JP2005284134A - 合焦情報取得用検出装置及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】限られたスペースに配置可能で高精度の合焦情報を取得できるようにすること。
【解決手段】対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系(フォーカシングレンズ14,クイックリターンミラー18,サブミラー24,透過型ミラー32)の少なくとも一部を通過した上記光が形成するボケの異なる複数の画像のうち、少なくとも二つの画像における互いに対応する領域の輝度情報を第1の輝度情報取得用センサ34と第2の輝度情報取得用センサ36で取得する。ここで、上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように輝度情報取得用センサ34,36及び等価合焦予定面30−1,30−2を光路長順に並べた場合に、1組の輝度情報取得用センサ34,36の間に上記等価合焦予定面位置が挟まれるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系(フォーカシングレンズ14,クイックリターンミラー18,サブミラー24,透過型ミラー32)の少なくとも一部を通過した上記光が形成するボケの異なる複数の画像のうち、少なくとも二つの画像における互いに対応する領域の輝度情報を第1の輝度情報取得用センサ34と第2の輝度情報取得用センサ36で取得する。ここで、上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように輝度情報取得用センサ34,36及び等価合焦予定面30−1,30−2を光路長順に並べた場合に、1組の輝度情報取得用センサ34,36の間に上記等価合焦予定面位置が挟まれるようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光学素子を経て被写体の像を結像し、取得したボケ状態の異なる複数の輝度情報から合焦情報を取得する合焦情報取得用検出装置及びそのような合焦情報取得用検出装置を用いた撮像装置に関する。
例えば、特許文献1には、合焦予定面の前後に所定の光路差を持って配置された一対の受光素子上に物体像を投影し、得られた像情報を用いて所定の評価関数に基づき、物体の合焦状態を検出する手法が提案されている。基本的な利用方法としては、図8に示すような合焦判定装置付カメラにおいて、合焦予定面を挟み同距離離れた二面で物体情報を得ることで、いわゆる前ピン、後ピンを判断し、合焦用光学系の例えばフォーカシングレンズを正しい調整方向への駆動することに役立てていた。
図8及び図9を用いて、従来のカメラにおける合焦情報取得方法の一例を説明する。
図8は、一眼レフ型デジタルカメラの構成を示す模式図である。即ち、カメラ本体10に交換レンズ12が脱着可能に取り付けられている。交換レンズ12は、複数のレンズ、レンズ群、絞り、鏡筒などによって構成され、焦点距離、フォーカシングレンズ位置、光量などが調整可能なものである。このような交換レンズ12の構成は、図では簡略化のためにフォーカシングレンズ14のみを代表して記載し、その他の図示は省略する。フォーカシングレンズ14を経て入射する図示せぬ対象物体からの光は、撮像時には図示せぬシャッタが開くことでカメラ本体10内に設置された撮像センサ(撮像素子)16上に結像される。図示せぬビューファインダで被写体を観察する時には、フォーカシングレンズ14を経て入射する一部の光がクイックリターンミラー18によって反射され、マット面20上に結像し、この像をペンタプリズム22を経てビューファインダに導いている。
また、上記クイックリターンミラー18は一部が透過ミラーになっており、この透過部を透過する一部の被写体光は全反射型のサブミラー24で反射され、いくつかの光学素子構成の代表として記載された合焦センサ用光学系26を通過した後、合焦センサ28に導かれる。そして、この合焦センサ28にて取得されたセンサ情報に基づき、図示せぬ演算部で適切な演算を行うことによって、フォーカシングレンズ14のフォーカシングレンズ位置を合焦位置にまで移動するための指令値が生成される。
次に、図9を用いて、位相差検出方式の合焦情報取得構成系に関する説明を行う。図9は、図8から位相差検出方式に必要な光学構成を取り出して示したもので、更に説明に必要な構成を追加し図示している。
即ち、図示せぬ被写体から出た光線は、フォーカシングレンズ14を経て等価合焦予定面30と、コンデンサレンズ26A、視差を持って配置された瞳分割用レンズ26B,26C、図示せぬ視野マスクなどから構成される合焦センサ用光学系26とを経て、最終的に、複数のラインCCD等から構成される合焦センサ28に結像される。この位相差検出方式においては、瞳分割用レンズ26B,26Cを経て合焦センサ28で得られる被写体像信号の合焦時の位相差情報の予定値と、実際に取得された位相差情報との差から、撮像センサ16で撮像される画像を合焦状態に至らしめるまでのフォーカシングレンズ14の移動指令値を演算している。
なおここで、等価合焦予定面30とは、被写体と合焦センサ28との途中に介在する光学部材の反射率、屈折率、光路の折り曲げなどを考慮した光路長が、やはり同様に被写体と撮像センサ16の撮像面までの間に撮像時に介在する光学構成の反射率、屈折率などを考慮した光路長と等価で、且つフォーカシングレンズ14で定義した光軸と光学的に等価な直線に対して垂直な平面を示す。
また、特許文献2では、ボケ状態の異なる複数の画像を演算処理することによりスプレッドパラメータを算出し合焦判定するために、光路長の異なる2箇所で画像情報を取得する方法が記載されている。
ここで、スプレッドパラメータとは、画像情報のボケ状態を示す代表値であり、光学系のポイントスプレッドファンクションに関連し、被写体の一点から光学系の数多の経路を経て像面に点が点としてではなく領域として結像した場合の分散値を代表している。
図10及び図11(A)及び(B)を用いて、上記特許文献2に開示された合焦判定方法に関して説明を行う。
上記特許文献2に記載されている合焦判定方法の概略ステップを説明すると、図10に示すようになる。これら概略ステップで行われる演算処理の詳細は、上記特許文献2に記載されているので、ここでは説明を省略する。
本合焦判定方法では、図11(A)及び(B)に示すように、同一被写体、同一部位Pの最低2枚の合焦判定用画像輝度情報100を、撮像画像102のボケ状態に影響を与える撮影パラメータを最低1つ変更することによって、取得する。撮影パラメータとしては、フォーカシングレンズ位置、絞り量、焦点距離などがあるが、本説明では合焦予定面と被写体間の光路長のみを変更する場合に限定して説明を行う。
本合焦判定方法によるとまず、例えば等価合焦予定面と被写体間の光路長を変更するためにフォーカシングレンズ14を規定の第1の場所及び第2の場所に移動し(ステップS10A、ステップS10B)、それぞれ第1及び第2の画像輝度情報を取得する(ステップS12A、ステップS12B)。それぞれ取得された画像は、像倍率、輝度分布などの正規化処理が行われ(ステップS14A、ステップS14B)、必要であれば取得画像情報中の合焦判定をすべき領域を選択する(ステップS16A、ステップS16B)。選択はどちらか一方の画像情報に対して行い、もう一方の画像情報に対しては対応領域が選定される。続いて、選択された第1及び第2の画像情報の合焦判定領域に対しスプレッドパラメータを演算するための平滑化などの前処理演算が行われ(ステップS18A、ステップS18B)、それら2つの前処理演算結果を統合することによって、本手法における撮像画像のスプレッドパラメータが算出される(ステップS20)。なお、予め、このスプレッドパラメータと、このスプレッドパラメータに対して合焦状況が取得できるはずのフォーカシングレンズ位置との対応データベースが取得されている。従って、今得られたスプレッドパラメータをこの対応データベースで参照すれば、合焦状態を得るべき図示しないフォーカシングレンズ駆動用アクチュエータの移動指令値が生成されるようになっている(ステップS22)。
特公平3−52607号公報
米国特許第4,965,840号明細書
上記特許文献2に開示されているような合焦判定手法を用いてスプレッドパラメータを算出する場合には、次のような課題がある。
本合焦判定手法において光路長の異なる条件で、つまりはボケ状態の異なる第1の画像情報と第2の画像情報とにより最終的にスプレッドパラメータを算出するわけであるが、ボケ状態が違い過ぎるとスプレッドパラメータ算出において演算上の破綻をきたし、正確な値が求まらない恐れがある。
また、合焦判定する光路長が、実際に合焦判定すべき撮像面と異なり過ぎると、実際のボケ状態も異なり過ぎて撮像面上での合焦精度が低下する場合がある。
更に、昨今の多機能小型集約型撮像装置に合焦情報取得手段を組み込むにも配置スペースの余裕が無いため、上記課題を満足し配置することが困難である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、限られたスペースに配置可能で高精度の合焦情報を取得する合焦情報取得用検出装置及びそれを用いた撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の合焦情報取得用検出装置の一態様は、対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系の少なくとも一部を通過した上記光が形成するボケの異なる複数の画像のうち、少なくとも二つの画像における互いに対応する領域の輝度情報を取得する輝度情報取得手段を具備し、上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように輝度情報の取得位置及び上記合焦予定面と光学的に等価である等価合焦予定面を光路長順に並べた場合に、少なくとも1組の輝度情報取得の位置の間に、上記等価合焦予定面位置が挟まれていることを特徴とする。
また、本発明の合焦情報取得用検出装置の別の態様は、対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系の少なくとも一部を通過した上記光が形成するボケの異なる複数の画像のうち、少なくとも二つの画像における互いに対応する領域の輝度情報を取得する輝度情報取得手段を具備し、上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように上記輝度情報取得手段の配置位置及び上記合焦予定面と光学的に等価である等価合焦予定面位置を光路長順に並べた場合に、少なくとも1組の輝度情報取得手段配置位置間に、上記等価合焦予定面位置が挟まれていることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の一態様は、対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系と、上記本発明の合焦情報取得用検出装置の一態様または別の態様のような合焦情報取得用検出装置と、上記合焦予定面に配された撮像素子と、を具備することを特徴とする。
なお、本明細書において、用語「合焦予定面」とは撮像装置が構成される場合に撮像装置上の基準位置から撮像素子受光面の位置を決定付けるものであって、同時に撮像光学系も撮像装置基準点から所定の位置にあることが想定された上で規定されている。合焦予定面位置は撮像光学系の様々な収差を含む光学特性や製造、組み立て上の誤差を鑑みて存在範囲に幅をもって光学系に設定された光軸に垂直な面として決定されているとする。等価合焦予定面は合焦予定面と光学的に等価な位置で、途中に介在するあらゆる光学素子の収差等を含む光学特性、製造、組み立て上の誤差を鑑みて、合焦予定面の存在範囲に対応して光学的に等距離な位置にやはり合焦予定面に対して既定できる光軸と等価な光軸に垂直な面として決定付けられる。
また、「輝度情報」とはモノクロ撮像素子の場合には得られたセンサ信号情報そのものを示す。また、カラー撮像素子の場合にはカラーフィルターそれぞれで取得された各カラーバンド毎の信号情報、例えばR,G,Bそれぞれの信号情報であっても良いし、これらの信号情報を合成することによって得られた単一の信号情報であっても構わない。信号情報自体もエリア型のセンサから取得された2次元的な配置を有する一般的画像情報や、この2次元的画像情報が1次元的に並べ替えられたもの、またライン型のセンサから取得された1次元的なもの、撮像素子自体が1セグメントでその1点の情報など、信号情報の形式に制限を加えない。
本発明によれば、限られたスペースに配置可能で高精度の合焦情報を取得する合焦情報取得用検出装置及びそれを用いた撮像装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、図8に示した一眼レフ型デジタルカメラの構成のうち、本発明の一実施形態に必要な部位を切り出すと共に新たに必要な構成を付与したものである。
図1は、図8に示した一眼レフ型デジタルカメラの構成のうち、本発明の一実施形態に必要な部位を切り出すと共に新たに必要な構成を付与したものである。
即ち、図示せぬ被写体から出た光線の一部がフォーカシングレンズ14を通過し、クイックリターンミラー18の光透過部を経て、更にサブミラー24で反射され、透過型ミラー32で透過した光線が、図8における等価合焦予定面30に相当する第1の等価合焦予定面30−1に対して光路上で被写体側に位置する第1の輝度情報取得用センサ34に結像されている。また、透過型ミラー32で反射された光線は、第2の等価合焦予定面30−2を経て、光路上で等価合焦予定面30より非被写体側に配置されている第2の輝度情報取得用センサ36に結像されている。
次に、図2(A)乃至(C)を用いて、第1の輝度情報取得用センサ34及び第2の輝度情報取得用センサ36と等価合焦予定面30との位置関係によって、輝度情報取得用センサ34,36に必要とされる受光面の大きさがどのように変化するかを説明する。
図2(A)乃至(C)は、図1の透過型ミラー32での光路折り曲げを仮想的に取り除き、一直線上に第1の輝度情報取得用センサ34及び第2の輝度情報取得用センサ36と、等価合焦予定面30を記載している図である。
ここで、仮に第1の輝度情報取得用センサ34と第2の輝度情報取得用センサ36との間隔を一定値dとすると、図2(A)乃至(C)の比較で分かるように、同一合焦判定領域の異なるボケ状態の輝度情報を取得するために必要な、太線で示した受光面の大きさは、第1の輝度情報取得用センサ34及び第2の輝度情報取得用センサ36の間に等価合焦予定面30を挟むように配置した場合に最も小さくなる。従って、そのように配置することで、より小型の輝度情報取得用センサで合焦判定が可能となるので、合焦判定装置のサイズを小型にし、撮像装置への搭載を容易にすることが可能となる。
なお、図2(A)乃至(C)では、理想的概念図として等価合焦予定面30上で被写体からの光線が合焦状況にある図を描いている。しかし、実際には、フォーカシングレンズ14の位置、カメラから被写体までの距離に応じて、等価合焦予定面30に対して前ピン、後ピンの状態が存在する。その場合には、被写体からの光線が最も絞られる位置が等価合焦予定面30とはズレるため、合焦の過程としては図2(A)乃至(C)を用いて説明した受光部の大小関係は実際には成立しない。しかしながら、距離dに比べ前ピン、後ピン状態での等価合焦予定面30からの距離、つまりはディフォーカス量が小さいときには、これまでの説明が成立し、特に合焦精度が要求される合焦の詰めの段階ではこの条件が満たされることになる。
なお、上記透過型ミラー32としては、透過率50%のハーフミラーを用いるのが演算処理上適当であるが、アルゴリズムや処理の都合によっては透過率が33%、66%など任意の透過率でも良い。透過率に関しては制限を与えない。
また、本実施形態では、合焦情報取得のために光路上に反射光学系のみを設けたが、必要に応じて凹レンズ、凸レンズ、NDフィルタなどの任意の光学素子を介在させても構わない。
輝度情報取得用センサ34,36は、例えば、640×480画素程度のエリア型CCDまたはエリア読み出し可能なCMOSセンサや、複数のラインセンサがアイランド状に配置された専用センサなど様々な形態が可能である。また、カラー、白黒、赤外波長、紫外波長に特化されたものでも良い。センサの形式に関しては制限を与えない。また、白黒型センサの場合には、取得されたセンサ情報をそのまま輝度情報として用いるが、カラー型の場合には、例えばR,G,Bの各輝度情報のうち、G成分のみを用いて輝度情報とするなどでも良いし、R,G,Bを一定の比率で合成することによって輝度情報を獲得しても構わない。
配置スペースの制限のために、各等価合焦予定面30−1及び30−2に対してそれぞれ輝度情報取得用センサ34,36は各々の面に立てた法線方向が斜めになるように配置することも可能であるが、均一な光線受光という観点で同一方向を向くように配置することが望ましい。
また、フォーカシングレンズ14で定義され、透過型ミラー32を通過する光軸と透過型ミラー32との傾きの設定の仕方によっては、等価合焦予定面30−1及び30−2の傾きをセンサ配置スペースにあわせて調整することも可能である。等価合焦予定面30−1及び30−2が直交するように設計した場合には、輝度情報取得用センサ34,36の位置関係の既定が、製作容易かつ高い精度で、更に組み立てが容易に実現可能である。
[第1実施形態の第1の変形例]
上記第1実施形態では、第2の輝度情報取得用センサ36を1個のみとしているが、その設置数は2個以上でも構わない。
上記第1実施形態では、第2の輝度情報取得用センサ36を1個のみとしているが、その設置数は2個以上でも構わない。
即ち、図3に示すように、光路上被写体側から向かって第2の等価合焦予定面30−2から後方に更に透過型ミラー38を配置し、サブミラー24を経て透過型ミラー32によって反射された光線の一部を更に、その透過型ミラー38で一部を透過させた透過光を一方の第2の輝度情報取得用センサ36−1で受光する。また、上記一方の第2の輝度情報取得用センサ36−1とは異なる光路長位置に他方の第2の輝度情報取得用センサ36−2を配置し、上記透過型ミラー38での反射光をこの他方の第2の輝度情報取得用センサ36−2で受光している。
図3においては、これら第2の輝度情報取得用センサ36−1と36−2は等価合焦予定面30−2に対して光学的に異なる光路長位置に配置されていて、第1の輝度情報取得用センサ34と第2輝度情報取得用センサ36−1及び36−2の何れの組み合わせでも、センサ間に等価合焦予定面30−1及び30−2が挟まれて配置されている。この配置によって、3つの輝度情報取得用センサ34,36−1,36−2の相対距離を一定とした場合には、図2(A)乃至(C)で行った説明と同様に、輝度情報取得用センサに必要とされる受光面の面積は最小化され、合焦判定装置の小型化を実現可能とする。
3個以上の輝度情報取得用センサを配置するためには、同様の発想で透過型ミラーを複数設置すれば良い。そして、そのように輝度情報取得用センサが3個以上になっても、同等の効果が発揮されることは言うまでも無い。
[第1実施形態の第2の変形例]
また、少なくとも1組の輝度情報取得用センサ間に合焦予定面(等価合焦予定面)を配置することによって得られるこれまでに述べた効果は、輝度情報取得用センサを1つだけ配置し、フォーカシングレンズ14を光軸に平行に前後に駆動することによっても同等に得られる。
また、少なくとも1組の輝度情報取得用センサ間に合焦予定面(等価合焦予定面)を配置することによって得られるこれまでに述べた効果は、輝度情報取得用センサを1つだけ配置し、フォーカシングレンズ14を光軸に平行に前後に駆動することによっても同等に得られる。
例えば、図4に示すように、等価合焦予定面30上に、第1の輝度情報取得用センサ34を配置する。そして、図5(A)乃至(C)に示すように、被写体からの光線が合焦状態である状況を初期位置としてフォーカシングレンズ14を初期位置から光軸に沿って前後に移動し、所望のタイミングで第1の輝度情報取得用センサ34で情報を取得すれば、結果的に等価予定合焦面30を挟んだ位置2箇所で輝度情報取得が行われる。従って、第1の輝度情報取得用センサ34での受光面面積はやはり小さくて済むことになる。
なお、図5(A)乃至(C)において参照番号は共通なものであるので、図面の簡略化のために、図5(A)にのみ付している。
[第1実施形態の第3の変形例]
また更に、図6及び図7(A)乃至(C)に示すように、合焦判定用の専用センサを配置せずに、撮像センサ16を、撮像センサ駆動用アクチュエータ40で光軸と平行に前後させ、少なくとも二つの取得位置で輝度情報を取得しても同様である。ここで、図7(A)乃至(C)において参照番号は共通なものであるので、図面の簡略化のために、図7(A)にのみ付している。
また更に、図6及び図7(A)乃至(C)に示すように、合焦判定用の専用センサを配置せずに、撮像センサ16を、撮像センサ駆動用アクチュエータ40で光軸と平行に前後させ、少なくとも二つの取得位置で輝度情報を取得しても同様である。ここで、図7(A)乃至(C)において参照番号は共通なものであるので、図面の簡略化のために、図7(A)にのみ付している。
上記撮像センサ駆動用アクチュエータ40の一例としては、例えば、特開2001−9796号公報及び特開2001−9797号公報に開示されているような静電駆動型のアクチュエータを利用することができる。即ち、面上にそのような静電駆動型アクチュエータを多数配置し、撮像センサ16を支持すれば、撮像センサ16の初期位置面から面内にほぼ水平に面内運動させると共に、面に対して垂直な方向に前後させることも可能となる。これによって、撮像センサ16の初期位置たる等価合焦予定面かつ合焦予定面に対して、撮像センサ16を、図7(A)乃至(C)に示すように被写体側及び非被写体側に移動させることが可能になる。
この場合には、撮像センサ16自体のセンササイズが小さくなるのではなく、撮像センサ16上に設定する合焦判定用切り出し領域が小領域に設定できるので、結果的に少ない輝度情報の転送負荷も軽減し、演算量も少なくて済む。従って、高速な合焦判定装置を提供可能とする。
なお、本変形例では、撮像センサ16側を移動させたが、光路長を変化させれば良いので、フォーカシングレンズ14を光軸と平行に前後させて輝度情報を所望のタイミングで取得しても同様の効果が得られる。また、本方法はクイックリターンミラー18、サブミラー24などの構成がもともと無いコンパクトデジタルカメラなどでも適用可能な手法である。
更に、本変形例では、撮像センサ16を移動することによりボケ状態の異なる輝度情報を取得しているが、同様の考え方で、図4の第1の輝度情報取得用センサ34にアクチュエータを付与することにより光路に沿って前後に移動することで、同様の機能を実現することも可能となる。このように、移動するセンサは制限しない。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、本発明は、上記実施形態で説明したようなデジタル一眼レフカメラへの応用に制限されるものではなく、非デジタルカメラ、交換レンズやクイックリターンミラー等を有しないコンパクトデジタルカメラ、顕微鏡、内視鏡、望遠鏡など、あらゆるタイプの撮像装置の合焦情報取得用検出装置に転用可能である。
(付記)
上記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
上記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) 対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系(14,18,24,32)の少なくとも一部を通過した上記光が形成するボケの異なる複数の画像のうち、少なくとも二つの画像における互いに対応する領域の輝度情報を取得する輝度情報取得手段を具備し、
上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように輝度情報の取得位置及び上記合焦予定面と光学的に等価である等価合焦予定面を光路長順に並べた場合に、少なくとも1組の輝度情報取得の位置の間に、上記等価合焦予定面位置が挟まれていることを特徴とする合焦情報取得用検出装置。
上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように輝度情報の取得位置及び上記合焦予定面と光学的に等価である等価合焦予定面を光路長順に並べた場合に、少なくとも1組の輝度情報取得の位置の間に、上記等価合焦予定面位置が挟まれていることを特徴とする合焦情報取得用検出装置。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の合焦情報取得用検出装置に関する実施形態は、第1実施形態(図5(A)乃至(C))が対応する。
この(1)に記載の合焦情報取得用検出装置に関する実施形態は、第1実施形態(図5(A)乃至(C))が対応する。
(作用効果)
ボケ状態が異なる合焦判定用の輝度情報を取得しスプレッドパラメータを算出する方法においては、最終的に合焦状態を得る合焦予定面にて、より精度良くスプレッドパラメータを算出する必要がある。ボケ量が大きすぎるとアルゴリズム上スプレッドパラメータ算出の精度が低下する。精度低下を招かない程度の範囲で輝度情報を取得する位置間隔を決定し、合焦判定領域を一定にして考えると、合焦予定面からの距離が遠ざかれば遠ざかるほど輝度情報を取得するセンサは大きなサイズが必要となる。
ボケ状態が異なる合焦判定用の輝度情報を取得しスプレッドパラメータを算出する方法においては、最終的に合焦状態を得る合焦予定面にて、より精度良くスプレッドパラメータを算出する必要がある。ボケ量が大きすぎるとアルゴリズム上スプレッドパラメータ算出の精度が低下する。精度低下を招かない程度の範囲で輝度情報を取得する位置間隔を決定し、合焦判定領域を一定にして考えると、合焦予定面からの距離が遠ざかれば遠ざかるほど輝度情報を取得するセンサは大きなサイズが必要となる。
この(1)に記載の合焦情報取得用検出装置によれば、合焦予定面を挟んで輝度情報取得位置が存在するので、必要な輝度情報取得用センサ領域を考えた場合、最も総じて少ない領域で済み、その結果、小型の合焦判定取得装置を提供可能とする。また、演算に必要な輝度情報の転送負荷も少なく、演算自体も短時間で完了する。更には、高速な合焦判定を提供可能とする。
(2) 対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系(14,18,24,32,38)の少なくとも一部を通過した上記光が形成するボケの異なる複数の画像のうち、少なくとも二つの画像における互いに対応する領域の輝度情報を取得する輝度情報取得手段を具備し、
上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように上記輝度情報取得手段の配置位置及び上記合焦予定面と光学的に等価である等価合焦予定面位置を光路長順に並べた場合に、少なくとも1組の輝度情報取得手段(16,36,36−1,36−2)配置位置間に、上記等価合焦予定面(30,30−1,30−2)位置が挟まれていることを特徴とする合焦情報取得用検出装置。
上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように上記輝度情報取得手段の配置位置及び上記合焦予定面と光学的に等価である等価合焦予定面位置を光路長順に並べた場合に、少なくとも1組の輝度情報取得手段(16,36,36−1,36−2)配置位置間に、上記等価合焦予定面(30,30−1,30−2)位置が挟まれていることを特徴とする合焦情報取得用検出装置。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の合焦情報取得用検出装置に関する実施形態は、第1実施形態(図1、図2(A)乃至(C))、第1実施形態の第1の変形例(図3)、第1実施形態の第2の変形例(図4、図5(A)乃至(C))、第1実施形態の第3の変形例(図6、図7(A)乃至(C))が対応する。
この(2)に記載の合焦情報取得用検出装置に関する実施形態は、第1実施形態(図1、図2(A)乃至(C))、第1実施形態の第1の変形例(図3)、第1実施形態の第2の変形例(図4、図5(A)乃至(C))、第1実施形態の第3の変形例(図6、図7(A)乃至(C))が対応する。
(作用効果)
ボケ状態が異なる合焦判定用の輝度情報を取得しスプレッドパラメータを算出する方法においては、最終的に合焦状態を得る合焦予定面にて、より精度良くスプレッドパラメータを算出する必要がある。ボケ量が大きすぎるとアルゴリズム上スプレッドパラメータ算出の精度が低下する。精度低下を招かない程度の範囲で輝度情報を取得する位置間隔を決定し、合焦判定領域を一定にして考えると、合焦予定面からの距離が遠ざかれば遠ざかるほど輝度情報を取得するセンサは大きなサイズが必要となる。
ボケ状態が異なる合焦判定用の輝度情報を取得しスプレッドパラメータを算出する方法においては、最終的に合焦状態を得る合焦予定面にて、より精度良くスプレッドパラメータを算出する必要がある。ボケ量が大きすぎるとアルゴリズム上スプレッドパラメータ算出の精度が低下する。精度低下を招かない程度の範囲で輝度情報を取得する位置間隔を決定し、合焦判定領域を一定にして考えると、合焦予定面からの距離が遠ざかれば遠ざかるほど輝度情報を取得するセンサは大きなサイズが必要となる。
この(2)に記載の合焦情報取得用検出装置によれば、合焦予定面を挟んで輝度情報取得位置が存在するので、必要な輝度情報取得用センサ領域を考えた場合、最も総じて少ない領域で済み、その結果、小型の合焦判定取得装置を提供可能とする。また、演算に必要な輝度情報の転送負荷も少なく、演算自体も短時間で完了する。更には、高速な合焦判定を提供可能とする。
(3) 上記輝度情報取得手段は、少なくとも一つの輝度情報取得用のセンサを有し、
上記合焦情報取得用検出装置は、上記少なくとも一つのセンサの位置を変位駆動するアクチュエータを更に具備し、
上記少なくとも一つのセンサを、上記輝度情報の取得位置に移動することを特徴とする(1)または(2)に記載の合焦情報取得用検出装置。
上記合焦情報取得用検出装置は、上記少なくとも一つのセンサの位置を変位駆動するアクチュエータを更に具備し、
上記少なくとも一つのセンサを、上記輝度情報の取得位置に移動することを特徴とする(1)または(2)に記載の合焦情報取得用検出装置。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の合焦情報取得用検出装置に関する実施形態は、第1実施形態(図1、図2(A)乃至(C))、第1実施形態の第1の変形例(図3)、第1実施形態の第2の変形例(図4、図5(A)乃至(C))、第1実施形態の第3の変形例(図6、図7(A)乃至(C))が対応する。
この(3)に記載の合焦情報取得用検出装置に関する実施形態は、第1実施形態(図1、図2(A)乃至(C))、第1実施形態の第1の変形例(図3)、第1実施形態の第2の変形例(図4、図5(A)乃至(C))、第1実施形態の第3の変形例(図6、図7(A)乃至(C))が対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の合焦情報取得用検出装置によれば、複数のセンサを配置することなくボケ状態の異なる複数の輝度情報が取得でき、装置の低価格、小型化を実現可能になる。
この(3)に記載の合焦情報取得用検出装置によれば、複数のセンサを配置することなくボケ状態の異なる複数の輝度情報が取得でき、装置の低価格、小型化を実現可能になる。
(4) 上記輝度情報取得位置はそれぞれ上記等価合焦予定面からの光路長が異なることを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の合焦情報取得用検出装置。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の合焦情報取得用検出装置に関する実施形態は、第1実施形態(図1、図2(A)乃至(C))、第1実施形態の第1の変形例(図3)、第1実施形態の第2の変形例(図4、図5(A)乃至(C))、第1実施形態の第3の変形例(図6、図7(A)乃至(C))が対応する。
この(4)に記載の合焦情報取得用検出装置に関する実施形態は、第1実施形態(図1、図2(A)乃至(C))、第1実施形態の第1の変形例(図3)、第1実施形態の第2の変形例(図4、図5(A)乃至(C))、第1実施形態の第3の変形例(図6、図7(A)乃至(C))が対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の合焦情報取得用検出装置によれば、光路長が異なることで容易にボケの異なる複数の画像の輝度情報を取得できる。
この(4)に記載の合焦情報取得用検出装置によれば、光路長が異なることで容易にボケの異なる複数の画像の輝度情報を取得できる。
(5) 対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系と、
(1)乃至(4)の何れかに記載の合焦情報取得用検出装置と、
上記合焦予定面に配された撮像素子と、
を具備することを特徴とする撮像装置。
(1)乃至(4)の何れかに記載の合焦情報取得用検出装置と、
上記合焦予定面に配された撮像素子と、
を具備することを特徴とする撮像装置。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1実施形態(図1、図2(A)乃至(C))、第1実施形態の第1の変形例(図3)、第1実施形態の第2の変形例(図4、図5(A)乃至(C))、第1実施形態の第3の変形例(図6、図7(A)乃至(C))が対応する。
この(5)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1実施形態(図1、図2(A)乃至(C))、第1実施形態の第1の変形例(図3)、第1実施形態の第2の変形例(図4、図5(A)乃至(C))、第1実施形態の第3の変形例(図6、図7(A)乃至(C))が対応する。
(作用効果)
ボケ状態が異なる合焦判定用の輝度情報を取得しスプレッドパラメータを算出する方法においては、最終的に合焦状態を得る合焦予定面にて、より精度良くスプレッドパラメータを算出する必要がある。ボケ量が大きすぎるとアルゴリズム上スプレッドパラメータ算出の精度が低下する。精度低下を招かない程度の範囲で輝度情報を取得する位置間隔を決定し、合焦判定領域を一定にして考えると、合焦予定面からの距離が遠ざかれば遠ざかるほど輝度情報を取得するセンサは大きなサイズが必要となる。
ボケ状態が異なる合焦判定用の輝度情報を取得しスプレッドパラメータを算出する方法においては、最終的に合焦状態を得る合焦予定面にて、より精度良くスプレッドパラメータを算出する必要がある。ボケ量が大きすぎるとアルゴリズム上スプレッドパラメータ算出の精度が低下する。精度低下を招かない程度の範囲で輝度情報を取得する位置間隔を決定し、合焦判定領域を一定にして考えると、合焦予定面からの距離が遠ざかれば遠ざかるほど輝度情報を取得するセンサは大きなサイズが必要となる。
この(5)に記載の撮像装置によれば、合焦予定面を挟んで輝度情報取得位置が存在するので、必要な輝度情報取得用センサ領域を考えた場合、最も総じて少ない領域で済み、その結果、小型の合焦判定取得装置を提供可能とする。また、演算に必要な輝度情報の転送負荷も少なく、演算自体も短時間で完了する。更には、高速な合焦判定を提供可能とする。
10…カメラ本体、 12…交換レンズ、 14…フォーカシングレンズ、 16…撮像センサ、 18…クイックリターンミラー、 20…マット面、 22…ペンタプリズム、 24…サブミラー、 26…合焦センサ用光学系、 26A…コンデンサレンズ、 26B,26C…瞳分割用レンズ、 28…合焦センサ、 30,30−1,30−2…等価合焦予定面、 32,38…透過型ミラー、 34,36,36−1,36−2…輝度情報取得用センサ、 40…撮像センサ駆動用アクチュエータ、 100…合焦判定用画像輝度情報、 102…撮像画像。
Claims (5)
- 対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系の少なくとも一部を通過した上記光が形成するボケの異なる複数の画像のうち、少なくとも二つの画像における互いに対応する領域の輝度情報を取得する輝度情報取得手段を具備し、
上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように輝度情報の取得位置及び上記合焦予定面と光学的に等価である等価合焦予定面を光路長順に並べた場合に、少なくとも1組の輝度情報取得の位置の間に、上記等価合焦予定面位置が挟まれていることを特徴とする合焦情報取得用検出装置。 - 対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系の少なくとも一部を通過した上記光が形成するボケの異なる複数の画像のうち、少なくとも二つの画像における互いに対応する領域の輝度情報を取得する輝度情報取得手段を具備し、
上記対象物を基点として上記光学系に定義される同一光軸上に光学的に等価になるように上記輝度情報取得手段の配置位置及び上記合焦予定面と光学的に等価である等価合焦予定面位置を光路長順に並べた場合に、少なくとも1組の輝度情報取得手段配置位置間に、上記等価合焦予定面位置が挟まれていることを特徴とする合焦情報取得用検出装置。 - 上記輝度情報取得手段は、少なくとも一つの輝度情報取得用のセンサを有し、
上記合焦情報取得用検出装置は、上記少なくとも一つのセンサの位置を変位駆動するアクチュエータを更に具備し、
上記少なくとも一つのセンサを、上記輝度情報の取得位置に移動することを特徴とする請求項1または2に記載の合焦情報取得用検出装置。 - 上記輝度情報取得位置はそれぞれ上記等価合焦予定面からの光路長が異なることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の合焦情報取得用検出装置。
- 対象物からの光を所定の位置にある合焦予定面に結像する光学系と、
請求項1乃至4の何れかに記載の合焦情報取得用検出装置と、
上記合焦予定面に配された撮像素子と、
を具備することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004100436A JP2005284134A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 合焦情報取得用検出装置及びそれを用いた撮像装置 |
PCT/JP2005/004998 WO2005098503A1 (ja) | 2004-03-30 | 2005-03-18 | 合焦情報取得用検出装置及びそれを用いた撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004100436A JP2005284134A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 合焦情報取得用検出装置及びそれを用いた撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005284134A true JP2005284134A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35125223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004100436A Withdrawn JP2005284134A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 合焦情報取得用検出装置及びそれを用いた撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005284134A (ja) |
WO (1) | WO2005098503A1 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002296493A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Fuji Photo Optical Co Ltd | ピント状態検出装置 |
JP2002365710A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Fuji Photo Optical Co Ltd | ピント表示装置 |
JP2003279846A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 撮影レンズのピント状態検出装置 |
JP2004085673A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Fuji Photo Optical Co Ltd | オートフォーカスシステム |
JP2003295050A (ja) * | 2003-03-03 | 2003-10-15 | Fuji Photo Optical Co Ltd | ピント状態検出装置 |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004100436A patent/JP2005284134A/ja not_active Withdrawn
-
2005
- 2005-03-18 WO PCT/JP2005/004998 patent/WO2005098503A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2005098503A1 (ja) | 2005-10-20 |
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Date | Code | Title | Description |
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