JP2005279988A - 小幅板組合せパネル - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成で、建築物等の床、壁、天井等に適し、より簡易に安価に合成できる小幅板組合せパネルを提供する。
【解決手段】 小幅板の表面2を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部3,4を設けた第1小幅板1と、同じく小幅板の表面12を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部13,14を設けた第2小幅板11と、からなり、上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板1,11を平行に間隔を置いて配置し、上記第1又は第2の何れか他方の複数の小幅板11,1をそれぞれ裏面の係合用凹凸部3,13,4,14を上記何れか一方の小幅板の係合用凹凸部3,13,4,14に係合させ、この係合を楔20を用いて楔作用により結合し、複数の小幅板を平行に接して並べて構成してある。
【選択図】 図1
【解決手段】 小幅板の表面2を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部3,4を設けた第1小幅板1と、同じく小幅板の表面12を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部13,14を設けた第2小幅板11と、からなり、上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板1,11を平行に間隔を置いて配置し、上記第1又は第2の何れか他方の複数の小幅板11,1をそれぞれ裏面の係合用凹凸部3,13,4,14を上記何れか一方の小幅板の係合用凹凸部3,13,4,14に係合させ、この係合を楔20を用いて楔作用により結合し、複数の小幅板を平行に接して並べて構成してある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、有害物質を含まない、例えば住宅建築の床、壁、天井等に有効活用できる小幅板組合せパネルに関する。
山の森林はダムの役割をしている。そこで山が荒れると水源維持ができなくなる。即ち、山林は人手をかけて管理しないと、風圧、積雪によって倒木に至り、有効に保存されない。特に人工林は、間伐、下草刈、枝打(年間6〜7回)の手間をかけないと有効に保存されない。ところが、現状では山林を皆伐し、山出しを行っても、人件費もでないから人手をかけて管理していない山林が多い。そこで、国がとりあえず山を守るため、皆伐の予算を出して木を切っている。しかし現状ではこの皆伐材、間伐材が使用されることなく無駄になっている。
一方、近年では日本の木材需要は、地球環境を破壊しながら輸入材に依存している。林野庁の集計では、国産材の自給率は平均20%を切る状態である。
わが国でも地球環境のため、森林保全のため、皆伐、間伐を行い、資源の無駄使いが行われている。
建築循環資材としての木材は、30年、50年、100年経たないと使えないので、本来大事に使わなければならないはずである。
国産材の振興を図り、決して無駄にすることなく、森林資源の木材を住宅建築に有効に活用すること、そして、人工林と自然林のバランスを取りつつ、地球環境を維持することが、求められている。
わが国でも地球環境のため、森林保全のため、皆伐、間伐を行い、資源の無駄使いが行われている。
建築循環資材としての木材は、30年、50年、100年経たないと使えないので、本来大事に使わなければならないはずである。
国産材の振興を図り、決して無駄にすることなく、森林資源の木材を住宅建築に有効に活用すること、そして、人工林と自然林のバランスを取りつつ、地球環境を維持することが、求められている。
そこで、フリーサイズ、フリー形状、フリー断面の無垢木材パネル(合成単体材)は、厚さ、形状、面積の制約を受けず、無垢木材パネルの組立てが可能であり、ホルムアルデヒド等の有害物質を含まない、地球環境、地域環境、住人に負荷をかけないエコロジー建築に必要な無垢フリーサイズパネルの開発が求められており、既に提案されている(例えば特許文献1)。
特表2002−520198号公報
上記無垢フリーサイズパネルは、地域木材使用、輸送コスト削減、CO2排出量の低減ができ、断熱、調湿、吸音、遮音効果に優れ、省エネルギーが図れ、製造、輸送、廃棄、人工材料等取り換え等による環境負荷の低減も図れる。
しかも、葉干し乾燥した木材を柾目板状に製材し野積み乾燥後、含水率15%程度の板材を加工することが板の反り狂いを押え、強度の増した良質の部材提供が可能であり、部材の標準化と建築の生産管理、品質管理、在庫管理も可能となり好ましい。
さらに、人に対して安全、健康、癒し、やすらぎの付加価値を提供し、建物の価値評価を増すことができる。
即ち、このフリーサイズパネルを使用した木造壁式構造は、耐震的な建物を容易に造ることができ、部屋を構成している間仕切壁、天井、2階床板部分を容易に変えることができ、家族構成、ライフスタイルの変化に容易に対応できる。
また、このフリーサイズパネルは軸組構造、木質壁式構造、パネル工法、鉄骨RC造り建物にも使用可能であり付加価値効果大である。
しかも、葉干し乾燥した木材を柾目板状に製材し野積み乾燥後、含水率15%程度の板材を加工することが板の反り狂いを押え、強度の増した良質の部材提供が可能であり、部材の標準化と建築の生産管理、品質管理、在庫管理も可能となり好ましい。
さらに、人に対して安全、健康、癒し、やすらぎの付加価値を提供し、建物の価値評価を増すことができる。
即ち、このフリーサイズパネルを使用した木造壁式構造は、耐震的な建物を容易に造ることができ、部屋を構成している間仕切壁、天井、2階床板部分を容易に変えることができ、家族構成、ライフスタイルの変化に容易に対応できる。
また、このフリーサイズパネルは軸組構造、木質壁式構造、パネル工法、鉄骨RC造り建物にも使用可能であり付加価値効果大である。
上記特許文献1の先行例は、上記した通り、人的環境、地球環境にきわめて好ましい。
本発明は、この公知の無垢木材合成パネルより簡単な構成で、建築物等の床、壁、天井等に適し、より簡易に安価に合成できる小幅板組合せパネルを提供する。
本発明は、この公知の無垢木材合成パネルより簡単な構成で、建築物等の床、壁、天井等に適し、より簡易に安価に合成できる小幅板組合せパネルを提供する。
そのために、本発明小幅板組合せパネルは、小幅板の表面を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部を設けた第1小幅板と、同じく小幅板の表面を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部を設けた第2小幅板と、からなり、上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板を平行に間隔を置いて配置し、上記第1又は第2の何れか他方の複数の小幅板をそれぞれ裏面の係合用凹凸部を上記何れか一方の小幅板の係合用凹凸部に係合させ、この係合を楔を用いて楔作用により結合し、複数の小幅板を平行に接して並べて構成してある。
また、本発明小幅板組合せパネルは、小幅板の表面を平坦面とし、裏面に小幅板の長手方向に交互に連続する凹凸部を設け、各凹凸部を形成する片側壁に係止凹部を形成した第1小幅板と、小幅板の表面を平坦面とし、裏面に小幅板の長手方向に沿う方向の凹凸部を設け、凸部側の側壁に係止凹部を形成し、その下縁に係止凸部を設け、凹部側側壁の下縁に係止凸条を設けた第2小幅板と、からなり、上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板を平行に間隔を置いて配置し、上記第1又は第2の何れか他方の複数の小幅板をそれぞれ裏面の係合用凹凸部を上記何れか一方の小幅板の係合用凹凸部に係合させ、この係合を楔を用いて楔作用により結合し、複数の小幅板を平行に接して並べて構成してある。
さらに、本発明小幅板組合せパネルは、上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板を建築構造物の取り付け部材に平行に間隔を置いて配置取り付けてある。
また、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が大引き、根太である。
さらに、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が間柱である。
そして、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が野縁である。
また、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が大引き、根太である。
さらに、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が間柱である。
そして、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が野縁である。
本発明小幅板組合せパネルは、小幅板の表面を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部を設けた第1小幅板と、同じく小幅板の表面を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部を設けた第2小幅板と、からなり、上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板を平行に間隔を置いて配置し、上記第1又は第2の何れか他方の複数の小幅板をそれぞれ裏面の係合用凹凸部を上記何れか一方の小幅板の係合用凹凸部に係合させ、この係合を楔を用いて楔作用により結合し、複数の小幅板を平行に接して並べて構成してあるから、釘等使用することなく、より簡単な構成で簡易に安価に合成できる小幅板組合せパネルを提供でき、建築物等の床、壁、天井等を有害物質を含まない天然木材で安価に提供できる効果がある。
また、本発明小幅板組合せパネルは、小幅板の表面を平坦面とし、裏面に小幅板の長手方向に交互に連続する凹凸部を設け、各凹凸部を形成する片側壁に係止凹部を形成した第1小幅板と、小幅板の表面を平坦面とし、裏面に小幅板の長手方向に沿う方向の凹凸部を設け、凸部側の側壁に係止凹部を形成し、その下縁に係止凸部を設け、凹部側側壁の下縁に係止凸条を設けた第2小幅板と、からなり、上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板を平行に間隔を置いて配置し、上記第1又は第2の何れか他方の複数の小幅板をそれぞれ裏面の係合用凹凸部を上記何れか一方の小幅板の係合用凹凸部に係合させ、この係合を楔を用いて楔作用により結合し、複数の小幅板を平行に接して並べて構成してあるから、同じく、より簡単な構成で簡易に安価に合成できる小幅板組合せパネルを提供でき、建築物等の床、壁、天井等を有害物質を含まない天然木材で安価に提供できる効果がある。
さらに、本発明小幅板組合せパネルは、上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板を建築構造物の取り付け部材に平行に間隔を置いて配置し取り付けてあるから、本発明小幅板組合せパネルを建築構造物の取り付け部材に間単に取り付けることができる効果がある。
また、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が大引き、根太であるから、床材を間単に取り付けることができる効果がある。
さらに、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が間柱であるから、壁材を簡単に取り付けることができる効果がある。
そして、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が野縁であるから、天井を簡単に取り付けることができる効果がある。
また、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が大引き、根太であるから、床材を間単に取り付けることができる効果がある。
さらに、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が間柱であるから、壁材を簡単に取り付けることができる効果がある。
そして、本発明小幅板組合せパネルは、上記取り付け部材が野縁であるから、天井を簡単に取り付けることができる効果がある。
本発明の無垢木材組合せパネルの詳細について、以下に示す好ましいいくつかの実施例により説明する。
図1乃至図4に基本的な本発明の無垢木材組合せパネルを床材として使用した実施例を示してある。本発明の無垢木材組合せパネルは他にも壁材又は天井材として組合せ構成することができる。床材として組合せ構成するには、大引き、根太上に組み込むがこの大引き、根太に変えて間柱又は野縁にすればよく、本発明では、この大引き、根太、間柱並びに野縁等を請求項3において建築構造物の取り付け部材として表現した。
図中符号1が第1小幅板で、表面2を平坦面としてあり、裏面に小幅板1の長手方向に交互に連続する凹部3及び凸部4を小幅板1の幅一杯に形成して設けてある。これら凹凸部3,4は小幅板1の長手方向に連続してあるから、それぞれ凹部3と凸部4とで一組が形成され、各組の凹凸部3,4の凹部3と凸部4との境界壁6と反対側の片側壁5の下部に係止凹部7を形成してある。
図示した実施例では、この第1小幅板1をその平坦な表面2を下面にして、これを建築構造物の土台8上に複数間隔を置いて平行に配置した大引き、根太9上に同じく間隔を置いて平行に配置して釘10打ちにより取り付けてある(図4図示)。
図中符号1が第1小幅板で、表面2を平坦面としてあり、裏面に小幅板1の長手方向に交互に連続する凹部3及び凸部4を小幅板1の幅一杯に形成して設けてある。これら凹凸部3,4は小幅板1の長手方向に連続してあるから、それぞれ凹部3と凸部4とで一組が形成され、各組の凹凸部3,4の凹部3と凸部4との境界壁6と反対側の片側壁5の下部に係止凹部7を形成してある。
図示した実施例では、この第1小幅板1をその平坦な表面2を下面にして、これを建築構造物の土台8上に複数間隔を置いて平行に配置した大引き、根太9上に同じく間隔を置いて平行に配置して釘10打ちにより取り付けてある(図4図示)。
次に、図中符号11が第2小幅板で、表面12を平坦面としてあり、裏面に小幅板の長手方向に沿う方向の凹部13と凸部14を設け、凸部14側の側壁15の下部に小幅板の長手方向に沿う係止凹溝16を形成し、その下縁に同じく小幅板の長手方向に沿う係止凸条17を設け、凹部13側の側壁18の下縁に同じく小幅板の長手方向に沿う係止凸条19を設けてある。
これら係止凹溝16、係止凸条17及び係止凸条19は、通常の雌雄の実と同様に通常の凹溝又は凸条でもよいが、その断面形状を先ぼそりのテーパー形状に形成してもよい。
上記第1小幅板の裏面の係止凹部7を含む凹凸部3,4の小幅板の長手方向の寸法と第2小幅板11の裏面の係止凸条19を含む幅寸法とを略同一寸法としてあり、第1小幅板の裏面の凹部3の小幅板の長手方向の寸法を第2小幅板11の裏面の凸部14の幅寸法より大きくしてある。
これら係止凹溝16、係止凸条17及び係止凸条19は、通常の雌雄の実と同様に通常の凹溝又は凸条でもよいが、その断面形状を先ぼそりのテーパー形状に形成してもよい。
上記第1小幅板の裏面の係止凹部7を含む凹凸部3,4の小幅板の長手方向の寸法と第2小幅板11の裏面の係止凸条19を含む幅寸法とを略同一寸法としてあり、第1小幅板の裏面の凹部3の小幅板の長手方向の寸法を第2小幅板11の裏面の凸部14の幅寸法より大きくしてある。
これら第1小幅板1及び第2小幅板11により無垢木材組合せパネルを組合せ構成するには次の通りである。
先ず、第1小幅板1をその平坦面2を下面とし凹凸部3,4を上面として建築構造物の土台8上の根太9上に載せてこれを釘打ち10して固定する。そして複数の第1小幅板1を上記釘打ち10して固定した第1小幅板1に平行して、それぞれの凹凸部3,4の位置が一致するよう揃えて隣なれる根太9上に載置して同じく釘打ち10して固定する。
先ず、第1小幅板1をその平坦面2を下面とし凹凸部3,4を上面として建築構造物の土台8上の根太9上に載せてこれを釘打ち10して固定する。そして複数の第1小幅板1を上記釘打ち10して固定した第1小幅板1に平行して、それぞれの凹凸部3,4の位置が一致するよう揃えて隣なれる根太9上に載置して同じく釘打ち10して固定する。
次いで、複数の第2小幅板11をそれぞれ表面12を上にし、裏面の凹部13、凸部14を下向きにして平行に配列し、この第2小幅板11を第1小幅板1に対して直角に指向し、各第2小幅板11の裏面の凸部14を平行して配列した第1小幅板1の凹部3中に嵌入する。そして、第2小幅板11の凸部側側壁15の下縁に設けた係止凸条17を第1小幅板1の凹部3に形成した係止凹部7中に第2小幅板11をスライドさせて係入する。次いで、隣れる第2小幅板11を、その凸部14を第1小幅板1の隣りの凹部3中に嵌入し、同様にスライドさせて係止凸条17を係止凹部7中に係入する。このようにして複数の第2小幅板11を順次第1小幅板1に嵌入して、平行に接して配置することができる(図3図示)。
この際、第1小幅板1の凹部3の寸法を第2小幅板11の凸部14の幅寸法より大きくしてあるから、凹部3と凹部13との重なりにより空所が形成され、この空所に楔20を打ち込んで第1小幅板1と第2小幅板11との結合を強固なものとし、結合強度の大きい無垢木材組合せパネルとなし、図示実施例では床材となしたものである。
この際、第1小幅板1の凹部3の寸法を第2小幅板11の凸部14の幅寸法より大きくしてあるから、凹部3と凹部13との重なりにより空所が形成され、この空所に楔20を打ち込んで第1小幅板1と第2小幅板11との結合を強固なものとし、結合強度の大きい無垢木材組合せパネルとなし、図示実施例では床材となしたものである。
図5に第2小幅板11の形状を僅かに変えた好ましい実施例を示してある。この図5中図1乃至図4と同一符号を付した部材及び部分は同一部材及び部分である。この図5に示した実施例の特徴は、この第2小幅板11の凸部14側の側壁15に、その下部に小幅板の長手方向に沿う係止凹溝16とは別の係止凹溝21を係止凹溝16より上方に形成してあるとともに反対側の側壁18即ち凹部13側の側壁18に上記係止凹溝21と対応する係止凸条22を設け、隣り合う第2小幅板11の係止凸条22と係止凹溝21が嵌合し、隣り同士の第2小幅板11同士の結合強度を高めたもの、断面二次モーメントが大きくなることにより組み合わせパネルの撓みが小さくなる効果がある。
図6に第1小幅板1の形状を僅かに変えた実施例を示してある。図1乃至図4に示した実施例1及び図5に示した実施例2は、第1小幅板1の凹部3の境界壁6を第1小幅板1の側壁に直交して形成し、楔20を一対の対抗面を傾斜させて構成した楔部材を反対方向に摺動させることにより楔作用を発揮するようにしてあるが、図6に示した実施例3は第1小幅板1の凹部3の境界壁6を第1小幅板1の側壁に対して直交させることなく傾けて設けてあり、楔20に片側面を僅かに傾けて設けた一本の楔部材を使用したものである。
図7に第1小幅板1の形状を変えた実施例を示してある。この図7中図1乃至図4と同一符号を付した部材及び部分は同一部材及び部分である。この図7に示した実施例の特徴は、第1小幅板1の凹部3を第1小幅板1の側壁に対して45度傾斜させて形成したものである。即ちこの凹部3を小幅板1の側壁に対して45度傾斜させたことにより、第2小幅板11を第1小幅板1に対して45度傾けて敷設することができる。
図8に第1小幅板1と第2小幅板11とを逆に配置した実施例を示してある。図1乃至図4に示した符号と同一符号を付した部材及び部分は同一部材及び部分である。この実施例では複数の第2小幅板11を根太9上に平行に載置して固定し、これら複数の第2小幅板11間上に複数の第1小幅板1を隣り同士接触させて架設し、床材を敷設したものである。
1 第1小幅板
2,12 表面
3,13 凹部
4,14 凸部
5 片側壁
6 境界壁
7 係止凹部
8 土台
9 根太
10 釘
11 第2小幅板
12 表面
15, 18 側壁
16,21 係止凹溝
17,19,22 係止凸条
20 楔
2,12 表面
3,13 凹部
4,14 凸部
5 片側壁
6 境界壁
7 係止凹部
8 土台
9 根太
10 釘
11 第2小幅板
12 表面
15, 18 側壁
16,21 係止凹溝
17,19,22 係止凸条
20 楔
Claims (6)
- 小幅板の表面を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部を設けた第1小幅板と、
同じく小幅板の表面を平坦面とし、裏面に係合用凹凸部を設けた第2小幅板と、
からなり、
上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板を平行に間隔を置いて配置し、
上記第1又は第2の何れか他方の複数の小幅板をそれぞれ裏面の係合用凹凸部を上記何れか一方の小幅板の係合用凹凸部に係合させ、この係合を楔を用いて楔作用により結合し、複数の小幅板を平行に接して並べて構成してある小幅板組合せパネル。 - 小幅板の表面を平坦面とし、裏面に小幅板の長手方向に交互に連続する凹凸部を設け、各凹凸部を形成する片側壁に係止凹部を形成した第1小幅板と、
小幅板の表面を平坦面とし、裏面に小幅板の長手方向に沿う方向の凹凸部を設け、凸部側の側壁に係止凹部を形成し、その下縁に係止凸部を設け、凹部側側壁の下縁に係止凸条を設けた第2小幅板と、
からなり、
上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板を平行に間隔を置いて配置し、
上記第1又は第2の何れか他方の複数の小幅板をそれぞれ裏面の係合用凹凸部を上記何れか一方の小幅板の係合用凹凸部に係合させ、この係合を楔を用いて楔作用により結合し、複数の小幅板を平行に接して並べて構成してある小幅板組合せパネル。 - 上記第1又は第2の何れか一方の複数の小幅板を建築構造物の取り付け部材に平行に間隔を置いて配置取り付けてある上記請求項1又2に記載の小幅板組合せパネル。
- 上記取り付け部材が大引き、根太である上記請求項3に記載の建築用床用の小幅板組合せパネル。
- 上記取り付け部材が間柱である上記請求項3に記載の建築用壁用の小幅板組合せパネル。
- 上記取り付け部材が野縁である上記請求項3に記載の建築用天井用の小幅板組合せパネル。
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JP2004094389A JP2005279988A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 小幅板組合せパネル |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011093100A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 化粧部材固定方法 |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004094389A patent/JP2005279988A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011093100A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 化粧部材固定方法 |
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