JP2005264590A - 舗装構造及び舗装構造の形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アスファルト混合物からなる下地層の上に弾性層が被覆された舗装構造において、舗装構造内に滞留する空気によって弾性層が下地層から剥離するのを防止する。
【解決手段】 下層路盤1、上層路盤2、透水性のアスファルト混合物からなる基層3、不透水性のアスファルト混合物からなる表層4、表層4の表面を水平に調整する不陸調整層5及び樹脂製の板状部材からなる弾性層6が、順次に積層されている。この舗装構造では、不陸調整層5と弾性層6との間に浸透した水分は、表層4及び不陸調整層5を貫通する複数の小孔4cから基層3の骨材間に形成された空隙3cに流下し、さらに下層の路盤内に浸透する。これにより弾性層6と不陸調整層5との間に雨水等が溜まりにくく、この水分が蒸発してその蒸気圧が上昇することが低減される。また、弾性層6と不陸調整層5との間で大きな蒸気圧が生じても、小孔を介して基層内の空隙に気体が解放される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、全天候型あるいは室内型の陸上競技場、運動場、テニスコート等として好適に用いられ、アスファルト混合物からなる下地層の上に弾性層が被覆された舗装構造に関する。
従来より、セメントコンクリートやアスファルト混合物からなる下地層上に、ウレタンやゴム等からなる弾性層が積層された弾性舗装構造が知られており、この舗装体は弾性やメンテナンス性に優れているため、全天候型あるいは室内型の陸上競技場、運動場、テニスコート等として積極的に利用されている。
このような弾性舗装構造は、弾性層となる板状に成形されたウレタンやゴム等が下地層上に複数列敷き詰められているが、敷き詰めた板状部材間の継ぎ目から雨水等が浸透し、下地層との間に滞留することがある。そして、舗装面が直射日光に照らされたり、気温が上昇することによって滞留している雨水等が蒸発するが、最表層の弾性層は通気性がないため、弾性層と基層との間の水蒸気圧が上昇して弾性層の一部が下地層から剥離することがある。
また、気温が上昇することによって、下地層内の骨材間に形成されている空隙内の蒸気圧が高くなる。これにより下地層が変形し、これにともなって弾性層に変形が生じることがある。また、空隙内の蒸気圧が高くなって空気が下地層と弾性層との間に押しやられると、この空気が基層と弾性層との間に滞留して弾性層の一部が剥離することがある。
さらに、舗装構造の下部土壌中には適当な量の水分及び空気が包含されており、通常は安定した状態で存在しているが、この土壌に周辺部から雨水が浸透したり、気温の上昇によって土壌中の水分が蒸発し、蒸気圧が上昇する。そして、この気圧の上昇が下地層や表面の弾性層に作用して、下地層と弾性層とが変形したり、弾性層の一部が下地層から剥離するおそれがある。
このような問題を解決するために、特許文献1には次のような舗装構造が記載されている。この舗装構造は、基礎砕石層上に、比較的粒径の大きい砂利等が骨材として混合された第1のアスファルトコンクリート層と、これより粒径の小さい砂利等が混合された第2
のアスファルトコンクリート層と、弾性舗装材層とを順次に積層したものであり、基礎石砕層内の数ヶ所に水平方向に空気排出部材が埋設されている。空気排出部材は、内部に排気空間が形成され、下方に開口された円弧状の断面を有する略管状部材であり、端部が舗装範囲の外部と連通している。土壌中の空気は基礎砕石層へと押しやられ、空気排出部材を介して舗装範囲の外部へと排出される。
特開平6−220810号公報
しかしながら、特許文献1に記載の舗装体では、第2のアスファルトコンクリート層は骨材として粒径の小さい砂利等が用いられており、空隙が少ないため、弾性舗装材層と第2のアスファルトコンクリート層との間に浸透した雨水が下方又は水平方向に移動しにくく、滞留してしまう。また、空気排出部材は基礎砕石層内に埋設されているため、該基礎砕石層より上方の第1のアスファルトコンクリート層及び第2のアスファルトコンクリート層内の空隙や、第2のアスファルトコンクリート層と弾性舗装材層との間で発生した蒸
気圧は、空気排出部材によって解放することができずに滞留してしまう。このため、直射日光による舗装面温度の上昇や気温の上昇にともなって蒸気圧が上昇し、その圧力によって弾性舗装材層の一部が剥離して、表面が波状に変形することがある。
一方、陸上競技場等に用いられる弾性舗装体では、表面が平滑かつ水平であることが求められる。このため、下地層上に弾性層を被覆する前に、該下地層の表面の凹凸を修正し、表面が正確に水平となるようにレベル調整を行なう。このレベル調整は通常次のようにして行なわれる。
下地層が形成されるとこの上に散水し、水を表面に滞留させて水の溜まる凹部領域を特定する。そして、この領域に柔らかいアスファルトモルタルを敷き均し、ゴム等の板状部材を有するレーキやコテ等によって平坦に仕上げる。アスファルトモルタルは、加熱アスファルトを用いることもできるし、アスファルト乳剤が用いられることもある。
しかし、下地層が通気性を良好にするために多孔性のアスファルト混合物層となっていると、水の散布によって表面の凹凸を特定することが難しくなる。
また、不陸の調整のために、高流動性を有し後に硬化する不陸調整剤(セルフレベリング剤)を用いる場合でも、下地層が透水性を有するものであると、不陸調整剤が下地層に浸透して効率の良い作業ができなくなる。
本願に係る発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アスファルト混合物等からなる下地層上に弾性層が被覆された舗装構造において、表面を正確な平坦状に仕上げることができるとともに、舗装構造内に滞留する空気によって弾性層が下地層から剥離するのを防止することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、 路盤上に、 少なくとも骨材とアスファルトとを混合したアスファルト混合物からなり、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布を調整することによって前記骨材間に連続する空隙が形成された透水性の基層と、 不透水性のアスファルト混合物からなる表層と、 前記表層の表面が水平となるように調整する不陸調整層と、 ゴム状の弾性を有する合成樹脂又は天然樹脂からなる弾性層と、が順次に積層され、 前記不陸調整層が形成された後に設けられ、前記表層及び前記不陸調整層を貫通する複数の小孔を有することを特徴とする舗装構造を提供する。
弾性層と不陸調整層との間に浸透した雨水は、表層及び不陸調整層を貫通する複数の小孔を介して基層の骨材間に形成された空隙内に流入するため、弾性層と不陸調整層との間に雨水が溜まりにくい。また、弾性層と不陸調整層との間で蒸気圧が上昇しても、上記小孔を介して解放され、弾性層が不陸調整層から剥離してしまうのを防ぐことができる。また、気温の上昇にともなって、基層内に浸透している水分が蒸発し、蒸気圧が上昇することがあっても、基層は連通する空隙を有しており、蒸気圧は基層内の空隙に分散される。このため、空隙内の圧力が増加することによって、基層が変形したり、これにともなって弾性層が押し上げられて変形してしまうのを防ぐことができる。一方、この舗装構造では、不陸調整層が不透水性のアスファルト混合物からなる表層上に形成されるものであるため、該不陸調整層を形成する際に、水等を散布して凹凸の状態を正確に把握することができる。また、高流動性・硬化性を有する液剤も下地層内に浸透することなく、作業を容易に行なうことができる。
請求項2に係る発明は、 請求項1に記載の舗装構造において、前記基層の側縁がコンクリートブロックのほぼ鉛直面に当接され、該コンクリートブロック内に、前記基層内の空隙と外気とを連通する通気路が形成されているものとする。
基層の空隙内の気体は連続する空隙を流動し、基層の側縁からこの側縁に当接されるコンクリートブロック内に形成された通気路を介して舗装構造の外部へと排出される。このため、気温の上昇にともなって基層の空隙内又は基層より下層内の蒸気圧が上昇したり、地下水位の上昇等によって空気圧が上昇しても、基層の空隙内に分散されるとともに、外気へと解放され、基層が変形するのを防止することができる。
請求項3に係る発明は、 路盤上に、 少なくとも骨材とアスファルトとを混合したアスファルト混合物からなり、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布を調整することによって前記骨材間に連続する空隙が形成され、表面付近の前記空隙に不透水性の充填剤が充填されたアスファルト混合物層と、 前記アスファルト混合物層の表面が水平となるように調整する不陸調整層と、 ゴム状の弾性を有する合成樹脂又は天然樹脂からなる弾性層と、が順次に積層され、 前記不陸調整層が形成された後に設けられ、前記不陸調整層の表面から前記アスファルト混合物層内の空隙に通じる複数の小孔を有することを特徴とする舗装構造を提供する。
弾性層と不陸調整層との間に浸透した雨水は、上記小孔を介して不陸調整層の表面からアスファルト混合物層の空隙内に流入し、連続する空隙を通じてアスファルト混合物層内に分散されたり、下方の路盤に浸透する。このため、弾性層と不陸調整層との間に雨水が溜まりにくい。また、直射日光や気温の上昇にともなって蒸気圧が発生しても、前記小孔を介してアスファルト混合物層内の空隙へと解放される。したがって、弾性層の剥離が防止される。さらに、アスファルト混合物層に浸透している水分の蒸発があっても、空隙内の気体は連続する空隙を流動してアスファルト混合物層内に分散される。このため、舗装構造内の圧力が増加することによって、アスファルト混合物層が変形したり、これにともなって弾性層が押し上げられて変形してしまうのを防ぐことができる。
一方、アスファルト混合物層の表面付近の空隙にはモルタルが充填されているため、アスファルト混合物層上に不陸調整層を形成する際に、水の散布等による凹凸の調整を容易に行うことができる。また、高流動性・硬化性を有する不陸調整剤を使用することもできる。
なお、上記アスファルト混合物層は、舗装構造の用途または地盤の状態によって、一層又は基層と表層との二層を設けることができ、その厚みも好適なものとすることができる。
請求項4に係る発明は、 請求項3に記載の舗装構造において、前記アスファルト混合物層の側縁がコンクリートブロックのほぼ鉛直面に当接され、該コンクリートブロック内に、前記アスファルト混合物層内の空隙と外気とを連通する通気路が形成されているものとする。
アスファルト混合物層の空隙内の空気は連続する空隙を流動し、アスファルト混合物層の側縁に当接されるコンクリートブロック内に形成された通気路を介して舗装構造の外部へと排出される。このため、弾性層と不陸調整層との間に浸透した雨水が効率良くこの間から排除されたり、気温が上昇して空隙内の水分が蒸発しても、空隙内の圧力が上昇するのが効果的に抑制される。
請求項5に係る発明は、 請求項2又は請求項4に記載の舗装構造において、前記コンクリートブロックの通気路は、粒径の大きい骨材間に形成され、互いに連続する空隙であるものとする。
上記コンクリートブロックは、粒度分布が調整され、比較的粒径の大きい砕石や砂利等の骨材が混合されており、この骨材間に連続する空隙が形成されている。アスファルト混
合物の骨材間に形成された空隙内の空気は、コンクリートブロック内の空隙に流入し、この空隙を介して舗装構造の外部へと排出される。
請求項6に係る発明は、 請求項2又は請求項4に記載の舗装構造において、前記コンクリートブロックの通気路は、所定の間隔で該コンクリートブロック内に埋め込まれた通気管であるものとする。
この舗装構造では、アスファルト混合物の骨材間に形成された空隙内の空気は、所定の間隔でコンクリートブロック内に埋め込まれた通気管へと流入し、該通気管を介して舗装構造の外部へと排出される。
請求項7に係る発明は、 請求項5又は請求項6に記載の舗装構造において、前記コンクリートブロックは、排水管路を形成するものであり、前記通気路は、前記粗粒アスファルト層内の空隙と前記排水管路とを連通するものとする。
アスファルト混合物の骨材間に形成された空隙内の空気は、上記コンクリートブロックに形成された互いに連続する空隙又は所定の間隔で埋め込まれた通気管を介して排水管路へ送り込まれる。また、降雨等によって弾性層上や土壌、路盤内及び各層間に滞留する過剰な水は排水管路へ排水されるため、上記舗装構造を陸上競技場等として、天候にあまり影響されずに良好な状態で使用することができる。
請求項8に係る発明は、 路盤上に、 少なくとも骨材とアスファルトとを混合したアスファルト混合物からなり、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布を調整することによって前記骨材間に連続する空隙が形成される透水性の基層と、 不透水性のアスファルト混合物からなる表層と、を順次に形成し、 前記表層の表面上の全面又は一部に不陸調整剤を敷設して前記表層の凹凸を低減し、
前記表層及び前記不陸調整層を貫通するように複数の小孔を形成し、 前記不陸調整層上に、ゴム状の弾性を有する合成樹脂又は天然樹脂からなる板状部材を敷き詰めて弾性層を形成することを特徴とする舗装構造の形成方法を提供する。
路盤上に、基層と表層とを順次に形成したとき、表層の表面を完全に平坦に仕上ることは難しい。このため、表面の凹凸を調整する必要があるが、表層は不透水性であるため、水を散布して滞留する状態から容易に不陸の部分を把握することができる。また、高流動性を有し、後に硬化する不陸調整用の液剤を用いる場合にも、液剤がアスファルト混合物層に浸透せず、効率良く不陸の調整作業を行うことができる。その後、不陸調整層の表面から基層の表面に達するように、ドリル等で不陸調整層及び表層を貫通する複数の小孔を形成し、その後に不陸調整層上に、弾性層となる板状部材を複数列敷き詰める。これにより、弾性層の下側から基層、さらに路盤への通気路・通水路が確保される。これにより、敷き詰められた板状部材の継ぎ目から雨水等が浸透しても、この雨水は上記小孔を介して基層の骨材間に形成された空隙内に流入する。このため、弾性層と不陸調整層との間に雨水が溜まりにくく、弾性層が不陸調整層から剥離してしまうのを防ぐことができる。また、空隙内の空気は連続する空隙によって基層内に分散されるため、空隙内の圧力が増加することがなく、基層が変形したり弾性層が剥離するのを防ぐことができる。
請求項9に係る発明は、 路盤上に、 少なくとも骨材とアスファルトとを混合したアスファルト混合物からなり、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布を調整することによって前記骨材間に連続する空隙が形成されるアスファルト混合物層を形成し、 前記アスファルト混合物層の表面付近の前記空隙を埋めるように不透水性の充填剤を充填し、
前記アスファルト混合物層の表面上の全面又は一部に不陸調整剤を敷設して前記アスファルト混合物層の凹凸を低減し、 前記不陸調整層の表面から、前記アスファルト混合物
層内の空隙に通じるように複数の小孔を形成し、 前記不陸調整層上に、ゴム状の弾性を有する合成樹脂又は天然樹脂からなる板状部材を敷き詰めて弾性層を形成することを特徴とする舗装構造の形成方法を提供する。
この方法では、骨材間に連続する空隙を有する多孔性のアスファルト混合物層が形成され、その表面が充填剤によって不透水性とされるので、請求項8で説明したのと同様に、不陸調整を効率良く容易に行うことができる。また、不陸調整層が形成された後、その表面からアスファルト混合物層内の空隙に通じる小孔を設けるので、弾性層の下側に雨水が滞留したり、蒸気圧が上昇するのが防止され、弾性層の剥離やアスファルト混合物層の変形が有効に防止される。
以上説明したように、本願発明に係る舗装構造体では、路盤上に形成されたアスファルト混合物層の表面は不透水性を有するものとして形成されるので、その上に不陸調整層を容易に形成して、表面を平坦に仕上げることが容易となる。そして、アスファルト混合物層の下層部は、骨材間に空隙を有する多孔性となっており、不陸調整層の上面から上記骨材間の空隙に通じる小孔が設けられる。これにより、弾性層の下側と不陸調整層又はアスファルト混合物層との間から多孔性部分の空隙に通じる通気路・通水路が確保される。したがって、弾性層の下側に雨水が滞留することなく排出される。また、弾性層の下側で蒸気圧が上昇して弾性層を剥離して押し上げたり、アスファルト混合物層を変形させるのが防止される。
以下、請求項1、に係る発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、請求項1、請求項2、請求項5又は請求項7に係る発明の一実施形態である舗装構造を示す概略断面図である。また、図2は、この舗装構造の拡大断面図である。
この舗装構造は、一般に、全天候型あるいは室内型の陸上競技場、運動場、テニスコート等として用いられるものであり、切り込み砂利、砂等からなる下層路盤1上に、粒度調整された砕石からなる上層路盤2と、透水性のアスファルト混合物からなる基層3と、不透水性のアスファルト混合物からなる表層4と、表層4の表面が水平となるように調整する不陸調整層5と、合成樹脂又は天然樹脂からなる弾性層6と、が順次に積層されており、表層4及び不陸調整層5を貫通する複数の小孔4cが設けられている。また、この舗装構造が設けられる範囲の両側部には、周囲の領域との境界に沿って境界ブロック8と、排水ブロック7とが埋設されている。
上記基層3及び表層4は、少なくとも骨材とアスファルトとを混合したアスファルト混合物からなり、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布が調整されている。
基層3は、比較的粒径の大きい骨材が用いられ、アスファルト3aが骨材3bに付着し、骨材3bを包み込むように層を形成しており、このアスファルト3aによって骨材間を接合している。そして、骨材間にはアスファルトが充填されない連続した空隙3cが形成されており、これにより基層3は透水性のものとなっている。なお、基層3は、空隙率が10〜50%となるようにアスファルト量及び混合する骨材の粒度分布が調整されるのが好ましい。また、耐流動性と剥離抵抗性とに優れたものが望ましく、混合するアスファルト3aとして高粘度改質アスファルト等を用いるのが望ましい。
表層4は、基層3に用いられている骨材3bより粒径の小さい骨材4bが用いられており、骨材4b間の空隙にアスファルト4aが充填されることによって不透水性のものとなっている。
上記不陸調整層5は、表層の上側の全面に施す必要はなく、表面の上面に生じた凹部を埋めてほぼ水平となるように形成されたものである。これにより、表層4上に弾性層6を
平滑かつ水平となるように積層することができ、陸上競技場等に適した舗装構造とすることができる。この不陸調整剤としては、加熱アスファルト又はアスファルト乳剤に砂を混合したものを用いることができ、これらの材料を敷き均して硬化させることにより形成する。また、高流動性を有する材料で時間の経過によって硬化する材料(例えば、セルフレベリング剤と称されるもの)を用いて、平坦に仕上げるものであってもよい。
上記弾性層6は、ウレタンやゴム等の合成樹脂又は天然樹脂からなる柔軟な板状部材が用いられており、表面が平滑であるとともに滑りにくく、弾性や耐久性に優れている。そして、風雨や気温の寒暖等の影響によって劣化しにくいため、日常又は定期的なメンテナンスに要する費用や時間を大幅に低減することができる。
上記境界ブロック8はコンクリートからなり、周囲の領域との境界に沿って複数が配列されたものである。路盤9上に積層されたコンクリートからなる基礎10上に、均しモルタル層11を介して配置されている。周囲の領域と接する境界ブロック8の側面及び弾性層6の端縁には接着剤12が塗布されており、これにより、周囲の芝生等から舗装構造内に浸水するのを防ぐものとなっている。
上記排水ブロック7は、水量、セメント量及び混合する骨材の粒度分布が調整されたコンクリートからなり、粒径の大きい骨材7c間に連続する空隙7dが形成されている。この空隙7dは、基層3内の空隙3cと中空部7aとを連通する通気路となるものである。また、排水ブロック7には排水管路となる中空部7aが形成されている。この排水ブロック7は、側面が少なくとも基層3の側縁と接するように配置されており、割栗石の層13上に基礎コンクリート14が積層され、その上に均しモルタル層15を介して支持されている。排水ブロック7の上部には、中空部7aと外気とを連通するように開口部7bが形成されており、排水ブロック7と弾性層6との間から浸水するのを防ぐために、開口部7bの端面の一部にはウレタンコーキング16が施されている。
この舗装構造では、降雨や散水によって弾性層上に滞留した水は、開口部7bから排水ブロック7の中空部7aすなわち排水管路内に流入し、舗装領域外に排出される。また、弾性層6となる樹脂製の板状部材の継目から、不陸調整層5と弾性層6との間に浸透した雨水等の水分は、表層4及び不陸調整層5とを貫通する複数の小孔4cから基層3の骨材間に形成された空隙3cに流下し、さらに下層の路盤内に浸透する。これにより弾性層6と不陸調整層5との間に雨水等が溜まりにくく、この水分が蒸発してその蒸気圧が上昇することが低減される。また、弾性層6と不陸調整層5との間で大きな蒸気圧が生じても、上記小孔を介して基層内の空隙に気体が解放され、蒸気圧の上昇が有効に防止される。したがって、弾性層6が押し上げられて剥離するのが防止される。
また、気温の上昇や降雨等による地下水位の上昇があって路盤内で差圧が上昇しても、下層路盤1及び上層路盤2から基層3へ押しやられた気体は、連続する空隙3cを移動して、排水ブロック7の空隙7dを介して中空部7aへ送りこまれる。このため、表層4より下方で気圧が上昇するのが抑えられ、基層3又は表層4が変形したり、これにともなって弾性層6が浮き上がるように変形するのが防止される。
次に、上記舗装構造の形成方法を説明する。なお、これは請求項8に係る発明の一実施形態である舗装構造の形成方法である。
先ず、境界ブロック8及び排水ブロック7を所定の位置に配置する。そして、下層路盤1及び上層路盤2を敷き均した後、上層路盤2上に、連続した空隙が形成されるようにアスファルト量及び混合する骨材の配合を調整した基層3用のアスファルト混合物を敷設し、転圧する。次に、基層3上に、表層4用の加熱アスファルト混合物を敷設して転圧する。このとき表層4の表面は多少の凹凸が生じ、完全に平坦とはなっておらず、不陸調整層
5によってこの凹凸を是正する。表面の不陸は、表層上に水を散布し、凹部に滞留させて凸状の部分つまり高い部分と凹状となった低い部分とを識別し、その範囲に表面上に印す。その後、これにしたがってアスファルトモルタルを凹部に敷き均し、表面を平坦に仕上げる。アスファルトモルタルは、加熱アスファルト若しくはアスファルト乳剤に細砂を混合したものを用い、ゴムレーキ又はコテ等によって平坦に均す。不陸調整層5が硬化した後、不陸調整層5の表面から基層3の表面に達するように、ドリル等で不陸調整層5及び表層4を貫通する複数の小孔4cを形成する。その後、不陸調整層5上に接着剤を塗布し、弾性層6となる板状部材を敷き並べ、空気を追い出すようにして接着する。
図3は、図1に示す舗装構造で用いることのできる他の排水ブロックを示す概略断面図である。なお、この排水ブロックは、請求項6に係る発明の一実施形態である舗装構造で用いることができる。
この排水ブロック21は通常のコンクリートからなり、図1に示す排水ブロック7と同様に、内部に中空部22と、上部に外気と連通する開口部(図示せず)とが形成されている。そして、該中空部22と基層3の側縁とを連通するように、排水ブロック21内に所定の間隔で複数の通気管24が埋め込まれている。この排水ブロック21では、基層3の空隙3c内の気体は、排水ブロック21内の通気管24を介して中空部22へ送りこまれる。これにより、空隙3c内の圧力が解放されて、蒸気圧等に押し上げられて弾性層6が変形したり、弾性層6が表層4から剥離するのを防止することができる。
図4は、請求項3又は請求項4に係る発明の一実施形態である舗装構造を示す拡大断面図である。
この舗装構造は、下層路盤(図示せず)と、上層路盤31と、透水性のアスファルト混合物層32と、不陸調整層33と、弾性層34とが順次に積層されている。また、この舗装構造が施工される領域の両側部には、図1に示す舗装構造と同様に、内部に排水管路となる中空部(図示せず)が形成された排水ブロック35と、境界ブロック(図示せず)とが埋設されている。
なお、下層路盤、上層路盤31、不陸調整層33、弾性層34、排水ブロック35及び境界ブロックは、図1に示すものと同様のものが用いられている。また、排水ブロック35は、図3に示すものと同様のものを用いることもできる。
アスファルト混合物層32は、図1に示す基層3と同様に、比較的粒径の大きい骨材41とアスファルト42とを混合したアスファルト混合物からなり、骨材間にはアスファルトが充填されない連続した空隙43が形成されたものである。このアスファルト混合物層32は、基層32aと表層32bとに分けて施工され、表層32bの表面付近の空隙にはモルタルが充填されている。不陸調整層33の表面からアスファルト混合物層32の表面付近を貫通し、空隙43に通じる小孔44が複数設けられている。なお、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布は、空隙率が10〜50%となるように調整されている。また、アスファルト混合物層32は、用途又は地盤の状態によって適切な厚みを設定するものとし、一層のみとしてもよい。
この舗装構造では、アスファルト混合物層32の表面付近がモルタルの充填によって不透水となっているが、弾性層34と不陸調整層33との間に浸透した雨水等は、小孔44を介してアスファルト混合物層内の空隙43に流下し、さらに下層の路盤内に浸透する。また、弾性層34とアスファルト混合物層32との間で蒸気圧が上昇しても、上記小孔44からアスファルト混合物層及び路盤内に分散されるとともに、排水ブロック35を介した排水路内に解放される。また、アスファルト混合物層32内で蒸気圧が発生しても、このアスファルト混合物層は、連続した空隙43を有しているので、速やかに分散及び解法され、蒸気圧が過度に上昇することはない。さらに、アスファルト混合物層32より下層で気圧の上昇があっても同様にアスファルト混合物層内の空隙43及び排水ブロック35
を介して解放され、アスファルト混合物層32及び弾性層34の変形が防止される。
次に、上記舗装構造の形成方法を説明する。なお、これは請求項9に係る発明の一実施形態である。
この舗装構造は、図1に示す形成方法と同様に、境界ブロック(図示せず)、排水ブロック35、下層路盤(図示せず)、上層路盤31を配設し、その後に上層路盤31上に、連続した空隙が形成されるようにアスファルト量及び混合する各骨材の配合を調整したアスファルト混合物を敷設し、転圧して、基層32a及び表層32bを形成する。次に、アスファルト混合物層32の上にモルタルを敷設し、レーキ等を用いて表面付近の空隙を埋めるようにモルタルを充填する。このとき、モルタルは空隙内を下層まで流下しない程度の硬さに混練したものを用いる。モルタルが硬化した後、表面に水を散布し、滞留状態から表面上で凹部を特定する。このとき、アスファルト混合物層32の表面付近の空隙にはモルタルが充填されているため、水がアスファルト混合物層32に浸透せず、効率の良い作業が可能となる。そして、この凹部にアスファルトモルタルを敷設し、平坦に仕上げる。その後、不陸調整層33の表面からアスファルト混合物層32の表面付近を貫通して空隙43に通じるように、ドリル等で複数の小孔44を形成し、不陸調整層33上に弾性層34となる柔軟な板状部材を敷き詰める。
請求項1、請求項2、請求項5又は請求項7に係る発明の一実施形態である舗装構造を示す概略断面図である。 図1に示す舗装構造の拡大断面図である。 図1に示す舗装構造で用いることのできる他の排水ブロックを示す概略断面図である。 請求項3又は請求項4に係る発明の一実施形態である舗装構造を示す拡大断面図である。
符号の説明
1:下層路盤, 2、31:上層路盤, 3:基層, 4:表層, 5、33:不陸調整層, 6、34:弾性層, 7、35:排水ブロック, 8:境界ブロック, 9:路盤, 10:基礎, 11:均しモルタル層, 12:接着剤, 13:割栗石の層, 14:基礎コンクリート, 15:均しモルタル層, 16:ウレタンコーキング, 21:排水ブロック, 22:中空部, 24:通気管, 32:アスファルト混合物層

Claims (9)

  1. 路盤上に、
    少なくとも骨材とアスファルトとを混合したアスファルト混合物からなり、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布を調整することによって前記骨材間に連続する空隙が形成された透水性の基層と、
    不透水性のアスファルト混合物からなる表層と、
    前記表層の表面が水平となるように調整する不陸調整層と、
    ゴム状の弾性を有する合成樹脂又は天然樹脂からなる弾性層と、が順次に積層され、
    前記不陸調整層が形成された後に設けられ、前記表層及び前記不陸調整層を貫通する複数の小孔を有することを特徴とする舗装構造。
  2. 前記基層の側縁がコンクリートブロックのほぼ鉛直面に当接され、該コンクリートブロック内に、前記基層内の空隙と外気とを連通する通気路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の舗装構造。
  3. 路盤上に、
    少なくとも骨材とアスファルトとを混合したアスファルト混合物からなり、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布を調整することによって前記骨材間に連続する空隙が形成され、表面付近の前記空隙に不透水性の充填剤が充填されたアスファルト混合物層と、
    前記アスファルト混合物層の表面が水平となるように調整する不陸調整層と、
    ゴム状の弾性を有する合成樹脂又は天然樹脂からなる弾性層と、が順次に積層され、
    前記不陸調整層が形成された後に設けられ、前記不陸調整層の表面から前記アスファルト混合物層内の空隙に通じる複数の小孔を有することを特徴とする舗装構造。
  4. 前記アスファルト混合物層の側縁がコンクリートブロックのほぼ鉛直面に当接され、該コンクリートブロック内に、前記アスファルト混合物層内の空隙と外気とを連通する通気路が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の舗装構造。
  5. 前記コンクリートブロックの通気路は、粒径の大きい骨材間に形成され、互いに連続する空隙であることを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の舗装構造。
  6. 前記コンクリートブロックの通気路は、所定の間隔で該コンクリートブロック内に埋め込まれた通気管であることを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の舗装構造。
  7. 前記コンクリートブロックは、排水管路を形成するものであり、前記通気路は、前記粗粒アスファルト層内の空隙と前記排水管路とを連通するものであることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の舗装構造。
  8. 路盤上に、
    少なくとも骨材とアスファルトとを混合したアスファルト混合物からなり、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布を調整することによって前記骨材間に連続する空隙が形成される透水性の基層と、
    不透水性のアスファルト混合物からなる表層と、を順次に形成し、
    前記表層の表面上の全面又は一部に不陸調整剤を敷設して前記表層の凹凸を低減し、
    前記表層及び前記不陸調整層を貫通するように複数の小孔を形成し、
    前記不陸調整層上に、ゴム状の弾性を有する合成樹脂又は天然樹脂からなる板状部材を敷き詰めて弾性層を形成することを特徴とする舗装構造の形成方法。
  9. 路盤上に、
    少なくとも骨材とアスファルトとを混合したアスファルト混合物からなり、アスファルト量及び混合する骨材の粒度分布を調整することによって前記骨材間に連続する空隙が形成されるアスファルト混合物層を形成し、
    前記アスファルト混合物層の表面付近の前記空隙を埋めるように不透水性の充填剤を充填し、
    前記アスファルト混合物層の表面上の全面又は一部に不陸調整剤を敷設して前記アスファルト混合物層の凹凸を低減し、
    前記不陸調整層の表面から、前記アスファルト混合物層内の空隙に通じるように複数の小孔を形成し、
    前記不陸調整層上に、ゴム状の弾性を有する合成樹脂又は天然樹脂からなる板状部材を敷き詰めて弾性層を形成することを特徴とする舗装構造の形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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