JP2005277799A - 機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電池の電力が最後まで有効に活用される機器を提供すること。
【解決手段】 USBケーブルがデジタルカメラとパーソナルコンピュータとの双方に接続されて通信が行なわれている場合には、CPUにより常に電圧検出回路により電圧の低下を検出する。CPUでは所定の第1の電圧にまで低下したことを検出した場合にまず液晶モニタへの電力供給を停止して所定の第2の電圧にまで低下したらデータ通信を禁止する処理を実行する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電池が取出自在に装填されるとともにメモリカードが着脱自在に装着され、電池から電力の供給を受けてメモリカードへのデータ書込処理あるいはメモリカードからのデータ読出処理を含む処理を実行する機器に関する。
近年、電池で動作し、しかもメモリカードが装着されてそのメモリカードにデータを書き込むタイプの情報処理機能を備えた携帯型機器、例えばデジタルカメラ、PDA(Personal Data Assistance)、電池で動作するノート型パーソナルコンピュータ等が広く普及している。
このような電池で動作する機器においては必要な情報を表示するための表示画面を備えたものが少なくなく、一旦電源が投入されると電池から電力が供給されて様々な情報が表示画面上に表示されるものが多い。この表示画面上に情報の表示を行なっているときに例えば機器内のモータなどが動作すると電池の電圧が急激に低下した後、また元の電圧付近に電池の電圧が復帰するため表示画面が暗くなった後明るくなって輝度むらが発生してしまうことがある。これを防止するため、モータを動作させるときには先立って表示画面への電力供給を停止させるものがある(例えば特許文献1参照)。また、表示画面への電力供給を停止させるものではないが、電池の電力が有効に使用されるように電池の残量が少なくなってきたことを電池の電圧の低下により検出したときに、その電池から電力が同時に供給される処理部の数を減らし、順次それらの処理部を作動させるようなことを行なうものもある(例えば特許文献2参照)。
ところで、メモリカードをアクセスする機器にあってはUSB規格に準拠した通信ケーブルが接続される端子を備えている機器も少なくなく、その外部端子に通信ケーブルが接続されると、機器内の制御部例えばCPUが機器に装着されたメモリカードをアクセスしながらデータを読み出して通信装置により接続先である外部機器へその読み出したデータを送信することも、またその接続先である外部機器からデータを通信装置により受信して機器内のCPUがメモリカードをアクセスしながらその受信したデータを書き込むこともできる。このデータ通信を行なっているときには、電池の消費電力が通信状況により変化して、場合によっては電池の出力電圧が低下して、CPUとメモリカードが動作するのに必要な電圧が電池から供給されなくなってメモリカードへのデータ書込動作あるいはメモリカードからの読出動作が中断されてしまう場合がある。
このケースに前述した特許文献1の技術を適用することもできるが、前述の例は電池の出力電圧がモータ動作中に必ず急激に低下することが予め既知であるので有効な措置となるのに対し、データ通信を行なう場合には、データの内容や通信時間によっては表示画面を消さなくてもデータ通信を行なえる場合もある。そこで、メモリ内のデータ容量からデータ転送可能時間を算出してすべてのデータを転送すると電池の電圧が低下してデータ転送が中断されることが予測された場合には、通信を行なう前に転送を中止する技術が提案されている(例えば特許文献3参照)。しかし、この特許文献3では外部への送信つまり画像データを読み出して外部機器へ転送する場合を想定しており、外部からのデータを受信してその受信したデータをメモリへ書込む場合についてまでは触れられていない。また、メモリへ書き込む、あるいはメモリから読み出すデータの内容によっては、CPUおよびメモリの電力消費量が大きく変化することが知られており、特許文献3のもののようにデータの総容量から電池の消費電力量に相当する転送可能時間を算出しても、その機器の電力の消費量が正確には算出されない恐れもある。このような場合には電池の残量がまだ通信を行なえるだけのものであったとしても転送が中断されてしまうケースが生じる。そうすると電池の電力が最後まで活用されない。
特開2000−267183号公報 特開2002−344794号公報 特開2002−320116号公報
本発明は、上記事情に鑑み、電池が装着され、その装着された電池の電力によりデータ通信を行なう機器であって電池の電力が最後まで有効に活用される機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の機器は、電池が取出自在に装填されるとともにメモリカードが着脱自在に装着され、電池から電力の供給を受けてメモリカードへのデータ書込処理またはメモリカードからの読出処理を含む処理を実行する機器であって、
通信ケーブルが接続される外部端子を有し、装着されたメモリカードをアクセスしながら上記外部端子および通信ケーブルを介在させた通信を行なう通信部と、
装填されている電池の電圧を検出する電圧検出部と、
画像を表示する表示画面と、
上記電圧検出部により上記電池の電圧が所定の第1の電圧にまで低下したことが検出されたことを受けて上記表示画面への電力供給を停止するとともに上記電圧検出部により上記電池の電圧が上記所定の第1の電圧よりも低い所定の第2の電圧にまで低下したことが検出されたことを受けて上記メモリカードへのアクセスを禁止する動作制御部とを備えたことを特徴とする。
上記機器によれば、上記動作制御部が電池の電圧の低下に伴って、まず上記表示画面への電力供給を停止した上でメモリカードへのアクセスを継続して、さらに所定の第1の電圧にまで電池の電圧が低下したことを受けてメモリカードへのアクセスを禁止する。つまり上記所定の第2の電圧よりも高い上記所定の第1の電圧にまで上記電池の電圧が低下した時点で上記表示画面への電力供給が停止され、上記電池の中に残っている電力の多くが動作制御部とメモリカードに費やされる。その動作制御部とそのメモリカードに電力の大半が費やされている状態で、さらに電池の電圧が低下したら、動作制御部によりもう電池の中に残っている電力がほとんどないと判定されてメモリカードへのアクセス動作が禁止される。このようにすると動作制御部がメモリカードをアクセスするのに必要な電力がある限り、メモリカードへのアクセス動作が継続される。その結果、電池の電力が有効に活用される。
ここで、音を発する音発生部を備え、
上記動作制御部は、上記電圧検出部により、上記電池の電圧が、前記所定の第1の電圧よりも低く、かつ上記所定の第2の電圧と同一の電圧であることを含む所定の第2の電圧以上の所定の第3の電圧にまで低下したことが検出されたことを受けて前記音発生部に警告音を発生させるものであることが好ましい。
上記電圧検出部により上記電池の電圧が所定の第3の電圧にまで低下したことが検出されたとき、例えばその所定の第2の電圧よりも大きく、かつ上記所定の第1の電圧よりも低い値を上記所定の第3の電圧としてその所定の第3の電圧になった時点で上記音発生部により警告音を発生させると、メモリへのアクセス動作により電池の電力が消耗していることがユーザに通知される。また、上記所定の第2の電圧と同一の電圧を第3の電圧としてその第3の電圧になった時点で警告音を発生させても良く、その場合には“メモリカードへのアクセスを行なうのであれば電池の交換が必要です”というメッセージを表示画面に表示するのと同等の作用を持つ警告音にもなる。
以上、説明したように、本発明によれば、電池が装着され、その装着された電池の電力によりデータ通信を行なう機器であって電池の電力が最後まで有効に活用される機器が実現される。また、電池の電力が消耗したときに電池が消耗していることをユーザに伝えることも、電池の交換を促すこともできる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
ここでは、本発明の機器の一実施形態であるデジタルカメラを取り上げて説明する。
図1は、本発明の実施形態のデジタルカメラの外観図である。図1(a)は正面図、図1(b)は平面図、図1(c)は側面図、図1(d)は背面図である。
図1(a)〜図1(d)に示すデジタルカメラ100は、被写体の撮影を行なって画像データを生成するデジタルカメラである。
図1(a)に示すように、本実施形態のデジタルカメラ100の正面には、撮影ズームレンズ101が備えられている。また、このデジタルカメラ100の上部には、閃光を発光する閃光発光管105aを有する閃光発光装置105が配備されている。
さらに、図1(d)に示すように、デジタルカメラ100の背面にはユーザがこのデジタルカメラ100を使用するときに種々の操作を行なうための操作部120が設けられている。
この操作部120には、デジタルカメラ100を作動させるための電源投入用の電源スイッチ121、撮影と再生とを自在に切り替える撮影・再生切替レバー122、オート撮影やマニュアル撮影等を選択するための撮影モードダイヤル123、各種のメニューの設定や選択あるいはズームを行なうための十字スイッチ124、閃光発光用のスイッチ125、および十字スイッチ124で選択されたメニューの実行を行なうための実行スイッチ126a,キャンセルを行なうためのキャンセルスイッチ126bが備えられている。
また、デジタルカメラ100の背面には、撮影画像や再生画像等を表示するための液晶モニタ102と、操作の手助けを行なうための表示部103と、また後述する警告音を発するほか、再生音声を出力するためのスピーカ108が備えられている。また電池が装填される電池装填部1091もこの背面側に設けられている。
さらに図1(b)に示すように、このデジタルカメラ100の上面にはシャッタボタン104が配備され、このシャッタボタン104によって、撮影の開始指示が、デジタルカメラ100の内部に備えられた、後述するCPUへと伝えられる。このデジタルカメラ100では撮影・再生切替レバー122によって撮影と再生との切り替えが自在になっていて、撮影を行なうときにはユーザによって撮影・再生切替レバー122が撮影側122aに切り替えられ、再生を行なうときには撮影・再生切替レバー122が再生側122bに切り替えられる。
さらに、この図1に示すデジタルカメラ100は、USBケーブル(本発明にいう通信ケーブルの一例)を介して、コンピュータ等に、このデジタルカメラ100により撮影で得られた画像データを送信できるように構成されている。このため、この図1に示すデジタルカメラ500には、図1(c)に示すように、その側面にUSBケーブル接続用のUSBコネクタ107が備えられている。またこの側面にはメモリカード装填部1092が設けられている。
図2は、図1に示すデジタルカメラ100の回路構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ100には、前述した撮影ズームレンズ101と、その撮影ズームレンズ101を経由して結像された被写体像をアナログの画像信号に変換する撮像素子131が備えられている。撮影ズームレンズ101は、後述するCPU136の指示を受けた駆動部135により駆動される。
また、このデジタルカメラ100には、撮像素子131からのアナログの画像信号にガンマ補正,白バランス調整等のアナログ信号処理を施すアナログ信号処理部132と、そのアナログ信号処理部132で処理されたアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換するA/Dコンバータ133と、そのA/Dコンバータ133からの画像信号をデジタル処理するデジタル信号処理部134とが備えられている。デジタル信号処理部134でデジタル処理された画像データは、液晶モニタ102や、後述するメモリカード139に向けて出力される。
さらに、このデジタルカメラ100には、上記デジタル信号処理部134に指示を与えたりシャッタボタン104からの操作情報が入力されるCPU136が備えられている。
また、デジタルカメラ100には、自動露出調整用のAEデータおよび自動焦点調整用のAFデータをCPU136に向けて出力するAE/AF部137と、前述した電源スイッチ121,撮影・再生切替レバー122,撮影モードダイヤル123,十字スイッチ124,閃光発光用のスイッチ125,実行スイッチ126a,キャンセルスイッチ126bからなる操作部120と、さらに図1にも示す、シャッタボタン104が備えられている。
さらに、このデジタルカメラ100には、デジタル信号処理部134からの画像データを一時的に格納するとともに格納された画像データをデジタル信号処理部134に向けて出力するメモリ138と、デジタル信号処理部134からの画像データが格納されるメモリカード139が装填されている。
また、図示はしていないが、このデジタルカメラ100には音声処理回路が配備されており、図1に示すスピーカから音声が発せられるようになっている。このスピーカ108から後述する警告音が発せられる。
この図2に示すブロック図には、I/F部140が示されており、そのI/F部140とパーソナルコンピュータ200との間がUSBケーブル300で接続されている。
I/F部140は、デジタル信号処理部134とパーソナルコンピュータ200との間で画像データの送受信を行なうインターフェースであり、図1に示すUSBコネクタ107は、このI/F部140に備えられている。このI/F部140が本発明にいう通信部にあたる。
図3は、図1に示すデジタルカメラとパーソナルコンピュータ200とがUSBケーブル300で接続される様子を示す図である。
図3に示すデジタルカメラ100には、前述したUSBコネクタ107が備えられており、このUSBコネクタ107は、後述するパーソナルコンピュータ200との間の通信路を形成するUSBケーブル300の一端301と結合される。
パーソナルコンピュータ200は、本体部210とディスプレイ220を有する。本体部210には、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスク、USB用のI/Fボード等が内蔵されている。また、この本体部210は、外観上、デジタルカメラ100用のドライバソフトウェアが格納されたCD−ROM等が装填されるCD−ROM装填口211と、フレキシブルディスクが装填されるフレキシブルディスク装填口212を有しており、それらの内部には、それらの装填口211,212から装填されたCD−ROMやフレキシブルディスクをドライブしてアクセスするCD−ROMドライブやフレキシブルディスクドライブが内蔵されている。さらに、この本体部210は、電源スイッチ213と、USBケーブル300の他端302と結合されるUSBコネクタ214を有する。
図4は、本実施形態のデジタルカメラの、電源回路と、その電源回路により電力が供給される内部回路を示した図である。ここでは、内部回路は、図示の煩雑さを避けるため、本実施形態の特徴の説明に必要なCPU131とメモリカード139と電池161,162のみが示されている。
この例では、2本の電池161,162が直列に接続され、それらの電池161,162の電力がDC/DCコンバータ171に供給される。このDC/DCコンバータ171は、電池161,162から供給された電力をその電池の電圧がある範囲内で変動しても常に一定の電圧(例えば3.3V)の電力に変換して出力する回路を備えている。このDC/DCコンバータ171の出力端には電圧安定化用の大容量(たとえば100μF)のコンデンサ172が接続されている。
このDC/DCコンバータ171の出力端からは、内部回路を構成する、CPU131や、メモリカード139や、その他図示しない各種の回路要素に向けて電力が供給される。
メモリカード139には、図3に示すように、デジタル信号処理部134でデジタル信号処理の行なわれた後の画像データが書き込まれるが、この場合、CPU131からメモリカード139のライトプロテクト端子WPに‘H’レベルの信号が出力されており、これにより、メモリカード139は、データ書込みを許可する状態にある。
ここでは、電池の電圧低下を検出するものとしてDC/DCコンバータ171の出力端の電圧を検出する電圧検出回路173が備えられており、この電圧検出回路173により、DC/DCコンバータ171の出力電圧が、例えば2.84V以下(本発明にいう第2の所定の電圧に相当)になると、CPU136に対し電圧が低下したことが通知される。この2.84Vにまでの電圧低下が電圧検出回路173によって検出されるケースとしては、電池が取り出されたり、またはCPU136がメモリカード139をアクセスしながら外部機器例えばパーソナルコンピュータとのデータ通信を行なってメモリカード139へデータを書き込んだり、メモリカード139からデータを読み出したりしている場合がある。
電池が取り出される場合においては、2.84Vにまで電池の電圧が必ず低下するため、CPU136は速やかにリセット処理を行わなければならないが、メモリカード139へのデータ書込処理またはメモリカード139からのデータ読出処理を行っているときには、2.84Vにまで急激に電池の電圧が低下する訳ではないので電池の電圧を常時監視して2.84Vにまで低下した時点でリセットを行なう必要がある。
そこで本実施形態では、CPU136がメモリカード139をアクセスしながらデータの読み出しを行なって外部機器へデータを送信しているとき、あるいは外部機器からデータを受信してCPU136がメモリカードにデータの書込みを行なっているときに電池の電圧の低下を電圧検出回路により常に検出するようにしている。このデータ通信においては、前述したモータが動作するときとは異なり、瞬間的に電池の電圧が低下することがない代わりに、データの内容あるいは通信時間によって電池の電力が除々に消耗される場合が多い。そこで、ここではデータ通信の内容あるいはデータ通信の通信時間に応じて適応的に処理を行なえるように、2.84Vよりも高い例えば2.95V(本発明にいう第1の所定の電圧に相当)にまで電池の電圧が低下したことを受けてCPU136が先ず液晶モニタ102への電力供給を停止する処理を実行して電池161,162の電力を主にCPU136とメモリカード139へ供給させて書込み処理または読出し処理を継続させ、さらに2.84Vまでの電圧低下の通知を受けてメモリカード139のライトプロテクト端子WPの電位を‘L’レベルに下げてメモリカード139をデータ書込禁止状態に遷移させている。CPU136は、電圧検出回路173からの電圧低下の通知を受けて上記のようにメモリカード139のライトプロテクト端子WPの電位を‘L’レベルに下げた後、自分自身もリセットされるためCPU136自身の暴走が回避されるとともにメモリカード139内のデータの消失などが回避される。
このメモリカード139は、ライトプロテクト端子WPに‘L’レベル信号が入力される前に、すなわちデータ書込禁止状態となる前に、電池電圧が2.84Vにまで低下するとCPU136の暴走などが起きたりメモリカード内のデータが消失しまったりするといった故障の原因となるが、ここでは、USB通信中に電池の電圧が2.84Vにまで低下するとメモリカード139のメモリプロテクト端子WPに‘L’レベルの信号が入力されてメモリカード139がデータ書込禁止状態となってメモリカード内のデータが保護される。このデータ書込み禁止状態にすると読出しにおいてもメモリカード内のデータが保護される。なお、この読出しを禁止する処理をCPU136が行うときには、CPU136からメモリカード139のリードイネーブル端子(RE端子:図示せず)に‘L’レベルの信号を出力することによってもメモリカード内のデータの読出しが禁止される。このようにメモリカード139のWP端子(およびRE端子)に‘L’レベルの信号を出力してメモリカード139への書き込みまたはメモリカード139からの読み出しを禁止する処理を行うCPU136が本発明にいう動作制御部にあたる。
また、USB通信を行なう前の状態において電池の電圧が2.95Vにまで低下していたら、データ通信を行なうと危険であるとしてCPU136はデータ通信指示があってもI/F部140つまり通信部に通信処理を行なわせないようにしている。
図5は、CPU136が行なう処理の手順を示したフローチャートである。
このフローはUSBケーブル300がデジタルカメラ100とパーソナルコンピュータ200との双方のコネクタに結合された後、データ通信を行なうときに開始される。
ステップ501で電池電圧のチェックを行なう。次のステップS502へ移行してステップでチェックした電圧が所定の第1の電圧である2.95V以上であるかどうかを判定する。ここで、2.95Vよりも低いと判定したときにはUSBケーブル300の両端がPC200とデジタルカメラ100との双方のコネクタ107,214に結合されてデータ通信を行なえる状態にあってもI/F部140に通信処理を行なわせずにこのフローの処理を終了する。
ステップS502で2.95Vより大きいと判定したら、次のステップS503へ移行して通信を開始する。次のステップS504へ移行してメモリカード139からの読出処理または書込処理のいずれかを実行してI/F部に通信処理を開始させる。このフローでは、メモリカード139をアクセスしながらメモリカードへのデータの書込処理または読出処理を実行することを読み書きと示してある。
次のステップS505へ移行して読み書き終了かどうかを判定する。このステップS505で読み書きが終了していたら、このフローの処理を終了する。また終了していなかったら、次のステップS506で電圧検出回路173により電池電圧チェックを行ない、次のステップS507へ移行する。このステップS507で電池の電圧がどの程度低下しているかどうかを判定する。
ここで、2.95Vよりも大きかったら、ステップS504へ戻って読み書きを継続する。また、2.95Vにまで低下していたら、液晶モニタへの電力供給を停止させつまり液晶モニタをoffさせてステップS504へ戻って読み書きつまりメモリカード139への書込処理または読出処理を継続する。さらに電池の電圧が所定の第2の電圧である2.84Vにまで低下したら、メモリカード139への書込処理あるいはメモリカードからの読出処理つまり読み書きを停止してステップS510で警告音を発し、このフローの処理を終了する。
図5のフローでは本発明にいう所定の第3の電圧を所定の第2の電圧と同一の2.84VとしてステップS507でその2.84Vにまで低下したことが検出されたことを受けてステップS510で音声処理回路に警告音発生処理を指示し、スピーカ108から警告音を発生させているが、2.84Vよりも高くかつ2.95Vよりも低い電圧を第3の電圧としても良く、その場合には、ステップS508の後で音声処理回路に警告音発生処理を指示しスピーカ108から警告音を発生させれば良い。
このようにすると、電池の電力が有効に活用されて電池の電力が最後まで有効に活用される機器が実現される。また所定の第2の電圧である2.84Vにまで電池の電圧が低下したときにデータ通信が中断され警告音が発せられると、‘通信を行ないたい場合には電池を交換してください’のメッセージを表示しなくてもユーザにその旨伝えることができる。
また、所定の第1の電圧である2.95Vにまで電池の電圧が低下したときに液晶モニタが消され警告音が発せられると、警告音によって電池の消耗度が大きいことがユーザに通知され、通信が終了した後、電池の交換を促すことができる。また、データ通信が中断されてしまっていた場合には、電池を交換した後、受信したデータに基づく画像が不完全な形で液晶モニタに表示されたときにもう一度通信を行なうようユーザに通知される。
なお、本実施形態では通信中にCPUがメモリカードをアクセスする場合について説明したが、本発明はこれに拠らずCPUがメモリカードをアクセスする場合すべてにおいて本発明は適用される。
更に、本実施例では電圧検出をDC/DCコンバータ出力端(図4.c)にて行なっているが、図4端子a、端子bにて電池の電圧を直接モニタし、電圧検出を実施しても良い。
本発明の実施形態のデジタルカメラの外観図である。 図1に示すデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 デジタルカメラとパーソナルコンピュータとの結合状態を示す図である。 本実施形態のデジタルカメラの、電源回路と、その電源回路により電力が供給される内部回路を示した図である。 デジタルカメラ内のCPUが行なう処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタルカメラ
102 液晶モニタ
107 USBコネクタ
136 CPU(動作制御部)
139 メモリカード
140 I/F部
151 メモリカードスロット
161,162 電池
171 DC/DCコンバータ
173 電圧検出回路

Claims (2)

  1. 電池が取出自在に装填されるとともにメモリカードが着脱自在に装着され、電池から電力の供給を受けてメモリカードへのデータ書込処理または該メモリカードからのデータ読出処理を含む処理を実行する機器において、
    通信ケーブルが接続される外部端子を有し、装着されたメモリカードをアクセスしながら前記外部端子および通信ケーブルを介在させた通信を行なう通信部と、
    装填されている電池の電圧を検出する電圧検出部と、
    画像を表示する表示画面と、
    前記電圧検出部により前記電池の電圧が所定の第1の電圧にまで低下したことが検出されたことを受けて前記表示画面への電力供給を停止するとともに前記電圧検出部により前記電池の電圧が前記第1の電圧よりも低い所定の第2の電圧にまで低下したことが検出されたことを受けて前記メモリカードへのアクセスを禁止する動作制御部とを備えたことを特徴とする機器。
  2. 音を発する音発生部を備え、
    前記動作制御部は、前記電圧検出部により、前記電池の電圧が、前記所定の第1の電圧よりも低く、かつ前記所定の第2の電圧と同一の電圧であることを含む該所定の第2の電圧以上の所定の第3の電圧にまで低下したことが検出されたことを受けて前記音発生部に警告音を発生させるものであることを特徴とする請求項1記載の機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015076693A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 株式会社リコー 表示装置、表示システム、及びプログラム

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