JP2005265686A - データ校正方法および校正データの提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被計測物の性状に応じて得られる変換係数に従ってセンサの出力値を変換した計測値を求める計測器において、変換係数を求める被計測物のサンプリング時に遡って計測値を求めることが可能な計測器の校正方法および校正データの提供方法を提供する。
【解決手段】 被計測物の特性を計測するセンサと、被計測物の性状に応じて求められた変換係数に従ってセンサの出力値を変換した計測値を求める演算手段とを備えた計測器に対して、被計測物をサンプリングして性状分析に供すると共に、サンプリング時点におけるセンサの出力値、変換係数および出力値から演算して求められる計測値の少なくとも二つを記憶し、性状分析の結果に基づき被計測物をサンプリングした時点での記被計測物の性状に応じた新たな変換係数に従ってサンプリング時点以降の計測値を求める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、計測器に対するデータ校正方法および校正データの提供方法に係り、特に、被計測物の特性を計測するセンサと、前記被計測物の性状に応じて求められた変換係数に従って前記センサの出力値を変換した計測値を求める演算手段を備えた計測器におけるデータ校正方法および校正データの提供方法に関する。
一般に計測器は、原器(基準原器)や所定の物理量を基準として校正がなされる。例えば、被測定物の長さを測るノギスや、質量を量る質量計は、それぞれメートル原器、キログラム原器を基準として校正される。或いは温度計、気圧計、電圧・電流計等の計測器は、それぞれ基準となる物理量が定められており、その物理量を基準として校正される。
このような計測器に対して、例えば被計測水に含まれる懸濁物の濃度を測定する懸濁物濃度計にあっては、計測対象となる被計測水に含まれる懸濁物質の性状が計測対象毎に異なることが多く、それ故、懸濁物濃度計を校正する基準濃度となる原水(原器)を予め用意することが難しい。
このため懸濁物濃度計にあっては、専らJISに規定される乾燥重量法等を用いて、被計測水に含まれる懸濁物濃度を予め求め、計測器がこの懸濁物濃度を指示するように該計測器の変換係数の校正が行われる。ちなみにJISに規定される乾燥重量法は、計測対象となる被計測水をサンプリングし、この被計測水を濾過して得られた懸濁物を乾燥させた後、その質量を測定し、被計測水の単位容積当たりに含まれる懸濁物の質量として被計測水の濁りの度合いを得るものである。そして、測定した単位体積当たりに含まれる懸濁物の質量から被計測水の懸濁物濃度を求める検量線(変換係数)を得て、計測器を校正する。この種の計測器としては、センサから検出される出力値を逐次保持しておき、日々の変化(トレンド)をとる計測装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで被計測水の単位体積あたりに含まれる懸濁物の質量は、例えば分析センタ等の分析機関で行われる。このためサンプリングした被計測水を分析するには、一般に数日間が必要とされる。具体的に分析に係る日数は、被計測水をサンプリングしてその被計測水を分析する分析センタへ搬送するため数時間以上、通常は1日以上を要し、更にこの分析センタで被計測水に含まれる懸濁物質量を計測するのに最短で2日間の計3日間程度以上の日数が必要である。勿論、測定現場に附属の分析実験室で被計測水に含まれる懸濁物質量を計測したとしても、分析センタへの搬送日数が減るだけであって、JISに規定する乾燥重量法によりその特性を分析するための2日間が必要である。
こうして求められた検量線(変換係数)を用いて懸濁物濃度計を校正したとき、被計測物の性状に変化がなければ被計測水の懸濁物濃度を正しく計測することができる。具体的には、懸濁物濃度計の検出部から出力される検出値と、演算部により補正されて計測器から出力される計測値の経時変化を示すグラフを参照して説明する。
例えば被計測水を計測したセンサから検出される出力値が図8の実線に示すように変化したとする。また上述したようにして得られた懸濁物濃度計の補正係数が[a1]であったとする。すると懸濁物濃度計の演算部は、センサから検出された出力値に補正係数[a1]を掛けて計測値を求める。つまりセンサから検出される出力値が図8の実線に示すように変化したとすると、懸濁物濃度計の計測値は、図8の一点鎖線に示すように変化することになる。
次に懸濁物濃度計の校正を行うべく時刻[t1]のとき、被計測水Mを汲み上げて分析センタで、正しいMLSS濃度を求めることができる新たな補正係数[a2]を得る。この補正係数を得るには、上述したようにある程度の分析日数(性状分析期間[TA])が必要である。そして分析センタで得られた新たな補正係数[a2]をセンサから検出された出力値に掛けて計測値を求める。すると懸濁物濃度計からは、新たな補正係数[a2]を適用した以降の計測値が出力されて、図8の二点鎖線に示すようになる。
特開平11−353019号公報
しかしながら上述した懸濁物濃度計のように、所定の手段により被計測水の性状に応じた変換係数を求め、この変換係数に従ってセンサの出力値を変換して計測値を得る計測器にあっては、被計測水中に含まれる懸濁物濃度は、一般には一定ではなく常に変動している。それが故に、サンプリングと校正を行う日では懸濁物濃度が異なっているため、サンプリング時の分析情報を元に校正することができないと言う問題があった。また、被計測物の性状に変化があるとき、つまり、変換係数を変更しなければならない場合、少なくともサンプリング時からその性状を分析している間に計測器の記憶部に保持された計測値は、不正な値である。それ故、計測器の記憶部に保持された計測値の情報を用いて、計測値の時間変化を表す所謂トレンドグラフを作成した場合、少なくともサンプリング時から新しく変換係数を求めて計測を開始するまでの間にそのグラフに示された情報は、被計測対象物の実際値と異なるという問題が生じる。つまり前述した懸濁物濃度計の計測値が図8に示すように変化した場合、少なくとも被計測水Mの性状を分析している間(性状分析期間[TA])は、誤った変換係数[a1]によって変換された計測値が懸濁物濃度計から出力されるという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、被計測物の性状に応じて得られる変換係数に従ってセンサの出力値を変換した計測値を求める計測器において、より正確な計測結果を得るために変換係数を求める被計測物のサンプリング時に遡って、前記計測器の変換係数を変更して計測値を求めることが可能な計測器の校正方法および校正データの提供方法を提供する。
上述した目的を達成するため、本発明に係る計測器の校正方法にあっては、被計測物の特性を計測するセンサと、前記被計測物の性状に応じて求められた変換係数に従って前記センサの出力値を変換した計測値を求める演算手段とを備えた計測器に対して、
前記被計測物をサンプリングして性状分析に供すると共に、この被計測物のサンプリング時点における前記センサの出力値、前記変換係数および前記計測値の少なくとも二つを記憶し、
前記性状分析の結果が得られたとき、その分析結果に基づき前記被計測物をサンプリングした時点での前記被計測物の性状に応じた新たな変換係数を求め、
サンプリング時点における前記センサの出力値またはそれ以前の変換係数に従って求めた計測値と上記新たな変換係数に従って前記サンプリング時点以降の計測値を求めることを特徴としている。
上述のデータ校正方法によれば、前記被計測物をサンプリングして性状分析した後、その分析結果を用いて新たな変換係数を求め、サンプリング時点における前記センサの出力値またはそれ以前の変換係数に従って求めた計測値と上記新たな変換係数に従ってサンプリング時点以降の計測値を求めているので、サンプリング時点以降の計測値を正しく校正した計測値として提供することができる。
つまり前述したように、基準となる標準物質や原器がなく、かつ常に物理量(濃度)に変動があるような被計測物に対しても、サンプリング時の特性に基づいてデータ校正するため、従来には難しかったデータ校正を確実に行うことができ、更にサンプリング時〜分析〜校正までの期間のデータを無駄にすることなく有効な計測値を得ることができる。
尚、[センサ出力値×変換係数=計測値]の関係があるので計測器には、被計測物のサンプリング時点における前記センサの出力値、前記変換係数および前記計測値の少なくとも二つを記憶しておけばサンプリング分析の情報を基に該計測器の校正を行うことができる。
好ましくは前記センサの出力値および前記計測値は、時系列に順次記憶されて、データ校正に用いる情報として与えられることが望ましい。したがって、上述のデータ校正方法によれば、新たな変換係数に従ってサンプリング時点に遡って、記憶されたサンプリング時点以降の前記センサの出力値から計測値を求め、この求められた計測値を、トレンドデータとして得ることができる。勿論、[センサ出力値×変換係数=計測値]の関係があるのでサンプリング以前の古い変換係数で求められた計測値から、センサの出力値を逆算した後、新しい変換係数を適用して正しいトレンドデータを得ることもできる。
特に前記センサは、懸濁液中の懸濁物の濃度を測定する濃度センサであって、前記性状分析は、JISに規定される乾燥重量法により上記懸濁液の懸濁物濃度を分析するものとして構成される。
また、本発明に係る計測器の校正データの提供方法にあっては、被計測物の特性を計測するセンサと、前記被計測物の性状に応じて求められた変換係数に従って前記センサの出力値を変換した計測値を求める演算手段とを備えた計測器に対して、
前記被計測物をサンプリングして性状分析に供すると共に、この被計測物のサンプリング時点における前記センサの出力値、前記変換係数および前記計測値の少なくとも二つを記憶し、
前記性状分析の結果が得られたとき、その分析結果と、記憶した前記サンプリング時点での前記出力値と変換係数とから求めた計測値または前記記憶した計測値とを比較して前記サンプリング時点での前記被計測物の性状に応じた新たな変換係数を求め、
サンプリング時点における前記センサの出力値と上記新たな変換係数に従って前記サンプリング時点以降の前記センサの出力値またはそれ以前の変換係数に従って求めた計測値から計測値を求める校正データとして前記計測器に提供することを特徴としている。
上述の校正データの提供方法にあっては、与えられた校正データに従ってサンプリング時点以降の計測値を求めることが可能となる。
また、前記変換係数は、所定の通信回線を介して前記計測器に提供されることを特徴としている。
この校正データの提供方法にあっては、所定の通信回線を介して計測器に校正データを提供する。このため計測器に校正データを入力することなく、サンプリング時点以降の計測値を求めることが可能となる。
好ましくは、所定の通信回線に接続されて前記変換係数および前記センサの出力値を該通信回線を介して受け取るサーバを備え、
前記サーバは、前記センサの出力値および前記計測値を時系列に順次記憶し、この記憶した前記センサの出力値を前記変換係数に従って、前記サンプリング時点以降の計測値を求め、求めた計測値を所定の前記通信回線を介して前記計測器に送出して、該計測器に前記サンプリング時点以降の計測値を更新しながら表示することが望ましい。
上述の校正データの提供方法によれば、前記サーバは前記センサが出力した出力値を前記ネットワークを介して受け取って順次記憶すると共に、被計測水をサンプリングして得られた新たな変換係数も前記通信回線を介して受け取って保持する。そして記憶した前記センサの出力値を新たな変換係数で演算して得られた計測値を前記通信回線を介して前記計測器に伝送して、該計測器に新たな変換係数を用いて変換された計測値を表示する。また計測器は、前記サーバに保持されたサンプリング時点以降の計測値、すなわちトレンドデータも表示することができる。
以上説明したように、本発明のデータ校正方法においては、被計測物をサンプリングして性状分析に供すると共に、この被計測物のサンプリング時点における前記センサの出力値、前記変換係数および前記計測値の少なくとも二つを記憶し、前記性状分析の結果が得られたとき、その分析結果に基づき前記被計測物をサンプリングした時点での被計測物の性状に応じた新たな変換係数を求め、この新たな変換係数に従って前記サンプリング時点以降の前記センサの出力値から計測値を求めているので、サンプリング時に遡って計測値を出力させることが可能となる。
また、本発明のデータ校正方法において前記センサの出力値は、前記計測器において各サンプリング時点の情報に対応付けて順次記憶されるものとしている。それ故、トレンドデータを出力させる等の場合であっても、上述した新たな変換係数に従って前記サンプリング時点以降の計測値を求めているので、サンプリング時に遡って計測値を出力させることができる。
具体的には、前記センサの出力値が時系列的に記憶部されると共に、この記憶された前記センサの出力値に対応付けて前記サンプリングした時点の情報が記憶される。したがって、上述のデータ校正方法によれば、サンプリング時点に遡って、記憶されたサンプリング時点以降の前記センサの出力値から新たな変換係数に従って計測値を求め、この求められた計測値を、トレンドデータとして得ることができる。勿論、[センサ出力値×変換係数=計測値]の関係があるのでサンプリング前の古い変換係数で求められた計測値から、センサ出力を逆算した後、新しい変換係数を適用して正しいトレンドデータを得ることもできる。
特に本発明におけるデータ校正方法を懸濁液中の懸濁物の濃度を測定する濃度センサに適用した場合、懸濁液中の懸濁物の濃度を求めるために長時間を有するような計測器であっても、上述した新たな変換係数に従って前記サンプリング時点以降の計測値を求めているので、サンプリング時に遡って正しい計測値を出力させることができる。
また、本発明に係る校正データの提供方法においては、前記被計測物をサンプリングして性状分析に供すると共に、この被計測物のサンプリング時点における前記センサの出力値、前記変換係数および前記計測値の少なくとも二つを記憶し、前記性状分析の結果が得られたとき、その分析結果に基づき前記被計測物をサンプリングした時点での被計測物の性状に応じた新たな変換係数を求め、この新たな変換係数に従って前記サンプリング時点以降の計測値を求める校正データとして前記計測器に提供している。このため計測器は、この校正データを用いることによって、サンプリング時に遡って計測値を出力させることが可能となる等の実用上多大なる効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係るデータ校正方法および校正データの提供方法に関し、図面を参照しながら説明する。
図1は被計測水に含まれる懸濁物の濃度を被計測水に照射した光によって計測する光学式濁質濃度計であって、本発明の一実施形態に係るデータ校正方法が適用される計測器である。尚、図1は本発明における実施形態の一例を示すものであって、図1によって本発明の範囲が制限されるものではない。
この図において1は、被計測水Mに含まれる懸濁物濃度を計測するセンサであり、このセンサにより検出された懸濁物濃度を示す検出信号が後述する計測器本体10に与えられるようになっている。
このセンサ1は、計測対象となる被計測水Mの中に発光部と受光部とがそれぞれ挿入されて、発光部が被計測水Mの中に光を照射する一方、この光を受けた受光部が出力する検出信号のレベルから被計測水Mに含まれる濁質の濃度を計測する。この種の光学式濁質濃度計には、透過光型、散乱光型および反射光型がある。
透過光型の光学式濁質濃度計は、原理的には図2に示すように発光部2により駆動されて被計測水Mにレーザ光を照射するレーザダイオード3と、所定の間隔をあけてこのレーザダイオード3と対峙する位置に受光部(透過光受光部)5を位置付けた透過光センサが用いられる。この透過光センサは、被計測水Mを透過する光、即ち、被計測水Mに含まれる濁質(粒子)によって遮られる光の遮蔽度を透過光受光部5が受光した光のレベルとして検出するものである。
一方、散乱光型または反射光型の光学式濁質濃度計は、図3に示すように発光部2により駆動されて被計測水Mにレーザ光を照射するレーザダイオード3と、このレーザダイオード3が被計測水Mに照射した光を直接受けることなく、被計測水Mに存在する濁質によって散乱または反射された光(散乱光または反射光)を受光する部位に位置付けられた散乱光受光部6または反射光受光部7を備えて構成される。
これら各受光部5,6,7が受光した光(光信号)は、該受光部5,6,7と計測器本体10とを接続する光ファイバ8によって計測器本体10の検出部11に伝送される。この検出部11は、光ファイバ8によって伝送された光信号を受けて、この光信号のレベルに応じた電気信号のレベルに変換する役割を担っている。また計測器本体10には、この検出部11が変換した電気信号のレベル(検出値)を受けて後述する所定の演算を施す演算部12と、この演算部12が演算して得られた計測値を表示する表示部13および、検出部11が変換した電気信号のレベル(検出値)を保持する記憶部14が備えられている。ちなみに表示部13は、演算部12が演算した計測値をリアルタイムに表示するもので、例えば液晶表示板(LCD)等の表示装置からなる。
一方、演算部12には、検出部11が検出して得られた値を補正する変換係数12aが保持される。また記憶部14は、検出部11が出力した電気信号のレベル(検出値)を任意の時間、或いは所定の時間周期で順次保持するようになっている。この記憶部14に保持された検出値は、後述する被計測物(被計測水M)の特性に応じて演算部12に保持された変換係数12aに従って演算部12が変換することで、被計測水Mの懸濁物濃度(計測値)を得るようになっている。
この変換係数12aは、サンプリングした被計測水を、例えば分析センタ20に搬送し、この分析センタ20においてJISに規定される乾燥重量法によって得られた分析結果に基づいて生成される。具体的に分析センタ20では、持ち込まれた被計測水Mを濾過して得られた懸濁物を乾燥器21によって乾燥させる。乾燥して得られた懸濁物は、質量を計測する質量計測器22により計量される。質量計測器22によって得られた懸濁物の質量は、乾燥器21によって乾燥させた被計測水の容積で除されて懸濁物濃度を算出する濁度演算部23に与えられる。
変換係数12aは、上述したようにして求められた懸濁物濃度と、懸濁物濃度計が計測して表示する計測値とが正しくなるように演算部12が補正(換算)する係数であり、検出部11が出力した電気信号のレベル、即ちセンサ1の受光レベルと、被計測水Mの懸濁物濃度とを対応付ける検量線を得るものである。この検量線は、散乱光型センサまたは反射光型センサにおいて、検出部11が出力した電気信号のレベルが例えば[S]であり、上述した乾燥重量法により求められた懸濁物濃度が[M1]であれば、図4に示すように傾きが[M1/S]で原点を通る直線となる。懸濁物濃度計は、この検量線を用いて検出部11が出力した電気信号のレベルに相当する懸濁物濃度を測定値として出力する。
また計測器本体10には、分析センタ20で分析して得られた被計測水Mの懸濁物濃度を取り込む入力部15が設けられている。この入力部15から入力される懸濁物濃度は、上述したようにして検量線を求めて演算部12が演算する変換係数12aとなる。また計測器本体10には、演算部12の演算により得られた計測値を出力する出力部16が設けられている。この出力部16は、記憶部14に保持されたセンサ1の検出信号のレベルを上述した変換係数12aにより演算部12が補正した値、即ち計測値を出力するものである。具体的に出力部16は、ディスプレイ、記録計(ペンレコーダ)またはプリンタ等からなり、例えば計測器本体10が測定した被計測水Mの懸濁物濃度の時間的変化(トレンド)を出力することができるようになっている。
概略的には上述したように構成された計測器において、本発明に係るデータ校正方法および校正データの提供方法が特徴とするところは、被計測物をサンプリングし、その性状分析の結果が得られたとき、その分析結果に基づき前記被計測物をサンプリングした時点での被計測物の性状に応じた新たな変換係数を求め、この新たな変換係数に従って前記サンプリング時点以降の計測値を求める点にある。
このような特徴ある本発明に係るデータ校正方法および校正データの提供方法についてより詳細に説明する。
図5は、懸濁物濃度計の検出部11から出力される検出値と、演算部12により補正されて計測器本体10から出力される計測値のそれぞれの経時変化を示すグラフである。この図において実線は、検出部11から出力される検出値の経時変化を示すものであり、一点鎖線および二点差線は、検出部11が出力した検出値に演算部12が保持する変換係数12aを掛けて得られた信号の経時変化を示すものである。
ここに上述したようにして求められた被計測水Mの変換係数が[a1]であったとする。この変換係数[a1]は、被計測水Mの性状分析の結果得られた懸濁物濃度が[M1]であり、そのとき検出部11から出力される検出信号のレベルが[S]であったとすると、[a1=M1/S]として求められる値である。このとき懸濁物濃度計は、検出部11から出力された検出値が[C]であるとすれば、この変換係数[a1]を用いて計測値を[a1*C]として求めることができる。
さて、検出部11から出力された検出値は、被計測水Mに含まれる懸濁物濃度の変化に伴って、その値が変化する。演算部12は、検出部11が出力した検出値を補正して得られた計測値を予め入力部15から入力された変換係数12aに従って表示部13および出力部16から出力する。そうして得られた計測値は、図5の一点鎖線に示すように被計測水Mに含まれる懸濁物濃度の変化に伴ってその値が変化する曲線となる。
ここで時刻[t1]のとき、被計測水Mに対する変換係数を求めるため被計測水Mをサンプリングしたとする。そして被計測水Mの性状を分析するべく、上述したJISに規定さえる乾燥重量法を適用する。この分析は、例えば分析センタ20等に搬入して行うものであって、前述したように通常、数日間の日程が必要である。この分析に要する期間を性状分析期間[TA]とする。そして分析の結果、得られた被計測水Mに対する新たな変換係数は、入力部15から入力されて演算部12に与えられる。
上述したように被計測水Mを性状分析した結果、得られた懸濁物濃度が[M2]であり、そのとき検出部11から出力される検出信号のレベルが[S]であったとすると、新たな変換係数[a2]を[a2=M2/S]として求めることができる。このときの検量線の傾きは、図4に示すように変換係数[a1]と異なる。それ故、検出部11から出力される検出信号のレベルが同一であったとしても、計測される懸濁物濃度は異なった値となる。したがって、このとき懸濁物濃度計は、検出部11から出力された検出値が[C]であるとすれば、この変換係数[a2]を用いて計測値を[a2*C]として求めることができる。つまり懸濁物濃度計から出力される計測値は、新たに得られた変換係数[a2]によって補正された値となり、図5の二点鎖線に示すように被計測水Mに含まれる懸濁物濃度の変化に伴ってその値が変化する曲線となる。
更に演算部12は、求めた新たな変換係数[a2]を被計測水Mをサンプリングした時刻[t1]に遡って、この時刻[t1]以降に記憶部14に保持された検出値から新たな計測値を算出する。具体的に演算部12は、記憶部14に保持された検出値を用いて計測値の経時変化を表すトレンドデータを得る場合、時刻[t1]までは変換係数[a1]を用い、時刻[t1]以降は、上述したようにして求めた新たな変換係数[a2]を適用して計測値を求める。
つまり演算部12は、記憶部14に保持されている時刻[t1]から[t2]まで間のデータを補正すべく、被計測水をサンプリングした時刻[t1]に遡って、新たな変換係数[a2]を適用する。この新たな変換係数[a2]を適用して得られた計測値は、[a2*C]となる。このようにして得られた計測値は、図5の二重線に示すように被計測水Mをサンプリングした時刻[t1]以降に新たな変換係数[a2]が適用されて正しい計測値となる。そうして性状分析期間[TA]に変換係数[a1]が適用された誤差を含む計測値(一点鎖線)は、トレンドデータから削除される。
尚、被計測水Mのサンプリング周期は、被計測水Mの濁質変化を適切に捉えることができる周期とすればよい。つまり計測対象となる被計測水Mの濁質が短時間で変化する場合は、被計測水Mのサンプリング周期を短くし、一方、被計測水Mの濁質の経時変化が少ない場合は、被計測水Mのサンプリング周期を長くすればよい。
また上述した実施形態にあっては、記憶部14には、変換係数およびセンサが検出したセンサ出力値を変換係数によって変換した計測値を保持するようにしてもよい。この場合の変換係数は、記憶部14に保持された計測値を出力値で除することによって得ることができる。つまり、[センサ出力値×変換係数=計測値]の関係があるので記憶部14に保持するデータは、センサから検出される出力値と、変換係数または計測値のうち、少なくとも二つを保持しておけばよい。このデータを記憶部14を保持させておけば、いずれの値も演算して求めることが可能である。
尚、上述した実施形態は、分析センタにおいて被計測水Mを分析して得られた新たな変換係数を例えば電話等により通知し、この変換係数を受け取った担当者が新たな変換係数を懸濁物濃度計に入力する方法であったが、所定の通信回線を用いて分析センタが分析した結果を懸濁物濃度計に直接与えるように構成してもよい。具体的に本発明の別の実施形態に係る校正データの提供方法を図6に示すブロック図を参照しながら説明する。尚、この図において上述した実施形態と同一の機能を有する部位には、同符号を付し、その説明を省略する。
ここに本発明に係る校正データの提供方法に係る別の実施形態が、上述した実施形態と異なるところは、計測器本体10の入力部15に替えて、ネットワークインタフェース部17を設けた点、分析センタ20が分析して演算部23が求めた変換係数を通信回線9に出力するネットワークインタフェース部24を設けた点、これらネットワークインタフェース部17,24が接続された所定の通信回線、例えば通信回線(インターネット)9を利用してサンプリングして得られた被計測水Mに対する新たな変換係数を懸濁物濃度計に伝送する点にある。
つまり、分析センタ20では、持ち込まれた被計測水Mを濾過して得られた懸濁物を乾燥器21によって乾燥させる。そして乾燥して得られた懸濁物は、質量を計測する質量計測器22により計量される。この質量計測器22によって得られた懸濁物の質量は、乾燥器21によって乾燥させた被計測水の容積で除されて懸濁物濃度を算出する濁度演算部23に与えられる。このようにして得られた懸濁物濃度は、分析センタ20のネットワークインタフェース部24および通信回線9を介して伝送され、計測器本体10のネットワークインタフェース部17を経て、演算部12の変換係数12aとして与えられる。ちなみに通信回線9は、公衆電話交換網やインターネット等の回線である。
したがって本発明の別の実施形態に係る校正データの提供方法によれば、分析センタ20で分析された被計測水Mに対する懸濁物濃度計の変換係数を遅滞なくこの懸濁物濃度計に伝送し、変換係数を設定することができる。それ故、懸濁物濃度計の変換係数を人間系を介すことなく設定でき、それ故、常に最新の変換係数による計測値を表示させることができる。同時に計測器本体10内の記憶部14は、検出部11から出力される検出値を時系列で保持しているので、サンプリング時点以降の検出値を、例えばトレンドデータとして正しい値に変換した計測値を出力することが可能となる。
或いは、本発明に係る更に別の実施形態は、例えば図7のブロック図に示すように、分析センタ20および計測器本体10と通信回線9を介して通信可能なサーバ30を設けた構成に適用してもよい。このサーバ30は、詳細は後述するが計測器本体10の演算部12および記憶部14の機能を持たせたものであり、計測器本体10を簡易に構成することを可能とするものである。尚、この図において上述した実施形態と同機能を有する部位には、同符号を付し、その説明を略述する。
具体的に計測器本体10には、検出部11、表示部13およびネットワークインタフェース部17が設けられたものとなっている。
一方、サーバ30には、通信回線9を介して分析センタ20からの変換係数および計測器本体10と後述する各種データの授受を行うネットワークインタフェース部31が設けられている。またサーバ30には、センサ1が検出した検出信号に応じたレベルの信号を検出部11が電気信号のレベル(検出値)に変換した信号を、計測器本体10のネットワークインタフェース部17、通信回線9およびサーバ30のネットワークインタフェース部31を介して受け取り、その値を保持するサーバ記憶部32が設けられている。このサーバ記憶部32は、被計測水Mをサンプリングした水を分析センタ20が分析して得られた変換係数を、分析センタ20のネットワークインタフェース部24、通信回線9およびサーバ30のネットワークインタフェース部31を介して受け取り保持するようになっている。
またサーバ30には、サーバ記憶部32に保持したセンサ出力値に、同じサーバ記憶部32に保持した補正係数を適用して正しい計測値を求める演算部33が設けられている。そしてサーバ30は、求めた計測値を、サーバ30のネットワークインタフェース部31、通信回線9および計測器本体10のネットワークインタフェース部17を介して表示部13に表示させる。
また所定の期間における懸濁物濃度の履歴をトレンドデータとして出力させたい場合は、計測器本体10に設けられた入力部15からトレンドデータの出力要求を通信回線9を介してサーバ30に要求する。するとこの要求を受けたサーバ30は、該サーバ30内のサーバ記憶部32に保持された被計測水Mの変換係数33aと、サンプリング時点でのセンサ出力値または変換係数により求めた計測値の履歴情報とを用いて、演算部33で演算を施したトレンドデータを作成し、通信回線9を介して計測器本体10へ送出する。計測器本体10は、サーバ30から送出されたトレンドデータを受けて表示部13に表示したり、図示しないプリンタ等からトレンドデータを出力する。
詳しくは、サーバ30の演算部33が行う演算は、性状分析の結果得られた新たな変換係数を用いてサンプリング時点以降の検出部のセンサ出力値から正しい計測値を求めるものである。
かくして、このように構成された本発明に係る校正データの提供方法によれば、計測器が計測したセンサ出力値と、このセンサ出力値に対応付けられた変換係数をサーバ30の記憶部32に時系列的に保持している。そのため計測器本体10に記憶部および演算部を設ける必要がない。そのため、計測器本体10を例えばハンディーターミナルのような簡便な装置として構成することも可能である。
また、計測値の補正をサーバ30の演算部33により行わせているため、演算部33の機能を向上させることで、高度な分析を行わせることも可能であり、演算結果を計測器本体10に通信回線9を介して伝送させることも可能である等実用上多大なる効果を奏する。
更に上述した本発明に係るデータ校正方法および校正データ提供方法によれば、被計測物をサンプリングして性状分析した後、その分析結果を用いて新たな変換係数を求め、この新たな変換係数に従ってサンプリング時点以降の計測値を求めているので、サンプリング時点以降の計測値を校正することができる。したがって、本発明に係るデータ校正方法および校正データ提供方法は、性状分析に時間がかかる計測器に適用することで、正確な計測値を得ることが可能である。
また、センサが検出した出力値および前記計測値は、時系列に順次記憶されるものとしている。
具体的には、前記センサから出力されるセンサ出力値および前記計測値は、時系列的に記憶される。したがって、上述のデータ校正方法によれば、新たな変換係数に従ってサンプリング時点に遡って、記憶されたサンプリング時点以降の検出部の検出値から計測値を求め、この求められた計測値をトレンドデータとして得ることが可能となる。
このため本発明に係るデータ校正方法および校正データ提供方法によれば、被計測物の性状を分析すべくサンプリングした時点以降は、求められた新たな変換係数に従って計測値を求め、この求められた計測値を例えばトレンドデータとして得ることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るデータ校正方法および校正データの提供方法が適用される測定器の構成を示すブロック図であって、計測器被計測水に含まれる懸濁物の濃度を被計測水に照射した光によって計測する光学式濁質濃度計を示す。 図1に示すセンサとして適用される透過光型の光学式濁質濃度計の概略構成を示すブロック図である。 図1に示すセンサとして適用される散乱光型および反射光型の光学式濁質濃度計の概略構成を示すブロック図である。 検出信号のレベルと懸濁物濃度との関係を示す検量線を表すグラフである。 懸濁物濃度計の検出部から出力される検出値と、演算部により補正されて計測器から出力される計測値の経時変化を示すグラフである。 本発明の別の実施形態に係る校正データの提供方法が適用される測定器の構成を示すブロック図である。 本発明の更に別の実施形態に係る校正データの提供方法が適用される測定器の構成を示すブロック図である。 従来の懸濁物濃度計の検出部から出力されるセンサ出力値と、演算部により補正されて計測器から出力される計測値の経時変化を示すグラフである。
符号の説明
1 センサ
10 計測器本体
11 検出部
12 演算部
13 表示部
14 記憶部
15 入力部
16 出力部
20 分析センタ
21 乾燥器
22 質量計測器
23 濁度演算部

Claims (6)

  1. 被計測物の特性を計測するセンサと、前記被計測物の性状に応じて求められた変換係数に従って前記センサの出力値を変換した計測値を求める演算手段とを備えた計測器に対して、
    前記被計測物をサンプリングして性状分析に供すると共に、この被計測物のサンプリング時点における前記センサの出力値、前記変換係数および前記計測値の少なくとも二つを記憶し、
    前記性状分析の結果が得られたとき、その分析結果に基づき前記被計測物をサンプリングした時点での前記被計測物の性状に応じた新たな変換係数を求め、
    前記サンプリング時点以降の前記センサの出力値または前記サンプリング時点以前の変換係数に従って求めた計測値から、前記サンプリング時点に遡ってこの新たな変換係数に従って新たに計測値を求めることを特徴とする前記計測器に対するデータ校正方法。
  2. 前記センサの出力値および前記計測値は、時系列に順次記憶されるものである請求項1に記載のデータ校正方法。
  3. 前記センサは、懸濁液中の懸濁物の濃度を測定する濃度センサであって、前記性状分析は、JISに規定される乾燥重量法により上記懸濁液の懸濁物濃度を分析するものである請求項1に記載のデータ校正方法。
  4. 被計測物の特性を計測するセンサと、前記被計測物の性状に応じて求められた変換係数に従って前記センサの出力値を変換した計測値を求める演算手段とを備えた計測器に対して、
    前記被計測物をサンプリングして性状分析に供すると共に、この被計測物のサンプリング時点における前記センサの出力値、前記変換係数および前記計測値の少なくとも二つを記憶し、
    前記性状分析の結果が得られたとき、その分析結果に基づき前記被計測物をサンプリングした時点での前記被計測物の性状に応じた新たな変換係数を求め、
    前記サンプリング時点以降の前記センサの出力値または前記サンプリング時点以前の変換係数に従って求めた計測値から前記サンプリング時点に遡ってこの新たな変換係数に従って新たに計測値を求める校正データとして前記計測器に提供することを特徴とする校正データの提供方法。
  5. 前記変換係数は、所定の通信回線を介して前記計測器に提供されることを特徴とする請求項4に記載の校正データの提供方法。
  6. 所定の通信回線に接続されて前記変換係数および前記センサの出力値を該通信回線を介して受け取るサーバを備え、
    前記サーバは、前記センサの出力値および前記計測値を時系列に順次記憶し、
    この記憶した前記センサの出力値を前記変換係数に従って、前記サンプリング時点以降の計測値を求め、
    求めた計測値を所定の前記通信回線を介して前記計測器に送出して、該計測器に前記サンプリング時点以降の計測値を表示させることを特徴とする請求項4に記載の校正データの提供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007278942A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Daihatsu Diesel Mfg Co Ltd ミスト濃度検出装置の検査装置
WO2022080102A1 (ja) * 2020-10-12 2022-04-21 ソニーグループ株式会社 サーバシステム、情報処理システム、データ取得クライアント端末、データ解析クライアント端末、及び情報処理方法

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