JP2005273904A - 除振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で搭載物の位置移動や間欠的な駆動動作による異常振動を効果的に減衰させる除振装置を提供すること。
【解決手段】搭載物を載せる除振テーブルと、該除振テーブルを支持し除振制御する電磁アクチュエータ12A〜12Dと、該除振テーブルの鉛直方向及び水平方向の振動を検出する振動センサ(加速度センサ)50と、該除振テーブルの鉛直方向及び水平方向の位置を検出する変位センサ40とを備えた除振装置であって、平常時は振動センサの出力を補償して電磁アクチュエータ12A〜12Dにフィードバックする絶対振動制御を行い、搭載物の位置移動若しくは間欠的な駆動動作等により除振テーブルが異常に振動する異常振動時は、絶対振動制御から、変位センサ40の出力を補償して電磁アクチュエータ12A〜12Dにフィードバックする相対位置制御に切り換えて制御を行う制御手段を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造装置や電子顕微鏡等振動を嫌う装置を搭載し、設置床からの振動を遮断し、又は装置自身からの加振力による製品の歩留まりや測定観測精度上に悪影響を与える加振力を制振する高精度の除振装置に関し、これらの該除振装置のうち搭載物が位置移動、若しくは間欠的に駆動動作するもので、移動や駆動時の反力により発生する振動を素早く抑制して基準振動レベル以下にするまでの時間を短縮し、全体としての装置のスループットを向上させるための除振装置に関するものである。
床からの振動を減衰させるために除振テーブルを弾性支持している除振装置において、除振テーブル上に搭載された搭載物(加工、計測装置等)がその位置を移動すると、除振テーブルには搭載物の質量をM、加速度をaとするとF=Maの加振力が加わり、搭載物が停止した後も振動が残り、直には加工、計測動作に入れないことになる。この搭載物移動時に発生する振動レベルを低くするために、従来、下記の3つの方法が採用されていた。
(1)支持テーブル、即ち除振テーブルをクランプする方法
(2)除振テーブルを支持する支持弾性体の剛性を変化させる方法(特許文献1)
(3)発生加速度を打ち消す信号をフィードフォーワードして制御系に加算する方法(特許文献2)
特許第2646414号 特許第3265670号
上記(1)乃至(3)の方法でも制振の成果はあり、発生振動を抑制する効果はあった。しかし、(1)の方法ではクランプ機構を追加する必要があり、構造が複雑になりコストが増大するという問題がある。また、(2)の方法では、剛性を変化させることができる粘性流体を使用するため、構造的に複雑になりコストが増大するだけでなく、粘性流体の特性が経年変化し易いという問題点があった。また、(3)の方法ではフィードフォワードという予測制御を用いるため、実際の振動と予測値がずれてしまった場合には、却って装置を振動させてしまうという問題点があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、除振装置の構造的な変更が必要なく、簡単な構成で搭載物の位置移動や間欠的な駆動動作による異常振動を効果的に減衰させることができる除振装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、搭載物を載せる除振テーブルと、該除振テーブルを支持し除振制御するアクチュエータと、該除振テーブルの鉛直方向及び水平方向の振動を検出する加速度センサと、該除振テーブルの鉛直方向及び水平方向の位置を検出する変位センサとを備える除振装置であって、平常時は加速度センサの出力を補償してアクチュエータにフィードバックする絶対振動制御を行い、搭載物の位置移動若しくは間欠的な駆動動作等により除振テーブルが異常に振動する異常振動時は、絶対振動制御から、変位センサの出力を補償してアクチュエータにフィードバックする相対位置制御に切り換えて制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の除振装置において、アクチュエータは電磁アクチュエータであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の除振装置において、制御手段は水平方向の振動により前記異常振動を判断することを特徴とする。
また、上記除振装置において、異常振動の判断は、搭載物のコントローラから位置移動や間欠的な駆動動作の起動/停止信号、又は搭載物に取付けた振動センサの出力、又は搭載物の脚部に設けた荷重を検出するセンサの出力、又はその複数の組み合わせから判断することを特徴とする。
また、絶対振動制御から相対位置制御への切り換え、及び相対位置制御から絶対振動制御への切り換えは、絶対振動制御と相対位置制御をスイッチ的に切り換え(図5(a)参照)るか、又は絶対振動制御と相対位置制御の比率を徐々に変化させて切り換え(図5(b)参照)るか、又は絶対振動制御のゲインを徐々に下げて1度ゼロにしてから、相対位置制御のゲインを徐々に上げる(図5(c)参照)かのいずれかであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の除振装置において、前記異常振動は、搭載物のコントローラから振動発生源に送る起動信号を受け取ることにより検知することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の除振装置において、前記異常振動は前記変位センサ若しくは加速度センサの検出値、または前記各センサの検出値から生成した変位運動モード信号若しくは振動運動モード信号が予め設定した閾値を越えることにより検知することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の除振装置において、前記絶対振動制御から相対変位制御に切り換える時、絶対振動制御系を1〜10%残して可変することを特徴とする。
各請求項に記載の発明によれば、平常時は絶対振動制御を行い、搭載物の位置移動や間欠的な駆動動作等の異常振動時は相対位置制御に切り換えて制御を行う制御手段を設けたので、平常時は設置床からの振動の除振性能は最大限に発揮できる。一方、搭載物の位置移動や間欠的な駆動動作による異常振動時、即ち異常振動に伴う大きな振動レベルの信号が発生し、振動センサや補償回路の飽和レベルを越えてしまい、一時的に不適切な制御信号を発生する場合は、相対位置制御を行い絶対振動制御を行わないので、移動による除振テーブルの振動を速やかに抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る除振装置を示す平面図であり、図2は本発明に係る除振装置の平面と制御系の構成の概要を示す図である。図示するように、本除振装置は除振テーブル10を具備し、該除振テーブル10の四隅にそれぞれ空気バネ11A、11B、11C、11Dと、電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dが配置されている。そして、鉛直方向の加速度を検出する加速度センサ13A、13B、13Cと水平方向の加速度を検出する加速度センサ13D、13E、13Fが図示するような位置に配置されている。また、鉛直、水平方向の変位センサはそれぞれ電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dに内蔵されている。
除振コントローラ20は、比較器21、位置補償器22、加算器24、電力増幅器23、積分器25、速度補償器26で構成される。各電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dに内蔵された変位センサ(図示せず)からの変位信号S1は除振コントローラ20に送られ、比較器21で浮上目標値Spと比較され、差分S2が位置補償器22に入力され、補償演算された補償信号S3が加算器24に出力される。加算器24で補償信号S3は圧力設定値P1に加算され、レギュレータ33に出力される。該レギュレータ33は加算器からの信号により空気圧源16から各空気バネ11A、11B、11C、11Dに供給される圧力空気を調整し、制御出力分配器31を介して各空気バネ11A、11B、11C、11Dに圧力空気を供給する。これにより、各空気バネ11A、11B、11C、11Dの空気圧が変位信号S1に基づいて調整される。この空気バネ11A、11B、11C、11Dの重量負担分が変動しても除振テーブル10は例えば水平面である浮上目標置Spに保持される。
搭載物Aが除振テーブル10上の任意の所定位置で、静止しているときには、各空気バネ11A、11B、11C、11Dがその殆どの負荷荷重を支持する。
この状態で電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dは、加速度センサ13A、13B、13C及び加速度センサ13D、13E、13Fで検出された振動を基に除振コントローラ20により形成された補償信号で除振制御する。即ち、加速度センサ13A、13B、13C、13D、13E、13Fで検出された鉛直、水平方向の加速度信号Saは、積分器25で積分され、速度信号V1に変換され、速度補償器26で補償演算された補償信号V2が電力増幅器23で電力増幅され、励磁電流Iとして電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dの励磁コイルに供給される。電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dにより除振テーブル10の位置を制御することも可能であるが、搭載物Aが加工、計測等の通常の動作を行っている時には、設置床からの振動を遮断する除振特性が最も優先されるため、相対位置制御は行わない。
図3は除振装置の制御系の構成を示す図であり、図3(a)は相対位置制御系の概略構成を、図3(b)は絶対振動制御系の概略構成をそれぞれ示す。図示するように、相対位置制御系は、6自由度変位運動モード変換器41、姿勢・位置制御コントローラ42、モード→空圧コントロールバルブ分配器43、バルブ44を具備し、絶対振動制御系は、6自由度振動運動モード変換器51、振動制御コントローラ52、モード→能動アクチュエータ分配器53を具備する。
上記相対位置制御系において、変位センサ40(電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dに内蔵されている)の変位信号S1は6自由度変位運動モード変換器41で6自由度の搭載物Aを含めた除振テーブル10の変位運動モード信号として演算され、姿勢・位置制御コントローラ42に送られ、該姿勢・位置制御コントローラ42を経て変位運動モード信号となり、モード→空圧コントロールバルブ分配器43を経て空気バネ11A、11B、11C、11Dの各空気圧を制御して位置・姿勢を制御(相対変位制御)するためのコントロールバルブ44に送られ、該コントロールバルブ44を通して各空気を空気バネ11A、11B、11C、11Dに供給する圧力空気を調整する。
上記のように相対位置制御系と絶対振動制御系を有する除振装置の制御系において、平常時は、図3に示すように除振性能が最大限に発揮できるように、絶対振動制御系は振動センサ(加速度センサ13A、13B、13C、13D、13E、13F)50からの加速度信号Saを補償して電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dにフィードバックする制御を行い(即ち、変位センサ40からの変位信号S1を補償して電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dにフィードバックする制御を行わない)。一方、搭載物Aの位置移動や間欠的駆動動作時には、該搭載物Aの位置移動や間欠的駆動動作に伴い、大きい振動レベルの信号が発生し、振動センサ50や補償回路の飽和レベルを越えてしまい、一時的に不適切な制御信号が発生する場合がある。
そこで本実施形態例では、図4に示すように切替器60を設けて、搭載物Aが前記所定位置から移動したり、間欠的な駆動動作をすると、除振コントローラ20に搭載物Aの移動情報や間欠的な駆動動作情報が入力され、電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dを制御する制御系を絶対振動制御系から、変位センサ40の出力を補償する相対位置制御系へと切り換える。この結果、除振テーブル10は所定の位置からズレないように制御されるため、搭載物Aの位置移動や間欠的な駆動動作時の振動を効果的に抑制することが可能となる。但し、相対位置制御を行っている状態では、床振動は除振テーブル10上に伝わり易くなるため、搭載物Aの位置移動や間欠的駆動動作後は切替器60で絶対振動制御系へと切り換える。
図5は本発明に係る除振装置の全体構成を示すブロック図である。図示するように、除振テーブル10上には真空チャンバ18が搭載され、該真空チャンバ18内の除振テーブル10上にはステージ17が搭載され、ステージ17には搭載物Aが搭載されている。除振装置にはコントローラとして、除振コントローラ20の他にステージコントローラ70、補器類コントローラ71を具備する。除振コントローラ20には各電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12D(図1参照)に内蔵されている変位センサからの変位信号S1や加速度センサ13A、13B、13C、13D(図1参照)からの加速度信号Saのセンサ信号Sが入力され、除振コントローラ20から電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dに除振制御信号Sbが伝送されるようになっている。また、ステージコントローラ70からは振動発生源であるステージ17にステージ駆動信号Sdが出力され、補器類コントローラ71からは補器類である真空バルブVや単体オンスイッチ等(図示せず)の補器類を駆動制御する装置に起動信号Scが出力されるようになっている。
絶対振動制御系から相対位置制御系へと切り換えるタイミングは、例えば搭載物Aのコントローラ60が振動発生源であるステージ17に起動信号を送るのと同時とする。具体的にはステージコントローラ70がステージ17にステージ起動信号Sdを送るのと同時に、該ステージ駆動信号Sdとは別の制御切換信号Seを除振コントローラ20に送る。また、補器類コントローラ70が補器類駆動制御信号である起動信号Scを送るのと同時に別の制御切換信号Sfを除振台コントローラ20に送る。
他には、ステージ駆動時には絶対振動制御から相対位置制御に切り替った状態になっているように、ステージコントローラ70がステージ起動信号Sdをステージ17に送る前に除振コントローラ20に制御切換信号Seを送ることも可能である。具体的には、ステージコントローラ70がステージ起動信号Sdを送る1〜5秒前に、該ステージコントローラ70から除振コントローラ20に制御切換信号Seを送るようにステージコントローラ70のプログラムを設定する。これにより、除振コントローラ20はステージコントローラ70がステージ17の移動に対して予め相対位置制御系に切り換えることで、より確実な制振制御が可能である。同様に、補器類コントローラ71が起動信号(ここではバルブ開閉信号)Scを送る1〜5秒前に、補器類コントローラ71から除振コントローラ20に制御切換信号Sfを送るように補器類コントローラ71のプログラムを設定する。
また、絶対振動制御系から相対位置制御系への切り換えに、ステージコントローラ70や補器類コントローラ71から制御切換信号Seや制御切換信号Sfを用いるのではなく、除振装置のセンサや別置きのセンサなどを使用する方法、更にはこれらの組み合わせわる方法等々が考えられる。
上記絶対振動制御系から相対位置制御系へと切り換える切換タイミングの検知方法としては他に下記の方法等が考えられる。
(1)搭載物Aに直接、振動センサを取付け移動中の振動を検出する方法。
(2)搭載物Aの脚部に荷重を検出するセンサを設置する方法。
また、制御系(絶対振動制御系、相対位置制御系)の切り換え方法としては、
(1)図6(a)に示すように絶対振動制御系と相対位置制御系をスイッチ的(ON・OFF的)に切り換える方法、
(2)図6(b)に示すように絶対振動制御系と相対位置制御系の比率を徐々に変化させて切り換える方法、
(3)図6(c)に示すように絶対振動制御系を徐々に下げて1度ゼロにしてから、相対位置制御系のゲインを徐々に上げる方法、
(4)更には、図6(d)に示すように、絶対振動制御系と相対位置制御系の組合せ割合を比率を徐々に変化(図では、絶対振動制御系95%と相対位置制御系5%の組合せ制御から絶対振動制御系90%と相対位置制御系10%の組合せ制御に徐々に変化)させて切り換える方法、
等がある。
図7に示すように、除振テーブル10上に真空チャンバ18が搭載され構成の除振装置では、真空バルブVの開閉による真空チャンバ18の吸排気により、矢印Fに示すように水平方向に力が発生し、除振テーブル10の位置変動が起る。位置補正のためのバブル開閉信号を受けて絶対振動制御系から相対位置制御系に切り換える。
上記絶対振動制御系から相対位置制御系へと切り換えを異常振動の検出によって行なう場合、この異常振動検出は、変位センサ40(電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dに内蔵している)若しくは振動センサ50(加速度センサ13A、13B、13C、13D)の値、または各センサ値から生成した変位運動モード信号若しくは振動運動モード信号が予め設定した閾値を越えることにより検知する。図8は変位運動モード変換概念を示す図、図9は振動運動モード変換概念を示す図、図10は自由度運動モードの方向を示す図である。
変位運動モード信号とは、図8に示すように、変位センサ40(電磁アクチュエータ12A、12B、12C、12Dに内蔵)が設置されていた位置で検知した変位信号(変位X1,X2,X3,X4、変位Y1,Y2,Y3,Y4、変位Z1,Z2,Z3,Z4)を、それぞれ除振支持する物体の重心点でのX、Y、Z軸方向と各軸周りの回転方向の6自由度運動モードに変換した信号(変位運動モードX,Y,Z、変位運動モードrotX,Y,Z)である。
振動運動モードとは、図9に示すように、振動センサ50(加速度センサ13A、13B、13C、13D)が設置されていた位置で検知した加速度信号(加速度X1,X2、加速度Y1、加速度Z1,Z2,Z3)を、それぞれ除振支持する物体の重心点でのX、Y、Z軸方向と各軸周りの回転方向の6自由度運動モード(振動運動モードX,Y,Z、振動運動モードrotX,rotY,rotZ)に変換した信号である。
上記除振コントローラ20として、デジタルコントローラを使用すればハードウエアを追加することなしに、容易に絶対振動制御系と相対位置制御系の切り換えは可能となる。
なお、上記実施形態例では、空気バネ(11A、11B、11C、11D)、電磁アクチュエータ(12A、12B、12C、12D)及び変位センサ40が各4台、加速度センサ(鉛直方向加速度センサ13A、13B、13C、水平方向加速度13D、13E、13F)の数は6台であるが、これらの数は適宜変更が可能である。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係る除振装置の平面図である。 本発明に係る除振装置の平面と制御系の構成の概要を示す図である。 除振装置の制御系の構成を示す図である。 本発明に係る除振装置の制御系の構成を示す図である。 本発明に係る除振装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明に係る除振装置の制御系の切換概念図である。 本発明に係る除振装置の概略構成を示す図である。 変位運動モード変換概念を示す図である。 振動運動モード変換概念を示す図である。 6自由度運動モードの方向を示す図である。
符号の説明
10 除振テーブル
11A〜D 空気バネ
12A〜D 電磁アクチュエータ
13A〜F 加速度センサ
16 空気圧源
17 ステージ
18 真空チャンバ
20 除振コントローラ
21 比較器
22 位置補償器
23 電力増幅器
24 加算器
25 積分器
26 速度補償器
31 制御出力分配器
33 レギュレータ
40 変位センサ
41 6自由度変位運動モード変換器
42 姿勢・位置制御コントローラ
43 モード→空圧コントロールバルブ分配器
44 バルブ
50 振動センサ
51 6自由度振動運動モード変換器
52 振動制御コントローラ
53 モード→能動アクチュエータ分配器
54 電磁アクチュエータ
60 切替器
70 ステージコントローラ
71 補器類コントローラ

Claims (6)

  1. 搭載物を載せる除振テーブルと、該除振テーブルを支持し除振制御するアクチュエータと、該除振テーブルの鉛直方向及び水平方向の振動を検出する加速度センサと、該除振テーブルの鉛直方向及び水平方向の位置を検出する変位センサとを備える除振装置であって、
    平常時は前記加速度センサの出力を補償して前記アクチュエータにフィードバックする絶対振動制御を行い、前記搭載物の位置移動若しくは間欠的な駆動動作により前記除振テーブルが異常に振動する異常振動時は、前記絶対振動制御から、前記変位センサの出力を補償して前記アクチュエータにフィードバックする相対位置制御に切り換えて制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする除振装置。
  2. 請求項1に記載の除振装置において、
    前記アクチュエータは電磁アクチュエータであることを特徴とする除振装置。
  3. 請求項1又は2に記載の除振装置において、
    前記制御手段は水平方向の振動により前記異常振動を判断することを特徴とする除振装置。
  4. 請求項1に記載の除振装置において、
    前記異常振動は、搭載物のコントローラから振動発生源に送る起動信号を受け取ることにより検知することを特徴とする除振装置。
  5. 請求項1に記載の除振装置において、
    前記異常振動は前記変位センサ若しくは加速度センサの検出値、または前記各センサの検出値から生成した変位運動モード信号若しくは振動運動モード信号が予め設定した閾値を越えることにより検知することを特徴とする除振装置。
  6. 請求項1に記載の除振装置において、
    前記絶対振動制御から相対変位制御に切り換える時、絶対振動制御系を1〜10%残して可変することを特徴とする除振装置。
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