JP2005264668A - 竪平葺屋根における雪止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、竪平葺屋根において施工する雪止め具の取付け作業を、安全かつ迅速に行うために、作業性の良い雪止め具を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、羽根板1の上辺部及び左右両側辺部を内側方向に曲折した鍔縁部を形成するとともに下辺部2には外側方に曲折した鍔縁部を形成し、この羽根板の一側面部に基端部6を固着7した一方の挾着板5を設け、この挾着板に相対して前記羽根板の他側面部に基端部15に設けた斜孔16に挿通して止着した他方の挾着板14を設け、この両挾着板の前側部及び後側部間にはそれぞれ螺子12,12を架設し、この螺子の基端部は一方の挾着板部に固着し、この螺子の他端部には雌螺子13を他方の挾着板の外側に装着し、位置移動自在の他方の挾着板と一方の挾着板との中間部に竪平葺部分を嵌挿し固定するように成るものである。
【選択図】 図3



Description

本発明は、竪平葺屋根における雪止め具に関するものである。
従来、竪平葺屋根において施工する雪止め具の取付け作業は、急勾配の高所において両手を使用して行う困難な手作業であるため、作業者の現場における作業がし易くかつ迅速に行うことができる作業性のよい金具の出現が望まれていた。
特開2000―199311号公報 特許第3062458号公報 特許第3345278号公報
本発明は、このような要求にかなう竪平葺屋根専用の雪止め具を提供することを目的とするものである。
本発明は、羽根板の上辺部及び左右両側辺部を内側方向に曲折した鍔縁部を形成するとともに下辺部には外側方に曲折した鍔縁部を形成し、この羽根板の一側面部に基端部を固着した一方の挾着板を設け、この挾着板に相対して前記羽根板の他側面部に基端部に設けた斜孔に挿通して止着した他方の挾着板を設け、この両挾着板の前側部及び後側部間にはそれぞれ螺子を架設し、この螺子の基端部は一方の挾着板部に固着し、この螺子の他端部には雌螺子を他方の挾着板の外側に装着し、位置移動自在の他方の挾着板と一方の挾着板との中間部に竪平葺部分を嵌挿し固定するように成るものである。
竪平葺屋根において作業者は、本雪止め具の取付け固定の作業をすべて片手指先で行うことができることになるから、安全かつ迅速に作業を完了するとができ、作業効率の良い経済性のある施工となる。
取付け固定した本雪止め具の羽根板は、その全周縁部における前後の曲折構成によって強度を補強しているから、積雪時の滑落力に対して十分耐久性のある金具となる。
いま竪平葺屋根において本雪止め具を取付け施工するときは、予め開口状態にある左右の挾着板間に竪平葺部分を挾合した後、片手指先で両挾着板の前側部の上辺部を抑えて、親指で他方の挾着板を一方の挾着板方向に移動する。
すると、他方の挾着板は、その基端部の斜孔の下端に位置していた螺子が上端位置に移動し、その前側部及び後側部は円孔上の螺子の位置を内側方に移動し、またその下辺部の凸起部が竪平葺部分に当接することになるから、その位置において前記螺子上のナットを緊締すれば、両挾着板によって竪平葺部分を挟み込むようになる。
また、ナットによる緊締時には予め両挾着板間の螺子上に任意形状の薄板材を介装して両挾着板間隔を調整しておくことによって、竪平屋根部分にかかる積雪荷重による屋根板の切損,破断や屋根板塗装の剥離を防止することができるようになる。
1は適当巾と高さの形状に成る羽根板で、この羽根板の周縁部においては、下辺部2は外側方向に曲折し、上側辺部3は内側方向に曲折した鍔縁部を形成し、これにより羽根板の強度を補強するとともに安定性をよくする。
4は前記羽根板1の内側中央部に形成した凸面部で、この凸面部は補強部となる。
5は前記羽根板1の凸面部4の一側面部に直角に曲折した基端部6を固着7した一方の挾着板で、この挾着板は中間部に凹溝部8を形成して前側部9と後側部10とに分かれる。
11,11は前記一方の挾着板5の前側部9及び後側部10にそれぞれ設けた角孔で、この角孔には螺子12,12の基端部に設ける角形部がそれぞれ嵌合して螺子の動きを停止するが、この螺子が回動しないようにするためには当該螺子の基端部を挾着板5の側面部に溶着又はかしめ止めする。
14は前記羽根板1の凸面部の他側面部に直角に曲折した基端部15に設けた斜孔16及び螺子17を介して調整固定する他方の挾着板で、この挾着板は中間部に凹溝部18を形成して前側部19と後側部20とに分かれる。
21,21は前記他方の挾着板14の前側部19及び後側部20にそれぞれ設けた円孔で、この円孔には前記螺子12,12のボルト部が嵌挿して、挾着板14の外側で雌螺子13,13にて緊締する。
22,23は前記左右の両挾着板5,14の各前側部8,16の上辺部に外開き状に形成した摘み部で、この両摘み部を片手指先をかけてワンタッチで開閉し得るようになる。
24,24は前記左右挾着板5,14の後側部10,20の上側部に設けた長孔で、この長孔は必要に応じて使用するサービス用のものである。
25・・は左右に相対する前記両挾着板5,14の前側部9,19及び後側部10,20の下辺部にそれぞれ間隔をおいて内曲げして設けた凸起部で、この凸起部の間には凹部26・・を形成して凹凸形状を交互に設けている。
なお、前記左右両挾着板5,14間をワンタッチで開閉口する手段としては、前記した各前側上辺部に外開きの摘み部を設けて指先がかけ易くかつ作動し易くする構成のほか、螺子12,12上に弾機を介装するなど任意の構成がある。
全体の正面図 全体の背面図 全体の平面図 全体の一部断面の右側面図 要部の左側面図 全体の背斜視図
符号の説明
1 羽根板
2 下辺部
3 上側辺部
5 一方の挾着板
6 基端部
8 凹溝部
9 前側部
10 後側部
12,12 螺子
14 他方の挾着板
15 基端部
16 斜孔
17 螺子
18 凹溝部
22,23 摘み部
24,24 長孔

Claims (2)

  1. 羽根板の上辺部及び左右両側辺部を内側方向に曲折した鍔縁部を形成するとともに下辺部には外側方に曲折した鍔縁部を形成し、この羽根板の一側面部に基端部を固着した一方の挾着板を設け、この挾着板に相対して前記羽根板の他側面部に基端部に設けた斜孔に挿通し止着した他方の挾着板を設け、この両挾着板の前側部及び後側部間にはそれぞれ螺子を架設し、この螺子の基端部は一方の挾着板部に固着し、この螺子の他端部には雌螺子を他方の挾着板の外側に装着し、位置移動自在の他方の挾着板と一方の挾着板との中間部に竪平葺部分を嵌挿し固定するように成ることを特徴とする竪平葺屋根における雪止め具。
  2. 左右両挾着板は中間に凹溝部を形成して前側部と後側部に分け、この両挾着板の前側部上辺部に外開き状の摘み部を設けて成る請求項1に記載した竪平葺屋根における雪止め具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007309009A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Harada:Kk 屋根用雪止め具
JP2011231591A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Nojima Kakusei Co Ltd 雪止め金具

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