JP2005266658A - カメラシステム及び交換レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の被写体に瞬時に焦点位置や焦点距離を合わせることができるカメラシステム及び交換レンズを提供する。
【解決手段】フォーカスレンズ群L1の位置を複数記憶することができるように、記憶セット操作部材61a,61bと位置記憶手段7a,7bを複数設ける。これと同様に、復帰操作部材91a,91bも複数設ける。また、位置記憶手段7a,7bに記憶したフォーカスレンズ群L1の複数の位置に対応して撮影距離を画像表示手段4に表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、予めセットしたフォーカス位置に、特定の操作によって瞬時に焦点を合わせることができるフォーカスプリセット機能を有したカメラシステム及び交換レンズに関するものである。
近年、自動焦点調節装置(オートフォーカス)を備えたカメラが普及し、初心者にとって面倒な焦点合わせをしなくても簡単に写真を撮影することができるようになり、撮影者層の拡大に寄与している。
一方、オートフォーカスによる撮影においては、測距にある程度の時間を要するとともに、所望の被写体が撮影位置に存在しなければ、合焦動作を行うことができないため、瞬時に焦点を合わせなければならない被写体に対しては、撮影のチャンスを逸する場合があった。
例えば、野球の撮影においてバッターを狙い撮影しているとき、1塁ランナーが2塁へ盗塁した際は、咄嵯に2塁に向けてカメラを向けて焦点を合わせる必要がある。このような撮影の際は、カメラは三脚に固定して撮影する場合が多く、従って、焦点を合わせたい距離も決まったものとなるので、咄嵯の時に、特定の距離に焦点が移動する機能があればとても重宝する。
その際は、あらかじめ、特定の距離の焦点の位置をセットしておき、必要な時にその位置に復帰させることが考えられる。
そこで、特許文献1に記載のレンズ鏡筒が提案されている。同公報のレンズ鏡筒は、予め自動焦点又は手動による合焦位置を記憶手段に記憶(以下、プリセットと呼ぶ)しておき、所望の被写体が撮影位置に入った瞬間に、記憶されている位置まで鏡筒を駆動して、測距動作を行うことなく合焦位置を再現する(以下、ゴーホームと呼ぶ)ようにしている(フォーカスプリセット機能)。このため、測距を行う必要がなく、所望の被写体に対して迅速な合焦が可能となる。
しかし、特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、予め特定の距離の焦点位置をフォーカスプリセットできたのは、1箇所であり、例えば、前述の例で言えば、2塁以外のピッチャーや外野手に焦点を合わせるときには、オートフォーカスに頼らざるを得ず、突然の状況変化への対応に限界があり、咄嗟の撮影に支障をきたしていた。
同じように、バッターのクローズアップ、画面内にピッチャーとバッターを写し込む場合、あるいは球場全景を写し込むというように、構図(ズーム位置)を変化させる場合にも毎回構図(ズーム位置)を決め直しているため、同様に咄嗟の撮影に支障をきたしていた。
特開平06−43353号公報
本発明の課題は、複数の被写体に瞬時に焦点位置や焦点距離を合わせることができるカメラシステム及び交換レンズを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、少なくとも一部の可動レンズ(L1,L2)が光軸方向に沿って移動可能な撮影光学系と、前記可動レンズを駆動する駆動部(1,10)と、前記可動レンズの位置を検出する可動レンズ位置検出部(3,30,35)と、任意の時点において前記可動レンズ位置検出部により検出された前記可動レンズの位置を複数記憶することができる可動レンズ位置記憶手段(7,7a,7b,61,61a,61b,22)と、前記可動レンズ位置記憶手段に記憶された複数の位置の中から選択された位置に前記駆動部により前記可動レンズを駆動して復帰させる可動レンズ復帰手段(91,91a,91b,22)と、を備えるカメラシステムである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラシステムにおいて、前記可動レンズ位置記憶手段(7,7a,7b,61,61a,61b,22)に前記可動レンズ(L1,L2)の位置を記憶した時点において撮影された記憶時画像、及び/又は、前記記憶時画像に相当する画像であって前記可動レンズ位置記憶手段に前記可動レンズの位置を記憶した時点における焦点距離及び撮影距離が等しい状態で撮影された記憶時相当画像を前記可動レンズ位置記憶手段に複数記憶した前記可動レンズの位置と関連付けて記憶する画像記憶部(5,5a,5b)と、前記画像記憶部に記憶された画像を前記可動レンズ位置記憶手段に複数記憶した前記可動レンズの位置との関連を持たせて表示する記憶情報表示部(4)と、を備えることを特徴とするカメラシステムである。
請求項3の発明は、カメラボディ(100)に対して着脱可能な交換レンズであって、少なくとも一部の可動レンズ(L1,L2)が光軸方向に沿って移動可能な撮影光学系と、前記可動レンズを駆動する駆動部(1,10)と、前記可動レンズの位置を検出する可動レンズ位置検出部(3,30,35)と、任意の時点において前記可動レンズ位置検出部により検出された前記可動レンズの位置を複数記憶することができる可動レンズ位置記憶手段(7,7a,7b,61,61a,61b,22)と、前記可動レンズ位置記憶手段に記憶された複数の位置の中から選択された位置に前記駆動部により前記可動レンズを駆動して復帰させる可動レンズ復帰手段(91,91a,91b,22)と、を備える交換レンズ(200〜290)である。
請求項4の発明は、請求項3に記載の交換レンズにおいて、前記可動レンズ位置記憶手段(7,7a,7b,61,61a,61b,22)に前記可動レンズ(L1,L2)の位置を記憶した時点において撮影された記憶時画像、及び/又は、前記記憶時画像に相当する画像であって前記可動レンズ位置記憶手段に前記可動レンズの位置を記憶した時点における焦点距離及び撮影距離が等しい状態で撮影された記憶時相当画像を前記可動レンズ位置記憶手段に複数記憶した前記可動レンズの位置と関連付けて記憶する画像記憶部(5,5a,5b)を備えること、を特徴とする交換レンズである。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)任意の時点において可動レンズ位置検出部により検出された可動レンズの位置を複数記憶することができる可動レンズ位置記憶手段と、可動レンズ位置記憶手段に記憶された複数の位置の中から選択された位置に駆動部により可動レンズを駆動して復帰させる可動レンズ復帰手段とを備えるので、例えば、可動レンズが合焦レンズである場合、別のピント位置で撮影をしている最中でも、復帰操作により、複数の所望のピント位置の被写体の撮影を素早く行うことができる。また、可動レンズが変倍レンズである場合、ズーミングによる複数の構図を予め記憶しておけば、別の構図で撮影をしている最中でも、復帰操作により、複数の所望の構図での撮影を素早く行うことができる。
(2)画像記憶部に記憶された画像を可動レンズ位置記憶手段に複数記憶した可動レンズの位置との関連を持たせて表示する記憶情報表示部を備えるので、可動レンズが合焦レンズである場合、間違いなく所望のピント位置の選択をすることができる。また、可動レンズが変倍レンズである場合、間違いなく所望の構図(ズーム位置)の選択をすることができる。
複数の被写体にそれぞれ瞬時に焦点位置や焦点距離を合わせることができるようにするという目的を、可動レンズの位置を複数記憶することにより実現した。
図1は、実施例1におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。
本実施例におけるカメラシステムは、交換レンズ200により得られる像を電子的に撮影する所謂デジタルスチルカメラのシステムであって、撮影レンズを含まないカメラボディ100と、カメラボディに対して着脱可能な交換レンズ200とを有した所謂一眼レフカメラシステムである。
なお、本発明は、本実施例のような一眼レフカメラシステムに限らず、撮影レンズを交換することができない一体型のカメラにも利用することができる。そこで、特許請求の範囲及び本明細書中において、「カメラボディ」というときには、一眼レフカメラシステムにおける撮影レンズを含まないカメラボディという意味とし、単に「カメラ」というときには、一眼レフカメラシステムにおけるカメラボディと撮影レンズを交換することができない一体型のカメラのいずれをも含む広義の意味として使用している。
記憶セット操作部材61は、フォーカスレンズ群L1(図2参照)の位置を記憶するときに操作される操作部材である。
記憶セット操作部材61は、4個の別個の押しボタンスイッチを有しており、これらのボタンのいずれかを押すことによって、そのときのフォーカスレンズ群L1の位置を位置記憶手段7に記憶(フォーカスプリセット)することができる。また、記憶セット操作部材61の4個の別個の押しボタンスイッチのそれぞれに対応して後述の位置記憶手段7が設けられており、これら4個の別個の押しボタンスイッチを押し分けることにより、4箇所のフォーカスレンズ群L1の位置、すなわち4箇所のピント(焦点)位置が記憶可能である。
復帰操作部材91は、記憶セット操作部材61を押すことにより後述の位置記憶手段7に記憶された位置にフォーカスレンズ群L1を復帰(ゴーホーム)させるときに使用する操作部材である。
復帰操作部材91は、記憶セット操作部材61と同様に4個の別個の押しボタンスイッチを有しており、これらを押し分けることによって、前述の記憶セット操作部材61を操作して予め記憶した4箇所のピント位置に選択的にフォーカスレンズ群L1を復帰させることができる。
以下の説明において、記憶セット操作部材61及び復帰操作部材91等により記憶及び復帰させるフォーカスレンズ群L1等の可動レンズの位置をポジションと呼ぶことにする。例えば、本実施例では、4ポジションの記憶をすることができることになる。
なお、本実施例における記憶セット操作部材61及び復帰操作部材91が有する押しボタンは、十字状に配置したが、これに限らず、例えば、直線的に配置してもよい。
図2は、実施例1のカメラシステムの構成を示す図である。
カメラボディ100は、画像表示手段4,AFモジュール8,カメラCPU21を有している。
また、交換レンズ200は、フォーカスレンズ群L1,フォーカス駆動機構1,フォーカス位置検出機構3,記憶セット操作部材61,位置記憶手段7,復帰操作部材91,レンズCPU22等を有している。
画像表示手段4は、カメラボディ100の背面に設けられており、CPU21からの指示に従い撮影した画像の表示及び各種情報の表示をすることができる記憶情報表示部である。また、本実施例における画像表示手段4は、液晶表示装置を使用している。
AFモジュール8は、交換レンズ200の撮影光学系から得た被写体像のデフォーカス量を求める位相差式のオートフォーカスモジュールである。
カメラCPU21は、主にカメラ側の機能及び動作を制御するカメラ側CPUである。
フォーカスレンズ群L1は、撮影光学系の一部を形成し、光軸方向の移動によってピント合わせが可能な可動レンズである。
フォーカス駆動機構1は、フォーカスレンズ群L1を移動させる駆動部である。
フォーカス位置検出機構3は、フォーカスレンズ群L1の光軸方向の位置を検出する可動レンズ位置検出部である。
記憶セット操作部材61は、フォーカスレンズ群L1のある特定の複数の位置を記憶させるための操作部材である。なお、記憶セット操作部材61は、図1に示したように、4つの押しボタンを有しているが、図2では、簡単のため記憶セット操作部材61a,61bの2つについてのみ示している。
位置記憶手段7は、フォーカスプリセット時のフォーカス位置検出機構3の出力値を記憶する記憶部である。なお、図2には、位置記憶手段7a,7bの2つを示しているが、記憶セット操作部材61と同様に本来は4つ示すべきところを、簡単のため2つのみ示している。また、図2には、記憶セット操作部材61a,61bに対応して位置記憶手段7a,7bを別々に設けている例を示しているが、これは1つの記憶手段により形成してもよい。
位置記憶手段7は、カメラシステム内に設けられていればよい。本実施例では、位置記憶手段7を交換レンズ200内に設けているので、位置記憶手段7を不揮発性のメモリとすることにより、撮影中に交換レンズ200を一旦カメラボディ100から取り外したり、異なったカメラボディを使用したりした場合であっても、プリセットした情報をそのまま利用することができる。
記憶セット操作部材61と位置記憶手段7及び後述のレンズCPU22により可動レンズ位置記憶手段が形成されている。
復帰操作部材91は、位置記憶手段7に記憶された複数の記憶位置にフォーカスレンズ群L1を選択的に復帰させるための操作部材である。なお、復帰操作部材91は、図1に示したように、4つの押しボタンを有しているが、図2では、簡単のため復帰操作部材91a,91bの2つについてのみ示している。
復帰操作部材91と後述のレンズCPU22により可動レンズ復帰手段が形成されている。
レンズCPU22は、交換レンズ200内の動作の制御を主に行う制御部である。レンズCPU22は、記憶セット操作部材61が押されると位置記憶手段7にフォーカスレンズ群L1の位置を記憶させる。
また、レンズCPU22は、復帰操作部材91が押されると、そのときのフォーカスレンズ群L1の位置と位置記憶手段7に記憶されているフォーカスレンズ群L1の位置とを比較し、必要な駆動量を演算してフォーカス駆動機構にフォーカスレンズ群L1を駆動する指示を与える。
また、レンズCPU22は、カメラCPU21と通信を行うことができ、位置記憶手段7に記憶されたフォーカスレンズ群L1の位置に関連する記憶情報をカメラCPU21へ伝えることができる(記憶情報伝達部として働く)。
次に、動作について説明する。
ここでは、野球の撮影で、2箇所ピント位置を記憶する場合を想定する。
撮影者は、1塁、又は、3塁横の撮影席において三脚にカメラ100と交換レンズ200を乗せて待機している。試合が始まる前に、撮影者は、2塁ベース、ピッチャーマウンドに対応したピントの位置を記憶させておく。そのために、撮影者は、オートフォーカス若しくはマニュアルフォーカスによって、2塁ベース、ピッチャーマウンドにそれぞれピントを合わせる。
ピントを合わせたら、撮影者は、それぞれのピント位置において記憶セット操作部材61a,61bを押す。
記憶セット操作部材61a,61bを押したときに、そのときのフォーカスレンズ群L1の位置をフォーカス位置検出手段3の検出値によって知り、それぞれの検出値を位置記憶手段7a,7bに記憶(フォーカスプリセット)する。
ここでは、一例として2塁ベースにピントを合わせて記憶セット操作部材61aを押し、ピッチャーマウンドにピントを合わせて記憶セット操作部材61bを押したとする。
その後、撮影をしていて、咄嵯に2塁での被写体を取り入れた撮影が必要になった場合、撮影者は、復帰操作部材91aを押す。また、ピッチャーにピントを合わせた撮影が必要な場合には、復帰操作部材91bを押す。それにより、位置記憶手段7a又は7bから、記憶した2塁のフォーカス位置のデータ又はピッチャーのフォーカス位置のデータを引き出し、フォーカス駆動機構1によりフォーカスレンズ群L1を予めフォーカスプリセットした位置(2塁上又はピッチャー)に駆動させる(ゴーホーム)。このゴーホーム時の駆動は、記憶したフォーカスレンズ群L1の位置に移動するだけであり、AFモジュール8による合焦動作を必要としないので、非常に高速に、かつ、確実に記憶した位置にピントを合わせることができる。
図3は、実施例1において、フォーカスプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。
本実施例では、位置記憶手段7に記憶されているフォーカスレンズ群L1の位置に関する情報を画像表示手段4に表示することができる。図3に示した例では、ポジション1〜3にフォーカスレンズ群L1の位置が記憶されており、撮影距離(=カメラの焦点面から被写体までの距離)がそれぞれについて表示され、まだ記憶されていないポジション4については未登録である旨の表示がされている。
本実施例のカメラシステムでは、4ポジションの記憶を行うことができるが、本実施例では、図3のように各ポジションの撮影距離等を表示するので、どのポジションにどのピント位置を記憶させているのかが明確になり、撮影時に混乱することなく、確実な操作を行うことができる。
また、表示は、カメラボディ100が有する画像表示手段4を利用するので、高価な表示装置を新たに設ける必要がなく、安価に製造することができる。
本実施例によれば、フォーカスレンズ群L1の位置を複数プリセットすることができ、その中から任意に選択した位置にゴーホームさせることができるので、より多くの撮影条件において咄嗟の場合にも的確に対応して撮影することができる。
また、各ポジションの撮影距離等を表示するので、プリセットした位置に関する情報を簡単かつ詳細に知ることができ、撮影時の使い勝手を向上させることができる。
図4は、実施例2のカメラシステムの構成を示す図である。
実施例2の交換レンズ220は、実施例1の交換レンズ200に対して画像記憶手段5a,5bを追加した形態であるので、実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
画像記憶手段5は、フォーカスプリセット時に同時に撮影した画像を記憶したポジションに関連付けて記憶する画像記憶部である。なお、図4では、位置記憶手段7a,7bに対応して画像記憶手段5a,5bの2つを示しているが、実施例1の位置記憶手段7と同様に本来は4つ示すべきところを、簡単のため2つのみ示している。また、図4には、画像記憶手段5a,5bを別々に設けている例を示しているが、これは1つの記憶手段により形成してもよいし、位置記憶手段7とともに1つの記憶手段により形成してもよい。さらに、画像記憶手段5に記憶する画像は、フォーカスプリセット時に同時に撮影した画像(記憶時画像)に限らず、フォーカスプリセットした位置にフォーカスレンズ群L1の位置がある状態で撮影した画像であれば、フォーカスプリセット後の別の時間に撮影した画像(記憶時相当画像)を記憶してもよい。
画像記憶手段5a,5bは、カメラシステム内ならば、どこに設けてもよい。
本実施例では、画像記憶手段5を、交換レンズ220内に設けているので、画像記憶手段5を不揮発性のメモリとすることにより、撮影中に交換レンズ220を一旦カメラボディ100から取り外したり、異なったカメラボディを使用したりした場合であっても、プリセット時に記憶した画像をそのまま利用することができる。
図5は、実施例2において、フォーカスプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。
本実施例では、位置記憶手段7に記憶されているフォーカスレンズ群L1の位置に関する情報と、これに関連付けて画像記憶手段5に記憶されている画像とを合わせて画像表示手段4に表示することができる。図5に示した例では、ポジション1〜3にフォーカスレンズ群L1の位置が記憶されており、撮影距離及び画像がそれぞれについて表示され、まだ記憶されていないポジション4については未登録である旨の表示がされている。
本実施例のカメラシステムでは、4ポジションの記憶を行うことができるが、本実施例では、図5のように各ポジションの撮影距離に加えて画像を表示するので、どのポジションにどのピント位置を記憶させているのかがより直感的に判り、より確実な操作を行うことができる。
本実施例によれば、各ポジションの撮影距離に加えて画像を表示するので、プリセットした位置毎にどのような撮影を行うことができるかが簡単に判り、撮影時の使い勝手をいっそう向上させることができる。
図6は、実施例3のカメラシステムの構成を示す図である。
実施例3は、変倍レンズ群L2について、その位置(ズーム位置)の記憶(ズームプリセット)及び記憶位置への復帰(ゴーホーム)を行うことができる。
実施例3の交換レンズ230は、実施例1のフォーカスプリセット及びゴーホームと同様な構成を変倍レンズ群L2について行う例であるので、実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
変倍レンズ群L2は、光軸方向の移動によって焦点距離を変化させる可動レンズである。
ズーム駆動機構10は、不図示のモータの駆動力により変倍レンズ群L2を移動させる駆動部である。
ズーム位置検出機構30は、変倍レンズ群L2の光軸方向の位置を検出する可動レンズ位置検出部である。
記憶セット操作部材61,位置記憶手段7,復帰操作部材91,レンズCPU22は、実施例1におけるフォーカスレンズ群L1の位置に関する動作に代わって変倍レンズ群L2の位置に関する動作をするという他は、実施例1と同様である。
記憶セット操作部材61が押されると、そのときの変倍レンズ群L2の位置を位置記憶手段7に記憶する。撮影者は、必要なときに復帰操作部材91を押すことにより、変倍レンズ群L2を記憶した位置に復帰させることができる。また、この変倍レンズ群L2の位置は、実施例1の場合と同様に4つまで記憶させることができ、その中から選択したポジションに復帰することができる。
この構成により、予め設定した構図、例えば、バッターのクローズアップ、画面内にピッチャーとバッターを納めた構図等、必要な構図を複数記憶することができ、咄嗟の場合の構図の変更が可能である。
なお、本実施例では、復帰操作部材91を操作することにより、変倍レンズ群L2を記憶した位置に復帰するようにしたが、復帰操作によってフォーカスレンズ群L1を駆動して記憶時の合焦状態とすることもできる。この場合、構図変更と共に合焦状態も調整されるので、より一層素早い撮影が可能となる。
図7は、実施例3において、ズームプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。
本実施例では、位置記憶手段7に記憶されている変倍レンズ群L2の位置に関する情報を画像表示手段4に表示することができる。図7に示した例では、ポジション1〜3に変倍レンズ群L2の位置が記憶されており、焦点距離がそれぞれについて表示され、まだ記憶されていないポジション4については未登録である旨の表示がされている。
本実施例のカメラシステムでは、4ポジションの記憶を行うことができるが、本実施例では、図7のように各ポジションの焦点距離等を表示するので、どのポジションにどのズーム位置を記憶させているのかが明確になり、撮影時に混乱することなく、確実な操作を行うことができる。
本実施例によれば、変倍レンズ群L2の位置について複数記憶及び復帰することができ、その焦点距離をポジション毎に画像表示手段4に表示するので、複数の構図を頻繁に切り替えて撮影するような場合の使い勝手をよくすることができる。
実施例4の交換レンズ240は、実施例3の交換レンズ230に対して画像記憶手段5a,5bを追加した形態であり、実施例1と実施例2との関係と同様な例であるので、実施例1〜3と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図8は、実施例4のカメラシステムの構成を示す図である。
画像記憶手段5は、ズームプリセット時に同時に撮影した画像を記憶したポジションに関連付けて記憶する記憶部である。
図9は、実施例4において、ズームプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。
本実施例では、位置記憶手段7に記憶されている変倍レンズ群L2の位置に関する情報と、これに関連付けて画像記憶手段5に記憶されている画像とを合わせて画像表示手段4に表示することができる。図9に示した例では、ポジション1〜3に変倍レンズ群L2の位置が記憶されており、焦点距離及び画像がそれぞれについて表示され、まだ記憶されていないポジション4については未登録である旨の表示がされている。
本実施例のカメラシステムでは、4ポジションの記憶を行うことができるが、本実施例では、図9のように各ポジションの焦点距離に加えて画像を表示するので、どのポジションにどのズーム位置を記憶させているのかがより直感的に判り、より確実な操作を行うことができる。
本実施例によれば、各ポジションの焦点距離に加えて画像を表示するので、プリセットした位置毎にどのような撮影を行うことができるかが簡単に判り、撮影時の使い勝手をいっそう向上させることができる。
図10は、実施例5のカメラシステムの構成を示す図である。
実施例5の交換レンズ250は、実施例1の交換レンズ200に対してズーム位置検出機構35を追加した形態であるので、実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
ズーム位置検出機構35は、変倍レンズ群L2の光軸方向の位置を検出する可動レンズ位置検出部である。
なお、ズーム位置検出機構35は、実施例3におけるズーム位置検出機構30とその機能は同様であるが、本実施例の交換レンズ250は、ズーム駆動機構によって変倍レンズ群L2をモータ駆動するのではなく、手動により変倍レンズ群L2の駆動を行うようになっている。
ズーム位置検出機構35により検出された変倍レンズ群L2の位置は、レンズCPU22へ送られ、フォーカスプリセット時には、フォーカスレンズ群L1の位置ともにそのときの変倍レンズ群L2の位置についても位置記憶手段7に記憶される。
次に、動作について説明する。
ここでは、野球の撮影を想定する。
撮影者は、1塁、若しくは3塁横の撮影席において三脚にカメラ100と交換レンズ250を乗せて待機している。試合が始まる前に、撮影者は、2塁にピントを合わせ、フォーカスプリセットをしておく。具体的には、撮影者は、オートフォーカス若しくはマニュアルフォーカスにて2塁にピントを合わせる。ピントを合わせたら、撮影者は、記憶セット操作部材61を押す。
記憶セット操作部材61を押した時に、そのときのフォーカスレンズ群L1の位置をフォーカス位置検出機構3の検出値によって知り、その検出値を位置記憶手段7に記憶する。これと同時に、そのときのズームレンズ群L2の位置をズーム位置検出機構35の検出値によって知り、その検出値を位置記憶手段7に記憶する。
その後、撮影者は、撮影の途中で咄嵯に2塁での被写体を取り入れた撮影が必要になった場合、復帰操作部材91を押す。復帰操作部材91を押すことにより、レンズCPU22は、位置記憶手段7から、記憶した2塁のフォーカス位置のデータを引き出し、フォーカス駆動機構1によりフォーカスレンズ群L1を予め設定した位置(2塁上)に駆動させようとする。このとき、例えば、記憶セット操作部材61を押して記憶したときのズーム位置がワイド(広角)側であり、復帰操作部材91を押して撮影しようとしているズーム位置が、記憶セット操作部材61を押して記憶したときのズーム位置よりもテレ(望遠)側であれば、ピントが甘い写真になってしまうことが十分考えられる。
この問題を解決するためには、例えば、フォーカスプリセットは、任意のズーム位置で可能であっても、ゴーホーム時のズーム位置がフォーカスプリセット時のズーム位置よりテレ側にある場合は、ゴーホーム動作を行わないようにするとよい。
以上のようにすることによって、撮影者は、ズームレンズにおいても、咄嵯での2塁の撮影に対応することができる。
図11は、実施例5において、フォーカスプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。
この図11には、4箇所のフォーカスプリセット位置(ポジション1〜4)を表示している。各々、位置記憶手段7に格納された撮影距離及び焦点距離を表示している。なお、ポジション4は、未登録状態の例である。
撮影者は、この画像表示手段4に表示される情報を見ることによって現在の設定状態を把握でき、意図する撮影を確実に行うことができる。
特に、撮影距離に加えて焦点距離を表示しているので、フォーカスプリセット時のズーム位置よりテレ側にある場合にゴーホームさせようとしてしまうことを未然に防止することができる。また、現時点におけるズーム位置においてゴーホームしてもピントがずれた写真となるおそれの無いポジションと、ゴーホームするとピントがずれた写真となる可能性の高いポジションとを区別して表示(表示色を変えたり、反転表示する等)するようにしてもよい。
本実施例によれば、フォーカスプリセットしたポジション毎に撮影距離に加えて焦点距離を表示するので、現在の設定状態を正確に把握でき、意図する撮影を確実に行うことができる。
また、表示されたフォーカスプリセット時の焦点距離を参照し、ゴーホームを行うときの焦点距離をフォーカスプリセット時の焦点距離よりも望遠側とならないようにすることにより、ピントがずれた写真となることを防止することができる。
実施例6〜実施例9は、記憶セット操作部材の具体的な形状のみを変更した例である。したがって、以下の実施例6〜実施例9の説明は、記憶セット操作部材についてのみ説明する。なお、この実施例6〜実施例9に示す例は、ピント位置の記憶として説明しているが、ズーム位置を記憶する実施例3,4を含めて、上述の実施例1〜5のいずれに適用してもよい。
図12は、実施例6におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。
複数の位置を記憶させるための記憶セット操作部材62は、4方向に押し込み可能な十字キー方式の押しボタンスイッチが設けられ、4箇所のピント位置が記憶可能である。また、複数の記憶位置にフォーカスレンズ群L1を選択的に復帰させるための復帰操作部材92は、同じように4方向に押し込み可能な十字キー方式の押しボタンスイッチが設けられ、前述の予め記憶した4箇所のピント位置に復帰が可能である。
図13は、実施例7におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。
ダイアル83により、予め記憶させるポジションを設定し、記憶セット操作部材63の押しボタンを押すことにより、複数のピント位置が記憶可能である。
また、フォーカスレンズ群L1を復帰させるためには、同じようにダイアル83により、予め記憶されたポジションを設定し復帰操作部材93の押しボタンを押すことにより、前述の予め記憶した複数のピント位置に選択的に復帰が可能である。
例えば、ダイアル83によりポジション1を選択して、あるピント位置を記憶し、次に、ダイアル83によりポジション2を選択して別のピント位置を記憶可能である。
復帰する場合には、ダイアル83をポジション1にセットすれば、ポジション1に記憶されたピント位置に復帰し、ポジション2にセットすればポジション2に記憶されたピント位置に復帰する。ポジションの選択はダイアルに限られず、スライドスイッチ、押しボタン等の採用も可能である。
図14は、実施例8におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。
複数の位置を記憶させるための記憶セット操作部材64は、押しボタンスイッチを使用し、所定時間内に押しボタンを押した回数でポジションを識別し、複数のピント位置が記憶可能である。例えば、押しボタンスイッチを所定時間内に2回押せば、ポジション2に、所定時間内に3回押せばポジション3にピント位置が記憶される。
複数の記憶位置にフォーカスレンズ群L1を選択的に復帰させるための復帰操作部材94は、同じように押しボタンスイッチを使用し、所定時間内に押しボタンを押した回数でポジションを識別し、それぞれ複数記憶されたピント位置に復帰が可能である。例えば、押しボタンスイッチを所定時間内に2回押せば、ポジション2に、所定時間内に3回押せばポジション3に記憶されたピント位置に復帰する。
図15は、実施例9におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。
複数の位置を記憶させるための記憶セット操作部材65は、押しボタンスイッチを使用し、所定時間内に押しボタンを押した回数でポジションを識別し、複数のピント位置が記憶可能である。例えば、所定時間内に押しボタンスイッチを1回押せば、ポジション1に、所定時間内に2回押せばポジション2にピント位置が記憶される。この実施例9では、記憶可能なピント位置は2箇所である。
複数の記憶位置にフォーカスレンズ群L1を選択的に復帰させるための復帰操作部材95は、光軸まわりの回転リングであり、所定の回転角だけ左右に回転可能であり、手を離すとばねにより中立位置に復帰する。この復帰操作部材95を右方向(カメラ背面側から見て右回転する方向)に回転させれば、ポジション1に記憶されたピント位置に復帰し、左方向(カメラ背面側から見て左回転する方向)に回転させれば、ポジション2に記憶されたピント位置に復帰する。
なお、この実施例9において、記憶セット操作部材65は、実施例8で説明した方式と同じもので説明したが、上述の他の実施例に示した記憶セット操作部材を採用してもよい。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、撮影距離、焦点距離、画像を記憶及び表示する例を示したが、これらの実施例における表示の組み合わせは一例であって、自由に組み合わせを変えてもよい。例えば、画像のみを表示するようにしてもよいし、撮影距離、焦点距離、画像を全て表示してもよい。
(2)各実施例において、記憶した可動レンズの位置に関する情報を、カメラ背面の液晶表示装置からなる画像表示手段に表示する例を示したが、これに限らず、例えば、画像を含まない撮影距離や焦点距離等の情報のみであれば、メインパネル、ファインダ内等のカメラの他の表示部を利用してもよい。
(3)実施例9を除く各実施例において、記憶セット操作部材と復帰操作部材は同じ方式のものを使用する例を示したが、これに限らず、例えば、これらを適宜組み合わせてもよいし、各実施例に示した以外の形態であってもよい。
(4)各実施例において、記憶セット操作部材と復帰操作部材のいずれもレンズ鏡筒に設けた例を示したが、これに限らず、カメラシステム内に設けられていればよい。例えば、記憶セット操作部材と復帰操作部材のどちらか一方、あるいは両方がカメラボディに設けられていてもよい。
(5)各実施例において、復帰操作部材が有する複数のスイッチを選択的に使用することにより、複数記憶された記憶位置の中から選択した位置にフォーカスレンズ群L1,変倍レンズ群L2を復帰させる例を示したが、これに限らず、例えば、画像表示手段4に表示された複数のポジションの中から、復帰操作部材を操作したときにフォーカスレンズ群L1,変倍レンズ群L2を復帰させるポジションを選択的に予め指定するようにしてもよい。また、記憶セット操作部材を操作したときに記憶されるポジションについても、同様に予め指定してもよい。このようにすることにより、復帰操作部材の構造を簡単にすることができる。
(6)各実施例において、画像表示手段4は、撮影距離、焦点距離、画像等の記憶した情報を表示する例を示したが、記憶した情報を表示するだけに限らず、例えば、ゴーホームを行ったときに選択されたポジションを他のポジションと区別して表示(表示色を変えたり、反転表示する等)してもよいし、表示されたポジションからキー操作、又は、タッチパネル等により直接選択してゴーホームさせるようにしてもよい。
実施例1におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。 実施例1のカメラシステムの構成を示す図である。 実施例1において、フォーカスプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。 実施例2のカメラシステムの構成を示す図である。 実施例2において、フォーカスプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。 実施例3のカメラシステムの構成を示す図である。 実施例3において、ズームプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。 実施例4のカメラシステムの構成を示す図である。 実施例4において、ズームプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。 実施例5のカメラシステムの構成を示す図である。 実施例5において、フォーカスプリセットをしている状態における画像表示手段4の表示例を示す図である。 実施例6におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。 実施例7におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。 実施例8におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。 実施例9におけるカメラシステムの交換レンズ及びカメラボディの一部の外観を示した図である。
符号の説明
L1 フォーカスレンズ群
L2 変倍レンズ群
1 フォーカス駆動機構
3 フォーカス位置検出機構
4 画像表示手段
5,5a,5b 画像記憶手段
7,7a,7b 位置記憶手段
8 AFモジュール
10 ズーム駆動機構
21 カメラCPU
22 レンズCPU
30,35 ズーム位置検出機構
61,61a,61b 記憶セット操作部材
91,91a,91b 復帰操作部材
100 カメラボディ
200,220,230,240,250,260,270,280,290 交換レンズ

Claims (4)

  1. 少なくとも一部の可動レンズが光軸方向に沿って移動可能な撮影光学系と、
    前記可動レンズを駆動する駆動部と、
    前記可動レンズの位置を検出する可動レンズ位置検出部と、
    任意の時点において前記可動レンズ位置検出部により検出された前記可動レンズの位置を複数記憶することができる可動レンズ位置記憶手段と、
    前記可動レンズ位置記憶手段に記憶された複数の位置の中から選択された位置に前記駆動部により前記可動レンズを駆動して復帰させる可動レンズ復帰手段と、
    を備えるカメラシステム。
  2. 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、
    前記可動レンズ位置記憶手段に前記可動レンズの位置を記憶した時点において撮影された記憶時画像、及び/又は、前記記憶時画像に相当する画像であって前記可動レンズ位置記憶手段に前記可動レンズの位置を記憶した時点における焦点距離及び撮影距離が等しい状態で撮影された記憶時相当画像を前記可動レンズ位置記憶手段に複数記憶した前記可動レンズの位置と関連付けて記憶する画像記憶部と、
    前記画像記憶部に記憶された画像を前記可動レンズ位置記憶手段に複数記憶した前記可動レンズの位置との関連を持たせて表示する記憶情報表示部と、
    を備えることを特徴とするカメラシステム。
  3. カメラボディに対して着脱可能な交換レンズであって、
    少なくとも一部の可動レンズが光軸方向に沿って移動可能な撮影光学系と、
    前記可動レンズを駆動する駆動部と、
    前記可動レンズの位置を検出する可動レンズ位置検出部と、
    任意の時点において前記可動レンズ位置検出部により検出された前記可動レンズの位置を複数記憶することができる可動レンズ位置記憶手段と、
    前記可動レンズ位置記憶手段に記憶された複数の位置の中から選択された位置に前記駆動部により前記可動レンズを駆動して復帰させる可動レンズ復帰手段と、
    を備える交換レンズ。
  4. 請求項3に記載の交換レンズにおいて、
    前記可動レンズ位置記憶手段に前記可動レンズの位置を記憶した時点において撮影された記憶時画像、及び/又は、前記記憶時画像に相当する画像であって前記可動レンズ位置記憶手段に前記可動レンズの位置を記憶した時点における焦点距離及び撮影距離が等しい状態で撮影された記憶時相当画像を前記可動レンズ位置記憶手段に複数記憶した前記可動レンズの位置と関連付けて記憶する画像記憶部を備えること、
    を特徴とする交換レンズ。
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