JP2005268021A - 液晶表示装置のバックライト構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型にできる液晶表示装置のバックライト構造を提供する。
【解決手段】 液晶表示装置2の下面側に拡散シー29と導光板28と、該導光板28の側面に光源27とを備えた液晶表示装置のバックライト構造において、光源27の発光面27cを導光板28の上面28c側に向けて0〜33°の傾斜角αを持たせて傾斜させ、導光板28の上面28cを鏡面に形成すると共に、光源27を配設する側で、液晶表示装置2の表示領域Mの外に該当する導光板の上面の領域と、光源27の上部領域に反射手段(反射板31)を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は液晶表示装置のバックライト取付け構造に関する。
近年、液晶セルを用いた表示装置、時計、電話機、パソコンなどのあらゆる電子機器に搭載されている。このような電子機器にあって、特に時計や携帯電話などは夜間や暗所においても使用されるため、液晶表示装置を照明するバックライトを備えたものが多い。
図3は従来のバックライト付の液晶表示装置の一般的な構造を示したものである。このバックライト付液晶表示装置1は、液晶表示装置2とバックライト部3とを備え、これらが同一ケーシング4内に積層した状態で収納されている。液晶表示装置2は、透明電極膜が形成された上ガラス基板5aと下ガラス基板5bの間に液晶物質を封入し、上下のガラス基板5a、5bの上下面に偏光板6a、6bを設けた構成になっている。
バックライト部3は、光源となるLED7と、このLED7で発した光を導く導光板8とを備えている。前記導光板8は、透明なアクリル材料で形成され、その一側面8bに入射した光を内部に導くと共に、その下面に形成した複数の略半球状の凹部8aを設けた底面で光を上面側に反射させ、上方に配設した光拡散シート9を通して液晶表示装置2を均一に照明するために設けられている。前記LED7は、白色などの単一発光素子7aを備えたものや、赤、青、緑の3原色の発光素子を備えたものなど、用途に応じて適宜選択して使用される。また、これらのLED7を実装する回路基板10もケーシング4内に組み込まれる。また、液晶表示装置2や導光板8、LED7を収納するケーシング4は、その内面に反射機能を持たせるために白色のプラスチック材で形成し、内面側は光沢のある面に仕上げてある。このような構造のバックライト付液晶表示装置1にあっては、LED7の発光素子7aで発した光を導光板8内に有効に取り込むために、導光板8の側面8bの略中心部がLED7の発光素子7aの発光面と略同じ高さになるようにケーシング4等の厚みを調整して配設されている。
また、導光板8の底面に形成した複数の略半球状の凹部8aは、光入射側の側辺8bの側は凹部の大きさが小さく、且つ、粗になっており、奥の方にいくに従って大きく、且つ、密になっている。なお、上記のごとく略半球状の凹部8aを設けて光を上面側に反射させるもの、プリズムレンズ形状の三角形状の溝を設けて上面側に光を反射させるもの、など色々な手法が選択されている。また、導光板8の奥(光入射側の側面と反対側の側面)に行くに従って厚みを薄くし、底面に傾斜を設けた導光板を用いることも行われている。
上記の構成を取るバックライト付液晶表示装置1は、発光素子7aの発光した光が導光板8の側面8bから導光板8内に入射する。入射した光の一部は導光板8の底面に設けた凹部8aに反射され、その反射光が導光板8の上面から放射され、拡散シート9によって拡散されて液晶表示装置2に入射する。また、導光板8内に入射した光の一部は、反射機能を持つケーシング4の内面で反射され、その反射光が導光板8内を透過して上面から放射される。このようにして、発光素子7aから発光した光が無駄なく液晶表示装置2を照射するような構造になっている。そして、導光板8の底面に設けた凹部8aの大きさや、粗密の調整によって導光板8の上面から放射される光量がどの場所も均一になるようにしている。また更に、光の拡散シート9を介して全面的に均一な光量が液晶表示装置2に照射するようにしている。
最近の携帯電話などは色々な機能が付加されてきている。そして、バックライト構造を薄型に、且つ、小型にすることなどが求められてきている。このような中にあって、上記構造のバックライト部3を小さくするには、LED7の発光素子7aを導光板8の側面8bに少しでも近づけて発光素子7aと側面8bとの距離Lを小さくし、ケーシング4を小さくする必要がある。しかしながら、発光素子7aを側面8bに近づけると図4に示すような問題が生じる。図4は、図3におけるバックライト構造において、導光板8にLED7を近づけて発光させ、液晶表示装置2の上面側から見たときの照明の明るさを説明する説明図を示している。図4に示すように、液晶表示装置2のA部の所が極端に明るく、A部以外の所は均一な明るさが示される。これは、発光素子7aの一番近いところの導光板8の上記A部に相当する所に特に光が多く集まり(以降、光溜まりと表現することにする)、強い反射光が液晶表示装置2のA部の所に入射することによるものと推量される。即ち、発光素子7aからの直接光が、発光素子7aから近いところの導光板8の底面に設けた半球状の凹部8a近傍の特定の部分に光溜まりが生じ、余り散乱することなく液晶表示装置2側に放射されるから、特にA部の所が極端に明るくなると推量される。発光素子7aを導光板8の側面8bから徐々に遠ざけていくと、極端に明るくなったA部が液晶セル2の図中右端の方に移動し、最後に液晶表示装置から消え去るのが確認される。
以上の現象が起きることから、どうしても導光板8とLED7(または、発光素子7a)とに一定の距離が必要となっていた。そして、これが原因でケーシング4を小さくするのに限度があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、上記のような現象の発生を防止すると共に、バックライト部を小型にし、更に、均一な明るさの照明が得られるバックライト構造を見いだすことを目的としたものである。
上記の課題を解決するための手段として、本発明の請求項1に記載の発明は、液晶表示装置の下面側に拡散シートと導光板と、該導光板の側面に光源とを備えた液晶表示装置のバックライト構造において、前記光源の発光面を前記導光板の上面側に向けて傾斜させて配設したことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、前記導光板の上面は鏡面をなしていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、前記光源の発光面の傾斜角が0〜33°であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、前記光源を支持する枠体の光源の取付面が0〜33°傾斜していることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載の発明は、前記光源を配設する側で、前記液晶表示装置の表示領域外に該当する前記導光板の上面の領域と、前記光源の上部領域に反射手段を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載の発明は、前記光源がLEDであることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載の発明は、前記拡散シートには前記液晶表示装置の照明の明るさを均一にする手段を設けていることを特徴とするものである。
本発明の効果として、本発明では、光源の発光面を導光板の上面側に向けて傾けている。光源からの導光板に入射した光が導光板の上面側に向かって進むようにしている。そして、請求項2に記載の如く導光板の上面を鏡面にし、更に、請求項3に記載の如く傾斜角を0〜33°に設定することによって、導光板に入射した光の多くは、上面側に向かって進み、そして、鏡面からなる上面、即ち、上面での境界面で全反射を起こし、導光板の底面側や側面側に反射される。これらの反射光は、導光板の底面に設けた拡散・反射手段や、導光板と光源を支持する枠体の内面の反射手段などによって再び導光板の上面側に反射されて導光板から放射され、そして、拡散シートによって更に拡散されて液晶表示装置に放射される。光源からの直接光が導光板の上面で全反射することにより、光源の直接光が集中的に集まる所がなくなる。即ち、光溜まりする所がなくなる。このことより、液晶表示装置に従来発生した部分的に極端に明るくなる場所はなくなり、明るさが均一になる。更に、光溜まりを無くせることにより、光源を導光板に近接して配設できるのでバックライト部分の大きさを小さくすることができる。
本発明は、光源を0〜33°傾けるものであるが、この傾斜角の付勢は光源を支持する枠体の光源取付面を0〜33°傾けることによって容易に可能となる。枠体は白色顔料などを配合したプラスチック材を用い射出成形で形成する。角度形成が容易にできる。
また、本発明の請求項5に記載の発明の下では、液晶表示装置の表示領域外の部分から光が液晶表示装置に回り込むことがなくなる。光源に広い指向角を持ったLEDなどを使用すると、必ずしも全ての光が全反射されるものではなく、一部発光面の端の方の放射光は導光板を透過して液晶表示装置側に放射される。液晶表示装置の表示領域外に当たる領域の導光板の上面や光源の上部領域に反射手段を設けると、これらの光は反射されるので、液晶表示装置に入射する光は導光板の底面や側面から反射光のみとなり、明るさの均一化が図れる。この反射手段としては、反射率の高い反射板など公知のものを使用すれば良い。
また、本発明では、光源にチップ型のLEDを使用する。非常に小型のものであることからバックライト構造を小型にできる効果がある。
また、本発明の請求項7に記載の発明の下では、更に一層照明の明るさの均一化が図れる。明るさを均一にする手段としては、例えば、拡散シートに凹凸の模様が形成したものを用い、部分的に凹凸の大きさや粗密を調整して拡散度合いを調整する方法、拡散剤を配合したインクでシート上に印刷したものを用い、部分的に拡散剤の配合量などを調整して拡散度合いを調整する方法など、公知の方法が利用できる。
以下、本発明の最良の実施形態を図1、図2を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係るバックライト付液晶表示のバックライト構造を示した要部断面図を示しており、図2は図1のバックライト構造における作用・効果を説明する説明図を示している。なお、背景技術の従来例と同一構成部品は同一符合を付して説明する。本発明のバックライト付液晶表示装置20は、液晶表示装置2とバックライト部23とを備え、これらを支持する枠体24の中に積層した状態で収納されている。液晶表示装置2は、従来例と同じ仕様のものを使用しているのでここでの説明は省略する。
本発明のバックライト部23は、LEDからなる光源27と、この光源27で発した光を導く導光板28と、導光板28から放射された光を透過・拡散して液晶表示装置2に放射させる拡散シート29と、光源27の上部と導光板28の端部上面にまで連設して設けた反射板31とを備えている。導光板28は透明なアクリル材料で形成され、その上面28cは光沢のある鏡面仕上げがなされており、底面には複数の略半球状の凹部28aを形成している。この導光板28は、その一側面28bから光源27の光を内部に導くと共に、その底面に設けた凹部28aなどで光を上面側に反射させ、上方に配設した光拡散シート29に光を放射する働きをなす。本実施形態の導光板28は、その底面に略半球状の凹部28aを形成してあるが、これは、この凹部28aに入射した光を導光板28の上面28c側に拡散・反射させる働きをなす。拡散・反射させる形状としてはプリズムレンズ形状のような三角溝なども効果的であり、特に略半球状の凹部28a形状に限定するものではない。光源27はLEDを使用しているが、この光源27はFPCからなる回路基板30に取付けて、導光板28の側面28bに近接して設けている。更にまた、この光源27の発光面27cは導光板28の上面28c側を向いて傾斜しており、枠体24の回路基板30の取付面24b、即ち、回路基板30を介して光源27を取り付ける取付面24bを傾斜さすことによって発光面27cの傾斜が得られている。この光源27の発光面27cの傾斜(これは、光源27の傾斜でもあるが)は、発光面27cから発光した光を導光板28の上面28c側に向かって放射させるために設けていて、その傾斜角αは0〜33°の範囲に設定している。本実施形態の拡散シート29は、透明な樹脂シートの表面に無数の凹凸
を設けた凹凸面を有したものからなり、導光板28の側面28bから入射した光を透過させると共に、凹凸面で光を拡散(散乱)させて液晶表示装置2に放射させる働きをなしている。拡散シート29は、凹凸面を設けた樹脂シート以外に、散乱剤を分散した樹脂シートなども使用可能で、特に凹凸面を設けた樹脂シートに限定するものではない。
反射板31は、光源27の発光面27cから放射された光の一部を導光板28内に導くために設けるものであるが、本発明の反射板31は、光源27の上部のみならず光源27を配設した側の導光板28の上面の一部の領域まで及んで連設した反射板になっている。図1中、2本の一点鎖線で示した線m1、m2は液晶表示装置2の表示領域の境界線を示しており、Mはその表示領域幅を指している。表示領域の境界線m1は光源27が配設された側の境界線を示しているが、導光板28の上面の一部の領域まで及んで設けられる反射板31はこの境界線m1の所にまで及んで設けられている。これによって、光源27の配設される側においては、液晶表示装置2の表示領域外に向かって放射される光はこの反射板31で反射される。従って、表示領域外にある導光板28から光源27の発光した直接光が透過して液晶表示装置2側に回り込むことがなくなる。反射板31は反射率の高い表面を有したものであれば良い。例えば、薄いアルミ金属板、薄い金属板に高反射率のメッキを施したもの、フィルム上にアルミ箔を貼付けたもの、フィルム上に銀,アルミなどの金属蒸着膜を設け、透明コートで保護したもの、白色塗料を塗布したフィルムや薄い金属板、など色々なものが選択できる。この反射板31を導光板28及び枠体24に接着剤を介して接着固定して用いる。なお、反射板31は、本実施形態においては、導光板28の上面28cの一部と光源27を覆う連設した反射板を用いたが、導光板28の上面28cの一部を覆う反射板と光源27を覆う反射板とに別々に分けたものを使用しても構わない。
上記に述べた光源27、導光板28、拡散シート29、反射板31を枠体24に取付け、液晶表示装置2を積層することによって本発明のバックライト構造が得られる。枠体24は、その内面に反射機能を持たせるために、白色顔料などが入ったプラスチック材を用い、射出成形で形成している。そして、内面側は光沢のある面に仕上げ、回路基板30の取付面24bは0〜33°の傾斜角を持たせて形成する。枠体24の内側の光沢面は金型を鏡面仕上げすることによって成形時に金型から転写されて得られる。また、傾斜角は金型の形状を角度を持たせた形状にすることによって得られる。
次に、図2を用いて上記のバックライト構造の作用・効果を説明する。図2は本発明のバックライト構造における作用・効果を説明する説明図を示している。光源27の発光面27cはα度傾斜角を持って、導光板28の上面28c側に向けて配設してある。この発光面27cの傾斜角は光源27の傾斜角にもなっており、光源27をα度傾斜させることによって発光面27cの傾斜が得られる。この発光面27cの傾斜角αは0〜33°に設定する。今、発光面27cの中心点から直角に放射した光線をB2とすると、このB2の光線が導光板28に入射し、導光板28内を透過し、上面28cでの境界面に入射する。この境界面の入射点をP2とすると、入射点P2の入射角βは90°−α(傾斜角)になる。ここで、傾斜角αを0〜33°に設定すると、入射角βは57°〜90°の範囲となる。表面が鏡面なるプラスチック材は、光の入射角が53°〜56°(ブルスター角とも云う)で全反射を起こす。これは、プラスチック材の材質によって53°〜56°の範囲内で変わる。また、ガラスは入射角57°(ブルースター角)で全反射を起きす。従って、入射角が57°〜90°の範囲内になるように発光面の傾斜角を設定するとことによって、導光板28の上面28cでの境界面で全反射が起き、その反射光が導光板28の底面側や側面側に反射される。なお、図2中においては、発光面27cから放射された光線は導光板28の側面28bに入射するときに一旦屈折を起こすが、その屈折は省略して描いてある。
ここで、発光面27cの傾斜角αを上限値(33°)に近い角度に傾ける時は、B2の光線(発光面27cの中心点から直角に放射した光線)の境界面に入射する入射点P2の位置を、液晶表示装置2の表示境界線m1の位置にくるように設定するのが好ましい。このようにすると、図中において、B2の光線より上側に放射される光線B1は、導光板28の境界面に入射する入射点P1における入射角は全反射領域の入射角より小さくなる。がしかし、全て反射板31によって反射されて、B1’の反射光となって導光板28の底面側に反射される。また、B2の光線より下側に放射される光線B3は、導光板28の境界面に入射する入射点P3における入射角は全反射領域の入射角を持つため、境界面で反射されて、B3’の反射光となって導光板28の底面側に反射される。しかるに、発光面27cから放射された光の多くは導光板28の上面28cと反射板31に反射されることになる。B2の光線(発光面27cの中心点から直角に放射した光線)の境界面に入射する入射点P2の位置を、液晶表示装置2の表示境界線m1の位置にくるように設定するのは発光面27cの高さを調整することによって得られる。
一方、発光面27cの傾斜角αを下限値に近い方に設定すると、発光面27cから放射される光の殆どは、導光板28の上面28cでの境界面に入射する入射角が全反射領域の角度になるから、境界面で反射されるようになる。
以上のことから、光源27の発光面27cから放射される光の多くは、導光板28の上面28cや反射板31に反射され、この反射光が再び導光板28の底面に設けた凹部や枠体の反射内面に反射され、光の拡散を繰り広げて導光板28の上面28cから拡散シート28に放射される。従って、発光面27cからの直接光が導光板28の底面のLED近傍に設けた凹部に直接入射する光量が少なくなり、従来のバックライト構造で発生したような光溜まりなどが薄くなり、結果殆どなくなる。そして液晶表示装置2の均一な明るさの照明が得られる。
更に、本発明では拡散シート29に照明の明るさを均一に調整する手段を施してある。
また、拡散シート29に散乱剤を分散した拡散シートを用いて照明の明るさを均一にすることができる。散乱剤の分散量を部分的に少なくしたり、多くしたりして調整することが可能である。明るすぎる部分には拡散剤が多い条件のシートを用い、暗すぎる部分には拡散剤が少ない条件のシートを用いることで調整する。また、厚みなどを変化させても調整することができる。
尚、このような手段は明るささが最初から均一であれば特に用いる必要はない。
また、本発明においては、光源27としてチップ型LEDを用いている。チップ型LEDは非常に小型なものもあり、バックライト部23を小さくする上で非常に効果的に利用できる。LEDは放射する光に指向性を有する。液晶表示装置2の大きさによって、LEDの指向性の影響を受けて照明明るさが不均一になることも生じるが、しかしながら、本発明のバックライト構造は、拡散シート29に照明の明るさを均一に調整する手段を施してあることから、このような問題は生じない。
以上説明したことにより、本発明のバックライト構造は、光源27を導光板28の側面28bに近接して設けることができる。したがって、導光板28と光源27との配設距離を小さく押さえることができるので、バックライト部23の大きさを従来の構造のものよりかなり小型にできる。そして、液晶表示装置2の照明明るさも均一にできる。
本発明の実施形態に係るバックライト付液晶表示のバックライト構造を示した要部断面図である。 図1のバックライト構造における作用・効果を説明する説明図である。 従来のバックライト付の液晶表示装置の一般的な構造を示した要部断面図である。 図3におけるバックライト構造において、導光板8にLED7を近づけて発光させ、液晶表示装置2の上面側から見たときの照明の明るさを説明する説明図である。
符号の説明
2 液晶表示装置
20 バックライト付液晶表示装置
23 バックライト部
24 枠体
24b 取付面
27 光源
27c 発光面
28 導光板
28a 凹部
28b 側面
28c 上面
29 拡散シート
30 回路基板
31 反射板
M 表示領域
m1、m2 表示領域の境界線

Claims (7)

  1. 液晶表示装置の下面側に拡散シートと導光板と、該導光板の側面に光源とを備えた液晶表示装置のバックライト構造において、前記光源の発光面を前記導光板の上面側に向けて傾斜させて配設したことを特徴とする液晶表示装置のバックライト構造。
  2. 前記導光板の上面は鏡面をなしていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置のバックライト構造。
  3. 前記光源の発光面の傾斜角は0〜33°であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液晶表示装置のバックライト構造。
  4. 前記光源を支持する枠体の光源の取付面が0〜33°傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液晶表示装置のバックライト構造。
  5. 前記光源を配設する側で、前記液晶表示装置の表示領域外に該当する前記導光板の上面の領域と、前記光源の上部領域に反射手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液晶表示装置のバックライト構造。
  6. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液晶表示装置のバックライト構造。
  7. 前記拡散シートには前記液晶表示装置の照明の明るさを均一にする手段を設けていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置のバックライト構造。
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