JP2005271182A - ロボット用マニピュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】手や指の先の状況或いは手指を用いた作業対象物を容易に確認することができ、また指を有する手の強度を高めると共に指を保護できるようにする。
【解決手段】複数本の指18の先端から基端側までがカバーされる指用プロテクタ20を、手16R,16Lの基部16aに回転自在に取り付け、このプロテクタ20を、指18が保護される位置から指18の動作・機能が確保される退避状態まで回動させる。そして、このプロテクタ20の先端部に、撮像部41bとランプ41dを有するアームカメラ部41を回転自在に設け、このアームカメラ部41を、プロテクタ20の回動に応じて逆回転させ、常に一定の方向を向くように制御する。また、このアームカメラ部41の後側に硬性部を設け、この硬性部を先端に配置することができる。
【選択図】図1

Description

本発明はロボット用マニピュレータ、特に生活支援用、介護用等のロボットにおいてアームの先端に可動指を取り付け、各種の作業を行うマニピュレータの構成に関する。
近年では、産業用ロボットの他に、生活支援用、介護用、災害・救助活動用等のために、車や搬送体で移動できるロボットや二足歩行するロボット等の開発が進められており、この種のロボットは、複数本の指(フィンガー)を設けた手(ハンド)及びアーム(腕)を持ち、例えば手でコップ等の物を掴む、ベッドに寝ている介護利用者を起き上がらせる、障害物を排除する、両方の手で物を持つ等の各種の作業を行うことが可能である。
また、ロボット本体には、目の役割をさせるため、移動(進行)しようとする方向や作業する部分を撮影するカメラ部が設けられており、例えば遠隔操作するロボットでは、このカメラ部で撮影された映像が遠隔地の表示部に表示されている。従って、操作者はこの表示部の映像により現況を確認しながら、次の操作を行うことができる。
特開2003−305676号公報
しかしながら、従来のロボットでは、手の複数本の指に対しその関節の駆動部材やセンサ類が設けられていることもあり、指自体の強度がそれ程高くなく、例えば人を支えながら片手で起こしたり、片手で重い物を左右に移動させたりするときに、指が重さに耐えられない事態が起こる。
また、瓦礫やゴミの中へ手を挿入したり、ロボット本体の目では確認できない場所へ手を入れたりするときに、指先に挿入方向(突き指方向)の過度な負荷が加わり、指の構成部材を破損させることが生じる等の問題がある。一方、各方向からの負荷に対する指の強度を高めることも可能であるが、この場合は、指の構造体を強化すると共に、関節部の駆動力も高くしなければならず、手全体が大型化する等の不都合がある。
更に、上述のように、ロボット本体に設けられたカメラ部の撮影によって、移動方向や作業等の確認を行うことができるが、例えば狭い場所や物体の裏側、上側、下側等に手を入れるときには、手や指の先の状況が把握し難くなる場合があり、また指を使った比較的細かな作業を行うときには、小さな作業対象物が確認し難く、しかもこの作業対象物が障害物やロボット自身のアーム等で隠れてしまう等の問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、手や指の先の状況或いは手指による作業対象物を容易に確認することができ、また指を有する手の強度を高めると共に指を保護することもできるロボット用マニピュレータを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、本体の目の役割をするための本体カメラ部(第1カメラ部)と、作業用のアームと、を有するロボット用のマニピュレータにおいて、上記アームに対し回動可能に設けられた支持体と、この支持体の先端部に配置され、上記アームの先端側を撮影するアームカメラ部(第2カメラ部)と、を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、上記アームカメラ部は、上記支持体の回転軸と略平行に配置される回転軸で回転可能に軸支すると共に、上記支持体の回動とは反対の方向へ回転させ、一定の方向を向くように制御することを特徴とする。
請求項3の発明は、上記アームカメラ部には、照明器を配置したことを特徴とする。
請求項4の発明は、上記支持体として、上記アームの先に取り付けられた指を保護する指用プロテクタを設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、上記アームカメラ部に、その外表部(外装体)が上記支持体の外表部(外装体)と略同等かそれ以上の硬さとされた硬性部を設け、当該カメラ部を使用位置から収納位置(不使用位置)まで回転させたとき、上記硬性部が先端位置に配置されるようにしたことを特徴とする。
上記の構成によれば、上記支持体として、例えば指全体の側面外周をカバー(保護)するように円弧状に曲げ形成した指用プロテクタが設けられ、このプロテクタはその両端(開放端)が手の側面に例えば180度に近い角度を回動するように(可倒式に)取り付けられる。この指用プロテクタでは、指を含む手の強度が高められることになり、介護利用者を起き上がらせたり、重たい物を移動させたりする際の強度を容易に得ることができる。そして、このプロテクタの先端部に、回転可能なアームカメラ部が照明器と共に設けられており、このカメラ部は、プロテクタが回動するのに応じて逆回転し、常に指先の一定方向を向くように動作する。このようにして、作業対象物等を近くの距離で良好に撮影し確認することが可能となる。
また、請求項5の構成によれば、指用プロテクタ[その他の作業工具(部材)用プロテクタでもよい]等において、上記カメラ部を収納位置へ回転させたときには、硬性部が先端位置に配置されるので、カメラ部を退避させた状態でプロテクタを瓦礫やゴミ等の中へ挿入することができる。
本発明のロボット用マニピュレータによれば、本体カメラ部とは別に配置したアームカメラ部により、手や指の先の状況或いは手指を用いた作業対象物を容易に確認することが可能となり、遠隔操作する場合でも良好な作業が可能となる。また、冷蔵庫、洗濯機、収納庫等の生活機器の中、或いは狭い場所や物体の裏側等も見ることが可能となり、指を使った比較的細かな作業を行うときでは、小さな作業対象物が確認し易くなり、作業対象物が障害物やロボット自身のアーム等で隠れてしまうこともない。
更に、支持体を指用プロテクタとすれば、指の構造を変えることなく、指を含む手の強度を高めることができ、重たい人や物を扱うことが容易となり、しかも過度な負荷によって指の構成部材を破損させることが防止されるという効果がある。
また、請求項5の構成によれば、アームカメラ部を使用しないときは収納位置へ移動させてこのカメラ部を保護できると共に、先端位置に配置した硬性部により瓦礫やゴミの中へのプロテクタの挿入も容易になるという利点がある。
図1には、実施例に係るロボット用マニピュレータの手の部分の構成が示され、図2にはロボットの全体構成、図3には図2のロボットのマニピュレータ(アーム部)、図4には指用プロテクタの駆動部が示されている。図2のように、このロボットは、車輪を備えた搬送部10、この搬送部10に回転(軸)部を介して接続された第1胴体部11A、この第1胴体部11Aに回転部を介して接続された第2胴体部11B、この第2胴体部11Bに回転部を介して接続された頭部12及び上記搬送部10に回転部Zd,Zeを介して接続された左右のアーム(腕)14R,14Lを備えている。
上記頭部12には、左右の目に対応した1対の本体カメラ部13が設けられており、この本体カメラ部13では主にロボットが進む方向や手の先の像(動画)が撮影される。この本体カメラ部13で得られた映像は、ロボットが自走する際の情報になると共に、人が遠隔操作する場合には遠隔地の表示器に表示され、遠隔操作情報として利用される。また、上記の各回転軸部では例えば下側部材(基部)に対して上側部材がモータで回転するように構成されており、これによって、ロボットの姿勢制御や頭部12の高さ位置の調整等が行われる。
図3に示されるように、上記左右のアーム14R,14Lは、それぞれに上腕部14aとこれに回転部Zfを介して接続された前腕部14bとを有し、例えばこの二つの上腕部14aは回転部Zdで上下方向に回動すると共に、回転部Zeで左右方向に回動し、上記二つの前腕部14bは回転部Zfで上下方向に回動する。更に、この前腕部14bには内部の回転軸部を介して先端部14cが接続され、この前腕先端部14cに、3本の指18[i(内側),c(中央),o(外側)]を持つ手16R,16Lが取り付けられており、この手16R,16Lは、前腕部14bの先で所定の角度(例えば180度)を回動するように構成される。そして、上記の手16R,16Lの基部(手の平の部分)16aに、3本の指18(i,c,o)を保護するためのプロテクタ20の両端が回転自在に取り付けられる。
図1に示されるように、手16R,16Lの指18(i,c,o)には、指18iのように、第1関節部、第2関節部及び第3関節部で曲げ動作するための機構(モータ等)と、指18(i,c,o)のそれぞれを回転させる回転機構が組み込まれる。そして、実施例のプロテクタ20は、手16R,16Lの基部16aと同じ程度の縦幅で、この基部16aと3本の指18(i,c,o)の側面外周を囲むように楕円弧状(U字状)とされ、かつ先端側が閉鎖状態、後端側が開放状態に形成されており、この後端側開放端20Eが回転軸部21で基部16aに取り付けられる。このプロテクタ20は、骨部材として外側が弧状となる断面形状の硬質(金属製又は合成樹脂製)パイプからなり、このパイプの外周に、軟質の合成樹脂製外皮(軟性部)が被せられた構成となっている。
また、上記基部16aの内部には、プロテクタ20を回動するためのモータ26が設けられており、このモータ26に、ギヤ列27を介してシャフト28が設けられ、このシャフト28の両端にピン29pを有するレバー29が取り付けられる。一方、プロテクタ20の開放端20Eの内側に、ガイド溝30が設けられ、このガイド溝30に上記レバー29のピン29pが係合配置される。従って、図4に示されるように、モータ26を回転させると、ギヤ列27及びシャフト28を介してレバー29が回動し、このレバー29のピン29pがガイド溝30に沿って案内されることにより、プロテクタ20が起き上がるように回動する。
更に、基部16aの側面部に、手16R,16Lの外周を覆う位置(手の平に沿った位置)でプロテクタ20を係止させるストッパ32が設けられており、このストッパ32で係止される位置がプロテクタ20の保護位置となり、この保護位置から指18(i,c,o)の物体に対する通常動作が可能になる状態の退避位置までプロテクタ20は回動する。この退避位置までの回動角度は、最大で180度近い角度とすることができる。この場合、実施例では上述のように、手16R,16Lが前腕先端部14cにて捻り方向に180度の回転(内転又は外転)をするので、これによってプロテクタ20を一方(上側)だけでなく反対側(下側)に退避させることができる。なお、上記ストッパ32を設けず、プロテクタ20を360度に近い角度を回動可能に構成してもよい。
そして、図1の上記指用プロテクタ20の先端部に、動画を撮影するアームカメラ部41が回転可能に配置される。
図6には、このアームカメラ部41の拡大図が示されており、このカメラ部41はその回転軸42がプロテクタ20の軸受け部に取り付けられ、この一方の回転軸42にギヤ列43を介してモータ44が接続され、実施例では120度程度(180度以上でもよい)をチルト(上下)方向に回転するように構成される。他方の回転軸42には、この回転角(回転位置)を検出する回転検出部45が設けられており、ロボットの制御部ではこの回転検出部45によって得られたアームカメラ部41の回転位置情報に基づいてモータ44を駆動制御する。実施例では、このアームカメラ部41をプロテクタ20の回動に応じて逆回転させ、このプロテクタ20の回転量と同程度又はそれ以上の回転によって、アームカメラ部41が水平方向又は所定距離の一点を向くように制御される。
上記アームカメラ部41には、対物光学系41aを介してCCDやCMOSセンサからなる撮像部41bが設けられると共に、照明器として照明レンズ41cとランプ41dが配置される。従って、このランプ41dの点灯制御に基づいた照明により、指先方向を撮像部41bで撮影することができ、この撮影された映像は、遠隔地にある例えばパソコンモニタ71に表示される[このモニタはロボット本体に配置してもよく、またヘッドマウントディスプレス(HMD)を利用してもよい]。
実施例は以上の構成からなり、上記構成のロボットは、人の操作なしで自力制御動作を行ったり、人の遠隔操作で動かしたりすることになるが、上述した指用プロテクタ20は、図3の右手16Rで示される保護位置と、左手16L(図5)で示される退避位置に移動制御される。即ち、図4に示されるように、モータ26を回転させると、ストッパ32で係止された保護位置(始点位置)から、ギヤ列27を介してレバー29が駆動され、このレバー29のピン29pがガイド溝30に案内されることによって、プロテクタ20が回転軸部21を中心にして回動し、指18の作業が可能となる退避位置(手元側への180度近い最大回転位置)まで移動することになる。この保護位置から退避位置への移動制御においては、プロテクタ20を完全に退避させる最大回転位置まで回動させず、図5に示されるように、状況に応じて途中の任意の退避位置で停止させ、この任意の位置から迅速に保護位置へ移動させることができる。
このようなプロテクタ20では、例えば人を起き上がらせたり、重い物を動かしたりするとき、図2の右手16Rのように、上記プロテクタ20を指18(i,c,o)と並ぶ保護位置へ移動させれば、これら指18を保護しながら手16R全体の強度を高くすることができ、大きな負荷に対しても良好かつ十分な動作が可能となる。また、瓦礫やゴミの中、冷蔵庫、洗濯機、収納庫等の生活機器の中、物体の裏側等へ手16R,16Lを挿入するときにも、このプロテクタ20を保護位置にセットすれば、指18(i,c,o)よりも先にプロテクタ20が物に当たることになり、指先を保護することが可能となる。
一方、指18(i,c,o)を使う場合は、図2及び図3の左手16Lのように、プロテクタ20を退避位置へ移動させれば、3本の指18(i,c,o)によって例えばコップ等の物を掴んだり、人に対する各種の介護動作を行ったりすることができる。
そして、このプロテクタ20の先端部にはアームカメラ部41が設けられており、このアームカメラ部41で撮影された映像がパソコンモニタ71に表示されることになり、遠隔操作者はこのパソコンモニタ71の映像を見ながら、作業の次の動作へ進むことができる。このとき、アームカメラ部41は、プロテクタ20の動きに応じてそのチルト方向の向きを自動的に変えることになる。
図7には、上記アームカメラ部41の動きが示されており、図7の101に示される保護位置にプロテクタ20がセットされているときは、アームカメラ部41はプロテクタ20と同一方向(図の水平方向)に配置されるが、プロテクタ20が102の位置へ角度αだけ回動すると、アームカメラ部41もこの角度αだけ逆回転する。即ち、モータ26等の回転量の検出や回転軸部21に設けた回転角検出部の検出等に基づいて、モータ44が回転制御され、これによって、アームカメラ部41はギヤ列43を介して同じ量だけ反対方向に回転し、真っ直ぐ伸ばした指18が指す方向X(手16の平に平行となる方向)を常に向くことになる。
また、このアームカメラ部41の回転制御では、図7の103のように、プロテクタ20の回転角αが大きくなる程、アームカメラ部41ではこの角度αよりも少し大きい角度を逆回転させ、アームカメラ部41が常に指18の先の所定距離の一点(Xの方向)を向くようにすることもできる。
そして、遠隔操作者はパソコンのキー操作等で上記アームカメラ部41を自由に回転させることができ、図7の101〜103の各位置から任意の位置へアームカメラ部41をチルト方向へ回転させたり、アームカメラ部41の自動的な回転動作中にその動作を停止させたりすることができる。
図8には、アームカメラ部の他の構成例が示されており、この図8のアームカメラ部46では、前後の円弧状に突出した形状が回転軸42を中心として対称とされ、撮影方向を前側とすると、前側に対物光学系41a、撮像部41b、照明レンズ41c及びランプ41dが設けられ、後側に硬質の例えば金属製外装体からなる硬性部47が設けられる。また、モータ44等のその他の構成は図6と同様となるが、このアームカメラ部46は、図6(A)の位置から180度回転させた図8の収納位置にセットできるように構成しており、このために180度以上の回転を可能にするギヤ列48が設けられる。なお、上記硬性部47は、プロテクタ20の他の部分と同様に、硬質の骨部材の外周に軟質の合成樹脂製外皮を被せた構成としてもよい。
このような構成によれば、指用プロテクタ20を保護位置に配置し、かつ上記アームカメラ部46を収納位置へ回転させれば、円弧状に突出した硬性部47が先端位置にセットされることになり、この状態でプロテクタ20を瓦礫やゴミ等の中へ挿入することができ、カメラ部46内のカメラ構成部材や照明器を損傷させることがないという利点がある。
上記実施例では、手16の基部16aに配置された指用プロテクタ20に、アームカメラ部41,46を設けたが、図3に示されるように、このプロテクタ20と同様の支持体50を前腕部14b(又は上腕部14a)に設け、この支持体50にアームカメラ部を配置するようにしてもよく、また実施例のようなアーム構成ではなく、例えば単一のアームの先端に作業工具等を取り付けたものにおいて、そのアームの先端側に設けられた支持体にアームカメラ部を設けるようにしてもよい。
また、上記実施例のプロテクタ20は、指18全体を囲むような形状としたが、少なくとも先端部と左右いずれかの側面部があればよく、例えば指18iの外周に配置されている部分をなくし、先端部と指18oの外周に配置されている部分で構成したプロテクタを、一つの回転軸部21で軸支する構成としてもよい。
更に、上記アームカメラ部で撮影観察しながら動いた経路(各部の駆動量等)を記憶しておき、このアームカメラ部を退避(保護のために収納位置へ収納)させた状態で同じ経路をたどるような機能を持たせることもできる。
本発明の実施例に係るロボット用マニピュレータの手及び指用プロテクタの構成を示し(手の基部内は内部を露出させた状態で表す)、図(A)は上面図、図(B)は側面図である。 実施例のロボットの全体構成を示す斜視図である。 実施例のロボット用マニピュレータ(左右のアーム)の構成を示す斜視図である。 実施例のロボットの手において指用プロテクタを回動させた状態を示す(手の基部内は内部を露出させた状態で表す)拡大側面図である。 実施例の指用プロテクタを正面側から見た斜視図である。 実施例の指用プロテクタに設けられたアームカメラ部の内部構成を示し、図(A)は上面図、図(B)は側面図である。 実施例の指用プロテクタを保護位置から退避位置まで回動させたときのアームカメラ部の動きを示す側面図である。 実施例のアームカメラ部の他の構成を示す上面図である。
符号の説明
10…搬送部、 13…本体カメラ部、
14R,14L…左右のアーム(腕)、
14c…前腕先端部、
16R,16L…左右の手、 16a…基部、
18(i,c,o)…指、
20…指用プロテクタ、 26,44…モータ、
27,43,48…ギヤ列、 29…レバー、
30…ガイド溝、 32…ストッパ、
41,46…アームカメラ部、41b…撮像部、
41d…ランプ、 47…硬性部。

Claims (5)

  1. 本体の目の役割をするための本体カメラ部と、作業用のアームと、を有するロボットのマニピュレータにおいて、
    上記アームに対し回動可能に設けられた支持体と、
    この支持体の先端部に配置され、上記アームの先端側を撮影するアームカメラ部と、を設けたことを特徴とするロボット用マニピュレータ。
  2. 上記アームカメラ部は、上記支持体の回転軸と略平行に配置される回転軸で回転可能に軸支すると共に、上記支持体の回動とは反対の方向へ回転させ、一定の方向を向くように制御することを特徴とする上記請求項1記載のロボット用マニピュレータ。
  3. 上記アームカメラ部には、照明器を配置したことを特徴とする上記請求項1又は2記載のロボット用マニピュレータ。
  4. 上記支持体として、上記アームの先に取り付けられた指を保護する指用プロテクタを設けたことを特徴とする上記請求項1乃至3記載のロボット用マニピュレータ。
  5. 上記アームカメラ部に、その外表部が上記支持体の外表部と略同等かそれ以上の硬さとされた硬性部を設け、当該カメラ部を使用位置から収納位置まで回転させたとき、上記硬性部が先端位置に配置されるようにしたことを特徴とする上記請求項1乃至4記載のロボット用マニピュレータ。
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