JP2005276072A - 2つの記憶領域を利用する画像処理 - Google Patents

2つの記憶領域を利用する画像処理 Download PDF

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孝司 山田
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健司 成相
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博之 渡辺
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Abstract

【課題】 画像処理を迅速に実行することのできる技術を提供する。
【解決手段】 画像処理方法は、(a)選択された注目ブロック画像に対して第1処理を実行し、処理済み注目ブロック画像を内蔵RAM内に書き込む工程と、(b)内蔵RAMに格納された処理済み注目ブロック画像とその周辺の処理済み周辺画像とを含む処理済み対象画像に対して第2処理を実行する工程と、を繰り返し実行する工程を含む。工程(b)は、処理済み注目ブロック画像の一部を構成し、他のブロック画像のための第2処理で利用される重複利用画像を、外部RAM領域に書き込む工程を含む。工程(a)は、外部RAM領域から、他のブロック画像のための第2処理で既に利用され、注目ブロック画像のための第2処理で利用される重複利用画像を読み出して、処理済み周辺画像の一部として内蔵RAM内に書き込む工程を含む。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像処理を迅速に実行するための技術に関する。
画像処理装置は、通常、CPUと、CPUの外部に設けられた外部RAMと、を備えている。そして、CPUは、外部RAMにデータを書き込んだり、外部RAMからデータを読み出したりすることによって、画像処理を実行する。
特開2001−246816号公報
しかしながら、従来の技術では、画像処理を迅速に実行することが困難であるという問題があった。これは、外部RAMに対するアクセス(データの書き込みまたは読み出し)に比較的長い時間を要することに起因する。
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、画像処理を迅速に実行することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の装置は、画像処理装置であって、
第1記憶領域と、
第2記憶領域と、
前記第1記憶領域と前記第2記憶領域とを用いて、元画像から順次選択されるブロック画像に対して画像処理を実行するための実行部であって、前記第2記憶領域よりも前記第1記憶領域に対して速くアクセス可能な前記実行部と、
を備え、
前記実行部は、
(a)選択された注目ブロック画像に対して第1処理を実行し、処理済み注目ブロック画像を前記第1記憶領域内に書き込む動作と、
(b)前記第1記憶領域に格納され、前記第1処理が施された処理済み対象画像であって、前記処理済み注目ブロック画像と、前記処理済み注目ブロック画像の周辺の処理済み周辺画像と、を含む前記処理済み対象画像に対して第2処理を実行する動作と、
を繰り返し実行し、
前記動作(b)は、さらに、
前記処理済み注目ブロック画像の一部を構成し、次回よりも後に選択されるブロック画像のための前記第2処理で利用される前記第1種の重複利用画像を、前記第2記憶領域に書き込む動作を含み、
前記動作(a)は、さらに、
前記第2記憶領域から、前回よりも前に選択されたブロック画像のための前記第2処理で既に利用され、前記注目ブロック画像のための前記第2処理で利用される第2種の重複利用画像を読み出して、前記処理済み周辺画像の少なくとも一部として前記第1記憶領域内に書き込む動作を含むことを特徴とする。
この装置では、実行部は、第1記憶領域に格納され、第1処理が施された処理済み注目ブロック画像を含む処理済み対象画像に対して第2処理を実行する。また、実行部は、他のブロック画像のための第2処理で利用するために、処理済み注目ブロック画像の一部を構成する第1種の重複利用画像を第2記憶領域に書き込む。すなわち、実行部は、処理済み注目ブロック画像の全部を第2記憶領域に書き込まずに済む。このため、アクセスが比較的遅い第2記憶領域に対するアクセス期間および/またはアクセス回数を低減させることができ、この結果、画像処理を迅速に実行することが可能となる。
上記の装置において、
前記実行部は、前記動作(b)の後に、
(c)前記第2処理の処理結果を前記第2記憶領域に書き込む動作を実行することが好ましい。
上記の装置において、
前記元画像は、複数のライン画像をそれぞれ含み、複数のブロック画像をそれぞれ含む複数のグループに区分され、
前記注目ブロック画像は、第1のグループに含まれるブロック画像であり、
前記次回よりも後に選択されるブロック画像は、前記第1のグループに隣接する第2のグループに含まれるブロック画像であり、
前記前回よりも前に選択されたブロック画像は、前記第1のグループに隣接する第3のグループに含まれるブロック画像であってもよい。
上記の装置において、
前記第2記憶領域は、
前記注目ブロック画像に対応する前記第2種の重複利用画像を格納するための重複利用画像格納領域を含み、
前記重複利用画像格納領域は、1つの前記グループを構成する複数のブロック画像に対応する複数の前記第2種の重複利用画像に相当する容量を有することが好ましい。
こうすれば、重複利用画像格納領域の容量を比較的小さくすることができる。
上記の装置において、
前記実行部は、
前記第2記憶領域内の前記第2種の重複利用画像が格納されていた領域に、前記第1種の重複利用画像を書き込むようにしてもよい。
上記の装置において、
前記処理済み周辺画像は、さらに、
前回選択されたブロック画像に対して前記第1処理が施された処理済みブロック画像と、
前記前回選択されたブロック画像に対応する前記第2種の重複利用画像と、
を含むようにしてもよい。
こうすれば、前回選択されたブロック画像に対する画像処理を実行する際に、第1記憶領域内に書き込まれた処理済みブロック画像と第2種の重複利用画像とを、注目ブロック画像に対する画像処理を実行する際に利用することができる。
上記の装置において、
前記実行部と前記第1記憶領域とは、第1のCPUの内部に含まれており、
前記第2記憶領域は、前記第1のCPUの外部に設けられた外部メモリであってもよい。
このように、第1記憶領域が第1のCPUの内部に設けられていれば、画像処理をかなり迅速に実行することができる。
上記の装置において、
前記実行部が前記動作(a)と前記動作(b)とを繰り返し実行する間に、前記外部メモリにアクセスする第2のCPUを備えるようにしてもよい。
このように、2以上のCPUが1つの外部メモリにアクセスする場合には、アクセスのタイミングが重なり、待ち時間が発生してしまう場合がある。しかしながら、この装置では、第1のCPUによる外部メモリに対するアクセス期間および/またはアクセス回数が低減されている。このため、待ち時間の発生を抑制することができ、この結果、画像処理を迅速に実行することができる。
上記の装置において、
前記第2処理は、フィルタを用いるフィルタ処理であってもよい。
なお、この発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、画像処理装置および方法、該画像処理装置を備える印刷装置および方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
A.第1実施例:
A−1.プリンタの構成:
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、プリンタ100を示す説明図である。プリンタ100は、制御回路110と表示パネル160と操作パネル170と印刷実行部180とインタフェース部(I/F部)190とを備えている。
I/F部190は、外部に設けられた種々の機器との間でデータ通信を行う。例えば、I/F部190は、ケーブルを介してパーソナルコンピュータやデジタルカメラと接続され、印刷対象の画像データを取得する。
制御回路110は、CPUと、ROMやRAMなどの内部記憶装置と、を備えており、印刷データ生成部120として機能する。印刷データ生成部120は、取得済み画像データを用いて印刷データを生成する。印刷データ生成部120の機能は、CPUが印刷データ生成プログラムを実行することによって実現される。
印刷実行部180は、印刷データに従って、インクジェット方式で印刷媒体(例えば印刷用紙)上に画像を印刷する。
なお、上述の印刷データ生成部120の機能を実現するコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。このような記録媒体としては、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用することができ、例えば、フレキシブルディスクや、CD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等を利用することができる。
A−2.印刷データ生成部の処理内容:
図2は、印刷データ生成部120の処理内容を示すフローチャートである。なお、本実施例では、取得済み画像データは、JPEGデータである。
ステップS102では、取得済み画像データ(JPEGデータ)に対して伸張処理が実行され、伸張済み画像データ(RGBデータ)が生成される。なお、本実施例における伸張済み画像が、本発明における元画像に相当する。
ステップS104では、ノイズ除去処理が実行される。本実施例では、ノイズ除去処理は、YCbCr変換処理(以下「YCC変換処理」とも呼ぶ)と、フィルタ処理と、を含んでいる。YCC変換処理は、伸張済み画像データ(RGBデータ)に対して実行され、フィルタ処理は、YCbCr変換済み画像データ(YCbCrデータ)に対して実行される。
JPEGデータは、その圧縮率が高い場合には、ブロックノイズと呼ばれるブロック状の歪みが発生する。そして、YCbCrデータ(以下「YCCデータ」と呼ぶ)に対してフィルタ処理を実行する場合には、伸張済みRGBデータに対してフィルタ処理を実行する場合と比較して、ブロックノイズをより低減させることができる。このため、本実施例では、YCC変換処理とフィルタ処理とがこの順序で実行される。
ステップS106では、ノイズ除去済み画像データ(YCCデータ)に対してRGB変換処理が実行され、RGB変換済み画像データ(RGBデータ)が生成される。
ステップS108では、RGB変換済み画像データ(RGBデータ)に対して解像度変換処理が実行され、解像度変換済み画像データ(RGBデータ)が生成される。
ステップS110では、解像度変換済み画像データ(RGBデータ)に対して色変換処理が実行され、色変換済み画像データ(CMYKデータ)が生成される。
ステップS112では、色変換済み画像データ(CMYKデータ)に対してハーフトーン処理が実行され、印刷画素毎のドットの形成状態を表すドットデータすなわち印刷データが生成される。
なお、本実施例では、ステップS104のノイズ除去処理を迅速に実行することができるように工夫されている。
A−3.制御回路の内部構成:
図3は、制御回路110の内部構成を示す説明図である。ただし、図3は、ステップS104のノイズ除去処理を実行するための構成に注目して描かれている。
図示するように、制御回路110は、第1CPU210と、第2CPU220と、2つのCPUの外部に設けられた外部RAM250と、を備えている。
第1CPU210は、図示しない制御ユニットと内蔵RAMとを備えている。制御ユニットは、内部に格納された伸張処理プログラムに従って、内蔵RAMと外部RAMとを制御して、ステップS102の伸張処理を実行する。
第2CPU220は、第1CPU210と同様に、制御ユニット230と内蔵RAM240とを備えている。制御ユニット230は、内部に格納されたノイズ除去処理プログラムに従って、内蔵RAM240と外部RAM250とを制御して、ステップS104のノイズ除去処理を実行する。
具体的には、第1CPU210は、取得済み画像格納領域252から取得済み画像データ(JPEGデータ)を読み出す。また、第1CPU210は、取得済み画像データに対して伸張処理を実行し、伸張済み画像データ(RGBデータ)を伸張済み画像格納領域254に書き込む。
一方、第2CPU220は、伸張済み画像格納領域254から伸張済み画像データ(RGBデータ)を読み出してYCC変換処理を実行し、YCC変換済み画像データ(YCCデータ)を内蔵RAM240内のワークバッファ242に書き込む。また、第2CPU220は、ワークバッファ242に格納されたYCC変換済みデータに対してノイズ除去処理を実行し、ノイズ除去済み画像データ(YCCデータ)をテンポラリ領域244に書き込む。その後、第2CPU220は、ノイズ除去済み画像データをテンポラリ領域244から読み出してノイズ除去済み画像格納領域258に書き込む。さらに、第2CPU220は、内蔵RAM240内のワークバッファ242からノイズ除去処理に利用されたYCC変換済み画像データの一部を読み出し、外部RAM250内のワークバッファ256に書き込む。また、第2CPU220は、外部RAM250内のワークバッファ256に書き込まれた上記の一部のYCC変換済み画像データを読み出し、内蔵RAM240内のワークバッファ242に書き込む。
なお、本実施例では、第1CPU210による伸張処理(ステップS102)と、第2CPU220によるノイズ除去処理(ステップS104)とは、並行して実行される。すなわち、第2CPU220が外部RAM250にアクセスしてノイズ除去処理を実行する間に、第1CPU210は外部RAM250にアクセスして伸張処理を実行する。
また、本実施例では、内蔵RAM240はSRAMで構成されており、外部RAM250はDRAMで構成されている。なお、内蔵RAM240は、CPU220内部に設けられたキャッシュメモリと異なる。具体的には、キャッシュメモリには最後に読み出されたデータが書き込まれるが、内蔵RAM240には制御ユニット230によって指定されたデータが書き込まれる点で異なる。
A−4.ノイズ除去処理の概要:
図4は、ノイズ除去処理の概要を示す説明図である。なお、図4では、伸張済み画像データ(RGBデータ)によって表される元画像が示されている。
本実施例では、元画像に対するノイズ除去処理は、ブロック画像毎に実行される。具体的には、図4に示す元画像は、複数のライン画像をそれぞれ含む複数のライングループに区分され、各ライングループは、複数のブロック画像に区分される。そして、元画像内の上端から下端に向かってライングループが順次選択され、各グループ内の左端から右端に向かってブロック画像が順次選択される。なお、元画像のサイズは(V×H)画素である。また、各ライングループのサイズは(64×H)画素であり、各ブロック画像のサイズは(64×32)画素である。なお、各ブロック画像の垂直方向のサイズは、各ライングループの垂直方向のサイズと等しい。
前述のように、ノイズ除去処理は、YCC変換処理と、フィルタ処理と、を含んでいる。YCC変換処理は、選択されたブロック画像(注目ブロック画像)に対して施され、フィルタ処理は、YCC変換済みのブロック画像(変換済み注目ブロック画像)に対して施される。フィルタ処理は、フィルタFLを変換済み注目ブロック画像内で順次走査させることによって実行される。フィルタとしては、平均値フィルタやメディアンフィルタなどの平滑化フィルタを利用することができる。なお、フィルタFLのサイズは、(21×21)画素であり、各ブロック画像のサイズよりも小さく設定されている。
図5は、図4の一部を拡大して示す説明図である。図5では、(m,n)番目のブロック画像BL(m,n) が、換言すれば、m番目のライングループ内のn番目のブロック画像BL(m,n) が、注目ブロック画像として選択されている。
図5に示すように、各ブロック画像は、上方サブ画像と下方サブ画像とに区分される。例えば、注目ブロック画像BL(m,n) は、上方サブ画像SU(m,n) と下方サブ画像SL(m,n) とに区分される。各ブロック画像の上方サブ画像のサイズは(44×32)画素であり、下方サブ画像のサイズは(20×32)画素である。
ところで、変換済み注目ブロック画像を構成する全画素に対してフィルタ処理を実行する場合には、変換済み注目ブロック画像と、その周辺の変換済み周辺画像と、が必要となる。そこで、本実施例では、注目ブロック画像とその周辺の周辺画像とを含む対象画像に対してYCC変換処理を実行し、変換済み対象画像が内蔵ワークバッファ242に格納された状態で、変換済み対象画像に対するフィルタ処理が実行される。
具体的には、本実施例では、注目ブロック画像BL(m,n) と周辺画像PP(m,n) とを含む対象画像TI(m,n) に対してYCC変換処理が実行された後に、フィルタ処理が実行される。なお、周辺画像PP(m,n) は、以下の4つのサブ画像を含んでいる。
a)注目ブロック画像BL(m,n) の左側に隣接するブロック画像BL(m,n-1) に含まれる2つのサブ画像SU(m,n-1) ,SL(m,n-1)
b)注目ブロック画像BL(m,n) の左上側に隣接するブロック画像BL(m-1,n-1) に含まれる下方サブ画像SL(m-1,n-1)
c)注目ブロック画像BL(m,n) の上側に隣接するブロック画像BL(m-1,n) に含まれる下方サブ画像SL(m-1,n)
A−5.ノイズ除去処理の具体的な内容:
図6は、ステップS104(図2)の具体的な処理内容を示すフローチャートである。なお、ステップS202〜ステップS210の処理は、第2CPU220によって繰り返し実行される。
図7は、(m,n)番目の注目ブロック画像BL(m,n) に対してノイズ除去処理が実行される場合の画像データの移動を示す説明図である。
図7(A)は、外部RAM250内の伸張済み画像格納領域254に格納される画像データを示している。図示するように、伸張済み画像格納領域254は、1つのライングループのサイズと等しい(64×H)画素分の容量を有している。図7(A)では、伸張済み画像格納領域254には、注目ブロック画像BL(m,n) を含む複数のブロック画像が格納されている。
なお、後述するように、第2CPU220は、伸張済み画像格納領域254からブロック画像を順次読み出す。このため、第1CPU210は、取得済み画像格納領域252から、取得済み画像の一部の部分画像を順次読み出して伸張処理を実行し、伸張済み部分画像を伸張済み画像格納領域254内に順次書き込む。これにより、第2CPU220は、第1CPU210による伸張処理を待たずに、伸張済み画像格納領域254からブロック画像を順次読み出すことができる。
図7(B)は、外部RAM250内のワークバッファ(以下「外部ワークバッファ」とも呼ぶ)256に格納される画像データを示している。図示するように、外部ワークバッファ256は、1つのライングループに含まれる複数の下方サブ画像のサイズと等しい(20×H)画素分の容量を有している。なお、外部ワークバッファ256の容量は、フィルタFLの垂直方向のサイズをfとすると、((f−1)×H)画素に設定されることが好ましい。こうすれば、外部ワークバッファ256の容量を比較的小さくすることができる。図7(B)では、外部ワークバッファには、変換済み下方サブ画像SLc(m-1,n) を含む複数の下方サブ画像が格納されている。変換済み下方サブ画像SLc(m-1,n) は、注目ブロック画像BL(m,n) の上側に隣接するブロック画像BL(m-1,n) に含まれる下方サブ画像SL(m-1,n) に対してYCC変換処理が施された画像である。
図7(C)は、内蔵RAM240内のワークバッファ(以下「内蔵ワークバッファ」とも呼ぶ)242に格納される画像データを示している。図示するように、内蔵ワークバッファ242は、(84×64)画素分の容量を有している。内蔵ワークバッファ242には、図5に示す対象画像TI(m,n) に対してYCC変換処理が施された変換済み対象画像TIc(m,n) が格納されている。変換済み対象画像TIc(m,n) は、変換済み注目ブロック画像BLc(m,n) と、変換済み周辺画像PPc(m,n) と、を含んでいる。変換済み周辺画像は、4つの変換済みサブ画像SLc(m-1,n-1) ,SUc(m,n-1) ,SLc(m,n-1) ,SLc(m-1,n) を含んでいる。
ステップS202(図6)では、外部RAM250から注目ブロック画像が読み出され、注目ブロック画像に対してYCC変換が実行された後に、変換済み注目ブロック画像が内蔵RAM240に書き込まれる。具体的には、図7(A),(C)に示すように、伸張済み画像格納領域254から、2つのサブ画像SU(m,n) ,SL(m,n) を含む注目ブロック画像BL(m,n) が読み出されて、YCC変換処理が実行される。そして、2つの変換済みサブ画像SUc(m,n) ,SLc(m,n) を含む変換済み注目ブロック画像BLc(m,n) が内蔵ワークバッファ242内の右下領域に書き込まれる。
ステップS204では、外部RAM250から注目ブロック画像用の変換済み下方サブ画像が読み出され、内蔵RAM240に書き込まれる。ここで、注目ブロック画像用の変換済み下方サブ画像は、注目ブロック画像のためのフィルタ処理で利用される予定の画像であり、本発明における第2種の重複利用画像に相当する。また、該変換済み下方サブ画像は、他のブロック画像のためのフィルタ処理で既に利用された画像であり、他のブロック画像に含まれる下方サブ画像に対してYCC変換処理が施された画像である。なお、他のブロック画像は、注目ブロック画像の上側に隣接し、前回よりも前に選択されたブロック画像である。具体的には、ステップS204では、図7(B),(C)に示すように、外部ワークバッファ256から、注目ブロック画像BL(m,n) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m-1,n) が読み出されて、内蔵ワークバッファ242内の右上領域に書き込まれる。
なお、ステップS202,S204が実行される際には、内蔵ワークバッファ242内の左側領域には、3つの変換済みサブ画像SLc(m-1,n-1) ,SUc(m,n-1) ,SLc(m,n-1) が既に格納されている。該3つの変換済みサブ画像は、注目ブロック画像BL(m,n) の左側に隣接する前回選択されたブロック画像BL(m,n-1) を含む対象画像TI(m,n-1) のためのフィルタ処理に利用された画像である。
ステップS206では、内蔵RAM240内の変換済み対象画像に対してフィルタ処理が実行される。具体的には、内蔵ワークバッファ242に格納された変換済み対象画像TIc(m,n) に対してフィルタ処理が実行され、ノイズ除去済み対象画像が、内蔵RAM240内のテンポラリ領域244に書き込まれる。
ステップS208では、ノイズ除去済み対象画像が外部RAM内に保存される。具体的には、テンポラリ領域244からノイズ除去済み対象画像が読み出され、ノイズ除去済み画像格納領域258に書き込まれる。
ステップS210では、内蔵RAM240から他のブロック画像用の変換済み下方サブ画像が読み出され、外部RAM250に書き込まれる。ここで、他のブロック画像用の変換済み下方サブ画像は、他のブロック画像のためのフィルタ処理で利用される予定の画像であり、本発明における第1種の重複利用画像に相当する。該変換済み下方サブ画像は、注目ブロック画像のためのフィルタ処理で利用された画像であり、注目ブロック画像に含まれる下方サブ画像に対してYCC変換処理が施された画像である。なお、他のブロック画像は、注目ブロック画像の下側に隣接し、次回よりも後に選択されるブロック画像である。具体的には、ステップS210では、図7(B),(C)に示すように、内蔵ワークバッファ242から、他のブロック画像BL(m+1,n) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m,n) が読み出されて、外部ワークバッファ256内に書き込まれる。
本実施例では、変換済み下方サブ画像SLc(m,n) は、ステップS204で外部ワークバッファ256から読み出された変換済み下方サブ画像SLc(m-1,n) が格納されていた領域に書き込まれる。すなわち、他のブロック画像BL(m+1,n) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m,n) は、注目ブロック画像BL(m,n) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m-1,n) に代えて、外部ワークバッファ256内に格納される。
以上のように、(m,n)番目のブロック画像に関する処理が終了すると、(m,n+1)番目のブロック画像に関する処理が実行される。
図8は、(m,n+1)番目の注目ブロック画像BL(m,n+1) に対してノイズ除去処理が実行される場合の画像データの移動を示す説明図である。
ステップS202では、図8(A),(C)に示すように、伸張済み画像格納領域254から、2つのサブ画像SU(m,n+1) ,SL(m,n+1) を含む注目ブロック画像BL(m,n+1) が読み出されて、YCC変換処理が実行される。そして、2つの変換済みサブ画像SUc(m,n+1) ,SLc(m,n+1) を含む変換済み注目ブロック画像BLc(m,n+1) が内蔵ワークバッファ242内の右下領域に書き込まれる。
ステップS204では、図8(B),(C)に示すように、外部ワークバッファ256から、注目ブロック画像BL(m,n+1) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m-1,n+1) が読み出されて、内蔵ワークバッファ242内の右上領域に書き込まれる。
なお、ステップS202,S204が実行される際には、内蔵ワークバッファ242内の左側領域には、3つの変換済みサブ画像SLc(m-1,n) ,SUc(m,n) ,SLc(m,n) が既に格納されている。該3つの変換済みサブ画像は、注目ブロック画像BL(m,n+1) の左側に隣接する前回選択されたブロック画像BL(m,n) を含む対象画像TI(m,n) のためのフィルタ処理に利用された画像である。すなわち、該3つの変換済みサブ画像は、図7(C)において内蔵ワークバッファ242内の右側領域に格納されていた画像である。この説明から分かるように、第2CPU220は、ステップS202,S204に先行して、内蔵ワークバッファ242の右側領域に格納されていた3つの変換済みサブ画像を左側領域に移動(コピー)する。
ステップS206では、内蔵ワークバッファ242に格納された変換済み対象画像TIc(m,n+1) に対してフィルタ処理が実行され、ノイズ除去済み対象画像が、内蔵RAM240内のテンポラリ領域244に書き込まれる。
ステップS208では、テンポラリ領域244からノイズ除去済み対象画像が読み出され、ノイズ除去済み画像格納領域258に書き込まれる。
ステップS210では、図8(B),(C)に示すように、内蔵ワークバッファ242から、他のブロック画像BL(m+1,n+1) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m,n+1) が読み出されて、外部ワークバッファ256内の注目ブロック画像BL(m,n+1) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m-1,n+1) が格納されていた領域に書き込まれる。
このようにして、m番目のライングループを構成するすべてのブロック画像に関する処理が終了すると、(m+1)番目のライングループを構成する各ブロック画像に関する処理が実行される。
図9は、(m+1,n)番目の注目ブロック画像BL(m+1,n) に対してノイズ除去処理が実行される場合の画像データの移動を示す説明図である。
ステップS202では、図9(A),(C)に示すように、伸張済み画像格納領域254から、2つのサブ画像SU(m+1,n) ,SL(m+1,n) を含む注目ブロック画像BL(m+1,n) が読み出されて、YCC変換処理が実行される。そして、2つの変換済みサブ画像SUc(m+1,n) ,SLc(m+1,n) を含む変換済み注目ブロック画像BLc(m+1,n) が内蔵ワークバッファ242内の右下領域に書き込まれる。
ステップS204では、図9(B),(C)に示すように、外部ワークバッファ256から、注目ブロック画像BL(m+1,n) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m,n) が読み出されて、内蔵ワークバッファ242内の右上領域に書き込まれる。該変換済み下方サブ画像SLc(m,n) は、図7で外部ワークバッファ256内に書き込まれた画像である。
なお、ステップS202,S204が実行される際には、内蔵ワークバッファ242内の左側領域には、3つの変換済みサブ画像SLc(m,n-1) ,SUc(m+1,n-1) ,SLc(m+1,n-1) が既に格納されている。該3つの変換済みサブ画像は、注目ブロック画像BL(m+1,n) の左側に隣接する前回選択されたブロック画像BL(m+1,n-1) を含む対象画像TI(m+1,n-1) のためのフィルタ処理に利用された画像である。
ステップS206では、内蔵ワークバッファ242に格納された変換済み対象画像TIc(m+1,n) に対してフィルタ処理が実行され、ノイズ除去済み対象画像が、内蔵RAM240内のテンポラリ領域244に書き込まれる。
ステップS208では、テンポラリ領域244からノイズ除去済み対象画像が読み出され、ノイズ除去済み画像格納領域258に書き込まれる。
ステップS210では、図9(B),(C)に示すように、内蔵ワークバッファ242から、他のブロック画像BL(m+2,n) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m+1,n) が読み出されて、外部ワークバッファ256内の注目ブロック画像BL(m+1,n) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m,n) が格納されていた領域に書き込まれる。
以上のように、(m+1,n)番目のブロック画像に関する処理が終了すると、(m+1,n+1)番目のブロック画像に関する処理が実行される。
図10は、(m+1,n+1)番目の注目ブロック画像BL(m+1,n+1) に対してノイズ除去処理が実行される場合の画像データの移動を示す説明図である。
ステップS202では、図10(A),(C)に示すように、伸張済み画像格納領域254から、2つのサブ画像SU(m+1,n+1) ,SL(m+1,n+1) を含む注目ブロック画像BL(m+1,n+1) が読み出されて、YCC変換処理が実行される。そして、2つの変換済みサブ画像SUc(m+1,n+1) ,SLc(m+1,n+1) を含む変換済み注目ブロック画像BLc(m+1,n+1) が内蔵ワークバッファ242内の右下領域に書き込まれる。
ステップS204では、図10(B),(C)に示すように、外部ワークバッファ256から、注目ブロック画像BL(m+1,n+1) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m,n+1) が読み出されて、内蔵ワークバッファ242内の右上領域に書き込まれる。該変換済み下方サブ画像SLc(m,n+1) は、図8で外部ワークバッファ256内に書き込まれた画像である。
なお、ステップS202,S204が実行される際には、内蔵ワークバッファ242内の左側領域には、3つの変換済みサブ画像SLc(m,n) ,SUc(m+1,n) ,SLc(m+1,n) が既に格納されている。該3つの変換済みサブ画像は、注目ブロック画像BL(m+1,n+1) の左側に隣接する前回選択されたブロック画像BL(m+1,n) を含む対象画像TI(m+1,n) のためのフィルタ処理に利用された画像であり、図9(C)において内蔵ワークバッファ242内の右側領域に格納されていた画像である。
ステップS206では、内蔵ワークバッファ242に格納された変換済み対象画像TIc(m+1,n+1) に対してフィルタ処理が実行され、ノイズ除去済み対象画像が、内蔵RAM240内のテンポラリ領域244に書き込まれる。
ステップS208では、テンポラリ領域244からノイズ除去済み対象画像が読み出され、ノイズ除去済み画像格納領域258に書き込まれる。
ステップS210では、図10(B),(C)に示すように、内蔵ワークバッファ242から、他のブロック画像BL(m+2,n+1) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m+1,n+1) が読み出されて、外部ワークバッファ256内の注目ブロック画像BL(m+1,n+1) 用の変換済み下方サブ画像SLc(m,n+1) が格納されていた領域に書き込まれる。
このようにして、(m+1)番目のライングループを構成するすべてのブロック画像に関する処理が終了すると、(m+2)番目以降のライングループを構成する各ブロック画像に関する処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、第2CPU220(より具体的には制御ユニット230)は、選択された注目ブロック画像BL(m,n) に対してYCC変換処理を実行し、変換済み注目ブロック画像BLc(m,n) を内蔵RAM240に書き込む(ステップS202)。次に、第2CPU220は、外部RAM250から、他のブロック画像BL(m-1,n) のためのフィルタ処理で既に利用され、注目ブロック画像BL(m,n) のためのフィルタ処理で利用される予定の変換済み下方サブ画像SLc(m-1,n) を読み出して、変換済み周辺画像PPc(m,n) の一部として内蔵RAM240に書き込む(ステップS204)。さらに、第2CPU220は、内蔵RAM240に格納された変換済み注目ブロック画像BLc(m,n) と変換済み周辺画像PPc(m,n) とを含む変換済み対象画像TIc(m,n) に対してフィルタ処理を実行する(ステップS206)。そして、第2CPU220は、変換済み注目ブロック画像BLc(m,n) の一部を構成し、他のブロック画像BL(m+1,n) のためのフィルタ処理で利用される予定の変換済み下方サブ画像SLc(m,n) を、外部RAM250に書き込む(ステップS210)。
この構成により、図7〜図10で説明したように、元画像(伸張済み画像)に対してYCC変換処理が施された変換済み元画像のうちの一部の変換済み画素群のみが外部RAM250に書き込まれる。具体的には、図7〜図10に示すように、外部ワークバッファ256には、各変換済みブロック画像に含まれる変換済み下方サブ画像のみが格納される。また、各ブロック画像に対するノイズ除去処理のために、上記の一部の変換済み画素群のみが外部RAM250から読み出される。
このため、変換済み元画像のすべての画素が外部RAMに書き込まれたり読み出されたりする場合と比較して、アクセスが比較的遅い外部RAM250に対するアクセス期間および/またはアクセス回数を低減させることができ、この結果、ノイズ除去処理を迅速に実行することが可能となる。具体的には、1つのライングループを構成する64個のライン画像のうちの20個のライン画像に対応する一部の変換済み画素群のみを外部RAMに書き込んだり読み出したりすれば済むため、アクセス期間および/またはアクセス回数を約1/3に低減することができる。
また、本実施例では、第2CPU220がノイズ除去処理を実行するために外部RAM250にアクセスするのと並行して、第1CPU210も伸張処理を実行するために外部RAM250にアクセスする。このように、2以上のCPUが1つのメモリにアクセスする場合には、アクセスのタイミングが重なり得る。このような場合には、待ち時間が発生し、この結果、ノイズ除去処理の完了までに比較的長い期間を要してしまう。しかしながら、本実施例では、第2CPU220による外部RAM250に対するアクセス期間および/またはアクセス回数が低減されているため、2つのCPU210,220によるアクセスタイミングの重なりを低減させることができる。すなわち、待ち時間の発生を抑制することができ、この結果、ノイズ除去処理を迅速に実行することができる。
B.第2実施例:
第1実施例では、内蔵ワークバッファ242は、図7に示すように、(84×64)画素分の容量を有しているが、内蔵ワークバッファの容量は変更されてもよい。本実施例では、以下の観点から、該容量が変更されている。
注目ブロック画像BL(m,n) を構成する全画素に対応する全ノイズ除去済み画素は、図7〜図10で説明した4つのブロック画像BL(m,n) ,BL(m,n+1) ,BL(m+1,n) ,BL(m+1,n+1) に対するノイズ除去処理が完了することによって、生成される。
具体的には、変換済み上方サブ画像SUc(m,n) は、図7では、内蔵ワークバッファ242内の右中央領域に格納される。このため、図7では、該画像SUc(m,n) の左側部分に対応するノイズ除去済み画素群が生成される。また、変換済み上方サブ画像SUc(m,n) は、図8では、内蔵ワークバッファ242内の左中央領域に格納される。このため、図8では、該画像SUc(m,n) の右側部分に対応するノイズ除去済み画素群が生成される。すなわち、図7,図8でのノイズ除去処理によって、変換済み上方サブ画像SUc(m,n) の全画素に対応する全ノイズ除去済み画素群が得られる。
一方、変換済み下方サブ画像SLc(m,n) は、図7では、内蔵ワークバッファ242内の右下領域に格納される。このため、図7では、該画像SUc(m,n) の左上部分に対応するノイズ除去済み画素群が生成される。また、変換済み下方サブ画像SLc(m,n) は、図8では、内蔵ワークバッファ242内の左下領域に格納される。このため、図8では、該画像SUc(m,n) の右上部分に対応するノイズ除去済み画素群が生成される。すなわち、図7,図8でのノイズ除去処理によって、変換済み下方サブ画像SLc(m,n) の上側部分に対応するノイズ除去済み画素群が生成される。同様に、図9,図10でのノイズ除去処理によって、変換済み下方サブ画像SLc(m,n) の下側部分に対応するノイズ除去済み画素群が生成される。このように、図7〜図10でのノイズ除去処理によって、変換済み下方サブ画像SLc(m,n) の全画素に対応するノイズ除去済み画素群が生成される。
しかしながら、第1実施例では、ノイズ除去処理に不要な変換済み画素群が、重複して内蔵ワークバッファ242内に格納されている。例えば、図7では、変換済み上方サブ画像SLc(m,n) に含まれる右端部分((20×10)画素部分)に対応するノイズ除去済み画素群は生成されない。そして、図8では、該右端部分((20×10)画素部分)に対応するノイズ除去済み画素群が生成される。ただし、該右端部分に対応するノイズ除去済み画素群を生成するためには、該右端部分の左側に隣接する中央部分((20×10)画素部分)さえ、内蔵ワークバッファ242内に存在すればよい。換言すれば、変換済み上方サブ画像SLc(m,n) に含まれる左端部分((20×12)画素部分)は、ノイズ除去処理に不要な変換済み画素群である。
そこで、本実施例では、ノイズ除去処理に不要な変換済み画素群が、重複して内蔵ワークバッファ242内に格納されるのを抑制するために、内蔵ワークバッファの容量が小さく変更されている。
図11は、第2実施例における内蔵ワークバッファ242Bを示す説明図である。図示するように、本実施例では、内蔵ワークバッファ242Bは、(84×52)画素分の容量を有している。
図11は、図7(C)に対応している。すなわち、図11に示す内蔵ワークバッファ242Bには、処理済み注目ブロック画像BLc(m,n) を含む変換済み対象画像TIc’(m,n) が格納されている。
変換済み対象画像TIc’(m,n) は、第1実施例と同様に、変換済み周辺画像PPc’(m,n) を含んでいるが、変換済み周辺画像PPc’(m,n) の一部が変更されている。
具体的には、内蔵ワークバッファ242B内の左側領域には、図7(C)に示す3つの変換済みサブ画像SLc(m-1,n-1) ,SUc(m,n-1) ,SLc(m,n-1) の一部のみが格納されている。具体的には、図7(C)に示す変換済みサブ画像SLc(m-1,n-1) は、左側部分サブ画像SLLc(m-1,n-1) と右側部分サブ画像SLRc(m-1,n-1) とに区分される。他の変換済みサブ画像SUc(m,n-1) ,SLc(m,n-1) についても同様である。そして、内蔵ワークバッファ242Bの左側領域には、3つの右側部分サブ画像SLRc(m-1,n-1) ,SURc(m,n-1) ,SLRc(m,n-1) のみが格納され、3つの左側部分サブ画像SLLc(m-1,n-1) ,SULc(m,n-1) ,SLLc(m,n-1) は格納されない。
このように、内蔵ワークバッファ242Bに格納される変換済み対象画像TIc’(m,n) が(84×52)画素である場合にも、図6に示すノイズ除去処理を繰り返し実行することによって、注目ブロック画像BL(m,n) を構成する全画素に対応する全ノイズ除去済み画素を得ることができる。
ただし、第1実施例のように、内蔵ワークバッファ242の水平方向のサイズが、2N 画素(Nは整数)である場合には、第2CPU220は、変換済み対象画像を扱い易いという利点がある。
一般には、ブロック画像のサイズを(bv×bh)画素として、フィルタのサイズを(f×f)画素とすると、内蔵ワークバッファは、少なくとも((bv+f−1)×(bh+f−1))画素分の容量を有していればよい。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記実施例では、元画像の中央領域から選択される注目ブロック画像に対するノイズ除去処理について説明したが、ノイズ除去処理は、元画像の端部領域から選択される注目ブロック画像に対しても実行可能である。
例えば、元画像の左端領域から注目ブロック画像が選択される場合には、変換済み周辺画像は、変換済み注目ブロック画像の左端の1列の画素群が複数回コピーされた画素群を含んでいればよい。また、元画像の上端領域から注目ブロック画像が選択される場合には、変換済み周辺画像は、変換済み注目ブロック画像の上端の1行の画素群が複数回コピーされた画素群を含んでいればよい。
あるいは、元画像の端部領域に対しては、ノイズ除去処理が実行されなくてもよい。
(2)上記実施例では、次回に選択されるブロック画像に対してノイズ除去処理が実行される場合には、内蔵ワークバッファの右側領域に格納されていた3つの変換済みサブ画像は、左側領域にコピーされているが、コピーされずに用いられてもよい。ただし、この場合には、内蔵ワークバッファ内で変換済み対象画像が連続しない。したがって、この場合には、第2CPU220は、アドレスを指定することによって、連続しない変換済み対象画像からフィルタサイズに対応する画素群を選択して、フィルタ処理を実行すればよい。このようにすれば、内蔵ワークバッファ内で変換済み注目ブロック画像をコピーせずに済むため、ノイズ除去処理をより迅速に実行することができる可能性がある。
(3)上記実施例(図6)では、第2CPU220は、変換済み注目ブロック画像に対するフィルタ処理を実行した後に、他のブロック画像用の変換済み下方サブ画像を、外部RAM250に書き込んでいるが、これに代えて、フィルタ処理を実行する前に、外部RAM250に書き込むようにしてもよい。
また、上記実施例(図6)では、第2CPU220は、他のブロック画像用の変換済み下方サブ画像を、内蔵RAM240に書き込んだ後に、外部RAMに書き込んでいるが、これに代えて、内蔵RAM240に書き込む前に、あるいは、内蔵RAM240に書き込むのと同時に、外部RAM250に書き込むようにしてもよい。
(4)上記実施例(図2)では、外部RAM250は、4つの格納領域252,254,256,258を含んでいるが、外部ワークバッファ256の3つの格納領域252,254,258は、他の外部メモリに含まれていてもよい。
また、上記実施例では、内蔵RAM240と外部RAM250とが用いられているが、これに代えて、他の2つのメモリが用いられてもよい。例えば、CPU内部に設けられた2つの内蔵メモリが利用されてもよいし、CPU外部に設けられた2つの外部メモリが利用されてもよい。ただし、上記実施例のように一方のメモリがCPU内部に設けられていれば、ノイズ除去処理をかなり迅速に実行することができる。
一般には、画像処理装置は、アクセスの比較的遅い第1記憶領域と、アクセスの比較的速い第2記憶領域と、を備えていればよい。なお、「アクセスが速い」とは、制御ユニットが命令を出してから、データが読み出されたり書き込まれたりするまでに要する時間が短いことを意味する。
(5)上記実施例では、本発明は、YCC変換処理とフィルタ処理とを含むノイズ除去処理(ステップS104)に適用されているが、他の画像処理に適用されてもよい。例えば、色変換処理(ステップS110)と、誤差拡散法を用いたハーフトーン処理(ステップS112)と、を含む画像処理に適用されてもよい。
一般には、画像処理装置は、選択された注目ブロック画像の周辺の画素群を利用しない第1処理と、選択された注目ブロック画像の周辺の画素群を利用する第2処理と、を実行すればよい。
(6)上記実施例では、画像処理装置としてインクジェット方式のプリンタが利用されているが、これに代えて、他の方式のプリンタが利用されてもよい。例えば、ドットインパクト方式のプリンタやレーザプリンタなどが利用されてもよい。
また、上記実施例では、画像処理装置としてプリンタ100が利用されているが、これに代えて、プリンタ、スキャナ、コピーなどの機能を有する複合機が利用されてもよい。なお、この場合には、元画像として、スキャナによって得られた画像が利用されてもよい。
さらに、上記実施例では、画像処理装置としてプリンタ100が利用されているが、これに代えて、コンピュータとプリンタとが利用されてもよい。この場合には、例えば、コンピュータが図2のステップS102〜S112を実行してプリンタが印刷のみを実行するようにしてもよいし、コンピュータが図2のステップS102〜S106を実行してプリンタがステップS108〜S112および印刷を実行するようにしてもよい。なお、これらの場合には、コンピュータが本発明の画像処理装置に相当する。
プリンタ100を示す説明図である。 印刷データ生成部120の処理内容を示すフローチャートである。 制御回路110の内部構成を示す説明図である。 ノイズ除去処理の概要を示す説明図である。 図4の一部を拡大して示す説明図である。 ステップS104(図2)の具体的な処理内容を示すフローチャートである。 (m,n)番目の注目ブロック画像BL(m,n) に対してノイズ除去処理が実行される場合の画像データの移動を示す説明図である。 (m,n+1)番目の注目ブロック画像BL(m,n+1) に対してノイズ除去処理が実行される場合の画像データの移動を示す説明図である。 (m+1,n)番目の注目ブロック画像BL(m+1,n) に対してノイズ除去処理が実行される場合の画像データの移動を示す説明図である。 (m+1,n+1)番目の注目ブロック画像BL(m+1,n+1) に対してノイズ除去処理が実行される場合の画像データの移動を示す説明図である。 第2実施例における内蔵ワークバッファ242Bを示す説明図である。
符号の説明
100…プリンタ
110…制御回路
120…印刷データ生成部
160…表示パネル
170…操作パネル
180…印刷実行部
190…I/F部
210…第1CPU
220…第2CPU
230…制御ユニット
240…内蔵RAM
242,B…(内蔵)ワークバッファ
244…テンポラリ領域
250…外部RAM
252…取得済み画像格納領域
254…伸張済み画像格納領域
256…(外部)ワークバッファ
258…ノイズ除去済み画像格納領域
BL…ブロック画像
BLc…変換済みブロック画像
FL…フィルタ
PP…周辺画像
PPc…変換済み周辺画像
SL…下方サブ画像
SLc…変換済み下方サブ画像
SU…上方サブ画像
SUc…変換済み上方サブ画像
TI…対象画像
TIc…変換済み対象画像

Claims (12)

  1. 画像処理装置であって、
    第1記憶領域と、
    第2記憶領域と、
    前記第1記憶領域と前記第2記憶領域とを用いて、元画像から順次選択されるブロック画像に対して画像処理を実行するための実行部であって、前記第2記憶領域よりも前記第1記憶領域に対して速くアクセス可能な前記実行部と、
    を備え、
    前記実行部は、
    (a)選択された注目ブロック画像に対して第1処理を実行し、処理済み注目ブロック画像を前記第1記憶領域内に書き込む動作と、
    (b)前記第1記憶領域に格納され、前記第1処理が施された処理済み対象画像であって、前記処理済み注目ブロック画像と、前記処理済み注目ブロック画像の周辺の処理済み周辺画像と、を含む前記処理済み対象画像に対して第2処理を実行する動作と、
    を繰り返し実行し、
    前記動作(b)は、さらに、
    前記処理済み注目ブロック画像の一部を構成し、次回よりも後に選択されるブロック画像のための前記第2処理で利用される前記第1種の重複利用画像を、前記第2記憶領域に書き込む動作を含み、
    前記動作(a)は、さらに、
    前記第2記憶領域から、前回よりも前に選択されたブロック画像のための前記第2処理で既に利用され、前記注目ブロック画像のための前記第2処理で利用される第2種の重複利用画像を読み出して、前記処理済み周辺画像の少なくとも一部として前記第1記憶領域内に書き込む動作を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記実行部は、前記動作(b)の後に、
    (c)前記第2処理の処理結果を前記第2記憶領域に書き込む動作を実行する、画像処理装置。
  3. 請求項1または2記載の画像処理装置であって、
    前記元画像は、複数のライン画像をそれぞれ含み、複数のブロック画像をそれぞれ含む複数のグループに区分され、
    前記注目ブロック画像は、第1のグループに含まれるブロック画像であり、
    前記次回よりも後に選択されるブロック画像は、前記第1のグループに隣接する第2のグループに含まれるブロック画像であり、
    前記前回よりも前に選択されたブロック画像は、前記第1のグループに隣接する第3のグループに含まれるブロック画像である、画像処理装置。
  4. 請求項3記載の画像処理装置であって、
    前記第2記憶領域は、
    前記注目ブロック画像に対応する前記第2種の重複利用画像を格納するための重複利用画像格納領域を含み、
    前記重複利用画像格納領域は、1つの前記グループを構成する複数のブロック画像に対応する複数の前記第2種の重複利用画像に相当する容量を有する、画像処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記実行部は、
    前記第2記憶領域内の前記第2種の重複利用画像が格納されていた領域に、前記第1種の重複利用画像を書き込む、画像処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記処理済み周辺画像は、さらに、
    前回選択されたブロック画像に対して前記第1処理が施された処理済みブロック画像と、
    前記前回選択されたブロック画像に対応する前記第2種の重複利用画像と、
    を含む、画像処理装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記実行部と前記第1記憶領域とは、第1のCPUの内部に含まれており、
    前記第2記憶領域は、前記第1のCPUの外部に設けられた外部メモリである、画像処理装置。
  8. 請求項7記載の画像処理装置であって、さらに、
    前記実行部が前記動作(a)と前記動作(b)とを繰り返し実行する間に、前記外部メモリにアクセスする第2のCPUを備える、画像処理装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記第2処理は、フィルタを用いるフィルタ処理である、画像処理装置。
  10. 第1記憶領域と第2記憶領域とを用いる画像処理方法であって、前記第1記憶領域は、前記第2記憶領域よりも速くアクセスされる、前記画像処理方法は、
    元画像から順次選択されるブロック画像に対して画像処理を実行する実行工程を備え、
    前記実行工程は、
    (a)選択された注目ブロック画像に対して第1処理を実行し、処理済み注目ブロック画像を前記第1記憶領域内に書き込む工程と、
    (b)前記第1記憶領域に格納され、前記第1処理が施された処理済み対象画像であって、前記処理済み注目ブロック画像と、前記処理済み注目ブロック画像の周辺の処理済み周辺画像と、を含む前記処理済み対象画像に対して第2処理を実行する工程と、
    を繰り返し実行する工程を含み、
    前記工程(b)は、さらに、
    前記処理済み注目ブロック画像の一部を構成し、次回よりも後に選択されるブロック画像のための前記第2処理で利用される前記第1種の重複利用画像を、前記第2記憶領域に書き込む工程を含み、
    前記工程(a)は、さらに、
    前記第2記憶領域から、前回よりも前に選択されたブロック画像のための前記第2処理で既に利用され、前記注目ブロック画像のための前記第2処理で利用される第2種の重複利用画像を読み出して、前記処理済み周辺画像の少なくとも一部として前記第1記憶領域内に書き込む工程を含むことを特徴とする画像処理方法。
  11. コンピュータに、第1記憶領域と第2記憶領域とを用いる画像処理を実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記第1記憶領域は、前記第2記憶領域よりも速くアクセスされる、前記コンピュータプログラムは、
    元画像から順次選択されるブロック画像に対して画像処理を実行する実行機能を前記コンピュータに実現させ、
    前記実行機能は、
    (a)選択された注目ブロック画像に対して第1処理を実行し、処理済み注目ブロック画像を前記第1記憶領域内に書き込む機能と、
    (b)前記第1記憶領域に格納され、前記第1処理が施された処理済み対象画像であって、前記処理済み注目ブロック画像と、前記処理済み注目ブロック画像の周辺の処理済み周辺画像と、を含む前記処理済み対象画像に対して第2処理を実行する機能と、
    を繰り返し実行する機能を含み、
    前記機能(b)は、さらに、
    前記処理済み注目ブロック画像の一部を構成し、次回よりも後に選択されるブロック画像のための前記第2処理で利用される前記第1種の重複利用画像を、前記第2記憶領域に書き込む機能を含み、
    前記機能(a)は、さらに、
    前記第2記憶領域から、前回よりも前に選択されたブロック画像のための前記第2処理で既に利用され、前記注目ブロック画像のための前記第2処理で利用される第2種の重複利用画像を読み出して、前記処理済み周辺画像の少なくとも一部として前記第1記憶領域内に書き込む機能を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 請求項11記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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