JP2005269476A - 輝度データ補正装置および輝度データ補正方法 - Google Patents

輝度データ補正装置および輝度データ補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 輝度分布の形態によらず、的確な輝度補正を行なう。
【解決手段】 画像処理装置100は、入力されたビデオ信号に基づいて、輝度分布についての簡易ヒストグラムを作成する簡易ヒストグラム作成部120と、輝度補正部130と、CPU200とを含む。CPU200は、簡易ヒストグラム作成部120から取得したヒストグラムにおいて、しきい値との交点を算出するステップと、交点を変曲点とする輝度補正直線を算出するステップと、輝度補正直線を表わすデータを輝度補正部130に出力するステップとを含むプログラムを実行する。輝度補正部130は、CPU200から入力された補正直線を表わすデータに基づいて、入力された画像データに対して輝度補正を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビデオカメラ装置等から入力された画像データの補正に関し、特に、輝度データを補正する装置および方法に関する。
プラズマディスプレイパネル(PDP:Plasma Display Panel)や液晶ディスプレイパネル(LCD(Liquid Crystal Display)パネル)等を表示パネルとする表示装置で映像を表示する場合に、入出力変換特性曲線(入出力変換の関係を表す変換曲線)に対応した補正デ−タで入力映像信号の補正(たとえばガンマ補正)などを行なう映像信号補正回路が多数開示されている。
特開2000−287104号公報(特許文献1)は、入力映像信号の輝度レベルの頻度分布全体のM%(たとえば90%)を対象として、映像の解像度を高めるための補正を行なう映像信号補正回路を開示する。この映像信号補正回路は、入出力変換特性曲線に対応した補正デ−タで入力映像信号の補正を行なう映像信号補正回路であって、入力映像信号に基づいて輝度レベルの頻度分布を検出するヒストグラム検出部と、このヒストグラム検出部で検出された輝度レベルの頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(0<M<100)を占める分布領域の両端の輝度レベルa1、a2を検出する輝度レベル検出部と、複数組の輝度レベルa1、a2について輝度レベルa1、a2間の傾きが最大となる入出力変換特性曲線に対応した補正デ−タが予め記憶されていて、輝度レベル検出部で検出された輝度レベルa1、a2をアドレスとして対応した補正デ−タが読み出される補正デ−タ記憶部と、この補正デ−タ記憶部から読み出された補正デ−タで入力映像信号の補正を行なう画質補正部とを含む。
この映像信号補正回路によるとヒストグラム検出部、輝度レベル検出部、補正デ−タ記憶部および画質補正部を備え、入力映像信号に基づいて輝度レベルの頻度分布が検出され、検出された輝度レベルの頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(たとえば90%)を占める分布領域の両端の輝度レベルa1、a2が検出され、検出された輝度レベルa1、a2をアドレスとして補正デ−タ記憶部から対応した補正デ−タが読み出され、この補正デ−タに対応した入出力変換特性曲線に従って入力映像信号が補正され出力映像信号となるように構成した。このため、頻度分布全体のM%を占める分布領域の両端の輝度レベルa1、a2に基づいた補正を行なうことができ、特に、分布領域の狭い入力映像信号の映像の解像度を高くする補正を行なうことができる。その結果、画面全体が暗い映像についても明るい映像についても、ともに解像度を高くするための補正を行なうことができる。
特開2000−287104号公報
しかしながら、この映像信号補正回路では、以下のような画像データの場合に良好な輝度補正処理を行なうことができない。この映像信号補正回路においては、頻度分布全体の90%を占める分布領域の両端の輝度レベルを検出して、その範囲内のデータに注目して処理が行なわれる。このときにヒストグラムにおける輝度分布が正規分布のような1つのピーク値ではない、2つのピーク値を有しても90%の範囲の中にあるデータに対して輝度補正の処理が行なわれる。そのため、輝度のピークが分散されている状態で輝度補正が行なわれることになり、最も輝度分布が集中している部分の補正が期待したように成らない場合がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、輝度分布の形態によらず、的確に輝度補正を行なうことができる、輝度データ補正装置および輝度データ補正方法を提供することである。
第1の発明に係る輝度データ補正装置は、入力画像信号に基づいて、輝度レベルの頻度分布を算出するための手段と、頻度分布の頻度度数に対するしきい値を記憶するための手段と、頻度分布の極大点を中心として、しきい値以上の頻度度数を有する暗領域側の輝度値と、しきい値以上の頻度を有する明領域側の輝度値とを算出するための手段と、暗輝度側から、暗領域側の輝度値までの第1の輝度領域と、暗領域側の輝度値から明領域側の輝度値までの第2の輝度領域と、明領域側の輝度値からの第3の輝度領域とに分けて、輝度を補正するための補正手段とを含む。
第1の発明によると、輝度分布における度数の極大値を中心として、予め定められたしきい値以上の頻度を有する暗領域側の輝度値と明領域側の輝度値とが求められる。このとき、複数のピークがあっても、極大値は1つに定まるため、暗領域側の輝度値が1つ、明領域側の輝度値が1つ決定される。決定された輝度値に基づいて、第1の輝度領域、第2の輝度領域および第3の輝度領域が規定される。このように規定される第2の輝度領域は、輝度分布において度数が大きな領域である。たとえば、この第2の輝度領域において、より明るい部分はより明るく、より暗い部分はより暗くなるように補正すると、輝度分布の集中している領域において、輝度のメリハリをつけることができる。その結果、輝度分布の形態によらず、的確に輝度補正を行なうことができる、輝度データ補正装置を提供することができる。
第2の発明に係る輝度データ補正装置においては、第1の発明の構成に加えて、補正手段は、3つの輝度領域で補正輝度が連続的になるように輝度を補正するための手段を含む。
第2の発明によると、第1の輝度領域(暗領域)、第2の輝度領域(中間領域)および第3の輝度領域(明領域)のいずれにおいても連続的な輝度補正が実現できる輝度データ補正装置を提供することができる。
第3の発明に係る輝度データ補正装置においては、第1または2の発明の構成に加えて、補正手段は、第1の領域において輝度が暗く補正される直線状の第1の補正線と、第3の領域で輝度が明るく補正される直線状の第3の補正線と、第2の領域で第1の補正線と第3の補正線とを直線状に接続された第2の補正線の、3つの補正線により、輝度を補正するための手段を含む。
第3の発明によると、第1の輝度領域において、より暗くなるように補正して、第2の輝度領域において、明るい部分はより明るく、より暗い部分はより暗くなるように補正して、第3の輝度領域において、より明るくなるように補正する。これにより、輝度分布の集中している領域において、適正に輝度を補正できるとともに、連続的な補正線を用いるので、画像の明暗の反転も発生しない輝度データ補正装置を提供することができる。
第4の発明に係る輝度データ補正方法は、入力画像信号に基づいて、輝度レベルの頻度分布を算出するステップと、頻度分布の頻度度数に対するしきい値を予め準備するステップと、頻度分布の極大点を中心として、しきい値以上の頻度度数を有する暗領域側の輝度値と、しきい値以上の頻度を有する明領域側の輝度値とを算出するステップと、暗輝度側から、暗領域側の輝度値までの第1の輝度領域と、暗領域側の輝度値から明領域側の輝度値までの第2の輝度領域と、明領域側の輝度値からの第3の輝度領域とに分けて、輝度を補正する補正ステップとを含む。
第4の発明によると、輝度分布における度数の極大値を中心として、予め定められたしきい値以上の頻度を有する暗領域側の輝度値と明領域側の輝度値とが求められる。このとき、複数のピークがあっても、極大値は1つに定まるため、暗領域側の輝度値が1つ、明領域側の輝度値が1つ決定される。決定された輝度値に基づいて、第1の輝度領域、第2の輝度領域および第3の輝度領域が規定される。このように規定される第2の輝度領域は、輝度分布において度数が大きな領域である。たとえば、この第2の輝度領域において、より明るい部分はより明るく、より暗い部分はより暗くなるように補正すると、輝度分布の集中している領域において、輝度のメリハリをつけることができる。その結果、輝度分布の形態によらず、的確に輝度補正を行なうことができる、輝度データ補正方法を提供することができる。
第5の発明に係る輝度データ補正方法においては、第4の発明の構成に加えて、補正ステップは、3つの輝度領域で補正輝度が連続的になるように輝度を補正するステップを含む。
第5の発明によると、第1の輝度領域(暗領域)、第2の輝度領域(中間領域)および第3の輝度領域(明領域)のいずれにおいても連続的な輝度補正が実現できる輝度データ補正方法を提供することができる。
第6の発明に係る輝度データ補正方法においては、第4または5の発明の構成に加えて、補正ステップは、第1の領域において輝度が暗く補正される直線状の第1の補正線と、第3の領域で輝度が明るく補正される直線状の第3の補正線と、第2の領域で第1の補正線と第3の補正線とを直線状に接続された第2の補正線の、3つの補正線により、輝度を補正するステップを含む。
第6の発明によると、第1の輝度領域において、より暗くなるように補正して、第2の輝度領域において、明るい部分はより明るく、より暗い部分はより暗くなるように補正して、第3の輝度領域において、より明るくなるように補正する。これにより、輝度分布の集中している領域において、適正に輝度を補正できるとともに、連続的な補正線を用いるので、画像の明暗の反転も発生しない輝度データ補正方法を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る画像処理装置の制御ブロックについて説明する。
図1に示すように、この画像処理装置100は、ビデオ信号が外部のビデオカメラ装置などから入力されるビデオ信号入力部110と、ビデオ信号入力部110に接続され、輝度データの簡易ヒストグラムを作成する簡易ヒストグラム作成部120と、簡易ヒストグラム作成部120を介してビデオ信号が入力され、そのビデオ信号の輝度を補正する輝度補正部130と、輝度補正部130に接続され、画像データ圧縮処理をするJPEG(Joint Photographic coding Experts Group)処理部140と、輝度補正部130に接続され、輝度が補正された画像データを外部のモニタなどに出力するビデオ信号出力部150とを含む。また、JPEG処理部140から外部のコンピュータなどに圧縮画像信号が出力される。
簡易ヒストグラム作成部120および輝度補正部130は、CPU(Central Processing Unit)200に接続されている。CPU200は、JPEG処理部140をも制御する。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置100における最大の特徴は、ビデオ信号入力部110を介して入力されたビデオ信号に対して輝度の度数分布を表わす簡易ヒストグラムが作成され、その簡易ヒストグラムに基づいて輝度を補正するための補正線が作成され、その補正線に基づいて輝度補正部130にて、ビデオ信号の画像データが補正される。このような処理がCPU200の内部でプログラムが実行されることにより実現される。すなわち、ビデオ信号に含まれる画像データの輝度の簡易的なヒストグラム分布を修正する。輝度の最大ピーク値から左右の広がりを求め、分割点を求め、その分割点に基づいて輝度のヒストグラムの主要部分を暗方向および明方向のいずれかに拡大し、連続的なヒストグラム分布を作成する。このようにすることにより、輝度のヒストグラムにおいて輝度が集中している領域におけるメリハリをよりはっきりとつけることができる。以下、この特徴的な機能について詳細に説明する。
図2を参照して、図1のCPU200で実行されるプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、CPU200は、入力ビデオデータから作成された簡易ヒストグラムを簡易ヒストグラム作成部120から取得する。S200にて、CPU200は、取得した簡易ヒストグラムにおいて、予め定められたしきい値との交点H(1)、H(2)を算出する。このとき、暗領域側の交点を交点H(1)と、明領域側の交点を交点H(2)とする。
S300にて、CPU200は、交点H(1),交点H(2)を変曲点とする輝度補正曲線を算出する。このとき、曲線ではなく直線であっても構わない。特に直線とすることで、デジタル信号処理を簡易化することができる。S400にて、CPU200は、交点H(1),H(2)、最大領域における輝度補正直線の傾きおよび切片、中間領域における輝度補正直線の傾きおよび切片、最小領域における輝度補正直線の傾きおよび切片を輝度補正部130へ出力する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る画像処理装置における輝度補正に関する動作について説明する。
まず、図3に、本実施の形態に係る画像データ処理装置100の輝度補正の対象となる画像データを表わす図を示す。
図3に示すように、この画像データは、VGA(Video Graphics Array)データと呼ばれる640画素×480画素のデータである。この画像データを16画素×16画素に分割する。このとき、16画素×16画素の画素ブロックが、横方向に40列、縦方向に30行だけ並ぶことになる。この16画素×16画素の画素ブロックの交点(図3に黒丸で示す)における輝度データが求められ、その輝度データの輝度分布を表わす簡易ヒストグラムが、簡易ヒストグラム作成部120で作成される。すなわち、横方向の40個および縦方向の30個の合計1200個の交点における輝度データが簡易ヒストグラムによりその分布が度数として表わされる。
図4に、簡易ヒストグラム作成部120で作成される簡易ヒストグラムについて示す。なお、以下の説明においては、デジタル画像データの処理時間を短縮するため、輝度の階調を255階調とし、さらに図4に示すように、輝度の領域を16階調ずつの離散的な領域に分けている。すなわち、255階調の輝度を16分割した簡易的なヒストグラムを作成している。図4に示すヒストグラムは、横軸を輝度とし縦軸を度数としたものである。図4における度数のすべてを加算することにより1200個のデータとなる。図4に示すように、64/255〜80/255における度数が最も大きくなっている。
CPU200は、図4に示すような簡易ヒストグラムを簡易ヒストグラム作成部120から取得する(S100)。簡易ヒストグラムにおいて、予め定められたしきい値との交点H(1),H(2)が算出される(S200)。このとき、図5に示すように、極大値を中心として、しきい値以上であって、その中で最も小さな度数である輝度との交点H(1)(暗領域側)と交点H(2)(明領域側)とが求められる。このしきい値は、図5においては128としたが、これに限定されるものではない。また、図4および図5に示すヒストグラムにおいて、255を超える度数を示す輝度においては、255で上限値を定めるようにすれば、メモリの上限を定めることができ、無駄なメモリ領域を確保する必要がなくなる。
交点H(1)(暗領域側)および交点H(2)(明領域側)を変曲点とする輝度補正曲線(直線)が算出される(S300)。このとき、図6に示すように、補正曲線(直線)が決定される。図6に示すように、補正曲線は、交点H(1)までの第1の領域においては、元の輝度よりも補正後の輝度の方が暗くなるように、交点H(1)から交点H(2)により決定される第2の領域においては、暗領域側においては元の輝度が暗くなり、明領域において元の輝度よりも明るくなるように補正される。交点H(2)よりも明るい領域である第3の領域においては、元の輝度よりも明るくなるように輝度が補正される。図6には、たとえば、交点H(1)において50%輝度を暗くするように、交点H(2)において50%輝度を明るくするように設定されている。なお、図6に示すこの50%というのは、一例であって、これに限定されるものではない。
交点H(1),交点H(2)、最大領域である第3の領域における補正直線の傾きおよび切片、中間領域である第2の領域における補正直線の傾きおよび切片、最小領域である第1の領域における補正直線の傾きおよび切片が輝度補正部130に出力される(S400)。この輝度補正部130においては、簡易ヒストグラム作成部120を介して入力された画像データの輝度を図6に示す輝度補正直線に従って輝度を補正する。このようにして輝度補正部により補正された画像データがJPEG処理部140にて圧縮画像処理され、コンピュータに出力されたり、ビデオ信号出力部150を介してビデオモニタなどに出力される。
以上のようにして、本実施の形態に係る画像データ処理装置によると、元データの画像データの輝度の分布を表わす簡易ヒストグラムを作成し、その簡易ヒストグラムに対して度数のしきい値を設定しておく。その度数のしきい値以上である暗領域側の輝度と明領域側の輝度とを算出する。暗領域側の輝度においては元の輝度が暗くなるように、明領域側の輝度においては元の輝度が明るくなるような補正が決定される。その交点と交点とを直線状に結び、3つの補正直線からなる補正直線が作成される。このような補正直線に基づいて画像データの輝度データが補正される。これにより、輝度ヒストグラムにおける度数の極大値を中心として、しきい値以上の頻度を有する暗領域側の輝度と明領域側の輝度とが求められ、3つの輝度領域が規定される。この3つの輝度領域においてそれぞれ直線状かつ連続な輝度補正直線を設定するため、輝度分布の集中している領域において輝度のメリハリをつけることができる。また、直線的であるため、連続的な輝度補正を実現することができる。その結果、輝度分布の集中している領域において、適正に輝度を補正できるとともに、連続的な補正線を用いるので輝度の明暗の反転が発生しない輝度データの補正を実現することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
画像処理装置の制御ブロック図である。 図1のCPUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 処理対象の画像を表わす図である。 輝度ヒストグラムを表わす図(その1)である。 輝度ヒストグラムを表わす図(その2)である。 補正線を表わす図である。
符号の説明
100 画像処理装置、110 ビデオ信号入力部、120 簡易ヒストグラム作成部、130 輝度補正部、140 JPEG処理部、150 ビデオ信号出力部、200 CPU。

Claims (6)

  1. 入力画像信号に基づいて、輝度レベルの頻度分布を算出するための手段と、
    前記頻度分布の頻度度数に対するしきい値を記憶するための手段と、
    前記頻度分布の極大点を中心として、前記しきい値以上の頻度度数を有する暗領域側の輝度値と、前記しきい値以上の頻度を有する明領域側の輝度値とを算出するための手段と、
    暗輝度側から、前記暗領域側の輝度値までの第1の輝度領域と、前記暗領域側の輝度値から前記明領域側の輝度値までの第2の輝度領域と、前記明領域側の輝度値からの第3の輝度領域とに分けて、輝度を補正するための補正手段とを含む、輝度データ補正装置。
  2. 前記補正手段は、3つの輝度領域で補正輝度が連続的になるように輝度を補正するための手段を含む、請求項1に記載の輝度データ補正装置。
  3. 前記補正手段は、前記第1の領域において輝度が暗く補正される直線状の第1の補正線と、前記第3の領域で輝度が明るく補正される直線状の第3の補正線と、前記第2の領域で前記第1の補正線と前記第3の補正線とを直線状に接続された第2の補正線の、3つの補正線により、輝度を補正するための手段を含む、請求項1または2に記載の輝度データ補正装置。
  4. 入力画像信号に基づいて、輝度レベルの頻度分布を算出するステップと、
    前記頻度分布の頻度度数に対するしきい値を予め準備するステップと、
    前記頻度分布の極大点を中心として、前記しきい値以上の頻度度数を有する暗領域側の輝度値と、前記しきい値以上の頻度を有する明領域側の輝度値とを算出するステップと、
    暗輝度側から、前記暗領域側の輝度値までの第1の輝度領域と、前記暗領域側の輝度値から前記明領域側の輝度値までの第2の輝度領域と、前記明領域側の輝度値からの第3の輝度領域とに分けて、輝度を補正する補正ステップとを含む、輝度データ補正方法。
  5. 前記補正ステップは、3つの輝度領域で補正輝度が連続的になるように輝度を補正するステップを含む、請求項4に記載の輝度データ補正方法。
  6. 前記補正ステップは、前記第1の領域において輝度が暗く補正される直線状の第1の補正線と、前記第3の領域で輝度が明るく補正される直線状の第3の補正線と、前記第2の領域で前記第1の補正線と前記第3の補正線とを直線状に接続された第2の補正線の、3つの補正線により、輝度を補正するステップを含む、請求項4または5に記載の輝度データ補正方法。
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JP2006165828A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Mitsubishi Electric Corp 階調補正装置

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