JP2005271897A - 自動車の静電気除去座布団 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自動車の座席から離れる時に、人体に帯電した静電気を自動的に取り除く、自動車の静電気除去座布団を提供する。
【解決手段】 天然繊維製カバーで覆った座布団内部に導電性のワイヤーを設け、ワイヤーに電気線を接続し、電気線にネオン球及びクリップを設け、人体と自動車体との接触、摩擦により発生した静電気による電圧を利用してネオン球を発光させ、人体に帯電した静電気を除去することを特徴とする自動車の静電気除去座布団。
【選択図】 図1
【解決手段】 天然繊維製カバーで覆った座布団内部に導電性のワイヤーを設け、ワイヤーに電気線を接続し、電気線にネオン球及びクリップを設け、人体と自動車体との接触、摩擦により発生した静電気による電圧を利用してネオン球を発光させ、人体に帯電した静電気を除去することを特徴とする自動車の静電気除去座布団。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車の座席から離れる時に、人体に帯電した静電気を自動的に取り除く、自動車の静電気除去座布団に関するものである。
従来、自動車の座席から離れた直後は座席と衣類の摩擦により人体に静電気が帯電し、人体が自動車体や玄関ドアなどの金属部と接触した際に「バチッ」という音と共に激痛を感じる。
人体に帯電した静電気は、キーホルダー型の除去具や金属棒の先端を自動車体や玄関ドアなどの金属部に接触させる方法で除去していた。
また座席上に敷いたマットと自動車体とをアース線にて同電位にすることで静電気の帯電を防止する方法も知られている。
人体に帯電した静電気は、キーホルダー型の除去具や金属棒の先端を自動車体や玄関ドアなどの金属部に接触させる方法で除去していた。
また座席上に敷いたマットと自動車体とをアース線にて同電位にすることで静電気の帯電を防止する方法も知られている。
そのために、次のような問題点があった。
キーホルダー型の除去具や金属棒を用いる場合、手に持って除去を行う必要があり、わずらわしさがあった。また帯電量によっては手に直接放電することもある。
また座席上に敷いたマットと自動車体とをアース線にて同電位にする方法の場合、車体へのアース線の脱着にわずらわしさがあった。さらに自動車の座席と車体が同電位であるため、人体に静電気が滞留したままマットに触れると「バチッ」という音と共に激痛を感じることがある。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
キーホルダー型の除去具や金属棒を用いる場合、手に持って除去を行う必要があり、わずらわしさがあった。また帯電量によっては手に直接放電することもある。
また座席上に敷いたマットと自動車体とをアース線にて同電位にする方法の場合、車体へのアース線の脱着にわずらわしさがあった。さらに自動車の座席と車体が同電位であるため、人体に静電気が滞留したままマットに触れると「バチッ」という音と共に激痛を感じることがある。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
天然繊維製カバーで覆った座布団内部に導電性のワイヤーを設け、ワイヤーに電気線を接続し、電気線にネオン球及びクリップを設ける。そして、人体と自動車体との静電気により発生した電圧を利用してネオン球を発光させ、人体に帯電した静電気を除去する。以上を特徴とする自動車の静電気除去座布団である。
本発明は、自動車の座席と衣類の摩擦により人体に帯電した静電気を自動的に除去する。したがって、静電気除去具使用による静電気除去のわずらわしさがない。
またクリップを用いることで、アース線の脱着が容易にできるようになった。
またクリップを用いることで、アース線の脱着が容易にできるようになった。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)導電性のワイヤー(2)とクッション材(3)を、天然素材でできたカバーで覆った座布団本体(1)を形成する。ワイヤーは座り心地が良い様、細いものを使用する。
(ロ)ワイヤー(2)に電気線(4)を接続する。
(ハ)電気線(4)にクリップを設ける。図4は本発明の構成におけるこのクリップ部を示すものであるが、(a)はその正面視であり、(b)はその側面視による透視図である。即ち(a)全体は指で上部をつまむ動作によって下部が開放し、その指を緩めることでバネ力によって対象に係止されるバネクリップを表しており、その中間に介在するのがネオン球(5)で、その下には金属プレート(7)が設けられている。また(b)において、金属プレート(7)は図の下方向に押し戻すバネ構造となっている。
本発明は、以上の構成よりなっている。
これを使用する時は、上記の静電気除去座布団を自動車の座席(8)に敷き、クリップを座席前後移動用金属レバー又は自動車体(9)に取付ける。なお金属プレート(7)はバネ構造のため、座席前後移動用金属レバー又は自動車体(9)と常に接触し、さらにその径の大小に関係なく対応できる構造となっている。
次に座席(8)に座った人が降車する場合について説明する。通常の降車時、最初の動作として背中と座席の背もたれ部分が離れる。このとき座席と衣類の摩擦により人体に静電気が帯電するが、人体と座布団本体(1)は接しているため、人体と自動車体との静電気により電圧が発生する。しかし瞬時にネオン球(5)が発光し、人体に帯電した静電気は放電される。つまり背中と座席の背もたれ部分が離れた状態においては,人体への静電気の帯電はほとんどない。
次の動作として地面に足を下ろして立ち上がるが、このとき人体が座布団本体(1)と離れる。しかし座布団本体(1)の表面素材は天然繊維でできているため、衣類との摩擦による人体への静電気帯電量は少ない。またこの瞬間にも上記同様ネオン球(5)が発光し、静電気は放電される。つまり地面に足を下ろして立ち上がった状態においても、人体への静電気の帯電はほとんどない。
ゆえに、降車後の人体には静電気はほとんど帯電していない。
また、より多くの静電気を除去したい時は座布団本体(1)に手を触れながら降車する、あるいは降車後に手で座布団本体(1)を触れるようにする。この場合、人体に静電気が帯電した状態で座布団本体(1)に触れても、ネオン球で放電するため手に痛みは感じない。
以上のことにより、降車後に自動車体や玄関のドアなど金属部と接触しても痛みを感じない。
またワイヤー(2)は通常の使用条件下で塑性変形しないため、座布団本体(1)の外観形状は損なわれない。
(イ)導電性のワイヤー(2)とクッション材(3)を、天然素材でできたカバーで覆った座布団本体(1)を形成する。ワイヤーは座り心地が良い様、細いものを使用する。
(ロ)ワイヤー(2)に電気線(4)を接続する。
(ハ)電気線(4)にクリップを設ける。図4は本発明の構成におけるこのクリップ部を示すものであるが、(a)はその正面視であり、(b)はその側面視による透視図である。即ち(a)全体は指で上部をつまむ動作によって下部が開放し、その指を緩めることでバネ力によって対象に係止されるバネクリップを表しており、その中間に介在するのがネオン球(5)で、その下には金属プレート(7)が設けられている。また(b)において、金属プレート(7)は図の下方向に押し戻すバネ構造となっている。
本発明は、以上の構成よりなっている。
これを使用する時は、上記の静電気除去座布団を自動車の座席(8)に敷き、クリップを座席前後移動用金属レバー又は自動車体(9)に取付ける。なお金属プレート(7)はバネ構造のため、座席前後移動用金属レバー又は自動車体(9)と常に接触し、さらにその径の大小に関係なく対応できる構造となっている。
次に座席(8)に座った人が降車する場合について説明する。通常の降車時、最初の動作として背中と座席の背もたれ部分が離れる。このとき座席と衣類の摩擦により人体に静電気が帯電するが、人体と座布団本体(1)は接しているため、人体と自動車体との静電気により電圧が発生する。しかし瞬時にネオン球(5)が発光し、人体に帯電した静電気は放電される。つまり背中と座席の背もたれ部分が離れた状態においては,人体への静電気の帯電はほとんどない。
次の動作として地面に足を下ろして立ち上がるが、このとき人体が座布団本体(1)と離れる。しかし座布団本体(1)の表面素材は天然繊維でできているため、衣類との摩擦による人体への静電気帯電量は少ない。またこの瞬間にも上記同様ネオン球(5)が発光し、静電気は放電される。つまり地面に足を下ろして立ち上がった状態においても、人体への静電気の帯電はほとんどない。
ゆえに、降車後の人体には静電気はほとんど帯電していない。
また、より多くの静電気を除去したい時は座布団本体(1)に手を触れながら降車する、あるいは降車後に手で座布団本体(1)を触れるようにする。この場合、人体に静電気が帯電した状態で座布団本体(1)に触れても、ネオン球で放電するため手に痛みは感じない。
以上のことにより、降車後に自動車体や玄関のドアなど金属部と接触しても痛みを感じない。
またワイヤー(2)は通常の使用条件下で塑性変形しないため、座布団本体(1)の外観形状は損なわれない。
1座布団本体 2ワイヤー 3クッション材 4電気線
5ネオン球 6クリップ本体 7金属プレート 8座席
9座席前後移動用金属レバー又は自動車体
5ネオン球 6クリップ本体 7金属プレート 8座席
9座席前後移動用金属レバー又は自動車体
Claims (1)
- 天然繊維製カバーで覆った座布団内部に導電性のワイヤーを設け、ワイヤーに電気線を接続し、電気線にネオン球及びクリップを設け、人体と自動車体との静電気により発生した電圧を利用してネオン球を発光させ、人体に帯電した静電気を除去することを特徴とする自動車の静電気除去座布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004124857A JP2005271897A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 自動車の静電気除去座布団 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004124857A JP2005271897A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 自動車の静電気除去座布団 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005271897A true JP2005271897A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35171979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004124857A Pending JP2005271897A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 自動車の静電気除去座布団 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005271897A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011015503A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Toyota Boshoku Corp | 発電マット |
CN110481472A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-11-22 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 应用于汽车的消除静电装置 |
-
2004
- 2004-03-23 JP JP2004124857A patent/JP2005271897A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011015503A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Toyota Boshoku Corp | 発電マット |
CN110481472A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-11-22 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 应用于汽车的消除静电装置 |
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