JP2005285844A - 電気量検出用のトランス - Google Patents

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Abstract

【課題】電気量検出用のトランスにおいて、2次側コイルの出力にノイズが重畳することがなく、耐ノイズ性が向上できる。
【解決手段】トランス1は、電気信号が入力される1次側コイル2と、1次側コイル2と磁気結合された2次側コイル3と、1次側コイル2及び2次側コイル3の中心を貫通する環状に形成された環状コア4とを備える。環状コア4は、2個に分割された第1のコア41と第2のコア42が組み合されて環状に形成されている。1次側コイル2と2次側コイル3は、それらの軸心が直交するように環状コア4に配置される。1次側コイル2の軸心と2次側コイル3の軸心とが直交しているため、1次側コイル2と2次側コイル3の間で磁束が鎖交することがなく、これにより、環状コア4から漏れた磁束によるノイズが2次側コイル3の出力に重畳することが防止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電気量検出センサ等に用いることができる電気量検出用のトランスに関するものである。
従来から、電気量検出センサにおいて、トランスを用いることにより高電圧部となる入力側と低電圧部となる出力側とを絶縁すると共に、トランスの出力を基に入力側の電流量を検出するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の電気量検出センサは、図7に示す構成になっている。すなわち、電気量検出センサ80は、電路100に流れる直流電流Iをトランス81により交流に変換し、その変換された交流の振幅値(電圧値)を基に電路100に流れる直流電流Iを検出するものである。電気量検出センサ80は、トランス81に加え、電路100に流れる直流電流Iを所定周波数でスイッチングしてトランス81の1次側コイル81aに供給するための光伝送素子82と、光伝送素子82を駆動制御すると共にトランス81の2次側コイル81bからの出力を基に電路100に流れる直流電流Iの検出処理を行う信号処理部83とを備える。信号処理部83は、発振回路84と、増幅器85と、同期検波回路86と、増幅器87と、ローパスフィルタ88とを有する。
光伝送素子82の発光素子82aは、発振回路84に接続されており、光伝送素子82の光スイッチ素子82bとトランス81の1次側コイル81aが入力端子91,91間に直列に接続されている。そして、トランス81の2次側コイル81bの出力が増幅器85を介して同期検波回路86に入力されると共に、発振回路84の出力が同期検波回路86に入力され、同期検波回路86の出力が増幅器87及びローパスフィルタ88を介して出力端子92に与えられるようになっている。入力端子91は、電路100に直列に接続されたシャント抵抗101に接続され、入力端子91から電路100(シャント抵抗101)に流れる直流電流Iの電気信号が入力される。
このような構成の電気量検出センサ80は、発振回路84が所定周波数のクロック信号を出力し、光伝送素子82の発光素子82aが発振回路84のクロック信号に応じて点滅し、光スイッチ素子82bが発光素子82aの点滅に応じてON/OFFする。これにより、電路100(シャント抵抗101)に流れる直流電流Iの電気信号が、光スイッチ素子82bのON/OFFに応じて所定周波数でスイッチングされて、トランス81の1次側コイル81aに供給される。
所定周波数でスイッチングされた電流がトランス81の1次側コイル81aに供給されることにより、1次側コイル81aが磁束を発生し、2次側コイル81bが1次側コイル81aの磁束を受けて交流の電気信号を出力する。同期検波回路86は、2次側コイル81bから出力され増幅器85にて増幅された交流の電気信号を発振回路84のクロック信号を基準として同期検波して復調することにより、2次側コイル81bから出力される交流の電気信号の振幅に応じた電圧信号を出力する。同期検波回路86から出力された信号は、増幅器87にて大きさが調整された後にローパスフィルタ88にてノイズ成分が除去されることにより、直流電流Iの検出値とされ、その検出値が出力端子92から出力される。
このような従来の電気量検出センサ80によれば、高電圧部となる入力側と低電圧部となる出力側とをトランス81により絶縁できると共に、トランス81の出力を基に入力側の電流量を検出できる。
特開2002−196020号公報
ところで、一般的に、トランスは、1次側コイルと2次側コイルがそれらの軸心を同じ方向に向けてコアに装着されている。しかしながら、このようなトランスでは、1次側コイルと2次側コイルの軸心が同じ方向を向いているため、1次側コイルと2次側コイルとの間で磁束が鎖交し、コアから漏れた磁束が2次側コイルにノイズとして重畳し、2次側コイルの出力にノイズが含まれてしまう。
このため、このようなトランスを用いた従来の電気量検出センサにおいては、2次側コイルの出力にノイズが含まれてしまい、電流値を誤検出する虞がある。また、センサ出力を受ける装置(例えば自動車の場合ではECU(電子制御ユニット))にノイズの重畳した信号が伝達されることになり、センサ出力を受ける装置が誤動作する虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、2次側コイルの出力にノイズが重畳することがなく、耐ノイズ性が向上できる電気量検出用のトランスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、検出対象の電気信号が入力される1次側コイルと、この1次側コイルと磁気結合された2次側コイルとを備える電気量検出用のトランスにおいて、1次側コイルの軸心と2次側コイルの軸心とを直交させるように各コイルは配置されており、各コイルの中心を貫通するコアは、少なくとも2個に分割されたコアが組み合わされて環状に形成されているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電気量検出用のトランスにおいて、1次側コイル及び2次側コイルの巻線の外周面又は全周面を金属シールドにより覆い、各コイルの巻線と金属シールドとの間に環状の絶縁体を設けたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電気量検出用のトランスにおいて、環状に形成されたコア、1次側コイル、及び2次側コイルの全体が金属製のケースに収納されるものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電気量検出用のトランスにおいて、環状に形成されたコアは、低周波域の電磁波に対しては高い透磁率を有し、高周波域の電磁波に対しては低い透磁率を有する磁性材料から成るものである。
請求項1の発明によれば、1次側コイルの軸心と2次側コイルの軸心とが直交しているため、1次側コイルと2次側コイルの間で磁束が鎖交することがなく、これにより、コアから漏れた磁束によるノイズが2次側コイルの出力に重畳するのを防止でき、耐ノイズ性が向上する。従って、このトランスを例えば電気量検出センサに用いることにより、電流値を正確に検出することができる。また、2次側コイルの出力を受ける装置にノイズの重畳した信号が伝達されることもないため、2次側コイルの出力を受ける装置の誤動作も防止できる。
請求項2の発明によれば、1次側コイル及び2次側コイルの巻線の外周面又は全周面が金属シールドで覆われるため、1次側コイルと2次側コイルの間における静電結合が防がれ、これにより、1次側コイルから2次側コイルへ静電結合により高周波ノイズが伝達されるのを防止でき、耐ノイズ性がより一層向上する。
請求項3の発明によれば、コア、1次側コイル、及び2次側コイルの全体が金属製のケースに収納されるため、周辺の領域へ静電結合により高周波ノイズが伝播するのを防止できる。
請求項4の発明によれば、コアが高周波域の電磁波に対しては低い透磁率を有する磁性材料から成るため、1次側コイルから2次側コイルへコアを介して高周波ノイズが伝達されるのを防止でき、耐ノイズ性がより一層向上する。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。図1において、トランス1は、例えば電気量検出センサ等に用いることができる電気量検出用のトランスであり、検出対象の電気信号が入力される1次側コイル2と、1次側コイル2と磁気結合された2つの2次側コイル3と、1次側コイル2及び2つの2次側コイル3の中心を貫通する環状コア4とを備える。1次側コイル2は、コイルボビン5に巻かれており、2つの2次側コイル3は、各々コイルボビン6に巻かれている。なお、図1では、トランス1の1次側コイル2、2次側コイル3、環状コア4、及びコイルボビン5、6、1次側コイル端子11、12のみを図示しており、トランス1のケース、1次側コイル2及び2次側コイル3を覆う金属シールド、2次側コイル端子等については図示を省略している。トランス1のケース、金属シールド、2次側コイル端子等については後述する。
1次側コイル2と2次側コイル3は、それらの軸心が互いに直交するように環状コア4に装着されている。環状コア4は、磁性材料から成り、複数箇所で略直角に屈曲して環状になっており、分割面4a、4bにて2個に分割可能な第1のコア41と第2のコア42が組み合わされて環状に形成されている。第1のコア41と第2のコア42は、同じ形状をしている。
1次側コイル2及び2次側コイル3の回路構成を図2に示す。1次側コイル2の巻線始端及び巻線終端は、各々、1次側コイル端子11、12に接続されている。2つの2次側コイル3は接続されており、一方の2次側コイル3の巻線始端、一方の2次側コイル3の巻線終端と他方の2次側コイル3の巻線始端との接続部位、及び他方の2次側コイル3の巻線終端は、各々、2次側コイル端子13、14、15に接続されている。2次側コイル端子14は、出力電圧を変えるための中間タップ端子とされる。
トランス1は、図3(a)(b)(c)に示すように、金属製のケース30に収納される。金属製のケース30は、トランス1の底部を覆う金属製の下ケース31と、トランス1を上部から覆って下ケース31に装着される金属製の上ケース32とにより構成されている。下ケース31は、開口を有しており、トランス1の1次側コイル端子11、12、及び2次側コイル端子13、14、15が下ケース31の開口から露出されている。
トランス1は、図4(a)〜(f)に示すように、上述の環状コア4に加え、1次側コイル巻装体50と、2次側コイル巻装体60a、60bと、2次側端子部品70とを備える。1次側コイル巻装体50の構成を図5(a)に、2次側コイル巻装体60a、60bの構成を図5(b)に、及び2次側端子部品70の構成を図5(c)に示す。トランス1は、環状コア4に1次側コイル巻装体50、2次側コイル巻装体60a、60b、及び2次側端子部品70が組み合わされている。
1次側コイル巻装体50は、図5(a)に示すように、上述の1次側コイル2とコイルボビン5と1次側コイル端子11、12に加え、金属シールド51、52と、絶縁体53とを有する。1次側コイル2は、上述のようにコイルボビン5に巻装されている(図1参照)。コイルボビン5は、樹脂製であり、環状に形成されている。1次側コイル端子11、12は、コイルボビン5にインサート成形等により一体的に設けられている。金属シールド51、52は、銅等の電気伝導性の高い金属から成り、1次側コイル2の全周面を覆っている。絶縁体53は、環状に形成されており、1次側コイル2と金属シールド51、52との間に設けられている。コイルボビン5と絶縁体53により、1次側コイル2と金属シールド51、52との絶縁距離を確保している。
2次側コイル巻装体60aと2次側コイル巻装体60bは同様の構成である。2次側コイル巻装体60a、60bは、各々、図5(b)に示すように、上述の2次側コイル3とコイルボビン6に加え、金属シールド61、62と、絶縁体63とを有する。2次側コイル3は、上述のようにコイルボビン6に巻装されている(図1参照)。コイルボビン6は、樹脂製であり、環状に形成されている。金属シールド61、62は、銅等の電気伝導性の高い金属から成り、2次側コイル3の全周面を覆っている。絶縁体63は、環状に形成されており、2次側コイル3と金属シールド61、62との間に設けられている。コイルボビン6と絶縁体63により、2次側コイル3と金属シールド61、62との絶縁距離を確保している。
2次側端子部品70は、図5(c)に示すように、上述の2次側コイル端子13、14、15が樹脂成形部71にインサート成形等により一体的に設けられたものである。樹脂成形部71には、開口72が形成されている。
1次側コイル巻装体50及び2次側コイル巻装体60a、60bは、1次側コイル2の軸心と2次側コイル3の軸心が互いに直交するように、各々、環状コア4に装着されている(図1、図4(a)〜(f)参照)。また、2次側端子部品70は、2次側コイル巻装体60a、60bに装着されている。
トランス1の組立ては以下のようにして行われる。まず、分割した状態の第1のコア41及び第2のコア42に、別途作製した1次側コイル巻装体50及び2次側コイル巻装体60a、60bを外挿して装着する。続いて、第1のコア41と第2のコア42とを分割面4a、4bで接合する。その後、2次側端子部品70の開口部72を2次側コイル巻装体60a、60bの外周に嵌め込むことにより、2次側端子部品70を2次側コイル巻装体60a、60bに装着する。このようにして、トランス1が組立てられる。
環状コア4は、低周波域の電磁波に対しては高い透磁率を有すると共に、高周波域の電磁波に対しては低い透磁率を有する磁性材料から成っている。このような磁性材料は、例えば、高透磁率フェライト材やパーマロイ材等があり、本実施形態では、コア材として高透磁率フェライト材を用いている。高透磁率フェライト材の透磁率特性を図6に示す。同図において、横軸は、電磁波の周波数であり、縦軸は、透磁率である。高透磁率フェライト材の透磁率は、従来の一般的に使用されるコア特性と比較すると、低周波域の電磁波に対しては高く、電磁波が高周波になるにつれて急峻に低下して、高周波域の電磁波に対しては低く(従来の一般的に使用される磁性体と同等程度に)なっている。
このような構成のトランス1によれば、1次側コイル2の軸心と2次側コイル3の軸心とが直交しているため、1次側コイル2と2次側コイル3の間で磁束が鎖交することがない。従って、環状コア4から漏れた磁束によるノイズが2次側コイル3の出力に重畳することがなく、耐ノイズ性が向上する。
しかも、1次側コイル2の全周面が金属シールド51、52で覆われていると共に、2次側コイル3の全周面が金属シールド61、62で覆われているため、1次側コイル2と2次側コイル3の間における静電結合が防がれる。従って、1次側コイル2から2次側コイル3へ静電結合により高周波ノイズが伝達されることがなく、耐ノイズ性が向上する。さらに、環状コア4が高周波域の電磁波に対しては低い透磁率を有する磁性材料から成るため、1次側コイル2から2次側コイル3へ環状コア4を介して高周波ノイズが伝達されることがなく、耐ノイズ性が向上する。
また、1次側コイル2、2次側コイル3、及び環状コア4の全体が金属製のケース30に収納されるため、周辺の領域へ静電結合により高周波ノイズが伝播することがない。
従って、このようなトランス1を図7に示す従来の電気量検出センサ80のトランス81に代えて用いれば、トランス1の2次側コイル3の出力がノイズを含まないため、電流値を正確に検出することができる。また、電気量検出センサ80の出力(すなわち2次側コイル3の出力)を受ける装置(例えば自動車の場合ではECU(電子制御ユニット))にノイズの重畳した信号が伝達されることもないため、電気量検出センサ80の出力を受ける装置の誤動作も防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態において、1次側コイル2及び2次側コイル3は、環状コア4に直接巻かれてもよい。環状コア4の形状は、上記実施形態の形状に限られず、1次側コイル2と2次側コイル3が軸心を互いに直交して装着できる環状の形状であれば、どのような形状であってもよい。環状コア4は、第1のコア41と第2のコア42の2つに分割可能な構造に限られず、3つ以上に分割可能な構造であってもよい。第1のコア41と第2のコア42は、同じ形状に限られず、異なる形状であってもよい。1次側コイル2と2次側コイル3の軸心が互いに直交していれば、第1のコア41又は第2のコア42の何れか一方に1次側コイル2と2次側コイル3の両方を装着してもよい。
また、上記実施形態において、金属シールド51、52は、1次側コイル2の全周面を覆うものに限られず、1次側コイル2の外周面のみを覆うものであってもよく、金属シールド61、62は、2次側コイル3の全周面を覆うものに限られず、2次側コイル3の外周面のみを覆うものであってもよい。中間タップ端子(2次側コイル端子14)は、必ずしも必要ではなく、従って、2次側コイル巻装体60a又は2次側コイル巻装体60bの何れか一方のみを備えたものであってもよい。トランス1は、電気量検出センサに限られず、他の様々な装置に用いることができる。
本発明の一実施形態に係るトランスの要部構成を示す一部構成を省略した斜視図。 同トランスの1次側コイル及び2次側コイルの回路構成を示す図。 (a)は同トランスのケース収納された状態を示す平面図、(b)は同正面図、(c)は同側面図。 (a)は同トランスの構成を示す底面図、(b)は同背面図、(c)は同平面図、(d)は同正面図、(e)は同左側面図、(f)は同右側面図。 (a)は同トランスの1次側コイル巻装体の構成を示す断面図、(b)は同トランスの2次側コイル巻装体の構成を示す断面図、(c)は同トランスの2次側端子部品の構成を示す斜視図。 同トランスの環状コアの透磁率特性を示す図。 従来の電気量検出センサの構成を示す電気回路図。
符号の説明
1 トランス
2 1次側コイル
3 2次側コイル
4 環状コア
5、6 コイルボビン
11、12 1次側コイル端子
13、14、15 2次側コイル端子
30 ケース
31 下ケース
32 上ケース
41 第1のコア
42 第2のコア
50 1次側コイル巻装体
51、52 金属シールド
53 絶縁体
60a、60b 2次側コイル巻装体
61、62 金属シールド
63 絶縁体
70 2次側端子部品

Claims (4)

  1. 検出対象の電気信号が入力される1次側コイルと、この1次側コイルと磁気結合された2次側コイルとを備える電気量検出用のトランスにおいて、
    前記1次側コイルの軸心と2次側コイルの軸心とを直交させるように各コイルは配置されており、
    各コイルの中心を貫通するコアは、少なくとも2個に分割されたコアが組み合わされて環状に形成されていることを特徴とする電気量検出用のトランス。
  2. 前記1次側コイル及び2次側コイルの巻線の外周面又は全周面を金属シールドにより覆い、
    各コイルの巻線と前記金属シールドとの間に環状の絶縁体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気量検出用のトランス。
  3. 前記環状に形成されたコア、1次側コイル、及び2次側コイルの全体が金属製のケースに収納されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気量検出用のトランス。
  4. 前記環状に形成されたコアは、低周波域の電磁波に対しては高い透磁率を有し、高周波域の電磁波に対しては低い透磁率を有する磁性材料から成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電気量検出用のトランス。


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