JP2005281926A - カラー織物、およびカラーコードデータの作成方法 - Google Patents
カラー織物、およびカラーコードデータの作成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 少ない色数の緯糸で、原画像の色調をよりよく再現するカラー織物を実現する。
【解決手段】彩色された経糸または緯糸を選択的に織物の表面に出すことにより色彩を表現する織物において、緯糸が形成する、白、黒、赤、緑、青の色糸からなる第1の色糸組と、白、黒、シアン、マゼンダ、黄の色糸からなる第2の色糸組とが交互に配置される。
【選択図】 図1
【解決手段】彩色された経糸または緯糸を選択的に織物の表面に出すことにより色彩を表現する織物において、緯糸が形成する、白、黒、赤、緑、青の色糸からなる第1の色糸組と、白、黒、シアン、マゼンダ、黄の色糸からなる第2の色糸組とが交互に配置される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、彩色された経糸と緯糸を選択的に織物の表面に織り出すことにより、フルカラーの原画像を擬似的にフルカラー表現するカラー織物、およびカラーコードデータの作成方法に関するものである。
先染め織物とは、予め彩色が施された経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸を織物の表面に織り出すことにより、様々な意匠の織物を実現するものである。
このような織物において、デジタルカメラなどで撮影した画像(原画像)や、デザイナーにより描かれたフルカラーの原画像等を織物上に擬似的に再現する方法として「色まとめ」とよばれる手法が幅広く用いられている。この色まとめでは、原画像に用いられている色を分析し、類似しているものを整理・分類することにより、原画像を減色する。そして、この減色された原画像にある色により彩色された経糸または緯糸を用いることにより、疑似フルカラーの織物が製作される。実際この色まとめを、コンピュータを用いて行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−212850(2000年8月2日公開)
しかしながら、上記のような色まとめの手法を用いても、デジタルカメラやスキャナ等を用いて得られたフルカラーの原画像を織物上になるべく忠実に表現するためには、使用する色の数が多い為、コストが嵩んでしまう。
また、上記のような色まとめの手法では、原画像にある微妙なグラデーション画像を表現するのは困難である。これは、原画像を減色する過程において類似した色をまとめて同じ色で表現するため、グラデーションの部分に縞模様状に等高線のような色調の境目が発生し、不快な模様として目立つことになってしまうためである。このことについて、具体的に図8(a),(b)を用いて説明する。図8(a)は、黒から白になめらかに変化するグラデーションの原画像である。図8(b)は、色まとめの手法で4色を用いる場合の織物を表す図であり、4つの色(例えば、ほぼ黒、少しうすい黒、さらにうすい黒、ほぼ白)にまとめるため、図に示すようにそれぞれの色の境目がはっきりわかり、縞模様が発生してしまう。
また、印刷の手法を用いて、つまり、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄8色に彩色された色糸を用いて織物を作成する方法もあるが、コストがかかり厚みのある織物となってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、少ない色数の緯糸で、原画像の色調をよりよく再現するカラー織物、およびカラーコードデータの作成方法を実現することにある。
本発明に係る織物は、上記課題を解決するために、彩色された経糸または緯糸を選択的に織物の表面に出すことにより色彩を表現する織物において、上記緯糸が、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の8色の色糸のうち、2色以上かつ7色以下の色糸からなる色糸組を形成し、1組の色糸組が、1本の経糸に対し、色糸組の何れか1色の色糸が織物の表面となるように、あるいは全ての色糸が織物の裏面となるように配置され、任意の色糸組が、1組前の色糸組の色糸とは異なる色糸を1本以上含むことを特徴としている。
上記構成によると、緯糸が形成する1組の色糸組は7色以下の色糸から形成される。そのため、少ない色数の緯糸で織物を構成することができる。そのため、コストがかからず、また、織物の厚さを薄くすることができる。
また、色糸組は、色の三原色から生じる8色である、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の色糸から選ばれるため、任意の組の色糸組とその1組前の色糸組として用いる色糸の組み合わせを適宜選択することにより、原画像の色調に近いものを再現することができる。なお、ここで、白の色糸とは、白っぽく見える色糸も含むものとする。また、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の色糸についても、同様とする。また、以下の記載においても同様とする。
また、織物において、1組の色糸組が占領する領域を行と呼ぶことにすると、上記8色全てを使う織物に比べて、色糸が少ないため、行間隔を狭くすることができるので、織物の図柄の解像度を上げることができる。
また、上記構成によると、任意のどの色糸組を取り出しても、その色糸組に含まれる色は、1組前の色糸組と比べも少なくとも1色は違う。そのため、グラデーションを表現する際に、織物の縦方向に同じ色を続けて出さなくてもよく、つまり、色を分散させることができるので、縞模様は発生しない。
本発明に係る織物は、上記課題を解決するために、上記構成に加え、上記8色の色糸のうち2色以上7色以下の色糸からなる第1の色糸組と、当該第1の色糸組の色糸とは異なる色糸を1本以上含む第2の色糸組とが交互に配置されていてもよい。
この場合、例えば、白、黒、赤、緑、青の色糸からなる第1の色糸組と、白、黒、シアン、マゼンダ、黄の色糸からなる第2の色糸組とが交互に配置されていると、第1の色糸組と第2の色糸組とにより、色の三原色から生じる8色、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の全てが取り込まれる。そのため、フルカラーの原画像に近い色調を織物上に再現することができる。
第1の色糸組および第2の色糸組における色糸の組み合わせ及び色糸の数は、上記に限定されない。つまり、例えば、第1の色糸組が白、黒、赤、緑、青、シアンであって、第2の色糸組がマゼンダ、黄のようになっていてもかまわない。
また、上記のように、第1の色糸組および第2の色糸組の中に、色の三原色から生じる8色全てが含まれているのが好ましいが、第1の色糸組および第2の色糸組における色糸の組み合わせおよび色糸の数は、特に限定されない。
また、例えば、原画像において黄とシアンに近い中間色が少ない場合、これらの色を用いないようにしてもかまわない。つまり、第1の色糸組および第2の色糸組は、黄とシアンを除いた6色(黒、白、赤、緑、青、マゼンダ)から選んでもよい。この場合も、第1の色糸組および第2の色糸組の中に上記6色全てが含まれると、フルカラーの原画像に近い色調を織物上に再現することができるため、好ましい。
また、経糸は白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の8色の何れかの色糸からなり、色糸組において、経糸の色糸が除かれていてもよい。このようにすることで、さらに色糸組の1組あたりの色糸を少なくすることができ、さらにコストがかからず、また、織物の厚さを薄くすることができる。
例えば、織物の経糸が白の色糸である場合、黒、赤、緑、青の色糸からなる第1の色糸組と、黒、シアン、マゼンダ、黄の色糸からなる第2の色糸組とが交互に配置されていてもよい。このような場合、白の色糸を織物の表面に出したい場合、経糸を出せばよいことになる。よって、さらに緯糸の数を減らして、原画像の色調をより少ない緯糸で表現することがことができる。なお、経糸は白の色糸に限定されず、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ、黄の何れの色糸であってもよく、色糸組は縦糸の色糸以外の色糸から選べばよい。
また、好ましい色糸組の選択法として、上記8色を3つの色糸組に割り振る方法もある。具体的には、例えば、白、黒、赤、シアンの色糸からなる第1の色糸組と、白、黒、緑、マゼンダの色糸からなる第2の色糸組と、白、黒、青、黄の色糸からなる第3の色糸組とを形成する。そして、これらの3つの色糸組は、織物において周期的に繰り返されるように配置される。例えば、第1の色糸組、第2の色糸組、第3の色糸組、第1の色糸組、第2の色糸組、第3の色糸組、・・・、の順に繰り返されるように配置される。赤とシアン、緑とマゼンダ、青と黄はそれぞれ補色の関係にあるので、各色糸組には、後述のRGB色成分を均等に持つので、少ない色糸でフルカラーの原画像に近い色調を再現することができる。なお、繰り返しの順は上記したものに限定されず、上記第2の色糸組、第1の色糸組、第3の色糸組、・・・、の順、あるいは、第1の色糸組、第3の色糸組、第2の色糸組、・・・、の順に繰り返されていてもよい。
また、上記のように、第1の色糸組、第2の色糸組、第3の色糸組の中に、色の三原色から生じる8色全てが含まれているのが好ましいが、第1の色糸組、第2の色糸組、第3の色糸組における色糸の組み合わせおよび色糸の数は、特に限定されない。
上記のように3つの色糸組にした場合も、上記と同様に、例えば、織物の経糸が白の色糸である場合、白の色糸を織物の表面に出したいときには、経糸を出せばよいことになる。よって、3つの各色糸組から白の色糸を除外することもできる。なお、経糸は白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダの8色の何れかの色糸とすれば、上記した各糸色組から経糸の色糸を除外してもよい。このように経糸と同じ色糸を除外することで、3つの色糸組にした場合でも、色糸組の1組あたりの色糸を少なくすることができ、コストがかからず、また、織物の厚さを薄くすることができる。
本発明のカラーコードデータの作成方法は、上記課題を解決するために、彩色された経糸または緯糸を選択的に織物の表面に出すことにより色彩を表現する織物を織るために、織物の表面に出す色糸の配置を指定するカラーコードデータの作成方法であって、原画像を所定の数のブロックに分割する分割ステップと、上記分割された各ブロックの赤成分、緑成分、および青成分をそれぞれ計算する計算ステップと、上記原画像の各ブロックに対応するカラーコードデータ上のブロック内の赤成分、緑成分、および青成分がそれぞれ、上記計算ステップで計算された値と最も近くなるように、色の配置を決定する配置決定ステップとを含み、カラーコードデータ上の各ブロックは、上下2段に分かれており、かつ上下2段とも1本の色糸に対応する小ブロックに分かれており、上記配置決定ステップでは、上段の小ブロックに入る色を、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の8色のうち、2色以上7色以下からなる選定色の中から選び、下段の小ブロックに入る色を、上段とは少なくとも1色以上異なる色を含み、かつ、上記8色のうち2色以上7色以下からなる選定色の中から選ぶことを特徴とするカラーコードデータの作成方法を特徴としている。
上記方法によると、少ない色数の緯糸で原画像に近い色調の織物を織るためのカラーコードデータを作成することができる。
本発明に係る織物は、以上のように、緯糸が、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の8色の色糸のうち、2色以上かつ7色以下の色糸からなる色糸組を形成し、1組の色糸組が、1本の経糸に対し、色糸組の何れか1色の色糸が織物の表面となるように、あるいは全ての色糸が織物の裏面となるように配置され、任意の色糸組が、1組前の色糸組の色糸とは異なる色糸を1本以上含んでいる。
また、本発明に係る織物は、以上のように、緯糸が、白、黒、赤、緑、青の色糸からなる第1の色糸組と、白、黒、シアン、マゼンダ、黄の色糸からなる第2の色糸組とを形成し、1組の色糸組が、1本の経糸に対し、色糸組の何れか1色の色糸が織物の表面となるように、あるいは全ての色糸が織物の裏面となるように配置され、上記第1の色糸組と上記第2の色糸組とが交互に配置されていてもよい。
また、本発明に係る織物は、以上のように、緯糸が、白、黒、赤、シアンの色糸からなる第1の色糸組と、白、黒、緑、マゼンダの色糸からなる第2の色糸組と、白、黒、青、黄の色糸からなる第3の色糸組とを形成し、1組の色糸組は、1本の経糸に対し、色糸組の何れか1色の色糸が織物の表面となるように、あるいは全ての色糸が織物の裏面となるように配置され、上記第1の色糸組と上記第2の色糸組と上記第3の色糸組とが周期的に繰り返されるように配置されていてもよい。
上記構成によると、少ない色数の緯糸で織物を構成することができる。そのため、コストがかからず、また、織物の厚さを薄くすることができる。また、色糸組は、色の三原色から生じる8色である、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の色糸から選ばれるため、任意の組の色糸組とその1組前の色糸組として用いる色糸の組み合わせを適宜選択することにより、原画像の色調に近いものを再現することができる。
また、織物において、1組の色糸組が占領する領域を行と呼ぶことにすると、上記8色の色糸全てを使う織物に比べて、色糸が少ないため行間隔を狭くすることができるので、織物の図柄の解像度を上げることができる。
また、本発明に係るカラーコードデータの作成方法も同一の効果を実現できる。
本発明の一実施形態について図1〜図7に基づいて説明すると以下の通りである。
初めに織物の色糸の配置を指定するカラーコードデータについて説明する。
織物の色糸の配置を指定するカラーコードデータ(織物データ)は、色を要素とする縦横の2次元配列である。つまり、織物の表面に出る色糸を指定するための色が2次元的に配列されている。図2(a)は、2行×6列の織物データの一例を示している。ここでは、図2(a)に示すように、織物データの行について、上から順にL1、L2と呼び、また、列について、左から順にC1、C2…、C6と呼ぶものとする。L1では、赤(R)と青(B)との2色を用い、L2では、青(B)、白(W)、および黒(K)の3色を用いている。ここで、上記織物データにおいて、例えば(L1,C2)とは、上から1行目、左から2列目の位置を表すものとする。
この織物データの各要素の色が織物の表面に繰り出されるように、織物を次のように製作する。まず、上記織物データは6列からなるなので、図2(b)に示すように、各列に経糸として白の色糸を1本づつ合計6本(左から順にv1、v2、v3、v4、v5、v6と表わす)を用いる。織物データのL1に対しては、2色の緯糸として赤の色糸(h1と表わす)と青の色糸(h2と表わす)とを用いる。織物データのL2に対しては、2色の緯糸として黒の色糸(h3と表わす)と青の色糸(h4と表わす)とを用いる。上記のような織物データから織物を製作する際には、織物データで指定された色の経糸または緯糸が織物の表面に繰り出すように、配置を決める。織物データの(L1,C1)、(L1,C2)、(L1,C5)、および(L1,C6)はRなので、h1を、v1、v2、v5、v6の上に繰り出す。また、(L1,C3)と(L1,C4)はBなので、h2をv3、v4の上に繰り出す。次に、(L2,C1)と(L2,C2)はBなので、h4は、v1とv2の上に繰り出す。(L2,C4)、(L2,C5)、および(L2,C6)はKなので、h3はv4、v5、v6の上に繰り出す。(L2,C3)はWなので、v3は、h3とh4の上に繰り出す。また、(L2,C3)のWに対して、v3の代りに、緯糸として白の色糸(h5とする)を別途用意してもよい。つまり、v3の上にh5として繰り出すことも可能である。以上のように織物データから織物を製作することができる。
次に、織物データにおける色の配列について説明する。織物上に擬似的にフルカラーを実現するために、色成分をR、G、Bに分解して考える。コンピュータディスプレイのように発光するデバイスでは、1つの色は、R、G、Bの光の三原色の輝度の混色として表現される。つまり、R、G、Bの各色成分の輝度値を0以上1以下の実数値とすると、図3に示されるような3次元空間の、大きさ1×1×1の立方体内の点で全ての色を表わすことができる。この3次元空間において、白(W)、黒(K)、赤(R)、緑(G)、青(B)、シアン(C)、マゼンダ(M)及び黄(Y)の基本8色は、3次元空間の以下の座標、つまり、
K:(0、0、0)
W:(1、1、1)
R:(1、0、0)
G:(0、1、0)
B:(0、0、1)
C:(0、1、1)
M:(1、0、1)
Y:(1、1、0)
で表すことができる。
K:(0、0、0)
W:(1、1、1)
R:(1、0、0)
G:(0、1、0)
B:(0、0、1)
C:(0、1、1)
M:(1、0、1)
Y:(1、1、0)
で表すことができる。
また、中間色はこれら基本8色の組合せで表現することができる。例えば、図4のように、4つの要素(小ブロック)からなる正方形のうち、2つの要素がY、1つの要素がR、残りの1つの要素がWの色であるとする。すると、正方形全体が反射する光のRGB色成分は、要素数に関する加重平均、つまり、以下の式(1)のように計算することができる。
(2/4)×Y+(1/4)×R+(1/4)×W=(2/4)×(1、1、0)+(1/4)×(1、0、0)+(1/4)×(1、1、1)=(1、0.75、0.25)・・・・・・・(1)
上記正方形の領域が十分に小さい場合、4つの各部分領域の色を人間は個別に認識する
ことができず、1つの色と認識することになる。上記の場合、人間が認識するのは、RGB色成分が(1、0.75、0.25)である中間色、つまり、茶色になる。
上記正方形の領域が十分に小さい場合、4つの各部分領域の色を人間は個別に認識する
ことができず、1つの色と認識することになる。上記の場合、人間が認識するのは、RGB色成分が(1、0.75、0.25)である中間色、つまり、茶色になる。
本実形態では、このような性質を用いて、織物データを複数の要素から構成される一定の領域(ブロック)に分割し、このブロックのRGB成分が原画像の対応するブロックのRGB成分と近くなるように、ブロックの各要素を決定する。
あるブロックがn個の要素を持ち、そのうちnK個の要素がK、nW個の要素がW、nR個の要素がR、nG個の要素がG、nB個の要素がB、nC個の要素がC、nM個の要素がM、nY個の要素がYであるとする。このようであると、このブロックが反射する光のRGB色成分は、以下の式(2)で計算される。
fn(nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nY)
=(nK/n)×(0、0、0)+(nW/n)×(1、1、1)+(nR/n)×(1、0、0)+(nG/n)×(0、1、0)+(nB/n)×(0、0、1)+(nC/n)×(0、1、1)+(nM/n)×(1、0、1)+(nY/n)×(1、1、0)
=(1/n)×(nW+nR+nM+nY、nW+nG+nC+nY、nW+nB+nC+nM)・・・・・・・(2)
ただし、式(2)において、各nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nYは以下の制約(A)および(B)を満たす必要がある。
(A)nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nYは、0以上n以下の整数
(B)n=nK+nW+nR+nG+nB+nC+nM+nY
よって、fn(nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nY)のとり得る値からなる集合、つまり表現できる色のRGB成分からなる集合Xは、
X={(R、G、B)|R、G、Bは、それぞれ、0/n、1/n、・・・、または、n/nの何れかの値}となる。従って、各RGB成分の値が1/n刻みであるという制約はあるが、式(2)によりほとんど全ての中間色を表すことができる。
fn(nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nY)
=(nK/n)×(0、0、0)+(nW/n)×(1、1、1)+(nR/n)×(1、0、0)+(nG/n)×(0、1、0)+(nB/n)×(0、0、1)+(nC/n)×(0、1、1)+(nM/n)×(1、0、1)+(nY/n)×(1、1、0)
=(1/n)×(nW+nR+nM+nY、nW+nG+nC+nY、nW+nB+nC+nM)・・・・・・・(2)
ただし、式(2)において、各nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nYは以下の制約(A)および(B)を満たす必要がある。
(A)nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nYは、0以上n以下の整数
(B)n=nK+nW+nR+nG+nB+nC+nM+nY
よって、fn(nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nY)のとり得る値からなる集合、つまり表現できる色のRGB成分からなる集合Xは、
X={(R、G、B)|R、G、Bは、それぞれ、0/n、1/n、・・・、または、n/nの何れかの値}となる。従って、各RGB成分の値が1/n刻みであるという制約はあるが、式(2)によりほとんど全ての中間色を表すことができる。
原画像にある中間色C=(R、G、B)にRGB成分が最も近くなるようにブロックに含まれる各要素の値(色)を決定するには、中間色C=(R、G、B)と色fn(nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nY)との差が十分小さくなる、あるいは、最小になるように、nK、nW、nR、nG、nB、nC、nM、nYを定めればよい。具体的には、Cに最も近いXに含まれる色(R'、G'、B')を求め、以下の方程式
R'=(nW+nR+nM+nY)/n
G'=(nW+nG+nC+nY)/n
B'=(nW+nB+nC+nM)/n
を(A)と(B)の制約の上で連立方程式として解けばよい。
R'=(nW+nR+nM+nY)/n
G'=(nW+nG+nC+nY)/n
B'=(nW+nB+nC+nM)/n
を(A)と(B)の制約の上で連立方程式として解けばよい。
このように、原画像にある中間色CにRGB成分が最も近くなるようブロックの各要素の色を決定することにより、原画像をよく再現する織物データを作成することができる。
ことのき、織物データの各ブロックの要素(小ブロック)は、同じ数にし、要素が複数の行を形成するようにする。そして、任意の行における要素に配置する色は、基本8色のうちの2色以上7色以下からなる母集団(選定色)から選び、1行前(あるいは1行後)の行に置ける要素に配置する色は、基本8色のうちの2色以上7色以下からなり、かつ、上記母集団が含む色とは異なる色を1色以上含む母集団から選ぶようにする。
つまり、例えば、ブロック内に行が2行ある場合、第1の行における要素に配置する色はW、K、R、G、Bの中から選び、第2の行における要素に配置する色はW、K、C、M、Yの中から選ぶ。また、例えば、ブロック内に行が3行ある場合には、第1の行における要素に配置する色はW、K、R、Cの中から選び、第2の行における要素に配置する色はW、K、G、Mの中から選び、第3の行における要素に配置する色はW、K、B、Yの中から選ぶ。なお、これら色の組み合わせは単なる例示であり、上記したものに限定されない。
織物データにおいてW、K、R、G、Bの中から選ばれる色が配置される行に対して、実際の織物では、W、K、R、G、Bの色糸からなる色糸のひとまとり(色糸組)を用いて、織物データにより指定された色が織物の表面にでるように織る。また、織物データにおいてW、K、C、M、Yの中から選ばれる色が配置される行に対して、実際の織物では、W、K、C、M、Yの色糸からなる色糸組を用いて、織物データにより指定された色が織物の表面にでるように織る。
このように色糸組を用いると、少ない色数の緯糸で織物を構成することができる。そのため、コストがかからず、また、織物の厚さを薄くすることができる。また、色糸組は、色の三原色から生じる基本8色である、W、K、R、G、B、C、M及びYの色糸から選ばれるため、任意の組の色糸組とその1組前の色糸組として用いる色糸の組み合わせを適宜選択することにより、原画像の色調に近いものを再現することができる。なお、ここで、Wの色糸とは、白っぽく見える色糸も含むものとする。また、K、R、G、B、C、M及びYの色糸についても、同様とする。
また、織物において、1組の色糸組が占領する領域を織物における行と呼ぶと、基本8色全てを使う織物に比べて色糸が少ないため、織物における行間隔を狭くすることができるので、織物の図柄の解像度を上げることができる。
織物において、例えば、W、K、R、G、Bの色糸からなる第1の色糸組と、W、K、C、M、Yの色糸からなる第2の色糸組とが交互に配置されていると、第1の色糸組と第2の色糸組により、色の三原色から生じる8色、W、K、R、G、B、C、M及びYの全てが取り込まれている。そのため、フルカラーの原画像に近い色調を織物上に再現することができる。
第1の色糸組および第2の色糸組における色糸の組み合わせおよび数は、上記に限定されない。つまり、例えば、第1の色糸組がW、K、R、G、B、C、であって、第2の色糸組がM、Yのようになっていてもかまわない。
また、上記のように、第1の色糸組および第2の色糸組の中に、色の三原色から生じる8色全てが含まれているのが好ましいが、第1の色糸組および第2の色糸組における色糸の組み合わせおよび数は、特に限定されない。
また、例えば、原画像においてYとCに近い中間色が少ない場合、これらの色を用いないようにしてもかまわない。つまり、第1の色糸組および第2の色糸組は、YとCを除いた6色(W、K、R、G、B、M)から選んでもよい。この場合も、第1の色糸組および第2の色糸組の中に上記6色全てが含まれると、フルカラーの原画像に近い色調を織物上に再現することができるため、好ましい。
また、例えば、織物の経糸が白の色糸である場合、K、R、G、Bの色糸からなる第1の色糸組と、K、C、M、Yの色糸からなる第2の色糸組とを交互に配置してもよい。このような場合、Wの色糸を織物の表面に出したい場合、経糸を出せばよいことになる。よって、さらに緯糸の数が減らして、原画像の色調をより少ない緯糸で表現することがことができる。なお、経糸は白の色糸に限定されず、W、K、R、G、B、C、M及びYの何れの色糸であってもよく、色糸組は縦糸の色糸以外の色糸から選べばよい。
本実施形態では、具体的に、W、K、R、G、Bの色糸からなる色糸組と、W、K、C、M、Yの色糸からなる色糸組とが交互に配置される織物の織物データを作成する場合について、以下に説明する。
図1は織物データの2行×4列の8個の要素からなるブロックである。このブロックのL1の4個の要素のうち、mK個の要素がK、mW個の要素がW、mR個の要素がR、mG個の要素がG、mB個の要素がBとする。また、このブロックのL1の4個の要素のうち、m'K個の要素がK、m'W個の要素がW、m'C個の要素がC、m'M個の要素がM、m'Y個の要素がYであるとする。
するとこのブロックが反射する光のRGB色成分は、式(2)を用いて、
fm(mK+m'K、mW+m'W、mR、mG、mB、m'C、m'M、m'Y)
を計算すると求まる。ただし、明らかに、各mK、mW、mR、mG、mB、m'K、m'W、m'C、m'M、m'Yは、以下の制約(A')と(B')、すなわち、
(A')mK、mW、mR、mG、mB、m'K、m'W、m'C、m'M、m'Yはいずれも0以上4以下の整数、かつ
(B')mK+mW+mR+mG+mB=4、かつm'K+m'W+m'C+m'M+m'Y=4
を満たす必要がある。
fm(mK+m'K、mW+m'W、mR、mG、mB、m'C、m'M、m'Y)
を計算すると求まる。ただし、明らかに、各mK、mW、mR、mG、mB、m'K、m'W、m'C、m'M、m'Yは、以下の制約(A')と(B')、すなわち、
(A')mK、mW、mR、mG、mB、m'K、m'W、m'C、m'M、m'Yはいずれも0以上4以下の整数、かつ
(B')mK+mW+mR+mG+mB=4、かつm'K+m'W+m'C+m'M+m'Y=4
を満たす必要がある。
原画像にある中間色C=(R、G、B)にRGB成分が最も近いブロックの含まれる各要素の値(色)を決定するには、
中間色C=(R、G、B)とfm(mK+m'K、mW+m'W、mR、mG、mB、m'C、m'M、m'Y)との差が十分小さくなる、あるいは最小になるように、mK、mW、mR、mG、mB、m'K、m'W、m'C、m'M、m'Yを定めればよい。
中間色C=(R、G、B)とfm(mK+m'K、mW+m'W、mR、mG、mB、m'C、m'M、m'Y)との差が十分小さくなる、あるいは最小になるように、mK、mW、mR、mG、mB、m'K、m'W、m'C、m'M、m'Yを定めればよい。
たとえば茶色のRGB成分(1、0.75、0.25)をこのブロックが反射するためには、mW=2、mR=2、m'Y=4とし、他を0すればよい。なお、ブロック内の各要素の色の配置は、図1に示すものに限定されず、L1にRが2つWが2つ、L2にYが4つあるようになっていればよい。例えば、L1では、左から例えば、R、W、R、Wのようになっていてもよい。また、L1とL2が入れ代わっていてもよい。
同じ作業を織物データの全てのブロックに対して行うことにより、織物データを生成することができる。つまり、図5(a)に示すように分割した原画像のあるブロックが茶色(1、0.75、0.25)の場合、図5(b)に示すように織物データにおける対応するブロック内の色の配列は、上記で説明したように決め、この作業を全ブロックに対して行えばよい。
本実施形態の織物は、以下のように制作することができる。まず、本発明に係る織物を織るための織機およびその周辺機器からなる織物システムについて図6を用いて説明する。
図6に示すように、織物システムは、制御装置1、記憶装置2、外部ディスクドライブ3、メモリカード読み取り装置4、画像読み取り装置5、織機6を含んで構成される。
制御装置1は、織物システムにおける織機以外の各種構成の動作を統括的に制御する。また、原画像から織物データを生成する。つまり、織物データにおける各ブロック内の色の配列を決定する。制御装置1は、例えばPC(Personal Computer)ベースのコンピュータによって構成される。そして、各種構成の動作制御は、制御プログラムをコンピュータに実行させることによって行われる。このプログラムは、例えばCD−ROMなどのリムーバブルメディアに記録されているものを読み出して使用する形態であってもよいし、ハードディスクなどにインストールされたものを読み出して使用する形態であってもよい。また、この制御装置1がインターネットなどの通信ネットワークに接続された構成とする場合、この通信ネットワークを介して上記プログラムをダウンロードしてハードディスクなどにインストールして実行する形態なども考えられる。また、制御装置1にはディスプレイとキーボードが接続されている。
記憶装置2は、RAM、ROM等で構成され、上記した制御プログラム、OS(operating system)プログラム、原画像に対して、拡大・縮小・回転や、明るさ、色調補正などの処理をおこなうためのプログラム、およびその他各種プログラムを格納したり、取り込んだ写真、絵画、図案等の原画像(原画像データ)を格納したりするものである。
外部ディスクドライブ3は、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、MO(光磁気ディスク)などの外部ディスクから原画像を読むドライブ装置である。
メモリカード読み取り装置4は、半導体メモリカードから原画像を読む装置である。
また、外部ディスクドライブ3やメモリカード読み取り装置4は、制御部が作成した織物データの書き込みに使用される。
画像読み取り装置5は、デジタルカメラ等から直接原画像を読み込む装置である。
また、スキャナが設けられ、原画像を読み込めるようになっていてもよい。
また、ネットワークを介して、他のコンピュータ等に格納されている原画像も取り込むことができる。
織機6は、織物データに基づいて実際に織物を制作する装置である。制御装置1と織物データは通信ケーブルにより接続しており、制御装置1が生成した織物データを直接織機に送信することができる。また、織機6には外部ディスクドライブ7が設置され、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、MO(光磁気ディスク)などの外部ディスクから織物データを読み込んで、織物データを基に織物を作製することができるようになっていてもよい。
なお、本実施形態では、上記制御装置1は織機6の各動作の制御は行わず、織機6の各動作の制御は織機6の中に含まれる制御部が行うものとする。しかし、制御装置1が織機6の各動作の制御を行ってもよい。
次に本発明に係る織物を織るための上記システムの動作について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。まず、ステップ1(以降、S1のように称する)において、外部ディスクドライブ3、メモリカード読み取り装置4、画像読み取り装置5、または、ネットワーク等を介して制御装置1に写真、絵画、図案等の原画像をフルカラーの原画像データとして制御装置1に取り込む。あるいは、ユーザがキーボード(およびマウス)を用いてコンピュータグラフィックにより画像を原画像として入力したものを取り込んでもよい。そして、S2に進む。
S2では、制御装置1は、S1で取り込んだ原画像に対して、拡大・縮小・回転や、明るさ、色調補正などの処理を行う。そしてS3に進む。
S3では、ユーザは、織物データの各行ごとに用いることができる色を、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の8色のうち2色以上7色以下を、キーボードを用いて指定する。本実施形態では、奇数行に白、黒、赤、緑、青を用いるように、偶数行に白、黒、シアン、マゼンダ、黄を用いるように指定する。また原画像における各ブロックの大きさも、つまり原画像をいくつのブロックに分けるかを、ユーザがキーボードから入力し指定する。
S4では、制御装置1は、S3で指定した色を用いて、原画像のブロックのRGB成分に最も近くなる様に、対応する織物データにおけるブロック内の色の配列を決定する。これをすべての織物データにおけるブロックに対して実行し、織物データを生成する。
S5では、制御装置1は、S4で生成した織物データを出力し、織機はこの織物データに基づいて織物を完成させる。
以上により本実施形態の白、黒、赤、緑、青の色糸組と、白、黒、シアン、マゼンダ、
黄色を用いる色糸組とが交互に配置される織物が完成する。
黄色を用いる色糸組とが交互に配置される織物が完成する。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態および実施例についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、彩色された経糸と緯糸を選択的に織物の表面に織り出すことにより、フルカラーの原画像を擬似的にフルカラー表現するカラー織物全般、およびカラーコードデータの作成方法全般に適用することができる。
v1、v2、v3、v4、v5、v6 白の色糸
h1 赤の色糸
h2、h4 青の色糸
h3 黒の色糸
h1 赤の色糸
h2、h4 青の色糸
h3 黒の色糸
Claims (6)
- 彩色された経糸または緯糸を選択的に織物の表面に出すことにより色彩を表現する織物において、
上記緯糸は、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の8色の色糸のうち、2色以上かつ7色以下の色糸からなる色糸組を形成し、
1組の色糸組は、1本の経糸に対し、色糸組の何れか1色の色糸が織物の表面となるように、あるいは全ての色糸が織物の裏面となるように配置され、
任意の色糸組は、1組前の色糸組の色糸とは異なる色糸を1本以上含むことを特徴とする織物。 - 上記8色の色糸のうち2色以上かつ7色以下の色糸からなる第1の色糸組と、当該第1の色糸組の色糸とは異なる色糸を1本以上含む第2の色糸組とが交互に配置されることを特徴とする請求項1に記載の織物。
- 彩色された経糸または緯糸を選択的に織物の表面に出すことにより色彩を表現する織物において、
上記緯糸は、白、黒、赤、緑、青の色糸からなる第1の色糸組と、白、黒、シアン、マゼンダ、黄の色糸からなる第2の色糸組とを形成し、
1組の色糸組は、1本の経糸に対し、色糸組の何れか1色の色糸が織物の表面となるように、あるいは全ての色糸が織物の裏面となるように配置され、
上記第1の色糸組と上記第2の色糸組とが交互に配置されることを特徴とする織物。 - 彩色された経糸または緯糸を選択的に織物の表面に出すことにより色彩を表現する織物において、
上記緯糸は、白、黒、赤、シアンの色糸からなる第1の色糸組と、白、黒、緑、マゼンダの色糸からなる第2の色糸組と、白、黒、青、黄の色糸からなる第3の色糸組とを形成し、
1組の色糸組は、1本の経糸に対し、色糸組の何れか1色の色糸が織物の表面となるように、あるいは全ての色糸が織物の裏面となるように配置され、
上記第1の色糸組と上記第2の色糸組と上記第3の色糸組とが周期的に繰り返されるように配置されることを特徴とする織物。 - 上記経糸は白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の8色の何れかの色糸からなり、請求項1〜4の何れか1項に記載の色糸組において、上記経糸の色糸が除かれることを特徴とする織物。
- 彩色された経糸または緯糸を選択的に織物の表面に出すことにより色彩を表現する織物を織るために、織物の表面に出す色糸の配置を指定するカラーコードデータの形成方法であって、
原画像を所定の数のブロックに分割する分割ステップと、
上記分割された各ブロックの赤成分、緑成分、および青成分をそれぞれ計算する計算ステップと、
上記原画像の各ブロックに対応するカラーコードデータ上のブロック内の赤成分、緑成分、および青成分がそれぞれ、上記計算ステップで計算された値と最も近くなるように、色の配置を決定する配置決定ステップとを含み、
カラーコードデータ上の各ブロックは、上下2段に分かれており、かつ、上下2段とも1本の色糸に対応する小ブロックに分かれており、上記配置決定ステップでは、
上段の小ブロックに入る色を、白、黒、赤、緑、青、シアン、マゼンダ及び黄の8色のうち2色以上7色以下からなる選定色の中から選び、
下段の小ブロックに入る色を、上段とは少なくとも1色以上異なる色を含み、かつ、上記8色のうち2色以上7色以下からなる選定色の中から選ぶことを特徴とするカラーコードデータの作成方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004101314A JP2005281926A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | カラー織物、およびカラーコードデータの作成方法 |
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JP (1) | JP2005281926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008043209A1 (fr) * | 2006-09-30 | 2008-04-17 | Minsan Huang | TEXTILE TISSÉ PRÉSENTANT À L'œIL UN CHANGEMENT DE COULEUR |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004101314A patent/JP2005281926A/ja active Pending
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