JP2005284464A - 業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法 - Google Patents

業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】業務統合サーバの業務プロセスロジックをXMLファイルによる作成・追加・変更を確実、容易にする。
【解決手段】タスク情報表示部11はサービスリポジトリ10から取得する業務プロセス機能のタスク名をディスプレイ装置15に表示する。コントローラ情報表示部12はプロセスロジック作成時に必要となるコントローラの名前を表示する。業務プロセスロジック表示・作成部タスク13は、画面から選択した業務プロセス機能のタスク名、コントローラ名を、視覚的にプロセスロジックの流れが理解出来るような表示形式で作成して表示する。情報の詳細情報表示・設定部14はタスク名、コントローラ名、およびその情報の詳細情報を表示する。XMLファイル保存部16は業務プロセスロジック表示・作成部で作成されたプロセスロジックを業務プロセスロジックXMLファイルとして保存する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介し分散配置されている各種業務支援サーバとクライアントとの間に業務統合サーバを配置して、各業務を統合的に機能させる業務統合システムに係り、特に業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法に関するものである。
近年、情報化の促進やネットワーク環境の整備、さらにネットワークの高速化を背景に、従来スタンドアロン型であった業務支援システム(例えば監視業務における監視支援システムや保守業務における保守支援システム等)がWeb技術をベースにしたネットワーク対応型へとなってきている。
これまでの各業務支援システムは、それぞれが独立したアプリケーションシステムであるため、ネットワーク上で各システムが動作していても各システム間の連携が困難であった。
この各システム間の連携を可能とする業務統合システムを本願出願人は既に提案している(例えば、特許文献1参照)。このシステムは、図19に示すように、クライアントと各種業務サーバとの間に業務統合サーバをネットワークを介して配置し、業務統合サーバには図20に示す機能ブロックをソフトウェア構成で実装している。
図20において、クライアントゲート部1は、クライアントから送信されたデータの中から、実行する業務プロセスロジックXMLファイル名、該ロジックの実行に必要な各種パラメータ、作詞するGUIに対するスタイルシートの情報を抽出し、内部データとして格納する。
業務プロセスロジック実行部2は、クライアントゲート部1より取得した業務プロセスロジックXMLファイル名をもとに、業務プロセスロジックXMLとして展開し、業務プロセスロジックXMLに保存されている業務プロセス機能の名前に対応する業務支援サーバの詳細情報をサービスリポジトリ管理部3より取得し、これら名前及び業務支援サーバの詳細情報を業務支援サーバ通信部4を通して業務支援サーバにサービス実行を依頼し、このサービス実行の結果は内部データとして格納する。
サービスリポジトリ管理部3は、業務プロセスロジック実行部2が指定する業務プロセス機能のサービス名に対応する業務支援サーバの詳細情報を取得し、業務プロセスロジック実行部2に通知する。
業務支援サーバ通信部4は、業務プロセスロジック実行部2が指定するサービス名及び業務支援サーバの詳細情報をもとに、業務支援サーバと通信し、業務支援サーバのサービス実行結果を業務プロセスロジック実行部2に通知する。
サービスリポジトリ5は、業務プロセス機能の名前(サーバ名)に対応する業務支援サーバの詳細情報(サーバ名またはIPアドレス、サーバ実行に必要なパラメータ要素等)を格納する。
GUI作成部6は、内部データに格納されている前記業務プロセスロジック実行部の処理結果と、指定されたスタイルシート情報をもとに、クライアントへ送信すべきGUIを動的に作成する。
特開2003−242127
前記の業務統合サーバを用いて各業務支援サーバ間を連携させた業務統合を実現させるためには、業務プロセスロジックXMLファイルが必須である。業務プロセスロジックXMLファイルを作成するためには、その作成に必要な知識(XMLや、業務プロセスロジックXMLファイルのタグ構成、タグの詳細等)を熟知する必要がある。
また、テキストエディタ等で、業務プロセスロジックXMLファイルを作成する場合、業務プロセスロジックの内容をタイプしなければならず、タイプミス等を発生する要因となり、業務統合サーバを用いて、各業務支援サーバ間を連携させようとすると、希望通りの連携が出来なくなる。
本発明の目的は、業務プロセスロジックXMLファイルの作成・追加・変更を確実、容易にした業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法を提供することにある。
前記の課題を解決する本発明は、以下の業務プロセスロジック自動生成方法を特徴とする。
(1)ネットワークを介し分散配置されている各種業務支援サーバとクライアントとの間に配置した業務統合サーバによって各業務を統合的に機能させる業務統合システムにおける、業務統合サーバの業務プロセスロジックの自動生成方法であって、
タスク情報表示部は、サービスリポジトリから取得する業務プロセス機能のタスク名をディスプレイ装置に画面表示し、該サービスリポジトリから取得する該タスク名および業務支援サーバの詳細情報を業務プロセスロジックXMLのタグ名およびその属性情報に関連付けておき、
コントローラ情報表示部は、業務プロセスロジック作成時に必要となるコントローラの名前をディスプレイ装置に画面表示し、コントローラの名前を業務プロセスロジックXMLのタグ名に関連付け、その関連付けられたタグ名の詳細情報を保持し、この詳細情報はそのタグ名の属性情報に関連付けておき、
業務プロセスロジック表示・作成部は、前記タスク情報表示部の表示画面から選択した業務プロセス機能のタスク名、および前記コントローラ情報表示部の表示画面から選択したコントローラ名を、視覚的に業務プロセスロジックの流れが理解出来るような表示形式で作成してディスプレイ装置に画面表示し、
情報の詳細情報表示・設定部は、前記タスク情報表示部の表示画面から選択したタスク名、前記コントローラ情報表示部の表示画面から選択したコントローラ名、および前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成した表示画面から選択したタスク名やコントローラ名の情報の詳細情報をディスプレイ装置に画面表示し、前記タスク名およびその詳細情報を業務プロセスロジックXMLのタグ名およびそのタグ名の属性情報に関連付けておき、また、コントローラ名およびその詳細情報を業務プロセスロジックXMLのタグ名およびそのタグ名の属性情報に関連付けておき、
XMLファイル保存部は、前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成されて前記ディスプレイ装置に画面表示された業務プロセスロジックを業務プロセスロジックXMLファイルとして保存し、XMLファイル取得部は、前記業務プロセスロジックXMLファイルまたは既存の業務プロセスロジックXMLファイルを読み込み、その内容から、前記の業務プロセスロジック表示・作成部および情報の詳細情報表示・設定部の表示画面に既存の業務プロセスロジックXMLファイルを展開することを特徴とする。
(2)前記タスク情報表示部が前記サービスリポジトリからタスク情報を取得する通信に際して、
サービスリポジトリの情報をファイル等の外部記憶装置に単一保存する方法、
サービスリポジトリの情報をファイル等の外部記憶装置に複数で保存しておく方法、
の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする。
(3)前記タスク情報表示部が前記サービスリポジトリからタスク情報を取得するための通信は、
低レベルなインタフェースを介してサービスリポジトリと直接通信する方法、
特定のプラットフォーム上のプログラムモジュール間のネットワークを介したデータ送受信をする分散オブジェクト通信方法、
Webサービス化した通信方法、
の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする。
(4)前記タスク情報表示部による前記サービスリポジトリからのタスク情報取得は、
起動時に最新タスク情報を取得する方法、
タスクの最新情報取得機能のGUIを設け、操作者が要求する任意のタイミングで最新タスク情報を取得する方法、
最新タスク情報取得タイマー機能を設け、タイマーに設定した間隔で自動的に最新タスク情報を取得する方法、
最新タスク情報取得タイマー機能を設け、操作者設定のタイマー間隔で最新タスク情報を取得する方法、
最新タスク情報取得タイマー機能を設け、タイマーに設定した間隔で、操作者に対して最新タスクの取得を促し、取得する方法、
前記サービスリポジトリに変更が発生した場合に、サービスリポジトリがイベントを通知し、そのイベント通知を受け取った場合に、最新タスク情報を取得する方法、
の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする。
(5)前記タスク情報表示部が前記サービスリポジトリから取得したタスク情報の表示は、
タスク名の50音順やABC順等のタスク情報の頭文字で分類して、タスク情報を表示する方法、
サービスリポジトリのタスク情報のカテゴリ別に表示する方法、
サービスリポジトリごとにグループ別に表示する方法、
操作者が任意設定するカテゴリ別にタスク情報を分類して表示する方法、
の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする。
(6)前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成する業務プロセスロジックの表示は、
業務プロセスロジックを木構造で表示する方法、
タスクやコントローラに独自のアイコン等の図を割り当て、その図を矢印等で繋げて表示する方法、
処理の流れを説明する汎用的な言語で表示する方法、
の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする。
(7)前記詳細情報表示・設定部による業務プロセスロジックXMLのタグ情報の保持は、
業務プロセスロジックXMLのタグ名とその属性に関連付ける情報を内部データとして保持する方法、
業務プロセスロジックXMLのタグ名とその属性に関連付ける情報を外部記憶装置で保持する方法、
の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする。
(8)前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成する業務プロセスロジックXMLの表示は、
最新の業務プロセスロジックXML取得機能を設け、操作者が要求するタイミングで、業務プロセスロジックXML表示部で表示し、この表示部に業務プロセスロジック表示・作成部で作成する業務プロセスロジックXMLの内容を表示する方法、
前記業務プロセスロジック表示・作成部の作成に同期して、最新の業務プロセスロジックXMLファイルの内容を表示する方法、
の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする。
(9)前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成した業務プロセスロジックXMLのファイルへの保存は、
ローカルファイルに保存する方法、
単一の業務統合サーバ上の所定のディレクトリに保存する方法、
複数の業務統合サーバ上の所定のディレクトリに保存する方法、
の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする。
(10)前記既存の業務プロセスロジックXMLファイルの取得は、
ローカルファイルから業務プロセスロジックXMLファイルを取得する方法、
単数の業務統合サーバから業務プロセスロジックXMLファイルを取得する方法、
複数の業務統合サーバから業務プロセスロジックXMLファイルを取得する方法、
の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、図19のシステムH/W構成図、及び図20のS/Wブロック図で示された業務統合サーバを用いて、各業務支援システム間との連携を実現させるための業務プロセスロジックXMLファイル作成において、その作成に必要な知識(XMLや、業務プロセスロジックXMLファイルのタグ構成、タグの詳細等)を熟知していなくても業務プロセスロジックXMLファイルの作成が簡易となる。
また、テキストエディタ等で、業務プロセスロジックXMLファイルを作成した場合のタイプミス等を発生を防げ、業務統合サーバの実行に支障をきたすことがなくなる。
また、既存の業務プロセスロジックXMLファイルの入力も可能となり、既存の業務プロセスロジックXMLファイルへの業務プロセスロジックXMLファイルの追加・変更(修正)も容易となる。
図1は、本発明の実施形態を示す業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成ツールの機能ブロック図である。
サービスリポジトリ10は、図20におけるサービスリポジトリ5と同一のものであり、業務プロセス機能の名前(タスク名)に対応する業務支援サーバの詳細情報(サーバ名またはIPアドレス、サービス実行に必要なパラメータ要素等)を格納するための外部リソースである。
タスク情報表示部11、コントローラ情報表示部12、業務プロセスロジック表示・作成部13、情報の詳細情報表示・設定部14は、サービスリポジトリ10から、業務プロセス機能の名前(タスク名)およびその詳細情報(サーバ名またはIPアドレス、サービス実行に必要なパラメータ要素等)を取得し、マンマシンインターフェースのディスプレイ装置15の画面上で表示・設定することで業務プロセスロジックXMLを作成する。XMLファイル保存部16は作成されたXMLをファイルとして保存する。XML取得部17は、XMLファイル保存部で保存した業務プロセスロジックXMLファイルまたは前記XMLファイル保存部で保存した以外の作成方法で作成された業務プロセスロジックXMLファイルの内容を業務プロセスロジック表示・作成部13、情報の詳細情報表示・設定部14へ展開する。各部の機能について以下に詳細に説明する。
(1)タスク情報表示部
サービスリポジトリ10から、業務プロセス機能の名前(タスク名)およびその詳細情報(サーバ名またはIPアドレス、サービス実行に必要なパラメータ要素等)を取得し、業務プロセス機能の名前(タスク名)をディスプレイ装置15に画面表示する。また、業務プロセス機能の名前(タスク名)およびその詳細情報(情報名とその値)は、本ツールの内部で、業務プロセスロジックXMLファイルのタグ名およびそのタグ名の属性情報(属性名および属性値)に関連付けられている。
(2)コントローラ情報表示部
業務プロセスロジック作成時に必要となるコントローラ(条件分岐や繰り返し等)の名前をディスプレイ装置15に画面表示する。コントローラの名前は、本ツールの内部で、業務プロセスロジックXMLのタグ名に関連付けられており、その関連付けられたタグ名の詳細情報を保持しており、この詳細情報は、そのタグ名の属性情報(属性名および属性値)に関連付けられている。
(3)業務プロセスロジック表示・作成部
タスク情報表示部11の表示画面から、業務プロセス機能の名前(タスク名)をマウス等で選択し、ドラッグ&ドロップ等の操作でディスプレイ装置15へその名前を表示する。また、同様にコントローラ情報表示部12の表示画面から、コントローラ名をマウス等で選択し、ドラッグ&ドロップ等の操作でディスプレイ装置15へその名前を表示する。
これらの例は、図3に示すように、視覚的に業務プロセスロジックの流れが理解出来るような表示形式をとる。また、業務統合サーバの業務プロセスロジックとして有効でないプロセスロジックを作成するような操作をした場合、その操作は無効とする。
(4)情報の詳細情報表示・設定部
タスク情報表示部11の表示画面からタスク名を選択したり、コントローラ情報表示部12の表示画面からコントローラ名を選択したり、業務プロセスロジック表示・作成部13で作成したタスク名やコントローラ名を選択すると、その情報の詳細情報をディスプレイ装置15に画面表示する。
詳細情報の設定においては、変更可能な情報について、画面上で変更の操作が可能なようにする。
業務プロセス機能の名前(タスク名)およびその詳細情報(情報名とその値)は、本ツールの内部で、業務プロセスロジックXMLのタグ名およびそのタグ名の属性情報(層性名および属性値)に関連付けている。また、コントローラ名およびその詳細情報(情報名とその値)においても、業務プロセスロジックXMLのタグ名およびそのタグ名の属性情報(属性名および属性値)に関連付けている。
(5)XMLファイル保存部
業務プロセスロジック表示・作成部13で画面表示されている業務プロセスロジックを業務プロセスロジックXMLファイルとして保存する。
業務プロセス機能の名前(タスク名)およびその詳細情報または、コントローラ名およびその詳細情報は、業務プロセスロジックXMLのタグ名およびそのタグの属性情報として、本ツール内で保持しているため、その情報をもとに、業務プロセスロジックXMLを作成し、ファイルとして保存する。
(6)XMLファイル取得部
XMLファイル保存部で保存した業務プロセスロジックXMLファイルまたは前記XMLファイル保存部で保存した以外の作成方法で作成された業務プロセスロジックXMLファイルを読み込み、その内容から、業務プロセスロジック表示・作成部13および情報の詳細情報表示・設定部14の表示画面に前記業務プロセスロジックXMLファイルまたは前記XMLファイル保存部で保存した以外の作成方法で作成された業務プロセスロジックXMLファイルを展開する。
以上の構成・機能を持たせることにより、本ツールを用いて業務プロセスロジックXMLファイルを作成する場合、作成時に必要な知識(XMLや、業務プロセスロジックXMLファイルのタグ構成、タグの詳細等)の熟知を不要にし、また、テキストエディタ等で、直接に業務プロセスロジックXMLファイルを作成する時のようなタイプミスを軽減する。
以上の各表示・設定部による業務プロセスロジック自動生成の詳細を説明する。この自動生成は、大きくは、(A)サービスリポジトリ情報の保持方法、(B)サービスリポジトリ情報の通信、(C)最新タスク情報の取得方法、(D)タスク情報の表示方法、(E)業務プロセスロジックの表示方法、(F)プロセスロジツクXMLファイルのタグ情報の保持方法、(G)業務プロセスロジックXMLファイルの表示方法、(H)業務プロセスロジックXMLファイルの保存方法、(I)既存の業務プロセスロジックXMLファイルの取得方法に分けられる。
(A)サービスリポジトリ情報の保持方法
サービスリポジトリ10からタスク情報を取得するためには、サービスリポジトリと通信する必要がある。そのためには、サービスリポジトリの情報(サービスリポジトリの接続情報等)が必要となる。本方法では、以下の少なくとも1つの方法を選択可能としたサービスリポジトリ情報の保持方法に関して説明する。
・単一サービスリポジトリ保持
本方法では、サービスリポジトリ情報をファイル等の外部記憶装置に保存する。本方法の1つの例として、図4に示すようなXMLファイルとして、サービスリポジトリ情報を保存する。本ツールの起動時または起動中の任意時に、ファイル等の外部記憶装置(図4の例ではXMLファイル)から、サービスリポジトリ情報を取得し、サービスリポジトリ10と通信する。
サービスリポジトリ情報は、ツールに固有であるため、ツールは、内部でサービスリポジトリ情報を保持する際、サービスリポジトリ情報の保持形式が簡潔で、情報の取得処理も高速である。
しかし、別のサービスリポジトリからタスク情報を取得したいときには、実行中のツールを一時終了し、サービスリポジトリ情報が格納されているファイル等の外部記憶装置(図4の例ではXMLファイル)を編集し、ツールを再起動するか、ツールの実行中に、その都度ファイル等の外部記憶装置(図4の例ではXMLファイル)を書き換え、別のサービスリポジトリの情報を再度ツールに読ませるための操作が発生し、ツールの操作性が低下する。
・複数サービスリポジトリ保持
本方法では、サービスリポジトリ情報をファイル等の外部記憶装置に複数保存し、その内容をGUIに表示し、選択可能とする。本ツールの起動時に、ファイル等の外部記憶装置(図5の例ではXMLファイル)から、サービスリポジトリ情報を取得し、本ツールのGUI上に、図6のような、複数のサービスリポジトリ情報を表示、選択可能なコンポーネントを表示させる。
コンポーネント上の表示文字と実際のサービスリポジトリ情報は、ツール内で関連付けがなされている。ツールは、選択されたサービスリポジトリ情報を取得し、その情報をもとにサービスリポジトリと通信する。
サービスリポジトリ情報を複数設定し、GUI上で選択できることで、別のサービスリポジトリと通信するときに、その都度ファイル等の外部記憶装置を書き換えるような操作が必要なくなり、ツールの操作性が向上する。
但し、サービスリポジトリ情報数が多くなれば、コンポーネント上の表示文字と実際のサービスリポジトリ情報の関連付けの管理が複雑になり、またコンポーネント上から選択された表示文字から、実際のサービスリポジトリ情報を取得する時間が増大する。
(B)サービスリポジトリ情報の通信方法
サービスリポジトリ10からタスク情報を取得するためには、サービスリポジトリ10と通信する必要がある。本方法では、以下の少なくとも1つの方法を選択可能としたサービスリポジトリの通信方法を説明する。
・低レベルインタフェースによる通信
本方法では、サービスリポジトリ通信に関する機能をJava(登録商標)のJDBC(tm)やMicrosoftのODBC(Open DataBase Conectivity)等のデータベースの種類に依存しない低レベルなインタフェースを介して直接サービスリポジトリ10と通信する。
JDBCやODBCはTCP/IPプロトコルを用い、直接データベースへのアクセスが可能であるため、処理速度が速い。また、データベースの種類に依存しない汎用性の高いS/Wを開発することが可能となる。
しかし、個々のデータベースに対応したドライバを導入する必要がある。また、イントラネットを適した通信方法であり、インターネットを介した通信になると、セキュリティ関連のS/Wが必要となり、システムが複雑になる。
・分散オブジェクト通信
本方法では、サービスリポジトリ通信に関する機能を分散オブジェクト通信とする。分散オブジェクト通信は、特定のプラットフォーム上のプログラムモジュール間のネットワークを介したデータ送受信を実現する通信機能であり、例えば、JavaのRMI(Remote Method Invocation)、OMGのCORBA(Cbmmon Object Request Broker Architecture)、MicrosftのDCOM(Distributed Component Object Model)等がある。
分散オブジェクト通信では、機能を提供するオブジェクト(プログラムもモジュール)がサーバ側に配置され、クライアントがローカルでこのオブジェクトを実行すると、その実行命令および実行に必要なパラメータがサーバに通知され、サーバ側で受信したパラメータを基にオブジェクトの機能を実行し、実行結果をクライアントに送信する。サービスリポジトリ通信機能をサーバ側に設置し、ツール本体はサーバ側に設置したサービスリポジトリ通信機能をローカルで呼び出す。
この分散オブジェクト通信を利用することで、ツール側でサーバに対する通信プログラミングなどの詳細を気にせずに、あたかもローカルのオブジェクトを呼び出すのと同じ感覚で、サーバ側に設置したサービスリポジトリ通信機能を呼び出すことが可能となる。また、サービスリポジトリ通信機能をサーバ側に設置することにより、ツール本体のサービスリポジトリ通信機能のシステム構成が簡潔・容易になる。
しかし、通信が汎用的ではなく独自のプロトコルとなるので、イントラネット等の比較的セキュリティ管理の緩い環境に適した方法であり、インターネットを介した通信になると、セキュリティ関連のS/Wが必要となり、システムが複雑になる。
・Webサービス化した通信
本方法では、サービスリポジトリ通信に関する機能をWebサービス化し、そのサービスを介してサービスリポジトリへ通信する。
サービスリポジトリ通信機能をWebサービス化することにより、サービスリポジトリとの通信時において、ツール内での通信機能の管理・保守等が軽減される。また、Webサービス化することにより、インターネット対応となり、サービスリポジトリがインターネット上に分散されていた場合も、通信可能となる。
但し、またインターネットを介してサービスが呼び出されるため、処理速度が遅くなる。
(C)最新タスク情報の取得方法
業務プロセスロジックを構成するためには、タスクの情報が必要である。このタスクの情報は、サービスリポジトリから取得する。本方法では以下の少なくとも1つの方法を選択可能としたタスク情報を取得する方法を説明する。
・ツール起動時に取得
本方法では、本ツール起動時に最新タスク情報を取得する。ツール起動時に、ツール内で保持しているサービスリポジトリ情報をもとに、サービスリポジトリと通信し、タスク情報を取得し、タスク情報表示部11によりディスプレイ装置15上にタスク情報を表示する。ツール起動時に、ツール自身がタスクの情報を取得し、GUI上に表示するため、ツール操作者は、外部リソースであるサービスリポジトリの存在を熟知する必要がなく、容易にタスクの情報を取得できるようになる。但し、サービスリポジトリ内のタスク情報が変更された場合、タスクの最新情報を取得するためには、ツールを再起動させる必要があり、ツールの操作性が低下する。
・操作者が任意のタイミングで取得
本方法では、本ツールにタスクの最新情報取得機能のGUIを設け(メニューやボタン等)(図7参照)、操作者が要求する任意のタイミングで最新タスク情報を取得する。ツールは、GUIからタスクの最新情報取得のイベントを受け取ると、ツール内で保持しているサービスリポジトリ情報をもとに、サービスリポジトリ10と通信し、タスクの情報を取得し、タスク情報表示部11によりディスプレイ装置15上にタスク情報を表示する。ツールの操作者が要求するタイミングで最新タスク情報を取得できることにより、ツールの操作者は業務プロセスロジック作成中において最新タスク情報の取得が可能となる。また、ツール自体も、タスクの最新情報取得に関しては、ツールの操作者にそのタイミングを一任でき、最新情報取得機能の管理から解放される。
しかし、最新タスク情報を取得するためには、ツールの操作者が常にタスクの最新情報取得に注意を払う必要性があり、業務プロセスロジック作成中の操作者に対する負担が発生する。
・設定タイマー時刻で自動取得
本方法では、本ツールに最新タスク情報取得タイマー機能を設け、ツールがタイマーに設定した間隔で、自動的に最新タスク情報を取得する。
ツール内で保持しているタイマ−の間隔で、ツール内で保持しているサービスリポジトリ情報をもとに、サービスリポジトリと通信し、タスクの情報を取得し、タスク情報表示部11によりディスプレイ15上にタスク情報を表示する。
ツール自体が自動的に最新タスク情報を取得することによって、操作者の最新タスク情報取得に関する負担が軽減される。
しかし、サービスリポジトリのタスク情報が更新されていない場合も、ツールとサービスリポジトリ間の通信が発生してしまい、ネットワーク上に不必要な通信が発生する。
・操作者設定のタイマー時刻で選択取得
本方法では、本ツールに最新タスク情報取得タイマー機能を設け、そのタイマー間隔を操作者が設定できるような機能をツールに付加する。ツールは、操作者が設定したタイマー間隔を読み込み、そのタイマーの間隔で、最新タスク情報を取得する。
操作者がタイマーの間隔を設定できることにより、サービスリポジトリの更新状況に対してフレキシブルに対応できる。
しかし、ツール内部では、タイマーの設定・読み込み等の管理・保持する部分のS/Wが必要となり、システムが複雑になる。
・設定タイマー時刻で選択取得
本方法では、本ツールに最新タスク情報取得タイマー機能を設け、ツールがタイマーに設定した間隔で、操作者に対して最新タスクの取得を促し、取得する。ツールは、ツール内で保持しているタイマーの間隔の度に、操作者に対して最新タスクの取得を促すポップアップなどを表示する(図8参照)。
ポップアップなどを表示し、最新タスク情報の取得の実施を操作者に一任することにより、ネットワーク上のツールとサービスリポジトリ間の無駄な通信の発生が軽減できる。
しかし、タイマーの間隔の度にポップアップが表示され、その応答に操作者が応えなければならず、業務プロセスロジック作成中の操作者に対する負担が発生する。
・サービスリポジトリのイベント通知機能より取得
本方法では、サービスリポジトリ10に変更が発生した場合に、サービスリポジトリが本ツールイベントを通知し、そのイベント通知を受け取った場合に、最新タスク情報を取得する。
イベント通知を受け取った場合、イベントの内部に最新タスク情報が格納されている場合は、その情報をそのまま取得し、イベント通知のみの場合は、ツールがサービスリポジトリへ最新タスク情報を取得しにいったり、操作者に最新タスク情報取得の選択を任せ、選択の状況によってサービスリポジトリへ最新タスク情報を取得しにいったりする。
サービスリポジトリのタスク情報が更新された場合のみ、ツールとサービスリポジトリ間の通信が発生することで、ネットワーク上のツールとサービスリポジトリ間の無駄な通信の発生が軽減できる。
しかし、サービスリポジトリ側で、イベント通知をするような仕組みを持たせる必要があり、またサービスリポジトリと本ツールとのイベント通知の仕組みも必要となり、システムが複雑になる。
(D)タスク情報の表示方法
業務プロセスロジックXMLファイルを構成するためには、タスクの情報が必要である。このタスクの情報は、サービスリポジトリ10から取得し、本ツールのタスク情報表示部11によって画面表示するが、必要なタスク情報を検索するときに、タスク情報が不規則に並んで表示されていると、操作者が必要なタスク情報を探し出すのが難しい。本方法では以下の少なくとも1つの方法を選択可能としたタスク情報を表示する方法を説明する。
・タスク情報の頭文字の分類で表示
本方法では、サービスリポジトリから取得したタスク情報を、タスク名の50音順やABC順等のタスク情報の頭文字で分類して、タスク情報を表示する(図9(a)参照)。
タスク情報が少ないときは、操作者は、50音順やABC順の表示情報から必要なタスク情報を簡単に探し出すことができる。
しかし、タスク情報が多くなると、必要なタスク情報を探し出すのに時間がかかる。
・サービスリポジトリのタスク情報のカテゴリで表示
本方法では、サービスリポジトリから取得したタスク情報を、サービスリポジトリのタスク情報のカテゴリ別に表示する(図9(b)参照)。但し、サービスリポジトリで保存されているタスク情報は、カテゴリの情報を持っている。
カテゴリ別に表示することにより、タスク情報が多くても操作者がタスクを選択する際のアシスト的機能としての役割を担い、業務プロセスロジック作成の操作性が向上する。
しかし、サービスリポジトリにタスク情報を登録した登録者と、本ツールでタスク情報を検索しようとしている操作者との、カテゴリの認識や意識の違いから、操作者は必要なタスク情報を探し出すのに時間がかかる場合が生じる。また、ツール側で、サービスリポジトリから取得したタスク情報をカテゴリ別の表示方法の機能を有する必要があり、タスク情報取得から表示までの処理時間が増大する。
・サービスリポジトリのグループで表示
本方法では、サービスリポジトリから取得したタスク情報を、サービスリポジトリごとにグループ別に表示する(図9(c)参照)。
サービスリポジトリごとにグループ別表示をすることにより、操作者は常に、複数のサービスリポジトリ情報から必要なタスク情報を検索できる。
しかし、ツール側で、複数のサービスリポジトリおよび、それらのタスク情報の管理・保持する部分のS/Wが必要となり、システムが複雑になる。
・操作者のカテゴリで表示
本方法では、サービスリポジトリから取得したタスク情報を、操作者が任意のカテゴリを設定し、取得されたタスク情報を自由に分類し、表示する(図10参照)。
本ツールに、操作者が任意のカテゴリを作成し、GUI上に表示させる機能を追加し、また、サービスリポジトリから取得したタスク情報をドロップ&ドラッグ等の操作により、操作者が作成したカテゴリ上に分類し、表示させる機能を追加する。操作者の操作により作成されたカテゴリをこれ以降マイカテゴリと呼ぶ。そしてツールに、このマイカテゴリを保存し、次回ツールが起動したときに保存したマイカテゴリをタスク情報として表示する機能を追加する。
操作者自身がカテゴリに分類することにより、タスク情報のカテゴリが明確になり、業務プロセスロジック作成の操作性が向上する。
しかし、サービスリポジトリから取得したタスク情報と、マイカテゴリで分類したタスク情報の管理・関連付け等が発生しシステムが複雑になる。
(E)業務プロセスロジックの表示方法
本方法では、業務プロセスロジック表示・作成部13に業務プロセスロジックを作成する時の以下の少なくとも1つの方法を選択可能とした業務プロセスロジックの表示方法を説明する。
・木構造で表示
本方法では、業務プロセスロジックを木構造で表示する(図11(a)参照)。木構造の表示形式は、GUIコンポーネントを提供するような汎用的なプログラム言語Java,Visual Basic,VisualC#等において、コンポーネントとして提供されている。そのため、ツール自体の業務プロセスロジック表示・作成部に、業務プロセスロジックを木構造形式に表示するS/Wを簡単に作成できる。
しかし、ツールの操作者から見ると、業務プロセスロジックの木構造表現は、直感的に分かりにくい場合も生じる。
・アイコン等の図で表示
本方法では、タスクやコントローラに独自のアイコン等の図を割り当て、その図を矢印等で繋げて表示する(図11(b)参照)。同図の例では、タスクに関するアイコンは直方体を割り当て、条件分岐のアイコンは三角形を割り当てている。
業務プロセスロジックに使用するタスクやコントローラ等に図を割り当て、その図を矢印等で繋げて業務プロセスロジックを作成することにより、ツールの操作者は、作成中の業務プロセスロジックを視覚的に捉えることが可能となり、直感的に業務プロセスロジックを理解することができる。
しかし、ツール内部では、図や矢印の向き等の情報を管理・保持し、実際の業務プロセスロジックで使用されるタグとの関連付けが必要となり、これらの情報の管理・保持する部分のS/Wが必要となり、システムが複雑になる。
・処理の流れを説明する汎用的な言語で表示
本方法では、処理の流れを説明する汎用的な言語(UMLのシーケンス図等)で表示する(図11(c)参照)。
処理の流れを説明する汎用的な言語で表現することにより、ツールの操作者は、ツールに特化した特別な操作や表現方法の意味付けを考慮することなしに、業務プロセスロジックを作成することが可能となる。また、処理の流れを説明する汎用的な言語を用いることにより、この部分の2次的利用も可能となる。
しかし、このような汎用的な言語と、実際の業務プロセスロジックで使用されるタグとの関連付けをする場合、汎用言語のインタフェース部分を熟知し、タグとの関連付けを行う必要がある。そのため、ツール自身のタグ関連付け部分の処理が複雑になる場合が生じる。
(F)業務プロセスロジックXMLのタグ情報の保持方法
本ツールでは、業務プロセス機能の名前(タスク名)およびコントローラ名は、業務プロセスロジックXMLのタグ名と関連付けられていて、また業務プロセス機能の名前(タスク名)およびコントローラ名の詳細情報(情報名とその値)は、各関連付けられたタグ名の属性(属性名および属性値)と関連付けられている。各関連付けられたタグ名の属性(属性名および属性値)は、詳細情報表示・設定部14によりディスプレイ15上に表示される。本方法では、以下の少なくとも1つの方法を選択可能としたタグ情報の保持方法について説明する。
・タグ情報の内部データ保持
本方法では、GUIに表示される業務プロセス機能の名前(タスク名)およびコントローラ名とその詳細情報を、実際の業務プロセスロジックXMLファイルのタグ名とその属性(属性名および属性値)に関連付ける情報を、本ツールの内部データとして保持する。
GUIの表示上の業務プロセス機能の名前(タスク名)とコントローラ名に関連付けられるタグ名と、それに関連付けられる属性(属性名および属性値)をツールの内部データとして保持し、GUIに表示することにより、ツール本体のS/Wのプログラムが簡単に構築でき、関連付け処理も高速となる。
しかし、業務プロセスロジックXMLファイルで使用されるタグ名や属性名の変更や、拡張がなされた場合、ツール自体のS/Wの変更を余儀なくされ、業務プロセスロジックXMLファイルのタグの変更・拡張に追従できない。
・タグ情報の外部記憶装置保持
本方法では、GUIに表示される業務プロセス機能の名前(タスク名)およびコントローラ名とその詳細情報を、実際の業務プロセスロジックXMLのタグ名とその属性(属性名および属性値)に関連付ける情報を、ファイル等の外部記憶装置で保持する。
本方法の一つの例として、図12のようなXMLファイルとして、タグ情報を保持する方法を説明する。本ツールは、図13のように、タスク情報表示部11でタスクが選択された場合、タグ情報が格納されているファイル等の外部記憶装置(例ではXMLファイル)からタスクタグを検索し(図13のS1)、その属性情報を取得し、情報の詳細情報表示・設定部14により属性情報を表示する(図13のS2およびS3)。
このとき、タスク情報表示部11で選択されているタスクの詳細情報と、情報の詳細情報表示・設定部14により表示される属性情報を関連付け、属性名と属性値が適切に表示されるようにする(図13のS4)。また、コントローラ情報表示部で条件分岐IFが選択された場合(図13のS5)、タグ情報が格納されているファイル等の外部記憶装置(例ではXMLファイル)から条件分岐IFタグを検索し、その属性情報を取得し、情報の詳細情報表示・設定部14により属性情報を表示する。このとき、コントローラ情報表示部12で選択されているコントローラの詳細情報と、情報の詳細情報表示・設定部14により表示される属性情報を関連付け、属性名と属性値が適切に表示されるようにする。
業務プロセスロジックXMLが使用するタグ情報をファイル等の外部記憶装置外部データで保持することにより、業務プロセスロジックXMLが使用するタグの変更・拡張に対応できるようになる。
しかし、タグ情報を取得するためには、ファイル等の外部記憶装置外部データへのアクセスが必要となり、情報取得処理の時間が増大する。
(G)業務プロセスロジックXMLの表示方法
XMLや業務プロセスロジックの知識のある者にとっては、実際の業務プロセスロジックXMLの情報があったほうが、業務プロセスロジックXMLが作り易く、作成中の業務プロセスロジックXMLの確認が容易な場合がある。GUI画面にタスク情報表示部11、コントローラ情報表示部12、業務プロセスロジック表示・作成部13、詳細情報表示・設定部14による表示・設定画面のほかに、実際に作成中の業務プロセスロジックXMLを表示する画面を追加し、ツール内で保持している業務プロセス機能の名前(タスク名)およびその詳細情報または、コントローラ名およびその詳細情報、業務プロセスロジックXMLファイルのタグ名および、そのタグの属性情報をもとに、業務プロセスロジックXMLを作成し、業務プロセスロジックXML表示部に、XML形式で業務プロセスロジックを表示する。本方法では、以下の少なくとも1つの方法を選択可能とした業務プロセスロジックXMLの表示方法について説明する。
・操作者のタイミングで表示
本方法では、本ツールに最新の業務プロセスロジックXML取得機能をGUIに設け(メニューやボタン等)、操作者が要求するタイミングで、業務プロセスロジックXML表示部を表示し、業務プロセスロジック表示・作成部13で作成する業務プロセスロジックを、その表示部に業務プロセスロジックXMLとして表示する(図14参照)。
ツールは、業務プロセスロジックXMLの最新情報取得に関しでは、ツールの操作者にそのタイミングを一任でき、最新情報取得機能の管理から解放される。
しかし、最新の業務プロセスロジックXML情報を取得するためには、ツールの操作者が常に業務プロセスロジックXMLの最新情報取得に注意を払う必要性があり、業務プロセスロジック作成中の操作者に対する負担が発生する。
・業務プロセスロジック作成と同期して表示
本方法では、本ツールに、業務プロセスロジック表示・作成部に同期して、最新の業務プロセスロジックXMLを表示する(図15参照)。ツールの操作者がタスク情報表示部よりタスクを選択し、ドラッグ&ドロップ等で業務プロセスロジック表示・作成部にその情報を表示した場合、業務プロセスロジック表示・作成部に発生したイベント(ドラッグ&ドロップイベント等)をツールが取得する仕組みを設ける。また、図15で示したように、業務プロセスロジックXML表示部のGUIを追加する。ツールは、業務プロセスロジック表示・作成部13に発生したイベントを取得したときに、業務プロセスロジックXML表示部に業務プロセスロジックXMLを表示する。
業務プロセスロジック表示・作成部13による表示画面および、業務プロセスロジックXML表示部の2つの画面が同時に表示され、両画面の内容が同期しているため、操作者にとっては、作成中の業務プロセスロジックのダブルチェック機能として働き、またリアルタイムで自分が作成している業務プロセスロジックXMLファイルを確認できる。
しかし、ツールに、業務プロセスロジック表示・作成部および、業務プロセスロジックXML表示部の同期をとる仕組みが必要となり、システムが複雑になる。また、GUIにおいて、GUIが大きくなり、パソコン等で表示している場合、業務プロセスロジック表示・作成部が煩わしく感じる場合も出てくる。
(H)業務プロセスロジックXMLファイルの保存方法
業務プロセスロジック表示・作成部13で作成された業務プロセスロジックは、ツール内で保持している業務プロセス機能の名前(タスク名)およびその詳細情報または、コントローラ名およびその詳細情報と、業務プロセスロジックXMLのタグ名およびそのタグの属性情報をもとに、XML形式で保持することが出来る。本方法では、以下の少なくとも1つの方法を選択可能とした業務プロセスロジックXMLを業務プロセスロジックXMLファイルとして保存する方法について説明する。
・ローカルファイルに保存
本方法では業務プロセスロジック表示・作成部13で作成した業務プロセスロジックを、業務プロセスロジックXMLファイルとしてローカルファイルに保存する。
ツールが保持している業務プロセスロジックXMLを、XMLファイルとして出力し、ローカルファイルに保存する。ローカルファイルに保存するためのGUIコンポーネントは、汎用的なGUI機能付きプログラム言語Java,VisualBasic,VisualC♯等において提供されていることが多いため、ツール自体のファイル保存部分のS/Wは容易にかつ簡潔になる。
しかし、保存された業務プロセスロジックXMLファイルは、業務統合サーバ上で動作させるためには、業務統合サーバ上の所定の位置に保存される必要があるため、本ツールで保存された業務プロセスロジックXMLファイルを、業務統合サーバ上の所定の位置にアップロードする必要があり、操作者(業務統合サーバの利用者)に対する負担が発生する。
・単一の業務統合サーバ上に保存
本方法では、業務統合サーバ情報(業務統合サーバIPアドレス、業務プロセスロジック保存ディレクトリ等)をファイル等の外部記憶装置に保存し、その情報をもとに、業務プロセスロジックXMLファイルを業務統合サーバ上の所定のディレクトリに保存する。
本方法の一つの例として、図16のようなXMLファイルに、業務統合サーバ情報を保存し、その情報をもとに、業務プロセスロジックXMLファイルを業務統合サーバ上の所定のディレクトリに保存する方法を説明する。
本ツールは、本ツールの起動時または起動中の任意時に、ファイル等の外部記憶装置(図16の例ではXMLファイル)から、業務統合サーバ情報(業務統合サーバIPアドレス、業務プロセスロジック保存ディレクトリ等)を取得し、その情報の中から、サーバのIPアドレスと業務プロセスロジック保存ディレクトリなど必要な情報を取得し、その業務統合サーバが存在するサーバと通信を開始し、業務プロセスロジック保存ディレクトリに、ツールが保持している業務プロセスロジックXMLを業務プロセスロジックXMLファイルとして出力し保存する。
業務統合サーバ情報は、ツールに固有であるため、ツールは、内部で業務統合サーバ情報を保持する際、業務統合サーバ情報の保持形式が簡潔で、情報の取得処理も高速となる。
しかし、別の業務統合サーバ上に業務プロセスロジックXMLファイルを実行させたい場合は、その業務統合サーバの情報(業務統合サーバIPアドレス、業務プロセスロジック保存ディレクトリ等)が必要となるため、実行中のツールを一時終了し、業務統合サーバ情報が格納されているファイル等の外部記憶装置(図16の例ではXMLファイル)を編集し、ツールを再起動するか、ツールの実行中に、その都度ファイル等の外部記憶装置(図16の例ではXMLファイル)を書き換え、別の業務統合サーバの情報を再度ツールに読ませるための操作が発生し、ツールの操作性が低下する。
・複数の業務統合サーバ上に保存
本方法では、複数の業務統合サーバ情報(業務統合サーバIPアドレス、業務プロセスロジック保存ディレクトリ等)をファイル等の外部記憶装置に保存し、その内容をGUIに表示し、業務統合サーバを選択可能とし、選択された業務統合サーバ情報をもとに、業務プロセスロジックXMLファイルを業務統合サーバ上の所定のディレクトリに保存する。
ツールの起動時に、ファイル等の外部記憶装置(図17の例ではXMLファイル)から、業務統合サーバ情報を取得し、本ツールのGUI上に、図18のような、複数の業務統合サーバ情報を表示、選択可能なコンポーネントを表示させる。コンポーネント上の表示文字と実際の業務統合サーバ情報は、ツール内で関連付けがなされている。ツールは、選択された業務統合サーバ情報を取得し、その情報からサーバのIPアドレスと業務プロセスロジック保存ディレクトリ等必要な情報を取得し、そのサーバとの通信を開始し、業務プロセスロジック保存ディレクトリに、ツールが保持している業務プロセスロジックXMLを業務プロセスロジックXMLファイルとして出力し保存する。
業務統合サーバ情報を複数設定し、GUI上で選択できることで、別の業務統合サーバに作成した業務プロセスロジックXMLファイルを実行させるときに、その都度ファイル等の外部記憶装置を書き換えるような操作が必要なくなり、ツールの操作性が向上する。
但し、業務統合サーバ情報数が多くなれば、コンポーネント上の表示文字と実際の業務統合サーバ情報の関連付けの管理が複雑になり、またコンポーネント上から選択された表示文字から、実際の業務統合サーバ情報を取得する時間が増大する。
(I)業務プロセスロジックXMLファイルの取得方法
一時的に業務プロセスロジックの作成を中止、再開するときや、既存の業務プロセスロジックXMLファイルを編集したいときに、ファイルを取得し、ツール上にその展開を実施する以下の少なくとも1つの方法を選択可能とした方法について説明する。
・ローカルファイルから取得
本方法では業務プロセスロジックXMLファイルをローカルファイルから取得する。ローカルファイルにある業務プロセスロジックXMLファイルを取得し、ファイルの内部をXMLのオブジェクト型として取得し、ファイルの内部に説明されている各タグとその属性情報(属性名と属性値)と、その構造を解析し、業務プロセスロジック表示・作成部に展開する。例えば、タスクタグが見つかったら、業務プロセスロジック表示・作成部に表示すべきタスクの名前を、タスクの名前が保持されているタスクタグの属性値より取得し、表示する。
このとき、属性情報(属性名と属性値)は、前記の「業務プロセスロジックXMLのタグ情報の保持方法」で説明したように、情報の詳細情報表示・設定部14に適切に表示できるようにする。
ローカルファイルからファイルの内容を取得するGUIコンポーネントは、汎用的なGUI機能付きプログラム言語Java,VisualBasic,VisualC♯等において提供されていることが多いため、ツール自体のファイル取得部分のS/Wは容易にかつ簡潔になる。
しかし、ある業務プロセスで実行されていた業務プロセスロジックXMLファイルは、その業務統合サーバ上の所定の位置に保存されているため、業務プロセスロジックXMLファイルを再編集するためには、あらかじめ、サーバ上の所定の位置の業務プロセスロジックXMLファイルをローカルファイルにダウンロードする作業が発生し、操作者(業務統合サーバの利用者)に対する負担が発生する。
・単数の業務統合サーバ上から取得
本方法では、業務統合サーバ情報(業務統合サーバIPアドレス、業務プロセスロジック保存ディレクトリ等)をファイル等の外部記憶装置に保存し、その情報をもとに、その業務統合サーバの所定の場所に保存されている業務プロセスロジックXMLファイルを取得する。
本方法の一つの例として、図16のようなXMLファイルとして、業務統合サーバ情報を保存し、その情報をもとに、業務統合サーバ上のから既存の業務プロセスロジックXMLファイルを取得する方法を説明する。本ツールの起動時または起動中の任意時に、ファイル等の外部記憶装置(図16の例ではXMLファイル)から、業務統合サーバ情報(業務統合サーバIPアドレス、業務プロセスロジック保存ディレクトリ等)を取得し、その情報の中から、サーバのIPアドレスと業務プロセスロジック保存ディレクトリ等必要な情報を取得し、その業務統合サーバが存在するサーバとの通信を開始し、プロセスロシック保存ディレクトリから再編集したい業務プロセスロジックXMLファイルを取得し、その内容をツール上に展開する。
業務統合サーバ情報は、ツールに固有であるため、ツールは、内部で業務統合サーバ情報を保持する際、業務統合サーバ情報の保持形式が簡潔で、情報の取得処理も高速となる。
しかし、別の業務統合サーバ上の業務プロセスロジックXMLファイルを取得したい場合は、その業務統合サーバの情報(業務統合サーバIPアドレス、業務プロセスロジック保存ディレクトリ等)が必要となるため、実行中のツールを一時終了し、業務統合サーバ情報が格納されているファイル等の外部記憶装置(図16の例ではXMLファイル)を編集し、ツールを再起動するか、ツールの実行中に、その都度ファイル等の外部記憶装置(図16の例ではXMLファイル)を書き換え、別の業務統合サーバの情報を再度ツールに読ませるための操作が発生し、ツールの操作性が低下する。
・複数の業務統合サーバ上から取得
本方法では、複数の業務統合サーバ情報(業務統合サーバIPアドレス、業務プロセスロジック保存ディレクトリ等)をファイル等の外部記憶装置に保存し、その内容をGUIに表示し、業務統合サーバを選択可能とし、選択された業務統合サーバ情報をもとに、その業務統合サーバの所定の場所に保存されている業務プロセスロジックXMLファイルを取得する。
ツールの起動時に、ファイル等の外部記憶装置(図17の例ではXMLファイル)から、業務統合サーバ情報を取得し、本ツールのGUI上に、図18のような、複数の業務統合サーバ情報を表示、選択可能なコンポーネントを表示させる。コンポーネント上の表示文字と実際の業務統合サーバ情報は、ツール内で関連付けがなされている。
ツールは、選択された業務統合サーバ情報を取得し、その情報からサーバのIPアドレスと業務プロセスロジック保存ディレクトリ等必要な情報を取得し、その業務統合サーバが存在するサーバとの通信を開始し、業務プロセスロジック保存ディレクトリから再結集したい業務プロセスロジックXMLファイルを取得し、その内容をツール上に展開する。業務統合サーバ情報を複数設定し、GUI上で選択できることで、別の業務統合サーバそ動作させていた業務プロセスロジックXMLファイルを取得するとき、ツールを再起動させたり、その都度ファイル等の外部記憶装置を書き換えるような操作が必要なくなり、ツールの操作性が向上する。
但し、業務統合サーバ情報数が多くなれば、コンポーネント上の表示文字と実際の業務統合サーバ情報の関連付けの管理が複雑になり、またコンポーネント上から選択された表示文字から、実際の業務統合サーバ情報を取得する時間が増大する。
本発明の実施形態を示す業務プロセスロジック自動生成ツールの機能ブロック図。 業務プロセスロジック自動生成ツールの画面構成例。 業務プロセスロジック自動生成ツールの画面構成例。 サービスリポジトリ情報の保持例。 サービスリポジトリ情報の保持例。 サービスリポジトリ情報の保持例。 最新タスク情報の取得GUI例。 最新タスク情報の取得GUI例。 タスク情報の表示GUI例。 タスク情報の表示GUI例。 タスク情報の表示GUI例。 業務プロセスロジックXMLのタグ情報の保持例。 業務プロセスロジックXMLのタグ情報の関連付け処理。 最新業務プロセスロジックXML情報の取得GUI例。 最新業務プロセスロジックXML情報の取得GUI例。 業務サーバ情報の保持例。 業務サーバ情報の保持例。 業務サーバ情報の保持GUI例。 業務統合サーバによるシステム構成図。 業務統合サーバのS/Wブロック図。
符号の説明
10 サービスリポジトリ
11 タスク情報表示部
12 コントローラ情報表示部
13 業務プロセスロジック表示・作成部
14 情報の詳細情報表示・設定部
15 ディスプレイ装置
16 XMLファイル保存部
17 XMLファイル取得部

Claims (10)

  1. ネットワークを介し分散配置されている各種業務支援サーバとクライアントとの間に配置した業務統合サーバによって各業務を統合的に機能させる業務統合システムにおける、業務統合サーバの業務プロセスロジックの自動生成方法であって、
    タスク情報表示部は、サービスリポジトリから取得する業務プロセス機能のタスク名をディスプレイ装置に画面表示し、該サービスリポジトリから取得する該タスク名および業務支援サーバの詳細情報を業務プロセスロジックXMLのタグ名およびその属性情報に関連付けておき、
    コントローラ情報表示部は、業務プロセスロジック作成時に必要となるコントローラの名前をディスプレイ装置に画面表示し、コントローラの名前を業務プロセスロジックXMLのタグ名に関連付け、その関連付けられたタグ名の詳細情報を保持し、この詳細情報はそのタグ名の属性情報に関連付けておき、
    業務プロセスロジック表示・作成部は、前記タスク情報表示部の表示画面から選択した業務プロセス機能のタスク名、および前記コントローラ情報表示部の表示画面から選択したコントローラ名を、視覚的に業務プロセスロジックの流れが理解出来るような表示形式で作成してディスプレイ装置に画面表示し、
    情報の詳細情報表示・設定部は、前記タスク情報表示部の表示画面から選択したタスク名、前記コントローラ情報表示部の表示画面から選択したコントローラ名、および前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成した表示画面から選択したタスク名やコントローラ名の情報の詳細情報をディスプレイ装置に画面表示し、前記タスク名およびその詳細情報を業務プロセスロジックXMLのタグ名およびそのタグ名の属性情報に関連付けておき、また、コントローラ名およびその詳細情報を業務プロセスロジックXMLのタグ名およびそのタグ名の属性情報に関連付けておき、
    XMLファイル保存部は、前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成されて前記ディスプレイ装置に画面表示された業務プロセスロジックを業務プロセスロジックXMLファイルとして保存し、
    XMLファイル取得部は、前記業務プロセスロジックXMLファイルまたは前記XMLファイル保存部で保存した以外の作成方法で作成された業務プロセスロジックXMLファイルを読み込み、その内容から、前記の業務プロセスロジック表示・作成部および情報の詳細情報表示・設定部の表示画面に前記業務プロセスロジックXMLファイルまたは前記XMLファイル保存部で保存した以外の作成方法で作成された業務プロセスロジックXMLファイルを展開する
    ことを特徴とする業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
  2. 前記タスク情報表示部が前記サービスリポジトリからタスク情報を取得する通信に際して、
    サービスリポジトリの情報をファイル等の外部記憶装置に単一保存する方法、
    サービスリポジトリの情報をファイル等の外部記憶装置に複数で保存しておく方法、
    の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
  3. 前記タスク情報表示部が前記サービスリポジトリからタスク情報を取得するための通信は、
    低レベルなインタフェースを介してサービスリポジトリと直接通信する方法、
    特定のプラットフォーム上のプログラムモジュール間のネットワークを介したデータ送受信をする分散オブジェクト通信方法、
    Webサービス化した通信方法、
    の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
  4. 前記タスク情報表示部による前記サービスリポジトリからのタスク情報取得は、
    起動時に最新タスク情報を取得する方法、
    タスクの最新情報取得機能のGUIを設け、操作者が要求する任意のタイミングで最新タスク情報を取得する方法、
    最新タスク情報取得タイマー機能を設け、タイマーに設定した間隔で自動的に最新タスク情報を取得する方法、
    最新タスク情報取得タイマー機能を設け、操作者設定のタイマー間隔で最新タスク情報を取得する方法、
    最新タスク情報取得タイマー機能を設け、タイマーに設定した間隔で、操作者に対して最新タスクの取得を促し、取得する方法、
    前記サービスリポジトリに変更が発生した場合に、サービスリポジトリがイベントを通知し、そのイベント通知を受け取った場合に、最新タスク情報を取得する方法、
    の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
  5. 前記タスク情報表示部が前記サービスリポジトリから取得したタスク情報の表示は、
    タスク名の50音順やABC順等のタスク情報の頭文字で分類して、タスク情報を表示する方法、
    サービスリポジトリのタスク情報のカテゴリ別に表示する方法、
    サービスリポジトリごとにグループ別に表示する方法、
    操作者が任意設定するカテゴリ別にタスク情報を分類して表示する方法、
    の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
  6. 前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成する業務プロセスロジックの表示は、
    業務プロセスロジックを木構造で表示する方法、
    タスクやコントローラに独自のアイコン等の図を割り当て、その図を矢印等で繋げて表示する方法、
    処理の流れを説明する汎用的な言語で表示する方法、
    の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
  7. 前記詳細情報表示・設定部による業務プロセスロジックXMLファイルのタグ情報の保持は、
    業務プロセスロジックXMLのタグ名とその属性に関連付ける情報を内部データとして保持する方法、
    業務プロセスロジックXMLファイルのタグ名とその属性に関連付ける情報を外部記憶装置で保持する方法、
    の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
  8. 前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成する業務プロセスロジックXMLの表示は、
    最新の業務プロセスロジックXML取得機能を設け、操作者が要求するタイミングで、業務プロセスロジックXML表示部で表示し、この表示部に業務プロセスロジック表示・作成部で作成する業務プロセスロジックXMLの内容を表示する方法、
    前記業務プロセスロジック表示・作成部の作成に同期して、最新の業務プロセスロジックXMLの内容を表示する方法、
    の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
  9. 前記業務プロセスロジック表示・作成部で作成した業務プロセスロジックXMLのファイルへの保存は、
    ローカルファイルに保存する方法、
    単一の業務統合サーバ上の所定のディレクトリに保存する方法、
    複数の業務統合サーバ上の所定のディレクトリに保存する方法、
    の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
  10. 前記既存の業務プロセスロジックXMLファイルの取得は、
    ローカルファイルから業務プロセスロジックXMLファイルを取得する方法、
    単数の業務統合サーバから業務プロセスロジックXMLファイルを取得する方法、
    複数の業務統合サーバから業務プロセスロジックXMLファイルを取得する方法、
    の少なくとも1つの方法を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の業務統合サーバの業務プロセスロジック自動生成方法。
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