JP2005278547A - 家畜健康状態測定システムおよび家畜健康状態測定プログラム - Google Patents

家畜健康状態測定システムおよび家畜健康状態測定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 鶏舎などの飼育環境において、変調をきたした個体をすばやく認知するシステムの提供が、家畜等の飼育に関わる産業において期待されている
【解決手段】 集計装置は、所定の時間毎に、RFIDリーダに、各鶏について、首が傾いているか否かを示す情報の入力を要求する。RFIDリーダは、集計装置の要求に応じて、RFIDタグに、鶏に装着されたRFIDタグの傾きセンサ部に、鶏の首の角度を検出させ、比較演算部が、閾値の角度と比較して首が傾いているか否か(餌を食べているか否か)を示す情報を生成させて、鶏を特定する情報である鶏番号とともに送信させる。RFIDリーダは、受信した情報を集計装置に入力する。集計装置は、鶏番号毎に、一定の時間毎に首が傾いていることを示す情報を受信した回数を集計し、表示装置は、集計装置が集計した結果を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、本発明は鶏や家鴨などの鳥類や牛・豚などの動物の採卵・肥育・食肉・採乳・畜産など生体の飼育に関し、特に飼育中の大量の生体の個体ごとの健康状態を、餌の摂取に関わっている時間を統計的に集計することによって容易に掌握し、鶏舎などの管理業務に携わる者に迅速に個体毎の健康状態の変化を通知することを可能とする、家畜健康状態測定システムおよび家畜健康状態測定プログラムに関する。
鶏舎で飼われている鶏を代表とする、鳥類・動物の生体を経営資源とする企業・畜産活動において、国際的な産地間・地域間の業者間の競争は年々激しくなっている。投下資本当たりの利益を確保するために、ますます資本集約・資本集中が進んでおり、鶏舎等の大規模化、生体個体数の増加、生体当たりの鶏舎内の確保面積の減少、生体密集に伴う換気の困難性など、大規模化に伴い鶏舎等の経営課題は増大している。
それらの大規模化した鶏舎等が抱える課題の筆頭に伝染病対策がある。密集した鶏舎等の中で一羽の鶏が伝染病に感染すると、鶏舎全体の何万羽の鶏に、短期間に伝染病の感染が伝播してしまうので、これを未然に防ぐことは、生体を経営資源としている企業・畜産活動において重要な活動である。
また、鳥類・動物の生体飼育が生肉取得・生乳取得、鶏卵取得などのどれであっても、最終消費者は、それらを食物として人体に摂取するので、それらの肉・乳・卵などの安全性は、最も重要視されなければならない。
近年、渡り鳥、鴨、家鴨、鶏などの間で感染・伝染する鳥インフルエンザが、豚の体内で変異し、人に感染するタイプの新種の人インフルエンザに容易にDNA(Deoxyribonucleic Acid)変異することが学会報告されるに及び、ますます人体が摂取する食物・食品の安全性の強化が必要との認識が強まっている。
従来、飼育している鳥類や動物の伝染病を防ぐ方法として用いていた方法は、外界から飛来・侵入の可能性のある他の鳥類・動物の鶏舎内への干渉を防ぐ、具体的には、例えば、糞や羽毛を含めて鶏舎内と鶏舎外とを完全に隔離するなどの方法を用いていた。
この方法の重要性は現在も認められているが、鶏舎内と鶏舎外との隔離を徹底する鶏舎は、非常に建設費用が高くなるため、現実には、完全徹底とは言えない、若干の配慮をしたに過ぎない鶏舎がほとんどである。即ち、外界からの異物の侵入に対してある程度抑止できるようにしているだけであり、鶏舎内と鶏舎外とを完全に隔離して、伝染病の侵入を防ぐことはできていない。
更に、飼育している鳥類や動物の餌の中に、抗生物質などの薬品を混ぜ合わせ、全ての鶏などに定常的に摂取させる方法も多く採用されている。この方法は特に密集した鶏舎などの中の全ての伝染病の発生に対して抑止効果はあるものの、成長中に長期摂取された抗生物質は生肉内に高濃度で蓄積されて人体が摂取するため、人体への影響に対して様々な懸念が表明されている。
また、別の方法で、鳥類・動物の飼育の自動化や安全性向上方法については、以下のように提案されている方法がある。
例えば、特許文献1に記載されている従来の技術は、鶏卵を搬送経路に沿って搬送する搬送装置と、搬送経路途上にある鶏卵を秤量する秤量装置と、秤量された結果にもとづいて鶏卵を選別・包装する選別・包装装置と、選別・包装される鶏卵又は鶏卵の包装容器にICタグを取り付けるタグ取り付け装置と、ICタグに鶏卵に関する固有情報(生産地名称、採卵鶏の飼育環境、採卵鶏の餌の種類、賞味期限、成分表示等)を書き込むデータ書き込み装置とを備えた鶏卵の情報管理システムである。この特許文献1に記載されているシステムは、採卵後、出荷形態にパッケージ化するときに、採卵等に関わる食物の由来をICタグに書き込み、それを消費者が購入時に読めるようにしたシステムである。
また、特許文献2に記載されている従来の技術は、固有の識別コードを有するRFID(Radio Frequency IDentification)タグを犬や猫等の動物ペットの身体に装着し、装着したRFIDタグの信号を受信するアンテナと、アンテナに接続され、アンテナが受信した信号を読み取る読み取り機と、ペットに餌を与える時間を設定するタイマと、タイマに接続され、餌箱内に餌を自動的に供給する餌供給手段とからなる餌ユニットをペットが生活する居住区域に配置するとともに、読み取り機を入出力インタフェースを介して餌供給手段に接続し、餌供給手段を、タイマの設定時間、または読み取り機がペットを検知した時に作動させることにより、ペットに餌を供給するように構成することを特徴とするペット飼育システムである。この特許文献2のシステムは、飼育者が不在の間も飼育しているペットに安定的に給餌が可能であるようにしたシステムである。
さらに、特許文献3に記載されている従来の技術は、動物が運ぶ耳タグトランスポンダなどのトランスポンダが、動物が非終端ワイヤに近接するときに、選択的にアドレス指定し検出するようにする。非終端ワイヤ上の周波数キャリア上に与えられたアドレスは、電界結合などの近視野結合を用いて動物のトランスポンダに結合される。動物のトランスポンダは、動物のアドレスを検出すると、トーンを伝えるデータストリームまたは非終端ワイヤに結合された異なった周波数を有する信号によって応答する。結合は、送信される信号のための送信機および受信される信号のための受信機を動物に接続することによって高められる。非終端ワイヤは農業環境において給餌用または給水用飼い葉桶に沿って設置され、特定の動物が餌を食べるときやゲートの近くで動物がゲートを通過するときを検出することができる。以上のような構成と機能をもつことを特徴とする、自然給餌環境において動物の存在を監視するための通信システムである。この特許文献3のシステムは、牛舎に管理者が常駐していなくとも、動物の給餌の状況を個体単位で、耳に取り付けられたトランスポンダの飼い葉桶への接近によって把握するというものである。
特開2003−325074号公報 (段落0025〜0028、図2) 特開2001−28961号公報 (段落0010〜0015、図1) 特表2001−500733号公報 (第21−23頁、図1)
しかし、特許文献1、特許文献2および特許文献3は、本発明の課題について何ら触れていない。
特許文献1、特許文献2および特許文献3に記載されているシステムは、飼育している鳥類や動物の、個体毎の体調の変化を検出していないため、個体の状況の確認や変調をきたした個体を鶏舎からの取り除いたり、同じ鶏舎内の他の鶏で同様の状況が発生しているか否かを探索したりする等の、鶏舎等の経営維持のために必要な対策の実施が遅れる。
なお、大規模で過密な飼育を実施している鶏舎などの飼育環境においては、変調をきたした個体をすばやく特定し、原因の確認および除去と他個体への伝播を防止とを行なうことは、鳥類・動物の飼育経営において重要な施策である。変調をきたした個体をすばやく認識する方法の提供が、家畜等の生体・飼育に関わる産業において期待されている。
そこで、本発明は、飼育している鳥類や動物について、個体毎の体調の変化を認識し、個体の状況の確認や変調を来たした個体を鶏舎からの取り除き、同じ鶏舎内の他の鶏に同様の状況が発生しているか否かの情報を入手する等、鶏舎等の経営維持のために必要な対策を起こすための事実の把握、すなわち、変調した個体が存在しているという事実の発見と、変調した個体の特定を実現する家畜健康状態測定システムおよび家畜健康状態測定プログラムを提供することを目的とする。
本発明による家畜健康状態測定システムは、家畜の所定部位に装着され、一意に付された識別情報を含む情報を記憶し、家畜の所定部位が傾いているか否かを判定し、記憶している情報と家畜の所定部位が傾いているか否かを示す傾き情報とを無線通信で送信する無線情報記憶手段と、無線情報記憶手段が送信した情報を受信する無線情報受信手段と、無線情報受信手段が受信した情報にもとづいて、各家畜毎に傾き情報の受信回数を集計する集計手段とを備えたことを特徴とする。
集計手段は、決められた時間毎に、無線情報受信手段に無線情報記憶手段が送信する情報の入力を要求してもよく、無線情報受信手段は、集計手段の要求に応じて、無線情報記憶手段に情報の送信を要求してもよく、無線情報記憶手段は、無線情報受信手段の要求に応じて、情報を送信してもよい。そのような構成によれば、決められた時間毎に、家畜の所定部位が傾いているか否かを特定することができる。
無線情報記憶手段は、傾きの角度の閾値を記憶し、検出した角度と閾値とを比較して、検出した角度が閾値を超えていると、家畜の所定部位が傾いていると判定してもよい。そのような構成によれば、家畜が餌を食べているか否かを、無線情報記憶手段が検出した角度によって判定することができる。
集計手段が集計した各家畜毎の傾き情報の受信回数を表示する表示手段を備えてもよい。
集計手段は、所定の時間内で、そこからの傾き情報の受信回数が最少の無線情報記憶手段が記憶している識別情報を、表示手段に表示させてもよい。そのような構成によれば、体調が悪化して食欲が減退した家畜の識別情報を、表示手段に表示させることができる。
警報音を発生する警報音発生手段を備えてもよく、集計手段は、一定の時間内で、そこからの傾き情報の受信回数が0であるか、または傾き情報の受信回数が所定の回数以上である無線情報記憶手段が記憶している識別情報を、表示手段に表示させて、警報音発生手段に警報音を発生させてもよい。そのような構成によれば、全く餌を食べなくなったり、首を傾けたまま死んでしまったりした鶏が発生すると、表示手段は、警報音発生手段に、警報音を発生させることができる。
無線情報記憶手段には、各家畜を示す番号と、上下の向きを示す文字とが表示されていてもよい。また、無線情報記憶手段は、傾きセンサ付きのRFIDタグであってもよい。
本発明による家畜健康状態測定プログラムは、家畜の所定部位に装着され、一意に付された識別情報を含む情報を記憶し、家畜の所定部位が傾いているか否かを判定し、記憶している情報と傾いているか否かを示す傾き情報とを無線通信で送信する無線情報記憶手段から受信した傾き情報にもとづいて家畜の健康状態を判定するための家畜健康状態測定プログラムであって、コンピュータに、決められた時間毎に、無線情報受信手段に無線情報記憶手段が送信する情報の入力を要求させる情報要求処理と、無線情報受信手段から情報を入力させる情報入力処理と、情報入力処理で、入力された情報を集計する情報集計処理と、情報集計処理で、所定の時間内で傾いている回数が決められた回数よりも少ない無線情報記憶手段が記憶している識別情報、一定の時間内で傾いている回数が0である無線情報記憶手段が記憶している識別情報、または一定の時間内で傾いている回数が所定の回数以上である無線情報記憶手段が記憶している識別情報を表示手段に表示させる表示処理とを実行させることを特徴とする。
本発明の第1の効果は、鶏舎などの中で飼育されている鶏などの大量の生体のうち、体調が変化した個体が存在しているという事実を発見することができることである。その理由は、表示装置が、食欲が減退している鶏の情報を表示するからである。
また、本発明の第2の効果は、鶏舎などの中で飼育されている鶏などの大量の生体のうち、体調が変化した個体を特定できるということである。その理由は、表示装置に、食欲が減退している鶏の情報を、鶏番号や鶏が格納されている部屋番号と対応づけて表示するからである。
さらに、本発明の第3の効果は、鶏舎などの中で飼育されている鶏などの大量の生体のうち体調が変化した個体の原因の探索と特定個体の除去、他個体への伝染病の伝播の防止が可能となることである。その理由は、体調が変化した鶏を、鶏舎の管理者が現場に出向いて視認し、体調が変化した個体の食欲以外の外見や体温などの追加情報を入手・記録することにより、病名の特定や処方・対策が明確になり、伝染病が鶏舎等の全体に伝染する前に対策することが可能だからである。
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態の一構成例を説明する説明図である。
本発明の実施の形態は、家畜の所定部位としての鶏の首に装着され、情報を記憶し、地平面の法線からの角度を検出して、記憶している情報と傾いているか否かを示す情報とを無線通信で送信するRFIDタグ(無線情報記憶手段)100、RFIDタグ100に、情報の送信を要求し、RFIDタグ100が送信した情報を受信するRFIDリーダ(無線情報受信手段)200、RFIDリーダ200と接続され、RFIDリーダ200がRFIDタグ100から受信した情報を集計する集計装置(集計手段)300、および集計装置300と接続され、集計装置300が集計した結果を表示する表示装置(表示手段、警報音発生手段)400を含む。
図2は、本発明の実施の形態の一構成例を説明するブロック図である。RFIDタグ100は、傾きセンサ付きのRFIDタグである。例えば、RFIDタグ100は、RFIDタグ100の地平面の法線からの角度を検出する傾きセンサ部10、RFIDタグ100が傾いているか否かの閾値の角度を予め記憶している閾値記憶部30、傾きセンサ部10が検出した角度と、閾値記憶部30が記憶している閾値の角度とを比較して、傾きセンサ部10が検出した角度が、閾値記憶部30が記憶している閾値の角度を超えていれば鶏の首が傾いていることを示す情報を生成し、傾きセンサ部10が検出した角度が、閾値記憶部30が記憶している閾値の角度を超えていなければ鶏の首が傾いていないことを示す情報を生成する比較演算部20、各RFIDタグ毎の一意なID(識別情報)を記憶しているID記憶部60、RFIDリーダ200の要求に応じて、ID記憶部60が記憶しているIDと、比較演算部20が生成した情報とを、対応づけて無線通信を介して送信する問い合せ受信・状態送信部40、およびRFIDタグ100の各部に電力を供給する電源部50を含む。なお、ID記憶部60が記憶しているIDは、鶏を一意に示す番号である鶏番号であってもよく、鶏舎の管理者は、鶏番号を、RFIDライタ(図示せず)を用いてID記憶部30にIDとして記憶させてもよい。以下、ID記憶部60は、鶏番号を記憶しているものとする。
RFIDリーダ200は、鶏舎内に設置され、RFIDタグ100の問い合せ受信・状態送信部40に、RFIDタグ100のID記憶部60が記憶している鶏番号と、RFIDタグ100の比較演算部20が生成した情報との送信を、無線通信を介して要求し、RFIDタグ100の問い合せ受信・状態送信部40が無線通信を介して送信した鶏番号と情報とを受信する問い合せ送信・状態受信部70を含む。
集計装置300は、鶏舎の管理室500に設置され、RFIDリーダ200に、RFIDタグ100が記憶している鶏番号と生成した情報との受信を要求して、RFIDリーダ200がRFIDタグ100から受信した鶏番号と情報とを対応づけて記憶し、鶏番号毎に鶏の首が傾いていることを示す情報の数を集計する状態蓄積・集計部80を含む。なお、状態蓄積・集計部80は、鶏番号と、鶏を飼育している部屋の番号である部屋番号とを対応づけて記憶していてもよい。
表示装置400は、鶏舎の管理室500に設置され、表示装置400の管理者の指示に応じて、集計装置300に、記憶している鶏番号と情報との集計を要求し、集計装置300が集計した、鶏番号毎の鶏の首が傾いていることを示す情報の数を表示する集計結果表示部90を含む。
鶏舎などの形態の鶏の飼育環境で、管理するべき鶏を持ち込んだ場合、鶏舎の管理者は、RFIDタグ100を、管理する対象の鶏の一羽一羽の、RFIDタグ100の傾きセンサ部10が首の角度を検出することができる位置に取り付ける。鶏は、平常時、睡眠時および餌摂取時で首の傾きの角度が異なるので、RFIDタグ100の閾値記憶部30は、餌摂取時のRFIDタグ100の角度を判別する閾値を記憶している。ここで、餌摂取時のRFIDタグ100の角度を判別する閾値とは、例えば、地平面の法線から100度である。この角度は、生体の種別ごとに異なるが、牛も馬も山羊も羊も鶏も家鴨も、地表や地表付近に置いてある餌箱に口をつけて餌や水を摂取し、摂取した餌を食道経由で胃に流し込むためにたまに上を向いて流し入れる、という動作を反復する。餌摂取中の、下を向いて餌を口の中に入れている時間と、上を向いて餌を胃に流し込んでいる時間との比率を比較すると、餌の種別や種毎に比率は異なるが下を向いて餌を口の中に入れている時間が長い。このことから、一定時間毎に、飼育している鶏などのRFIDタグ100の角度を検出し、平常時であるか、それとも下を向いて餌を摂取している時であるかを、RFIDタグ100の角度の閾値を用いて判別することができる。なお、RFIDタグ100の角度は、RFIDタグ100の傾きセンサ部10が検出する。傾きセンサ部10は、例えば、小型傾斜センサによって実現される。また、鶏舎の管理者は、閾値を、RFIDライタを用いて閾値記憶部30に記憶させる。
図3は、RFIDタグ100の外形の一例を示す説明図である。図3(a)は、RFIDタグ100の上面図の一例であり、図3(b)は、RFIDタグ100の側面図の一例である。RFIDタグ100には、人間の目で判読可能なように、鶏番号122が打刻されており、RFIDタグ100の鶏への取り付け時に天地取り違えを防ぐため、上下を人間の目で判別できるように上下を示す文字121が打刻されている。
集計装置300は、コンピュータに、決められた時間毎に、RFIDリーダ200にRFIDタグ100が送信する情報の入力を要求させる情報要求処理と、RFIDリーダ200から情報を入力させる情報入力処理と、情報入力処理で、入力された情報を集計する情報集計処理と、情報集計処理で、所定の時間内で傾いている回数が決められた回数よりも少ないRFIDタグ100が記憶している鶏番号、一定の時間内で傾いている回数が0であるRFIDタグ100が記憶している鶏番号、または一定の時間内で傾いている回数が所定の回数以上であるRFIDタグ100が記憶している鶏番号を表示装置400に表示させる表示処理とを実行させる家畜健康状態測定プログラムを搭載している。
次に、本発明の実施の形態の動作について説明する。図4は、本発明の実施の形態の動作を説明するシーケンス図である。
集計装置300は、RFIDリーダ200の問合せ送信・状態受信部70に、一定時間毎、例えば1分毎に、鶏に取り付けたRFIDタグ100が記憶している鶏番号と鶏の首が傾いているか否かを示す情報との送信を指示する(ステップS101)。
RFIDリーダ200の問合せ送信・状態受信部70は、集計装置300の指示に応じて、RFIDタグ100の問合せ受信・状態送信機能40に、RFIDタグ100が記憶している鶏番号と鶏の首が傾いているか否かを示す情報との送信を要求する(ステップS102)。
RFIDタグ100の問合せ受信・状態送信機能40は、RFIDリーダ200の問合せ送信・状態受信部70が送信した要求を受信する。すると、傾きセンサ部10は、RFIDタグ100の地平面の法線からの角度を検出して、検出した角度を比較演算部20に出力する。比較演算部20は、傾きセンサ部10が検出した角度と、閾値記憶部30が記憶している閾値の角度とを比較して、傾きセンサ部10が検出した角度が、閾値記憶部30が記憶している閾値の角度を超えていれば鶏の首が傾いていることを示す情報を生成し、傾きセンサ部10が検出した角度が、閾値記憶部30が記憶している閾値の角度を超えていなければ鶏の首が傾いていないことを示す情報を生成する。問合せ受信・状態送信機能40は、ID記憶部60が記憶している鶏番号と、比較演算部20が生成した情報とを、RFIDリーダ200に送信する(ステップS103)。
RFIDリーダ200の問合せ送信・状態受信部70は、RFIDタグ100から受信した鶏番号と情報とを、集計装置300に送信する(ステップS104)。
集計装置300の状態蓄積・集計部80は、RFIDリーダ200が送信した鶏番号と鶏の首が傾いていることを示す情報とを対応づけて、所定の時間毎に記憶する。具体的には、受信した情報が鶏の首が傾いていることを示す情報であれは、鶏は餌の摂取中であることが確実であるため、その時間帯の集計値に1を加算して集計した集計結果を記憶する。受信した情報が鶏の首が傾いていないことを示す情報であれは、その時間帯の集計値には何も加算しない(ステップS105)。集計装置300の状態蓄積・集計部80は、このような集計を全てのRFIDタグ100に対して、例えば、1分毎に収集蓄積する。
鶏舎の管理室500において、表示装置400の管理者は、表示装置400を介して集計装置300に、鶏番号や、部屋番号、餌摂取量の多い順番、餌摂取量の少ない順番等に並べた形で、集計装置300の状態蓄積・集計部80が記憶している集計値を加工して表示装置400に送信することを要求する(ステップS106)。なお、ここでいう餌摂取量とは、実際に鶏が摂取した飼料のグラム数等の飼料の量ではなく、鶏の首が傾いていることを示す情報を受信した数を意味する。また、表示装置400は、直近12時間などの単位時間中に、鶏の首が傾いていることを示す情報を受信した数の集計値が最少となった鶏の鶏番号を自動的に表示させ続けるなどの危機管理モードや、一定時間内に鶏の首が傾いていることを示す情報を受信した数が0で、集計値の変化が完全に止まったり、一定時間内に鶏の首が傾いていることを示す情報を受信した数の集計結果の値が異常に大きな値(例えば、1時間に60回鶏の首が傾いていることを示す情報を受信したり、3時間に180回鶏の首が傾いていることを示す情報を受信したりした場合)になったりした鶏の発生時に警報を発生させる(例えば、警報音を発生させる)自動警戒モードなどもあってもよい。すると、表示装置400の管理者は、餌摂取量が最も少ない鶏や、餌摂取量が異常に多い鶏を集中的に監視することができる。ここで、一定時間内に鶏の首が傾いていることを示す情報を受信した数の集計値が異常に大きな値になった鶏とは、例えば、首が傾いた状態で死んでしまった鶏を意味する。
集計装置300は、表示装置400から受信した要求に応じて、集計装置300の状態蓄積・集計部80が記憶している集計結果を加工して表示装置400に送信する(ステップS107)。表示装置400の集計結果表示部90は、受信した集計結果を、鶏の部屋番号等と対応づけて、表示装置400に表示させる(ステップS108)。図5は、表示装置400が表示する集計結果の画面の一例を示す説明図である。図5に示す例では、鶏番号の順番で鶏毎の餌摂取量の実績を表示している。例えば、今から12時間以内の餌摂取量において、鶏番号「13495」の鶏の餌摂取量が、他の鶏と比較して極端に少なくなっていること、および大きく平均を下回っていることがわかる。また、この鶏番号「13495」の鶏の食欲減退は、12時間前から24時間前までの間の時間帯において既に食欲減退の傾向が出ていることがわかる。これらのことにより、鶏番号「13495」の鶏には、何か重大な異変が発生していると、餌摂取量にもとづいて予測することができる。表示装置400の管理者は、鶏番号「13495」を飼育している鶏舎の部屋番号「205」の部屋に行って、鶏番号「13495」の鶏を確認する。なお、表示装置400の管理者と、鶏舎の管理者とは同一人物であってもよい。
なお、この実施の形態のRFIDタグ100は、電源部50を含んでいるが、RFIDリーダ200が、RFIDタグ100の全機能を動作させるための起電力を誘導起電力などで十分に遠隔供給する場合は不要である。また、この実施の形態では、鶏と鶏舎との組み合わせを例に説明したが、本発明は、他の家畜であっても、餌摂取時に同様の動作(餌摂取時に、首を下げる動作)を行なう種に適用することができる。さらに、本発明は、この実施の形態の表示装置400が表示する画面は、図5に示した表示例に限定するものではなく、用途や、表示装置400の管理者の指示内容に応じて、他の表示や、複数の表示の切り替え、繰り返しの表示等を行なってもよい。また、RFIDタグ100の形状は、鶏における一例を示したものであり、図3の上面図および側面図の例に示した形状以外の形状であっても、管理する家畜の首の角度が検出可能な形状であれば、他の形状であってもよい。
鶏等の家畜を飼育する畜産業において、家畜の健康状態の変化の監視に利用することができる。
本発明の実施の形態の一構成例を説明する説明図である。 本発明の実施の形態の一構成例を説明するブロック図である。 RFIDタグの外形の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態の動作を説明するシーケンス図である。 表示装置が表示する集計結果の画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 傾きセンサ部
20 比較演算部
30 閾値記憶部
40 問い合せ受信・状態送信部
50 電源部
60 ID記憶部
70 問い合せ送信・状態受信部
80 状態蓄積・集計部
90 集計結果表示部
100 RFIDタグ
121 上下を示す文字
122 鶏番号
200 RFIDリーダ
300 集計装置
400 表示装置

Claims (9)

  1. 家畜の所定部位に装着され、一意に付された識別情報を含む情報を記憶し、家畜の所定部位が傾いているか否かを判定し、記憶している前記情報と家畜の所定部位が傾いているか否かを示す傾き情報とを無線通信で送信する無線情報記憶手段と、
    前記無線情報記憶手段が送信した情報を受信する無線情報受信手段と、
    前記無線情報受信手段が受信した情報にもとづいて、各家畜毎に傾き情報の受信回数を集計する集計手段と
    を備えたことを特徴とする家畜健康状態測定システム。
  2. 集計手段は、決められた時間毎に、無線情報受信手段に無線情報記憶手段が送信する情報の入力を要求し、
    前記無線情報受信手段は、前記集計手段の要求に応じて、前記無線情報記憶手段に情報の送信を要求し、
    前記無線情報記憶手段は、前記無線情報受信手段の要求に応じて情報を送信する
    請求項1記載の家畜健康状態測定システム。
  3. 無線情報記憶手段は、傾きの角度の閾値を記憶し、検出した角度と閾値とを比較して、検出した角度が閾値を超えていると、家畜の所定部位が傾いていると判定する
    請求項1または請求項2記載の家畜健康状態測定システム。
  4. 集計手段が集計した各家畜毎の傾き情報の受信回数を表示する表示手段を備えた
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の家畜健康状態測定システム。
  5. 集計手段は、所定の時間内で、そこからの傾き情報の受信回数が最少の無線情報記憶手段が記憶している識別情報を、表示手段に表示させる
    請求項4記載の家畜健康状態測定システム。
  6. 警報音を発生する警報音発生手段を備え、
    集計手段は、一定の時間内で、そこからの傾き情報の受信回数が0であるか、または傾き情報の受信回数が所定の回数以上である無線情報記憶手段が記憶している識別情報を、表示手段に表示させて、前記警報音発生手段に警報音を発生させる
    請求項4または請求項5記載の家畜健康状態測定システム。
  7. 無線情報記憶手段には、各家畜を示す番号と、上下の向きを示す文字とが表示されている
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項記載の家畜健康状態測定システム。
  8. 無線情報記憶手段は、傾きセンサ付きのRFIDタグである
    請求項1から請求項7のうちいずれか1項記載の家畜健康状態測定システム。
  9. 家畜の所定部位に装着され、一意に付された識別情報を含む情報を記憶し、家畜の所定部位が傾いているか否かを判定し、記憶している前記情報と傾いているか否かを示す傾き情報とを無線通信で送信する無線情報記憶手段から受信した傾き情報にもとづいて家畜の健康状態を判定するための家畜健康状態測定プログラムであって、
    コンピュータに、
    決められた時間毎に、前記無線情報受信手段に前記無線情報記憶手段が送信する情報の入力を要求させる情報要求処理と、
    前記無線情報受信手段から情報を入力させる情報入力処理と、
    前記情報入力処理で、入力された情報を集計する情報集計処理と、
    前記情報集計処理で、所定の時間内で傾いている回数が決められた回数よりも少ない前記無線情報記憶手段が記憶している識別情報、一定の時間内で傾いている回数が0である前記無線情報記憶手段が記憶している識別情報、または一定の時間内で傾いている回数が所定の回数以上である無線情報記憶手段が記憶している識別情報を表示手段に表示させる表示処理とを実行させる
    ことを特徴とする家畜健康状態測定プログラム。
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