JP2005285554A - 電池 - Google Patents

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Yasuaki Ito
泰章 伊藤
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Abstract

【課題】 高温環境下での異常発生時の安全性を向上させることができる電池を提供する。
【解決手段】 正極板4、負極板3、及び、熱収縮性を有するセパレータ5を巻回した発電要素を電池ケース6に収納した電池において、負極板3の端面と対向する電池ケース6の内面に、抵抗率が10-3Ωcm以上、103 Ωcm以下の導電層12を設ける。導電層12は、前記内面に導電性接着剤などを用いて導電性シートを貼着又は導電性塗料を塗布して形成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、正極板、負極板、及び熱収縮性を有するセパレータを巻回した発電要素を電池ケースに収納した電池に関する。
小型電子機器又は携帯電子機器などの駆動用電源として、例えばシート状の正極板及び負極板がセパレータを介して巻回された発電要素をアルミ製の電池ケースに収納した電池が用いられている。そして、小型電子機器又は携帯電子機器の性能向上及び小型化に伴って、電池の高エネルギ密度化が行われている。
電池の高エネルギ密度化に伴って、内部短絡による発熱の問題が大きくなっており、例えば発電要素の最外層に負極と接続された金属箔を設け、内部短絡による発熱が生じた場合の電池変形時に優先的に短絡させることにより、発熱の抑制を図った電池が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平10−261427号公報
また、発電要素においては、通常、正極から離脱したリチウムイオンが負極に挿入する際に負極板の端面に析出しないように、負極板は正極板よりも幅広サイズに設計してある。また、セパレータは、電池ケースと負極板との短絡防止のために負極板よりもさらに広幅サイズに設計してある。そのため、発電要素の巻回面(正極板、負極板、及びセパレータの端面)と対向する電池ケースの内面(以下、巻回対向内面)から見た場合、セパレータの端面が最も近く、正極板の端面が最も遠い。通常は、セパレータは電池ケースの巻回対向内面と接触している。
また、アルミ製の電池ケースは正極となっているため、電池ケースが変形した場合、セパレータが破れて負極板の端面と電池ケースの巻回対向内面とが短絡し、局部大電流が流れて熱暴走を引き起こす可能性がある。これを防ぐために電池ケースの巻回対向内面には、ポリイミドなどの耐熱性絶縁テープが貼付されている。
ただし、過充電状態の電池が、セパレータの収縮が起こらない限界温度よりも高い高温環境(例えば150℃)に放置された場合、セパレータの収縮により過充電状態の正極板及び負極板が短絡することにより、上記と同様に大電流が流れて熱暴走反応を引き起こす可能性がある。しかし、特許文献1の電池では、このような高温環境時の発熱には対応できない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、負極板の端面と対向する電池ケースの内面に、抵抗率が10-3Ωcm以上103 Ωcm以下の導電層を設けることにより、高温環境下での異常発生時の安全性を向上させることができる電池を提供することを目的とする。
また、本発明は、導電性シート又は導電性塗料を導電層に用いることにより、電池ケース内面に導電層を容易に設けることができる電池を提供することを他の目的とする。
第1発明に係る電池は、正極板、負極板、及び熱収縮性を有するセパレータを巻回した発電要素を電池ケースに収納した電池において、前記発電要素の正極板、負極板及びセパレータの端面に対向する前記電池ケースの内面に、抵抗率が10-3Ωcm以上103 Ωcm以下の導電層を有することを特徴とする。
第2発明に係る電池は、第1発明において、前記導電層は、導電性シート又は導電性塗料からなることを特徴とする。
第1発明においては、正極板、負極板及びセパレータの端面と対向する電池ケースの内面に、抵抗率が10-3Ωcm以上103 Ωcm以下の導電層を有しており、通常時は、負極板よりもセパレータの方が幅広サイズであるため、セパレータの端面は前記導電層と接触しているが、負極板の端面は前記導電層と接触していない。一方、高温環境下においては、セパレータの収縮が生じ、セパレータよりも負極板の方が幅広サイズになる。また、高温環境下で異常が生じて電池ケースが変形した場合、前記内面は発電要素に接近し、前記導電層と負極板の端面とが接触する。これにより、前記導電層を介して正極である電池ケースと負極板とが接触するが、導電層は高抵抗なため、前記接触による大電流は流れず、急激な発熱を伴わない安全な放電状態となる。
第2発明においては、導電層は、電池ケース内面に導電性接着剤などで導電性シートを貼着したり、電池ケース内面に導電性塗料を塗布して設ける。
第1発明によれば、高温環境下で電池ケースが変形した場合、電池ケース内面の高抵抗の導電層と負極板の端面とが接触して、大電流が流れず急激な発熱を伴わない安全な放電状態となるため、高温環境下での異常発生時の安全性を向上させることができる。
第2発明によれば、電池ケース内面に導電層を容易に設けることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る電池の斜視図であり、図2は図1のA−A線切断断面図である。電池1は、銅集電体に負極合剤を塗布してなる負極板3、及びアルミ集電体に正極合剤を塗布してなる正極板4がセパレータ5を介して巻回された扁平巻状の発電要素2と、非水電解液とを電池ケース6に収容してなるものである。電池ケース6は、底及び側壁を有し、開口部には安全弁8及び負極端子9を備えたケース蓋7がレーザー溶接によって取り付けられている。また、負極端子9は負極リード10を介して負極板3と接続され、正極板4は電池ケース6と電気的に接続されている。
正極ペーストは、正極活物質としてのリチウムコバルト複合酸化物LiCoO2 と、導電助剤としてのアセチレンブラックと、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVDF)とを質量比で95:2:3となるように混合し、これに溶媒であるN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を適量加えて撹拌して得た。正極板4は、前記正極ペーストを、厚さ15μmのアルミ箔集電体に均一に塗布して、乾燥させた後、ロールプレスで圧縮成形することにより作製した。
また、負極ペーストは、グラファイト(黒鉛)、および結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVDF)を質量比で90:10とした負極合剤に、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)を適量加えて得た。負極板3は、前記負極ペーストを、厚さ10μmの銅箔集電体の両面に塗布し、乾燥後、プレスして作製した。
セパレータ5には、ポリエチレン製微多孔膜を用いた。セパレータ5は熱収縮性を有し、例えば100℃程度から収縮が生じる。電解液には、エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)とエチルメチルカーボネート(EMC)との体積比が3:5:2の混合溶媒に、LiPF6 を1mol/l溶解させたものを用いた。
電池ケースは、縦幅5.2mm、横幅34mm、高さ50mmのアルミ製のケースである。図3は図1のB−B線切断断面図である。ただし、図3では電池ケース6のみ図示している。電池ケース6は、発電要素の巻回面(正極板4、負極板3、及びセパレータ5の端面)と対向する内面(以下、巻回対向内面)に導電層12を有する。
導電層12は、抵抗率が例えば1Ωcmの層であり、カーボンテープなどの導電性シートを導電性接着剤などで巻回対向内面に貼着したり、導電性塗料を巻回対向内面に塗布することが可能である。なお、発電要素2は2つの巻回面を有し、電池ケース6は2つの巻回対向内面を有しているが、導電層12は、両方の巻回対向内面に設けることは勿論、片方のみに設けることも可能である。
図4は図1のB−B線切断要部断面図であり、図5は図1のC−C線切断要部断面図である。ただし、図4は、正極板4、負極板3及びセパレータ5の端面の位置関係を示している。負極板3は正極板4よりも幅広サイズに設計してあり、セパレータ5は負極板3よりも広幅サイズに設計してある。そのため、電池ケース6の巻回対向内面から見た場合、セパレータ5の端面が最も近く、正極板4の端面が最も遠い。通常は、セパレータ5は電池ケース6の巻回対向内面(導電層12)と接触している。例えば、導電層12の厚みは0.05mm、導電層12から負極板3の端面までの間隔は0.95mm、導電層12から正極板4の端面までの間隔は1.45mmである。
高温環境下に電池をおいた場合、セパレータ5の収縮が生じる。また、過充電などの異常時は電池ケース6に変形が生じる。なお、電池ケース6の変形は、面積が最大の側面に膨れが生じ、該側面の膨れにより、底面及び他の側面にへこみが生じる。図6はセパレータ5の収縮及び電池ケース6の変形が生じた場合の図1のB−B線切断要部断面図であり、図7はセパレータ5の収縮及び電池ケース6の変形が生じた場合の図1のC−C線切断要部断面図である。ただし、図6は、正極板4、負極板3及びセパレータ5の端面の位置関係を示している。
セパレータ5に収縮が生じたことにより、セパレータ5の幅は減少し、その端面は内側に移動するため、電池ケース6の巻回対向内面から見た場合、負極板3の端面が最も近くなる。また、電池ケース6の面積が最大の側面に膨れが生じ、底面及び他の側面にへこみが生じるため、巻回対向内面は発電要素2に接近し、巻回対向内面の導電層12と負極板3の端面とが接触する。この場合、負極板3は、導電層12を介して、正極である電池ケース6と接触している。ただし、導電層12は、抵抗率が1Ωcmであるため、前記接触による大電流が流れることはなく、急激な発熱が生じない安全な放電状態となる。
導電層12の抵抗率は、10-4Ωcm以下の場合は抵抗が小さく、前記接触時に負極板3及び電池ケース6が短絡した状態に近くなり、大電流が流れるため、10-3Ωcm以上にする必要がある。また、導電層12の抵抗率は、104 Ωcm以上の場合は、前記接触時に負極板3及び電池ケース6が絶縁された状態に近くなり、放電は殆ど行われないため、103 Ωcm以下にする必要がある。導電層12の抵抗率は、例えば導電性テープに含まれるカーボン量を変えることで調整することができる。
上述した実施の形態においては、発電要素2の巻回面は、電池ケース6の面積が狭い方の側面に向けて収容されているが、発電要素2の巻回面を、電池ケース6の底面に向けて収容することも可能である。図8は、本発明に係る電池の他の例を示す斜視図である。発電要素2の巻回面は、電池ケース6の底に向けて収容されており、電池ケース6の底内面は、図示していないが導電層を有する。
本発明に係る電池の斜視図である。 図1のA−A線切断断面図である。 図1のB−B線切断断面図である。 図1のB−B線切断要部断面図である。 図1のC−C線切断要部断面図である。 セパレータの収縮及び電池ケースの変形が生じた場合の図1のB−B線切断要部断面図である。 セパレータの収縮及び電池ケースの変形が生じた場合の図1のC−C線切断要部断面図である。 本発明に係る電池の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 電池
2 発電要素
3 負極板
4 正極板
5 セパレータ
6 電池ケース
7 ケース蓋
8 安全弁
9 負極端子
10 負極リード
12 導電層

Claims (2)

  1. 正極板、負極板、及び熱収縮性を有するセパレータを巻回した発電要素を電池ケースに収納した電池において、
    前記発電要素の正極板、負極板及びセパレータの端面に対向する前記電池ケースの内面に、抵抗率が10-3Ωcm以上103 Ωcm以下の導電層を有することを特徴とする電池。
  2. 前記導電層は、導電性シート又は導電性塗料からなることを特徴とする請求項1記載の電池。
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