JP2005269992A - きのこの栽培方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 微生物による各種病害の発生を予防し、かつ、きのこの収量の増大を図り、従来の方法よりも優れ、また、従来行なわれている栽培方法に大きな変更を加えることのない、きのこの栽培方法を提供する。
【解決手段】 種菌を接種し培養させて、きのこ菌糸が蔓延した菌床に、常在微生物を含有する水性液体を、菌床に噴霧、注入または常在微生物を含有する水性液体中に菌床を浸漬することにより、菌床に常在微生物を含浸させてから、子実体を発生させ成育させる。
【選択図】 なし

Description

この発明は、きのこの栽培方法、特に、きのこに発生する病害を防止するとともに、収量の増加を可能にするきのこ栽培方法に関するもので、きのこ栽培技術に属するものである。
きのこの栽培は、原木を用いる原木栽培と、オガクズ等に栄養源を添加してなる培地を用いる菌床栽培のいずれかによって行われている。しかしながら、近時は、オガクズ、モミガラ等の粒状物質に、コメヌカやフスマ等の栄養源を添加して培地とする菌床栽培が、培養期間や原木の価格などの面で、原木栽培より有利で、広く行われている。
この菌床栽培は、より詳細には、ブナまたはナラなど広葉樹のオガクズに、米糠、トウモロコシ糠、フスマなどの栄養源を添加し、水分を調整したのち、ポリプロピレン製の袋や瓶に詰めて殺菌し、種菌を接種して温度23℃程度の適温下に3〜4ヶ月培養し、その後、袋やビンから取り出して、低温刺激や浸水操作を加えて、きのこを数回発生・生育させるという方法である。
かかる方法で行なわれるきのこの菌床栽培においても、他の栽培作物と同様に、生育に際して、種々の病害が発生し、きのこの収量や品質低下の最大の原因となっている。
きのこの菌床栽培における病害の主なものに、セファロスポリウム(Cephlosporium)属、フィラロフォーラ(Phialophora)属、パチバシウム(Pachybasium)属、ヒポクレア(Hypocrea)属、トリコデルマ(Trichoderma)属、グリオクラジウム(Gliocladium)属、ペニシィリウム(Penicillium)属、フサリウム(Fusarium)属、リノクラジエラ(Rhinocladiella)属などの糸状菌類、アルカリジェンス(Alcaligenes)属、アルソロバクター(Arthrobacter)属、ボーデテラ(Bordetella)属、ブレバンジモナス(Brevundimonas)属、バーコールデリア(Burkholderia)属、プセウドモナス(Pseudomonas)属、ラーネラ(Rahnella)属、ラルストニア(Ralstonia)属、シンゴバクテリウム(Shingobacterium)属、ステノトロホモナス(Stenotrophomonas)属、ストレプトコッカス(Streptococcus)属などの、細菌などの微生物による病害が挙げられる。
きのこの菌床栽培において、これら細菌などの微生物による病害を防除する方法としては、従来、ベノミル水和剤、チアベンザゾール水和剤などの農薬を用いて防除する方法が取られていた。
しかしながら、きのこの菌床栽培への農薬散布は、食品であるきのこに農薬が残留する危険性を孕み、同時に周辺の土壌や水質を汚染するなどで、食品の安全性、環境汚染などの問題が発生することがあるので、全国食用きのこ協会は、2003年7月「安心きのこマニュアル」を策定し、この中できのこの菌床栽培においては、農薬は使用しないことを規定した。
しかし、現状においては、きのこの菌床栽培において、施設内で発生する病害を予防することは、必要不可欠で、食品の安全性、環境に配慮した病害の防除方法が求められている。
一方、きのこの菌床栽培において、微生物を利用することも種々提案されている。例えば、特許第2873947号公報(特許文献1)においては、核酸、アミノ酸、ヒューマスを混合した培地の下部に、酸素発生材料とCNキチンの混合物を載置し、培地(栽培用基材)に放線菌を添加して、糸状菌の発生を阻止し、栽培効率を向上させるという提案がなされている。
また、特開平10−327666号公報(特許文献2)では、ポリオール生産能を有する微生物を培地に添加して、培地の成分であるオガクズや、米ぬかの使用量を低減させ、また、それらの前処理を不要にするという提案もなされている。
特許第2873947号公報 (特許請求の範囲、発明の効果) 特開平10−327666号公報(特許請求の範囲、発明の効果)
発明者は、上記のような知見のもとに、きのこの菌床栽培における、きのこの収量や品質低下の原因である、微生物による各種病害の発生を予防し、かつ、きのこの収量の増大を図り、従来の方法よりも優れ、また、従来行なわれている栽培方法に大きな変更を加えることのない、きのこの栽培方法を提供すべく検討を行なったのである。
その結果、発明者は、きのこ菌床内外に定着し、常住することの多い微生物、例えば、パエニバチルス(Paenibacillus)属、オウレオバクテリウム(Aureobacterium)属、バチルス(Bacillus)属、コリネバクテリウム(Corynebacterium)属、クルトバクテリウム(Curtobacterium)属、レイフソニア(Leifsonia)属、ミクロバクテリウム(Microbacterium)属、シノリゾビウム(Sinorhizobium)属、スフィンゴバクター(Sphingobacter)属、ストレプトミセス(Streptomyces)属、テルモプラズマ(Thermoplasma)属、ラクトバチルス(Lactobacillus)属などの、きのこに対して格別な病害を及ぼすことのない微生物(以下、「常住微生物」という。)を積極的に培養し、種菌を接種し培養させて、きのこ菌糸が蔓延した菌床に噴霧や注入、浸漬などにより含浸させて、それら微生物を菌床表面あるいは菌床内で優先化させることにより、菌床の環境(菌床内生態系)を変更し、その後、子実体を発生させ成育させるということにより、前記課題が解決されることを見出して、この発明を完成したのである。
すなわち、この発明の請求項1に記載の発明は、
種菌を接種し培養させて、きのこ菌糸が蔓延した菌床に、常在微生物を含浸させてから子実体を発生させ成育させること
を特徴とするきのこの栽培方法である。
また、この発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のきのこの栽培方法において、
前記常在微生物が、
きのこに病害を発生させる微生物の、菌床表面あるいは菌床内への侵入、感染または増殖を抑えるものであること
を特徴とするものである。
また、この発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載のきのこの栽培方法において、
前記常在微生物が、
パエニバチルス(Paenibacillus)属、オウレオバクテリウム(Aureobacterium)属、バチルス(Bacillus)属、コリネバクテリウム(Corynebacterium)属、クルトバクテリウム(Curtobacterium)属、レイフソニア(Leifsonia)属、ミクロバクテリウム(Microbacterium)属、シノリゾビウム(Sinorhizobium)属、スフィンゴバクター(Sphingobacter)属、ストレプトミセス(Streptomyces)属、テルモプラズマ(Thermoplasma)属、またはラクトバチルス(Lactobacillus)属
に属する微生物であること
を特徴とするものである。
また、この発明の請求項4に記載の発明は、
請求項2に記載のきのこの栽培方法において、
前記病害を発生させる微生物が、
セファロスポリウム(Cephlosporium)属、フィラロフォーラ(Phialophora)属、パチバシウム(Pachybasium)属、ヒポクレア(Hypocrea)属、トリコデルマ(Trichoderma)属、グリオクラジウム(Gliocladium)属、ペニシィリウム(Penicillium)属、フサリウム(Fusarium)属、リノクラジエラ(Rhinocladiella)属などの糸状菌類、アルカリジェンス(Alcaligenes)属、アルソロバクター(Arthrobacter)属、ボーデテラ(Bordetella)属、ブレバンジモナス(Brevundimonas)属、バーコールデリア(Burkholderia)属、プセウドモナス(Pseudomonas)属、ラーネラ(Rahnella)属、ラルストニア(Ralstonia)属、シンゴバクテリウム(Shingobacterium)属、ステノトロホモナス
(Stenotrophomonas)属、ストレプトコッカス(Streptococcus)属など
の細菌類に属する微生物であること
を特徴とするものである。
また、この発明の請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載のきのこの栽培方法において、
前記含浸が、
常在微生物を含有する水性液体を、菌床に噴霧、注入または常在微生物を含有する水性液体中に菌床を浸漬することにより行われること
を特徴とするものである。
また、この発明の請求項6に記載の発明は、
請求項5に記載のきのこの栽培方法において、
前記水性液体が、
常在微生物の培養液であること
を特徴とするものである。
さらに、この発明の請求項7に記載の発明は、
請求項5又は6に記載のきのこの栽培方法において、
前記水性液体が、
常在微生物濃度10〜1014cfu/mlのものであること
を特徴とするものである。
この発明のきのこの栽培方法は、きのこ菌床内外に定着し、常住することの多い微生物で、しかも、きのこの病害をもたらすものでなく、環境的にも影響の小さい常住微生物を、積極的に利用、すなわち、それら微生物を菌床表面あるいは菌床内で優先化させることにより、菌床の環境(菌床内生態系)を変更することによって、有害微生物により発生するきのこの病害を、効率的に防除できるという効果を奏するものである。
また、この発明は、きのこ菌床内外に定着し、常住する常住微生物を利用するだけで、格別な栄養剤や添加剤を用いることなく、通常行なわれている栽培方法で、きのこの収量を増加させることができるという効果も奏するものである。
この発明のきのこの栽培法は、菌糸が蔓延した菌床に、常在微生物を含浸させてから子実体を発生させ成育させる点を除けば、従来のきのこの栽培法が、そのまま適用されるものである。
すなわち、例えば、広葉樹オガクズの木質原料に、市販のきのこ栽培用栄養源を、重量比で4:1〜3:1の割合で混合し、水分を60〜65%に調整した培地を、容量800ccのきのこ培養ビン(PP製)に約500g詰め込み高圧殺菌する。
ついで、殺菌した培地により形成された菌床に、シイタケ種菌を接種して温度23℃、湿度70〜80%、暗条件下で90日程度培養すると、シイタケ菌糸が菌床表面に蔓延する。
このシイタケ菌糸が蔓延した菌床に、この発明においては、常在微生物を含浸させるもので、常在微生物が含浸された菌床は、保湿のためシートで被覆して温度23℃で2〜3週間熟成させる。しかる後に、温度17℃、湿度90%、照度500luxという条件に栽培環境を変化させることによって、子実体形成を促し、生育を図るものである。
前記の常在微生物としては、きのこ菌床内外に定着し常住するものであって、きのこの病害の原因となるものでなければ、任意のものを用いることができる。
具体的には、
パエニバチルス(Paenibacillus)属、オウレオバクテリウム(Aureobacterium)属、バチルス(Bacillus)属、コリネバクテリウム(Corynebacterium)属、クルトバクテリウム(Curtobacterium)属、レイフソニア(Leifsonia)属、ミクロバクテリウム(Microbacterium)属、シノリゾビウム(Sinorhizobium)属、スフィンゴバクター(Sphingobacter)属、ストレプトミセス(Streptomyces)属、テルモプラズマ(Thermoplasma)属、またはラクトバチルス(Lactobacillus)属
に属する微生物などが挙げられる。
きのこ菌床内外に定着し、常住する常在微生物は、そのままでは菌数が少なく、この発明の目的とする効果が発現しにくいので、培養して、菌数を多くしてから用いるのが好ましい。通常、濃度10〜1014cfu/mlまで培養した、培養液が用いられる。
この常在微生物の培養は、常法により行なえばよい。たとえば、YMG培地(グルコース0.4g、麦芽エキス1g、イースト抽出物0.4gを、蒸留水1000mlに溶解して、pH無調整で温度121℃、15分間の滅菌処理を行ったもの)などの液体培地を用いて培養することができる。
培養日数、培養温度、回転培養の回転速度などは、培養する微生物に最適なものに調整される。たとえば、バチルス(Bacillus)属を用いる場合、培養日数は、7〜14日、培養温度は温度37℃、回転速度は100〜400rpmに調整して行なわれる。
菌糸が蔓延した菌床への、常在微生物の含浸方法としては、上記のように培養して得られた微生物濃度濃度10〜1014cfu/mlの培養液を、菌床に直接的に噴霧する方法、注射器などを用いて注入する方法、また、培養液中に菌床を浸漬する方法などが挙げられる。
菌床に常在微生物を均一に含浸させるためには、浸漬法が好ましく、常温下に24時間程度浸漬する方法が、簡易でかつ良好な結果が得られて好ましい。
以下、この発明のきのこ栽培における病害防除方法を、具体的に実施例に基づいて説明するが、この発明は、この実施例に限定されるものではない。
<微生物培養>
下記属に属する各1種、計10種の常在微生物を、YMG培地などの液体培地を用い、培養日数、培養温度、回転培養の回転速度などは、培養する微生物に最適な状態で培養した。
1)パエニバチルス(Paenibacillus)属
2)オウレオバクテリウム(Aureobacterium)属
3)バチルス(Bacillus)属
4)コリネバクテリウム(Corynebacterium)属
5)クルトバクテリウム(Curtobacterium)属
6)ミクロバクテリウム(Microbacterium)属
7)シノリゾビウム(Sinorhizobium)属
8)ストレプトミセス(Streptomyces)属
9)テルモプラズマ(Thermoplasma)属
10)ラクトバチルス(Lactobacillus)属
<病害防除試験>
きのこ栽培における病害菌の1つである、トリコデルマ(Trichoderma)属をPDA斜面培地に接種し、温度27℃で1〜2週間前培養を行なう。
この斜面培地に滅菌水を加え、胞子懸濁液を作製し、この胞子懸濁液をPDA平板に接種し、コンラージ棒で塗沫する。
そこに、あらかじめ前培養していたストレプトミセス(Streptomyces)属を吸収させたペーパーディスクに十分に吸収させ、これをPDA平板上に置き、温度27℃で7日間培養した。
その結果、ストレプトミセス(Streptomyces)属を吸収させた、ペーパーディスクの周囲にトリコデルマ(Trichoderma)属の菌糸を阻止する領域を確認した。
このことから、ストレプトミセス(Streptomyces)属が、トリコデルマ
(Trichoderma)属の菌糸伸長を阻害したと推察され、この微生物を用いることにより、きのこ病害菌の防除ができることが、インビトロで明らかとなった。
<きのこ生育試験>
オガクズを主体にしたシイタケ菌床(森産業株式会社製;富富)を、室温23℃に調整した施設内で、菌床全体にシイタケ菌糸が蔓延するまで培養した。
培養開始から4ヵ月後、菌床を包んでいる透明なポリプロピレン製のフィルムからなる袋から菌床を取り出し、さらに培養を継続し、シイタケ菌糸が菌床表面に蔓延した菌床を得た。
液体培養した上記10種の微生物培養液の微生物濃度は、血球計算板を用いて測定し、濃度10と10cfu/mlに調整し、試験培養液とした。
各培養液に、それぞれ9個の菌床を浸漬し、菌床が浮かんで水面からでないように重石をのせ、24時間その状態を維持した。
微生物の培養液に浸漬した菌床を引き上げ、培養棚に置き、常法により、シイタケ子実体を発生させた。
その結果、得られたシイタケには病害発生が認められなかった。
またシイタケの収量は表1に、発生したシイタケ子実体の個数を表2に示す。
各表から明らかなように、常在微生物の処理を行なうことにより、収量も子実体の発生個数も増加した。

Claims (7)

  1. 種菌を接種し培養させて、きのこ菌糸が蔓延した菌床に、常在微生物を含浸させてから子実体を発生させ成育させること
    を特徴とするきのこの栽培方法。
  2. 前記常在微生物が、
    きのこに病害を発生させる微生物の、菌床表面あるいは菌床内への侵入、感染または増殖を抑えるものであること
    を特徴とする請求項1に記載のきのこの栽培方法。
  3. 前記常在微生物が、
    パエニバチルス(Paenibacillus)属、オウレオバクテリウム(Aureobacterium)属、バチルス(Bacillus)属、コリネバクテリウム(Corynebacterium)属、クルトバクテリウム(Curtobacterium)属、レイフソニア(Leifsonia)属、ミクロバクテリウム(Microbacterium)属、シノリゾビウム(Sinorhizobium)属、スフィンゴバクター(Sphingobacter)属、ストレプトミセス(Streptomyces)属、テルモプラズマ(Thermoplasma)属、またはラクトバチルス(Lactobacillus)属
    に属する微生物であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のきのこの栽培方法。
  4. 前記病害を発生させる微生物が、
    セファロスポリウム(Cephlosporium)属、フィラロフォーラ(Phialophora)属、パチバシウム(Pachybasium)属、ヒポクレア(Hypocrea)属、トリコデルマ(Trichoderma)属、グリオクラジウム(Gliocladium)属、ペニシィリウム(Penicillium)属、フサリウム(Fusarium)属、リノクラジエラ(Rhinocladiella)属などの糸状菌類、アルカリジェンス(Alcaligenes)属、アルソロバクター(Arthrobacter)属、ボーデテラ(Bordetella)属、ブレバンジモナス(Brevundimonas)属、バーコールデリア(Burkholderia)属、プセウドモナス(Pseudomonas)属、ラーネラ(Rahnella)属、ラルストニア(Ralstonia)属、シンゴバクテリウム(Shingobacterium)属、ステノトロホモナス
    (Stenotrophomonas)属、ストレプトコッカス(Streptococcus)属など
    の細菌類に属する微生物であること
    を特徴とする請求項2に記載のきのこの栽培方法。
  5. 前記含浸が、
    常在微生物を含有する水性液体を、菌床に噴霧、注入または常在微生物を含有する水性液体中に菌床を浸漬することにより行われること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のきのこの栽培方法。
  6. 前記水性液体が、
    常在微生物の培養液であること
    を特徴とする請求項5に記載のきのこの栽培方法。
  7. 前記水性液体が、
    常在微生物濃度10〜1014cfu/mlのものであること
    を特徴とする請求項5又は6に記載のきのこの栽培方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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