JP2005268631A - 積層圧電体とその製造方法及びこれを用いたインクジェット記録ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】積層圧電体の層間電極の配線を形成する際の位置決め工数を減らして、高密度化を達成する。
【解決手段】圧電体層と電極層が交互に積層され、前記電極層間を接続する配線が形成された積層圧電体において、前記圧電体層、前記電極層及び前記配線をエアロゾル法を用いて、堆積形成する。また、前記配線を前記圧電体層及び電極層と垂直な平面として前記電極層との接触部が直線状となるように形成することにより前記課題を解決する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、積層圧電体とその製造方法及びこれを用いたインクジェット記録ヘッドに係り、特に、インクジェット記録装置におけるインクジェット記録ヘッドのノズル高密度化技術に関する。
従来より、画像形成装置として、多数のノズル(インク吐出口)を配列させたインクジェット記録ヘッド(インク吐出ヘッド)を有し、このインクジェット記録ヘッドと記録媒体を相対的に移動させながら、記録媒体に向けてノズルからインクを吐出することにより、記録媒体上に画像を形成するインクジェット記録装置(インクジェットプリンタ)が知られている。
このようなインクジェット記録装置におけるインク吐出方法として、例えば、圧電素子(ピエゾ素子)の変形によって圧力室(インク室)の一部を構成する振動板を変形させて、圧力室の容積を変化させ、圧力室の容積増大時にインク供給路から圧力室内にインクを導入し、圧力室の容積減少時に圧力室内のインクをノズルから液滴として吐出する圧電方式が知られている。
近年、インクジェット記録装置においても、写真プリントと同様の高画質の画像記録を行うことが望まれており、そのためには、ノズルを小さくしてノズルから吐出されるインク滴をより小さくするとともに、さらに、ノズルすなわち圧力室及び圧電素子を高密度化して配置する必要がある。
そこで、従来から、ノズルや圧力室及び圧電素子等を高密度に配置する様々な提案がなされている。
例えば、基板上に圧電材料及び導電材料を交互に堆積して圧電素子を積層形成し、これを焼成して形成したものをスリット加工で複数の圧電素子に分割するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
また、例えば、複数のノズル列が形成された圧電素子固定板に、各ノズル列に対応した1次元の棒状圧電素子を接着し、この棒状圧電素子をダイシング加工により個々の圧電素子に切り分けて、2次元に配置され各々が独立に動くように形成された圧電素子を有するインクジェットヘッドが知られている(例えば、特許文献2等参照)。
また、例えば、圧電材料と導電性材料の中間電極を交互に積層し焼成して形成した積層圧電体を、スライシング等により電極を持たない基部(共通台座)を残してカットして溝を形成して、各個々の圧電素子を機械的に分離独立させ、各圧電素子単体ごとに、それぞれの側面から1対の対向電極を引き出すようにして、積層された電極を利用して最表面側に電極を取り出すようにして形成した圧電素子を有するインクジェットヘッドが知られている(例えば、特許文献3等参照)。
また、図11に、従来の積層圧電体の一例を示す。図11は、例えば、ノズルを有する複数の圧力室が2次元的に配置されている場合に、各圧力室に対応して各々独立に形成された複数の積層圧電体の1つを断面図で示したものである。
図11に示す積層圧電体100は、層間電極(内部電極)101と圧電素子102が交互に積層されて形成されており、各層間電極101は、1つおきにそれぞれ左右両側面のどちらかの側面電極103、104に接続されている。このとき、側面電極103、104は、独立に形成された各積層圧電体100の側面間の隙間を利用してスパッタ等により形成される。
また、図12に従来の積層圧電体の他の例を示す。図12は、積層圧電体の層間電極を、図11のような側面電極103、104を用いずに接続するものである。すなわち、図12に示す積層圧電体110は、以下のように形成される。まず圧電シート111、111b、111dの複数個をマトリクス状に並べて一体化してなる素材(セラミックグリーンシート)の表面のうち各圧電シートの箇所に複数個の個別電極112と捨てパターンの電極としてのダミーコモン電極113を設ける位置に対して予めスルーホール114を穿設する。また、同様に圧電シート111a、111cの複数個をマトリクス状に並べて一体化してなる素材シートの表面のうち各圧電シートの箇所に複数個のコモン電極115の引き出し部115aと、捨てパターンの電極としてのダミー個別電極116を設ける位置に対して予めスルーホール117を穿設する。
次に、各圧電シート111、111b、111dの表面に個別電極112及びダミーコモン電極113を、また圧電シート111a、111cの表面にコモン電極115及びダミー個別電極116をそれぞれ導電ペーストのスクリーン印刷で形成すると、各スルーホール114、117内に導電ペーストが浸入し、各スルーホール114、117を介して各電極部分でシートの上下面で導通可能となる。次いで各グリーンシートを乾燥した後、積層しプレスして一体化して一枚の積層体としその後焼成して形成する(例えば、特許文献4等参照)。
特開2001−54946号公報 特開2001−47632号公報 特開平8−11304号公報 特開2002−19102号公報
しかしながら、例えば、上記特許文献1あるいは特許文献3に記載のものでは、積層圧電体を形成した後、一旦溝をつけてから溝の側面に図11に示すような側面電極を形成する必要がある。従って、ノズル高密度配置のため溝が細い場合や、高粘度インクを吐出したいとき等の大きな発生力が必要な場合には、圧電総数が多く積層圧電体の厚みが厚く、溝が深くなり、そのため溝の底部が隠れてしまい、側面電極を形成することが困難あるいは不可能であるという問題がある。
また、例えば、上記特許文献2に記載のものでは、棒状の圧電素子をノズル列に合わせて正確に2次元配置しなければならず、精度良く配置するのは困難であり、これを正確に配置しようとすると時間もかかり、またコスト高になるという問題がある。さらに、ダイサーやワイヤーカットソーを用いる場合、カッティングが直線状となってしまい、圧電素子を2次元マトリクス状に効率良く並べることができないという問題もある。
また、上記特許文献4に記載されたものでは、予めスルーホールを開けた圧電シートを重ね、導電ペーストを浸入させて各電極部と導通可能とさせるため、各層に形成した孔(スルーホール)位置を高精度に合わせることが難しいという問題がある。
また、ドリル等で貫通孔を開ける場合は、丸孔以外の形状の貫通孔を実現することが難しく、丸孔の貫通孔にスルーホール電極を形成した場合、各層間電極との接触面積が小さく、電流密度を確保するために貫通孔の断面積を増大させるには貫通孔を多数開けなければならない。しかし貫通孔を多数開けると積層圧電体の剛性が弱くなるため、壊れやすく、歩留まりが悪くなるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、積層圧電体の層間電極を接続する配線を形成する際の位置決め工数を減らして、コストを低減し、積層圧電体同士の間隔を狭めて高密度化を達成することのできる積層圧電体とその製造方法及びこれを用いたインクジェット記録ヘッドを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、圧電体層と電極層が交互に積層され、前記電極層間を接続する配線が形成された積層圧電体であって、前記圧電体層、前記電極層及び前記配線が、エアロゾル法を用いて、堆積形成されたことを特徴とする積層圧電体を提供する。
これによれば、エアロゾル法により、2次元の圧電体を堆積形成により一括形成できるため、従来のように1次元の圧電体を多数位置決めし配置する必要がなく、個別位置決めが不要となり、位置決め工数が減り、コストを低減することができる。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、圧電体層と電極層が交互に積層され、前記電極層間を接続する配線が形成された積層圧電体であって、前記配線が、前記圧電体層及び前記電極層と垂直な平面で、前記電極層との接触部が直線状となるように形成されたことを特徴とする積層圧電体を提供する。
これによれば、圧電体の内部の配線の断面積を広げることができるため、高粘度インクの吐出や大きな圧力、変位を高周波で発生させたい場合に、電極層に大電流を供給することができ、積層圧電体の駆動に最適な配線構造とすることができる。また、このように各電極層との接続部を直線状とすることにより、同じ断面積ならば、従来のような円形断面の配線の場合よりも、配線(電極)の幅を狭くすることができる。
また、請求項3に示すように前記圧電体層、前記電極層及び前記配線が、エアロゾル法を用いて、堆積形成されたことが好ましい。このようにエアロゾル法を用いて形成することにより製造が容易となる。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、前記積層圧電体を用いたことを特徴とするインクジェット記録ヘッドを提供する。これにより引き出し電極を側面に形成する必要がないため、隣接圧電体同士の間隔を狭めることができ、圧力室(ノズル)の高密度配置を実現することができる。また、引き出し電極の幅を狭くすることができるため、隣接圧電体間の距離をより狭めることができ、ノズルのさらなる高密度化が可能となる。特に、圧力室の形状が略正方形の場合には、各積層圧電体(個別アクチュエータ)の側面が長いので、電極断面積を大きくできるため有利である。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、前記インクジェット記録ヘッドを用いたことを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。これにより、高密度化されたノズルにより画像記録を行うことで、高画質の画像を得ることが可能となる。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、基板または振動板上に、エアロゾル法を用いて、電極層、圧電体層及び前記電極層間を接続する配線を、前記電極と前記圧電体とを交互に積層するように、堆積形成した後、焼成して形成したことを特徴とする積層圧電体の製造方法を提供する。
これにより、圧電体を2次元に形成する際の、個別位置決めが不要となり、位置決め工数が減り、さらに、電極を側面に形成する工程がなく、製造工程が簡単となり、製造時のコストを低減することができる。
以上説明したように、本発明に係る積層圧電体とその製造方法及びこれを用いたインクジェット記録ヘッドによれば、圧電層、電極層及び配線をエアロゾル法で堆積形成するようにしたため、位置決め工数が減り、コスト低減が可能である。
また、配線と電極層との接触部が直線状となるように形成するようにしたため、大電流を供給することができ、電極の幅を狭めて、圧電体同士の間隔を狭めることができ、積層圧電体の高密度化配置が可能となる。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る積層圧電体とその製造方法及びこれを用いたインクジェット記録ヘッドについて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置の一実施形態の概略を示す全体構成図である。図1に示したように、このインクジェット記録装置10は、インクの色毎に設けられた複数の印字ヘッド(インクジェット記録ヘッド)12K、12C、12M、12Yを有する印字部と、各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yに供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部14と、記録紙16を供給する給紙部18と、記録紙16のカールを除去するデカール処理部20と、前記印字部12のノズル面(インク吐出面)に対向して配置され、記録紙16の平面性を保持しながら記録紙16を搬送する吸着ベルト搬送部22と、印字部12による印字結果を読み取る印字検出部24と、印画済みの記録紙(プリント物)を外部に排紙する排紙部26とを備えている。
図1では、給紙部18の一例としてロール紙(連続用紙)のマガジンが示されているが、紙幅や紙質等が異なる複数のマガジンを併設してもよい。また、ロール紙のマガジンに代えて、又はこれと併用して、カット紙が積層装填されたカセットによって用紙を供給してもよい。
ロール紙を使用する装置構成の場合、図1のように、裁断用のカッター28が設けられており、該カッター28によってロール紙は所望のサイズにカットされる。カッター28は、記録紙16の搬送路幅以上の長さを有する固定刃28Aと、該固定刃28Aに沿って移動する丸刃28Bとから構成されており、印字裏面側に固定刃28Aが設けられ、搬送路を挟んで印字面側に丸刃28Bが配置されている。なお、カット紙を使用する場合には、カッター28は不要である。
複数種類の記録紙を利用可能な構成にした場合、紙の種類情報を記録したバーコードあるいは無線タグ等の情報記録体をマガジンに取り付け、その情報記録体の情報を所定の読取装置によって読み取ることで、使用される用紙の種類を自動的に判別し、用紙の種類に応じて適切なインク吐出を実現するようにインク吐出制御を行うことが好ましい。
給紙部18から送り出される記録紙16はマガジンに装填されていたことによる巻き癖が残り、カールする。このカールを除去するために、デカール処理部20においてマガジンの巻き癖方向と逆方向に加熱ドラム30で記録紙16に熱を与える。このとき、多少印字面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御するとより好ましい。
デカール処理後、カットされた記録紙16は、吸着ベルト搬送部22へと送られる。吸着ベルト搬送部22は、ローラー31、32間に無端状のベルト33が巻き掛けられた構造を有し、少なくとも印字部12のノズル面及び印字検出部24のセンサ面に対向する部分が平面(フラット面)をなすように構成されている。
ベルト33は、記録紙16幅よりも広い幅寸法を有しており、ベルト面には多数の吸引孔(図示省略)が形成されている。図1に示したとおり、ローラー31、32間に掛け渡されたベルト33の内側において印字部12のノズル面及び印字検出部24のセンサ面に対向する位置には吸着チャンバー34が設けられており、この吸着チャンバー34をファン35で吸引して負圧にすることによってベルト33上の記録紙16が吸着保持される。
ベルト33が巻かれているローラー31、32の少なくとも一方にモータ(図示省略)の動力が伝達されることにより、ベルト33は図1において、時計回り方向に駆動され、ベルト33上に保持された記録紙16は、図1の左から右へと搬送される。
縁無しプリント等を印字するとベルト33上にもインクが付着するので、ベルト33の外側の所定位置(印字領域以外の適当な位置)にベルト清掃部36が設けられている。ベルト清掃部36の構成について詳細は図示しないが、例えば、ブラシ・ロール、吸水ロール等をニップする方式、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー方式、あるいはこれらの組み合わせなどがある。清掃用ロールをニップする方式の場合、ベルト線速度とローラー線速度を変えると清掃効果が大きい。
なお、吸着ベルト搬送部22に代えて、ローラー・ニップ搬送機構を用いる態様も考えられるが、印字領域をローラー・ニップ搬送すると、印字直後に用紙の印字面にローラーが接触するので、画像が滲み易いという問題がある。したがって、本例のように、印字領域では画像面と接触させない吸着ベルト搬送が好ましい。
吸着ベルト搬送部22により形成される用紙搬送路上において印字部12の上流側には、加熱ファン40が設けられている。加熱ファン40は、印字前の記録紙16に加熱空気を吹きつけ、記録紙16を加熱する。印字直前に記録紙16を加熱しておくことにより、インクが着弾後乾き易くなる。
印字部12は、最大紙幅に対応する長さを有するライン型ヘッドを紙搬送方向と直交する方向に配置した、いわゆるフルライン型のヘッドとなっている。各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yは、本インクジェット記録装置10が対象とする最大サイズの記録紙16の少なくとも一辺を超える長さにわたってインク吐出口(ノズル)が複数配列されたライン型ヘッドで構成されている。
記録紙16の搬送方向(紙搬送方向)に沿って上流側(図1の左側)から黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の順に各色インクに対応した印字ヘッド12K、12C、12M、12Yが配置されている。記録紙16を搬送しつつ各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yからそれぞれ色インクを吐出することにより記録紙16上にカラー画像を形成し得る。
このように、紙幅の全域をカバーするフルラインヘッドがインク色毎に設けられてなる印字部12によれば、紙搬送方向について記録紙16と印字部12を相対的に移動させる動作を一回行うだけで(すなわち、一回の走査で)記録紙16の全面に画像を記録することができる。これにより、印字ヘッドが紙搬送方向と直交する方向に往復動作するシャトル型ヘッドに比べて高速印字が可能であり、生産性を向上させることができる。
なお、本例では、KCMYの標準色(4色)の構成を例示したが、インク色や色数の組み合わせについては本実施形態には限定されず、必要に応じて淡インク、濃インクを追加してもよい。例えば、ライトシアン、ライトマゼンタ等のライト系インクを吐出する印字ヘッドを追加する構成も可能である。
図1に示したように、インク貯蔵/装填部14は、各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yに対応する色のインクを貯蔵するタンクを有し、各タンクは図示を省略した管路を介して各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yと連通されている。また、インク貯蔵/装填部14は、インク残量が少なくなるとその旨を報知する報知手段(表示手段、警告音発生手段等)を備えるとともに、色間の誤装填を防止するための機構を有している。
印字検出部24は、印字部12の打滴結果を撮像するためのイメージセンサ(ラインセンサ等)を含み、該イメージセンサによって読み取った打滴画像からノズルの目詰まりその他の吐出不良をチェックする手段として機能する。
本例の印字検出部24は、少なくとも各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yによるインク吐出幅(画像記録幅)よりも幅の広い受光素子列を有するラインセンサで構成される。このラインセンサは、赤(R)の色フィルタが設けられた光電変換素子(画素)がライン状に配列されたRセンサ列と、緑(G)の色フィルタが設けられたGセンサ列と、青(B)の色フィルタが設けられたBセンサ列とからなる色分解ラインCCDセンサで構成されている。なお、ラインセンサに代えて、受光素子が二次元配列されて成るエリアセンサを用いることも可能である。
印字検出部24は、各色の印字ヘッド12K、12C、12M、12Yにより印字されたテストパターンを読み取り、各ヘッドの吐出検出を行う。吐出判定は、吐出の有無、ドットサイズの測定、ドット着弾位置の測定等で構成される。
印字検出部24の後段には、後乾燥部42が設けられている。後乾燥部42は、印字された画像面を乾燥させる手段であり、例えば、加熱ファンが用いられる。印字後のインクが乾燥するまでは印字面と接触することは避けたほうが好ましいので、熱風を吹きつける方式が好ましい。
多孔質のペーパに染料系インクで印字した場合などでは、加圧によりペーパの孔を塞ぐことでオゾンなど、染料分子を壊す原因となるものと接触することを防ぐことで画像の耐候性がアップする効果がある。
後乾燥部42の後段には、加熱・加圧部44が設けられている。加熱・加圧部44は、画像表面の光沢度を制御するための手段であり、画像面を加熱しながら所定の表面凹凸形状を有する加圧ローラー45で加圧し、画像面に凹凸形状を転写する。
このようにして生成されたプリント物は、排紙部26から排出される。本来プリントすべき本画像(目的の画像を印刷したもの)とテスト印字とは分けて排出することが好ましい。このインクジェット記録装置10では、本画像のプリント物と、テスト印字のプリント物とを選別してそれぞれの排出部26A、26Bへと送るために排紙経路を切り換える選別手段(図示省略)が設けられている。なお、大きめの用紙に本画像とテスト印字とを同時に並列に形成する場合は、カッター(第2のカッター)48によってテスト印字の部分を切り離す。カッター48は、排紙部26の直前に設けられており、画像余白部にテスト印字を行った場合に、本画像とテスト印字部を切断するためのものである。カッター48の構造は前述した第1のカッター28と同様であり、固定刃48Aと丸刃48Bとから構成されている。
また、図示を省略したが、本画像の排出部26Aには、オーダー別に画像を集積するソーターが設けられている。
次に、印字ヘッド(インク吐出ヘッド)について説明する。インク色毎に設けられている各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号50によって印字ヘッドを表すものとし、図2に印字ヘッド50の平面透視図を示す。
図2に示すように、本実施形態の印字ヘッド50は、インクを吐出するノズル51、インクを吐出する際インクに圧力を付与する圧力室52、図示しない共通流路から圧力室52にインクを供給するインク供給口53を含んで構成される圧力室ユニット54が2次元的に配列され、ノズル51の高密度化が図られている。
図2に示すように、各圧力室52は、上方から見ると略正方形状をしており、その対角線の一方の端にノズル51が形成され、他方の端にインク供給口53が設けられている。
また、図2中に示した一点鎖線3A−3B線に沿って1つの圧力室ユニット54を切断した断面図を図3に示す。
図3に示すように、圧力室ユニット54は、インクを吐出するノズル51が形成された圧力室52によって形成され、圧力室52には、供給口53を介してインクを供給する共通流路55が連通するとともに、圧力室52の一面(図では天面)は振動板56で構成され、その上部には、振動板56に圧力を付与して振動板56を変形させる積層圧電体60が接合されている。
詳しくは、後述するが、積層圧電体60は、電極層と圧電体層が交互に積層されて形成されている。積層圧電体60は、2つの電極によって挟まれた圧電素子が積層されて構成されており、これらの電極に駆動電圧を印加することによって圧電素子が変形して(結局積層圧電体60全体が変形して)振動板56が押され、圧力室52の容積が縮小されてノズル51からインクが吐出されるようになっている。積層圧電体60がもとに戻ると、圧力室52の容積が元の大きさに回復し、共通流路55から供給口53を通って新しいインクが圧力室52に供給されるようになっている。
図4は、複数の圧力室52に対して形成された複数の積層圧電体60の例を斜視図で示すものである。図4に示す例では、積層圧電体60の製造工程を簡単化するために、複数の圧力室52(図4では図示省略)に対する複数の積層圧電体60が一括して連続して形成されており、図4に四角で示した部分が各圧力室52に対応する積層圧電体60を表している。各積層圧電体60は、各個別電極によって個別に駆動することができる。
図5は、図4中に示す一点鎖線5A−5B線に沿って切り開いた積層圧電体60の断面図である。図5に示すように、積層圧電体60は、第1の電極57と第2の電極59(電極層)で、圧電素子58(圧電体層)を挟むようにして、圧電体層と電極層を交互に積層して形成される。また、図5に示すように、積層圧電体60には、第1の電極57同士を接続する第1の配線(電極)62と、第2の電極59同士を接続する第2の配線(電極)63が形成されている。このように第1の配線62及び第2の配線63は、それぞれ積層圧電体60の内部に形成されている。さらに、第1の配線62に第2の電極59が接触しないように隙間62aが設けられ、第2の配線63に第1の電極57が接触しないように隙間63aが設けられている。
また、図6に、図5の積層圧電体60を、斜め上方から見た斜視図を示す。図6に示すように、圧電素子58、第1の電極57及び第2の電極59は、ここでは図示を省略した圧力室52(図3参照)の上に平面状に積層されて形成されている。また、第1の配線62及び第2の配線63は、平面状に積層された圧電素子58、第1及び第2の電極57及び59に垂直な平面状に形成され、上から見た場合に直線状となるように形成されている。すなわち、第1及び第2の配線62、63は、積層圧電体60の内部で積層圧電体60の積層方向に対し、それと垂直な方向に直線状に形成されている。
従って、第1の電極57と第1の配線62との接続部、及び第2の電極59と第2の配線63との接続部はそれぞれ直線状になっている。このため、第1の電極57と第1の配線62との接続部の面積及び第2の電極59と第2の配線63との接続部の面積を大きくすることができるとともに、各配線62、63それぞれの断面積を大きくすることができ、大電流を流すことができる。さらに、同じ断面積ならば、円形断面の場合よりも配線幅(配線62、63の幅)を従来よりも狭くすることができ、隣接した積層圧電体60との距離をより狭めることができ、積層圧電体60を2次元的に高密度に配置することが可能となる。その結果、印字ヘッド(インクジェット記録ヘッド)50をより高密度化することができる。
次に、このような積層圧電体60の製造方法について説明する。本実施形態では、圧電体層(圧電素子58)、電極層(第1、第2の電極57、59)及び第1、第2の配線62、63を、エアロゾル法によって堆積形成することにより積層圧電体60を2次元的に一括して形成する。
そこで、まずエアロゾル法の原理について説明する。図7は、エアロゾル法による成膜装置を示す模式図である。この成膜装置は、原料の粉体を収容するエアロゾル生成器72を有している。ここで、エアロゾルとは、気体中に浮遊している固体や液体の微粒子のことをいう。
エアロゾル生成器72には、キャリアガス導入部73、エアロゾル導出部74、振動部75が設けられている。キャリアガス導入部73から窒素ガス(N2 ) 等の気体を導入することによってエアロゾル生成容器72内に収容された原料の粉体が噴き上げられ、エアロゾルが生成される。その際に、振動部75によってエアロゾル生成容器72に振動を与えることにより、原料の粉体が攪拌され、効率よくエアロゾルが生成される。生成されたエアロゾルは、エアロゾル導出部74を通って成膜チャンバ76に導かれる。
成膜チャンバ76には、排気管77、ノズル78、可動ステージ79が設けられている。排気管77は、真空ポンプに接続されており、成膜チャンバ76内を排気する。エアロゾル生成容器72において生成され、エアロゾル導出部74を通って成膜チャンバ76に導かれたエアロゾルは、ノズル78から基板70に向けて噴射される。これにより、原料の粉体が基板70上に衝突して堆積する。基板70は、3次元に移動可能な可能ステージ79に載置されており、可動ステージ79を制御することにより、基板70とノズル78との相対的位置が調節される。
次に、このようなエアロゾル法によって図5に示したような積層圧電体60を形成する方法について説明する。
図8に、エアロゾル法によって積層圧電体60を形成する工程を順を追って示す。
まず、図8(a)のように、基板80を用意し、この上にエアロゾル法で電極層と圧電体層を交互に積層して行く。すなわち、基板80上に直接描画またはマスクを用いてパターニングして描画して、超微粒子化された圧電層形成用の圧電材料及び電極層形成用の導電材料を所望の形状で交互に堆積し、これを焼成して積層圧電体を形成する。
従って、本実施形態では、圧電材料と導電材料の2種類の超微粒子を基板80上に堆積させるため、エアロゾル法の原理を示す図7における混合容器72及びノズル74を2つ用意して、各ノズル74から交互に各材料の超微粒子を基板80上に噴射させて堆積させるようにしている。
なお、面内には、積層圧電体60が図4に示すように2次元マトリクス状に配置されるように、電極層のパターニングを2次元的に行う。
次に、図8(b)に示すように、基板80上に、1つのノズル74から導電材料を堆積して、第1の電極57を形成する。ここで電極層は、例えば、銀パラジューム(AgPd)を1層あたりの厚さを数μm程度に堆積させて形成される。
次に図8(c)のように、その上に他のノズル74から圧電材料を堆積して、圧電素子58の層(圧電体層)を形成する。圧電体層は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の圧電材料を1層あたりの厚さを10〜50μm程度に堆積させて形成される。ただし、このとき図8(c)に示すように、配線となるべき場所81は除いて圧電材料を堆積させるようにする。
次に、図8(d)に示すように、圧電素子58の層の中に空けておいた配線となるべき場所81に、1つのノズル74から導電材料を堆積して第1の配線62(図5参照)を形成する。
次に、図8(e)に示すように、その上に、第1の配線62に第2の電極59(図5参照)が接触しないための隙間部分62aを形成するために他のノズル74から圧電材料を堆積する。
次に、図8(f)に示すように、その上に他のノズル74から導電材料を堆積して、第2の電極59及び第1の配線62を形成する。そして、以下同様にして、2種類のノズルから圧電体層と電極層とを交互に堆積して行き、図5に示すような積層圧電体60が形成される。
ここで形成された積層圧電体60において、圧電素子58を挟む2つの電極(第1の電極57及び第2の電極59)は、一方が共通電極として、他方が個別電極として用いられる。
このように、本実施形態においては、圧電体層、電極層及び配線をエアロゾル法で堆積形成することにより一括して2次元に形成するようにしているため、従来のような素子の配置位置決めが不要となり、位置決め工数を減らし、製造コストを低減することができる。また、上述したようにエアロゾル法によって形成するため、堆積させる各層の厚さを充分薄くすることができるとともに、また配線等の位置決め精度を向上させることができる。
また、図6に示すように、配線を直線状に形成するようにしたため、配線幅を狭くすることができ、積層圧電体間隔を狭めることができ、積層圧電体を高密度に配置することが可能となる。また、断面積を大きくすることができ、大電流を流すことができるため、大きな圧力を積層圧電体に発生させることができ、その圧力によって高粘度インクの吐出も可能である。
さらに、このように2次元高密度化されたインクジェット記録ヘッド(印字ヘッド50)を用いて画像記録を行うことにより、画像解像度を向上させ、高画質の画像記録を行うことが可能となる。
図9に、積層圧電体の他の例を示す。これは、前述した図4に示すように連続して形成された複数の積層圧電体60を、図9中に矢印で示したように、各積層圧電体60の間を縦横にダイシング加工を施して、各積層圧電体60を機械的に分離したものである。
図9中に示した一点鎖線10A−10B線に沿った断面図を図10に示す。図10に示すように、この積層圧電体60は、各積層圧電体60の間を図に矢印で示すように、ダイシング加工等によって溝60aを形成したものである。この溝60aによって、各積層圧電体60は分離独立され、それぞれ独立に駆動される。
なお、上述した実施形態では、積層圧電体をエアロゾル法を用いて形成し、前述したように、配線と各電極層との接続部を直線状に(配線を積層圧電体の積層方向と垂直方向に直線状に)形成したが、このような積層圧電体を形成する方法は、エアロゾル法に限定されるものではなく、他の方法によって形成することも可能である。
また、配線をこのように直線状に形成せず、配線の断面が四角形となるように形成するようにしてもよい。
なお、他の実施例として、例えば図11に示すような側面に電極を有する積層圧電体であっても、これを側面電極をも含めてエアロゾル法で形成することができる。
すなわち、まず積層圧電体の最下層の圧電素子層を形成するとともにその両端の側面電極を圧電素子層と同じ厚み分だけエアロゾル法で形成する。次に、圧電素子層の上に個別電極層及び一方の側面電極との絶縁部及び両端の側面電極をエアロゾル法で同じ厚みで形成する。次に、その上に圧電素子層とその両端に側面電極を形成し、さらにその上に共通電極と今度は他方の側面電極との絶縁部及び両端の側面電極を形成する。
このようにして、積層圧電体を下の方から順番にエアロゾル法によって形成することができる。
以上、本発明の積層圧電体とその製造方法及びこれを用いたインクジェット記録ヘッドについて詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
本発明に係るインクジェット記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置の一実施形態の概略を示す全体構成図である。 印字ヘッドの構造例を示す平面透視図である。 圧力室の構造例を示す、図2中の3A−3B線に沿った断面図である。 本実施形態の積層圧電体の概略を示す斜視図である。 図4中の5A−5B線に沿った積層圧電体の断面図である。 図5に示した積層圧電体の斜視図である。 エアロゾル法による成膜装置を示す模式図である。 (a)〜(f)は、本実施形態における積層圧電体の製造工程を示す説明図である。 積層圧電体の他の例を示す斜視図である。 図9の10A−10B線に沿った断面図である。 従来の、側面から配線を引き出す積層圧電体の例を示す断面図である。 従来の、積層圧電体内部に貫通孔を設けてスルーホール配線を形成した例を示す断面図である。
符号の説明
10…インクジェット記録装置、12…印字部、14…インク貯蔵/装填部、16…記録紙、18…給紙部、20…デカール処理部、22…吸着ベルト搬送部、24…印字検出部、26…排紙部、28…カッター、30…加熱ドラム、31、32…ローラー、33…ベルト、34…吸着チャンバー、35…ファン、36…ベルト清掃部、40…加熱ファン、42…後乾燥部、44…加熱・加圧部、45…加圧ローラー、48…カッター、50…印字ヘッド、50a…ノズル面、51…ノズル、52…圧力室、53…インク供給口、54…圧力室ユニット、56…振動板、57…第1の電極、58…圧電素子、59…第2の電極、60…積層圧電体、62…第1の配線、63…第2の配線

Claims (6)

  1. 圧電体層と電極層が交互に積層され、前記電極層間を接続する配線が形成された積層圧電体であって、
    前記圧電体層、前記電極層及び前記配線が、エアロゾル法を用いて、堆積形成されたことを特徴とする積層圧電体。
  2. 圧電体層と電極層が交互に積層され、前記電極層間を接続する配線が形成された積層圧電体であって、
    前記配線が、前記圧電体層及び前記電極層と垂直な平面で、前記電極層との接触部が直線状となるように形成されたことを特徴とする積層圧電体。
  3. 前記圧電体層、前記電極層及び前記配線が、エアロゾル法を用いて、堆積形成されたことを特徴とする請求項2に記載の積層圧電体。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の積層圧電体を用いたことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  5. 請求項4に記載のインクジェット記録ヘッドを用いたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 基板または振動板上に、エアロゾル法を用いて、電極層、圧電体層及び前記電極層間を接続する配線を、前記電極と前記圧電体とを交互に積層するように、堆積形成した後、焼成して形成したことを特徴とする積層圧電体の製造方法。
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