JP2005277247A - 処理装置、表示方法および表示プログラム - Google Patents

処理装置、表示方法および表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】半導体ウェハ上の形成された半導体チップの検査結果情報を容易に確認できること。
【解決手段】本発明にかかる処理装置10は、半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質番号とを含む二つの検査結果情報をもとに同一位置の品質番号をそれぞれ比較して、各品質番号の相関度を求め、各位置情報が示す各対応領域に相関度に対応する色を表示したウェハマップ画像の表示データを作成して、このウェハマップ画像を表示部13に表示出力させる処理部15を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する処理装置、表示方法および表示プログラムに関する。
従来の処理装置では、半導体ウェハ上に形成された半導体チップの各々に対して複数の電気的検査によって得られた半導体チップの品質レベル情報を、たとえば品質番号を用いて出力していた。この品質番号は、半導体チップの品質レベルを番号化したものであり、具体的には、品質番号「0」である半導体チップは全ての検査で不良が発生しなかった良品、品質番号「1」である半導体チップは読取処理を行なったが書き込み情報が読み取れないもの、品質番号「2」である半導体チップは書込み処理を行なったが所定の情報が書き込めないもの、品質番号「3」である半導体チップは所定電圧を印加したが電気的な導通が確認できないもの、などのように設定されている。処理装置は、図33に示すように、各品質番号を半導体ウェハ上の位置に対応させて表示したウェハマップ201を表示画面に表示することによって、半導体チップの品質状態を出力している(特許文献1参照)。そして、検査者は、このようなウェハマップ画像を視認することによって、半導体チップの品質状態を確認していた。
特開2001−144148号公報
ところで、表示出力される複数のウェハマップ画像を比較して、半導体ウェハの不良分布解析、製造手順中における異常の解析、異なる検査装置間の測定条件等の調整、検査装置における測定条件の解析および半導体ウェハの経時的劣化の解析を行なう場合がある。この場合、たとえば、検査結果「A」に対応するウェハマップ201と検査結果「B」に対応するウェハマップ202とを比較し、半導体チップごとに品質番号の差異を求め、この差異の有無などによって各解析を行なっていた。
しかしながら、半導体ウェハ上には、数百から数千もの半導体チップが形成されている場合がある。このような場合に、半導体チップごとに品質番号の差異を求めようとすると長時間を要してしまう。この結果、検査工程および解析工程のコスト増加を招き、生産コスト全体を増加させるという問題があった。特に、検査者がウェハマップ201とウェハマップ202との品質番号を半導体チップごとに比較して品質番号の差異を求めるとすると、半導体ウェハ上に形成される半導体チップ数の増加にしたがい、作業品質が低下し、不良品の検出率などが低下すると言う問題があった。
この発明は、上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、半導体ウェハ上に形成された半導体チップの二つの検査結果情報の相関度を検査者に対して容易に視認させる処理装置、表示方法および表示プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる処理装置は、半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む検査結果情報を処理し、該処理結果情報を表示手段に表示出力する処理装置において、二つの前記検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報をそれぞれ比較して、各品質レベル情報の相関度を求め、該相関度を前記位置情報または前記品質レベル情報に対応させて前記表示手段に表示出力させる処理手段を備えたことを特徴とする。
この発明にかかる処理装置は、前記処理手段は、前記位置情報が示すウェハマップ上の対応領域に前記相関度を表示出力させることを特徴とする。
この発明にかかる処理装置は、前記処理手段は、同一位置の各品質レベル情報の差分値を求め、該差分値に応じた色を前記対応領域に表示出力させることを特徴とする。
この発明にかかる処理装置は、前記処理手段は、同一位置の各品質レベル情報の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算し、この加算した値を表形式で表示出力させることを特徴とする。
この発明にかかる処理装置は、前記処理手段は、同一の前記品質レベル情報に対応した各位置情報が示すウェハマップ上の各対応領域に、前記品質レベル情報の各段階に対応した同一色を表示出力させることを特徴とする。
この発明にかかる処理装置は、前記品質レベル情報の組み合わせを指示する指示入力手段をさらに備え、前記処理手段は、前記指示入力手段から指示された前記品質レベル情報の組み合わせと一致する前記品質レベル情報の組み合わせを有する前記位置情報を検出し、該位置情報が示すウェハマップ上の対応領域に所定色を表示出力させることを特徴とする。
この発明にかかる表示方法は、半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示方法において、前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得ステップと、前記位置情報が示す対応領域に前記相関度に応じた色を表示したウェハマップ画像を作成して、該ウェハマップ画像を表示出力する表示データ作成ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明にかかる表示方法は、半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示方法において、前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得ステップと、同一位置の各品質レベル情報の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算する加算ステップと、前記加算ステップにおける各加算値を前記品質レベル情報の組み合わせごとに対応させた対応表画像を生成して、該対応表画像を表示出力する表示データ作成ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明にかかる表示方法は、同一の前記品質レベル情報に対応した各位置情報が示す各対応領域に、前記品質レベル情報の各段階に対応した同一色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力するウェハマップ作成ステップをさらに含むことを特徴とする。
この発明にかかる表示方法は、前記品質レベル情報の組み合わせを指示する指示入力ステップと、前記指示入力ステップにおいて指示された前記品質レベル情報の組み合わせと一致する前記品質レベル情報の組み合わせを有する前記位置情報を検出する検出ステップと、該検出された位置情報に所定色を対応づけ、該検出された位置情報が示す対応領域に前記所定色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力させるウェハマップ形成ステップと、をさらに含むことを特徴とする。
この発明にかかる表示プログラムは、半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示プログラムにおいて、前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得手順と、前記位置情報が示す対応領域に前記相関度に応じた色を表示したウェハマップ画像を作成して、該ウェハマップ画像を表示出力する表示データ作成手順と、を含むことを特徴とする。
この発明にかかる表示プログラムは、半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示プログラムにおいて、前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得手順と、同一位置の各品質レベル情報の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算する加算手順と、前記加算手順における各加算値を前記品質レベル情報の組み合わせごとに対応させた対応表画像を生成して、該対応表画像を表示出力する表示データ作成手順と、を含むことを特徴とする。
この発明にかかる表示プログラムは、同一の前記品質レベル情報に対応した各位置情報が示す各対応領域に、前記品質レベル情報の各段階に対応した同一色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力するウェハマップ作成手順をさらに含むことを特徴とする。
この発明にかかる表示プログラムは、前記品質レベル情報の組み合わせを指示する指示入力手順と、前記指示入力手順において指示された前記品質レベル情報の組み合わせと一致する前記品質レベル情報の組み合わせを有する前記位置情報を検出する検出手順と、該検出された位置情報に所定色を対応づけ、該検出された位置情報が示す対応領域に前記所定色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力させるウェハマップ形成手順と、をさらに含むことを特徴とする。
この発明は、二つの検査結果情報をもとに同一位置の品質レベル情報をそれぞれ比較して求めた相関度を位置情報または品質レベル情報に対応させて表示するため、検査時間および解析時間の短縮化が可能となり、検査工程および解析工程のコスト低減を図ることができる。このため、この発明によれば、半導体チップの生産コスト全体の低減を実現することが可能となるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、この発明にかかる処理装置、表示方法および表示プログラムの実施の形態について説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1にかかる処理装置について説明する。図1は、実施の形態1にかかる処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる処理装置10は、入力部11と記憶部12と表示部13と処理部15を備えた制御部14とを有する。処理装置10は、半導体ウェハ上に形成された半導体チップに対して複数の電気的検査を行う検査装置2Aおよび検査装置2Bからそれぞれ出力された二つの検査結果情報を処理して、この処理結果を表示部13から表示出力する。検査装置2A,2Bから出力される各検査結果情報は、電気的検査によって得られた半導体チップの品質番号と、この半導体チップの位置情報とが対応づけられたものである。品質番号とは、検査装置2A,2Bにおける複数の電気的検査によって得られた半導体チップの品質レベルを番号化したものであり、たとえば、品質番号0である半導体チップは、全ての電気的検査で不良が発生しなかった良品であり、品質番号1〜9である半導体チップは、情報の読み書き検査、所定の電圧印加に対する耐圧検査などの異なる検査をそれぞれ行なった場合に、不良が発生する品質レベルである。処理装置10は、二つの検査結果情報をもとに同一位置の品質番号を比較して求めた相関度を、位置情報に対応する対応領域に表示したウェハマップ画像を表示部13に表示出力する。なお、実施の形態1における相関度は、二つの検査結果情報における同一位置の品質番号を比較し、この比較結果を数値化したものである。
入力部11は、処理装置10の動作および処理装置10が行なう処理の指示情報が入力され、各指示情報の入力を受け付けるとともに受け付けた指示情報の内容を制御部14に送出する。記憶部12は、制御部14の制御のもと、検査装置2A,2Bからそれぞれ入力された検査結果情報を格納する。表示部13は、制御部14の制御のもと、処理部15から出力された表示データにしたがって画像を表示出力する。制御部14は、入力部11、記憶部12、表示部13および処理部15の各処理または動作を制御する。処理部15は、二つの検査結果情報をもとに同一位置の品質番号をそれぞれ比較して、各品質番号の相関度を求め、位置情報が示す対応領域に相関度に応じた色を表示させたウェハマップ画像の表示データを作成して、表示部13にウェハマップ画像を表示出力させる。
つぎに、図2に示すフローチャートを参照して、処理部15が行なう検査結果処理手順について説明する。図2は、図1に示す処理部15による検査結果処理手順を示すフローチャートである。図2に示すように、処理部15は、記憶部12に格納された二つの検査結果情報をもとに同一位置の各品質番号を比較して、各品質番号の相関度を求めて相関度データを作成する相関度取得処理を行なう(ステップS102)。処理部15は、相関度取得処理(ステップS102)で作成した相関度データを用いて、相関度に応じた色情報を位置情報ごとに対応づけた色データを作成する色データ作成処理を行う(ステップS104)。処理部15は、この色データにおける位置情報ごとの相関度に応じた色情報と、位置情報とをもとにウェハマップ画像の表示データを作成し(ステップS106)、この表示データを表示部13に出力して、表示部13にウェハマップ画像を表示させる(ステップS108)。
つぎに、図2に示す相関度取得処理について説明する。図3は、図2に示す相関度取得処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図4は、検査結果情報の一例を示す図であり、図5は、図4に示す相関度取得処理において作成された相関度データの一例を示す図である。図4では、検査装置2Aから出力された検査結果情報を検査結果「A」とし、検査装置2Bから出力された検査結果情報を検査結果「B」とする。また、図4に示すように、検査結果「A」および検査結果「B」では、位置情報として、半導体チップの半導体ウェハ上における(x,y)(xは、半導体ウェハ上における横軸方向の座標であり、yは、半導体ウェハ上における縦軸方向の座標である。)座標と、この座標に位置する半導体チップの品質番号とが対応づけられている。
図3に示すように、まず、処理部15は、相関度の取得を終了した位置情報の数量nを初期化し、n=0とする(ステップS112)。処理部15は、二つの検査結果情報から、同一位置の品質番号をそれぞれ抽出し(ステップS114)、抽出した各品質番号を比較して、各品質番号が一致するか否かを判断する(ステップS116)。処理部15は、各品質番号が一致すると判断した場合には(ステップS116:Yes)、相関度は1であるとして(ステップS118)、相関度「1」をこの位置情報に対応づける。また、処理部15は、各品質番号が一致しないと判断した場合には(ステップS116:No)、相関度は0であるとして(ステップS120)、相関度「0」をこの位置情報に対応づける。そして、この位置情報における相関度の取得を終了したため、数量nをn=n+1として(ステップS122)、n=nallか否かを判断し(ステップS124)、全ての位置情報について相関度を求めたか否かを判断する。全ての位置情報に対する相関度を求めておらず、n=nallでないと判断した場合には(ステップS124:No)、ステップS114に進み、つぎの位置情報について上述した処理手順と同様に相関度を求める。また、処理部15は、n=nallであると判断した場合には(ステップS124:Yes)、相関度取得処理を終了する。このように、処理部15は、位置情報、二つの検査結果情報の各品質番号および相関度が対応づけられた相関度データを作成する。
具体的には、図4に示すように、位置情報(3,1)の品質番号に対して相関度を求める場合には、処理部15は、検査結果「A」をもとに位置情報(3,1)に対応する品質番号「4」と、同様に、検査結果「B」をもとに位置情報(3,1)に対応する品質番号「4」とをそれぞれ抽出して(ステップS114)、一致するか否かを判断する(ステップS116)。この場合、位置情報(3,1)に対応する各品質番号は、ともに「4」であり一致するため(ステップS116:Yes)、図5の相関度データ17に示すように、位置情報(3,1)に対応する相関度は「1」とされる(ステップS118)。また、処理部15は、位置情報(4,1)においては、検査結果「A」をもとに位置情報(4,1)に対応する品質番号「3」と、同様に、検査結果「B」をもとに位置情報(4,1)に対応する品質番号「1」とを抽出し(ステップS114)、一致するか否かを判断する(ステップS116)。この場合に、位置情報(4,1)に対応する各品質番号は、「3」と「1」であるため一致せず(ステップS116:No)、相関度データ17に示すように、位置情報(3,1)に対応する相関度は「0」とされる(ステップS120)。このように、処理部15は、全ての位値座標について、各品質番号の相関度を求めることによって、図5に示すような相関度データ17を作成する。
つぎに、色データ作成処理について説明する。図6は、図2に示す、色データ作成処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図7は、図6に示す色データ作成処理において作成された色データの一例を示す図である。
図6に示すように、処理部15は、色指定が終了した位置情報の数量nの値を初期化し、n=0とする(ステップS132)。処理部15は、相関度取得処理で作成した相関度データを参照し(ステップS134)、色データの指定対象となる位置情報に対して、この位置情報に対応する相関度が「1」または「0」であるか否かを判断する(ステップS136)。処理部15は、相関度が「1」であると判断した場合には(ステップS136:「1」)、この位置情報に対応する色情報は「緑」であると指定する(ステップS138)。一方、処理部15は、相関度が「1」ではないと判断した場合(ステップS136:「0」)、この位置情報に対応する色情報は「赤」であると指定する(ステップS140)。そして、この位置情報に対応する色情報の指定が終了したため、数量nをn=n+1とし(ステップS142)、n=nallか否かを判断し(ステップS144)、全ての位置情報に対して相関度を求めたか否かを判断する。全ての位置情報に対して色指定が終了しておらず、n=nallでないと判断した場合には(ステップS144:No)、ステップS134に進み、つぎの位置情報に対して、上述した処理手順と同様に色指定を行なう。また、処理部15は、n=nallであると判断した場合には(ステップS144:Yes)、色データ作成処理を終了する。このように、処理部15は、位置情報、二つの検査結果情報の各品質番号、相関度および色情報が対応づけられた色データを作成する。
具体的には、処理部15は、位置情報(3,1)に対して色指定を行なう場合には、図5に示す相関度データ17を参照して(ステップS134)、相関度データ17における位置情報(3,1)に対応する相関度が「1」であるかを判断する(ステップS136)。この場合、位置情報(3,1)に対応する相関度は、「1」であるため(ステップS136:「1」)、処理部15は、この(3,1)に対応する色情報は「緑」であると指定する(ステップS138)。また、位置情報(4,1)に対して色指定を行なう場合には、相関度データ17における位置情報(4,1)に対応する相関度が「1」であるかを判断する(ステップS136)。この場合、相関度データ17より相関度が「0」であるため(ステップS136:「0」)、位置情報(4,1)に対応する色情報は「赤」であると指定する(ステップS140)。このように、全ての位置情報に対して、色指定を行なうことによって、図7に示すような色データ18が作成される。
そして、処理部15は、色データ18の位置情報列と色情報列との情報を用いて、図8に示すようなウェハマップ19の表示データを作成する。なお、図8は、表示部13の表示画面に表示されるウェハマップ画像の一例を示す図である。
処理部15は、色データ18における位置情報(3,1)に対応する色情報が「緑」である場合には、位置情報(3,1)が示す図8の対応領域S1を緑色表示191とする表示データを作成する。また、処理部15は、色データ18における位置情報(4,1)に対応する色情報が「赤」である場合には、位置情報(4,1)が示す図8の領域S2を赤色表示192とする表示データを作成する。このように、処理部15は、色データ18を用いて、位置情報が示す対応領域ごとに各指定色を表示させるウェハマップ画像の表示データを作成し、このウェハマップ画像を表示部13に表示出力させる。この結果、表示部13の表示画面には、図8に示すように、それぞれの半導体チップの位置に対応する領域に、各品質番号の相関度に応じた色を表示したウェハマップ19が表示される。
実施の形態1にかかる処理装置10では、ウェハマップ19を用いた表示とすることによって、検査者は査結果情報間の一致状態の確認を短時間で容易に行なうことが可能となる。このため、検査時間および解析時間の短縮化が可能となり、検査工程および解析工程のコスト低減を図ることができる結果、半導体チップの生産コスト全体の低減を実現することができる。
また、実施の形態1として、相関度に対応する色情報を「赤」または「緑」として色指定を行なう場合について説明したが、これに限らず、相関度に対応する色は、表示部13の表示画面に表示出力されたときに検査者が差異を認識できる程度にそれぞれ異なれば足りる。この場合も、検査者が、検査結果情報間の一致状態を短時間で認識することが可能となる。
また、処理部15は、相関度として、同一位置である品質番号の一致または不一致の判断結果に応じて所定の数値を対応づけた場合について説明したが、同一位置の各品質番号の差分値を相関度として求めてもよい。図9は、図2に示す相関度取得処理の処理手順の他の例を示すフローチャートである。なお、図10は、図9に示す相関度取得処理において作成された相関度データの一例を示す図である。
図9において、ステップS152およびステップS154の処理は、図3におけるステップS112およびステップS114の処理と同じである。処理部15は、抽出した二つの品質番号の差分値を算出し(ステップS156)、算出した差分値は相関度であるとして、この位置情報に対応づける(ステップS158)。そして、処理部15は、この位置情報に応じた相関度の取得を終了したため、n=n+1とし(ステップS160)、全ての位置情報について相関度を求めたか否か、すなわち、n=nallであるか否かを判断する(ステップS162)。処理部15は、n=nallでないと判断した場合には(ステップS162:No)、ステップS154に進み、つぎの位置情報に対して上述した処理手順と同様に相関度を求める。また、処理部15は、n=nallであると判断した場合には(ステップS162:Yes)、相関度取得処理を終了する。このように、処理部15は、位置情報、二つの検査結果情報の各品質番号および相関度が対応づけられた相関度データを作成する。このように、各品質番号の差分値を求め、この差分値を相関度として各位置情報に対応づけることによって、図10に示すような相関度データ17aが作成される。なお、相関度データ17aでは、差分値として、差分値の絶対値を対応づけている。
つぎに、この相関度データ17aを用いて色データを作成する色データ作成処理について説明する。図11は、図2に示す色データ作成処理の処理手順の他の例を示すフローチャートである。なお、図12は、図11に示す色データ作成処理において作成された色データの一例を示す図である。
図11に示すステップS172およびステップS174の処理は、図6におけるステップS132およびステップS134の処理と同じである。処理部15は、色情報の指定対象となる位置情報に対応づけられた相関度の値が、「0」、「5」未満または「5」以上であるかを判断する(ステップS176)。処理部15は、相関度の値が「0」であると判断した場合には(ステップS178:「0」)、この位置情報に対応する色情報は「緑」であると指定する(ステップS178)。また、処理部15は、相関度が「5」未満である判断した場合には(ステップS176:「5」未満)、この位置情報に対応する色情報は「黄」であると指定する(ステップS180)。また、処理部15は、相関度が「5」以上であると判断した場合には、(ステップS176:「5」以上)、この位置情報に対応する色情報は「赤」であると指定する(ステップS182)。そして、図6に示すステップS184およびステップS186は、図6に示すステップS142およびステップS144と同じである。処理部15は、図11に示す色データ作成処理を行なって、図12に示すように、位置情報、二つの検査結果情報の各品質番号、相関度および色情報が対応づけられた色データ18aを作成する。
そして、処理部15は、この色データ18aの位置情報列と色情報列との情報を用いて、たとえば図13に示すウェハマップ19aの表示データを作成する。処理部15は、色データ18aを参照して、位置情報(3,1)が示す図13の領域S1を色情報「緑」にしたがって緑色表示191とする表示データを作成する。また、処理部15は、位置情報(4,1)が示す図13の領域S2を色情報「黄」にしたがって黄色表示193とする表示データを作成し、位置情報(5,1)が示す図13の領域S3を色情報「赤」にしたがって赤色表示192とする表示データを作成する。このように、処理部15は、同一位置の品質番号の差分値に応じた色が、位置情報が示す対応領域ごとに表示されたウェハマップ19aの表示データを作成し、ウェハマップ19aを表示部13に表示出力させる。この場合も、検査者は、ウェハマップ19aを視認することによって、検査結果情報間の一致状態をさらに詳細に確認することができる。なお、図11に示すように、必ずしも、相関度が「0」、「5」未満または「5」であるか否かを判断基準とする必要はなく、検査目的および解析目的に応じて判断基準を設定すればよい。また、図11に示すステップS178〜ステップS182では、設定された判断基準における各判断結果に応じた色情報を指定すればよい。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2について説明する。図14は、実施の形態2にかかる処理装置の構成を示すブロック図である。図14に示すように、実施の形態2にかかる処理装置20は、入力部11と記憶部12と表示部13と処理部25を備えた制御部24とを有する。処理装置20は、検査装置2A,2Bからそれぞれ出力された二つの検査結果情報を処理して、処理結果を表示部13に表示出力する。処理部25は、検査装置2A,2Bからそれぞれ出力された二つの検査結果情報の相関度を求め、同一位置の各品質番号の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算し、この加算した値を表形式で表示部13に表示出力させる。制御部24は、実施の形態1における制御部14と同様の機能を有する。なお、本実施の形態2では、相関度は、同一位置の各品質番号の組み合わせに該当する該当率を示したものである。
つぎに、図15に示すフローチャートを参照して、処理部25が行なう検査結果処理手順について説明する。図15は、図14に示す処理部25による検査結果処理手順を示すフローチャートである。図15に示すように、処理部25は、図3に示す処理手順と同様の処理手順を行なうことによって相関度取得処理を行なう(ステップS202)。処理部25は、相関度取得処理において作成した相関度データを用いて、各品質番号の組み合わせごとに各相関度を加算し、各組み合わせと各加算値とが対応づけられた組み合わせデータを作成する加算処理を行なう(ステップS204)。処理部25は、この組み合わせデータを用いて、各加算値を各品質番号の組み合わせごとに表示する表形式の対応表画像の表示データを作成し(ステップS206)、この表示データを表示部13に出力して、表示部13に対応表画像を表示させる(ステップS208)。
つぎに、図15に示す加算処理について説明する。図16は、図15に示す加算処理の処理手順を示すフローチャートである。この加算処理では、相関度データとは別に、各品質番号の組み合わせと数値とが対応づけられた組み合わせデータを使用する。なお、この組み合わせデータの各組み合わせにはデフォルトとして数値「0」が対応づけられている。
図16に示すように、処理部25は、相関度の加算が終了した位置情報の数値nを初期化し、n=0とする(ステップS232)。処理部25は、相関度取得処理(ステップS202)で作成した相関度データを参照し(ステップS234)、処理対象となる位置情報に対して、この位置情報における各品質番号の組み合わせを検出する(ステップS236)。処理部25は、組み合わせデータにおける、検出された組み合わせと同じ組み合わせに対応する数値に、この組み合わせに該当する相関度として1を加算し(ステップS238)、更新する。そして、この位置情報に対応する相関度の加算が終了したため、n=n+1とし(ステップS240)、全ての位置情報の相関度の加算が終了したか、すなわち、n=nallか否かを判断し(ステップS242)、n=nallでない場合には(ステップS242:No)、ステップS234に進み、つぎの位置情報に対しても上述した同様の処理手順を行なう。一方、n=nallである場合には(ステップS242:Yes)、全ての組み合わせに対して、各相関度の加算が終了したため、組み合わせデータ中の各品質番号の合計数と、各品質番号がそれぞれ一致した割合である一致率とをそれぞれ算出し(ステップS244)、算出結果を組み合わせデータに書き込み、加算処理を終了する。このように、組み合わせデータ中の各組み合わせに対応する数値に、同一位置の各組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算することによって、各品質番号の組み合わせと、これらの各組み合わせにおける各相関度の加算値とが対応づけられた組み合わせデータが作成される。
つぎに、図16に示す加算処理について、図17に示す組み合わせデータ27を組み合わせデータのデフォルト状態であるとして具体的に説明する。図17に示すように、組み合わせデータ27において、行方向の番号は検査結果「A」の各品質番号に該当し、列方向の番号は検査結果「B」の各品質番号に該当する。また、組み合わせデータ27は、検査結果「A」の品質番号と検査結果「B」の品質番号の各組み合わせに対応するセルをそれぞれ備え、各セルに対応する数値はデフォルトとして「0」が対応づけられている。
図5に示す相関度データ17をもとに、位置情報(3,1)について加算処理を行なう場合について説明する。処理部25は、相関度データ17を参照し(ステップS234)、位置情報(3,1)に対応する品質番号の組み合わせを検出する。この場合、検査結果「A」における品質番号は「4」であり、検査結果「B」における品質番号は「4」であるため、位置情報(3,1)における品質番号の組み合わせは、(A,B)=(4,4)と検出される(ステップS236)。組み合わせデータ27中では、品質番号の組み合わせ(A,B)=(4,4)に対応するセルは、検査結果「A」の品質番号「4」の列と検査結果「B」の品質番号「4」の行が交差するセル、すなわち、矢印271および矢印272が交差するセル273となる。処理部25は、このセル273の数値「0」に、位置情報(3,1)の各品質番号の組み合わせに一致する相関度として1を加算して(ステップS238)、この加算値「1」をセル273に対応する数値として更新する。処理部25は、位置情報(3,1)について、組み合わせデータ27への該当数値への相関度の加算が終了したため、つぎの位置情報に対する処理に進む。そして、位置情報ごとに、上述した処理を繰り返すことによって、組み合わせデータ27の各セルには、組み合わせごとに各相関度が加算された値が対応することとなり、全ての位置情報に対して加算処理が終了すると、所定の合計数と所定の一致率とを算出して組み合わせデータ27に書き込み、加算処理が終了する。
処理部25は、加算処理(ステップS204)で作成された組み合わせデータを用いて、各品質番号の組み合わせごとに、この加算値が表される対応表画像の表示データを作成して、表示部13に、この対応表画像を表示出力させる。図18は、表示部13の表示画面に表示される対応表画像の一例を示す図である。
図18に示すように、対応表28には、各品質番号の組み合わせに対応するセルに、この組み合わせに対応する相関度の加算値がそれぞれ表示されている。そして、対応表28には、たとえば、検査結果「A」の品質番号と検査結果「B」の品質番号とが一致する組み合わせに対応するセルは、それ以外のセルと容易に区別できるように所定の塗りつぶしが施されている。検査者は、対応表28における塗りつぶしセルまたは塗りつぶしセル以外のセルの数値を確認することによって、検査結果「A」および検査結果「B」における品質番号の一致状態を短時間で確認することができる。また、対応表28には、一致率として、検査結果「A」の品質番号と検査結果「B」の品質番号とが一致するセルが示す数値の合計数値に対する割合(%)を示している。たとえば、検査結果「B」の品質番号「0」の行については、品質番号の組み合わせ(A,B)=(0,0)のセルの数値「21」の、検査結果「B」における品質番号「0」の合計数値「22」に対する割合、すなわち「95%」が一致率として表示される。検査者は、この一致率を確認することによって、検査結果「A」、「B」間の一致状態を具体的な数値として把握することが可能となる。
このように、対応表28を用いた表示とすることによって、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、検査者は、検査結果情報間の一致状態を具体的な数値として把握できるため、検査結果情報をさらに具体的に検査または解析することができる。
なお、実施の形態2として、加算処理では、組み合わせデータ中の組み合わせに対応する数値に相関度として「1」を加算した場合について説明したが、これに限らず、相関度を表す数値を加算してもよい。たとえば、複数の半導体ウェハをそれぞれ検査装置2A,2Bにおいて測定し、同一の位置情報に複数の品質番号が対応づけられた検査結果「A」,「B」に対しては、位置情報ごとに各品質番号の組み合わせを全て検出する(ステップS236)。そして、その組み合わせに該当する該当率を各組み合わせごとに求め、この該当率を各組み合わせに対応した相関度として、組み合わせデータ中の組み合わせに対応する数値にそれぞれ加算してもよい。
具体的に、図19に示すように、2枚の半導体ウェハをそれぞれ検査装置2A,2Bにおいて測定し、同一の位置情報に二つの品質番号がそれぞれ対応づけられた検査結果「A」,「B」について、対応表画像を表示させる場合を例に説明する。
図19に示すように、位置情報(3,1)に対応する品質番号は、検査結果「A」においては、「1」および「2」であり、検査結果「B」においては、「2」および「3」である。このため、位置情報(3,1)における検査結果「A」,「B」の各品質番号の組み合わせとして、図19の品質番号組み合わせ欄に示すように、(A,B)=(1,2)または(A,B)=(1,3)または(A,B)=(2,2)または(A,B)=(2,2)の4種類が検出される(ステップS236)。
そして、それぞれの品質番号の組み合わせに該当する割合を算出する。この場合には、全ての各品質番号の組み合わせは、4種類であるため、各組み合わせに該当する割合はそれぞれ0.25となる。すなわち、品質番号の組み合わせ(A,B)=(1,2)に該当する割合は0.25であり、品質番号の組み合わせ(A,B)=(1,3)に該当する割合は0.25であり、品質番号の組み合わせ(A,B)=(2,2)に該当する割合は0.25であり、品質番号の組み合わせ(A,B)=(2,3)に該当する割合は0.25である。そして、図19の相関度欄に示すように、これらの割合をそれぞれの各組み合わせの相関度として対応づける。
そして、図16のステップS238に示す加算処理の代わりに、図17に示す組み合わせデータ27中のセルの数値に各相関度を加算する。たとえば、相関度データ29中の品質番号の組み合わせ(A,B)=(1,2)に対応する相関度0.25を加算する場合には、組み合わせデータ27中のセル(1,2)(セル(a,b)は、検査結果「A」の品質番号aと検査結果「B」の品質番号bとの組み合わせに対応するセルを示す。)の数値に相関度0.25を加算する。同様に、相関度データ29中の品質番号の組み合わせ(A,B)=(1,3)に対応する相関度0.25を、セル(1,3)の数値に加算する。また、相関度データ29中の品質番号の組み合わせ(A,B)=(2,2)に対応する相関度0.25を、セル(2,2)の数値に加算し、相関度データ29中の品質番号の組み合わせ(A,B)=(2,3)に対応する相関度0.25を、セル(2,3)の数値に加算する。このように、処理部25が、位置情報ごとに、全ての品質番号の組み合わせを求め、その組み合わせに対応する該当率を相関度として順次加算して作成した組み合わせデータをもとに対応表を表示出力させる場合も、検査者は品質番号に対応する相関度を具体的な数値として短時間で取得することが可能となる。
(実施の形態3)
つぎに、実施の形態3について説明する。図20は、実施の形態3にかかる処理装置の構成を示すブロック図である。図20に示すように、実施の形態3にかかる処理装置30は、入力部11と記憶部12と表示部13と処理部35を備えた制御部34とを有する。処理装置30は、検査装置2A,2Bからそれぞれ出力された二つの検査結果情報を処理して、処理結果を表示部13に表示出力する。処理部35は、検査装置2A,2Bからそれぞれ出力された二つの検査結果情報の相関度を求め、所定のウェハマップ画像および所定の対応表画像の表示データを作成し、表示部13に表示出力させる。制御部34は、実施の形態1における制御部14と同様の機能を有する。
つぎに、図21に示すフローチャートを参照して、図20に示す処理部35が行なう検査結果処理手順について説明する。図21は、図20に示す処理部35による検査結果処理手順を示すフローチャートである。また、図22は、表示部13の表示画面に表示されるウェハマップ画像と対応表画像の一例を示す図である。
図21に示すように、処理部35は、図3に示す処理手順と同様の処理手順を行なうことによって相関度取得処理を行なう(ステップS302)。処理部35は、図16に示す処理手順と同様の処理手順を行なうことによって加算処理を行なう(ステップS304)。つぎに、処理部35は、図6に示す処理手順と同様の処理手順を行なうことによって色データ作成処理を行なう(ステップS306)。そして、処理部35は、加算処理において作成した組み合わせデータを用いて対応表画像の表示データを作成するとともに、色データ作成処理において作成した色データを用いてウェハマップ画像の表示データを作成する表示データ作成処理を行なう(ステップS308)。処理部35は、表示データを表示部13に出力して、表示部13にウェハマップ画像と対応表画像とを表示させる(ステップS310)。具体的には、図22に示すようなウェハマップ19と対応表28とが表示部13の表示画面に表示されることとなる。
このように、本実施の形態3では、ウェハマップ19および対応表28を用いた表示とすることによって、本実施の形態1,2と同様の効果を奏するとともに、ウェハマップ19と対応表28とを対応させることによって、品質番号の相関度をウェハマップ上の位置または分布と品質番号の組み合わせとの双方に関連づけて検査および解析を行なうことができる。
なお、実施の形態3として、図6に示す色データ作成処理と同様の処理手順を行なうことによって作成した色データをもとに、検査結果「A」,「B」間の相関度を領域ごとに色分けしたウェハマップ19を表示させる場合について説明したが、これに限らず、図23に示す処理手順を行なうことによって色データを作成してもよい。
図23は、図21に示す色データ作成処理の処理手順の他の例を示すフローチャートである。なお、図24は、図23に示す色データ作成処理において作成された色データの一例を示す図である。また、図23に示す処理手順において、図5に示す相関度データ17を参照した場合を例に説明する。
図23に示すステップS322およびステップS324は、図6におけるステップS132およびステップS134の処理と同じである。つぎに、処理部35は、参照した相関度データ17をもとに、色情報の指定対象となる位置情報に対応づけられた検出結果「A」の品質番号を検出する(ステップS326)。処理部35は、検出した品質番号に対応する色を指定する(ステップS328)。つぎに、処理部35は参照した相関度データ17をもとに、色情報の指定対象となる位置情報に対応づけられた検出結果「B」の品質番号を検出し(ステップS330)、検出した品質番号に対応する色を指定する(ステップS332)。そして、図23に示すステップS334およびステップS336は、図6に示すステップS142およびステップS144と同じである。このように、処理部35は、位置情報、二つの検査結果情報の各品質番号、相関度および検査結果「A」および検査結果「B」のそれぞれに対応する色情報を対応づけた色データを作成する。
具体的には、処理部35は、位置情報(3,1)に対して色指定を行なう場合、相関度データ17から、位置情報(3,1)に対応する検査結果「A」の品質番号を検出する(ステップS326)。この場合、検査結果「A」の品質番号は、「4」であるため、品質番号「4」に対応する色がたとえば緑である場合には、検出結果「A」の品質番号「4」に対応する色として「緑」を指定する(ステップS328)。そして、処理部35は、相関度データ17から、位置情報に(3,1)に対応する検査結果「B」の品質番号を検出して(ステップS330)、検出結果「B」の品質番号「4」に対応する色として「緑」を指定する(ステップS332)。このように、位置情報ごとに各品質番号に対応する色をそれぞれ指定することによって、図24に示すような色データ37を作成する。
図25は、表示部13に表示画面に表示されるウェハマップ画像と対応表画像との一例を示す図である。処理部35は、色データ37における位置情報列と色情報「A」列との情報を用いてウェハマップ39Aの表示データを作成する。この結果、図25に示すように、領域ごとに検査結果「A」の品質番号に対応する所定色で色分けされたウェハマップ39Aが検査結果「A」に対応するウェハマップ画像として表示される。また、処理部35は、色データ37における位置情報列と色情報「B」列との情報を用いてウェハマップ39Bの表示データを作成する。この結果、図25に示すように、領域ごとに検査結果「B」の品質番号に対応する所定色で色分けされたウェハマップ39Bが検査結果「B」に対応するウェハマップ画像として表示される。このように、処理部25は、同一の品質番号に対応した各位置情報が示す各領域に、品質番号の各段階に対応した同一色を表示したウェハマップ画像の表示データを検査結果情報ごとに作成して、このウェハマップ画像を表示部13に表示出力させてもよい。
ここで、処理部35は、品質番号の段階ごとに対応する色で表示された検査結果「A」,「B」の段階欄を備えた対応表38を表示させ、ステップS328およびステップS332において、この対応表38の段階欄の各色と、ウェハマップ39A,39Bの品質番号の各段階の色とを対応させるよう色指定を行う。この結果、対応表38とウェハマップ39A,39Bにおける同一色領域は、同一の品質番号を示す領域となる。したがって、検査者は、画面上に表示された対応表38とウェハマップ39A,39Bにおける同一色領域を視認することによって、検査結果「A」,「B」のそれぞれに対する半導体ウェハ上における各品質番号の位置および分布と、対応表38の各品質番号に該当する半導体チップの具体的な数値との対応関係を短時間で把握することができ、検査および解析を総合的に行なうことができる。
(実施の形態4)
つぎに、実施の形態4について説明する。実施の形態4にかかる処理装置は、実施の形態2と同様の構成を有する。実施の形態4では、入力部11は、品質番号の組み合わせを指示する指示情報を入力する。また、実施の形態4では、処理部25は、入力部11によって指示された品質番号の組み合わせと一致する品質番号の組み合わせを有する位置情報を検出して、この位置情報が示す対応領域に所定色を表示するウェハマップ画像の表示データを作成し、このウェハマップ画像を表示部13に表示出力させる。以下、処理部25が図15に示すステップS202〜ステップS208の処理手順を終了した後に、検査結果情報を処理する場合について説明する。
図26は、処理部25による検査結果処理手順を示すフローチャートである。まず、図26に示すように、入力部11が品質番号の組み合わせを指示する指示情報を入力する(ステップS402)。処理部25は、入力された指示情報と、図15に示す相関度取得処理(ステップS202)において作成した相関度データとをもとに、入力部11によって指示された品質番号の組み合わせ(以下、「指示組み合わせ」とする。)と一致する品質番号の組み合わせを有する位置情報に所定の色情報を対応づけた色データを作成する色データ作成処理を行なう(ステップS404)。処理部25は、この色データを用いて、指示組み合わせと一致する品質番号の組み合わせを有する位置情報が示す対応領域に所定色を表示するウェハマップ画像の表示データを作成する表示データ作成処理を行なう(ステップS406)。処理部25は、この表示データを表示部13に出力して、表示部13にウェハマップ画像を表示させる(ステップS408)。
つぎに、図26に示す色データ作成処理について説明する。図27は、図26に示す色データ作成処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図28は、表示部13の表示画面に表示される対応表画像とウェハマップ画像との一例を示す図である。指示入力処理(ステップS402)では対応表画像のみが表示部13の表示画面に表示されている。また、図29は、図27に示す色データ作成処理で作成された色データの一例を示す図である。
まず、図27に示すように、処理部25は、入力部11から入力された指示組み合わせを受信する(ステップS422)。処理部25は、色指定が終了した位置情報の数量nの値を初期化し、n=0とする(ステップS424)。処理部25は、図15に示す相関度取得処理(ステップS202)において作成した相関度データを参照し(ステップS426)、色情報の指定対象となる位置情報が有する品質番号の組み合わせが、指示組み合わせと一致するか否かを判断する(ステップS428)。処理部25は、一致すると判断した場合には(ステップS428:Yes)、この位置情報に対応する色情報は「赤」であると指定する(ステップS430)。これに対し、処理部25は、一致しないと判断した場合には(ステップS428:No)、この位置情報に対応する色情報は「白」であると指定する(ステップS432)。処理部25は、数量nをn=n+1とし(ステップS434)、n=nallであるか否かを判断し(ステップS436)、全ての位置情報に対して色指定が終了したか否かを判断する。全ての位置情報に対して色指定が終了しておらず、n=nallでないと判断した場合には(ステップS436:No)、ステップS426に進み、次の位置情報に対して上述した処理手順と同様に色指定を行なう。一方、処理部25は、n=nallであると判断した場合には(ステップS436:Yes)、色データ作成処理を終了する。この結果、位置情報、二つの検査結果間の各品質番号、相関度および色情報が対応づけられた色データが作成される。
つぎに、図28および図29を参照して具体的に説明する。また、処理部25は、図5に示す相関度データ17を参照するとして説明する。たとえば、図28に示すように、表示部13の画面上に表示された対応表28の画像にカーソル47などを移動させて、対応表28のセル471に該当する品質番号の組み合わせについて指示した場合を例とする。すなわち、セル471に該当する品質番号の組み合わせ(A,B)=(4,4)について指示された場合である。
処理部25は、指示組み合わせ(A,B)=(4,4)を受信した(ステップS422)後、相関度データ17を参照する(ステップS426)。処理部25は、たとえば、位置情報(3,1)に対して色指定を行なう場合には、位置情報(3,1)に対応する検査結果「A」の品質番号と検査結果「B」とが、指示組み合わせに一致するか否かを判断する(ステップS428)。この場合、検査結果「A」の品質番号は「4」であり、検査結果「B」の品質番号は「4」であるため、品質番号の組み合わせ(A,B)=(4,4)である。このため、処理部25は、この組み合わせは指示組み合わせと一致すると判断し(ステップS428:Yes)、位置情報(3,1)に対応する色情報が「赤」であると指定する(ステップS430)。また、表示部25は、位置情報(4,1)について色指定を行なう場合、位置情報(4,1)に対応する品質番号の組み合わせは(A,B)=(3,1)であるため、指示組み合わせと一致しないと判断し(ステップS428:No)、位置情報(4,1)に対応する色情報は「白」であると指定する(ステップS432)。このように、処理部25は、全ての位置情報に対して、指示組み合わせと、位置情報に対応する品質番号の組み合わせとが一致するか否かを判断して、色指定を行なう。この結果、図29に示すような色データ48が作成される。
そして、処理部25は、色データ48における位置情報列と色情報列との情報を用いて、各位置情報に対応する対応領域ごとに各指定色を表示させるウェハマップ画像の表示データを作成する。この結果、図28に示すように、表示部13の表示画面には、カーソル47で指示したセル471の品質番号の組み合わせ(A,B)=(4,4)である半導体チップの位置が赤色で示されたウェハマップ49が表示されることとなる。
したがって、本実施の形態4では、指示組み合わせに対応させたウェハマップ49を用いた表示とすることによって、検査者は指示組み合わせを有する半導体チップの半導体ウェハ上における位置および分布を短時間で用意に確認することが可能となる。
なお、実施の形態1〜4において処理対象となる検査結果情報は、図4に示すように、位置情報と品質番号とが対応づけられたデータであり、たとえば、図30に示すように、半導体ウェハ上の半導体チップの位置に合わせて品質番号を表示した行列データである場合がある。そして、図30に示すように、検査結果「A」の最下列の左端に位置する品質番号「1」と検査結果「B」の最下列の左端に位置する品質番号「1」とのように、同一位置の品質番号を抽出して、上述した処理を行なえばよい。
また、実施の形態1〜4において処理対象となる二つの検査結果情報は、同一の半導体ウェハ上の半導体チップに対して検査装置2Aおよび検査装置2Bがそれぞれ電気的検査を行なった検査結果情報でもよい。この場合には、検査結果情報の相関度を解析することによって、検査装置2A,2B間の検査精度の相違などを調べることができる。もちろん、二つの検査結果情報は、異なる半導体ウェハ上の半導体チップに対する検査結果情報でもよく、複数の半導体ウェハ上の半導体チップを検査して統計を取ったものでもよい。
また、本実施の形態1〜4では、検査装置2Aおよび検査装置2Bから入力された検査結果情報を処理した場合について説明したがこれに限らず、たとえば検査装置2Aで検査された異なる半導体ウェハに対する検査結果情報を処理して半導体ウェハ間の品質番号の相関度を取得する場合に適用してもよい。また、検査装置2Aで同一の半導体ウェハについて異なる時期に電気的検査を行なった場合の検査結果情報をそれぞれ処理して、この半導体ウェハの劣化状態を取得する場合に適用してもよい。
また、実施の形態1〜4では、処理装置10,20,30が検査結果情報を格納する記憶部12を備えた場合について説明したが、必ずしも、処理装置10,20,30の内部に検査結果情報を記憶する必要はない。たとえば、検査装置2A,2Bは検査結果情報を所定のデータベースに出力し、処理装置10,20,30は、有線通信または無線通信を行なうことによって、このデータベースから検査結果情報を取得してもよい。
また、上記実施の形態1〜4で説明した処理装置は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。以下、上記実施の形態1〜4で説明した処理装置と同様の機能を有する表示プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
図31は、上述した実施の形態1〜4を用いたコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図であり、図32は、このコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。図31に示すように、本実施の形態にかかるコンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示によって表示画面102aに画像などの情報を表示するためのディスプレイ102と、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するためのマウス104とを備える。
また、このコンピュータシステム100における本体部101は、図32に示すように、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROM109を受け入れるCD−ROMドライブ125と、フレキシブルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ126と、ディスプレイ102、キーボード103並びにマウス104を接続するI/Oインターフェース127と、ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)106に接続するLANインターフェース128とを備える。
さらに、このコンピュータシステム100には、インターネットなどの公衆回線107に接続するためのモデム105が接続されるとともに、LANインターフェース128およびLAN/WAN106を介して、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112、プリンタ113、検査装置2A並びに検査装置2Bなどが接続される。
そして、このコンピュータシステム100は、所定の記録媒体に記録された表示プログラムを読み出して実行することで処理装置を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)124や、RAM122、ROM123などの「固定用の物理媒体」、さらに、モデム105を介して接続される公衆回線107や、他のコンピュータシステム111並びにサーバ112が接続されるLAN/WAN106などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステム100によって読み取り可能な表示プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。
すなわち、表示プログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム100は、このような記録媒体から表示プログラムを読み出して実行することで処理装置および表示方法を実現する。なお、表示プログラムは、コンピュータシステム100によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム111またはサーバ112が表示プログラムを実行する場合や、これらが協働して表示プログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
(付記1)
半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む検査結果情報を処理し、該処理結果情報を表示手段に表示出力する処理装置において、二つの前記検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報をそれぞれ比較して、各品質レベル情報の相関度を求め、該相関度を前記位置情報または前記品質レベル情報に対応させて前記表示手段に表示出力させる処理手段を備えたことを特徴とする処理装置。
(付記2)
前記処理手段は、前記位置情報が示すウェハマップ上の対応領域に前記相関度を表示出力させることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
(付記3)
前記処理手段は、同一位置の各品質レベル情報の差分値を求め、該差分値に応じた色を前記対応領域に表示出力させることを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
(付記4)
前記処理手段は、同一位置の各品質レベル情報の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算し、この加算した値を表形式で表示出力させることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
(付記5)
前記処理手段は、同一の前記品質レベル情報に対応した各位置情報が示すウェハマップ上の各対応領域に、前記品質レベル情報の各段階に対応した同一色を表示出力させることを特徴とする請求項4に記載の処理装置。
(付記6)
前記品質レベル情報の組み合わせを指示する指示入力手段をさらに備え、前記処理手段は、前記指示入力手段から指示された前記品質レベル情報の組み合わせと一致する前記品質レベル情報の組み合わせを有する前記位置情報を検出し、該位置情報が示すウェハマップ上の対応領域に所定色を表示出力させることを特徴とする請求項4に記載の処理装置。
(付記7)
半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示方法において、前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得ステップと、前記位置情報が示す対応領域に前記相関度に応じた色を表示したウェハマップ画像を作成して、該ウェハマップ画像を表示出力する表示データ作成ステップと、を含むことを特徴とする表示方法。
(付記8)
前記表示データ作成ステップは、前記位置情報ごとの前記相関度に応じた色情報と前記位置情報とをもとに前記ウェハマップ画像の表示データを生成することを特徴とする請求項7に記載の表示方法。
(付記9)
前記相関度取得ステップは、前記同一位置の品質レベル情報の差分値を相関度として求めることを特徴とする請求項7または8に記載の表示方法。
(付記10)
半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示方法において、前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得ステップと、同一位置の各品質レベル情報の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算する加算ステップと、前記加算ステップにおける各加算値を前記品質レベル情報の組み合わせごとに対応させた対応表画像を生成して、該対応表画像を表示出力する表示データ作成ステップと、を含むことを特徴とする表示方法。
(付記11)
同一の前記品質レベル情報に対応した各位置情報が示す各対応領域に、前記品質レベル情報の各段階に対応した同一色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力するウェハマップ作成ステップをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の表示方法。
(付記12)
前記品質レベル情報の組み合わせを指示する指示入力ステップと、前記指示入力ステップにおいて指示された前記品質レベル情報の組み合わせと一致する前記品質レベル情報の組み合わせを有する前記位置情報を検出する検出ステップと、該検出された位置情報に所定色を対応づけ、該検出された位置情報が示す対応領域に前記所定色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力させるウェハマップ形成ステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の表示方法。
(付記13)
半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示プログラムにおいて、前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得手順と、前記位置情報が示す対応領域に前記相関度に応じた色を表示したウェハマップ画像を作成して、該ウェハマップ画像を表示出力する表示データ作成手順と、を含むことを特徴とする表示プログラム。
(付記14)
前記表示データ作成手順は、前記位置情報ごとの前記相関度に応じた色情報と前記位置情報とをもとに前記ウェハマップ画像の表示データを生成することを特徴とする請求項13に記載の表示プログラム。
(付記15)
前記相関度取得手順は、前記同一位置の品質レベル情報の差分値を相関度として求めることを特徴とする請求項13または14に記載の表示プログラム。
(付記16)
半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示プログラムにおいて、前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得手順と、同一位置の各品質レベル情報の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算する加算手順と、前記加算手順における各加算値を前記品質レベル情報の組み合わせごとに対応させた対応表画像を生成して、該対応表画像を表示出力する表示データ作成手順と、を含むことを特徴とする表示プログラム。
(付記17)
同一の前記品質レベル情報に対応した各位置情報が示す各対応領域に、前記品質レベル情報の各段階に対応した同一色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力するウェハマップ作成手順をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の表示プログラム。
(付記18)
前記品質レベル情報の組み合わせを指示する指示入力手順と、前記指示入力手順において指示された前記品質レベル情報の組み合わせと一致する前記品質レベル情報の組み合わせを有する前記位置情報を検出する検出手順と、該検出された位置情報に所定色を対応づけ、該検出された位置情報が示す対応領域に前記所定色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力させるウェハマップ形成手順と、をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の表示プログラム。
実施の形態1にかかる処理装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した処理装置による検査結果処理手順を示すフローチャートである。 図2に示す相関度取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 検査結果情報の一例を示す図である。 図4に示す相関度取得処理において作成された相関度データの一例を示す図である。 図2に示す色データ作成処理の処理手順を示すフローチャートである。 図6に示す色データ作成処理で作成された色データの一例を示す図である。 実施の形態1における表示部の表示画面に表示されたウェハマップ画像の一例を示す図である。 図2に示す相関度取得処理の処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図9に示す相関度取得処理において作成された相関度データの一例を示す図である。 図2に示す色データ作成処理の処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図11に示す色データ作成処理において作成された色データの一例を示す図である。 実施の形態1における表示部の表示画面に表示されたウェハマップ画像の一例を示す図である。 実施の形態2にかかる処理装置の構成を示すブロック図である。 図14に示す処理部による検査結果処理手順を示すフローチャートである。 図15に示す加算処理の処理手順を示すフローチャートである。 組み合わせデータの一例を示す図である。 実施の形態2における表示部の表示画面に表示される対応表画像の一例を示す図である。 実施の形態2における相関度データの一例を示す図である。 実施の形態3にかかる処理装置の構成を示すブロック図である。 図20に示す処理部による検査結果処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態3における表示部の表示画面に表示されるウェハマップ画像と対応表画像の一例を示す図である。 図21に示す色データ作成処理の処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図23に示す色データ作成処理において作成された色データの一例を示す図である。 実施の形態3における表示部に表示画面に表示されるウェハマップ画像と対応表画像との一例を示す図である。 実施の形態4における処理部による検査結果処理手順を示すフローチャートである。 図26に示す色データ作成処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態4における表示部の表示画面に表示される対応表画像とウェハマップ画像との一例を示す図である。 図27に示す色データ作成処理で作成された色データの一例を示す図である。 実施の形態1〜4における検査結果情報の一例を示す図である。 実施の形態1〜4を用いたコンピュータシステムの構成を示す構成図である。 図31に示したコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。 従来技術における表示部に表示されたウェハマップ画像の一例を示す図である。
符号の説明
10,20,30 処理装置
2A,2B 検査装置
11 入力部
12 記憶部
13 表示部
14,24,34 制御部
15,25,35 処理部
17,17a,29 相関度データ
18,18a,37,48 色データ
19,19a,39A,39B,49,201,202 ウェハマップ
191 緑色表示
192 赤色表示
193 黄色表示
27 組み合わせデータ
273,471 セル
28、38 対応表
47 カーソル
100 コンピュータシステム
101 本体部
102 ディスプレイ
102a 表示画面
103 キーボード
104 マウス
105 モデム
106 ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)
107 公衆回線
108 フレキシブルディスク(FD)
109 CD−ROM
111 他のコンピュータシステム(PC)
112 サーバ
113 プリンタ
121 CPU
122 RAM
123 ROM
124 ハードディスクドライブ(HDD)
125 CD−ROMドライブ
126 FDドライブ
127 I/Oインターフェース
128 LANインターフェース

Claims (14)

  1. 半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む検査結果情報を処理し、該処理結果情報を表示手段に表示出力する処理装置において、
    二つの前記検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報をそれぞれ比較して、各品質レベル情報の相関度を求め、該相関度を前記位置情報または前記品質レベル情報に対応させて前記表示手段に表示出力させる処理手段を備えたことを特徴とする処理装置。
  2. 前記処理手段は、前記位置情報が示すウェハマップ上の対応領域に前記相関度を表示出力させることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記処理手段は、同一位置の各品質レベル情報の差分値を求め、該差分値に応じた色を前記対応領域に表示出力させることを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記処理手段は、同一位置の各品質レベル情報の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算し、この加算した値を表形式で表示出力させることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  5. 前記処理手段は、同一の前記品質レベル情報に対応した各位置情報が示すウェハマップ上の各対応領域に、前記品質レベル情報の各段階に対応した同一色を表示出力させることを特徴とする請求項4に記載の処理装置。
  6. 前記品質レベル情報の組み合わせを指示する指示入力手段をさらに備え、
    前記処理手段は、前記指示入力手段から指示された前記品質レベル情報の組み合わせと一致する前記品質レベル情報の組み合わせを有する前記位置情報を検出し、該位置情報が示すウェハマップ上の対応領域に所定色を表示出力させることを特徴とする請求項4に記載の処理装置。
  7. 半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示方法において、
    前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得ステップと、
    前記位置情報が示す対応領域に前記相関度に応じた色を表示したウェハマップ画像を作成して、該ウェハマップ画像を表示出力する表示データ作成ステップと、
    を含むことを特徴とする表示方法。
  8. 半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示方法において、
    前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得ステップと、
    同一位置の各品質レベル情報の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算する加算ステップと、
    前記加算ステップにおける各加算値を前記品質レベル情報の組み合わせごとに対応させた対応表画像を生成して、該対応表画像を表示出力する表示データ作成ステップと、
    を含むことを特徴とする表示方法。
  9. 同一の前記品質レベル情報に対応した各位置情報が示す各対応領域に、前記品質レベル情報の各段階に対応した同一色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力するウェハマップ作成ステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の表示方法。
  10. 前記品質レベル情報の組み合わせを指示する指示入力ステップと、
    前記指示入力ステップにおいて指示された前記品質レベル情報の組み合わせと一致する前記品質レベル情報の組み合わせを有する前記位置情報を検出する検出ステップと、
    該検出された位置情報に所定色を対応づけ、該検出された位置情報が示す対応領域に前記所定色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力させるウェハマップ形成ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の表示方法。
  11. 半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示プログラムにおいて、
    前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得手順と、
    前記位置情報が示す対応領域に前記相関度に応じた色を表示したウェハマップ画像を作成して、該ウェハマップ画像を表示出力する表示データ作成手順と、
    を含むことを特徴とする表示プログラム。
  12. 半導体ウェハ上に形成された半導体チップの位置情報と該半導体チップの品質レベル情報とを含む二つの検査結果情報の相関度を表示する表示プログラムにおいて、
    前記二つの検査結果情報をもとに同一位置の前記品質レベル情報を比較することによって各品質レベル情報の相関度を前記位置情報と対応づけて求める相関度取得手順と、
    同一位置の各品質レベル情報の組み合わせごとに各相関度をそれぞれ加算する加算手順と、
    前記加算手順における各加算値を前記品質レベル情報の組み合わせごとに対応させた対応表画像を生成して、該対応表画像を表示出力する表示データ作成手順と、
    を含むことを特徴とする表示プログラム。
  13. 同一の前記品質レベル情報に対応した各位置情報が示す各対応領域に、前記品質レベル情報の各段階に対応した同一色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力するウェハマップ作成手順をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の表示プログラム。
  14. 前記品質レベル情報の組み合わせを指示する指示入力手順と、
    前記指示入力手順において指示された前記品質レベル情報の組み合わせと一致する前記品質レベル情報の組み合わせを有する前記位置情報を検出する検出手順と、
    該検出された位置情報に所定色を対応づけ、該検出された位置情報が示す対応領域に前記所定色を表示したウェハマップ画像を生成して、該ウェハマップ画像を表示出力させるウェハマップ形成手順と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の表示プログラム。
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