JP2005270963A - 汚染土壌の浄化方法及び該装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 揮発性有機物を主とする汚染物質が含有された汚染土壌を凍結融解して浄化する方法において、前記汚染土壌20を掘削して熱媒体通路とガス吸引通路とを有する凍結融解管13を挿入し、冷凍機11により該凍結融解管13に冷ブラインを注入して凍結融解管周辺の汚染土壌を凍結させ、該周辺に存在する汚染物質21を前記凍結融解管13の近傍に集積させた後、前記凍結融解管13に温ブラインを注入して前記凍結した土壌を融解し、ガス吸引装置12により前記ガス吸引通路内を負圧にして該ガス吸引通路に穿設された複数の孔部から該ガス吸引通路を介して前記集積した汚染物質を汚染ガスとして外部へ吸引して除去する。
【選択図】 図1
Description
これに対して特許文献2の浄化方法では、凍結により汚染物質を引き寄せることができるため、広範囲な汚染地帯に対応可能である。特許文献2では、凍結により広範囲から引き寄せた汚染物質を、ガス吸引若しくは削孔52内に挿入した管53とその周囲の土壌ごと引き抜き汚染物質を回収しているが、ガス吸引では凍結した汚染土壌中に存在する汚染物質を十分に回収することは困難であり、また管53と周辺土壌を同時に引き抜くと浄化後に土壌を戻す等の労力を要し、効率的な方法ではない。
従って、本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、広範囲の汚染土壌を浄化可能であるとともに、汚染物質を効率良くかつ十分に回収可能である汚染土壌の浄化方法及び該装置を提供することを目的とする。
揮発性有機物を主とする汚染物質が含有された汚染土壌を浄化する方法において、
前記汚染土壌を掘削して、熱媒体通路とガス吸引通路からなる二重管構造を有して該ガス吸引通路と外部を連通する複数の孔部が穿設された凍結融解管を挿入する管挿入工程と、
前記熱媒体通路に冷ブラインを注入して凍結融解管周辺の汚染土壌を凍結させ、前記汚染物質を前記凍結融解管の近傍に集積させる土壌凍結工程と、
前記熱媒体通路に温ブラインを注入して前記凍結した土壌を融解する土壌融解工程と、
前記土壌融解工程の後に、前記ガス吸引通路内を負圧にして前記集積した汚染物質を前記複数の孔部より吸引し、汚染ガスを回収するガス吸引工程と、を備えたことを特徴とする。
尚、汚染土壌の凍結とは、汚染土壌中に含有される水分、揮発性有機物等の凍結を意味する。
また、前記ガス吸引工程にて、前記熱媒体通路に温ブラインを注入しながら前記汚染物質の吸引を行なうことが好ましい。このように、ガス吸引と土壌の加熱とを同時に行なうことにより、土壌中の汚染物質の気化を促進し、効率の良いガス吸引が可能となる。
前記汚染土壌を掘削して、熱媒体通路とガス吸引通路からなる二重管構造を有して該ガス吸引通路と外部を連通する複数の孔部が穿設された凍結融解管を挿入する管挿入工程と、
前記熱媒体通路に冷ブラインを注入して凍結融解管周辺の汚染土壌を凍結させ、前記汚染物質を前記凍結融解管の近傍に集積させる土壌凍結工程と、を備え、
前記土壌凍結工程は、前記周辺の汚染土壌が水の凍結温度以下まで冷却された時に前記ガス吸引通路内を負圧にして前記複数の孔部から前記集積した汚染物質を水に対して選択的に吸引し、汚染ガスを回収するガス吸引工程を含むことを特徴とする。
さらに、これらの発明において、前記外部へ吸引した汚染ガスを浄化処理することが好適である。かかる浄化処理としては、例えば活性炭吸着、紫外線照射による分解、加熱分解等が挙げられる。これによれば、汚染ガスを無害化して大気中へ放出することができる。
前記汚染土壌を掘削して、熱媒体通路を有する凍結融解管を挿入する管挿入工程と、
前記熱媒体通路に冷ブラインを注入して凍結融解管周辺の汚染土壌を凍結させ、前記汚染物質を前記凍結融解管の近傍に集積させる土壌凍結工程と、
前記熱媒体通路に温ブラインを注入して前記凍結した土壌を融解する土壌融解工程と、
前記土壌融解工程の後に、汚染土壌に挿入された揚水管を介して前記集積した液状の汚染物質を回収する揚水工程と、を備えたことを特徴とする。
一般に地盤の構造は、砂や礫のように土粒子間の隙間が多く、水を通し易い透水層と、粘土のように土粒子間が狭く、水を通し難い不透水層とが積層した構造をしている(図6参照)。土壌中の水分の凍結により凍結界面に集積した液体の汚染物質は、融解によって凍結融解管近傍の透水層下部に沈下し、溜まる。そこで、溜まった液状の汚染物質を揚水管により吸引することで、効率良くに汚染土壌を浄化することが可能となる。
揮発性有機物を主とする汚染物質が含有された汚染土壌を浄化する装置において、
前記汚染土壌に挿入され、外部と連通する複数の孔部が穿設されたガス吸引通路と、往復路からなる熱媒体通路とを有する凍結融解管と、
地上側に設けられ、汚染土壌凍結時には冷ブラインを前記熱媒体通路に供給し、凍結後の汚染土壌融解時には温ブラインを前記熱媒体通路に供給する熱媒体供給手段と、
汚染土壌融解後に前記ガス吸引通路内を負圧にするガス吸引装置と、を備え、
前記汚染土壌の凍結により凍結融解管近傍に集積させた汚染物質を、前記ガス吸引装置により前記複数の孔部から前記ガス吸引通路を介して吸引し、回収する構成としたことを特徴とする。
前記汚染土壌に挿入され、外部と連通する複数の孔部が穿設されたガス吸引通路と、往復路からなる熱媒体通路とを有する凍結融解管と、
地上側に設けられ、汚染土壌凍結時に冷ブラインを前記熱媒体通路に供給する熱媒体供給手段と、
前記汚染土壌凍結時に、前記汚染土壌が水の凍結温度以下まで冷却されたら前記ガス吸引通路内を負圧にして前記汚染物質を前記複数の孔部から吸引するガス吸引装置と、を備え、
前記汚染土壌の凍結により凍結融解管の近傍に集積した汚染物質を、水に対する凍結温度差により選択的に吸引し、汚染ガスを回収する構成としたことを特徴とする。
さらにまた、前記凍結融解管が二重管構造であり、内管が前記ガス吸引通路で外管が前記熱媒体通路、若しくは内管が前記熱媒体通路で外管が前記ガス吸引通路で形成されていることが好適である。
前記汚染土壌に挿入され、往復路からなる熱媒体通路を有する凍結融解管と、
地上側に設けられ、汚染土壌凍結時には冷ブラインを前記熱媒体通路に供給し、凍結後の汚染土壌融解時には温ブラインを前記熱媒体通路に供給する熱媒体供給手段と、
前記凍結融解管近傍の汚染土壌に挿入された揚水管と、を備え、
前記汚染土壌の凍結により凍結融解管の近傍に集積した液状の汚染物質を、前記揚水管により回収することを特徴とする。
また、凍結により汚染物質を集積した後に温熱を与えて融解することにより、汚染土壌がポーラス状となり、効率よくガス吸引を行なうことができ、汚染物質の回収率を向上させることが可能となる。
また、ガス吸引と土壌の加熱とを同時に行なうことにより、土壌中の汚染物質の気化を促進し、効率の良いガス吸引が可能となる。
さらにまた、揚水管を利用して液状の汚染物質を回収することにより、透水層の下部に溜まった汚染物質を確実に回収することができる。
図1は本発明の実施例1、2に係る土壌浄化装置の概略を示す全体構成図、図2は図1の実施例に係る凍結融解管の平断面図、図3は図1の凍結融解管のA−A線断面図(a)、B−B線断面図(b)、図4は図1の土壌浄化装置による土壌浄化の処理工程を示すフロー図、図5は図4の各処理工程における説明図、図6は本発明の実施例3に係る土壌浄化装置の概略を示す全体構成図である。
本実施形態において処理対象とする汚染物質は、例えばジクロロメタン,四塩化炭素,1,2-ジクロロエタン,1,1-ジクロロエチレン,シス-1,2-ジクロロエチレン,1,1,1-トリクロロエチレン,1,1,2-トリクロロエチレン,トリクロロエチレン,テトラクロエチレン等の揮発性有機物とする。
また、図2乃至図4に示されるように、前記凍結融解管13は二重管構造を有している。この二重管構造の外管には熱媒体通路(往路)131と熱媒体通路(復路)132が形成され、密閉されている。前記熱媒体通路(往路)131と熱媒体通路(復路)は、下端で連結されており、上端から供給される冷、温ブラインが循環可能に構成される。
前記二重管構造の内管にはガス吸引通路133が形成されており、該ガス吸引通路133の周面には複数の孔部134が穿設され、外部の汚染土壌と連通している。尚、本実施例では一実施例として前記凍結融解管13が二重管構造の場合につき説明しているが、これに限定されず、熱媒体通路131、132とガス吸引通路133とを有する構造であればどのような構造であっても良い。
まず、掘削した削孔に前記凍結融解管13を挿入して埋設し(S1)、前記冷凍機11の蒸発器側に前記凍結融解管13を連結して熱媒体通路131、132に冷ブラインを注入して循環させ、冷凍サイクルを形成させ、冷熱を与えて管周辺の汚染土壌を凍結する(S2)。凍結時に、図5(a)に示されるように、凍結融解管13の周辺の汚染物質21が管近傍に集積される。この汚染物質21が管近傍に集積する現象は、寒冷地において気温が0℃以下になると土壌の表面が凍結し、周辺の土壌水が凍結面へ移動し、氷の層を形成する現象として知られている。この現象は、凍結面へ土壌水が移動してくるのが原因であることが判明している。これは、凍土中に、凍りたくても凍れない不凍水が土壌粒子表面に残っており、それが凍結面に引き寄せられるためと考えられる。従って、この現象を利用して、汚染土壌を凍結すると凍結融解管13の周辺の汚染物質が集積し、汚染物質層が形成されることとなる。
そして土壌を融解させた後、ガス吸引装置12が有する真空ポンプにより前記ガス吸引通路133を負圧にして前記集積した汚染物質を吸引する(S4)。図5(c)に示したように、前記汚染物質21は汚染ガスの形態で前記孔部134を通り、前記ガス吸引通路133を介して前記ガス吸引装置12に回収される。
さらに、前記ガス吸引装置12に回収された汚染ガスは活性炭等の浄化手段により浄化された後、大気中に放出される(S5)。尚、前記浄化手段は活性炭による吸着に限らず、他にも紫外線照射による分解、加熱分解等の手段を利用することができる。かかる実施例によれば、広範囲の汚染土壌にも対応可能であるため工期を大幅に短縮することができ、また処理コストを削減することができる。
さらに、凍結により汚染物質を集積した後に温熱を与えて融解しているため、汚染土壌がポーラス状となり、効率よくガス吸引を行なうことができ、汚染物質の回収率を向上させることが可能となる。
本実施例2では、まず、凍結融解管13の熱媒体通路に冷ブラインを注入して循環させ、管周辺の汚染土壌を凍結し、凍結領域22が形成される。凍結により前記凍結融解管13の近傍に汚染物質を引き寄せる。
さらに、前記冷ブラインの冷熱により前記汚染土壌が水の凍結温度以下となった時に、前記ガス吸引装置12を起動し、前記凍結融解管13のガス吸引通路を負圧として吸引を開始する。
このように、水と汚染物質との凍結温度差を利用することにより、汚染物質のみを選択的に回収することができ、高効率で以って汚染物質を回収することが可能となる。
本実施例3は、前記実施例1に記載したガス吸引に加えて、液状の汚染物質を回収する揚水とを組み合わせた装置である。
かかる土壌浄化装置10は、地上に設置した冷凍機11と、ガス吸引装置12と、汚染土壌20中に挿入される凍結融解管13と、揚水ポンプ30と、前記凍結融解管13の近傍に挿入される揚水管31と、を主要構成とする。
従って前記揚水管31の先端は、前記液状汚染物質23が溜まる領域に位置させるようにすると良い。
汚染土壌の凍結後に、前記熱媒体通路に温ブラインを注入して循環させ、前記汚染土壌を融解する。融解した後、若しくは融解と同時に、前記ガス吸引装置12を起動して前記凍結融解管13のガス吸引通路内を負圧にし、前記集積した汚染物質を吸引する。
さらに、前記揚水ポンプ30を起動し、前記融解により透水層201の下部に沈下し、溜まった液状汚染物質23を、前記揚水管31を介して揚水し、回収する。
該回収した汚染物質は、好適には汚染物質浄化装置33にて浄化処理を施すと良い。
このように、揚水管31を利用して液状汚染物質23を回収することにより、透水層201の下部に溜まった汚染物質を確実に回収することができる。
11 冷凍機
12 ガス吸引装置
13 凍結融解管
20 土壌
21 汚染物質
22 凍結領域
23 液状汚染物質
25 冷ブライン
26 温ブライン
30 揚水ポンプ
31 揚水管
131 熱媒体通路(往路)
132 熱媒体通路(復路)
133 ガス吸引通路
134 孔部
Claims (10)
- 揮発性有機物を主とする汚染物質が含有された汚染土壌を浄化する方法において、
前記汚染土壌を掘削して、熱媒体通路とガス吸引通路からなる二重管構造を有して該ガス吸引通路と外部を連通する複数の孔部が穿設された凍結融解管を挿入する管挿入工程と、
前記熱媒体通路に冷ブラインを注入して凍結融解管周辺の汚染土壌を凍結させ、前記汚染物質を前記凍結融解管の近傍に集積させる土壌凍結工程と、
前記熱媒体通路に温ブラインを注入して前記凍結した土壌を融解する土壌融解工程と、
前記土壌融解工程の後に、前記ガス吸引通路内を負圧にして前記集積した汚染物質を前記複数の孔部より吸引し、汚染ガスを回収するガス吸引工程と、を備えたことを特徴とする汚染土壌の浄化方法。 - 前記ガス吸引工程にて、前記熱媒体通路に温ブラインを注入しながら前記汚染物質の吸引を行なうことを特徴とする請求項1記載の汚染土壌の浄化方法。
- 揮発性有機物を主とする汚染物質が含有された汚染土壌を浄化する方法において、
前記汚染土壌を掘削して、熱媒体通路とガス吸引通路からなる二重管構造を有して該ガス吸引通路と外部を連通する複数の孔部が穿設された凍結融解管を挿入する管挿入工程と、
前記熱媒体通路に冷ブラインを注入して凍結融解管周辺の汚染土壌を凍結させ、前記汚染物質を前記凍結融解管の近傍に集積させる土壌凍結工程と、を備え、
前記土壌凍結工程は、前記周辺の汚染土壌が水の凍結温度以下まで冷却された時に前記ガス吸引通路内を負圧にして前記複数の孔部から前記集積した汚染物質を選択的に吸引し、汚染ガスを回収するガス吸引工程を含むことを特徴とする汚染土壌の浄化方法。 - 前記吸引した汚染ガスを浄化処理することを特徴とする請求項1若しくは3に記載の汚染土壌の浄化方法。
- 揮発性有機物を主とする汚染物質が含有された汚染土壌を浄化する方法において、
前記汚染土壌を掘削して、熱媒体通路を有する凍結融解管を挿入する管挿入工程と、
前記熱媒体通路に冷ブラインを注入して凍結融解管周辺の汚染土壌を凍結させ、前記汚染物質を前記凍結融解管の近傍に集積させる土壌凍結工程と、
前記熱媒体通路に温ブラインを注入して前記凍結した土壌を融解する土壌融解工程と、
前記土壌融解工程の後に、汚染土壌に挿入された揚水管を介して前記集積した液状の汚染物質を回収する揚水工程と、を備えたことを特徴とする汚染土壌の浄化方法。 - 揮発性有機物を主とする汚染物質が含有された汚染土壌を浄化する装置において、
前記汚染土壌に挿入され、外部と連通する複数の孔部が穿設されたガス吸引通路と、往復路からなる熱媒体通路とを有する凍結融解管と、
地上側に設けられ、汚染土壌凍結時には冷ブラインを前記熱媒体通路に供給し、凍結後の汚染土壌融解時には温ブラインを前記熱媒体通路に供給する熱媒体供給手段と、
汚染土壌融解後に前記ガス吸引通路内を負圧にするガス吸引装置と、を備え、
前記汚染土壌の凍結により凍結融解管近傍に集積させた汚染物質を、前記ガス吸引装置により前記複数の孔部から前記ガス吸引通路を介して吸引し、回収する構成としたことを特徴とする汚染土壌の浄化装置。 - 揮発性有機物を主とする汚染物質が含有された汚染土壌を浄化する装置において、
前記汚染土壌に挿入され、外部と連通する複数の孔部が穿設されたガス吸引通路と、往復路からなる熱媒体通路とを有する凍結融解管と、
地上側に設けられ、汚染土壌凍結時に冷ブラインを前記熱媒体通路に供給する熱媒体供給手段と、
前記汚染土壌凍結時に、前記汚染土壌が水の凍結温度以下まで冷却されたら前記ガス吸引通路内を負圧にして前記汚染物質を前記複数の孔部から吸引するガス吸引装置と、を備え、
前記汚染土壌の凍結により凍結融解管の近傍に集積した汚染物質を、水に対する凍結温度差により選択的に吸引し、汚染ガスを回収する構成としたことを特徴とする汚染土壌の浄化装置。 - 前記回収した汚染ガスを浄化する手段を設けたことを特徴とする請求項6若しくは7記載の汚染土壌の浄化装置。
- 前記凍結融解管が二重管構造であり、内管が前記ガス吸引通路で外管が前記熱媒体通路、若しくは内管が前記熱媒体通路で外管が前記ガス吸引通路で形成されていることを特徴とする請求項6若しくは7記載の汚染土壌の浄化装置。
- 揮発性有機物を主とする汚染物質が含有された汚染土壌を浄化する装置において、
前記汚染土壌に挿入され、往復路からなる熱媒体通路を有する凍結融解管と、
地上側に設けられ、汚染土壌凍結時には冷ブラインを前記熱媒体通路に供給し、凍結後の汚染土壌融解時には温ブラインを前記熱媒体通路に供給する熱媒体供給手段と、
前記凍結融解管近傍の汚染土壌に挿入された揚水管と、を備え、
前記汚染土壌の凍結により凍結融解管の近傍に集積した液状の汚染物質を、前記揚水管により回収することを特徴とする汚染土壌の浄化装置。
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