JP2005270817A - 車載用気体分離膜 - Google Patents

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勝 奥
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茂樹 室賀
Atsushi Iwamoto
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Kenichi Okamoto
健一 岡本
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Abstract

【課題】優れた気体分離能を有しているだけではなく、十分な耐熱性と力学特性を有した車載用気体分離膜を提供する。
【解決手段】スルホン酸基を有するポリイミドと、ポリイミド構造を有するカルド型ポリマーとの共重合体を分離膜形状に成形し、この共重合体を炭化させることによって車載用気体分離膜を得た。
【化1】
Figure 2005270817

【選択図】なし

Description

本発明は、分離膜に関するものであり、特に、自動車に使用する分離膜に関するものである。
近年環境、省エネルギーの観点から、水素、ヘリウム、二酸化炭素、酸素、炭化水素などのガスを含有する気体混合物から所定の気体を膜によって分離、回収する技術が注目されている。例えば、空気中の酸素と窒素を有機高分子膜によって分離し各々の気体を有効利用しようという方法が挙げられる。これらの膜は一般に気体分離膜と呼ばれ、特定の気体に対する気体透過性と気体選択性を有している。この気体透過性と気体選択性(以下、気体分離能とする)は、気体分離膜の性能を評価する上で最も重要な要素であり、この気体分離能を向上させるために様々な方法が検討されている(特許文献1、2参照)。しかし、使用環境によっては気体分離能の高さだけでなく、使用する環境に適した性質(熱的性質、力学的性質等)が要求される。例えば、自動車に用いる気体分離膜においては、高温、高圧下にさらされるため、気体分離能が高いだけではなく、優れた耐久性を有していることが必要である。
この気体分離膜に用いる膜素材としては従来、高分子を原料としてきていたが、これらの高分子の多くは高い融点やガラス転移点を有しているものであっても、殆どが100℃以上の連続使用に耐え得ることができず、車載用としては不向きなものであった。また一方、溶液法、固相焼結法や気相法により耐熱性及び耐薬品性に優れた無機素材からなる気体分離膜も検討されている。しかしながらオングストロームオーダーの気体分子を選択的に分離するために必要な緻密で粒界がなく、また気体を分離することが可能な程度の分子ふるい効果を発揮するような均一な超微細孔を有する膜の作製は、上述の方法では困難であった。
また、高分子膜を熱分解することによって得られる炭素膜が、高い耐熱性を有していることが判っている。この炭素膜の透過係数や分離係数は、原料高分子の種類や熱分解条件(炭化温度、昇温速度等)、また後処理条件を変えることによって、容易に制御することができることが利点である。しかし、高温で熱分解を行なっているため、脆く崩れやすい。そのためエンジンの振動や高荷重下での使用に耐え得る炭素膜の開発が望まれていた。
特許第3111196号 特開2000−288369号公報
特許文献1に記載の気体分離膜は、嵩高いフルオレン骨格を用いることによって分子篩空隙を制御し、気体分離能を向上させることが可能となった。しかし、フルオレン骨格の耐熱性は低く、高温下では主鎖の熱分解による膜強度の低下が問題となっている。また、特許文献2に記載の気体分離膜は、スチレン系熱可塑性エラストマーとポリオレフィンとのブレンド物を用いることによって、水蒸気が透過し難く、引張りに対する破断伸度及び気体透過性に優れた気体分離膜を提供することが可能となった。しかし、特許文献1と同様に耐熱性が低いため自動車への使用には適さない。また、現在車載用として上市されているような樹脂やゴムを用いた気体分離膜では、十分な気体分離能を有しておらず、また、耐熱性も劣るため車載での使用は限定的である。
本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであり、優れた気体分離能を有しているだけではなく、十分な耐熱性と力学特性を有した車載用気体分離膜を提供することを目的とする。
より具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
(1) 自動車に用いられる車載用気体分離膜であって、スルホン酸基を有するポリイミドと、ポリイミド構造を有するカルド型ポリマーとの共重合体を分離膜形状に成形し、この共重合体を炭化させて得られる車載用気体分離膜。
(1)の発明によれば、炭素化の過程で分解するスルホン酸基を有するポリイミドを含有させたことによって、膜内に目的としている気体の透過に適した細孔を形成することが可能となる。即ち、スルホン酸基を有するポリイミドのスルホン酸基部分の熱分解温度は、主鎖の炭素化の開始温度よりも低く、細孔の形成と炭素化の進行を独立して制御することが可能となるためである。また分子内の特定の位置にスルホン酸基が配置されるため均一な細孔を形成させることができる。さらに、共重合体の合成過程でスルホン酸基の含有量を変化させることによって細孔の数を制御したり、炭素化の条件を変化させることによって細孔の径を制御する事も可能である。従って、分子篩空隙を制御して気体分離能を制御する従来の気体分離膜よりも高強度な気体分離膜を提供することが可能となり、車載用としてエンジン付近に用いることができる。
また、ポリイミド構造を有するカルド型ポリマーを含有させることによって、気体分離膜の耐熱性を向上させることが可能となる。さらに上記の化合物を共重合体にすることによって、従来の炭素化気体分離膜よりも高い耐熱性を付与させることが可能となる。そのため、約700℃近い排気ガスを分離することが可能となる。
ここで、「スルホン酸基を有するポリイミド」とは、二官能カルボン酸無水物と第一級ジアミンとから合成される化学式1に例として記載される縮合重合体(ポリイミド)のアルキル基がスルホン酸基を有するものをいう。ポリイミドの主鎖には、直鎖型又は複素環型が挙げられるが、高温、高圧下で用いることを考慮すると分子回転が少なく、分子鎖が剛直で高次構造の制御がしやすい複素環を有したものを用いることが好ましい。また、エンジンで排気される排気ガスは水分を含有しているため、加水分解を避けなければならない。そのため、高温での加水分解に対して安定な芳香族複素環であることが更に好ましい。
Figure 2005270817
また「ポリイミド構造を有するカルド型ポリマー」とは、ポリイミドのアルキル基がフルオレン骨格をベースとした二官能性ポリマーであることをいう。このカルド型ポリマーも上述のポリイミドと同様の理由で分子鎖が剛直で、車載用気体分離膜として十分に使用可能な熱的安定性及び力学的性質に富んだ縮合芳香環を主体とする骨格を有している化学式2のような構造を有していることが好ましい。
Figure 2005270817
(2) 前記共重合体は、ブロック共重合体である(1)に記載の車載用気体分離膜。
(2)の発明によれば、ブロック共重合体にしたことによって、気体分離膜の前駆体である共重合体中のスルホン酸基がより規則正しく配置されるため、細孔の制御がより容易になる。
(3) O/N分離係数は、2から10である(1)又は(2)に記載の車載用気体分離膜。
(3)の発明によれば、O/N分離係数を2〜10としたことによって(1)または(2)の前駆体を車載用気体分離膜として使用することができる。気体透過性と気体選択性は、同時に満たすことができない関係(トレードオフの関係)にあるが、吸気や排気等の処理が必要とされることを考慮すると、実用的なO/N分離係数は2〜10であることが好ましく、4〜8であることが更に好ましい。
(4) 自動車の排気ガス分離用である(1)から(3)いずれかに記載の車載用気体分離膜。
本発明に係る車載用気体分離膜によれば、官能基に低温で熱分解しやすいスルホン酸基を持つ共重合体を用いることによって優れた分離能を有する気体分離膜を提供することが可能となった。さらに、嵩高いカルド型ポリマーとの共重合体にすることによって車載用気体分離膜として十分に使用可能な気体分離膜の耐熱性を向上させることが可能となった。
本発明に係る「車載用気体透過膜」は、前駆体である共重合体の合成をし、得られた重合体を所定の条件で製膜し、炭素化させることによって得られる。
以下、本発明について詳しく説明する。
<共重合体の合成(合成工程)>
ポリイミド骨格に付加させるスルホン酸基を有する化合物は、ジアミンのプロトン交換反応によって生成する。合成方法は公知の方法を用いてよい。なお、本実施形態においては、ジアミンに2,2−Benzidinedisulfonic Acid(以下、BDSAとする)を、プロトン交換試薬にトリメチルアミン(以下、EtAとする)を用いてプロトン交換反応を行なった後、この反応で得られた生成物にジアミンと酸無水物を反応させてポリアミド酸を合成する。本実施形態ではジアミンに9,9−Bis(4−aminophenyl)fluorine(以下、BAPFとする)を、酸無水物にNaphthalene−1,4,5,8−tetracarboxylic Dianhydride(以下、NTDAとする)を用いてポリアミド酸合成を行なう。
なお、プロトン交換反応及びポリアミド酸合成は、同一の反応器内で行なうことが好ましく、実際の手順としては、精製させたBDSA(2.4mmol)、EtA(5mmol)及びBAPF(0.6mmol)を窒素雰囲気下のもとクレゾール(m−Cresol)に添加し、薄い赤色になるまで撹拌させる。このとき粘度を見ながら必要に応じてEtAを添加してもよい。
次に、NTDAと(3mmol)と安息香酸(4.5mmol)を加え、80℃で4時間撹拌を行なった後180℃で15時間撹拌を行なう。その後室温まで冷却をし、粘度が高いときはクレゾールを添加して70〜80℃まで撹拌をしながら再加熱する。この溶液をアセトンに浸漬させ撹拌を行う。なおアセトンは、溶液を浸漬させた後、軽く撹拌した後に捨て、新しいアセトンを添加して再度室温で5時間撹拌を行なう。その後、繊維状に析出したポリイミドを採取し、60℃で10時間真空乾燥を行なう。この一連の合成工程の反応式及び試薬の添加量を下記に示す。
Figure 2005270817
Figure 2005270817
<製膜工程>
合成工程で得られた樹脂はまず、クレゾールに溶解させ、室温にて7時間撹拌を行なう。このときのポリマー濃度は、2〜10質量%である。なお、濃度が異なる溶液を複数回重ねてディッピングするときは、複数の濃度の樹脂溶液を用いた方が好ましい。次に、溶解させた樹脂溶液を吸引濾過し、不純物を取り除く。最後に支持体を用いてディッピングを行なった後、100〜120℃で2時間乾燥させ、更に150℃で5時間真空乾燥を行う。
ディッピングは図1に示す装置を用いて行なう。所定の濃度に調製した溶液10に支持体12を所定の時間浸漬させ、ゆっくりと引き上げる。支持体12には、細孔径0.14μm、気孔率(空隙率)40〜48%、外径2.3mm、内径1.8mm、筒状のα―アルミナを用いている。支持体12の速度は、モータ14によってコントロールされている。本実施形態における支持体12の上昇速度及び下降速度は、共に1cm/minであり、溶液10への浸漬時間は30分である。
<炭素化工程>
製膜工程で得られた膜を、窒素雰囲気のもと600℃で1時間熱処理を行ない、膜の炭素化を進行させる。なお、ディッピングと炭素化は複数回行なってもよい。また、窒素雰囲気は次のような方法で調製する。まず管状炉内に膜を設置し、真空ポンプを用いて20Pa以下まで減圧した後、窒素ガスをパージして炉内を洗浄する。次に100cc/min程度の流速で窒素ガスを流しながら450〜600℃で1〜2時間熱処理を行なう。本実施形態では、450℃で1.5時間(昇温速度5cc/min)熱処理を行なった。
<気体透過性評価>
炭素化工程を経た膜の気体透過能の評価は、図2に示すような装置30を用いて行なう。試料20は、装置30内の恒温槽32に設置され、150℃で2時間減圧することによって、装置30内の既存ガスを除去する。次に透過ガス22が通過する配管側を、真空ポンプ34で減圧することにより配管内を真空に保ちつつ、試験ガス24をパージする(常圧+0.1kgf/cm(1Pa=1.01972×10−5kgf/cm))。このときの透過ガス側の圧力変動を計測器36で計測し、試料20の気体透過速度を算出する。
酸素と窒素をそれぞれ表2の条件で透過させたときの圧力と経過時間の関係を図3に示す。また、このときの圧力変化(ΔP/Δt)の値より、膜の透過速度を下記の数式を用いて算出する。
Figure 2005270817
Figure 2005270817
これより、本実施形態における膜の酸素の透過速度は、37.9GPUであり、窒素の透過速度は、5.18GPUである。これらの透過率の比からO/N分離係数を算出する。本実施形態におけるO/N分離係数は7.32である。
〔実施例1〕
実施形態と同様の方法で気体分離膜を作製した。これらの気体分離膜のO/N分離係数は、6.5から8.0であった。
〔実施例2〕
実施例1の気体分離膜の酸素と窒素の気体分離能の検討を行なった。評価には、気体透過性の評価と同様の装置及び手順で行ない算出した透過速度及び分離係数を用いた。なお、従来技術であるポリイミド樹脂膜とフルオレン骨格ポリイミド前駆体のカーボン膜の気体分離能の検討も行ない、それぞれ比較例1及び比較例2とした。その結果を図4に示す。
これより本発明に係る気体分離膜が従来の気体分離膜よりも高い酸素透過性を有し、優れた気体分離能を有していることが示唆された。
〔実施例3〕
また、実施例1、比較例1及び2のそれぞれの分離膜の気体分離能を排気ガス供給条件下のもとで評価した。気体分離能の測定には、図5のような排気ガス供給装置50を用いた。試料40は、バイパス流路52内に設置されている。このバイパス流路52は、排気流路54に溶接されており、エンジン62の振動が伝わるようになっている。また、図に向かって試料40の上側には真空ポンプ64が接続され、エンジン62側と真空ポンプ64側とで圧力差を生じるようになっている。
試料40へ供給されるガスの温度は、温度センサ68によって測定される。排気ガスの温度は、650〜700℃、水分含有率は15%であった。排気ガスの供給は、スロットルバルブ66によって制御され、試料40へ供給されるガスの温度が300℃前後(290〜310℃)になるように調整した。
上記の条件で排気ガスを供給し、真空ポンプ64の上流又は下流に設置されている排ガス分析装置を用いて初期と1時間後のそれぞれの気体分離膜を透過した気体の水分含有率を測定した。その結果を表3に示す。なお「初期」とはエンジン62を始動させ、排気温度が上昇し温度センサ68で検出されるガスの温度が300℃に達した時をいう。
Figure 2005270817
これより初期においてはいずれの気体分離膜も水分含有率が高くなり、同程度の気体分離能を有していることが確認された。しかし、1時間後には熱と振動によって比較例1及び2に係る気体分離膜の気体分離能が低下することが確認された。
本発明に係る気体分離膜の製膜工程を示した図である。 本発明に係る気体分離膜の気体透過性を評価する装置を示した図である。 本発明に係る気体分離膜の気体透過性の評価結果を示した図である。 実施例2係る気体分離膜の気体透過性の評価結果を示した図である。 実施例3に係る排気ガス供給装置を示した図である。
符号の説明
10 溶液
12 支持体
14 モータ
20、40 試料
22 透過ガス
24 試験ガス
30 装置
32 恒温槽
34、64 真空ポンプ
36 計測器
50 排気ガス供給装置
52 バイパス流路
54 排気流路
62 エンジン
66 スロットルバルブ
68 温度センサ

Claims (4)

  1. 自動車に用いられる車載用気体分離膜であって、
    スルホン酸基を有するポリイミドと、ポリイミド構造を有するカルド型ポリマーとの共重合体を分離膜形状に成形し、この共重合体を炭化させて得られる車載用気体分離膜。
  2. 前記共重合体は、ブロック共重合体である請求項1に記載の車載用気体分離膜。
  3. /N分離係数は、2から10である請求項1又は2に記載の車載用気体分離膜。
  4. 自動車の排気ガス分離用である請求項1から3いずれかに記載の車載用気体分離膜。
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