JP2005284600A - タイムスタンプ補正装置及びタイムスタンプ補正システム - Google Patents

タイムスタンプ補正装置及びタイムスタンプ補正システム Download PDF

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口 浩 志 小
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Abstract

【課題】 ネットワーク時間が変更されてもリアルタイム性を保持して処理を続行する。
【解決手段】 コンテンツデータと、前記コンテンツデータに付加されたネットワーク時間による第1のタイムスタンプとを含む第1のパケットを受信し、前記第1のタイムスタンプとネットワーク時間との差分を計算し、前記差分とローカル時間とに基づいて第2のタイムスタンプを生成し 前記コンテンツデータに前記第2のタイムスタンプを付加して第2のパケットを生成し、前記第2のパケットをバッファに蓄積し、前記ローカル時間に基づいて、前記バッファ内における前記第2のパケットの出力制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、タイムスタンプ補正装置及びタイムスタンプ補正システムに関する。
ネットワークに接続された機器間で時間情報(ネットワーク時間)を共有する場合がある。複数のネットワークが存在する場合、ネットワーク毎に、固有のネットワーク時間が管理される。
リアルタイムデータを送信する機器(送信機器)は、自己の属するネットワーク時間に基づき、受信機器においてデータを再生等(リアルタイムデータ処理)する時間の情報(タイムスタンプ)を生成する。このタイムスタンプは、ネットワーク時間にオフセット値を加算して算出される。送信機器は、生成したタイムスタンプをリアルタイムデータと共に、リアルタイムパケットとして受信機器に送信する。
受信機器は、リアルタイムパケットを受信した後、リアルタイムパケット中のタイムスタンプに基づき、ネットワーク時間に同期したリアルタイムデータ処理を行う。受信機器は、データ処理の開始までの間、受信したリアルタイムパケットを一旦、内部の記憶装置(同期FIFO:First In First Out)に保持する。
ところで、上述した送信機器及び受信機器が属するネットワーク(第1ネットワーク)が、異なるネットワーク(第2ネットワーク)に接続(統合)される場合がある。統合後のネットワークにおけるネットワーク時間は、第1及び第2ネットワークのいずれかのネットワーク時間に統一される。ここで、仮に、統合後のネットワーク時間が、第2ネットワークのネットワーク時間に統一された場合、上述の送信機器及び受信機器を含む第1ネットワークはネットワーク時間に不連続が発生することになる。
この場合において、ネットワークの統合時に受信機器における同期FIFO内に既にリアルタイムパケットが保持されていた場合、このリアルタイムパケットのタイムスタンプは、統合前の古いネットワーク時間に基づくため、受信機器は、リアルタイム性を保ったデータ処理を続行できない問題が生じる。
特開平第10−283289号公報
本発明の目的は、ネットワーク時間が変更されてもリアルタイム性を保持して処理を続行できるタイムスタンプ補正装置及びタイムスタンプ補正システムを提供することにある。
本発明のタイムスタンプ補正装置は、コンテンツデータと、前記コンテンツデータに付加されたネットワーク時間による第1のタイムスタンプとを含む第1のパケットを受信するパケット受信部と、入力されたネットワーク時間情報に従ってネットワーク時間を逐次生成するネットワーク時間カウンタと、前記第1のタイムスタンプが入力されると、前記第1のタイムスタンプと前記ネットワーク時間との差分を計算する差分計算部と、ローカル時間を逐次生成するローカル時間カウンタと、前記差分が入力されると、前記差分と前記ローカル時間とに基づいて第2のタイムスタンプを生成するタイムスタンプ生成部と、 前記コンテンツデータに前記第2のタイムスタンプを付加して第2のパケットを生成するパケット生成部と、前記第2のパケットを蓄積するバッファ部と、前記ローカル時間に基づいて、前記バッファ内における前記第2のパケットの出力制御を行う出力制御部と、を備える。
本発明のタイムスタンプ補正システムは、コンテンツデータと、前記コンテンツデータに付加されたネットワーク時間による第1のタイムスタンプとを含む第1のパケットを受信するパケット受信部と、入力されたネットワーク時間情報に従ってネットワーク時間を逐次生成するネットワーク時間カウンタと、ローカル時間を逐次生成するローカル時間カウンタと、前記第1のタイムスタンプが入力されると、前記第1のタイムスタンプと前記ネットワーク時間との差分の計算を依頼する差分依頼部と、を有するタイムスタンプ補正装置と、前記タイムスタンプ補正装置と同一のバスに接続され、前記差分の計算の依頼を実行して、実行結果を出力するCPUと、を備え、前記タイムスタンプ補正装置は、さらに、前記実行結果を受け取ると、受け取った前記実行結果と前記ローカル時間とに基づいて第2のタイムスタンプを生成するタイムスタンプ生成部と、前記コンテンツデータに前記第2のタイムスタンプを付加して第2のパケットを生成するパケット生成部と、前記第2のパケットを蓄積するバッファ部と、前記ローカル時間に基づいて、前記バッファ内における前記第2のパケットの出力制御を行う出力制御部と、を有する。
本発明のタイムスタンプ補正システムは、コンテンツデータと、前記コンテンツデータに付加されたネットワーク時間による第1のタイムスタンプとを含む第1のパケットを受信するパケット受信部と、入力されたネットワーク時間情報に従ってネットワーク時間を逐次生成するネットワーク時間カウンタと、ローカル時間を逐次生成するローカル時間カウンタと、前記第1のタイムスタンプが入力されると前記第1のタイムスタンプと前記ネットワーク時間との差分を計算する差分計算部と、前記差分が入力されると前記差分と前記ローカル時間とに基づいて第2のタイムスタンプを生成することを依頼するタイムスタンプ生成依頼部とを有するタイムスタンプ補正装置と、前記タイムスタンプ補正装置と同一のバスに接続され、前記依頼を実行して前記第2のタイムスタンプを生成し、生成した前記第2のタイムスタンプを出力するCPUと、を備え、前記タイムスタンプ補正装置は、さらに、前記第2のタイムスタンプを受け取り、前記第2のタイムスタンプに前記コンテンツデータに付加して第2のパケットを生成するパケット生成部と、前記第2のパケットを蓄積するバッファ部と、前記ローカル時間に基づいて、前記バッファ内における前記第2のパケットの出力制御を行う出力制御部と、を有する。
本発明により、ネットワーク時間が変更されてもリアルタイム性を保持して処理を続行できる。
図1は、本発明の実施の形態に従った受信機器(タイムスタンプ補正装置)10の構成を示す図である。この受信機器10は、例えばIEEE1394シリアルインターフェースとして用いられ、IEEE1394ネットワークに接続された他の機器との間で、いわゆるアイソクロナス(Isochronous)データ転送を実行する。以下、この受信機器10について詳しく説明する。
図1に示すように、サイクルタイムカウンタ11は、サイクルタイムCT(ネットワーク時間)を逐次生成して、出力する。サイクルタイムカウンタ11は、ネットワークから受信するサイクルスタートパケットCSPに基づいて、最新のサイクルタイム(ネットワーク時間)を認識する。
このサイクルスタートパケットCSPは、同じネットワークに接続されたサイクルマスタ(図4参照)によって生成され、サイクルマスタは、生成したサイクルスタートパケットCSPを、定期的(例えば125μ秒)に各機器に通知する。サイクルマスタとしては、例えば、ネットワークに接続された機器のルートノードが選出される。
受信フィルタ12は、送信機器(図示せず)から送出されたリアルタイムパケットISOPをネットワークを介して受信する。
図2(A)及び図2(B)は、それぞれリアルタイムパケットISOPの構造例を概略的に示す図である。
いずれの構造も、2つのヘッダIPH、CIPHを有すると共に、タイムスタンプTS及びリアルタイムデータDTを有する。リアルタイムデータDTは、例えば、画像データや音声データ等のマルチメディアデータである。図2(A)のパケット構造は、さらに予約領域を有する。
図1に戻って、受信フィルタ12は、入力されたリアルタイムパケットISOPからヘッダIPH、CIPHを除去した後、除去後のパケットを、リアルタイムデータDTと、タイムスタンプTSとに分離して出力する(図2(B)のパケット構造の場合。図2(A)に示すパケット構造の場合は、リアルタイムデータDT及び予約領域と、タイムスタンプTSとに分離して出力する。以降は、図2(B)のパケット構造を前提にして説明する。)
差分器13は、サイクルタイムカウンタ11から逐次サイクルタイムCTを受け取る。また、差分器13は、受信フィルタ12からタイムスタンプTSを受け取る。差分器13は、タイムスタンプTSを受け取ると、タイムスタンプTSとそのときのサイクルタイムCTとの差分(差の大きさ)、例えば「タイムスタンプTS−サイクルタイムCT」を計算する。即ち、現在のネットワーク時間から何時刻後に、リアルタイムデータDTを、後述の受信FIFO17から出力して再生するかを計算する。差分器13は、算出した差分を、オフセットOSとして加算器14に出力する。
加算器14は、オリジナルタイムカウンタ15からオリジナルタイム(内部時間)OTを逐次受け取る。このオリジナルタイム(内部時間)OTは、例えばローカル時間に対応する。オリジナルタイムカウンタ15は、ネットワーク時間とは独立して、独自のオリジナルタイム(内部時間)OTをカウントする。
即ち、上述したサイクルタイムカウンタ11は、サイクルタイムパケットCSPに従ってネットワーク時間をカウントするため、例えば自分の属するネットワークが別のネットワークに接続され、この結果、自己のネットワーク時間が、別のネットワークのネットワーク時間に統合された場合は、途中から新たなネットワーク時間のカウントを開始することになる。即ち、サイクルタイムカウンタ11は、元のネットワーク時間とは不連続のネットワーク時間のカウントを開始する。これに対し、オリジナルタイムカウンタ15は、本装置だけの独自のオリジナルタイム(内部時間)をカウントするため、リセットされない限り(例えばカウンタがMAXにならない限り)、オリジナルタイム(内部時間)は不連続にならない。
上述の加算器14は、差分器13からオフセットOSを受け取ったら、このオフセットOSと、このときのオリジナルタイムOTとを加算して、新たなタイムスタンプ(オリジナルタイムスタンプOTS)を生成する。このオリジナルタイムスタンプOTSは、現在の内部時間から何時刻後に、リアルタイムデータDTが後述の受信FIFO17から出力するかを示すものである。なお、オリジナルタイムカウンタ15が、例えば10、9、8・・・のように、逐次減少するオリジナルタイムOTをカウントする場合は、加算器14は、オリジナルタイムOTからオフセットOSを減算してオリジナルタイムスタンプOTSを生成する。
FIFOデータ生成部16は、上述の受信フィルタ12からリアルタイムデータDTを受け取り、一方、加算器14からオリジナルタイムスタンプOTSを受け取る。FIFOデータ生成部16は、リアルタイムデータDTにオリジナルタイムスタンプOTSを付加して、新たなパケットOTS&DTを生成し、このパケットOTS&DTを、受信FIFO17に入力する。受信FIFO17は、入力されるパケットOTS&DTを、順次蓄積する。図2(A)及び図2(B)の各構造に対応して生成されたパケットOTS&DTを図3に示す。
出力制御部18は、オリジナルタイムカウンタ15から逐次オリジナルタイムOTを受け取り、受け取ったオリジナルタイムOTと、受信FIFO17内における先頭のパケットOTS&DTのオリジナルタイムスタンプOTSとを比較する。出力制御部18は、オリジナルタイムスタンプOTSがオリジナルタイムOTになったら、そのパケットOTS&DTからオリジナルタイムスタンプOTSを除去した後(図2(A)のパケット構造の場合はさらに予約領域データを除去する)、リアルタイムデータDTを後段(例えば図示しないデータ再生部)に出力する。
次に、本実施の形態による効果について説明する。
図4(A)〜図4(C)は、従来において、それぞれ異なるサイクルタイム(ネットワーク時間)を有するネットワークW1、W2が互いに接続されたときに生じる問題を説明する図である。各ネットワークW1、W2における各ノード0〜4、10〜11は、本発明者が本発明をなす以前に実施していた後述する受信機器19(図5(A)参照)を備える。
図4(A)に示すように、ネットワークW1はサイクルタイムNを有し、ネットワークW2はサイクルタイムMを有する。ネットワークW1、W2におけるノード0、10がそれぞれサイクルマスタであり、各サイクルマスタ0、10は、同一のネットワークに接続された各ノードにサイクルタイムを定期的に通知する。
図4(B)に示すように、ネットワークW1、W2が互いに接続されてネットワークW3が形成されたとする。ネットワークの構成が変わるとサイクルマスタの選出が新たに行われ、ここでは、ノード0が、ネットワークW3のサイクルマスタとして選出されたとする。従って、ノード0は、ネットワークW1のときと連続したサイクルタイムを、ネットワークW3に接続された各ノード0〜4、10〜11に通知する。それ故、ネットワークW2に属していたノード10〜11は、元のサイクルタイムと不連続のサイクルタイムを受け取ることになる。
即ち、図4(C)に示すように、ネットワークW1に接続されていた各ノードは、ネットワーク統合後も連続したサイクルタイムを有する。しかしながら、ネットワークW2に接続されていたノード10、11は、時刻T1において、サイクルタイムに不連続が生じる。例えば、図4(C)においてn=10、m=90とすると、ネットワークW1に接続されていた各ノードは「10−X、・・・9、10、11、12・・」とサイクルタイムが連続して進むのに対し、ネットワークW2に接続されていた各ノードは「100−X、・・・89、90、11、12・・・」と、途中でサイクルタイムに不連続が発生する。
このようにサイクルタイムに不連続が生じると、統合時に既に受信FIFO17内に蓄積されていたパケットを、リアルタイム性を保持して処理できなくなる。これについてもう少し詳しく説明すると以下の通りである。
図5(A)は、本発明者が本発明をなす以前に実施していた受信機器19の構成を示す図である。
受信FIFO17内には、タイムスタンプの付されたパケットTS&DT1、TS&DT2が格納されており、この状態で、サイクルタイムカウンタ11が新たなサイクルスタートパケットCSPを受信して、新たなサイクルタイムのカウントを開始したとする。即ち、サイクルタイムに不連続が発生したとする(図5(B)の時刻T2参照)。この場合、出力制御部18は、受信FIFO17内のパケットTS&DT1、TS&DT2を、リアルタイム性を保持して処理できなくなる。
例えば、各パケットTS&DT1、TS&DT2のタイムスタンプがそれぞれ「10」、「11」であり、サイクルタイムが「1、2、3・・」と進んでいたとする。このとき、サイクルタイムが途中で変更して、「1、2、3、100、101・・」となったとすると、サイクルタイム「10」「11」がスキップされたことにより、各パケットTS&DT1、TS&DT2は、適正に処理されないことになる。また、これにより、図5(A)に示す、サイクルタイムの変更後に受信FIFO17内に格納されたパケットTS&DT3も、前のパケットの処理が終了しないことから、適正に処理されないこととなり得る。
これに対し、本実施の形態では、このような問題は生じない。
図6は、本実施の形態による効果を説明する図である。
図6に示すように、図1の受信機器10が、サイクルタイムMのネットワークW2に接続されていたとする。そして、このネットワークW2が、図中の時刻Pにて、サイクルタイムNのネットワークW1に接続されて、サイクルタイムに不連続が発生したとする。即ち、受信機器10のサイクルタイム(ネットワーク時間)が、「101、102、103、104、9005、9006、9007、9008・・」と進んだとする。
一方、受信機器10内のオリジナルサイクルタイム(内部時間)は、「1、2、3、4、5、6、7、8・・」と進むとする。
図6に示すように、サイクルタイム101において、受信機器10にて、タイムスタンプ[105]の付されたパケットが受信され、続いて、サイクルタイム102において、タイムスタンプ[106]の付されたパケットが受信されたとする。
従来であれば、サイクルタイムが、上述のように、「101、102、103、104、9005、9006、9007、9008・・」と進むため、タイムスタンプ[105][106]の付されたパケットは適正に処理されないことになる。
これに対し、本実施の形態では、タイムスタンプ[105]はオリジナルタイムスタンプ[5](=(105−101)+1)に、タイムスタンプ[106]はオリジナルタイムスタンプ[6](=(106−102)+2)に変更される。そして、上述のように、オリジナルサイクルタイムは、上述のように、「1、2、3、4、5、6、7、8・・」と進む。従って、オリジナルタイムスタンプ[5][6]の付された各パケットは、オリジナルサイクルタイム「5」「6」において、適正に処理されることとなる。
以上のように、本実施の形態によれば、ネットワーク時間によるタイムスタンプとネットワーク時間との差分を算出し、この差分を内部時間に加算することによりオリジナルタイムスタンプを生成するようにしたので、このオリジナルタイムスタンプが付されたパケットを内部時間に基づいて出力制御することで、ネットワーク時間に不連続が発生したとしても、リアルタイム性を保持しつつ処理を続行できる。
上述した実施の形態では、タイムスタンプTSとオリジナルタイムCTとの差分の計算、即ち、オフセットOSの算出を、差分器13によって行ったが、この計算を、受信機器と同一バスに接続させたCPUによって行うようにしても良い。以下これについて詳しく説明する。
図7は、本発明の実施の形態に従ったタイムスタンプ補正システム20の構成を示すブロック図である。
受信機器21と、メモリ22と、CPU23とが同一のバス30に接続されている。受信機器21は、図1に示したものと同等であるが、差分器13は備えず、この代わりに、差分算出依頼部24を備える。この差分算出依頼部24は、受信フィルタ12(図1参照)によって分離されたタイムスタンプTSが入力されると、このタイムスタンプTSと、このときのサイクルタイムCTとをCPU23に送出する。CPU23は、受け取ったタイムスタンプTSと、サイクルタイムCTとの差分を計算し、その差分データ、即ちオフセットOSを差分算出依頼部24に返す。差分算出依頼部24は、受け取ったオフセットOSを加算器14(図1参照)に渡す。
ここでは、オフセットOSの算出をCPU23で行う例を示したが、この他、オリジナルタイムOTとオフセットOSとを加算してオリジナルタイムスタンプOTSを生成する処理もCPUで行うようにしてもよい。以下これについて詳しく説明する。
図8は、本発明の別の実施の形態に従ったタイムスタンプ補正システム25の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、受信機器26は、加算器14(図1参照)を備えず、これに代わって、加算依頼部27を備える。加算依頼部27は、差分器13(あるいは差分算出依頼部24)からオフセットOSが入力されると、このオフセットOSと、このときのオリジナルタイムOT(図1参照)とをCPU23に送出する。CPU23は、受け取ったオフセットOSとオリジナルタイムOTとを加算してオリジナルタイムスタンプOTSを生成し、生成したオリジナルタイムスタンプOTSを加算依頼部27に返す。加算依頼部27は、受け取ったオリジナルタイムスタンプOTSをFIFOデータ生成部16に渡す。
以上のようにオフセットOSの算出あるいはオリジナルタイムスタンプOTSの生成又はこれらの両方をCPU23で計算させることで、受信機器の回路規模を低減できる。
図9は、本発明のさらに別の実施の形態に従ったタイムスタンプ補正システム28の構成を示すブロック図である。
上述した実施の形態では、オリジナルタイムカウンタ15(図1参照)を受信機器の内部に配置したが、本実施の形態では、オリジナルタイムカウンタ15を受信機器の外側に配置する。
即ち、図9に示すように、受信機器29と、オリジナルタイムカウンタ15と、メモリ22と、CPU23とが同一のバス30に接続されている。受信機器29は、図1に示したものと同等であるが、オリジナルタイムカウンタ15を備えていない。受信機器29における加算器14及び出力制御部18(図1参照)は、バス30に接続されたオリジナルタイムカウンタ15からオリジナルタイムOTを逐次取得することで、それぞれの処理を行う。
以上のように、オリジナルタイムカウンタ15を受信機器の外側に配置することにより、受信機器の回路規模を低減できると共に、オリジナルタイムカウンタ15を他の機器と共同で用いることも容易になる。
本発明の実施の形態に従ったタイムスタンプ補正装置の構成を示すブロック図である。 リアルタイムパケットの構造例を概略的に示す図である。 オリジナルタイムスタンプを含むパケットの構造例を概略的に示す図である。 従来における問題点を説明する図である 本発明者が本発明をなす以前に実施していた受信機器の構成を示すブロック図である。 本実施の形態による効果を説明する図である。 本発明の実施の形態に従ったタイムスタンプ補正システムの構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施の形態に従ったタイムスタンプ補正システムの構成を示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施の形態に従ったタイムスタンプ補正システムの構成を示す図である。
符号の説明
11:サイクルタイムカウンタ
12:受信フィルタ
13:差分器
14:加算器
15:オリジナルタイムカウンタ
16:FIFOデータ生成部
17:受信FIFO
18:出力制御部
10、21、26、29:タイムスタンプ補正装置(受信機器)
22:メモリ
23:CPU
24:差分算出依頼部
20、25、28:タイムスタンプ補正システム
27:加算依頼部
30:バス

Claims (5)

  1. コンテンツデータと、前記コンテンツデータに付加されたネットワーク時間による第1のタイムスタンプとを含む第1のパケットを受信するパケット受信部と、
    入力されたネットワーク時間情報に従ってネットワーク時間を逐次生成するネットワーク時間カウンタと、
    前記第1のタイムスタンプが入力されると、前記第1のタイムスタンプと前記ネットワーク時間との差分を計算する差分計算部と、
    ローカル時間を逐次生成するローカル時間カウンタと、
    前記差分が入力されると、前記差分と前記ローカル時間とに基づいて第2のタイムスタンプを生成するタイムスタンプ生成部と、
    前記コンテンツデータに前記第2のタイムスタンプを付加して第2のパケットを生成するパケット生成部と、
    前記第2のパケットを蓄積するバッファ部と、
    前記ローカル時間に基づいて、前記バッファ内における前記第2のパケットの出力制御を行う出力制御部と、
    を備えたタイムスタンプ補正装置。
  2. 前記パケット受信部によって受信された前記第1のパケットから前記コンテンツデータ及び前記第1のタイムスタンプを抽出するフィルタをさらに備え、
    前記フィルタは、抽出された前記コンテンツデータを前記パケット生成部に出力し、抽出された前記第1のタイムスタンプを前記差分計算部に出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイムスタンプ補正装置。
  3. 前記パケット受信部、前記ネットワーク時間カウンタ、前記差分計算部、前記タイムスタンプ生成部、前記パケット生成部、前記バッファ部及び前記出力制御部は、同一の半導体基板上に形成されて第1の半導体集積回路を構成し、
    前記ローカル時間カウンタは、前記半導体基板とは別個の半導体基板上に形成されて第2の半導体集積回路を構成し、
    前記第1及び第2の半導体集積回路は同一のバスに接続されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイムスタンプ補正装置。
  4. コンテンツデータと、前記コンテンツデータに付加されたネットワーク時間による第1のタイムスタンプとを含む第1のパケットを受信するパケット受信部と、入力されたネットワーク時間情報に従ってネットワーク時間を逐次生成するネットワーク時間カウンタと、ローカル時間を逐次生成するローカル時間カウンタと、前記第1のタイムスタンプが入力されると、前記第1のタイムスタンプと前記ネットワーク時間との差分の計算を依頼する差分依頼部と、を有するタイムスタンプ補正装置と、
    前記タイムスタンプ補正装置と同一のバスに接続され、前記差分の計算の依頼を実行して、実行結果を出力するCPUと、
    を備え、
    前記タイムスタンプ補正装置は、さらに、
    前記実行結果を受け取ると、受け取った前記実行結果と前記ローカル時間とに基づいて第2のタイムスタンプを生成するタイムスタンプ生成部と、
    前記コンテンツデータに前記第2のタイムスタンプを付加して第2のパケットを生成するパケット生成部と、
    前記第2のパケットを蓄積するバッファ部と、
    前記ローカル時間に基づいて、前記バッファ内における前記第2のパケットの出力制御を行う出力制御部と、
    有したタイムスタンプ補正システム。
  5. コンテンツデータと、前記コンテンツデータに付加されたネットワーク時間による第1のタイムスタンプとを含む第1のパケットを受信するパケット受信部と、入力されたネットワーク時間情報に従ってネットワーク時間を逐次生成するネットワーク時間カウンタと、ローカル時間を逐次生成するローカル時間カウンタと、前記第1のタイムスタンプが入力されると前記第1のタイムスタンプと前記ネットワーク時間との差分を計算する差分計算部と、前記差分が入力されると前記差分と前記ローカル時間とに基づいて第2のタイムスタンプを生成することを依頼するタイムスタンプ生成依頼部とを有するタイムスタンプ補正装置と、
    前記タイムスタンプ補正装置と同一のバスに接続され、前記依頼を実行して前記第2のタイムスタンプを生成し、生成した前記第2のタイムスタンプを出力するCPUと、
    を備え、
    前記タイムスタンプ補正装置は、さらに、
    前記第2のタイムスタンプを受け取り、前記第2のタイムスタンプに前記コンテンツデータに付加して第2のパケットを生成するパケット生成部と、
    前記第2のパケットを蓄積するバッファ部と、
    前記ローカル時間に基づいて、前記バッファ内における前記第2のパケットの出力制御を行う出力制御部と、
    を有したタイムスタンプ補正システム。
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