JP2005263673A - 5−保護アミノピリミジン化合物の製造方法 - Google Patents

5−保護アミノピリミジン化合物の製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 後掲の式(5)で表される5−アミノピリミジン化合物の効率的な製造方法の提供。
【解決手段】 式(1)で表されるグリシン化合物を、t−ブトキシビスジメチルアミノメタン、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール又はジメチルホルムアミドジエチルアセタールと反応させ、式(2)で表されるジアルキルアミノメチレン化合物へ誘導した後、これを酸の存在下に反応させ、式(3)で表されるヒドロキシメチレン化合物を得、これを式(4)で表されるアミジン化合物又はその塩と反応させることを特徴とする、式(5)で表される5−保護アミノピリミジン化合物の製造方法。
Figure 2005263673

【選択図】 なし。

Description

本発明は、薬理活性を有する各種化合物の中間体として有用な5−保護アミノピリミジン化合物の新規な製造方法に関する。
後掲の式(5)で表される5−保護アミノピリミジン化合物は、抗癌剤、NK1アンタゴニスト、エラスターゼ阻害剤など、種々の薬理活性を有する化合物の中間体として有用な化合物である(特許文献1及び特許文献2参照)。
ピリミジンの5位にアミノ基を導入する方法としては、まずウラシルにニトロ基を導入した後、これを還元する方法が、古くから知られている(非特許文献1参照)。
Figure 2005263673
しかしながら、ニトロ化された化合物は一般的に爆発の危険が懸念されるため、工業的な製法に適しているとは必ずしも言えない。また、ウラシル誘導体は2位と4位がいずれもカルボニル基であるため、2位又は4位に位置選択的に置換基を導入することが困難であることが知られている(非特許文献2、特許文献3及び非特許文献3参照)。
一方、ウラシル以外の化合物を出発原料としてアミノピリミジン化合物を製造する方法として、例えばグリシンエチルエステルをギ酸エチルエステルとナトリウムメトキサイドと反応させ、エチル-α-ホルミル-ホルミルグリシネートナトリウム塩を得、これをメタノール中にてアミジンの酸付加塩と反応させ、ホルミルアミノピリミジンを得る方法が報告されている(非特許文献4参照)。
しかしながら、本発明者等の知見によれば、この方法では後掲(1)で表されるグリシン化合物のアミノ基をベンジルオキシカルボニル基やフタロイル基で保護した場合、後掲(3)で表されるヒドロキシメチレン化合物へ誘導する反応が強塩基下で行われるため、これらの保護基が分解してしまい、目的物が取得できないことが分かった。またt−ブトキシカルボニル基やアシル基等で保護した場合でも収率は必ずしも満足のいくものではなかった。(後掲比較例1参照)。
また別の製造方法として、下記反応スキームに示される方法が報告されている(非特許文献5参照)。
Figure 2005263673
[式中、Phはフェニル基を示し、Etはエチル基を示し、Bzはベンジル基を示す。]
しかしながら、この方法で得られる化合物の収率も必ずしも満足のいくものではなく、又、アミノピリミジン化合物の5位のアミノ基が脂肪族アシル基で保護されている場合、比較的温和な条件で脱保護が可能であるが、この反応で用いる出発原料の2−フェニル−4−エトキシメチレン−アズラクトンの2位が脂肪族基である化合物は比較的低い収率でしか得ることができない(特許文献4参照)。
米国特許第6380206号明細書 国際公開第00/242280号パンフレット 欧州特許出願第647639号明細書 国際公開第03/106434号パンフレット J. Chem. Soc. Abstracts, 1565-1570, 1951 J. Chem. Soc. Perk. Trans. 1, (7), 919-922, 1992 Tetrahedron, 58 (11) 2147-2153, 2002 Collect. Czech Chem. Comm., 51(1), 215-233, 1986 J. Chem. Soc. Perk. Trans. 1, (7), 1659-1659, 1988
本発明が解決しようとする課題は、後掲の一般式(5)で表される5−アミノピリミジン化合物の効率的な製造方法を提供することにある。
本発明者等は、上記課題を解決するため鋭意研究した結果、後掲の式(1)で表されるグリシン化合物を出発物質とし、これをt−ブトキシビスジメチルアミノメタン、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール又はジメチルホルムアミドジエチルアセタールと反応させ、後掲の式(2)で表される化合物に誘導した後、これを酸の存在下に反応させ、後掲式(3)で表されるヒドロキシメチレン化合物又はその塩に誘導し、これを式(4)で表されるアミジン化合物又はその塩と反応させることにより、効率的に後掲の式(5)で表される5−アミノピリミジン化合物を得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は以下の内容を含むものである。
[1] 式(1):
Figure 2005263673
[式中、Rはメチル基もしくはエチル基を示し、Pは水素原子もしくはベンジル基を表し、Pは、Pが水素原子のときウレタン型保護基又はアシル型保護基を示し、Pがベンジル基のときベンジル基をそれぞれ示し、又はPとPは一体となってフタロイル基を示す。]
で表されるグリシン化合物を、t−ブトキシビスジメチルアミノメタン、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール又はジメチルホルムアミドジエチルアセタールと反応させ、式(2):
Figure 2005263673
[式中、P、P及びRは上記と同意義を示し、X及びXはそれぞれ独立にメチル基又はエチル基を示す。]
で表されるジアルキルアミノメチレン化合物へ誘導した後、これを酸の存在下に反応させ、式(3):
Figure 2005263673
[式中、P、P及びRは上記と同意義を示し、Mは水素原子、ナトリウム、カリウム又はリチウムを示す。]
で表されるヒドロキシメチレン化合物を得、これを式(4):
Figure 2005263673
[式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有してもよいアラルキル基又は式(a)、式(b)もしくは式(c)で表される基を示す:
Figure 2005263673
(式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示し、Rは水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示す。]
で表されるアミジン化合物又はその塩と反応させることを特徴とする、式(5):
Figure 2005263673
[式中、P、P及びRは上記と同意義を示す。]
で表される5−保護アミノピリミジン化合物の製造方法。
[2] 式(3−a):
Figure 2005263673
[式中、Rはメチル基もしくはエチル基を示し、Pは水素原子もしくはベンジル基を表し、Pは、Pが水素原子のときウレタン型保護基を示し、Pがベンジル基のときベンジル基をそれぞれ示し、又はPとPは一体となってフタロイル基を示し、Mは水素原子、ナトリウム、カリウム又はリチウムを示す。]
で表されるヒドロキシメチレン化合物。
[3] 式(5−a):
Figure 2005263673
[式中、Pは水素原子もしくはベンジル基を表し、Pは、Pが水素原子のときウレタン型保護基を示し、Pがベンジル基のときベンジル基をそれぞれ示し、又はPとPは一体となってフタロイル基を示し、Rは式(a)もしくは式(b)で表される基を示す:
−O−R(a) −S−R(b)
(式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示す)。]
で表される5−保護アミノピリミジン化合物。
なお、本発明における式(5)で表されるアミノピリミジン化合物は、下式(5−b)及び(5−c)で示されるアミノピリミジン化合物を例にして説明すると、2位を選択的にアミノ化することができ(J. Heterocyclic Chem., 19(5), 1117-1124, 1982及びJ. Chem. Soc. Perk. Trans. 1 (7), 1659-1659, 1988参照)、また4位も選択的にクロロ化できるため(Research Disclosure, 452068, 10 Dec. 2001及びGer. Offen., 3423622, 1986参照)、2位及び4位に各種置換基を導入し種々の化合物へ誘導することが可能である。
Figure 2005263673
[式中、P、P、R及びRは上記と同意義を示し、alkylはアルキル基を示す。]
本発明によれば、薬理活性を有する各種化合物の中間体として有用な、後掲の式(5)で表される5−アミノピリミジン化合物を効率的に製造することができる。
本発明に使用される記号の定義は、以下のとおりである。
本発明における式中、Rはメチル基もしくはエチル基を示す。Rとしては、メチル基が好ましい。
本発明における式中、Pは水素原子もしくはベンジル基を表し、Pは、Pが水素原子のときウレタン型保護基又はアシル型保護基を示し、Pがベンジル基のときベンジル基をそれぞれ示し、又はPとPは一体となってフタロイル基を示す。
ウレタン型保護基は、P−O−CO−で表すことができる。ここで、Pは置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアラルキル基を示す。アルキル基、アラルキル基及び置換基については下記と同様である。好ましいウレタン型保護基としては、ベンジルオキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、メトキシオキシカルボニル基などが挙げられる。
アシル型保護基は、P−CO−で表すことができる。ここでP6は置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアラルキル基を示す。アルキル基、アラルキル基及び置換基については下記と同様である。好ましいアシル型保護基としてはアセチル基、プロピオニル基、ベンゾイル基などが挙げられる。
本発明における式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアラルキル基又は式(a)、式(b)もしくは(c)で表される基を示す。
Figure 2005263673
式(a)、式(b)及び式(c)中、R及びRはそれぞれ独立して、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示す。特に式(a)で表される基が好ましい。
、R、R、R及びalkylおける「アルキル基」とは、炭素数が好ましくは1〜20、より好ましくは1〜7である、直鎖状または分岐鎖状のアルキル基が挙げられる。具体的には、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ラウリル基等のアルキル基が挙げられる。中でも、メチル基、エチル基が好ましい。
当該アルキル基は下記置換基で1またはそれ以上置換されていてもよい。ここでいう置換基としては、例えば、直鎖状または分岐鎖状のアルコキシ基(炭素数:1〜6、例:メトキシ基)、ハロゲン原子(例:塩素原子、フッ素原子など)、ヒドロキシル基などが挙げられる。
、R、R及びRにおける「アリール基」とは、好ましくは6〜20、より好ましくは6〜8の炭素数を有するアリール基が挙げられる。当該アリール基は下記置換基で1またはそれ以上置換されていてもよい。ここでいう置換基としては、例えば、ニトロ基、直鎖状または分岐鎖状のアルコキシ基(炭素数:1〜6、例:メトキシ基)、ハロゲン原子(例:塩素原子、フッ素原子など)、直鎖状または分岐鎖状のアルキル基(好ましい炭素数:1〜4、例:メチル基、エチル基、プロピル基など)、ヒドロキシル基などが挙げられる。置換基を有していてもよいアリール基の具体例としては、フェニル基、o−、m−又はp−ニトロフェニル基、o−、m−又はp−メトキシフェニル基、o−、m−又はp−クロロフェニル基、o−、m−又はp−フルオロフェニル基、o−、m−又はp−トリル基などが挙げられる。Rとしては、中でもフェニル基、p−クロロ基、トリル基が好ましく、R及びRとしては、なかでもフェニル基、p−クロロ基が好ましい。
、R、R及びRにおける「アラルキル基」とは、アリール部が好ましくは6〜12、より好ましくは6〜8の炭素数を有するアリール基であり、アルキル部が好ましくは1〜6、より好ましくは1〜3の炭素数を有する、直鎖状または分岐鎖状のアルキル基であるアラルキル基を示す。アラルキル基の具体例としては、ベンジル基が好ましい。
当該アルキル基は下記置換基で1またはそれ以上置換されていてもよい。ここでいう置換基としては、例えば、ニトロ基、直鎖状または分岐鎖状のアルコキシ基(炭素数:1〜6、例:メトキシ基)、ハロゲン原子(例:塩素原子、フッ素原子など)、水酸基などが挙げられる。
本発明における式中、Mは水素原子、ナトリウム、カリウム又はリチウムを示す。特にナトリウム又はカリウムが好ましい。
本発明の製造方法においては、まず式(1)で表されるグリシン化合物を、t−ブトキシビスジメチルアミノメタン、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール又はジメチルホルムアミドジエチルアセタールと反応させ、式(2)で表されるジアルキルアミノメチレン化合物へと誘導する(Heterocyclic Chem., 36, 225, 1999参照)。
反応に使用される溶媒としては、本反応を阻害しない溶媒であればいずれでもよく、例えば、トルエン、アセトニトリル、酢酸ブチルなどが挙げられる。これらは1種または2種以上を併用してもよい。特にトルエンが好ましい。溶媒の使用量は、化合物(1)に対して、通常2〜50倍重量であり、好ましくは5〜20倍重量である。
式(1)で表されるグリシン化合物に対する、t−ブトキシビスジメチルアミノメタン、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール又はジメチルホルムアミドジエチルアセタールの使用量は、好ましくは、グリシン化合物に対して1〜3モル当量であり、更に好ましくは1〜2当量の範囲である。
反応温度は、通常40℃からリフラックス温度の範囲、好ましくは60〜110℃の範囲で行うことができる。反応時間は、上記温度範囲内で、通常0.5〜24時間、好ましくは1〜8時間で行うことができる。
反応終了後、反応溶液は通常そのまま次の反応に用いることができる。必要により化合物(2)を反応溶液から単離して次の反応に用いることもできる。この場合の単離方法は特に限定されず、当業者に公知の、抽出、晶析、クロマトグラフィー等の各種方法を用いて行うことができる。
次に、式(2)で表されるジアルキルアミノメチレン化合物を酸の存在下に反応させて式(3)で表されるヒドロキシメチレン化合物へと誘導する。ここで使用される酸としては、好ましくは塩酸、硫酸等を挙げることができる。酸の使用量は化合物(2)に対して、1価の酸であれば1モル当量以上必要であり、通常1〜20モル当量、好ましくは2〜5モル当量である。酸は水溶液の形態で使用するのが好ましく、この場合の酸水溶液の濃度は0.01規定から6規定であり、好ましは、0.1から3規定である。
反応溶媒としては、好ましくは水と非水溶性有機溶媒の2層系が採用される。非水溶性有機溶媒としては酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、MTBE、ジエチルエーテル、トルエン、ジクロロメタンを挙げられる。溶媒の使用量は、化合物(2)に対して、通常2〜50倍重量であり、好ましくは5〜20倍重量である。
反応温度は、通常0〜40℃の範囲、好ましくは5〜30℃の範囲で行う。当該反応は、上記温度範囲内で、通常0.5〜24時間、好ましくは1〜5時間で終了する。
反応終了後は反応溶液に塩基を加えて中和する。中和により、化合物(3)をアルカリ金属塩の形態とするか、遊離体(式(3)中、Mが水素原子)とする。次の工程で使用するアミジン化合物(4)が酸塩の形態である場合、化合物(3)をアルカリ金属塩の形態としておくのが好ましい。この場合、化合物(3)が遊離体であると、次の工程で塩基を加えてアミジン化合物(4)を中和することが必要になる。次工程で使用するアミジン化合物(4)が遊離体の場合、化合物(3)も遊離体を用いるのが好ましい。
中和に使用する塩基としては、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等を挙げることができる。特に、ナトリウムメトキシド、水酸化ナトリウム、カリウムtert−ブトキシドが好ましい。
塩基の使用量は、特に限定されないが、通常ヒドロキシメチレン化合物(3)に対して、0.8〜3モル当量、好ましくは1〜1.5モル当量の範囲とすることができる。
中和後、反応溶液は、通常そのまま次の反応に用いることができる。必要により溶媒を濃縮または置換して用いてもよい。反応溶液から式(3)で表されるヒドロキシメチレン化合物を単離する場合、その方法は特に限定されず、当業者に公知の方法を用いて行えばよいが、例えば、溶媒を留去し、ジエチルエーテルなどで洗浄し、濾過、乾燥することにより、単離することができる。
次に、式(3)で表されるヒドロキシメチレン化合物に、式(4)で表されるアミジン化合物を反応させ、式(5)で表される5−アミノピリミジン化合物に誘導する。
反応に使用される溶媒としては、本反応を阻害しない溶媒であればいずれでもよく、例えば、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、酢酸エステル類(例えば、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸イソブチル、酢酸n−ブチルなど)、アセトニトリル、テトラヒドロフラン(THF)、アセトン、N,N−ジメチルホルムアミドなどが挙げられる。これらは1種または2種以上を併用してもよい。特にメタノール、アセトニトリル、アセトン等の水溶性有機溶媒がより好ましく、中でもメタノール、エタノール、アセトニトリルが好ましい。溶媒の使用量は、化合物(4)に対して、通常3〜50倍重量であり、好ましくは5〜20倍重量である。
式(3)で表されるヒドロキシメチレン化合物と式(4)で表されるアミジン化合物の反応割合は、式(3)で表されるヒドロキシメチレン化合物に対する式(4)で表されるアミジン化合物の使用量は、0.8〜3.0モル当量、更に好ましくは1〜1.5モル当量の範囲とすることができる。
反応温度は、通常10℃から用いる溶媒のリフラックス温度の範囲、好ましくは20〜80℃の範囲で行う。当該反応は、上記温度範囲内で、通常1〜24時間、好ましくは2〜8時間で終了する。
反応終了後、得られた化合物(5)を単離する方法は特に限定されず、当業者に公知の各種方法を用いて行うことができる。通常、反応中に化合物(5)の結晶が析出するが、例えば、反応終了後、必要により濾過した結晶を水で洗浄し、分離した結晶を乾燥することで、化合物(5)を単離することができる。また結晶を濾過する前に、反応溶液を濃縮したり、冷却又は貧溶媒を添加するなどして、更に晶析を行うこともできる。
以下に実施例により本発明を更に詳細に説明する。本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
メチル−N−ベンジルオキシカルボニル-グリシネート(1.50g、6.7mmol)とtert−ブトキシビスジメチルアミノメタン(1.84ml、8.8mmol)にトルエン(15ml)を加えて70℃で終夜攪拌し、室温下にて水と飽和食塩水にて洗浄した。得られた有機層を減圧濃縮しメチル−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−3−ジメチルアミノグリシネート(1.83g、6.6mmol)を得た。
1H−NMR(CDCl)δppm:3.01(6H,s),3.66(3H,s),5.15(2H,s),5.57(1H,s), 7.26−7.37(6H,m)
MS(ESI) m/z [MH] 279.2
メチル−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−3−ジメチルアミノグリシネート(2.38g、8.55mmol)にMTBE(20ml)と1N塩酸(15ml)を氷浴下で加えて室温下にて2時間撹拌させた。その後、分層して有機層を飽和食塩水で洗浄し、28%ナトリウムメトキサイドメタノール溶液(1.50g、8.00mmol)を滴下した。その後、溶媒を留去し、ジエチルエーテル添加し洗浄して析出物を濾過し減圧乾燥させ、メチル−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシメチレン−グリシネートナトリウム塩(2.12g、7.76 mmol)を得た。
H−NMR(DMSO−d)δppm:3.40(3H,s),4.96(2H,s),6.83(1H,s),7.32−7.37(5H,m),8.75(1H,s)
N−ベンジルオキシカルボニル-グリシンメチルエステル(1.50g、6.73mmol)とtert−ブトキシビスジメチルアミノメタン(1.83ml、8.91mmol)にトルエン(10ml)を加えて70℃で一晩攪拌した後、飽和食塩水で洗浄し、減圧濃縮させた。残査にMTBE(20ml)と1N塩酸(15ml)を氷浴下で加えて室温下にて2時間撹拌させた。その後、分層して有機層を飽和食塩水で洗浄し、28%ナトリウムメトキサイドメタノール溶液(1.23g、6.39mmol)を滴下した。減圧濃縮してアセトニトリルに溶媒置換し、O−メチルイソウレア塩酸塩(0.72g、6.50mmol)を加え70℃終夜撹拌した。反応液を濃縮して水(5ml)を加えて1時間撹拌し、析出物を濾過し減圧乾燥させ、2−メトキシ−6−オキソ−5−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1,6−ジヒドロピリミジン(1.43g、5.20mmol)を得た。
H−NMR(DMSO−d)δppm:3.85(3H,s),5.12(2H,s),7.31−7.41(5H,m),7.95(1H,s),8.45(1H,s),12.61(1H,brs)
MS(ESI) m/z [MH] 275.6
メチル−N−ベンジルオキシカルボニル-グリシネート(1.50g、6.73mmol)とtert−ブトキシビスジメチルアミノメタン(1.83ml、8.91mmol)にトルエン(10ml)を加えて70℃で一晩攪拌した後、飽和食塩水で洗浄し、減圧濃縮させた。残査にMTBE(20ml)と1N塩酸(15ml)を氷浴下で加えて室温下にて2時間撹拌させた。その後、分層して有機層を飽和食塩水で洗浄し、28%ナトリウムメトキサイドメタノール溶液(1.23g、6.39mmol)を滴下した。減圧濃縮してアセトニトリルを加え、O−メチルイソウレア塩酸塩(0.72g、6.50mmol)を加え70℃終夜撹拌した。反応液を濃縮して水(5ml)を加えて1時間撹拌し、析出物を濾過し減圧乾燥させ、2−メトキシ−6−オキソ−5−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1,6−ジヒドロピリミジン(1.43g、5.20mmol)を得た。物性値は実施例3と同じであった。
メチル−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシメチレン−グリシネートナトリウム塩(0.30g、1.10mmol)とS−メチルイソウレア硫酸塩(0.17g、0.58mmol)から実施例3と同様の方法により、2−S−メチル−6−オキソ−5−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1,6−ジヒドロピリミジン(0.22g、0.76mmol)を得た。
H−NMR(DMSO−d)δppm:2.48(3H,s),5.13(2H,s),7.31−7.43(5H,m),8.17(1H,s),8.59(1H,s),13.0(1H,brs)
MS(ESI) m/z [MH] 292.2
実施例4と同様にして、メチル−N−ベンジルオキシカルボニル-グリシネート(0.18g、0.81mmol)、ベンズアミジン塩酸塩(0.13g、0.81mmol)を用いて、2−フェニル−6−オキソ−5−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1,6−ジヒドロピリミジン(0.19g、0.61mmol)を得た。
H−NMR(DMSO−d)δppm:5.18(2H,s),7.39−7.53(8H,m),8.08(2H,s),8.46(1H,s),8.80(1H,s)13.04(1H,brs)
MS(ESI) m/z [MH] 321.6
<比較例1>
窒素雰囲気下にて60%水素化ナトリウム(0.10g)にMTBE(3ml)を加え、氷浴中でメチル−N−tert−ブトキシカルボニル-グリシネート(0.39g、2.05mmol)とギ酸メチル(0.31g、5.13mmol)をMTBE(2ml)に溶かして一時間かけて滴下した。その後、常温で一晩攪拌した後、析出物を濾過し、この結晶とO−メチルイソウレア塩酸塩(0.22g、2.05mmol)をメタノール中にて40℃にて終夜撹拌した後、反応液をHPLCにて分析したところ、2−メトキシ−6−オキソ−5−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1,6−ジヒドロピリミジンが0.21g(0.88mmol、収率43%)含まれていた。

Claims (3)

  1. 式(1):
    Figure 2005263673
    [式中、Rはメチル基もしくはエチル基を示し、Pは水素原子もしくはベンジル基を表し、Pは、Pが水素原子のときウレタン型保護基又はアシル型保護基を示し、Pがベンジル基のときベンジル基をそれぞれ示し、又はPとPは一体となってフタロイル基を示す。]
    で表されるグリシン化合物を、t−ブトキシビスジメチルアミノメタン、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール又はジメチルホルムアミドジエチルアセタールと反応させ、式(2):
    Figure 2005263673
    [式中、P、P及びRは上記と同意義を示し、X及びXはそれぞれ独立にメチル基又はエチル基を示す。]
    で表されるジアルキルアミノメチレン化合物へ誘導した後、これを酸の存在下に反応させ、式(3):
    Figure 2005263673
    [式中、P、P及びRは上記と同意義を示し、Mは水素原子、ナトリウム、カリウム又はリチウムを示す。]
    で表されるヒドロキシメチレン化合物を得、これを式(4):
    Figure 2005263673
    [式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有してもよいアラルキル基又は式(a)、式(b)もしくは式(c)で表される基を示す:
    Figure 2005263673
    (式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示し、Rは水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示す。]
    で表されるアミジン化合物又はその塩と反応させることを特徴とする、式(5):
    Figure 2005263673
    [式中、P、P及びRは上記と同意義を示す。]
    で表される5−保護アミノピリミジン化合物の製造方法。
  2. 式(3−a):
    Figure 2005263673
    [式中、Rはメチル基もしくはエチル基を示し、Pは水素原子もしくはベンジル基を表し、Pは、Pが水素原子のときウレタン型保護基を示し、Pがベンジル基のときベンジル基をそれぞれ示し、又はPとPは一体となってフタロイル基を示し、Mは水素原子、ナトリウム、カリウム又はリチウムを示す。]
    で表されるヒドロキシメチレン化合物。
  3. 式(5−a):
    Figure 2005263673
    [式中、Pは水素原子もしくはベンジル基を表し、Pは、Pが水素原子のときウレタン型保護基を示し、Pがベンジル基のときベンジル基をそれぞれ示し、又はPとPは一体となってフタロイル基を示し、Rは式(a)もしくは式(b)で表される基を示す:
    −O−R(a) −S−R(b)
    (式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示す)。]
    で表される5−保護アミノピリミジン化合物。
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