JP2005269360A - 無線通信方法及び端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】STAの送信性能がAPの送信性能に比較して極めて大きい場合にも、データエラーを低減し、スループットの低下を防止してSTAとAPとの通信を可能とする。
【解決手段】図1(a)に示すように、通信開始時、STA22は、11Mbpsの速度のCCKと12Mbpsの度のOFDMとの変調信号を使用してAP21にアクセス要求を行う。これを受信したAP21は、図1(b)に示すように、応答に速度の速い12MbpsのOFDM変調による信号を使用する。AP21の送信性能が低いため、STA22は、かろうじて、この応答信号を受信できる。STA22は、OFDMの変調通信のエラーレートを確認し、エラーレートが予め設定した値より低下し他場合、図1(c)に示すように、11Mbpsの信号でAP21からの応答に対する返信の通信を行う。その際、STA22は、AP21への応答に対する返信の通信フレーム内に通信レートを11Mbpsにすることを設定し、AP21に、図1(d)に示すように、以後のパケットの送信を11Mbps伝送行わせる。
【選択図】 図1
【解決手段】図1(a)に示すように、通信開始時、STA22は、11Mbpsの速度のCCKと12Mbpsの度のOFDMとの変調信号を使用してAP21にアクセス要求を行う。これを受信したAP21は、図1(b)に示すように、応答に速度の速い12MbpsのOFDM変調による信号を使用する。AP21の送信性能が低いため、STA22は、かろうじて、この応答信号を受信できる。STA22は、OFDMの変調通信のエラーレートを確認し、エラーレートが予め設定した値より低下し他場合、図1(c)に示すように、11Mbpsの信号でAP21からの応答に対する返信の通信を行う。その際、STA22は、AP21への応答に対する返信の通信フレーム内に通信レートを11Mbpsにすることを設定し、AP21に、図1(d)に示すように、以後のパケットの送信を11Mbps伝送行わせる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線通信方法及び端末装置に係り、特に、無線LANにおけるアクセスポイント(AP)と該APを利用する端末装置(ステーション、STA)との間での通信に使用して好敵な無線通信方法及び端末装置に関する。
近年、公共的な空間内、商店等の店舗内に、無線LANのアクセスポイント(AP)が設けられ、一般のユーザがそれらのAPを利用して各種の情報サービス等を受けることが可能となってきている。
一般に、無線LANのAPへのアクセス行う端末装置(STA)は、PC、PDA等の携帯可能な情報処理装置である。そして、APとSTAとの間の通信は、11Mbpsの通信速度によるCCK変調による通信、あるいは、12Mbpsの通信速度によるOFDM変調による通信により行われる。このため、APとSTAとは、何れも、前述の2つの通信方式に対応可能に構成されるている。このような2種の通信方式を切り替えて通信を行うことを可能とした従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。
図2はAPとSTAとの間での従来技術による通信について説明する図であり、図2を参照して、従来技術による無線通信方法について説明する。図2において、21はAP、22はSTAである。なお、ここで説明する例は、STAの送信性能(送信電力)がAPの送信性能(送信電力)に比較して極めて大きいものであるとしている。
図2(a)に示すように、通信の開始時、STA22は、11Mbpsの通信速度によるCCK変調による信号と、12Mbpsの通信速度によるOFDM変調による信号との両方の信号を使用してAP21に対するアクセス要求を行う。この場合、STA22の送信性能がよいため、AP21は、CCK変調による信号とOFDM変調による信号とによるアクセス要求の両者を充分に受信することができる。
アクセス要求を受信したAP21は、図2(b)に示すように、その応答を行う場合に、通常、伝送速度の速い12Mbpsの通信速度によるOFDM変調による信号を使用する。しかし、AP21の送信性能が低いため、STA22は、かろうじて、この12Mbpsの応答信号のパケットを受信することができるが、11Mbpsの通信速度によるCCK変調による信号を使用する方がスループットがよいと判断して、11Mbpsの通信速度による信号を用いて通信を続けようとして、11Mbpsの通信速度による信号でAP21からの応答に対する返信の通信を行う。
AP21は、STAからの返信の受信が非常に良好なため、図2(c)に示すように、やはり、伝送速度の速い12Mbpsの通信速度によるOFDM変調による信号を使用して、次の、パケットの送信を行う。
特開2002−33714号公報
前述で説明した従来技術による無線通信方法は、送信性能がSTAより低いAPが送信速度を決定するように働き、STAがAPからの通信信号を受信することができなくなる場合が生じてしまい、データエラーとなることが多くスループットを低下させる場合があるという問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、STAの送信性能がAPの送信性能に比較して極めて大きい場合にも、データエラーを低減し、スループットの低下を防止することができる無線通信方法及び端末装置を提供することにある。
本発明によれば前記目的は、CCK方式の変調方式とOFDMの変調方式とを使用してアクセスポイントと端末装置との間での通信を行う無線通信方法において、前記端末装置が、通信速度を決める際、通信方法を決定してアクセスポイントに通知し、前記アクセスポイントに通知された通信方法に従わせることにより達成される。
また、前記目的は、前記端末装置が、OFDMの変調方式による通信のエラーレートを確認し、エラーレートが予め設定した値より低下した場合に、アクセスポイントに対してCCK方式の変調方式による通信への変更を通知することにより達成される。
また、前記目的は、前記OFDMの変調方式の通信速度が12Mbpsであり、CCKの変調方式の通信速度が11Mbpsであることにより達成される。
さらに、前記目的は、CCK方式の変調方式とOFDMの変調方式とを使用してアクセスポイントと間での通信を行う端末装置において、前記端末装置が、通信速度を決める際、通信方法を決定してアクセスポイントに通知し、前記アクセスポイントに通知した通信方法に従わせる通知手段を備えることにより達成される。
また、前記目的は、前記端末装置が、OFDMの変調方式による通信のエラーレートを確認する手段を備え、前記アクセスポイントへの通知手段が、確認したエラーレートが予め設定した値より低下した場合に通信方法の変更を通知することにより達成される。
また、前記目的は、前記OFDMの変調方式の通信速度が12Mbpsであり、CCKの変調方式の通信速度が11Mbpsであることにより達成される。
本発明によれば、STAの送信性能がAPの送信性能に比較して極めて大きい場合にも、データエラーを低減し、スループットの低下を防止することができる。
以下、本発明による無線通信方法及び端末装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
図1はAPとSTAとの間での本発明の一実施形態による通信方法を説明する図であり、図の符号は図1の場合と同一である。また、構成の実施形態は、従来技術の場合と同様に、STAの送信性能(送信電力)がAPの送信性能(送信電力)に比較して極めて大きいものであるとしている。
図1(a)に示すように、通信の開始時、STA22は、11Mbpsの通信速度によるCCK変調による信号と、12Mbpsの通信速度によるOFDM変調による信号との両方の信号を使用してAP21に対するアクセス要求を行う。この場合、STA22の送信性能がよいため、AP21は、CCK変調による信号とOFDM変調による信号とによるアクセス要求の両者を充分に受信することができる。
アクセス要求を受信したAP21は、図1(b)に示すように、その応答を行う場合に、通常、伝送速度の速い12Mbpsの通信速度によるOFDM変調による信号を使用する。しかし、AP21の送信性能が低いため、STA22は、かろうじて、この12Mbpsの応答信号のパケットを受信することができたものとする。
この場合、STA22は、OFDMの変調方式による通信のエラーレートを確認し、エラーレートが予め設定した値より低下して、11Mbpsの通信速度によるCCK変調による信号を使用する方がスループットがよいか否かを判断する。
そして、11Mbpsの通信速度による信号を用いて通信を行った方がスループットがよいと判断した場合、STA22は、図1(c)に示すように、11Mbpsの通信速度による信号でAP21からの応答に対する返信の通信を行う。その際、STA22は、AP21への応答に対する返信の通信フレーム内に通信レートを11Mbpsにすることを設定する。
AP21は、STAからの返信の通信フレームに、通信レートを11Mbpsにすることが設定されていることを検出して、図1(d)に示すように、以後のパケットの送信を、11Mbpsの通信速度によるCCK変調による信号を使用して行う。
なお、前述ではSTA22の構成について図示して説明していないが、STA22は、無線LANによる通信機能を備えたよく知られたPC、PDA等であってよく、APからの受信データのエラーレートを確認する手段と、確認したエラーレートが予め設定した値より低下したか否かを判定する手段と、送信フレーム内に通信レート設定する手段とをソフトウェアにより、あるいは、ハードウェアにより構成して設けておけばよい。
前述した本発明の実施形態によれば、STAの送信性能がAPの送信性能に比較して極めて大きい場合にも、データエラーを低減し、スループットの低下を防止して、APとSTAとの間の通信を行うことができる。
21 アクセスポイント(AP)
22 端末装置(STA)
22 端末装置(STA)
Claims (6)
- CCK方式の変調方式とOFDMの変調方式とを使用してアクセスポイントと端末装置との間での通信を行う無線通信方法において、前記端末装置は、通信速度を決める際、通信方法を決定してアクセスポイントに通知し、前記アクセスポイントが通知された通信方法に従うことを特徴とする無線通信方法。
- 前記端末装置は、OFDMの変調方式による通信のエラーレートを確認し、エラーレートが予め設定した値より低下した場合に、アクセスポイントに対してCCK方式の変調方式による通信への変更を通知することを特徴とする請求項1記載の無線通信方法。
- 前記OFDMの変調方式の通信速度が12Mbpsであり、CCKの変調方式の通信速度が11Mbpsであることを特徴とする請求項1または2記載の無線通信方法。
- CCK方式の変調方式とOFDMの変調方式とを使用してアクセスポイントと間での通信を行う端末装置において、前記端末装置は、通信速度を決める際、通信方法を決定してアクセスポイントに通知し、前記アクセスポイントに通知した通信方法に従わせる通知手段を備えることを特徴とする端末装置。
- 前記端末装置は、OFDMの変調方式による通信のエラーレートを確認する手段を備え、前記アクセスポイントへの通知手段は、確認したエラーレートが予め設定した値より低下した場合に通信方法の変更を通知することを特徴とする請求項4記載の端末装置。
- 前記OFDMの変調方式の通信速度が12Mbpsであり、CCKの変調方式の通信速度が11Mbpsであることを特徴とする請求項4または5記載の端末装置。
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---|---|---|---|
JP2004080451A JP2005269360A (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | 無線通信方法及び端末装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004080451A Withdrawn JP2005269360A (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | 無線通信方法及び端末装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005269360A (ja) |
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2004
- 2004-03-19 JP JP2004080451A patent/JP2005269360A/ja not_active Withdrawn
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