JP2005278730A - 車いす - Google Patents
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Abstract
【課題】高齢者やハンディキャップを持つ人が使用する、車いすの座面前後奥行き調整を、簡単容易にすることを課題とする。
【解決手段】従来は、座面奥行き長さの異なるクロスメンバーの交換で座面前後奥行き調整を行っていた。本案は、フレームに対して背もたれと一体の後輪車軸ブラケット位置をスライドさせ、必要な位置で固定し、同時に、クロスメンバーに設けた座面調整パイプの前後位置をスライドさせ固定する、座面は裏側に折り曲げ収納してあるものを適宜伸縮することで上記課題を解決した。
【選択図】 図2
【解決手段】従来は、座面奥行き長さの異なるクロスメンバーの交換で座面前後奥行き調整を行っていた。本案は、フレームに対して背もたれと一体の後輪車軸ブラケット位置をスライドさせ、必要な位置で固定し、同時に、クロスメンバーに設けた座面調整パイプの前後位置をスライドさせ固定する、座面は裏側に折り曲げ収納してあるものを適宜伸縮することで上記課題を解決した。
【選択図】 図2
Description
本発明は、高齢者やハンディキャップを持つ人が使用する、車いすの座面の前後奥行き調整に関するものである。
車いすを使用する人の体格に合わせて、座面奥行きを変えることは一般的であり、身長の高い人が使用する位置を基準に、身長の低い人用には、ステップに対して後ろ側に座面奥行きを減少させて対応している。
車いすを使用する人の体格に合わせて、座面奥行きを変えることは一般的であり、身長の高い人が使用する位置を基準に、身長の低い人用には、ステップに対して後ろ側に座面奥行きを減少させて対応している。
図1は車いすの従来例である。図1の右側の図は身長の高い人用に前後奥行きの最も大きい座面とクロスメンバーを取り付けた側面図、左側の図は身長の低い人用に前後奥行きを最も小さい座面とクロスメンバーを取り付けた側面図である。1は最も前後奥行きの小さい座面で、2のクロスメンバーと一体になっている、3は背もたれ、4はフットレストである。5は最も前後奥行きの大きい座面で、6のクロスメンバーと一体なのは、他の中間の幾つか用意される座面用クロスメンバーと同様である、中間のものはここでは表示しない。
座面を交換してもステップ位置4と背もたれ3又は後車輪8の位置は変わらないため、使用者が適正な姿勢を保てない他、前後輪へ掛かる荷重割合が使用者によって変化してしまう等のため、走行安定性が犠牲になることがある。
また、使用者の体格に合わせて後車輪軸を前後に移動する考案は、特開平8−229075にあるが座面の前後奥行きを伸縮するものではない。
特開平8−229075
座面を交換してもステップ位置4と背もたれ3又は後車輪8の位置は変わらないため、使用者が適正な姿勢を保てない他、前後輪へ掛かる荷重割合が使用者によって変化してしまう等のため、走行安定性が犠牲になることがある。
また、使用者の体格に合わせて後車輪軸を前後に移動する考案は、特開平8−229075にあるが座面の前後奥行きを伸縮するものではない。
問題点は、座面奥行き位置の変更をクロスメンバーの交換で行うことにあり、車いすの使用者が変わるたびにクロスメンバーを交換することが必要であり、使用者に合わせてクロスメンバーを数種類用意しなければならず、交換にも時間が掛かり、古いクロスメンバーは在庫になってしまうことなどの点である。
更に、使用者の体格によって座面先端とステップとの位置が変わるため、身長の低い人はひざの曲がりが少なく、足を投げ出す形になり、身長の高い人はひざの曲がりは大きく曲げなければならないなど、誰にも満足する調整ができるとは言えない。
解決しようとする課題は、車いすの使用者に座面を合わせる時、クロスメンバーなど交換のために用意する部品をなくし、部品代の節約をすること及び作業時間の短縮による車いす使用者へのサービスの迅速化と工賃の節約をすることである。
更に、使用者の体格によって座面先端とステップとの位置が変わるため、身長の低い人はひざの曲がりが少なく、足を投げ出す形になり、身長の高い人はひざの曲がりは大きく曲げなければならないなど、誰にも満足する調整ができるとは言えない。
解決しようとする課題は、車いすの使用者に座面を合わせる時、クロスメンバーなど交換のために用意する部品をなくし、部品代の節約をすること及び作業時間の短縮による車いす使用者へのサービスの迅速化と工賃の節約をすることである。
車いすの使用者に合わせた座面奥行きの伸縮に、部品交換でなくクランプによる無段階調整方式にすることを主要な特徴とする。即ち、図2では、フレーム17後部のパイプに背もたれと一体の後輪車軸ブラケット19を後車輪と共にスライドさせ、使用者に合うところでクランプ20をボルト21で締め付け固定する、それに合わせて座面調整用パイプ14の調整穴18とクロスメンバー16の調整穴を選択、ボルトで固定する。座面15は調整代を持たせて座席後端から裏側に回り込ませてあるものを、適宜伸縮させマジックテープ等で止める。
車いすを使用する人に合わせて車いす座面の前後位置を後車輪と共に移動し、クランプで固定するようにしたことで、微調整が可能で乗車位置が適切となり、走行安定性を劣化させることがなくなる。また、クロスメンバーなどの余分な部品の準備も不要になり、分解する必要もなく調整時間も短縮できることで車いす使用者へのサービスの迅速化と大幅な費用の削減が期待できる。
本案の最も効果的な形態は、レンタル用車いすの場合で、使用者が変わるたびにシート位置の調整をする場合である。
本案により、使用者を待たせることなく、迅速に車いすを提供することが出来る。
本案により、使用者を待たせることなく、迅速に車いすを提供することが出来る。
本発明の実施例を図2及び図3に示す。使用者に合わせた座面位置の奥行き調整方法は、17のフレーム後部のパイプに、13の背もたれと一体の後輪車軸ブラケット19を後輪車軸と共に前後にスライドさせ、クランプ20をボルト21で締め付け固定する。クロスメンバー16の座面調整パイプ14の出入りは18の調整穴に入れるボルトで位置を決め、座面15の折りたたみ量を変えることで完了する。図2の右図は使用者の身長が高い人の場合で、背もたれと後車軸を後ろに移動したもので、同時にクロスメンバーの座面調整部分を延し、座面下部へ折り曲げて収納している座面15を繰り出す、左の図は身長が低い人用に後輪車軸ブラケットを前に移動した図である。調整作業は上記の通りである。本案は4のステップから座面前端までの距離も従来例のように変化してしまうことは無く何時も一定である。
本発明の利用可能性として、簡単な操作で車いすの座面奥行き調整をすることができるため、レンタル用の他、不特定多数の人が利用する、病院、店舗、飛行場、等において安全快適に車いすの利用ができるようになる。
1 前後奥行きの小さい座面
2 前後奥行きの小さいクロスメンバー
3 背もたれ
4 ステップ
5 前後奥行きの大きい座面
6 前後奥行きの大きいクロスメンバー
13 背もたれ
14 座面調整パイプ
15 座面
16 クロスメンバー
17 フレーム
18 座面前後調整穴
19 後輪車軸ブラケット
20 クランプ
21 クランプ固定ボルト
2 前後奥行きの小さいクロスメンバー
3 背もたれ
4 ステップ
5 前後奥行きの大きい座面
6 前後奥行きの大きいクロスメンバー
13 背もたれ
14 座面調整パイプ
15 座面
16 クロスメンバー
17 フレーム
18 座面前後調整穴
19 後輪車軸ブラケット
20 クランプ
21 クランプ固定ボルト
Claims (2)
- 車いすの座面を、使用者に合わせ前後に伸縮させて調整する方法において、フットレスト及びまたは座面先端位置に対する座面後端位置での伸縮を可能にしたことを特徴とする、車いす。
- 座面後端位置の伸縮は、背もたれと一体の後輪車軸を前後に移動すると共に、座面部材後部を座面の下部へ折り返して前後奥行きを可変にしたことを特徴とする、請求項1の車いす。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004093951A JP2005278730A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 車いす |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004093951A JP2005278730A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 車いす |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005278730A true JP2005278730A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35177769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004093951A Pending JP2005278730A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 車いす |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005278730A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009039312A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 車椅子の座部の長さ調節部材 |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004093951A patent/JP2005278730A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009039312A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 車椅子の座部の長さ調節部材 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070309 |
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