JP2005277769A - スキャナ、黒キャリブレーション方法及びそのプログラム - Google Patents

スキャナ、黒キャリブレーション方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 黒レベルの機差ばらつきがあっても良好な画像が得られるようにすること。
【解決手段】 特定の標準の特性を有する標準スキャナの黒レベル標準値122をEEPROM120から読み込むとともに、黒レベル信号値を取得し、黒レベル標準値122と取得された黒レベル信号値とに基づいて、イメージセンサ110から出力される機差のばらつきを有した任意の画像信号に対して、標準スキャナの画像信号の特性を基準にした黒レベルのキャリブレーションを行うためのルックアップテーブル132を求め、ルックアップテーブル132に従って黒レベルのキャリブレーションを行うようにした。このようにして黒レベルのキャリブレーションが行われた画像信号に対して所望の階調変換が行われるので、黒レベルの機差ばらつきがあっても良好な画像が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明はスキャナ、黒キャリブレーション方法及びそのプログラムに係り、特にイメージセンサから出力される画像信号に対して黒レベルのキャリブレーションを行うスキャナ、黒キャリブレーション方法及びそのプログラムに関する。
従来、スキャナに内蔵された白板を読み取ることによって、白レベルのキャリブレーションが行われていた。
また、特許文献1には、フイルムに露光された画像を読み取る際に、読取対象画像とは別にフイルムの後端部に露光された所定のグレーの複数階調パターン(グレイパッチパターン)を読み取り、当該グレイパッチパターンに基づいて、オペレータにより設定されたグレイバランス条件を再現可能に調整した後、前記読取対象画像の処理を行うようにしたものが記載されている。
一方で、近年、スキャナ、プリンタ、その他のデバイスについて、メーカから提供される種類ごとに異なる特性を考慮して、ICC(International Color Consortium)という組織が定義したICCプロファイルを基準にカラーマッチングを行うようになってきた。
例えば、スキャナの各タイプごとに標準のスキャナの読取特性に応じたICCプロファイルを当該スキャナのメーカがユーザに提供して、このICCプロファイルを、ユーザのパーソナルコンピュータ上にインストールした色変換用のプログラムにプラグインすることにより、スキャナのタイプごとに標準のスキャナの読取特性に応じた色変換が可能になる。
特開2000−67215号公報
しかし、黒レベルの読取特性は、同一タイプのスキャナであったとしても、スキャナの1台ごとに機差のばらつきがある。そのため、黒レベルのキャリブレーションを行わないスキャナで読み取った画像は、階調及び色にばらつきが生じてしまうことになり、したがって、その画像品質が目標品質に対してばらついてしまうといった問題がある。例えば、標準のスキャナよりも黒レベルでの信号値が大きめとなる読取特性を有したスキャナでは、濃度の最大値が出ず、コントラストのない画像になってしまう。
ICCプロファイルを基準にカラーマッチングを行う場合であっても、スキャナの各タイプごとにそれぞれ標準の読取特性に対応して色変換を行うのみであり、同一タイプのスキャナ間における1台ごとの機差のばらつきには対応できていない。すなわち、ICCプロファイルには、一般に、機差ばらつきの中心にある標準スキャナの読取特性に関するデータが記述されており、ユーザのスキャナが機差ばらつきの中心にある標準スキャナと全く同じ読取特性を有している場合には良好な画像が得られるが、ユーザのスキャナが標準スキャナと異なる読取特性を有している場合には、階調及び色が不良な画像となってしまうことになる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、黒レベルの機差ばらつきがあっても良好な画像を得ることができるスキャナ、黒キャリブレーション方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、画像を読み取るイメージセンサと、前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して特定の標準の特性を有する標準スキャナの画像信号の特性を基準にした黒レベルのキャリブレーションを行う黒キャリブレーション手段と、前記標準スキャナの黒レベル標準値を記憶する記憶手段と、黒レベル信号値を取得する信号値取得手段を備え、前記黒キャリブレーション手段は、前記記憶手段に記憶された黒レベル標準値と前記取得された黒レベル信号値とに基づいて、前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して前記黒レベルのキャリブレーションを行うための黒キャリブレーション情報を求め、該黒キャリブレーション情報にしたがって黒レベルのキャリブレーションを行う構成となっている。
この構成によって、所定の記憶手段に記憶された標準スキャナの黒レベル標準値と、取得された黒レベル信号値とに基づいて、イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して標準スキャナの画像信号の特性を基準にした黒レベルのキャリブレーションを行うための黒キャリブレーション情報が求められ、該黒キャリブレーション情報にしたがって黒レベルのキャリブレーションが行われるので、スキャナの1台ごとに黒レベルの機差のばらつきがあっても良好な画像が得られる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、さらに、白レベルのキャリブレーションを行う白キャリブレーション手段を備えた構成となっている。
この構成によって、白レベルのキャリブレーションと黒レベルのキャリブレーションとが行われるので、更にばらつきのない良好な画像が得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記黒キャリブレーション情報は、前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号の信号値を前記標準スキャナの画像信号の特性を有した信号値に変換するために算出したルックアップテーブルである構成となっている。
この構成によって、黒キャリブレーション時にはルックアップテーブルに従って黒キャリブレーションを行えばよいことになり、容易に良好な画像が得られる。
なお、画像信号がR,G,B等の各色ごとの画像信号である場合には各色ごとにひとつずつルックアップテーブルを形成してもよいし、画像信号がモノクロである場合には全体でひとつのルックアップテーブルを形成してもよい。また、黒レベルの機差ばらつきをなくすための黒キャリブレーション用のルックアップテーブルと標準スキャナを基準とした階調変換用のルックアップテーブルとが、別に形成した場合に限らず、ひとつに形成した場合を含む。
請求項4に記載の発明は、画像を読み取るイメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して黒レベルのキャリブレーションを行う黒キャリブレーション方法であって、特定の標準の特性を有する標準スキャナの画像信号の黒レベル標準値を所定の記憶手段から読み込むステップと、黒レベル信号値を取得するステップと、前記記憶手段に記憶された黒レベル標準値と前記取得された黒レベル信号値とに基づいて、前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して前記黒レベルのキャリブレーションを行うための黒キャリブレーション情報を求めるステップと、前記黒キャリブレーション情報に従って黒レベルのキャリブレーションを行うステップを含む構成となっている。
請求項5に記載の発明は、前記黒レベル標準値は、色変換のためのプロファイルに関連付けられて提供された構成となっている。
請求項6に記載の発明は、画像を読み取るイメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して黒レベルのキャリブレーションをコンピュータに実行させるプログラムであって、特定の標準の特性を有する標準スキャナの画像信号の黒レベル標準値を所定の記憶手段から読み込むステップと、黒レベル信号値を取得するステップと、前記記憶手段に記憶された黒レベル標準値と前記取得された黒レベル信号値とに基づいて、前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して前記黒レベルのキャリブレーションを行うための黒キャリブレーション情報を求めるステップと、前記黒キャリブレーション情報に従って黒レベルのキャリブレーションを行うステップを含む構成となっている。
本発明によれば、黒レベルの機差ばらつきがあっても安定して良好な画像を得ることができる。
以下、添付図面に従って、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態のスキャナ100を含む画像読取システムの要部ブロック図である。図1において、スキャナ100は、画像を読み取るものであり、パーソナルコンピュータ(以下単に「PC」と称する)200は、スキャナ100から出力された画像に対して所望の色変換を施すものである。
スキャナ100は、主として、プラテン102、ランプ104、ブラックシャッタ106、レンズ108、イメージセンサ110、アンプ112、A/D変換器114、白レベル調整部116、入出力回路(I/O:Input/Output)118、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)120、RAM(Random Access Memory)130、及び、CPU(Central Processing Unit)140、によって構成されている。
原稿やフイルム等の読取対象媒体がプラテン102上に載置されると、ランプ104から読取対象媒体に対して光が照射され、読取対象媒体で反射した光がレンズ108を介してイメージセンサ110に入射される。イメージセンサ110から出力されたアナログの画像信号は、アンプ112で増幅され、A/D変換器114でアナログからデジタルに変換された後に、RAM130に一時記憶される。
EEPROM120は、黒レベル標準値122、キャリブレーションプログラム124、その他の画像読取に必要な各種の情報及びプログラムを予め記憶する不揮発性メモリである。
ここで、黒レベル標準値122は、機差のばらつき中心にある標準スキャナで所定の黒レベルを読み取ったときに、その標準スキャナのイメージセンサから出力される画像信号の信号値である。本実施形態において、デジタル値でEEPROM120に記憶されている。
RAM130は、ルックアップテーブル(以下単に「LUT」と称する)132、画像、その他の画像読取に必要な各種の情報を一時的に記憶するものである。
ここで、LUT132は、画像信号がR,G,Bの各色の画像信号からなる場合、これらのR,G,Bそれぞれに独立して設けられる。また、各色ごとのLUT132は、それぞれ黒キャリブレーションLUTにLog変換LUTをカスケード接続して形成されている。黒キャリブレーションLUTは、所定の黒レベルをイメージセンサ110に読み取らせたときにそのイメージセンサ110から出力される画像信号の値が黒レベル標準値から離れていた場合、すなわち、当該スキャナ100の所定の黒レベルに対する画像信号の特性が標準スキャナとは異なる場合に、任意の画像をイメージセンサ110で読み取らせたときにイメージセンサ110から出力される機差のばらつきを有した画像信号の信号値を標準スキャナの画像信号の特性を有した信号値に変換するために用いられる。Log変換LUTは、標準スキャナの画像信号の特性に変換された画像信号に対して、所望の階調変換を行うために用いられる。
CPU140は、スキャナ100の各部を統括制御するものである。
第1に、CPU140は、予め決められた所定の白レベルをイメージセンサ110に読み取らせて白レベルのキャリブレーション(白キャリブレーション)を行う。具体的には、プラテン102の所定の位置に常設された基準の白色を有する白板をイメージセンサ110に読み取らせて、A/D変換器114のリファレンス電圧を白レベル調整部116により調整することにより、所定の白レベルに対して所定のデジタル値がA/D変換器114から出力されるようにする。
第2に、CPU140は、予め決められた所定の黒レベルをイメージセンサ110に読み取らせて黒レベルのキャリブレーション(黒キャリブレーション)を行う。具体的には、ランプ104を消灯するとともにブラックシャッタ106を閉じてイメージセンサ110に光が入射しない状態(黒状態)とし、この黒状態下でイメージセンサ110から出力された画像信号のデジタル値(黒レベル信号値)を黒レベル標準値と比較し、その差分に基づいて黒キャリブレーションLUTを算出する。そして、CPU140は、ブラックシャッタ106を開けるとともにランプ104を点灯して、プラテン102上の任意の読取対象媒体をイメージセンサ110に読み取らせたとき、イメージセンサ110から出力された任意の画像信号に対して、黒キャリブレーションLUTに従った黒キャリブレーションを施す。
第3に、CPU140は、黒キャリブレーションが施された画像信号に対して、標準スキャナを基準に定められたLog変換LUTに従って、所望の階調変換を施す。
ここで、黒キャリブレーションLUTとLog変換LUTとの関係について説明する。黒レベル信号値が黒レベル標準値と同じスキャナの場合、すなわち黒レベルに関して当該スキャナ100が標準スキャナと同じ特性である場合には、原理的には、図2(a)に示すように、任意の12ビットの画像信号は、黒キャリブレーションLUT134をスルーし、Log変換LUT136のみにより変換が施されて、8ビットの画像信号として出力される。一方で、黒レベル信号値が黒レベル標準値から離れているスキャナの場合、すなわち黒レベルに関して当該スキャナ100が標準スキャナと異なる特性である場合には、には、原理的には、図2(b)に示すように、任意の12ビットの画像信号は、黒キャリブレーションLUT134及びそれにカスケード接続したLog変換LUT136の両方により変換が施されて、8ビットの画像信号として出力される。
なお、LUT132は、黒キャリブレーションLUTとLog変換LUTとで別個なものとして完全には分離しないで、本実施形態では、黒キャリブレーションLUTとLog変換LUTとを一体に形成して、R,G,Bの各色ごとにそれぞれひとつの変換テーブルとして形成している。すなわち、CPU140は、黒キャリブレーションと階調変換とを異なるタイミングで行う必要はなく、黒キャリブレーションLUT134にLog変換LUT136をカスケード接続して形成された、R,G,Bの各色ごとにそれぞれひとつずつのLUT132に従って、黒キャリブレーションと階調変換とをひとつのタイミングで行うようになっている。
なお、Log変換LUT136は、標準スキャナを基準にしてスキャナの種類ごとに予め求めておくこともでき、そのようにした場合には、黒キャリブレーションLUT134のみ1台ごとに求めればよい。
PC200は、主として、入出力回路(I/O)202、204、プロファイル記憶手段220、入力画像記憶手段232、出力画像記憶手段234、及び、色変換手段240、によって構成されている。
プロファイル記憶手段220は、色変換を行うための各種のICCプロファイルを記憶するものである。例えば、プロファイル記憶手段220には、PC200に接続されるスキャナ100の種類ごとにそのスキャナ100のメーカから提供されるICCプロファイル(スキャナICCプロファイル)222と、PC200に接続されるプリンタ(図示を省略)の種類ごとにメーカから提供されるICCプロファイル(プリンタICCプロファイル)224とが記憶されている。スキャナICCプロファイル222はスキャナの種類ごとに標準スキャナの色変換について定義したものである。同様に、プリンタICCプロファイル224はプリンタの種類ごとに標準プリンタの色変換について定義したものである。
ICCプロファイルの実体は、3DLUT(3Dimensional Lookup Table)であり、以下のような手順で生成されている。
あるスキャナで前述のように白キャリブレーション及び黒キャリブレーションを行って、標準のスキャナの特性に調整がなされた後、入力原稿としてカラーペーパの色再現域を網羅した9×9×9=729個からなるカラーパッチを読み取る。カラーパッチは、予め測色機でL値を測定し、その後、sRGB信号へ変換する。そして、sRGB信号とスキャナでの8ビットのRGB信号とを対応付けた、9×9×9のデータベースが構築される。このデータベースから、スキャナの8ビットのRGB信号を等間隔に分割した格子点(例えば33×33×33)のsRGB信号値を、補間演算により算出する。このようにして、スキャナの任意の8ビットRGB信号に対するsRGB信号値を求めることが可能な、3DLUTからなる、ICCプロファイルが生成される。
スキャナICCプロファイル222は、CD等の所定の記録媒体に記録されて、あるいは、インターネットを介して、ユーザに提供される。提供されたスキャナICCプロファイル222をPC200上の所定の色変換プログラムにプラグインすることにより、スキャナ100から出力された8ビットRGB信号を所望の色合いのsRGB信号に変換することが可能になる。
具体的には、スキャナ100から出力された画像信号が、I/O202を介して入力され、入力画像記憶手段232に一旦記憶された後、色変換手段240によりスキャナICCプロファイル222に従って所望の色合いに変換される。また、色変換手段240によりプリンタICCプロファイル224に従って所望の色合いに変換される。色変換が施された画像は、出力画像記憶手段234に一旦記憶された後に、I/O204を介して、図示を省略したプリンタに出力される。
なお、本実施形態では、本発明における信号値取得手段は主としてA/D変換器114によって構成され、本発明における黒キャリブレーション手段は主としてCPU140及び黒キャリブレーションLUT134によって構成されている。
次に、図3(a)及び(b)のフローチャートを用いて黒キャリブレーションの処理について説明する。なお、図3(a)は、スキャナ100でLUTが設定されるまでの準備処理を示し、図3(b)は、スキャナ100で任意の画像を読み取って黒キャリブレーション及び階調変換を施した画像信号をPC200に出力するまでの各ステップを示している。
図3(a)において、スキャナ100の電源がオンされると、所定の初期化処理を行って(S2)、白キャリブレーションを行う(S4)。白キャリブレーションは、具体的には、プラテン102に常設された基準の白色を有する白板をイメージセンサ110に読み取らせて、予め決められた値の画像信号がA/D変換器114から出力されるように、A/D変換器114のリファレンス電圧を調節する。
次に、黒レベル標準値122をEEPROM120から読み込む(S6)。
次に、ランプ104を消灯し、ブラックシャッタ106を閉じて、イメージセンサ110に光が入射しない状態(黒状態)にする(S8)。このような黒状態下でイメージセンサ110から出力された画像信号は、アンプ112で増幅された後、A/D変換器114でアナログからデジタルに変換される(S10)。そして、黒状態下での画像信号のデジタル値(黒レベル信号値)について、その平均値を算出する(S12)。ここで、黒レベルの画像信号はノイジーなので、複数回の読取りを行って平均化することや、主走査方向に平均化することにより、安定した値を取得するようにすると、好ましい。
次に、黒レベル標準値122と、黒レベル信号値の平均値との差分に基づいて、黒キャリブレーションLUT134を算出する(S14)。
ここで、黒キャリブレーションLUT134について、図4及び図5を用いて詳細に説明する。
なお、図4において、横軸はイメージセンサ110の読取対象の原稿の濃度であり、縦軸はデジタルに変換された直後の画像信号値(12ビット)であって、点線及び実線は原稿の各濃度に対してイメージセンサ110から出力される画像信号の入出力特性を示している。なお、点線は、機差のばらつき中心にある標準スキャナの画像信号の入出力特性を示し、実線は、標準スキャナよりも黒レベルの信号値が高くなってしまう(黒レベルの信号値が白レベルの信号値の方に近づいてしまう)、あるスキャナにおける画像信号の入出力特性を示す。このように標準スキャナにおける入出力特性(点線)から離れた入出力特性(実線)を有するスキャナでは、その入出力特性(実線)を標準スキャナの画像信号の入出力特性(点線)に近づけるように変換するための黒キャリブレーションLUTを求める。
図5において、横軸は黒キャリブレーション前の画像信号のデジタル値(黒キャリブレーション入力値)であり、縦軸は黒キャリブレーション後の画像信号のデジタル値(黒キャリブレーション出力値)であって、実線は黒キャリブレーションLUT134の内容を示す。なお、点線は、黒キャリブレーションが不要な場合、すなわち標準スキャナと同じ入出力特性を有したスキャナの場合を示している。
黒キャリブレーションLUT134を算出するには、まず、図4に示す標準スキャナの黒レベル標準値122と、実際に使用するスキャナ100の黒レベル信号値1142(ただし平均値を用いている)との、差分を算出し、次に、この差分に基づいて図5に実線で示す黒キャリブレーションLUT134を求める。図4に実線で示す特性のスキャナでは黒い側の出力が標準スキャナと比較して高くなっているので、黒キャリブレーションLUT134は、図5に示すように黒い側の出力を落とすようなカーブにする。このようなカーブの形状は、黒レベルを合わせる条件や、ピボット点(この点以上の信号値では変化させないことにするその点)等の条件を付与して、2次関数近似する。
次に、所定の階調変換を行うためのLog変換LUT136を算出する(S16)。なお、ここでは、Log変換LUT136の算出方法の説明のためにステップS16を設けたが、Log変換LUT136はスキャナの種類ごとに固定でよいので、EEPROM120に予め記憶しておき、Log変換LUT136を算出することなく、EEPROM120からLog変換LUT136を読み込んで用いるようにしてもよい。
図6において、横軸(x軸)は黒キャリブレーション後であって階調変換前の画像信号のデジタル値(階調変換入力値)、縦軸(y軸)は階調変換後の画像信号のデジタル値(階調変換出力値)であり、実線はLog変換LUT136の内容を示す。このLog変換LUT136を数式1に示す。
[数式1]
x>Xthのとき
y=255+αlog10((x-black_std)/(4095-black_std))
x≦Xthのとき
y=βx
ここで、black_stdは黒レベル標準値122、Xthは所定の閾値である。xが閾値Xth以下のときには原点を通る傾きβの直線であり、xが閾値Xthを越えるときにはLog曲線である。なお、閾値Xthにおいて連続するように傾きβを定める。
そして、黒キャリブレーションLUT134にLog変換LUT136をカスケード接続して、全体のLUT132を形成する(S18)。ここで、各RGBごとにそれぞれひとつずつLUT132が形成されて、RAM130上に設定される。
次に、スキャナ100で任意の画像を読み取る際の処理について説明する。
図3(b)において、ブラックシャッタ106を開き、ランプ104を点灯した状態下で、ランプ104の光が照射された読取対象媒体からの反射光が、レンズ108を介してイメージセンサ110へ入射される(S22)。イメージセンサ110から出力された画像信号は、アンプ112で増幅された後、A/D変換器114でアナログからデジタル(12ビット)に変換される(S24)。
そして、デジタル化された画像信号に対して、CPU140により、LUT132に従った変換が行われる(S26)。すなわち、黒キャリブレーションLUT134に従った黒キャリブレーションと、Log変換LUT136に従った階調変換とが行われて、8ビットの画像信号が得られる。
黒キャリブレーションと階調変換が施された画像信号は、I/O118を介してPC200に対して出力される(S28)。
PC200では、スキャナ100から出力された画像信号(8ビットRGB信号)が入力画像記憶手段232に一旦記憶された後、色変換手段240により、スキャナICCプロファイル222に基づいて色変換が施されて、所望の色合いのsRGB信号が得られる。また、画像のプリントを実行する際には、色変換手段240により、プリンタICCプロファイル224に基づいて所望の色合いのプリントが可能な色変換が施される。
スキャナICCプロファイル222及びプリンタICCプロファイル224の両プロファイルに基づいて色変換が施された画像信号は、出力画像記憶手段234に一旦記憶された後、I/O204を介して、図示を省略したプリンタに対して出力される。
したがって、スキャナ100の機差のばらつきがキャリブレーションされた上で、ICCプロファイル222、224によりスキャナの種類ごとの標準スキャナの特性及びプリンタの機種ごとの標準プリンタの特性に基づいて色変換された画像が、用紙にプリントされることになる。したがって、階調及び色の良好な画像がプリントされる。
なお、黒レベル標準値122は、スキャナICCプロファイル222に関連付けて、スキャナ100のユーザに提供されるようにすると、好ましい。
例えば、図7に示すように、あるメーカから提供されるタイプAのスキャナのICCプロファイル222Aには、そのタイプAのスキャナの黒レベル標準値を含む付加情報ファイル226Aが付加されてユーザに提供される一方で、別のメーカから提供されるタイプBのスキャナのICCプロファイル222Bには、そのタイプBのスキャナの黒レベル標準値を含む付加情報ファイル226Bが付加されてユーザに提供される。これらのスキャナICCプロファイル222及びその付加情報ファイル226は、例えば、CD(Compact Disk)等の所定の記録媒体に記録されて、あるいは、インターネットを介して、ユーザに提供される。PC200では、スキャナICCプロファイル222及びその付加情報ファイル226を、図示を省略した記録媒体読取装置によりCD等の記録媒体から選択して読み取るか、あるいは、インターネットを介して、スキャナICCプロファイル222及びその付加情報ファイル226を選択して取得する。例えば、PC200に接続されたスキャナ100がタイプAであれば、タイプAのスキャナのICCプロファイル222A及びその付加情報ファイル226Aが選択的に取得される。これらのうち、スキャナICCプロファイル222Aは、PC200のプロファイル記憶手段220に登録されるとともに、付加情報ファイル226Aに含まれた黒レベル標準値122は、接続されたスキャナ100に送信される。黒レベル標準値122をPC200から受信したスキャナ100は、その黒レベル標準値122をEEPROM120に登録する。
なお、黒レベル標準値は、スキャナICCプロファイル222の中にタグを設けて属性情報のひとつとして書き込んでおくようにしてもよい。
また、タイプXのプリンタのICCプロファイル224X及びタイプYのプリンタのICCプロファイル224Yも選択的に取得されて、PC200のプロファイル記憶手段220に登録される。
さらに、キャリブレーションプログラム124についてもスキャナICCプロファイル222に関連付けてユーザに提供するようにしてもよい。例えば、PC200では、図示を省略した記録媒体読取装置により、スキャナICCプロファイル222及びそのキャリブレーションプログラム124がCD等の記録媒体から選択的に読み取られる。あるいは、インターネットを介して選択的に取得される。キャリブレーションプログラム124は、I/O202を介して、接続されたスキャナ100に送信される。そして、キャリブレーションプログラム124をPC200から受信したスキャナ100は、そのキャリブレーションプログラム124をEEPROM120に登録する。
図8は、他の実施形態のスキャナ1000を示す要部ブロック図である。図1に示す構成要件と同じ構成要件には、同じ符号を付してあり、詳細な説明を省略する。
図8に示すスキャナ1000において、LUT選択部1140は、所定の黒状態下で出力される画像信号の信号値(黒レベル信号値)と、黒レベル標準値122との差分に基づいて、LUT記憶手段1130に予め記憶された複数のLUTの中から適当なLUT132を選択することにより、LUT134及び136を切り替えるようになっている。
LUT選択部1140は、例えば、CPUによって構成され、LUT記憶手段1130は、例えば、ROMによって構成される。
任意の読取対象媒体がプラテン102に載置されてイメージセンサ110から任意の画像信号が出力されると、LUT選択部1140によって切り替えられたLUT134及び136に従って、黒レベルキャリブレーション及び階調変換が施される。更に、スキャナICCプロファイル222及びプリンタプロファイル224に従って色変換が施された画像信号が、I/O204を介して出力される。
なお、本発明における黒キャリブレーション手段は主としてLUT選択部1140及び黒キャリブレーションLUT134によって構成されている。
なお、以上の説明において、各スキャナの黒レベル信号値は、ランプ104を消灯するとともにブラックシャッタ106を閉じて、イメージセンサ110に光が入射しないようにして読み取ることにより取得する態様を例に説明したが、本発明は特にこのような態様に限定されるものではない。例えば、ランプ104を消灯することのみによって得られた黒状態下で黒レベル信号値を取得する態様としてもよく、また、プラテン102の所定の位置に常設された基準の黒色を有する黒板をイメージセンサ110に読み取らせて黒レベル信号値を取得する態様としてもよく、さらに、暗電流を測定する態様としてもよい。
また、前述の説明において、黒キャリブレーションLUTを電源オン時に求める場合を例に説明したが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。例えば、原稿等の読取対象媒体を読み取る直前に黒キャリブレーションLUTを求めるようにしてもよい。
また、前述の説明において、画像信号がR,G,Bの各色の画像信号からなり、LUTをR,G,Bの各色ごとに求める場合を例に説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、白黒のスキャナであれば、全体でひとつのLUTを求めるようにしてもよい。
また、前述の説明において、白キャリブレーションを電源オン時に行う場合を例に説明したが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。例えば、原稿等の読取対象媒体を読み取る直前に白キャリブレーションを行うようにしてもよいし、白レベルが安定した種類のスキャナであれば白キャリブレーションを省略するようにしてもよい。
また、前述の説明において、白キャリブレーションの後、黒キャリブレーションを行う場合を例に説明したが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、黒キャリブレーションの後に白キャリブレーションを行う場合を含む。
また、前述の説明において、黒レベル標準値が、ばらつき中心にある場合を例に説明したが、基準となる特定の標準の特性を有する標準スキャナで、予め決められた所定の黒レベルを読み取って得たものでもよい。
以上説明した本発明に係る実施形態の内容は、黒キャリブレーション以外のキャリブレーションを行う場合に応用することも可能であり、また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜、設計変更及び改良を施してもよいことはいうまでもない。
また、スキャナの特性は、機差ばらつきだけでなく、環境温度、経年変化に対しても変動するが、本発明によれば、そういった変動に対しても有効である。
一実施形態のスキャナを含む画像読取システムのブロック図 黒キャリブレーションLUTにLog変換LUTをカスケード接続して構成したLUTの説明に用いる説明図 黒キャリブレーション処理の流れを示す概略フローチャート 黒レベルの機差ばらつきの説明に用いる説明図 黒キャリブレーションLUTの説明に用いる説明図 Log変換LUTの説明に用いる説明図 ICCプロファイルと黒レベル標準値との関連付けの説明に用いる説明図 他の実施形態のスキャナを示すブロック図
符号の説明
100…スキャナ、102…スキャナのプラテン、104…スキャナのランプ、106…スキャナのブラックシャッタ、108…スキャナのレンズ、110…スキャナのイメージセンサ、114…スキャナのA/D変換器、116…スキャナの白レベル調整部、120…スキャナのEEPROM,122…黒レベル標準値、130…スキャナのRAM、132…LUT(ルックアップテーブル)、134…黒キャリブレーションLUT、136…Log変換LUT、140…スキャナのCPU、200…PC(パーソナルコンピュータ)、220…PCのプロファイル記憶手段、240…PCの色変換手段、1140…スキャナのLUT選択部

Claims (6)

  1. 画像を読み取るイメージセンサと、
    前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して特定の標準の特性を有する標準スキャナの画像信号の特性を基準にした黒レベルのキャリブレーションを行う黒キャリブレーション手段と、
    前記標準スキャナの黒レベル標準値を記憶する記憶手段と、
    黒レベル信号値を取得する信号値取得手段と、を備え、
    前記黒キャリブレーション手段は、前記記憶手段に記憶された黒レベル標準値と前記取得された黒レベル信号値とに基づいて、前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して前記黒レベルのキャリブレーションを行うための黒キャリブレーション情報を求め、該黒キャリブレーション情報に従って黒レベルのキャリブレーションを行うことを特徴とするスキャナ。
  2. さらに、白レベルのキャリブレーションを行う白キャリブレーション手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスキャナ。
  3. 前記黒キャリブレーション情報は、前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号の信号値を前記標準スキャナの画像信号の特性を有した信号値に変換するために算出したルックアップテーブルであることを特徴とする請求項1又は2に記載のスキャナ。
  4. 画像を読み取るイメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して黒レベルのキャリブレーションを行う黒キャリブレーション方法であって、
    特定の標準の特性を有する標準スキャナの画像信号の黒レベル標準値を所定の記憶手段から読み込むステップと、
    黒レベル信号値を取得するステップと、
    前記記憶手段に記憶された黒レベル標準値と前記取得された黒レベル信号値とに基づいて、前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して前記黒レベルのキャリブレーションを行うための黒キャリブレーション情報を求めるステップと、
    前記黒キャリブレーション情報に従って黒レベルのキャリブレーションを行うステップと、
    を含むことを特徴とする黒キャリブレーション方法。
  5. 前記黒レベル標準値は、色変換のためのプロファイルに関連付けられて提供されたことを特徴とする請求項4に記載の黒キャリブレーション方法。
  6. 画像を読み取るイメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して黒レベルのキャリブレーションをコンピュータに実行させるプログラムであって、
    特定の標準の特性を有する標準スキャナの画像信号の黒レベル標準値を所定の記憶手段から読み込むステップと、
    黒レベル信号値を取得するステップと、
    前記記憶手段に記憶された黒レベル標準値と前記取得された黒レベル信号値とに基づいて、前記イメージセンサから出力される機差のばらつきを有した画像信号に対して前記黒レベルのキャリブレーションを行うための黒キャリブレーション情報を求めるステップと、
    前記黒キャリブレーション情報に従って黒レベルのキャリブレーションを行うステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
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