記第2の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第4の側面に配設された第5の磁石と、前記第4の側面側が第2の磁極となり前記第2の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第5の磁石と接触あるいは近接して前記前記第4の側面に配設された第6の磁石とによって各々構成されるY2個の磁石体が、前記第3の部材が前記中心軸を中心に回転することで、前記X2個の第2の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y2個の磁石体を構成する前記第5の磁石の前記第2の磁極と前記第6の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第4の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第3の部材とを有する。
本発明によれば、有害物質を発生させることなく、しかも地球資源を大量に消費することなく、動力を発生する動力発生装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係わる動力発生装置について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態の動力発生装置1の断面構成図である。
図2は、図1中右側から見た動力発生装置1の外観図である。
図3は、図1に示す断面線A_Aにおける断面構成における永久磁石20−s(sは1≦s≦12の整数)および磁石体24−t(tは1≦t≦13の整数)の配置を説明するための図である。
本実施形態では、第1の発明に対応し、S=12、T=13の場合を例示する。
また、本実施形態のS極が第1の発明の第1の磁極に対応し、本実施形態のN極が第1の発明の第2の磁極に対応している。
また、ロータケース16およびロータ磁石封入ケ−ス18が、第1の発明の第1の部材に対応し、外周面18aが第1の発明の外周面に対応している。
また、本実施形態のハウジング10およびステータ磁石封入ケース22が、第1の発明の第2の部材に対応し、内周面22aが第1の発明の内周面に対応している。
また、永久磁石20−sが第1の発明の第1の磁石に対応し、永久磁石26−tが第1の発明の第2の磁石に対応し、永久磁石28−tが第1の発明の第3の磁石に対応している。
図1に示すように、動力発生装置1のハウジング10には、ベアリング14が固定されている。
シャフト12は、ベアリング14により回転可能に支持されている。
シャフト12には、ロータケース16が固定されている。
ロータケース16にはロータ磁石封入ケ−ス18が固定されている。
ロータ磁石封入ケ−ス18は、シャフト12と中心軸9を同じくする外周面18aを有し、図3に示すように、この外周面18aに周方向に等間隔に、12個の永久磁石20−1〜20−12が固定されている。
永久磁石20−1〜20−12は、そのS極がロータ磁石封入ケ−ス18の外周面18a側に固定されており、そのN極が反対側(ステータ磁石封入ケース22の内周面22a側)に位置する。
ハウジング10には、中心軸9を同じくして、外周面18aと対向する内周面22aを備えたステータ磁石封入ケース22が固定されている。
ステータ磁石封入ケース22の内周面22aには、図3に示すように、その周方向に等間隔に、13個の磁石体24−1〜24−13が固定されている。
磁石体24−t(tは1≦t≦13の整数)は、図3に示すように、永久磁石26−tと永久磁石28−tとを接触あるいは近接して配置して構成される。
永久磁石26−tは、そのS極がステータ磁石封入ケース22の内周面22aに固定されており、そのN極が反対側(ロータ磁石封入ケ−ス18の外周面18a側)に位置する。
永久磁石28−tは、そのN極がステータ磁石封入ケース22の内周面22aに固定されており、そのS極が反対側(ロータ磁石封入ケ−ス18の外周面18a側)に位置する。
具体的には、図3に示すように、ロータケース16(外周面18a)が中心軸9を中心に回転することで、12個の永久磁石20−s(sは1≦t≦12の整数)の各々が、13個の磁石体24−tの永久磁石26−tのN極と永久磁石28−tのS極と交互に対向するように、永久磁石26−tと永久磁石28−tとが内周面22a上に配設されている。
図4は、図1に示す図1の断面線A_Aにおける断面の永久磁石20−sおよび磁石体24−tの配置を説明するための図である。
例えば、図4に示すように、中心軸9を中心として、ロータ磁石封入ケ−ス18の外周面18aの直径は88mmであり、ステータ磁石封入ケース22の内周面22aの直径は155mmである。
図4〜図6に示すように、永久磁石20−s、永久磁石26−tおよび永久磁石28−tの径方向の厚み(高さ)は15mmである。
永久磁石20−sは、例えば、図5に示すように、短辺4mm、長辺18mmの線対称の台形の断面を有し、奥行きが70mmである。
永久磁石26−tおよび永久磁石28−tは、例えば、図6に示すように、短辺2mm、長辺11mmの直角の内角を持つ台形の断面を有し、奥行きが70mmである。
永久磁石20−sの短辺によって構成される面20−saと、永久磁石26−tおよび永久磁石28−tの短辺によって構成される面26−ta,28−taとの直径方向の距離は、図4に示すように、1mm(=(122−120)/2)である。
以下、図7を参照して動力発生装置1の動作を説明する。
ロータケース16が、図7に示すように永久磁石20−sを位置させるシャフト12を中心とした回転位置にある場合を考える。
図7に示す回転位置において、永久磁石20−1のN極は、永久磁石26−1のN極と永久磁石28−1のS極との間に等しい距離で近接しているため、永久磁石26−1のN極による反発力と永久磁石28−1のS極による吸着力とにより、ロータケース16を図7中矢印Bの向きに回転させる強い回転力を生じる。
また、永久磁石20−2のN極は、永久磁石28−2のS極と近接かつ対向して位置し、永久磁石26−2のN極も近接しているため、永久磁石26−2のN極の反発力により、ロータケース16を図7中矢印Bの向きに回転させる強い回転力を生じる。
また、永久磁石20−3のN極は、永久磁石28−3のS極と非常に近接しているため、永久磁石28−3のS極の吸着力により、ロータケース16を図7中矢印Bと反対の矢印Aの向きに回転させる強い回転力を生じる。
また、永久磁石20−4のN極は、永久磁石28−4のS極と近接しているため、永久磁石28−4のS極の吸着力により、ロータケース16を図7中矢印Aの向きに回転させる強い回転力を生じる。
また、永久磁石20−5のN極は、永久磁石28−5のS極と近接しているため、永久磁石28−5のS極の吸着力により、ロータケース16を図7中矢印Aの向きに回転させる強い回転力を生じる。
また、永久磁石20−6のN極は、永久磁石26−7のN極と永久磁石28−6のS極との中間に位置し、永久磁石26−7のN極の反発力と永久磁石28−6のS極の吸着力により、ロータケース16を図7中矢印Aの向きに回転させる強い回転力を生じる。
また、永久磁石20−7のN極は、永久磁石26−8のN極と永久磁石28−7のS極との中間に位置し、永久磁石26−8のN極の反発力と永久磁石28−7のS極の吸着力により、ロータケース16を図7中矢印Aの向きに回転させる強い回転力を生じる。
また、永久磁石20−8のN極は、永久磁石26−9のN極の反発力により、ロータケース16を図7中矢印Aの向きに回転させる回転力を生じる。
また、永久磁石20−9のN極は、永久磁石26−10のN極と近接しているため、永久磁石26−10のN極の反発力により、ロータケース16を図7中矢印Aの向きに回転させる強い回転力を生じる。
また、永久磁石20−10のN極は、永久磁石26−11のN極と近接しているため、永久磁石26−11のN極の反発力により、ロータケース16を図7中矢印Aの向きに回転させる強い回転力を生じる。
永久磁石20−11のN極は、永久磁石26−12のN極と近接かつ対向して位置し、かつ永久磁石28−12のS極にも近接しているため、ロータケース16を図中矢印Bの向きに回転させる強い回転力を生じる。
永久磁石20−12のN極は、永久磁石26−13のN極と近接かつ対向して位置し、かつ永久磁石28−13のS極にも近接しているため、ロータケース16を図中矢印Bの向きに回転させる強い回転力を生じる。
上述したように、図7に示す回転位置において、ロータケース16は、永久磁石20−3,20−4,20−5,20−6,20−7,20−8,20−9,20−10においてロータケース16を図7中矢印Aの向きに回転させる回転力が生じ、永久磁石20−11,20−12,20−1,20−2においてロータケース16を図7中矢印Bの向きに回転させる回転力が生じる。
このとき、回転力の総和を計算すると、図7に示す回転位置において、ロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力が生じる。
以下、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係を中心にロータケース16の回転位置に応じた回転力を、ロータケース16が1回転する時間内に略同じ時間間隔で規定した12個の第1〜第12のタイミングについて時系列的に見る。
例えば、図7に示すタイミング(以下、第1のタイミングとも記す)の次のタイミング(第2のタイミング)には、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−13および永久磁石28−13と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第2のタイミングの次の第3のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−12および永久磁石28−12と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第3のタイミングの次の第4のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−11および永久磁石28−11と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第4のタイミングの次の第5のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−10および永久磁石28−10と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第5のタイミングの次の第6のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−9および永久磁石28−9と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第6のタイミングの次の第7のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−8および永久磁石28−8と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第7のタイミングの次の第8のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−7および永久磁石28−7と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第8のタイミングの次の第9のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−6および永久磁石28−6と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第9のタイミングの次の第10のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−5および永久磁石28−5と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第10のタイミングの次の第11のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−4および永久磁石28−4と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第11のタイミングの次の第12のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−3および永久磁石28−3と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
次に、上記第12のタイミングの次の第13のタイミングには、永久磁石26−1および永久磁石28−1と永久磁石20−sとの間の位置関係は、図7に示す永久磁石26−2および永久磁石28−2と永久磁石20−sとの間の位置関係と同じになり、図7に示す場合と同様に回転力の総和はロータケース16を矢印Aの向きに回転させる強い回転力となる。
上記第13のタイミングの次には上記第1のタイミングに戻る。
以上説明したように、動力発生装置1によれば、上述したように、上記全てのタイミングにおけるロータケース16の回転位置において、ロータケース16を図7中矢印Aの向きに回転させる強い回転力を生じ、シャフト12の回転摩擦、並びに空気抵抗等を考慮しても、発電機8による発電を可能にする十分な回転動力を発生できる。
動力発生装置1では、永久磁石の反発力と吸引力との双方により、ロータケース16を回転させる非常に強い回転力を得ることができる。
なお、永久磁石20−s,26−t,28−tの長手方向の長さを長くするに従って回転力は増大する。
また、動力発生装置1では、手動足踏レバーや油圧ジャッキなどで、ロータケース16をステータ磁石封入ケース22の外側に移動させることで回転速度を減速させたり回転を停止させることができる。
<第2実施形態>
本実施形態では、例えば、図8に示すように、N極磁石20−sのN極とS極を第1実施形態の場合と逆向きに配置する。
図8に示す場合には、第1実施形態と同様の原理で、ロータケース16は、矢印Bの向きに強く回転力で回転する。
<第3実施形態>
本実施形態では、図9に示すように、永久磁石28−tの断面を、永久磁石26−tの断面に比べて大きくする。
図9に示す例では、(永久磁石28−tの断面積):(永久磁石26−tの断面積)は、7.5:2.5である。
なお、(永久磁石28−tの断面積):(永久磁石26−tの断面積)は、6:4、あるいは7:3等のその他の値であってもよい。
また、永久磁石20−sの断面は、ロータケース16の回転方向の側の辺を、反対側の辺より長く形成していう。
本実施形態では、図9に示すように、構成したことで、永久磁石28−tのS極と、永久磁石20−sのN極との吸着力を第1実施形態の場合に比べて強くできる。
<第4実施形態>
上述した第1〜3実施形態では、ステータ(ステータ磁石封入ケース22)を外側に位置させ、ロータ(ロータケース16)を内側に位置させた場合を例示したが、外側をロータとし、内側をステータとしてもよい。
<第5実施形態>
上述した実施形態では、S=12、T=13の場合を例示したが、SとTは、「S=T+1」、「T=S+1」、あるいは、「SはTの約数ではなく、TはSの約数ではなく、且つ、S≠Tである」という要件を満たせば特に限定されない。
<第6実施形態>
図10は、本発明の第6実施形態の動力発生装置104を説明するための図である。
図10に示すように、動力発生装置104は、例えば、ロータ201、ステータ202、シャフト204および発電機8を有する。
当該実施形態は、第2の発明に対応している。
ロータ201が第2の発明の第1の部材に対応し、ステータ202が第2の発明の第2の部材に対応している。
本実施形態では、第2の発明において、X=8、Y=9の場合を例示する。
ただし、第2の発明は、例えば、XとYは、「X=Y+1」、「Y=X+1」、あるいは、「XはYの約数ではなく、YはXの約数ではなく、且つ、X≠Yである」という要件を満たせば特に限定されない。
図11は、図10に示すロータ201をステータ202側から見た側面図である。
図11に示すように、ロータ201の側面201aには、N極がステータ202側に位置し、S極がロータ201a上に固定された状態で、8個の永久磁石220−1〜220−8が固定されている。
永久磁石220−1〜220−8は、シャフト204の中心軸を中心として周方向に等間隔に固定されている。
永久磁石220−1〜220−8の各々は、図12(A),(B)に示すように、断面が台形の永久磁石251と、永久磁石251より断面が小さい永久磁石252とで構成される。
永久磁石251,252の各々は、そのN極をステータ202の側面202aに対向させて,そのS極が側面201aに固定されている。
図13は、図10に示すステータ202をロータ201側から見た側面図である。
図13に示すように、ステータ202の側面202aには、永久磁石226−y,228−yで構成される9個の磁石体230−y(yは1≦y≦9の整数)が、シャフト204の中心軸を中心として周方向に等間隔に固定されている。
永久磁石228−yは、図14(A)に示すように、断面が台形であり、そのS極をロータ201の側面201aに対向させて、そのN極がステータ202の側面202aに固定されている。
永久磁石226−yは、図14(B)に示すように、断面が永久磁石228−yより小さく、そのN極をロータ201の側面201aに対向させて、そのS極がステータ202の側面202aに固定されている。
永久磁石228−yと永久磁石226−yとは、接触あるいは近接して、且つ、ロータ201がシャフト204を中心として回転すると、ロータ201の側面201aに固定された8個の永久磁石220−x(xは1≦x≦8の整数)のN極が、永久磁石228−yのS極と永久磁石226−yのN極と交互に対向するように、側面202aに固定されている。
動力発生装置104では、ロータ201の側面201aに固定された永久磁石220−xが、第1実施形態で説明した原理と同様に、ステータ202の側面202aに固定された永久磁石228−yの吸着力および永久磁石226−yの反発力を受けて、回転速度を加速させる。
本実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本実施形態によれば、永久磁石の反発力と吸引力により、4倍の回転力が得られる。
本実施形態では、ロータ201とステータ202とを近づけることで回転を開始させ、遠ざけることで回転を減速あるいは停止させる。
<第7実施形態>
図15は、本発明の第7実施形態の動力発生装置304を説明するための図である。
図15に示すように、動力発生装置304は、例えば、ロータ201、ロータ302、シャフト204,314および発電機8,308を有する。
図15に示すロータ201、発電機8およびシャフト204は、第6実施形態で説明したものと同じである。
本実施形態では、ロータ302の側面302aには、図13と同様のパターンで、永久磁石228−y,226−yが設けられている。
ロータ302は、ロータ201の側面201aに設けられた永久磁石の磁力を受けてシャフト314を介して回転し、発電機308に回転動力を供給する。
なお、本実施形態によれば、永久磁石の反発力と吸引力により、3倍の回転力が得られる。
<第8実施形態>
図16は、本発明の第8実施形態の動力発生装置404を説明するための図である。
図16に示すように、動力発生装置404は、例えば、ステータ401、ロータ402、ステータ403、シャフト451および発電機408を有する。
当該実施形態は、第3の発明に対応している。
ロータ402が第3の発明の第1の部材に対応し、ステータ401が第3の発明の第2の部材に対応し、ステータ403が第3の発明の第3の部材に対応している。
ステータ401の側面401a、ステータ403の側面403aには、図13と同様のパターンで、永久磁石228−y,226−yが設けられている。
また、ロータ402の両側の側面402a,402bには、図11と同様のパターンで、永久磁石220−xが設けられている。
ロータ402の側面402aは、ステータ401の側面401aに設けられた永久磁石からの磁力により回転力を受け、ステータ403の側面403aに設けられた永久磁石からの磁力により同じ向きに回転力を受けて回転し、それに応じてシャフト451を回転する。
発電機408は、シャフト451の回転を基に発電を行う。
なお、本実施形態によれば、永久磁石の反発力と吸引力により、8倍の回転力が得られる。
<第9実施形態>
図17は、本発明の第9実施形態の動力発生装置504を説明するための図である。
図17に示すように、動力発生装置504は、例えば、ロータ501、ロータ502、ステータ503、シャフト451および発電機408を有する。
当該実施形態は、第4の発明に対応している。
ロータ501が第4の発明の第1の部材に対応し、ステータ503が第4の発明の第2の部材に対応し、ロータ502が第3の発明の第3の部材に対応している。
ロータ501の側面501a、並びにステータ503の側面503aには、図11と同様のパターンで、永久磁石220−xが設けられている。
また、ロータ502の両側の側面502a,502bには、図13と同様のパターンで、永久磁石228−y,226−yが設けられている。
ロータ501の側面501aは、ロータ502の側面502aに設けられた永久磁石からの磁力により図中矢印の向きの回転力を受けて回転する。これにより、シャフト451が回転する。
このとき、ロータ502は、ステータ503の側面503aに設けられた永久磁石からの磁力により反発力を得て、ロータ501と同じ向きに空転する。
発電機408は、シャフト451の回転を基に発電を行う。
本実施形態によれば、ロータ501を回転、ロータ502を逆回転させることによるテコの原理を応用し、回転エネルギが幾何学的に増大する。
本実施形態では、ロータ501,502およびステータ503の間の距離を調整することで、回転の開始、加速、減速および停止させることができる。
<第10実施形態>
図18は、本発明の第10実施形態の動力発生装置604を説明するための図である。
図18に示すように、動力発生装置604は、例えば、ロータ501、ロータ502、ロータ603、シャフト451,651および発電機408,608を有する。
当該実施形態は、第4の発明に対応している。
ロータ501が第4の発明の第1の部材に対応し、ロータ603が第4の発明の第2の部材に対応し、ロータ502が第3の発明の第3の部材に対応している。
図18において、図17と同じ符号を付した、発電機408、ロータ501、ロータ502、シャフト451は、第9実施形態で説明したものと同じである。
動力発生装置604のロータ603の側面603aには、図11と同様のパターンで、永久磁石220−xが設けられている。
ロータ603は、シャフト651を中心に回転する。
ロータ603の側面501aは、ロータ502の側面502bに設けられた永久磁石からの磁力により図中矢印の向きの回転力を受けて回転する。これにより、シャフト651が回転し、発電機608がシャフト651の回転を基に発電を行う。
また、ロータ501およびロータ502は、第9実施形態で説明した原理で、図18中矢印の向きに回転する。
<第11実施形態>
上述した実施形態では、永久磁石を基に回転動力を発生する場合を例示したが、例えば、図3に示す周方向に配設された永久磁石26−t,28−tを直線上に展開した第1の部材と、図3に示す周方向に配設された永久磁石20−sを直線上に展開した第2の部材とを対向させて第1の部材および第2の部材を相対的に直線方向に移動する動力を発生させてもよい。
本発明は、永久磁石などの磁石を用いて動力を発生する動力発生装置に適用できる。
図1は、本発明の第1実施形態の動力発生装置の断面構成図である。 図2は、図1中右側から見た動力発生装置の外観図である。 図3は、図1に示す断面線A_Aにおける断面構成における永久磁石20−s(sは1≦s≦12の整数)および磁石体24−t(tは1≦t≦13の整数)の配置を説明するための図である。 図4は、図3に示す部分のサイズを説明するための図である。 図5は、永久磁石20−sの寸法を説明するための図である。 図6は、永久磁石26−t,28−tの寸法を説明するための図である。 図7は、本発明の第1実施形態の動力発生装置の動作を説明するための図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係わる動力発生装置を説明するための図である。 図9は、本発明の第3実施形態に係わる動力発生装置を説明するための図である。 図10は、本発明の第6実施形態の動力発生装置104を説明するための図である。 図11は、図10に示すロータ201をステータ202側から見た側面図である。 図12は、図11に示す永久磁石の形状を説明するための図である。 図13は、図10に示すステータ202をロータ201側から見た側面図である。 図14は、図13に示す永久磁石の形状を説明するための図である。 図15は、本発明の第7実施形態の動力発生装置を説明するための図である。 図16は、本発明の第8実施形態の動力発生装置を説明するための図である。 図17は、本発明の第9実施形態の動力発生装置を説明するための図である。 図18は、本発明の第10実施形態の動力発生装置を説明するための図である。
符号の説明
1…動力発生装置、8…発電機、9…中心軸、10…ハウジング、12…シャフト、14…ベアリング、16…ロータケース、18…ロータ磁石封入ケ−ス、22…ステータ磁石封入ケース、20−s,26−t,28−t,220−x,226−y,228−y…永久磁石

Claims (18)

  1. 外周面を備え、前記外周面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、S個の第1の磁石が前記外周面上の周方向に等間隔の位置に配設された第1の部材と、
    前記第1の部材の前記外周面と中心軸を同じくし当該外周面と対向する内周面を備えた第2の部材であって、前記内周面側が第1の磁極となり前記第1の磁石の前記第2の磁極と対向する側が第2の磁極となるように前記内周面に配設された第2の磁石と、前記内周面側が第2の磁極となり前記第1の磁石の前記第2の磁極と対向する側が第1の磁極となると共に前記第2の磁石と接触あるいは近接して前記内周面に配設された第3の磁石とによって各々構成されるT個の磁石体が、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方が前記中心軸を中心に回転することで、前記S個の第1の磁石の各々の前記第2の磁極が前記M個の磁石体を構成する前記第2に磁石の前記第2の磁極と前記第3の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記内周面上の周方向に等間隔の位置に配設された第2の部材と
    を有する動力発生装置。
  2. 前記S,Tは、S=T+1あるいはT=S+1を満たす
    請求項1に記載の動力発生装置。
  3. 前記S,Tは、SはTの約数ではなく、TはSの約数ではなく、且つ、S≠Tであるという条件を満たす
    請求項1に記載の動力発生装置。
  4. 前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方は固定されている
    請求項1に記載の動力発生装置。
  5. 前記第1の磁石、前記第2の磁石および前記第3の磁石は、前記中心軸が延びる方向を長手方向とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の動力発生装置。
  6. 前記第2の磁石および前記第3の磁石の前記中心軸と直交する断面は、前記第1の部材の前記外周面に向かうに従って小さくなっている
    請求項1〜5のいずれかに記載の動力発生装置。
  7. 前記第3の磁石の前記断面は、前記前記第2の磁石の断面に比べて大きい
    請求項6に記載の動力発生装置。
  8. 前記第1の磁石の前記中心軸と直交する断面は、前記第2の部材の前記内周面に向かうに従って小さくなっている
    請求項1〜7のいずれかに記載の動力発生装置。
  9. 前記第1の磁石、前記第2の磁石および前記第3の磁石は、永久磁石である
    請求項1〜8のいずれかに記載の動力発生装置。
  10. 第1の側面を備え、前記第1の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X個の第1の磁石が所定の中心軸を中心として前記第1の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第1の部材と、
    前記第1の部材の前記第1の側面と対向する第2の側面を備えた第2の部材であって、前記第2の側面側が第1の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第2の側面に配設された第2の磁石と、前記第2の側面側が第2の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第2の磁石と接触あるいは近接して前記前記第2の側面に配設された第3の磁石とによって各々構成されるY個の磁石体が、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方が前記中心軸を中心に回転することで、前記X個の第1の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y個の磁石体を構成する前記第2に磁石の前記第2の磁極と前記第3の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第2の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第2の部材と
    を有する動力発生装置。
  11. 前記X,Yは、X=Y+1あるいはY=X+1を満たす
    請求項10に記載の動力発生装置。
  12. 前記X,Yは、XはYの約数ではなく、YはXの約数ではなく、且つ、X≠Yであるという条件を満たす
    請求項10に記載の動力発生装置。
  13. 前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方は固定されている
    請求項10〜12のいずれかに記載の動力発生装置。
  14. 第1の側面と当該第1の側面と反対側の第2の側面とを備え、前記第1の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X1個の第1の磁石が所定の中心軸を中心として前記第1の側面上の周方向に等間隔の位置に配設され、前記第2の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X2個の第2の磁石が所定の中心軸を中心として前記第2の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第1の部材と、
    前記第1の部材の前記第1の側面と対向する第3の側面を備えた第2の部材であって、前記第3の側面側が第1の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第3の側面に配設された第3の磁石と、前記第3の側面側が第2の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第3の磁石と接触あるいは近接して前記前記第3の側面に配設された第4の磁石とによって各々構成されるY1個の磁石体が、前記第1の部材が前記中心軸を中心に回転することで、前記X1個の第1の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y1個の磁石体を構成する前記第3の磁石の前記第2の磁極と前記第4の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第3の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第2の部材と、
    前記第1の部材の前記第2の側面と対向する第4の側面を備えた第3の部材であって、前記第4の側面側が第1の磁極となり前記第2の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第4の側面に配設された第5の磁石と、前記第4の側面側が第2の磁極となり前記第2の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第5の磁石と接触あるいは近接して前記前記第4の側面に配設された第6の磁石とによって各々構成されるY2個の磁石体が、前記第1の部材が前記中心軸を中心に回転することで、前記X2個の第2の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y2個の磁石体を構成する前記第5の磁石の前記第2の磁極と前記第6の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第4の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第3の部材と
    を有する動力発生装置。
  15. 前記第2の部材および前記第3の部材は、固定されている
    請求項14に記載の動力発生装置。
  16. 第1の側面を備え、前記第1の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X1個の第1の磁石が所定の中心軸を中心として前記第1の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第1の部材と、
    第2の側面を備え、前記第2の側面側が第1の磁極となり反対側が第2の磁極となるように、X2個の第2の磁石が所定の中心軸を中心として前記第2の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第2の部材と、
    第3の側面と当該第3の側面と反対側の第4の側面とを備えた第3の部材であって、前記第3の側面側が第1の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第3の側面に配設された第3の磁石と、前記第3の側面側が第2の磁極となり前記第1の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第3の磁石と接触あるいは近接して前記前記第3の側面に配設された第4の磁石とによって各々構成されるY1個の磁石体が、前記第1の部材が前記中心軸を中心に回転することで、前記X1個の第1の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y1個の磁石体を構成する前記第3の磁石の前記第2の磁極と前記第4の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第3の側面上の周方向に等間隔の位置に配設され、
    前記第4の側面側が第1の磁極となり前記第2の側面と対向する側が第2の磁極となるように前記第4の側面に配設された第5の磁石と、前記第4の側面側が第2の磁極となり前記第2の側面と対向する側が第1の磁極となると共に前記第5の磁石と接触あるいは近接して前記前記第4の側面に配設された第6の磁石とによって各々構成されるY2個の磁石体が、前記第3の部材が前記中心軸を中心に回転することで、前記X2個の第2の磁石の各々の前記第2の磁極が前記Y2個の磁石体を構成する前記第5の磁石の前記第2の磁極と前記第6の磁石の前記第1の磁極と交互に対向するように、前記所定の中心軸を中心として前記第4の側面上の周方向に等間隔の位置に配設された第3の部材と
    を有する動力発生装置。
  17. 前記第2の部材は、固定されている
    請求項16に記載の動力発生装置。
  18. 前記第1の部材、前記第2の部材および前記第3の部材の全てが、前記中心軸を中心として回転する
    請求項16に記載の動力発生装置。
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