JP2005275516A - 位置情報管理システムおよび位置情報管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、出入口からの非接触ICカードの出入りを正確に判断することができ、管理対象空間内に位置する非接触ICカードを正確に把握することができる位置情報管理システムおよび位置情報管理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 判定部84は、受信部81から個体IDと装置IDとが入力されると、直近位置情報記憶部82に記憶されている直近位置情報と比較することにより、出入口3からの非接触ICカード1の出入りを判断し、非接触ICカード1が出入口3から管理対象空間2内に入ったと判断した場合には、受信した個体IDを在室情報記憶部83に記憶されている在室情報に記憶させ、非接触ICカード1が出入口3から管理対象空間2外に出たかを判断した場合には、受信した個体IDを在室情報記憶部83に記憶されている在室情報から削除する。
【選択図】 図1
【解決手段】 判定部84は、受信部81から個体IDと装置IDとが入力されると、直近位置情報記憶部82に記憶されている直近位置情報と比較することにより、出入口3からの非接触ICカード1の出入りを判断し、非接触ICカード1が出入口3から管理対象空間2内に入ったと判断した場合には、受信した個体IDを在室情報記憶部83に記憶されている在室情報に記憶させ、非接触ICカード1が出入口3から管理対象空間2外に出たかを判断した場合には、受信した個体IDを在室情報記憶部83に記憶されている在室情報から削除する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、非接触ICカードの位置情報を管理する位置情報管理システムおよび位置情報管理方法に関し、特に管理対象空間内に位置する非接触ICカードの位置情報を管理する位置情報管理システムおよび位置情報管理方法に関する。
近年、非接触で情報の送受信を行うことができる非接触ICカードの実用化の目処が付いたことから、各個人が所有した非接触ICカードのIDを、非接触のデータキャリア方式を用いて識別装置で読み取り、サーバ装置に通知することで、自動的にIDによる位置情報の登録/更新をリアルタイムで行う位置管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、識別装置の読み取り範囲内に位置する非接触ICカードを検出するのみであるため、識別装置の読み取り範囲を非接触ICカードが通過したことは検出できるものの、どちらの方向に非接触ICカードが移動したかを検出することができない。すなわち、識別装置を管理対象空間の出入口に配置した場合には、出入口に近づいた非接触ICカードを検出しても、実際に管理対象空間の中に入ったのか、それとも出入口に近寄っただけで他所に向かったのかを判断することができず、管理対象空間内に位置する非接触ICカードを正確に把握することができないという問題点があった。
特開2000−11123号公報
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、管理対象空間の出入口に配置したID読み取り装置によって、出入口からの非接触ICカードの出入りを正確に判断することができ、管理対象空間内に位置する非接触ICカードを正確に把握することができる位置情報管理システムおよび位置情報管理方法を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取ることによって管理対象空間内に位置する前記非接触型記憶媒体の位置情報を管理する位置情報管理システムであって、前記管理対象空間の出入口の室外側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取る室外ID読み取り手段と、前記管理対象空間の出入口の室内側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取る室内ID読み取り手段と、前記管理対象空間内に位置する前記非接触型記憶媒体を在室情報として記憶する在室情報記憶手段と、前記室外ID読み取り手段および前記室内ID読み取り手段による個体IDの読み取り順序に応じて前記非接触型記憶媒体の前記管理対象空間への出入りを判定して、在室情報記憶手段に記憶された前記在室情報の更新を行う判定手段とを具備することを特徴とする位置情報管理システムに存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記判定手段は、前記室外ID読み取り手段によって読み取られた個体IDが直後に前記室内ID読み取り手段によって読み取られた場合には、当該個体IDが記憶されている前記非接触型記憶媒体が前記管理対象空間内に入ったと判定して、当該非接触型記憶媒体を前記在室情報に記憶させ、前記室内ID読み取り手段によって読み取られた個体IDが直後に前記室外ID読み取り手段によって読み取られた場合には、当該個体IDが記憶されている前記非接触型記憶媒体が前記管理対象空間外に出たと判定して、当該非接触型記憶媒体を前記在室情報から削除させることを特徴とする請求項1記載の位置情報管理システムに存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取ることによって管理対象空間内に位置する前記非接触型記憶媒体の位置情報を管理する位置情報管理方法であって、前記管理対象空間の出入口の室外側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取り、前記管理対象空間の出入口の室内側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取り、個体IDの読み取り順序に応じて前記非接触型記憶媒体の前記管理対象空間への出入りを判定することを特徴とする位置情報管理方法に存する。
請求項1記載の発明の要旨は、非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取ることによって管理対象空間内に位置する前記非接触型記憶媒体の位置情報を管理する位置情報管理システムであって、前記管理対象空間の出入口の室外側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取る室外ID読み取り手段と、前記管理対象空間の出入口の室内側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取る室内ID読み取り手段と、前記管理対象空間内に位置する前記非接触型記憶媒体を在室情報として記憶する在室情報記憶手段と、前記室外ID読み取り手段および前記室内ID読み取り手段による個体IDの読み取り順序に応じて前記非接触型記憶媒体の前記管理対象空間への出入りを判定して、在室情報記憶手段に記憶された前記在室情報の更新を行う判定手段とを具備することを特徴とする位置情報管理システムに存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記判定手段は、前記室外ID読み取り手段によって読み取られた個体IDが直後に前記室内ID読み取り手段によって読み取られた場合には、当該個体IDが記憶されている前記非接触型記憶媒体が前記管理対象空間内に入ったと判定して、当該非接触型記憶媒体を前記在室情報に記憶させ、前記室内ID読み取り手段によって読み取られた個体IDが直後に前記室外ID読み取り手段によって読み取られた場合には、当該個体IDが記憶されている前記非接触型記憶媒体が前記管理対象空間外に出たと判定して、当該非接触型記憶媒体を前記在室情報から削除させることを特徴とする請求項1記載の位置情報管理システムに存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取ることによって管理対象空間内に位置する前記非接触型記憶媒体の位置情報を管理する位置情報管理方法であって、前記管理対象空間の出入口の室外側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取り、前記管理対象空間の出入口の室内側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取り、個体IDの読み取り順序に応じて前記非接触型記憶媒体の前記管理対象空間への出入りを判定することを特徴とする位置情報管理方法に存する。
本発明の位置情報管理システムおよび位置情報管理方法は、出入口の室外側周辺を読み取り範囲とする室外ID読み取り装置と、出入口の室内側周辺を読み取り範囲とする室内ID読み取り装置とにより、非接触ICカードから個体IDを読み取り、読み取られた順序によって出入口からの非接触ICカードの出入りを判断するように構成することにより、出入口からの非接触ICカードの出入りを正確に判断することができ、管理対象空間内に位置する非接触ICカードを正確に把握することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る位置情報管理システムの実施の形態の構成を示すブロック図であり、図2は、本発明に係る位置情報管理システムの実施の形態が管理対象とする非接触ICカードの構成を示す図であり、図3は、図1に示す室外ID読み取り装置および室内ID読み取り装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の位置情報管理システムは、出入口3によって他の空間と区別される事務室等の管理対象空間2内に位置する非接触ICカード1、すなわち非接触ICカード1を携帯している個人を管理するシステムであり、1つの出入口3に対してペアで配置された室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5と、位置情報管理装置8とからなり、室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5と位置情報管理装置8とは、LAN等のネットワーク7によって接続され、さらに、位置情報管理装置8は、インターネット等の外部のネットワーク9を介してパソコンや携帯電話機等の外部端末装置10と接続されている。
非接触ICカード1は、室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5からの呼び出し信号に応答して、記憶している個体IDを非接触方式で室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5に送信する機能を有する非接触型記憶媒体であり、図2を参照すると、カード基体11内に、ICチップ12およびアンテナ13からなる非接触IC回路が実装され、社員証や学生証等の個人で携帯するカードとして使用される。個体IDとは、非接触ICカード1毎に予め設定されている社員番号や学生番号等の個体識別用の固有のIDである。
室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5は、非接触ICカード1に記憶されている個体IDを非接触方式で読み取る機能を有するリーダ装置であり、図3を参照すると、電波の送受信を行うためのアンテナ14と、送受信部15と、ID記憶部16と、ID識別部17と、ID送信部18とからなる。なお、室外ID読み取り装置4と室内ID読み取り装置5とは、図1に示すように、管理対象空間2の出入口3にペアで配置され、室外ID読み取り装置4の読み取り範囲6は、出入口3の室外側周辺をカバーするように配置され、室内ID読み取り装置5は、読み取り範囲6が出入口3の室内側周辺をカバーするように配置される。
送受信部15は、呼び出し信号を電波に載せて送信すると共に、受信した電波から個体IDを復調し、ID識別部17に出力する。
ID記憶部16は、非接触ICカード1から受信した個体IDを記憶する記憶手段であり、読み取り範囲6内に位置する非接触ICカード1の個体IDが記憶される。
ID識別部17は、送受信部15から入力された個体IDがID記憶部16に記憶されていない新規な個体IDである場合には、新規な個体IDをID記憶部16に記憶させると共に、新規な個体IDと装置IDとをID送信部18に出力する。また、ID記憶部16に記憶されている個体IDが送受信部15から入力されなかった場合には、その個体IDをID記憶部16から消去する。なお、装置IDは、室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5のそれぞれに予め設定されている固有のIDであり、配置されている出入口の場所を示す場所コードと、室外ID読み取り装置4もしくは室内ID読み取り装置5であるかを示す室内外識別コードとからなる。
ID送信部18は、ネットワーク7を介して位置情報管理装置8と通信する機能を有し、ID識別部17から入力された個体IDと装置IDとを位置情報管理装置8に送信する。
位置情報管理装置8は、サーバ装置等のプログラム制御によって動作する情報処理装置であり、受信部81と、直近位置情報記憶部82と、在室情報記憶部83と、判定部84と、通信制御部85とからなる。
受信部81は、ネットワーク7を介して室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5と通信する機能を有し、室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5から個体IDと装置IDとを受信し、受信した個体IDと装置IDとを判定部84に出力する。
直近位置情報記憶部82は、各個体IDに対応する装置IDを直近位置情報として記憶する記憶手段であり、非接触ICカード1が移動して個体IDを読み出した装置が変わるたびに装置IDが更新される。
在室情報記憶部83は、管理対象空間2内に位置する非接触ICカード1の個体IDが記憶される記憶手段である。なお、非接触ICカード1の個体IDの代わりに非接触ICカード1を携帯する個体名を記憶するようにしても良い。
判定部84は、受信部81から個体IDと装置IDとが入力されると、直近位置情報記憶部82に記憶されている直近位置情報と比較することにより、出入口3からの非接触ICカード1の出入りを判断し、非接触ICカード1が出入口3から管理対象空間2内に入ったと判断した場合には、受信した個体IDを在室情報記憶部83に記憶されている在室情報に記憶させ、非接触ICカード1が出入口3から管理対象空間2外に出たと判断した場合には、受信した個体IDを在室情報記憶部83に記憶されている在室情報から削除する。
通信制御部85は、ネットワーク9を介して外部端末装置10と通信する機能を有し、外部端末装置10からの要求に応じて在室情報記憶部83に記憶されている在室情報を外部端末装置10に送信する。
次に、本実施の形態の動作について図4および図5を参照して詳細に説明する。
図4は、図1に示す室外ID読み取り装置および室内ID読み取り装置の動作を説明するためのフローチャートであり、図5は、図1に示す判定部の動作を説明するためのフローチャートである。
図4は、図1に示す室外ID読み取り装置および室内ID読み取り装置の動作を説明するためのフローチャートであり、図5は、図1に示す判定部の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5における非接触ICカード1に記憶されている個体IDの読み取り動作について図4を参照して説明する。
送受信部15は、所定の周期で呼び出し信号を送信し(ステップA1)、読み取り範囲6内に位置する非接触ICカード1からの個体IDの受信を待機しており、非接触ICカード1が読み取り範囲6内に位置する場合には、呼び出し信号に応答して非接触ICカード1から送信される個体IDを受信し、ID識別部17に出力する。なお、読み取り範囲6内に複数の非接触ICカード1が位置する場合には、複数の個体IDが受信されることになる。
送受信部15は、所定の周期で呼び出し信号を送信し(ステップA1)、読み取り範囲6内に位置する非接触ICカード1からの個体IDの受信を待機しており、非接触ICカード1が読み取り範囲6内に位置する場合には、呼び出し信号に応答して非接触ICカード1から送信される個体IDを受信し、ID識別部17に出力する。なお、読み取り範囲6内に複数の非接触ICカード1が位置する場合には、複数の個体IDが受信されることになる。
ID識別部17は、呼び出し信号の送信に応答した個体IDを受信したか否かを送受信部15からの個体IDの入力の有無で判断し(ステップA2)、個体IDを受信した場合には、受信した個体IDとID記憶部16に記憶されている個体IDとを比較し(ステップA3)、受信した個体IDの中でID記憶部16に記憶されていない新規な個体IDがあるか否かを判断する(ステップA4)。
新規な個体IDがない場合には、ステップA7に至り、新規な個体IDがある場合には、新規な個体IDをID記憶部16に記憶させると共に(ステップA5)、ID識別部17は、新規な個体IDと装置IDとをID送信部18に出力し、ID送信部18は、ネットワーク7を介して入力された個体IDと装置IDとを位置情報管理装置8に送信する(ステップA6)。
次に、ID識別部17は、ID記憶部16に記憶されているが受信されなかった個体IDがあるか否かを判断し(ステップA7)、受信されなかった個体IDがない場合には、ステップA1の処理に戻り、受信されなかった個体IDがある場合には、受信されなかった個体IDをID記憶部16から消去し(ステップA8)、ステップA1の処理に戻る。
ステップA2で個体IDを受信しない場合には、ID記憶部16に記憶されている全ての個体IDを消去し(ステップA9)、ステップA1の処理に戻る。
次に、位置情報管理装置8における位置情報管理動作について図5を参照して説明する。
受信部81は、室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5からの個体IDと装置IDとの受信を待機しており(ステップB1)、室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5から個体IDと装置IDとを受信すると(ステップB2)、受信した個体IDと装置IDとを判定部84に出力する。
受信部81は、室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5からの個体IDと装置IDとの受信を待機しており(ステップB1)、室外ID読み取り装置4および室内ID読み取り装置5から個体IDと装置IDとを受信すると(ステップB2)、受信した個体IDと装置IDとを判定部84に出力する。
判定部84は、個体IDと装置IDとが受信部81から入力されると、入力された個体IDの直近位置情報を直近位置情報記憶部82から読み出し(ステップB3)、読み出した直近位置情報と装置IDとを比較し(ステップB4)、読み出した直近位置情報と装置IDとが同一の出入口であるか否かを判断する(ステップB5)。
読み出した直近位置情報と装置IDとが同一の出入口でない場合には、判定部84は、直近位置情報記憶部82に記憶されている直近位置情報を入力された装置IDに更新して(ステップB6)、ステップB1に戻る。読み出した直近位置情報と装置IDとが同一の出入口である場合には、判定部84は、読み出した直近位置情報が室外か否か、すなわち室外ID読み取り装置4の装置IDであるか否かを判断する(ステップB7)。
読み出した直近位置情報が室外である場合には、判定部84は、入力された装置IDが室内であるか否か、すなわち室内ID読み取り装置5の装置IDであるか否かを判断する(ステップB8)。
入力された装置IDが室内である場合には、判定部84は、非接触ICカード1が出入口3から管理対象空間2内に入ったと判断し、入力された個体IDもしくは入力された個体IDに対応する個体名を在室情報記憶部83に記憶されている在室情報に記憶させると共に(ステップB9)、直近位置情報記憶部82に記憶されている直近位置情報を入力された装置IDに更新して(ステップB10)、ステップB1に戻る。なお、ステップB8で入力された装置IDが室内でない場合には、ステップB1に戻る。
ステップB7で読み出した直近位置情報が室外でない場合、すなわち読み出した直近位置情報が室内である場合には、判定部84は、入力された装置IDが室外であるか否か、すなわち室外ID読み取り装置4の装置IDであるか否かを判断する(ステップB11)。
入力された装置IDが室外である場合には、判定部84は、非接触ICカード1が出入口3から管理対象空間2外に出たと判断し、入力された個体IDもしくは入力された個体IDに対応する個体名を在室情報記憶部83に記憶されている在室情報から削除すると共に(ステップB12)、直近位置情報記憶部82に記憶されている直近位置情報を入力された装置IDに更新して(ステップB13)、ステップB1に戻る。なお、ステップB11で入力された装置IDが室外でない場合には、ステップB1に戻る。
以上説明したように、本実施の形態によれば、出入口3の室外側周辺を読み取り範囲6とする室外ID読み取り装置4と、出入口3の室内側周辺を読み取り範囲6とする室内ID読み取り装置5とにより、非接触ICカード1から個体IDを読み取り、読み取られた順序によって出入口3からの非接触ICカード1の出入りを判断するように構成することにより、出入口3からの非接触ICカード1の出入りを正確に判断することができ、管理対象空間2内に位置する非接触ICカード1を正確に把握することができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1 非接触ICカード
2 管理対象空間
3 出入口
4 室外ID読み取り装置
5 室内ID読み取り装置
6 読み取り範囲
7 ネットワーク
8 位置情報管理装置
81 受信部
82 直近位置情報記憶部
83 在室情報記憶部
84 判定部
85 通信制御部
9 ネットワーク
10 外部端末装置
11 カード基体
12 ICチップ
13 アンテナ
14 アンテナ
15 送受信部
16 ID記憶部
17 ID識別部
18 ID送信部
2 管理対象空間
3 出入口
4 室外ID読み取り装置
5 室内ID読み取り装置
6 読み取り範囲
7 ネットワーク
8 位置情報管理装置
81 受信部
82 直近位置情報記憶部
83 在室情報記憶部
84 判定部
85 通信制御部
9 ネットワーク
10 外部端末装置
11 カード基体
12 ICチップ
13 アンテナ
14 アンテナ
15 送受信部
16 ID記憶部
17 ID識別部
18 ID送信部
Claims (3)
- 非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取ることによって管理対象空間内に位置する前記非接触型記憶媒体の位置情報を管理する位置情報管理システムであって、
前記管理対象空間の出入口の室外側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取る室外ID読み取り手段と、
前記管理対象空間の出入口の室内側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取る室内ID読み取り手段と、
前記管理対象空間内に位置する前記非接触型記憶媒体を在室情報として記憶する在室情報記憶手段と、
前記室外ID読み取り手段および前記室内ID読み取り手段による個体IDの読み取り順序に応じて前記非接触型記憶媒体の前記管理対象空間への出入りを判定して、在室情報記憶手段に記憶された前記在室情報の更新を行う判定手段とを具備することを特徴とする位置情報管理システム。 - 前記判定手段は、前記室外ID読み取り手段によって読み取られた個体IDが直後に前記室内ID読み取り手段によって読み取られた場合には、当該個体IDが記憶されている前記非接触型記憶媒体が前記管理対象空間内に入ったと判定して、当該非接触型記憶媒体を前記在室情報に記憶させ、前記室内ID読み取り手段によって読み取られた個体IDが直後に前記室外ID読み取り手段によって読み取られた場合には、当該個体IDが記憶されている前記非接触型記憶媒体が前記管理対象空間外に出たと判定して、当該非接触型記憶媒体を前記在室情報から削除させることを特徴とする請求項1記載の位置情報管理システム。
- 非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取ることによって管理対象空間内に位置する前記非接触型記憶媒体の位置情報を管理する位置情報管理方法であって、
前記管理対象空間の出入口の室外側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取り、
前記管理対象空間の出入口の室内側周辺を読み取り範囲として前記非接触型記憶媒体から非接触方式で個体IDを読み取り、
個体IDの読み取り順序に応じて前記非接触型記憶媒体の前記管理対象空間への出入りを判定することを特徴とする位置情報管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004084137A JP2005275516A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 位置情報管理システムおよび位置情報管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004084137A JP2005275516A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 位置情報管理システムおよび位置情報管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005275516A true JP2005275516A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35175165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004084137A Pending JP2005275516A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 位置情報管理システムおよび位置情報管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005275516A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007241594A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Fujitsu Ltd | 入出判定方法及びシステム |
-
2004
- 2004-03-23 JP JP2004084137A patent/JP2005275516A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007241594A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Fujitsu Ltd | 入出判定方法及びシステム |
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