JP2010074116A - トランス - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、トランスが適用される電子機器のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランスから発生するノイズを十分に低減することのできるトランスを提供することを課題とする。
【解決手段】1次巻線15よりも内側に配置されるようにボビン12に巻回され、一方の端部14Aがグラウンドと電気的に接続されたシールド用巻線14と、ボビン12に巻回され、2次巻線16よりも外側に配置された金属箔18と、を設け、金属箔18の両端部18A,18Bのうち、いずれか一方の端部18Aと第1のシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続させると共に、金属箔18の他方の端部18Bをオープンとした。
【選択図】図1
【解決手段】1次巻線15よりも内側に配置されるようにボビン12に巻回され、一方の端部14Aがグラウンドと電気的に接続されたシールド用巻線14と、ボビン12に巻回され、2次巻線16よりも外側に配置された金属箔18と、を設け、金属箔18の両端部18A,18Bのうち、いずれか一方の端部18Aと第1のシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続させると共に、金属箔18の他方の端部18Bをオープンとした。
【選択図】図1
Description
本発明は、1次巻線及び2次巻線を備えたトランスに係り、特に周波数が高周波数化された電子機器に適用されるトランスに関する。
従来のトランスには、トランスから発生するノイズを低減する(言い換えれば、EMC(Electromagnetic Compatibility)対策をする)ためのシールド部材(具体的には、シールド用巻線や銅箔)を備えたトランスがある(図6参照)。なお、EMCとは、他の装置又はシステムに影響を及ぼすような電磁妨害を与えることなしに、その機能を十分に発揮できる装置或いはシステムの能力のことである。
図11は、従来のトランスの断面図である。
図11を参照するに、従来のトランス200は、コア201と、コア201に挿入されたボビン202と、第1のシールド用巻線204と、1次巻線205と、第2のシールド用巻線206と、2次巻線208と、バイアス巻線209と、銅箔210とを有する。
第1のシールド用巻線204は、ボビン202に直接巻回されている。第1のシールド用巻線204は、その一方の端部204Aがグラウンドと電気的に接続されており(接地されており)、他方の端部204Bがオープンとされている。
1次巻線205は、第1のシールド用巻線204を介して、ボビン202に巻回されている。第2のシールド用巻線206は、第1のシールド用巻線204及び1次巻線205を介して、ボビン202に巻回されている。第2のシールド用巻線206は、1次巻線205の外側に配置されている。第2のシールド用巻線206は、その一方の端部206Aがグラウンドと電気的に接続されており(接地されており)、他方の端部206Bがオープンとされている。
2次巻線208は、第1及び第2のシールド用巻線204,206及び1次巻線205を介して、ボビン202に巻回されている。2次巻線208は、第2のシールド用巻線206の外側に配置されている。バイアス巻線209は、第1及び第2のシールド用巻線204,206、1次巻線205、及び2次巻線208を介して、ボビン202に巻回されている。バイアス巻線209は、2次巻線208の外側に配置されている。
図12は、図11に示す銅箔210をJ視した図である。
図11及び図12を参照するに、銅箔210は、2次巻線208の外側に配置されるように、ボビン202に巻回されている。銅箔210の両端210A,210Bは、オープンとされている。
上記構成とされたトランス200は、各種の電子機器(例えば、スイッチング電源等)に適用されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−136314号公報
しかしながら、従来のトランス200では、例えば、周波数を高周波化させた電子機器にトランス200を適用した場合、0.15MHz〜30MHzの範囲内において、トランス200から発生するノイズを十分に低減できない。そのため、電子機器の周波数を高周波化させた際にトランス200から発生するノイズを低減するために、従来のトランス200が適用された電子機器に、別途、電子機器の入力側にラインフィルタや、1次―2次間にノイズ対策部品等を設ける必要があり、電子機器のコストが増加してしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、トランスが適用される電子機器のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランスから発生するノイズを十分に低減することのできるトランスを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、コア(11)と、前記コア(11)に挿入されるボビン(12)と、前記ボビン(12)に巻回された1次巻線(15)と、前記ボビン(12)に巻回され、前記1次巻線(15)よりも外側に配置された2次巻線(16)と、を備えたトランス(10)であって、前記1次巻線(15)よりも内側に配置されるように前記ボビン(12)に巻回され、一方の端部(14A)がグラウンドと電気的に接続された第1のシールド用巻線(14)と、前記ボビン(12)に巻回され、前記2次巻線(16)よりも外側に配置されたシールド部材(18)と、を設け、前記シールド部材(18)の両端部(18A,18B)のうち、いずれか一方の端部(18A)と前記第1のシールド用巻線(14)の他方の端部(14B)とを電気的に接続させると共に、前記シールド部材(18)の他方の端部(18B)をオープンとしたことを特徴とするトランス(10)が提供される。
本発明によれば、1次巻線(15)よりも内側に配置されるようにボビン(12)に巻回され、一方の端部(14A)がグラウンドと電気的に接続された第1のシールド用巻線(14)と、ボビン(12)に巻回され、2次巻線(16)よりも外側に配置されたシールド部材(18)と、を設け、シールド部材(18)の両端部(18A,18B)のうち、いずれか一方の端部(18A)と第1のシールド用巻線(14)の他方の端部(14B)とを電気的に接続させると共に、シールド部材(18)の他方の端部(18B)をオープンとしたことにより、トランス(10)が適用される電子機器のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス(10)から発生するノイズを十分に低減することができる。
本発明の他の観点によれば、コア(11)と、前記コア(11)に挿入され、巻回部(12A)を有するボビン(12)と、前記巻回部(12A)に巻回された1次巻線(15)と、前記巻回部(12A)に巻回され、前記1次巻線(15)よりも外側に配置された2次巻線(16)と、を備えたトランス(60)であって、前記1次巻線(15)よりも内側に配置されるように前記巻回部(12A)に巻回され、一方の端部(14A)がグラウンドと電気的に接続された第1のシールド用巻線(14)と、前記巻回部(12A)の外周側面(12A−1)を囲む前記コア(11)の外壁(11−1)に配置されたシールド部材(18)と、を設け、前記シールド部材(18)の両端部(18A,18B)のうち、いずれか一方の端部(18A)と前記第1のシールド用巻線(14)の他方の端部(14B)とを電気的に接続させると共に、前記シールド部材(18)の他方の端部(18B)を前記シールド部材(18)と接続してショートさせたことを特徴とするトランス(60)が提供される。
本発明によれば、1次巻線(15)よりも内側に配置されるように巻回部(12A)に巻回され、一方の端部(14A)がグラウンドと電気的に接続された第1のシールド用巻線(14)と、巻回部(12A)の外周側面(12A−1)を囲むコア(11)の外壁(11−1)に配置されたシールド部材(18)と、を設け、シールド部材(18)の両端部(18A,18B)のうち、いずれか一方の端部(18A)と第1のシールド用巻線(14)の他方の端部(14B)とを電気的に接続させると共に、シールド部材(18)の他方の端部(18B)をシールド部材(18)と接続してショートさせたことにより、トランス(60)が適用される電子機器のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス(60)から発生するノイズを十分に低減することができる。
また、前記シールド部材(18)の両端部(18A,18B)のうち、いずれか一方の端部(18A)と前記第1のシールド用巻線(14)の他方の端部(14B)とをはんだ付けしてもよい。これにより、シールド部材(18)の一方の端部(18A)と第1のシールド用巻線(14)の他方の端部(14B)とを電気的に接続することができる。
また、前記1次巻線(15)と前記2次巻線(16)との間に配置されるように、前記ボビン(12)に巻回された第2のシールド用巻線(41)を設け、前記第2のシールド用巻線(41)の一方の端部(41A)をグラウンドと電気的に接続すると共に、前記第2のシールド用巻線(41)の他方の端部(41B)をオープンとしてもよい。これにより、1次巻線(15)と2次巻線(16)との結合を悪くすることが可能となるので、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス(40)から発生するノイズをさらに低減することができる。
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、本願発明が図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、トランスが適用される電子機器のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランスから発生するノイズを十分に低減することができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るトランスの断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るトランスの断面図である。
図1を参照するに、第1の実施の形態のトランス10は、コア11と、コア11に挿入されたボビン12と、第1のシールド用巻線であるシールド用巻線14と、1次巻線15と、2次巻線16と、バイアス巻線17と、シールド部材である金属箔18とを有する。トランス10は、様々な電子機器に適用可能なトランスであり、具体的には、例えば、周波数を高周波数化したスイッチング電源に適用することができる。
コア11は、1次−2次間の磁束の伝搬を行うための部材である、コア11は、ボビン12を収容可能な形状とされている。コア11の材料としては、例えば、透磁率が高く、鉄損が小さく、かつヒシテリシス環線が狭い材料を用いるとよい。具体的なコア11の材料としては、例えば、ケイ素鋼板、パーマロイ、フェライト等を用いることができる。
ボビン12は、巻回部12Aと、第1の鍔部12Bと、第2の鍔部12Cとを有する。巻回部12Aは、コア11に挿入されている。巻回部12Aは、シールド用巻線14、1次巻線15、2次巻線16、バイアス巻線17、及び金属箔18が巻回される部分である。
第1の鍔部12Bは、巻回部12Aの一方の端部に設けられている。第1の鍔部12Bは、巻回部12Aと一体的に構成されている。第2の鍔部12Cは、巻回部12Aの他方の端部に設けられている。第2の鍔部12Cは、巻回部12Aと一体的に構成されている。第1及び第2の鍔部12B,12Cは、コア11の軸方向におけるシールド用巻線14、1次巻線15、2次巻線16、バイアス巻線17、及び金属箔18の位置を規制するための部材である。
シールド用巻線14は、導線を直接ボビン12の巻回部12Aに巻回することで構成されている。シールド用巻線14を構成する導線の巻回方法は、例えば、均等巻き或いは密巻き(「整列巻き」ともいう)を用いることができる。トランス10が小型の場合には、例えば、均等巻きを用いて導線を巻回するとよい。シールド用巻線14を構成する導線の直径は、例えば、0.12mmとすることができる。シールド用巻線14の一方の端部14Aは、接地されており、グラウンドと電気的に接続されている。
図2は、図1に示すトランスに設けられた金属箔をA視した図である。
図1及び図2を参照するに、シールド用巻線14の一方の端部14Aは、接地されており、グラウンドと電気的に接続されている。シールド用巻線14の他方の端部14Bは、はんだ21により、後述する銅箔18の一方の端部18Aに固定されている。
このように、金属箔18の一方の端部18Aとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを接続する際にはんだ21を用いることで、金属箔18の一方の端部18Aとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを容易に電気的に接続することができる。
シールド用巻線14を構成する導線としては、例えば、銅線の周りをポリウレタン(絶縁材)で被覆した導線を用いるとよい。
図1を参照するに、1次巻線15は、シールド用巻線14を介して、導線をボビン12の巻回部12Aに巻回することで構成されている。1次巻線15は、シールド用巻線14の外側に配置されている。1次巻線15を構成する導線の直径は、例えば、0.12mmとすることができる。
2次巻線16は、1次巻線15を介して、導線をボビン12の巻回部12Aに巻回することで構成されており、1次巻線15の外側に配置されている。2次巻線16を構成する導線の直径は、例えば、0.12mmとすることができる。
バイアス巻線17は、2次巻線16を介して、導線をボビン12の巻回部12Aに巻回することで構成されており、2次巻線16の外側に配置されている。バイアス巻線17を構成する導線の直径は、例えば、0.12mmとすることができる。
図1及び図2を参照するに、金属箔18は、金属箔18の両端部18A,18Bが離間するように、2次巻線16を介して、ボビン12の巻回部12Aに1回巻回されている。これにより、1次巻線15及び2次巻線16は、シールド用巻線14と金属箔18との間に挟まれている。金属箔18の一方の端部18Aは、はんだ21を介して、シールド用巻線14の他方の端部14Bと電気的に接続されている。金属箔18の他方の端部18Bは、オープンとされている。
このように、1次巻線15よりも内側に配置されるようにボビン12に巻回され、一方の端部14Aがグラウンドと電気的に接続されたシールド用巻線14と、ボビン12に巻回され、2次巻線16よりも外側に配置されたシールド部材である銅箔18と、を設け、はんだ21により、銅箔18の一方の端部18Aとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続させると共に、銅箔18の他方の端部18Bをオープンとすることにより、トランス10が適用される電子機器(例えば、スイッチング電源)のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス10から発生するノイズを十分に低減することができる。
金属箔18としては、例えば、銅箔やアルミ箔等を用いることができる。金属箔18として銅箔を用いた場合、金属箔18の厚さは、例えば、0.1mm程度とすることができる。
また、金属箔18としては、その裏面に接着用のテープが設けられたものを用いるとよい。これにより、ボビン12の巻回部12Aに設けられたバイアス巻線17の外周部に金属箔18を容易に配設することができる。
本実施の形態のトランスによれば、1次巻線15よりも内側に配置されるようにボビン12に巻回され、一方の端部14Aがグラウンドと電気的に接続されたシールド用巻線14と、ボビン12に巻回され、2次巻線16よりも外側に配置されたシールド部材である銅箔18と、を設け、はんだ21により、銅箔18の一方の端部18Aとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続させると共に、銅箔18の他方の端部18Bをオープンとすることにより、トランス10が適用される電子機器(例えば、スイッチング電源)のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス10から発生するノイズを十分に低減することができる。
なお、本実施の形態のトランス10では、シールド用巻線14の他方の端部14Bと金属箔18の一方の端部18Aとをはんだ21により電気的に接続した場合を例に挙げて説明したが、グランドと電気的に接続されていない側のシールド用巻線14の端部14Bは、金属箔18の両端部18A,18Bのうち、いずれか一方の端部と接続されておればよい(言い換えれば、シールド用巻線14の端部14Bと金属箔18の他方の端部18Bとを電気的に接続し、金属箔18の一方の端部をオープンとしてもよい。)。
また、シールド用巻線14の端部14Bをグラウンドに接続し、シールド用巻線14の端部14Aを、金属箔18の両端部18A,18Bのうち、いずれか一方の端部と接続させてもよい。
また、本実施の形態では、両端部18A,18Bが離間するように、ボビン12の巻回部12Aに1回巻回された金属箔18をシールド部材として用いた場合を例に挙げて説明したが、金属箔18の両端18A,18Bを絶縁する絶縁シート(例えば、ポリエステル等)を介して、ボビン12の巻回部12Aに複数回(例えば、2回或いは3回)巻回された金属箔18をシールド部材として用いてもよい。
また、トランス10の用途や必要に応じて、シールド用巻線14と1次巻線15の間、1次巻線15と2次巻線16との間、2次巻線16とバイアス巻線17との間、及びバイアス巻線17と金属箔18との間に、絶縁シート(例えば、ポリエステル等)を設けてもよい。このような構成とされたトランスは、本実施の形態のトランス10と同様な効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るトランスの断面図である。図3において、第1の実施の形態のトランス10と同一構成部分には同一符号を付す。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るトランスの断面図である。図3において、第1の実施の形態のトランス10と同一構成部分には同一符号を付す。
図3を参照するに、第2の実施の形態のトランス30は、第1の実施の形態のトランス10に設けられた金属箔18の代わりに、シールド部材としてシールド用巻線31を設けた以外は、トランス10と同様に構成される。
シールド用巻線31は、2次巻線16を介して、導線をボビン12の巻回部12Aに巻回することで構成されている。シールド用巻線31は、2次巻線16の外側に配置されている。つまり、トランス30では、1次巻線15、2次巻線16、及びバイアス巻線17がシールド用巻線14とシールド用巻線31との間に挟まれた構成とされている。
シールド用巻線31の一方の端部31Aは、はんだ21を介して、シールド用巻線14の他方の端部14Bと電気的に接続されている。シールド用巻線31の他方の端部31Bは、オープンとされている。
このように、1次巻線15よりも内側に配置されるようにボビン12の巻回部12Aに巻回され、一方の端部14Aがグラウンドと電気的に接続されたシールド用巻線14と、ボビン12の巻回部12Aに巻回され、2次巻線16よりも外側に配置されたシールド用巻線31と、を設け、はんだ21により、シールド用巻線14の他方の端部14Bとシールド用巻線31の一方の端部31Aとを電気的に接続すると共に、シールド用巻線31の他方の端部31Bをオープンとすることにより、トランス30が適用される電子機器(例えば、スイッチング電源)のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス30から発生するノイズを十分に低減することができる。
シールド用巻線31を構成する導線の巻回方法は、例えば、均等巻きを用いることができる。また、シールド用巻線31を構成する導線としては、例えば、銅線の周りをポリウレタン(絶縁材)で被覆した導線を用いるとよい。
本実施の形態のトランスによれば、1次巻線15よりも内側に配置されるようにボビン12の巻回部12Aに巻回され、一方の端部14Aがグラウンドと電気的に接続されたシールド用巻線14と、ボビン12の巻回部12Aに巻回され、2次巻線16よりも外側に配置されたシールド用巻線31と、を設け、はんだ21により、シールド用巻線14の他方の端部14Bとシールド用巻線31の一方の端部31Aとを電気的に接続すると共に、シールド用巻線31の他方の端部31Bをオープンとすることにより、トランス30が適用される電子機器(例えば、スイッチング電源)のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス30から発生するノイズを十分に低減することができる。
なお、本実施の形態では、シールド用巻線31の一方の端部31Aとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続し、シールド用巻線31の他方の端部31Bをオープンとした場合を例に挙げて説明したが、シールド用巻線31の他方の端部31Bとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続し、シールド用巻線31の一方の端部31Aをオープンとしてもよい。
また、トランス30の用途や必要に応じて、シールド用巻線14と1次巻線15の間、1次巻線15と2次巻線16との間、2次巻線16とバイアス巻線17との間、及びバイアス巻線17とシールド用巻線31との間に、絶縁シート(例えば、ポリエステルフィルム等)を設けてもよい。このような構成とされたトランスは、本実施の形態のトランス30と同様な効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態に係るトランスの断面図である。図4において、第1の実施の形態のトランス10と同一構成部分には同一符号を付す。
図4は、本発明の第3の実施の形態に係るトランスの断面図である。図4において、第1の実施の形態のトランス10と同一構成部分には同一符号を付す。
図4を参照するに、第3の実施の形態のトランス40は、第1の実施の形態のトランス10の構成に、さらに第2のシールド用巻線であるシールド用巻線41を設けた以外は、トランス10と同様に構成される。
シールド用巻線41は、シールド用巻線14及び1次巻線15を介して、導線をボビン12の巻回部12Aに巻回することで構成されており、1次巻線15と2次巻線16との間に配置されている。シールド用巻線41を構成する導線の巻回方法は、例えば、均等巻き或いは密巻き(「整列巻き」ともいう)を用いることができる。トランス40が小型の場合には、例えば、均等巻きを用いて導線を巻回するとよい。シールド用巻線41を構成する導線の直径は、例えば、0.12mmとすることができる。シールド用巻線41は、その一方の端部41Aがグラウンドと電気的に接続されており、他方の端部41Bがオープンとされている。
本実施の形態のトランスによれば、1次巻線15と2次巻線16との間に配置されるように、シールド用巻線14及び1次巻線15を介して、ボビン12の巻回部12Aに巻回されたシールド用巻線41を設け、シールド用巻線41の一方の端部41Aをグラウンドと電気的に接続し、シールド用巻線41の他方の端部41Bをオープンとすることにより、1次巻線15と2次巻線16との結合を悪くすることが可能となるので、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス40から発生するノイズをさらに低減することができる。
なお、本実施の形態のトランス40は、第1の実施の形態のトランス10と同様な効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、シールド用巻線41の一方の端部41Aをグラウンドと電気的に接続し、シールド用巻線41の他方の端部41Bをオープンとした場合を例に挙げて説明したが、シールド用巻線41の一方の端部41Aをオープンとし、シールド用巻線41の他方の端部41Bをグラウンドと電気的に接続してもよい。
(第4の実施の形態)
図5は、本発明の第4の実施の形態に係るトランスの断面図である。図5において、第2の実施の形態のトランス30と同一構成部分には同一符号を付す。
図5は、本発明の第4の実施の形態に係るトランスの断面図である。図5において、第2の実施の形態のトランス30と同一構成部分には同一符号を付す。
図5を参照するに、第4の実施の形態のトランス50は、第2の実施の形態のトランス30の構成に、さらに第3の実施の形態で説明したシールド用巻線41を設けた以外は、トランス30と同様に構成される。
このように、シールド用巻線14,31により挟まれた1次巻線15と2次巻線16との間に、シールド用巻線14及び1次巻線15を介して、ボビン12の巻回部12Aに巻回されたシールド用巻線41を設け、シールド用巻線41の一方の端部41Aをグラウンドと電気的に接続し、シールド用巻線41の他方の端部41Bをオープンとしてもよい。この場合、1次巻線15と2次巻線16との結合を悪くすることが可能となるので、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス50から発生するノイズをさらに低減することができる。
なお、本実施の形態のトランス50は、第2の実施の形態のトランス30と同様な効果を得ることができる。
(第5の実施の形態)
図6は、本発明の第5の実施の形態に係るトランスの断面図であり、図7は、図6に示すトランスに設けられた金属箔をA視した図である。図6及び図7において、第1の実施の形態のトランス10と同一構成部分には同一符号を付す。
図6は、本発明の第5の実施の形態に係るトランスの断面図であり、図7は、図6に示すトランスに設けられた金属箔をA視した図である。図6及び図7において、第1の実施の形態のトランス10と同一構成部分には同一符号を付す。
図6及び図7を参照するに、第5の実施の形態のトランス60は、第1の実施の形態のトランス10に設けられた金属箔18を巻回部12Aの外周側面12A−1を囲むコア11の外壁11−1に配置すると共に、金属箔18の一方の端部18Aと金属箔18の他方の端部14Bとを電気的に接続してショートさせた以外は、トランス10と同様に構成される。これにより、1次巻線15、2次巻線16、及びバイアス巻線17は、シールド用巻線14と金属箔18との間に挟まれた構成とされている。金属箔18の一方の端部18Aは、はんだ21を介して、シールド用巻線14の他方の端部14Bと接続されている。
本実施の形態のトランスによれば、1次巻線15よりも内側に配置されるように巻回部12Aに巻回され、一方の端部14Aがグラウンドと電気的に接続されたシールド用巻線14と、巻回部12Aの外周側面12A−1を囲むコア11の外壁11−1に配置された金属箔18と、を設け、金属箔18の一方の端部18Aとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続させると共に、金属箔18の他方の端部18Bを金属箔18の端部18Aと接続してショートさせたことにより、トランス60が適用される電子機器のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス60から発生するノイズを十分に低減することができる。
なお、本実施の形態のトランス60では、シールド用巻線14の他方の端部14Bと金属箔18の一方の端部18Aとをはんだ21により電気的に接続した場合を例に挙げて説明したが、グランドと電気的に接続されていない側のシールド用巻線14の端部14Bは、金属箔18の両端部18A,18Bのうち、いずれか一方の端部と接続されておればよい(言い換えれば、シールド用巻線14の端部14Bと金属箔18の他方の端部18Bとを電気的に接続し、金属箔18の一方の端部をオープンとしてもよい。)。
また、シールド用巻線14の端部14Bをグラウンドに接続し、シールド用巻線14の端部14Aを、金属箔18の両端部18A,18Bのうち、いずれか一方の端部と接続させてもよい。
また、トランス60の用途や必要に応じて、シールド用巻線14と1次巻線15の間、1次巻線15と2次巻線16との間、及び2次巻線16とバイアス巻線17との間に、絶縁シート(例えば、ポリエステル等)を設けてもよい。このような構成とされたトランスは、本実施の形態のトランス60と同様な効果を得ることができる。
(第6の実施の形態)
図8は、本発明の第6の実施の形態に係るトランスの断面図である。図8において、第2の実施の形態のトランス30と同一構成部分には同一符号を付す。
図8は、本発明の第6の実施の形態に係るトランスの断面図である。図8において、第2の実施の形態のトランス30と同一構成部分には同一符号を付す。
図8を参照するに、第6の実施の形態のトランス65は、第2の実施の形態のトランス30に設けられたシールド用巻線31を巻回部12Aの外周側面12A−1を囲むコア11の外壁11−1に配置すると共に、はんだ66を介して、シールド用巻線31の他方の端部31Bと端部31Aの近傍に位置する部分のシールド用巻線31とを電気的に接続してショートさせた以外は、トランス30と同様に構成される。これにより、1次巻線15、2次巻線16、及びバイアス巻線17は、シールド用巻線14とシールド用巻線31との間に挟まれた構成とされている。シールド用巻線31の一方の端部31Aは、はんだ21を介して、シールド用巻線14の他方の端部14Bと接続されている。
シールド用巻線31を構成する導線の巻回方法は、例えば、均等巻きを用いることができる。また、シールド用巻線31を構成する導線としては、例えば、銅線の周りをポリウレタン(絶縁材)で被覆した導線を用いるとよい。
本実施の形態のトランスによれば、1次巻線15よりも内側に配置されるように巻回部12Aに巻回され、一方の端部14Aがグラウンドと電気的に接続されたシールド用巻線14と、巻回部12Aの外周側面12A−1を囲むコア11の外壁11−1に配置されたシールド用巻線31と、を設け、シールド用巻線31の一方の端部31Aとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続させると共に、シールド用巻線31の他方の端部31Bと端部31Aの近傍に位置する部分のシールド用巻線31とを接続してショートさせたことにより、トランス65が適用される電子機器のコストを増加させることなく、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス65から発生するノイズを十分に低減することができる。
なお、本実施の形態では、シールド用巻線31の一方の端部31Aとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続し、シールド用巻線31の他方の端部31Bと端部31Aの近傍に位置する部分のシールド用巻線31とを接続させた場合を例に挙げて説明したが、シールド用巻線31の他方の端部31Bとシールド用巻線14の他方の端部14Bとを電気的に接続し、シールド用巻線31の一方の端部31Aと端部31Bの近傍に位置する部分のシールド用巻線31とを接続させてもよい。
また、トランス65の用途や必要に応じて、シールド用巻線14と1次巻線15の間、1次巻線15と2次巻線16との間、及び2次巻線16とバイアス巻線17との間に、絶縁シート(例えば、ポリエステルフィルム等)を設けてもよい。このような構成とされたトランスは、本実施の形態のトランス65と同様な効果を得ることができる。
(第7の実施の形態)
図9は、本発明の第7の実施の形態に係るトランスの断面図である。図9において、第5の実施の形態のトランス60と同一構成部分には同一符号を付す。
図9は、本発明の第7の実施の形態に係るトランスの断面図である。図9において、第5の実施の形態のトランス60と同一構成部分には同一符号を付す。
図9を参照するに、第7の実施の形態のトランス70は、第5の実施の形態のトランス60の構成に、さらに、第3の実施の形態で説明したシールド用巻線41(第2のシールド用巻線)を1次巻線15と2次巻線16との間に配設した以外は、トランス60と同様に構成される。
本実施の形態のトランスによれば、1次巻線15と2次巻線16との間にシールド用巻線41を設け、シールド用巻線41の一方の端部41Aをグラウンドと電気的に接続し、シールド用巻線41の他方の端部41Bをオープンとすることにより、1次巻線15と2次巻線16との結合を悪くすることが可能となるので、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス70から発生するノイズをさらに低減することができる。
なお、本実施の形態のトランス70は、第5の実施の形態のトランス60と同様な効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、シールド用巻線41の一方の端部41Aをグラウンドと電気的に接続し、シールド用巻線41の他方の端部41Bをオープンとした場合を例に挙げて説明したが、シールド用巻線41の一方の端部41Aをオープンとし、シールド用巻線41の他方の端部41Bをグラウンドと電気的に接続してもよい。
(第8の実施の形態)
図10は、本発明の第8の実施の形態に係るトランスの断面図である。図10において、第6の実施の形態のトランス65と同一構成部分には同一符号を付す。
図10は、本発明の第8の実施の形態に係るトランスの断面図である。図10において、第6の実施の形態のトランス65と同一構成部分には同一符号を付す。
図10を参照するに、第8の実施の形態のトランス75は、第6の実施の形態のトランス65の構成に、さらに、第3の実施の形態で説明したシールド用巻線41(第2のシールド用巻線)を1次巻線15と2次巻線16との間に配設した以外は、トランス65と同様に構成される。
本実施の形態のトランスによれば、1次巻線15と2次巻線16との間にシールド用巻線41を設け、シールド用巻線41の一方の端部41Aをグラウンドと電気的に接続し、シールド用巻線41の他方の端部41Bをオープンとすることにより、1次巻線15と2次巻線16との結合を悪くすることが可能となるので、電子機器の周波数を高周波数化させた際にトランス75から発生するノイズをさらに低減することができる。
なお、本実施の形態のトランス75は、第6の実施の形態のトランス65と同様な効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、シールド用巻線41の一方の端部41Aをグラウンドと電気的に接続し、シールド用巻線41の他方の端部41Bをオープンとした場合を例に挙げて説明したが、シールド用巻線41の一方の端部41Aをオープンとし、シールド用巻線41の他方の端部41Bをグラウンドと電気的に接続してもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、電源機器、映像機器、音響機器、産業機器、及び電話関連機器等の電子機器に使用されるトランスに適用可能である。
10,30,40,50,60,65,70,75 トランス
11 コア
11−1 外壁
12 ボビン
12A 巻回部
12A−1 外周側面
12B 第1の鍔部
12C 第2の鍔部
14,31,41 シールド用巻線
14A,14B,18A,18B,31A,31B,41A,41B 端部
15 1次巻線
16 2次巻線
17 バイアス巻線
18 金属箔
21,66 はんだ
11 コア
11−1 外壁
12 ボビン
12A 巻回部
12A−1 外周側面
12B 第1の鍔部
12C 第2の鍔部
14,31,41 シールド用巻線
14A,14B,18A,18B,31A,31B,41A,41B 端部
15 1次巻線
16 2次巻線
17 バイアス巻線
18 金属箔
21,66 はんだ
Claims (6)
- コアと、前記コアに挿入されるボビンと、前記ボビンに巻回された1次巻線と、前記ボビンに巻回され、前記1次巻線よりも外側に配置された2次巻線と、を備えたトランスであって、
前記1次巻線よりも内側に配置されるように前記ボビンに巻回され、一方の端部がグラウンドと電気的に接続された第1のシールド用巻線と、前記ボビンに巻回され、前記2次巻線よりも外側に配置されたシールド部材と、を設け、
前記シールド部材の両端部のうち、いずれか一方の端部と前記第1のシールド用巻線の他方の端部とを電気的に接続させると共に、前記シールド部材の他方の端部をオープンとしたことを特徴とするトランス。 - コアと、前記コアに挿入され、巻回部を有するボビンと、前記巻回部に巻回された1次巻線と、前記巻回部に巻回され、前記1次巻線よりも外側に配置された2次巻線と、を備えたトランスであって、
前記1次巻線よりも内側に配置されるように前記巻回部に巻回され、一方の端部がグラウンドと電気的に接続された第1のシールド用巻線と、前記巻回部の外周側面を囲む前記コアの外壁に配置されたシールド部材と、を設け、
前記シールド部材の両端部のうち、いずれか一方の端部と前記第1のシールド用巻線の他方の端部とを電気的に接続させると共に、前記シールド部材の他方の端部を前記シールド部材と接続してショートさせたことを特徴とするトランス。 - 前記シールド部材の両端部のうち、いずれか一方の端部と前記第1のシールド用巻線の他方の端部とをはんだ付けしたことを特徴とする請求項1または2記載のトランス。
- 前記シールド部材は、金属箔又は導線であることを特徴とする請求項1ないし3のうち、いずれか1項記載のトランス。
- 前記金属箔は、銅箔であることを特徴とする請求項4記載のトランス。
- 前記1次巻線と前記2次巻線との間に配置されるように、前記ボビンに巻回された第2のシールド用巻線を設け、
前記第2のシールド用巻線の一方の端部をグラウンドと電気的に接続すると共に、前記第2のシールド用巻線の他方の端部をオープンとしたことを特徴とする請求項1ないし5のうち、いずれか1項記載のトランス。
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JP2008294838A JP2010074116A (ja) | 2008-08-19 | 2008-11-18 | トランス |
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JP2008294838A Pending JP2010074116A (ja) | 2008-08-19 | 2008-11-18 | トランス |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012124368A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Mitsumi Electric Co Ltd | トランス |
KR101388852B1 (ko) | 2012-07-27 | 2014-04-23 | 경상대학교산학협력단 | 변압기 |
CN109256269A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-22 | 江西欧美亚电子有限公司 | 一种高屏蔽散热式变压器 |
-
2008
- 2008-11-18 JP JP2008294838A patent/JP2010074116A/ja active Pending
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