JP2005271552A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シール材を、バルブロッドの動きに追従させることで、気泡滞留室内の気泡を確実に排出することができる。
【解決手段】弁体44は、大径の弁部44aと、その下端に一体に連接した小径のバルブロッド44bと、このバルブロッド44bに被嵌(嵌合)されたリング状のシール材44cとからなる。シール材44cは、係止用凹部44dに係止された状態でその弁部44aに接触しており、その弁部44aは、シール材44cを介して、連通口42Cの弁座面と対向している。シール材44cには、係止用凹部に44dに係止される凸部44caが一体に形成されている。排気弁手段15は、弁部44aを、シール材44cが開口端面42Dに当接する方向に付勢するコイルスプリング45を有する。排気孔42dの大径孔部42Aには大径の弁部44aが、小径孔部42Bにはバルブロッド44bが、それぞれ空気(気体)の流通を可能にする隙間を残して挿入され、その中心軸線方向に摺動可能に支持されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、インクジェットプリンタ、特にインク流路内に発生した気泡を貯留し、この気泡を排出することができるインクジェットプリンタに関するものである。
製品として薄さを確保するために、キャリッジとしての大きさを薄くしたい。つまり、インクタンクを搭載しない構成としたいという要求がある。そのためには、インクタンクをインクを、インク供給チューブを介して、キャリッジ上の記録ヘッドに供給する必要がある。
このようなインク供給チューブを用いるインクジェットプリンタでは、チューブを構成する材料の特性から、空気がチューブを透過してインク中に溶解することを避けられず、記録ヘッドの上流側に気泡滞留室を設け、気泡を除去することが必要になる。
インク供給チューブを用いるインクジェットプリンタにおける気泡の除去技術として、記録ヘッドの上部にマニホールド(気泡滞留室に相当)を設け、静止位置側にインクタンクと循環ポンプとを設け、この循環ポンプを駆動させて気泡を除去するように構成したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の技術では、循環のために循環ポンプからインクタンクへの戻りチューブが必要となり、装置が大型化・複雑化するという課題がある。
また、インク供給チューブ内で気泡として発生した空気をキャリッジに搭載したタンクの上部に蓄積し、排気ポンプにより排出し、また、排出後に排気弁によりタンクを密閉するものも知られている(例えば特許文献2参照)。
本発明者は、気泡滞留室に連通する通路孔内に、その通路孔の軸線方向に沿って弁体を変位させることにより、気泡滞留室内の気泡を排出することを可能にした排気弁手段を開発した。そして、バルブロッドの外径よりOリング(シール材)の内径を小さくして、ロッドを持ち上げると、Oリングも一緒に上昇する構成としている。
特開2000−103084号公報(図1参照) 特開2002−240310号公報(図5参照)
弁閉止状態でOリングが接触する受け面とそのOリングとの間にインクが付着すると、そのインクが接着機能を発揮して、バルブロッドだけが上昇して、Oリングが受け面上に残るという現象が生ずる。この場合、前述したようにバルブロッドの外径よりOリング(シール材)の内径を小さくしているので、弁が開放されず、排気が行えない。
そうすると、気泡滞留室内に気泡(空気)が溜まり続けて、最終的にその気泡(空気)が記録ヘッドの方に移動し、印字を正常に実施できなくなる。
本発明は、シール材を、バルブロッドの動きに追従させることで、気泡滞留室内の気泡を確実に排出することができるインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ノズルからインクを噴射して被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、その記録ヘッドに供給されるインクを貯えるインクタンクと、そのインクタンクから前記記録ヘッドにインクを供給するインク流路と、前記インク流路を通じて供給されたインクを貯留するバッファタンクと、前記バッファタンク内に滞留した気体を排気通路を通じて外部に排気可能である排気弁手段とを備えるインクジェットプリンタにおいて、前記排気弁手段は、前記排気通路途中の連通口が弁体にて開閉可能とされ、前記弁体が、前記連通口を開閉するシール材を有する弁部と、この弁部に連接されるバルブロッドとを有し、そのバルブロッドと前記シール材との間に、前記シール材を前記連通口を開閉する方向に前記バルブロッドと一体に移動可能に係止する係止手段が設けられていることを特徴とする。ここで、「連通口を開閉するシール材を有する弁部」とは、連通口をシール材を介して閉塞する弁部のほか、シール材を連通口の周縁に引っ掛けることで閉塞する弁部も含む。つまり、図9に示すように、排気通路途中の連通口101を開閉する弁体102の弁部102aが環状のシール材103のみから実質的に構成され、弁部102aに連接されるバルブロッド102bの先端にシール材103が係止されているだけの場合も含まれる。
このようにすれば、係止手段によって、シール材をバルブロッドに係止するので、排気通路途中の連通口が弁体にて開放される際には、シール材が、連通口を開閉する方向においてバルブロッドと一体に移動する。よって、シール材によって連通口が閉じられることがなくなり、連通口が確実に開放され、排気を行うことができる。
請求項2の発明は、請求項1記載のインクジェットプリンタにおいて、前記排気弁手段が、前記連通口の周囲に形成される弁座面を備え、前記弁体が前記排気通路内を摺動可能で、前記シール材が弁座面に当接することで前記連通口を閉じる一方、前記バルブロッドが前記シール材と一緒に前記弁座面から離隔することで前記連通口を開放する構成とされている。
このようにすれば、弁体(バルブロッド)が排気通路内を摺動し、シール材が弁座面に当接することで連通口を閉じることができ、バルブロッドが前記シール材と一緒に前記弁座面から離隔することで前記連通口が開放される。
請求項3の発明は、請求項1または2記載のインクジェットプリンタにおいて、前記係止手段が、前記バルブロッドに、前記シール材を係止する係止用凹凸部である。ここで、係止用凹凸部とは、シール材を係止するために、バルブロッドを削って形成する溝部(凹部)や、シール材が引っ掛かる(係止される)凸部を意味する。
このようにすれば、バルブロッドに、シール材を係止する係止用凹凸部を設けるという簡単な構造で、シール材を前記連通口を開閉する方向に前記バルブロッドと一体に移動可能に係止することができる。よって、シール材を、バルブロッドの動きに確実に追従させることができる。
請求項4の発明は、請求項2記載のインクジェットプリンタにおいて、前記弁体の弁部が、前記バルブロッドよりも大径の大径部を有し、前記シール材は、前記係止手段に係止された状態でその大径部に接触しており、前記大径部は、前記シール材を介して前記弁座面と対向する。
このようにすれば、シール材は、前記係止手段に係止された状態でその大径部に接触しており、前記大径部は、前記シール材を介して前記弁座面と対向するので、シール材によるシール機能が確実に発揮される。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、前記シール材が、前記バルブロッドに嵌合されたリング状であり、前記バルブロッドと前記シール材のとの間に回転防止対策が施されている。
このようにすれば、バルブロッドと前記シール材のとの間に回転防止対策が施されているので、連通口を閉じるときに、シール材の接触面とシール材により接触される弁部の面との位置関係が変わらないので、この弁部の面の形態にかかわらず、弁部による確実な連通口の開閉が可能となる。
請求項6の発明は、請求項5に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記係止手段が、断面非円形状である。ここで、断面非円形状とは、断面矩形状などを意味する。
このようにすれば、係止手段は断面非円形状であるので、簡単な構造で、連通口が弁体にて開放される際にシール材が、連通口を開閉する方向においてバルブロッドと一体に移動するのを確保して、シール材の回転防止の効果を発揮させることができる。
請求項7の発明は、請求項3〜6のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、前記シール材が、上下対称に形成されている。
このようにすれば、シール材を上下逆に取り付けても、シール材は同じ状態で取り付けられることになるので、上下を逆に取り付けるという組み付けミスがなくなる。
請求項8の発明は、請求項4に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記排気弁手段が、前記大径部を、前記シール材が前記弁座面に当接する方向に付勢するバネ部材を有する。
このようにすれば、大径部を、バネ部材によって、シール材が弁座面に当接する方向に付勢するので、前記シール材によるシール性が高まる。
以上のように、本発明は、バルブロッドとシール材との間に、前記シール材を、排気通路途中の連通口を開閉する方向に前記バルブロッドと一体に移動可能に係止する構成としたので、前記連通口を弁体にて開放する際には、連通口を確実に開放して、排気を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って詳細に説明する。
図1は本発明に係るインクジェットプリンタの主たる構成要素を示す概略構成図、図2はインクジェットプリンタヘッドの底面図、図3は記録ヘッド、補強フレーム、ヘッドホルダ、及びバッファタンクの分解斜視図である。
図1〜図3に示すように、インクジェットプリンタ100は、インクジェットプリンタヘッド1として、ノズル孔からインクを吐出するインクジェット式でかつ薄板形状である記録ヘッド11と、この記録ヘッド11が搭載され合成樹脂材料により形成されるヘッドホルダ12とを備える。そして、ヘッドホルダ12は、用紙P(被記録媒体)に対して移動するキャリッジとして機能する。インクタンク(図示せず)からインク供給チューブ13a〜13d(インク供給管)を介して、ヘッドホルダ12に搭載されたバッファタンク14に供給されて一時的に貯留する。ここで、供給されたインクに含まれる気体が排気可能に分離され、インクの方はインク吐出による消費に合わせて記録ヘッド11にインクを供給するように構成されている。なお、前記インクタンクは、プリンタフレーム(図示せず)に着脱可能に載置され、記録ヘッド11に供給する大量のインクを貯留するものである。具体的に図示していないが、フルカラー記録のために、複数のインクタンク(個別の色、即ち、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー用のインクタンク)が前記プリンタフレームに設けられている。
ヘッドホルダ12は、前記プリンタフレームの前後において平行に設けられフレーム左右方向に延びる後側ガイド部材2Aと前側ガイド部材2Bとにスライド移動可能に支持されている。後側ガイド部材2Aは、スライド移動方向と直交する断面をほぼL字形に形成され、前側ガイド部材2Bは、スライド移動方向に延びる水平な面を有している。そして、このヘッドホルダ12に、駆動プーリ3Aと従動プーリ3Bとの間に巻き掛けられたエンドレスのタイミングベルト4の一部が連結され、駆動プーリ3Aを駆動モータ5で回転駆動することで、ヘッドホルダ12がタイミングベルト4を介してガイド部材2A,2Bに沿ってフレーム左右方向に往復移動する構成とされている。ヘッドホルダ12の上側部分はカバー24にて覆われている。なお、具体的に図示しないが、周知の用紙搬送機構により、用紙Pは記録ヘッド11の下面側でヘッドホルダ12の移動方向と直交する方向(図1の矢印A方向)に、記録可能な状態で搬送される。また、後述するメンテナンスユニット70(ノズル面のクリーニングを行い、また、色毎にインクを選択的に吸引するための回復処理、及びバッファタンク14内の気泡(空気)を除去する除去処理を行う)のほか、インク受け部(記録動作中に定期的にノズルの目詰まり防止のためのインク吐出(フラッシング)を行う)が配設されている。
記録ヘッド11の下面には、図2(記録ヘッド11を下面からみた図)において左側からブラックインク(BK)用のノズル16aの2列と、シアンインク(C)用のノズル16bの列と、イエローインク(Y)用のノズル16cの列と、マゼンタインク(M)用のノズル16dの列とが、ヘッドホルダ12の移動方向(主走査方向)と直交する方向に長く形成されている。そして、用紙Pの上面に対向するように各ノズル16a〜16dが下方に向けて開口している。
記録ヘッド11の一端側には、図3に示すように、キャビティユニット17のインク供給口18a〜18dが、上面に列状に開口して各インク色(本実施形態では4色)毎に設けられている。これらインク供給口18a〜18dから延びる各インク供給チャンネルを介してインクが分配され、圧電アクチュエータ19の駆動によりノズル16a〜16dからインクを吐出させるように構成されている。ブラックインク(BK)用のインク供給口18aは、シアンインク(C)用、イエローインク(Y)用及びマゼンタインク(M)用のインク供給口18b〜18dよりも開口面積が大きく形成されている。
記録ヘッド11においては、平面視で圧電アクチュエータ19の外形状をキャビティユニット17の外形状よりも小さくし、キャビティユニット17の背面に圧電アクチュエータ19を積層した際に、インク供給口18a〜18dを含む圧電アクチュエータ19周囲のキャビティユニット17の背面が記録ヘッド11の背面側において露出するようにしている。
圧電アクチュエータ19の上面には、そのアクチュエータ19に電圧を印加するフレキシブルフラットケーブル20が固定されている。フレキシブルフラットケーブル20は、ドライバIC21を備え、バッファタンク14の上側に設けられたプリント基板22(図5参照)に電気的に接続される。プリント基板22は、他のフレキシブルフラットケーブルを介してプリンタ本体側のプリント基板(図示せず)に接続される構成となっている。ドライバIC21は発熱するので、それを冷却するためにアルミニウム合金製のヒートシンク23がドライバIC21に押し付けられ(図6参照)、ドライバIC21がヒートシンク23を介して自然冷却されるようになっている。
図4〜図6に示すように、バッファタンク14は、本体ケース25(バッファタンク本体)の内部を仕切壁にて区画することで、インク色毎に独立した複数の気泡滞留室、つまりブラックインク(BK)用の気泡滞留室31a、シアンインク(C)用の気泡滞留室31b、イエローインク(Y)用の気泡滞留室31c及びマゼンタインク(M)用の気泡滞留室31dを備えている。
バッファタンク14の本体ケース25は、上面を開放した箱状の下ケース26と、その下ケース26の上面を覆って下ケース26に固定された上ケース27とから構成される。下ケース26及び上ケース27は共に合成樹脂材料にて射出成形されたものであり、超音波溶着等にて液密的に結合されている。これら両ケース26,27が結合されることによって、下ケース26側にインクを一時的に滞留させるタンク室が色毎に形成され、上ケース27側にはインクから分離された気体を貯留する気泡滞留室31a〜31dが形成される。なお、気泡滞留室31a〜31dは、それらがそれぞれ1つの単独の室で形成されている場合だけでなく、それぞれの室が色毎に分割された複数の室から構成される場合も含まれる。そして、各気泡滞留室31a〜31dは、それらの端部において各インク色毎のインク流出口32a〜32dに連通している。
ヘッドホルダ12の底側の壁である底板12aは、記録ヘッド11の背面とほぼ平行であり、この底板12aの下面に記録ヘッド11が接着されている。また、ヘッドホルダ12の底板12aの上側には、インクを一時的に貯えるバッファタンク14と、このバッファタンク14の気泡滞留室31a〜31d内の気泡(空気)を排気するための排気弁手段15(図6参照)とが搭載されている。
インク流出口32a〜32dは、下ケース26の下面に並んで位置し、底板12aよりも下方に突出した位置で、下向きに開口している。一方、キャビティユニット17(記録ヘッド11)は、キャビティユニット17の内部に形成された各インク色毎のインク供給チャンネル(マニホールド)の端部と連通した複数のインク供給口18a〜18dを、各インク流出口32a〜32dと対向した上面に備えている。インク流出口32a〜32dは、補強フレーム33に貫通して設けたインク通路孔33b〜33eやゴムパッキン等の弾性シール材34を介して貫通し、記録ヘッド11の各インク供給口18a〜18dと連通している。
この記録ヘッド11は、その背面に枠状の補強フレーム33を介在させて、ヘッドホルダ12の下側に固定される。補強フレーム33は、図3に示すように、記録ヘッド11の背面に沿った偏平な薄板形状を有しているとともに、補強フレーム33の中央開口部33a内の大きさは、圧電アクチュエータ19の外形状よりも僅かに大きく、かつキャビティユニット17の外形状よりも小さく形成されている。そのため、補強フレーム33は、その中央開口部33a内に圧電アクチュエータ19とフレキシブルフラットケーブル20とを位置させるように、キャビティユニット17の背面に接着固定される。
この補強フレーム33は、金属製(例えばSUS430)で、キャビティユニット17よりも厚く、かつ剛性が大きく形成されている。補強フレーム33は、キャビティユニット17のインク供給口18a〜18dに対応する補強フレーム33の一端側の位置に、バッファタンク14のインク流出口32a〜32dと、キャビティユニット17のインク供給口18a〜18dとを接続する4つのインク通路孔33b〜33eが列状に穿設されている。
記録ヘッド11と補強フレーム33との間の段差を解消し記録ヘッド11を保護するために、記録ヘッド11の周囲に位置する平面視コ字形状の保護カバー51が、補強フレーム33に取り付けられている。
また、補強フレーム33の隅部にはネジ穴33f,33gが設けられている。そして、このネジ穴33f,33gに対応させて、バッファタンク14の外周面に外周方向に突出するフランジ状の取付部14aを設け、各取付部14aにそれぞれ取付穴14bが穿設されている。そして、締結部材としてネジ28が、各取付穴14bを通じて、ネジ穴33f,33gにそれぞれ螺合され、これにより底板12aの下面に接着固定された補強フレーム33の上面にバッファタンク14が固定される。
インク流出口32a〜32dが設けられている部位とは反対側の部位に、上ケース27(本体ケース25)の側面からフランジ状のタンク延長部27aが側方に突出し、そのタンク延長部27aには、図4及び図5に示すように各インク色毎のインク流路、すなわちブラックインク(BK)用、シアンインク(C)、イエローインク(Y)用及びマゼンタインク(M)用の各インク流路35a,35b,35c,35dが独立して形成され、それらの下流端が、下ケース26に形成された色毎のタンク室(図示せず)を介して気泡滞留室31a〜31dにそれぞれ連通されている。また、タンク延長部27aの上側に弾性シール材56を介して、チューブジョイント36が設けられている。これにより、インク流路35a〜35dの上流端がチューブジョイント36内部の各インク流路に連通する。
上ケース27のタンク延長部27aの下側には、そのタンク延長部27aに対応して、ヘッドホルダ12のホルダ延長部12bが形成されている。このホルダ延長部12bは、バッファタンク14が収納される箱形状のホルダ本体12cの上端部から、タンク延長部27aに対応して延びている。両延長部27a,12bの先端部分に対して、各インク色毎のインク流路を有するチューブジョイント36がばね37により弾性的に取り付けられている。
そしてチューブジョイント36は、内部の各インク流路に連通するチューブ接続口部36a〜36dを有し、このチューブ接続口部36a〜36dに、一端部が前記インクタンクに連通するインク供給チューブ13a〜13dの他端部が着脱可能に接続されている。また、チューブジョイント36には、プリント基板22と本体側のプリント基板(図示せず)とを接続するためのフレキシブルフラットケーブル20’を係止する係止部36eが一体に設けられている。
また、上ケース27の上面側には、それぞれ気泡滞留室31a〜31dの上部空間部に一端部が連通する排気通路41a〜41dが各インク色毎に(4つ)独立して凹み形成されている。この排気通路41a〜41dの他端部は、本体ケース25を横切って延び、下ケース26に貫通形成された各インク色毎の排気孔42a〜42dの上端に連通している。なお、各排気通路41a〜41dは、それらの開放上面を可撓性膜43で覆うことで画定されている。
続いて、気泡滞留室31a〜31d内に滞留した気体(空気)を排気する排気弁手段15について説明する。
下ケース26の一側に形成される排気孔42a〜42dは、上下方向に長く、かつ上下に開口するもので、インク色毎に(4つ)形成されている。各排気孔は、図6に示すように、上側の大径孔部と、下側に位置する小径孔部とを有し、それらが連通口を通じて連通している(図6では、排気孔42dについての大径孔部42A、小径孔部42B、連通口42Cのみ図示しているが、他の排気孔42a〜42cも同様の構造である)。
弁体44は、大径の弁部44aと、その下端に一体に連接した小径のバルブロッド44bと、このバルブロッド44bに被嵌(嵌合)されたリング状のシール材44cとからなる。
弁部44aの外径は、図7に詳細を示すように、バルブロッド44bの外径よりも大径とされている。バルブロッド44bの弁部44aとの連接部分付近には、シール材44cを連通口42Cを開閉する方向にバルブロッド44bと一体に移動可能に係止する係止用凹部44dが全周囲にわたって形成されている。シール材44cには、係止用凹部44dに係止される凸部44caが中心孔側に一体に形成されている。シール材44cは、バルブロッド44bに嵌合されたリング状で、ゴム状の弾性体のパッキン等が好適である。そして、シール材44cの凸部44caが係止用凹部44dに係止された状態でシール材44cの上部が弁部44aに弾性接触している。また、弁部44aは、シール材44cを介して、連通口42Cの全周囲の弁座面である開口端面42Dと対向している。係止用凹部44dは、シール材44cを、連通口42Cを開閉する方向にバルブロッド44bと一体に移動可能に係止するものである。なお、シール材は、組み付けミスを回避するために、凸部を含めて上下対称の形状とすることも可能である。
排気弁手段15は、図6に示すように、弁部44aを、シール材44cが開口端面42Dに当接する方向に付勢するコイルスプリング45(バネ部材)を有する。このコイルスプリング45の上端部が、上ケース27に形成された係合凸部27bの外側に嵌合される一方、下端部が、弁部44aの上部凹部44aa内に嵌挿されている。
排気孔42dの大径孔部42Aには大径の弁部44aが、小径孔部42Bにはバルブロッド44bが、それぞれ空気(気体)の流通を可能にする隙間を残して挿入され、その中心軸線方向に摺動可能に支持されている。小径孔部42Bの上端開口部が、気泡滞留室31dを排気通路41dを介して大気に連通する連通口42Cとして、大径の弁部44aによりシール材44cを介して開閉されるようになっている。そのため大径孔部42Aの底面が、連通口42Cの開口端面42D(弁座面)となり、この開口端面42Dと弁部44aとの間にシール材44cが配置される。
また、大径孔部42Aの内部には、連通口42Cを閉塞する方向に弁体44(弁部44a)を付勢する付勢手段として、コイルスプリング45が嵌挿されている。よって、コイルスプリング45によって、弁部44aを、シール材44cが開口端面42Dに当接する方向に付勢する。小径孔部42Bに挿入されるバルブロッド44bの下端は小径孔部42Bの下端開口部近傍まで延びている。
このように、弁体44は、コイルスプリング45によって常時下向きに押圧されており、シール材44cが弁部44aと連通口42Cの開口端面42Dとの間で押圧挟持された状態が、連通口42Cに対する弁閉止状態となる。一方、バルブロッド44bが、後述する第2のキャップ部材72(メンテナンスユニット70)の突出軸部72aによって上方に押し上げられ、これに伴いシール材44cがバルブロッド44bと一体に移動して開口端面42Dから離隔した状態が、連通口42Cに対する弁開放状態となる。この弁開放状態では、開口端面42Dとシール材44cとの間に隙間ができるため、気泡滞留室31dの気泡が連通口42Cから小径孔部42B及び後述する吸引ポンプ74を介して、大気へ排気可能となるのである。
メンテナンスユニット70は、記録ヘッド11のノズル16a〜16dの開口面を開閉可能に覆う第1のキャップ部材71と、排気弁手段15の下端面すなわち各小径孔部42bの下端開口面を個別に開閉可能に覆う複数の第2のキャップ部材72とを備える。両キャップ部材71,72は、公知のメンテナンスユニットと同様の上下移動機構73により、キャリッジとしてのヘッドホルダ12が待機位置に移動したときに、ノズル16a〜16dの開口面及び排気弁手段15の下端面に密着するように上昇し、他の位置ではそれらの面から離隔するように下降する。また、キャップ部材71は、公知のメンテナンスユニットと同様に吸引ポンプ74に接続され、吸引ポンプ74の駆動によりノズル16a〜16dから増粘したインクや異物が吸引除去される。
各第2のキャップ部材72は、そのキャップ部材72よりも突出した突出軸部72aをそれぞれ有し、排気弁手段15の下端面に密着したとき、突出軸部72aにより、弁体44をコイルスプリング45の付勢力に抗して押し上げ、シール材44cを大径孔部42Aの開口端面42Dから離し、弁開放状態にする。
各第2のキャップ部材72は共通の流路を介して吸引ポンプ74に接続され、吸引ポンプ74の駆動により各気泡滞留室31a〜31d内に蓄積した気泡(空気)が一括して吸引され大気に排出される。これは、インクタンクからインク供給チューブ13a〜13dを通して記録ヘッド11に供給されるインクを、そのインク流路の途中となる気泡滞留室31a〜31d内に一旦貯留することで、インク中から気泡を分離浮上させ、気泡滞留室31a〜31dの上部に蓄積した気泡(空気)を、上記のように、吸引ポンプ74により排出させているのである。
第1のキャップ部材71と第2のキャップ部材72とは、切替弁75により択一的に吸引ポンプ74に接続される。第1のキャップ部材71と第2のキャップ部材72は、上下移動機構73により、同時にノズル16a〜16dの開口面及び排気弁手段15の下端面に密着するが、好適には、まず第2のキャップ部材72を通して気泡滞留室31a〜31dの上部に蓄積した気泡を排出する。その後、第1のキャップ部材71を通してノズル16a〜16dからインクを排出する。仮に第1のキャップ部材71のみで気泡滞留室31a〜31dの気泡を排出しようとすると、多量のインクを排出しなければならないが、上記のようにすることで、少ないインク排出量で、気泡の排出及び記録ヘッドの回復処理を行うことができる。
ノズル16a〜16dからのインク吸引のみ、または気泡滞留室31a〜31dの気泡の排出のみを、それぞれ単独に行うこともできる。また、上記のような吸引ポンプ74の吸引動作に代えて、インクタンク側から、インクに正圧を加えて、ノズル16a〜16dから増粘したインクや異物を吸引除去したり、気泡滞留室31a〜31dの気泡を排出することもできる。あるいは、吸引動作とインクヘの正圧印加を併用することもできる。
前記実施の形態では、バルブロッド44bにシール材44cを係止しているだけであるが、バルブロッドとシール材のとの間に、さらに回転防止対策を施すこともできる。回転防止対策としては、シール材が外側に嵌合されるバルブロッドの断面形状を工夫することが考えられる。すなわち、バルブロッドのうちシール材が外側に嵌合される部分の断面形状を断面非円形状(例えば、断面矩形状)にすることで、シール材が回転しにくくなるようにすることができる。よって、係合凹部にシール材が嵌合される構造の場合には、例えば図8(a)(b)(c)に示すように、弁体44’において、バルブロッド44b’の弁部44a’付近に形成する係合凹部44d’を横断面矩形状とし、この係合凹部44d’に、この係合凹部44d’に対応する断面矩形状の中心孔44caを有するシール材44c’を外側から嵌合する構成とすることができる。なお、中心孔44caの上下には、バルブヘッド44b’の係合凹部44d’への嵌合が容易になるように、径が徐々に大きくなる案内孔部44cb,44ccが設けられている。また、シール材44c'の有する可撓性の高さによっては、シール材44c'がリング状であっても無理なく横断面矩形状の係合凹部44d'に嵌合することができるとともに、横断面矩形状の係合凹部44d'はシール材44c'に対する回転防止策として働く。なお、係合凹部44d'の横断面形状としては、シール材の回転を抑制することができればどのような形状をしていても良く、例えば、複数の角部を有する多角形状を有していることが好適である。
以上のように、本実施の形態においては、弁閉止状態でシール材44c,44c’が接触する開口端面42D(弁座面)とそのシール材44c,44c’との間にインクが付着しても、バルブロッド44b,44b’だけが上昇してシール材44c,44c`が開口端面42D上に残るという現象がなくなる。よって、気泡滞留室31a〜31d内の気泡(空気)を排気弁手段15の開放によって確実に排出することができるので、気泡滞留室31a〜31d内に気泡(空気)が溜まり続けて、最終的にその気泡(空気)が記録ヘッド11の方に移動し、印字を正常に実施できなくなることを回避できる。
また、他の実施の形態で説明したように、バルブロッドとシール材との間に回転防止策が施されている。これによって、バルブロッドに嵌合されるシール材がリング状であっても係合凹部の横断面矩形状と同様の中心孔を有していても、使用中にシール材が回転してしまうのが規制される。そのため、例えば、バルブロッドに係止手段としての係合凹部を形成するためには、突き合わされる一対の型を用いて行われる都合上、バルブロッドには突き合わせ面に沿った凸状の分割線が残ってしまう。この凸状の分割線は、使用中にシール材に転写され、元の状態に復帰できなくなってしまうことがある。このような状態のシール材が回転するようなことがあると、コイルスプリングで押圧しても、転写部分の凹凸による隙間が残ってしまいシール部材のシール性が低下してしまう。しかし、回転防止策が施されているので、このような転写部分を原因とする隙間が生じることが無くなり、シール性が低下するのを確実に回避することができる。
本発明に係るインクジェットプリンタの主たる構成要素を示す概略構成図である。 インクジェットプリンタヘッドの底面図である。 記録ヘッド、補強フレーム、ヘッドホルダ、及びバッファタンクの分解斜視図である。 本発明に係るインクジェットプリンタヘッドを、一部を断面で示す平面図である。 図4のV-V線における断面図である。 図4のVI-VI線における断面図である。 弁体の説明図である。 (a)(b)(c)はそれぞれ弁体の他の実施の形態を示す説明図である。このうち(c)は(a)のVII-VII線における断面図である。 変形例を示す説明図である。
符号の説明
P 用紙
100 インクジェットプリンタ
1 インクジェットプリンタヘッド
2A 前側ガイド部材
2B 後側ガイド部材
3A 駆動プーリ
3B 従動プーリ
4 タイミングベルト
11 記録ヘッド
12 ヘッドホルダ
13a〜13d インク供給チューブ
14 バッファタンク
16a〜16d ノズル
31a〜31d 気泡滞留室
35a〜35d インク流路
42d 排気孔
42A 大径孔部
42B 小径孔部
42C 連通口
42D 開口端面(弁座面)
44 弁体
44a 弁部
44b バルブロッド
44c シール材
44d 係止用凹部
45 コイルスプリング

Claims (8)

  1. ノズルからインクを噴射して被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、その記録ヘッドに供給されるインクを貯えるインクタンクと、そのインクタンクから前記記録ヘッドにインクを供給するインク流路と、前記インク流路を通じて供給されたインクを貯留するバッファタンクと、前記バッファタンク内に滞留した気体を排気通路を通じて外部に排気可能である排気弁手段とを備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記排気弁手段は、前記排気通路途中の連通口が弁体にて開閉可能とされ、前記弁体が、前記連通口を開閉するシール材を有する弁部と、この弁部に連接されるバルブロッドとを有し、そのバルブロッドと前記シール材との間に、前記シール材を前記連通口を開閉する方向に前記バルブロッドと一体に移動可能に係止する係止手段が設けられていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記排気弁手段は、前記連通口の周囲に形成される弁座面を備え、
    前記弁体が前記排気通路内を摺動可能で、前記シール材が弁座面に当接することで前記連通口を閉じる一方、前記バルブロッドが前記シール材と一緒に前記弁座面から離隔することで前記連通口を開放する構成とされている請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記係止手段は、前記バルブロッドに、前記シール材を係止する係止用凹凸部であることを特徴とする請求項1または2記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記弁体の弁部は、前記バルブロッドよりも大径の大径部を有し、前記シール材は、前記係止手段に係止された状態でその大径部に接触しており、前記大径部は、前記シール材を介して前記弁座面と対向することを特徴とする請求項2記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記シール材は、前記バルブロッドに嵌合されたリング状であり、
    前記バルブロッドと前記シール材のとの間に回転防止対策が施されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記係止手段は、断面非円形状であることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記シール材は、上下対称に形成されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記排気弁手段は、前記大径部を、前記シール材が前記弁座面に当接する方向に付勢するバネ部材を有することを特徴とする請求項4に記載のインクジェットプリンタ。
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