JP2005286816A - 放送受信装置、送信装置および音声再生装置 - Google Patents

放送受信装置、送信装置および音声再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放送受信装置において、テレビ放送の映像表示を行なわない場合でも、ユーザが必要十分な情報を出力する。
【解決手段】車両が停車状態から走行状態に遷移すると、走行状態検出部24から制御部1に“0”の走行/停車信号が出力される。すると、制御部1は、番組情報取得部7が取得した番組情報に含まれるリンク先情報の周波数への選局をラジオ受信選局部9に指示するとともに、映像選択部12に対し“0”の映像切替信号を出力する。するとTV映像再生部5からの映像信号が映像表示部11に出力されなくなる。制御部1は“0”の走行/停車信号を入力した際に音声選択部14に対し“0”の音声切替信号を出力する。すると音声選択部14はラジオ音声再生部10からの音声信号を選択して、これを音声出力部13に出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テレビ放送やラジオ放送を受信する放送受信装置、送信装置および音声再生装置に関する。
従来、車両に搭載されてテレビ放送を受信する車載用放送受信装置は、車両の走行状態(停車中又は走行中)を検知するセンサ部と接続され、このセンサ部により車両が停車中であることが検知された場合には、受信したテレビ映像信号を再生して表示装置の画面に表示させるようにし、それ以外の場合には、運転者の注意を奪うおそれのある画面表示をオフとするあるいは表示装置の電源自体をオフとするような設定がなされ、受信したテレビ音声はそのままスピーカ等から再生される。
しかし、一般のテレビ音声は、ユーザがテレビ映像を見ている事を前提として放送されるものであるため、テレビ映像を再生せずにテレビ音声のみを再生した場合にはユーザが十分な情報を得られないという問題があり、これを解消するために、例えば特許文献1に開示されたように、テレビ放送が主/副音声放送である場合には、走行中にテレビ映像の表示をオフとした上で、テレビ音声を副音声に切り替えて再生するものがある。
特開2001−94897号公報
前述した副音声が、例えば視覚障害者向けの音声である場合には、ユーザはテレビ映像を見なくとも十分な情報を得ることができるが、例えばスポーツ中継の番組で放送される副音声は、視覚障害者向けの内容ではない場合が多く、この場合には、テレビ映像の表示をオフとした際にユーザが必要十分な情報を得ることができなかった。
そこで、本発明の目的は、テレビ放送の映像表示を行なわない場合でも、ユーザが必要十分な情報を得ることが可能になる放送受信装置、送信装置および音声再生装置を提供することにある。
すなわち、本発明に係わる放送受信装置は、テレビ放送電波を受信・選局するテレビ受信・選局手段と、音声放送電波を受信・選局する音声受信・選局手段と、前記受信・選局したテレビ放送電波に含まれる映像情報と音声情報でなるテレビ情報を再生するテレビ放送再生手段と、前記受信・選局した音声放送電波に含まれる音声情報を再生する音声放送再生手段と、前記テレビ放送再生手段によりテレビ情報の再生がなされている場合で、かつ、予め定められた条件を満たした場合に、前記テレビ放送再生手段によるテレビ情報の再生を停止させるとともに、前記テレビ放送再生手段により再生されていたテレビ情報の内容に対応する音声情報を前記音声放送再生手段により再生させるように切り替え制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係わる放送受信装置では、テレビ情報の再生がなされている場合で、かつ、予め定められた条件を満たした場合に、テレビ情報の再生を停止して、この再生されていたテレビ情報の内容に対応する音声情報を音声放送再生手段により再生させるように切り替え制御するので、テレビ放送の映像を再生しない場合でも、ユーザは必要十分な情報を得ることができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがった車載用放送受信装置の構成例を示すブロック図である。
この車載用放送受信装置は、装置全体の動作を司る制御部1を備え、また、TV(テレビ)アンテナ2が受信した、例えば地上波デシタルテレビ放送の電波から、予め選択したテレビ放送局の電波を選局するTV受信選局部3、および、この選局された電波を、TV映像信号、TV音声信号および番組情報用の信号に分離する信号分離部(デマルチプレクサ部)4を備える。
また、車載用放送受信装置は、信号分離部4により分離されたTV映像信号を復調して出力するTV映像再生部5、前述のように分離されたTV音声信号を復調して出力するTV音声再生部6、および、前述のように分離された番組情報用の信号から、EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)の情報を取得する番組情報取得部7を備え、ラジオアンテナ8を介して受信したラジオ放送の電波から、予め選択されたラジオ放送局の電波を選局するラジオ受信選局部9、および、この選局された電波を復調して出力するラジオ音声再生部10をさらに備える。
また、車載用放送受信装置は、TV映像再生部5などから入力した信号のうち、映像表示部(モニタ)11に出力する信号を選択する映像選択部12を備え、TV音声再生部6やラジオ音声再生部10から入力した信号のうち、音声出力部(スピーカ)13に出力する信号を選択する音声選択部14、各種キーや操作スイッチからなる入力部21、車速センサ22、パーキングブレーキセンサ23および走行状態検出部24をさらに備える。
車速センサ22は、車両の前輪の回転軸などの回転駆動部(図示せず)に設けられており、当該車両の速度を検出する。パーキングブレーキセンサ23は車両のパーキングブレーキの稼動状況を検知する。
走行状態検出部24は、車速センサ22やパーキングブレーキセンサ23からの出力に基づいて、車両が走行状態にあるか停車状態にあることを示す走行/停車信号を出力する。具体的には、車両が停車状態にあると判別した際は、“1”の走行/停車信号を制御部1に出力し、車両が走行状態にあると判別した際は、“0”の走行/停車信号を制御部1に出力する。
図2は、番組情報取得部7により取得した番組情報に含まれるリンク先情報の一例を示す図である。番組情報には、番組名、開始時間、継続時間の他に、AMラジオ放送、FMラジオ放送および地上波デジタルラジオ放送などのうち何れかの音声放送のリンク先情報が含まれる。このリンク先情報は、例えば番組情報を伝送するためのEIT(Event Infomation Table:イベント情報テーブル)におけるハイパーリンク記述子(Hyperlink Descriptor)で示される。
リンク先の音声放送の形態がAMラジオ放送またはFMラジオ放送である場合には、放送局の周波数がリンク先情報として設定され、放送の形態が地上波デジタルラジオ放送である場合には、地上波デジタルラジオ放送の各放送局の各番組に付与される固有のサービスID(service_ID)がリンク先情報として設定される。
このリンク先情報で示されるラジオ放送局で放送される番組は、受信中のテレビ放送の番組内容に対応し、かつ映像が無い事を前提として放送される番組である。なお、リンク先の放送局はラジオ放送局に限らず、受信中のテレビ放送の番組内容に対応し、かつ映像が無い事を前提とした音声情報を送信する放送局であれば、ラジオ放送局以外の放送局であってもよい。
図3は、放送局側に設けられる送信装置の構成例を示すブロック図である。
この送信装置は、例えば地上波デシタルテレビ放送の放送局に設けられる装置であり、映像信号を符号化する映像符号化部31、音声信号を符号化する音声符号化部32、前述したリンク先情報を含む番組情報の信号、映像符号化部31からの信号、および、音声符号化部32からの信号を多重化して1つの信号にするマルチプレクサ部33、このマルチプレクサ部33からの信号を送信アンテナ34から放送電波として送信させる送信部35を備える。
次に、図1に示した構成の車載用放送受信装置の動作について説明する。この車載用放送受信装置における各種信号波形のタイミングチャートの一例を図4に示す。
まず、走行状態検出部24から出力された走行/停車信号が“1”であった場合について説明する。制御部1は“1”の走行/停車信号を入力すると、車両が停車状態にあると判別して、映像選択部12に対し“1”の映像切替信号を出力する。映像選択部12は、“1”の映像切替信号を入力すると、TV映像再生部5からの映像信号を選択して、これを映像表示部11に出力する。
制御部1は“1”の走行/停車信号を入力した際に音声選択部14に対し、“1”の音声切替信号を出力する。音声選択部14は、“1”の音声切替信号を入力すると、TV音声再生部6からの音声信号を選択して、これを音声出力部13に出力する。
そして、車両が停車状態から走行状態に遷移すると、走行状態検出部24から出力される走行/停車信号が“1”から“0”に変化する。制御部1は、“0”の走行/停車信号を入力すると、車両が走行状態にあると判別する。すると制御部1は番組情報取得部7が取得した番組情報にリンク先情報が含まれているか否かを判別し、リンク先情報が含まれていると判別した場合には、このリンク先情報の周波数、またはサービスIDなどに対応するラジオ放送局への選局を指示するための選局制御信号をラジオ受信選局部9に出力する。
制御部1は“0”の走行/停車信号を入力した際に、映像選択部12に対して“0”の映像切替信号を出力する。映像選択部12は、“0”の映像切替信号を入力すると、映像オフ信号出力部25からの映像信号(例えば黒のみの映像信号)を選択して、これを映像表示部11により出力表示させる。これにより、TV映像再生部5からの映像が映像表示部11に表示されなくなる。
また、制御部1は“0”の走行/停車信号を入力した際に、音声選択部14に対し“0”の音声切替信号を出力する。音声選択部14は、“0”の音声切替信号を入力すると、ラジオ音声再生部10からの音声信号を選択して、これを音声出力部13に出力する。このラジオ音声再生部10からの音声信号は、前述したリンク先情報にしたがって選局された放送局からの音声電波に含まれる音声信号なので、車両の停車時に受信していたTV映像およびTV音声の内容に対応した音声が再生されることになる。
つまり車両が走行状態にある場合には、図4に示すように、映像表示部11によるTV映像の表示が停止するとともに、音声出力部13から出力される音声がTV音声から、車両が停車状態のときに受信していたテレビ放送の内容に対応したラジオ音声に切り替わる。
そして、車両が走行状態から停車状態に遷移すると、走行状態検出部24から出力される走行/停車信号が“0”から“1”に変化する。すると、映像選択部12には“1”の映像切替信号が再び出力されるとともに、音声選択部14には“1”の音声切替信号が再び出力されるので、映像表示部11によりTV映像が再び表示され、音声出力部13から出力される音声がラジオ音声から元のTV音声に切り替わる。なお、音声出力部13からの出力音声の切替は、走行状態にしたがった動作に限らず、入力部21による任意のキー入力にしたがって行なってもよい。
以上のように、車両の走行時は、TV映像の表示が停止するとともに、音声出力部13から出力される音声がテレビ放送の音声からラジオ音声に切り替わる。このラジオ音声の内容は、受信中のテレビ放送の番組内容に対応し、かつ映像が無い事を前提とした内容であるため、ユーザの運転の安全性を確保した上で、当該ユーザに十分な情報を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る車載用放送受信装置の構成は、図1に示したものと基本的にほぼ同様であるので、同一部分の説明は省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態にしたがった車載用放送受信装置の構成例を示すブロック図である。この車載用放送受信装置では、図1に示した番組情報取得部7に代えて、前述した番組情報をインターネットなどの通信回線を経由して取得する番組情報取得部41が設けられ、この番組情報取得部41には通信部42が接続される。また、放送局には、番組情報を格納する番組情報サーバ51が設けられる。
通信部42は、通信回線52を介して番組情報サーバ51にアクセスして番組情報を取得し、これを番組情報取得部41に出力する。制御部1は、番組情報取得部41が取得した番組情報から、現在受信しているテレビ放送番組に対応するリンク先情報を検出して、このリンク先情報をもとに、車両の走行時において、第1の実施形態で説明したようなTV映像出力の停止および出力音声の切り替え処理を行なう。
このような構成とすることで、テレビ放送の電波に番組情報が含まれていない場合でも当該番組情報の取得が可能となり、この番組情報に音声放送のリンク先情報が含まれる場合には、第1の実施形態と同様に、車両が停車状態から走行状態に遷移した際の音声出力部13からの出力音声の切り替えを行なうことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る車載用放送受信装置の構成は、図5に示したものと基本的にほぼ同様であるので、同一部分の説明は省略する。
図1や図5に示した車載用放送受信装置では、車両が停車状態から走行状態に遷移した際に、音声出力部13から出力される音声がTV音声からラジオ音声に即座に切り替わるように制御している。つまり、TV音声におけるアナウンサの発声などが一区切りしていない場合でも出力音声がラジオ音声に切り替わることになるので、運転者であるユーザに対して違和感を与えてしまう。本実施形態にしたがった車載用放送受信装置はこの違和感を低減させるものである。
図6は、本発明の第3の実施形態にしたがった車載用放送受信装置の構成例を示すブロック図である。この車載用放送受信装置では、図5に示した制御部1と音声選択部14の間に発声区間検出部61が設けられる。
発声区間検出部61は、音声選択部14から出力される音声信号のレベルを検知し、この検知したレベルが予め定められた範囲外のレベルにあると判別した際は、“1”の発声区間信号を制御部1に出力し、検知したレベルが所定時間以上(例えば1秒以上)にわたって前述した範囲内のレベルにあると判別した際は、“0”の発声区間信号を制御部1に出力する。この範囲内のレベルとは、例えばユーザの耳に殆どもしくは全く聞こえないレベルである。
次に、図6に示した構成の車載用放送受信装置の動作について説明する。この車載用放送受信装置における各種信号波形のタイミングチャートの一例を図7に示す。
この車載用放送受信装置では、制御部1は、走行状態検出部24から出力される走行/停車信号が“1”から“0”に切り替わった場合には、図1や図5に示した車載用放送受信装置と同様に映像選択部12への映像切替信号を“1”から“0”に切り替える。しかし、走行/停車信号が“1”から“0”に切り替わっても、発声区間検出部61からの発声区間信号が“1”である場合には、制御部1は、音声選択部14への音声切替信号を“1”のまま変化させない。
つまり、車両が走行状態となっても、ユーザの耳に聞こえるレベルのTV音声が一定時間以上途切れていない場合には、映像表示部11に表示される映像がオフとなる一方で、音声出力部13から出力される音声はTV音声のままとなる。
制御部1は、走行/停車信号が“0”にある状態で、かつ、発声区間検出部61からの発声区間信号が“1”から“0”に切り替わった場合には、音声選択部14に出力する音声切替信号を“1”から“0”に切り替える。これにより音声出力部13からの出力音声が、車両の停車時に再生していたTV映像およびTV音声の内容に対応したラジオ音声に切り替わる。
また、制御部1は、車両が再び停車状態となる、つまり、走行状態検出部24から出力される走行/停車信号が“0”から“1”に切り替わった場合には、図1や図5に示した車載用放送受信装置と同様に映像選択部12への映像切替信号を“0”から“1”に切り替える。しかし、走行/停車信号が“0”から“1”に切り替わっても、発声区間検出部61からの発声区間信号が“1”である場合には、制御部1は、音声切替信号を“0”のまま変化させない。
つまり、車両が停車状態となっても、ユーザの耳に聞こえるレベルのラジオ音声が一定時間以上途切れていない場合には、映像表示部11にTV映像が再び表示される一方で、音声出力部13から出力される音声はラジオ音声のままとなる。
制御部1は、走行状態検出部24からの走行/停車信号が“1”にある状態で、かつ、発声区間検出部61からの発声区間信号が“1”から“0”に切り替わった場合には、音声選択部14に出力する音声切替信号を“0”から“1”に切り替える。これにより音声出力部13からの出力音声が元のTV音声に切り替わる。
このような構成とすれば、車両が走行状態にあり、かつ、ユーザの耳に聞こえるレベルのTV音声が一区切りした場合に、音声出力部13からの出力音声がTV音声からラジオ音声に切り替わるので、出力音声を切り替える際のユーザへの違和感を低減させることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る車載用放送受信装置の構成は、図1に示したものと基本的にほぼ同様であるので、同一部分の説明は省略する。
図1や図6に示した車載用放送受信装置では、音声出力部13から出力される音声はTV音声およびラジオ音声のいずれか一方のみであるが、例えばTV音声とラジオ音声の音量が異なる場合には、TV音声とラジオ音声の間で出力音声が切り替わった際に音量が突然切り替わることになるので、運転者であるユーザに対して違和感を与えてしまう。本実施形態にしたがった車載用放送受信装置はこの違和感を低減させるものである。
図8は、本発明の第4の実施形態にしたがった車載用放送受信装置の構成例を示すブロック図である。
この車載用放送受信装置では、図1に示した音声選択部14に代えて、ミキサ部71が制御部1、TV音声再生部6、ラジオ音声再生部10および音声出力部13と接続される。
ミキサ部71は、TV音声再生部6からの音声信号、およびラジオ音声再生部10からの音声信号をミキシングして音声出力部13に出力する。これら音声信号のミキシング比(音声MIX比)は、制御部1からの制御信号によって決定される。制御部1からミキサ部71への制御信号は、例えば0.1刻みで“1”から“0”の間となる。
例えば、音声出力部13から出力する音声の全てをTV音声としてラジオ音声の出力を無しとする場合には、“1”の音声MIX比信号をミキサ部71に出力し、音声出力部13から出力する音声の全てをラジオ音声としてTV音声の出力を無しとする場合には、“0”の音声MIX比信号信号をミキサ部71に出力し、音声出力部13から出力する音声のうち60パーセントをTV音声として、残り40パーセントをラジオ音声とする場合には“0.6”の音声MIX比信号信号をミキサ部71に出力する。
つまり、ミキサ部71は、制御部1からの音声MIX比信号の値が“1”であった場合には、TV音声再生部6からの音声信号のみを、音声MIX比信号の値が“0”であった場合には、ラジオ音声再生部10からの音声信号のみを音声出力部13に出力し、音声MIX比信号の値が“N(0≦N≦1)”であった場合には、TV音声再生部6からの音声信号とラジオ音声再生部10からの音声信号をN:(1−N)の比率でミキシングした音声信号を音声出力部13に出力する。
次に、図7に示した構成の車載用放送受信装置の動作について説明する。この車載用放送受信装置における各種信号波形のタイミングチャートの一例を図9に示す。
この車載用放送受信装置において、制御部1は、走行状態検出部24から出力される走行/停車信号が“1”から“0”に切り替わった場合には、映像選択部12に“0”の映像選択信号を出力して、映像表示部11からのTV映像の表示をオフにするとともに、ミキサ部71への音声MIX比信号の値を“1”から“0”にかけて例えば1秒ごとに0.1ずつ減少させる。
これにより、音声出力部13からの出力音声のうちTV音声の占める割合が時間経過とともに1から0に向かって徐々に減少する一方で、車両が停車状態のときに受信していたテレビ放送の内容に対応したラジオ音声の占める割合が時間経過とともに0から1に向かって徐々に増加する。制御部1からミキサ部71への音声MIX比信号の値が“0”となると、音声出力部13からの出力音声が全てラジオ音声となる。
また、制御部1は、走行状態検出部24からの走行/停車信号が“0”から“1”に切り替わった場合には、ミキサ部71への音声MIX比信号の値を“0”から“1”にかけて例えば1秒ごとに0.1ずつ増加させる。これにより音声出力部13からの出力音声のうち、車両が停車状態のときに受信していたテレビ放送の内容に対応したラジオ音声の占める割合が時間経過とともに1から0に向かって徐々に減少する一方で、元のTV音声の占める割合が時間経過とともに0から1に向かって徐々に増加する。制御部1からミキサ部71への音声MIX比信号の値が“1”となると、音声出力部13からの出力音声が全て元のTV音声となる。
このような構成とすることで、TV音声とラジオ音声の間の切り替えを、互いのミキシング比を徐々に変えながら行なうようにしたので、出力音声を切り替えた際のユーザへの違和感を低減させることができる。
また、図6に示した構成の車載用放送受信装置の音声選択部14をミキサ手段71(図8参照)とすると、出力音声が一区切りした段階で、出力音声の切り替えを徐々に行なえるので、出力音声のTV音声とラジオ音声間の切り替えにかかる違和感がさらに低減される。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施形態にしたがった車載用放送受信装置の構成例を示すブロック図。 番組情報に含まれるリンク先情報の一例を示す図。 放送局側に設けられる送信装置の一例を示すブロック図。 図1に示した車載用放送受信装置における各種信号波形のタイミングチャートの一例を示す図。 本発明の第2の実施形態にしたがった車載用放送受信装置の構成例を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態にしたがった車載用放送受信装置の構成例を示すブロック図。 図6に示した車載用放送受信装置における各種信号波形のタイミングチャートの一例を示す図。 本発明の第4の実施形態にしたがった車載用放送受信装置の構成例を示すブロック図。 図8に示した車載用放送受信装置における各種信号波形のタイミングチャートの一例を示す図。
符号の説明
1…制御部、2…TVアンテナ、3…TV受信選局部、4…信号分離部、5…TV映像再生部、6…TV音声再生部、7…番組情報取得部、8…ラジオアンテナ、9…ラジオ受信選局部、10…ラジオ音声再生部、11…映像表示部、12…映像選択部、13…音声出力部、14…音声選択部、21…入力部、22…車速センサ、23…パーキングブレーキセンサ、24…走行状態検出部、25…映像オフ信号出力部、31…映像符号化部、32・・音声符号化部、33…マルチプレクサ部、34…送信アンテナ、35…送信部、41…番組情報取得部、42…通信部、51…番組情報サーバ、52…通信回線、61…発声区間検出部、71…ミキサ部。

Claims (9)

  1. テレビ放送電波を受信・選局するテレビ受信・選局手段と、
    音声放送電波を受信・選局する音声受信・選局手段と、
    前記受信・選局したテレビ放送電波に含まれる映像情報と音声情報でなるテレビ情報を再生するテレビ放送再生手段と、
    前記受信・選局した音声放送電波に含まれる音声情報を再生する音声放送再生手段と、
    前記テレビ放送再生手段によりテレビ情報の再生がなされている場合で、かつ、予め定められた条件を満たした場合に、前記テレビ放送再生手段によるテレビ情報の再生を停止させるとともに、前記テレビ放送再生手段により再生されていたテレビ情報の内容に対応する音声情報を前記音声放送再生手段により再生させるように切り替え制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 装置本体が車両に搭載されており、
    前記車両が走行状態にあるか停車状態にあるかを検出する走行/停車検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記テレビ放送再生手段により前記テレビ情報の再生がなされている場合で、かつ、前記走行/停車検出手段により前記車両が走行状態にあることを検出した場合に、前記テレビ放送再生手段によるテレビ情報の再生を停止させるとともに、前記テレビ放送再生手段により再生されていたテレビ情報の内容に対応する音声情報を前記音声放送再生手段により再生させるように切り替え制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記選局したテレビ放送電波には、このテレビ放送電波に含まれるテレビ情報の内容に対応する音声情報を含む音声放送電波を送信する放送局の識別情報が含まれており、
    前記制御手段は、
    前記テレビ放送再生手段によりテレビ情報の再生がなされている場合で、かつ、予め定められた条件を満たした場合に、前記テレビ放送再生手段によるテレビ情報の再生を停止させるとともに、前記識別情報で示される放送局からの音声放送電波に含まれる音声情報を前記音声放送再生手段により再生させるように切り替え制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 前記受信・選局したテレビ放送電波に含まれるテレビ情報の内容に対応する音声情報を含む音声放送電波を送信する放送局の識別情報を通信回線を介して取得する識別情報取得手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記テレビ放送再生手段によりテレビ情報の再生がなされている場合で、かつ、予め定められた条件を満たした場合に、前記テレビ放送再生手段によるテレビ情報の再生を停止させるとともに、前記識別情報で示される放送局からの音声放送電波に含まれる音声情報を前記音声放送再生手段により再生させるように切り替え制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  5. 前記音声情報の出力レベルを検出する検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記テレビ放送再生手段によりテレビ情報の再生がなされている場合で、予め定められた条件を満たしており、かつ、前記検出手段により検出した音声情報の出力レベルが予め定められた範囲内のレベルとなってから予め定められた時間が経過した場合に、前記テレビ放送再生手段によるテレビ情報の再生を停止させるとともに、前記テレビ放送再生手段により再生されていたテレビ情報の内容に対応する音声情報を前記音声放送再生手段により再生させるように切り替え制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  6. 前記選局したテレビ放送電波に含まれる音声情報と、この選局したテレビ放送電波に含まれるテレビ情報の内容に対応する音声情報をミキシングするミキサ手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記テレビ放送再生手段によりテレビ情報の再生がなされている場合で、かつ、予め定められた条件を満たした場合に、前記テレビ放送再生手段によるテレビ情報の映像情報の再生を停止させるとともに、前記ミキシングされた音声情報のうちテレビ情報に含まれる音声情報の割合が時間経過とともに1から0に向かって減少して、かつ、前記テレビ情報の内容に対応する音声情報の割合が時間経過とともに0から1に向かって増加するように前記ミキサ手段による音声情報のミキシング比を可変することで、前記テレビ放送再生手段により再生されていたテレビ情報の内容に対応する音声情報を前記音声放送再生手段により再生させるように切り替え制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  7. テレビ放送用の映像情報、音声情報、ならびに前記映像情報および音声情報の内容に対応する音声情報を含む音声放送電波を送信する放送局の識別情報を多重化するマルチプレクサ部と、
    このマルチプレクサ部により多重化された情報をテレビ放送電波として送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする送信装置。
  8. 第1の音声情報および第2の音声情報のうちいずれかを再生する音声再生手段と、
    この音声再生手段により再生される音声情報の出力レベルを検出する検出手段と、
    この検出手段により検出した音声情報の出力レベルが予め定められた範囲内のレベルとなってから予め定められた時間が経過した場合に、前記音声再生手段により再生する音声情報を前記第1および第2の音声情報の間で切り替え制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする音声再生装置。
  9. 第1の音声情報と第2の音声情報をミキシングするミキサ手段と、
    このミキサ手段によりミキシングした音声情報を再生する音声再生手段と、
    予め定められた条件を満たした場合に、前記ミキシングされた第1および第2の音声情報のうち一方の音声情報の占める割合が時間経過とともに1から0に向かって減少して、かつ、他方の音声情報の示す割合が0から1に向かって時間経過とともに増加するように前記ミキサ手段による音声情報のミキシング比を可変することで、前記音声再生手段により再生する音声情報を前記第1および第2の音声情報の間で切り替え制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする音声再生装置。
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