JP2005262422A - 鋏研磨機用ホルダ - Google Patents

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JP2005262422A JP2004082603A JP2004082603A JP2005262422A JP 2005262422 A JP2005262422 A JP 2005262422A JP 2004082603 A JP2004082603 A JP 2004082603A JP 2004082603 A JP2004082603 A JP 2004082603A JP 2005262422 A JP2005262422 A JP 2005262422A
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Abstract

【課題】鋏を自由に移動でき、かつ安定した研磨が可能な鋏研磨機用ホルダを提供する。
【解決手段】回転する円形の研磨板52を備えた研磨機に取り付け、研磨板52の上面に接触するように鋏1を保持する鋏研磨機用ホルダにおいて、研磨機への取付部から第1リンク11、第2リンク12及び第3リンク13を前後に揺動するように回動自在に順次結合し、第3リンク13の自由端側に鋏1を刃身2の刃の研磨角度に応じて幅方向に所定角度傾斜させた状態で固定する固定具14を設ける。第1乃至第3リンク11,12,13の相互の揺動に伴い、鋏1を研磨板52に対して前後方向に移動させて研磨すると、固定具14により刃の研磨角度を一定に維持しつつ、刃線3の微妙な曲率の変化に対応した研磨が可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、鋏の刃を研ぐ装置に取り付けて鋏を保持し、刃の研磨作業を補助するホルダに関するものである。
従来、鋏研磨機に取り付けて鋏を保持するホルダとして、図6に示すようなものが知られている(下記特許文献1参照)。このホルダは、平行クランク機構41を応用し、リンク42の下端部の固定具43に取り付けた分解状態の鋏1を、鋏研磨機の機台51に内蔵したモータで回転する円形の研磨板52の上面に対して、平行状態を維持しながら前後方向に移動させる構成となっている。
このホルダでは、リンク42と固定具43の連結点の位置を僅かにずらすことにより、鋏1を前後方向に曲線を描くように移動させて、鋏1の刃身2に形成する刃を、刃線3が刃元から刃先へかけて弓なりに湾曲したいわゆる柳刃の形状に仕上げることもできる。
特開平9−174397号公報
しかしながら、上記のようなホルダでは、鋏1の移動軌跡が制約されることから、刃線3の微妙な曲率の変化に対応することができず、鋏の研磨にある程度熟練した人にとっては、かえって研ぎにくく感じることがある。
そこで、この発明は、鋏の移動の自由度が高く、かつ安定した研磨が可能な鋏研磨機用ホルダを提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、回転する円形の研磨板を備えた研磨機に取り付け、研磨板の上面に接触するように鋏を保持する鋏研磨機用ホルダにおいて、研磨機への取付部から第1リンク、第2リンク及び第3リンクを前後に揺動するように回動自在に順次結合し、第3リンクの自由端側に鋏を刃の研磨角度に応じて幅方向に所定角度傾斜させた状態で固定する固定具を設け、第1乃至第3リンクの相互の揺動に伴い、鋏が研磨板に対して前後方向に移動するようにしたのである。
また、前記第1リンクの固定端を、左右方向に延び上下に揺動するレバー部材の一端に回動自在に結合し、第1乃至第3リンクと共に、鋏が左右方向に弧を描いて移動するようにし、鋏の移動の自由度を高めたのである。
さらに、前記固定具から鋏の先端側へ向けて指掛部材を延出し、この指掛部材の先端部に、鋏の先端側に当接して、その振れを抑制する突片を設けたのである。
上記のようなホルダでは、鋏を固定具で所定角度に固定しつつ、前後方向に移動させるので、刃の研磨角度が一定に維持され、第1乃至第3リンクの揺動に伴い、刃線が自由な軌跡を描くように鋏を前後方向へ移動させることができ、刃線の微妙な曲率の変化に対応した研磨が可能となる。
また、前記第1リンクの固定端を、左右に揺動するレバー部材の一端に回動自在に結合し、第1乃至第3リンクと共に、鋏が左右方向に弧を描いて移動するようにすると、刃を峰側から刃線へ向けて弓なりに湾曲した蛤刃に仕上げることも可能となる。
さらに、前記固定具から鋏の先端側へ向けて指掛部材を延出し、この指掛部材に、鋏の先端側に当接して、その振れを抑制する突片を設けると、鋏を安定した状態で意図する軌跡を描くように移動させることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示す研磨機は、機台51に内蔵したモータで回転する円盤53の上面に、研磨板52として円形のペーパーを固定したものである。この研磨機の機台51には、粉塵の飛散防止壁54が取り付けられ、その後部には支柱55が立設されている。そして、この支柱55に鋏1を保持するホルダが取り付けられる。
このホルダは、左右方向に延びるレバー部材21を上下に揺動するように支柱55に取り付け、レバー部材21の一端に、第1リンク11、第2リンク12及び第3リンク13を前後に揺動するように回動自在に順次結合し、第3リンク13の自由端側に鋏1を固定する固定具14を設けたものとなっている。
レバー部材21は、支柱55に前後方向の軸22を介して回動自在に支持され、レバー部材21の他端部はハンドル部23とされている。また、レバー部材21には、軸22を中心とする弧状の長穴24が設けられ、この長穴24及び支柱55を貫通する固定ねじ25を締め付けると、レバー部材21は所定の角度に固定される。
レバー部材21の一端部は前方へ屈曲し、その屈曲部に第1リンク11の固定端となる一端を結合する左右方向の軸26が挿通されている。第1リンク11の他端と第2リンク12の一端、第2リンク12の他端と第3リンク13の一端は、それぞれ左右方向の軸15,16によりそれぞれ結合され、第3リンク13の他端が自由端となっている。
固定具14には、分解した鋏1のヒンジ部付近を刃の研磨角度に応じて幅方向に所定角度傾斜させた状態で挿入する差込溝17が形成され、この鋏1は、固定具14にねじ込んだ固定ねじ18で固定される。
また、固定具14には、後方すなわち鋏1の先端側へ向けて、棒状の指掛部材19が取り付けられ、この指掛部材19の先端部には、傾斜した端縁が鋏1の先端側部分に当接して、その振れを抑制する突片20が下向きに設けられている。
このようなホルダを備えた研磨機で鋏1を研ぐには、固定具14に鋏1を取り付けて、研磨板52を載せた円盤53を回転させる。そして、固定具14を握り、指掛部材19に指を添え、図2に示すように、第1乃至第3リンク11,12,13の揺動に伴い、鋏1の刃身2を刃元側から研磨板52に押し当てて手前に引き、一旦持ち上げて後方へ戻す動作を繰り返す。
このとき、上記ホルダでは、鋏1を固定具14で所定角度に固定しつつ、前後方向に移動させるので、刃の研磨角度が一定に維持され、第1乃至第3リンク11,12,13の相対回転に伴い、刃線3が自由な軌跡を描くように鋏1を前後方向へ移動させることができ、刃線3の微妙な曲率の変化に対応した研磨が可能となる。
また、鋏1の先端側部分に当接する突片20を備えた指掛部材19に指を添えているので、刃身2を指で直接押さえなくても、鋏1を安定した状態で意図する軌跡を描くように移動させることができる。
さらに、このホルダでは、図3に示すように、固定ねじ25を緩めて、ハンドル部23に手を掛け、レバー部材21を上下に揺動させると、第1乃至第3リンク11,12,13と共に、鋏1が左右方向に弧を描いて移動するので、刃を峰側から刃線へ向けて弓なりに湾曲した蛤刃に仕上げることもできる。
ところで、上記ホルダは、図4に示すように、研磨板52として円環状の砥石を用いた研磨機にも使用できる。この研磨機では、水研ぎを行うため、研磨板52の上方に水差し56が設けられ、この水差し56から研磨板52に水が滴下される。研磨板52の周囲には、スポンジから成る粉塵及び水滴の飛散防止壁54が設けられている。
この研磨機に上記ホルダを取り付ける際には、図1の場合とは異なり、レバー部材21を外して、機台51にステー27を手前に延びるように取り付け、このステー27の前端部に、第1リンク11の固定端を左右方向の軸28を介して回動自在に結合する。
このようなホルダを備えた研磨機で鋏1を研ぐ場合には、固定具14に鋏1を取り付けて、研磨板52を回転させ、固定具14を握り、指掛部材19に指を添え、図5に示すように、第1乃至第3リンク11,12,13の揺動に伴い、鋏1の刃身2を刃元側から研磨板52に押し当てて手前に引き、一旦持ち上げて後方へ戻す動作を繰り返す。
この研磨に際しても、鋏1を固定具14で所定角度に固定しつつ、前後方向に移動させるので、刃の研磨角度が一定に維持され、第1乃至第3リンク11,12,13の相対回転に伴い、刃線3が自由な軌跡を描くように鋏1を前後方向へ移動させることができ、刃線3の微妙な曲率の変化に対応した研磨が可能となる。
また、鋏1の先端側部分に当接する突片20を備えた指掛部材19に指を添えているので、刃身2を指で直接押さえなくても、鋏1を安定した状態で意図する軌跡を描くように移動させることができる。
そして、このホルダは、図1及び図4に示すような汎用の電動式研磨機に取り付けて使用することができ、理髪店や一般家庭において、高価な鋏研ぎ専用の研磨機を使用した場合と比べても遜色のない仕上がりを手軽に得ることができる。
この発明に係るホルダの研磨機への取付例を示す斜視図 同上の通常の研磨状態を示す側面図 同上の蛤刃の研磨状態を示す正面図 この発明に係るホルダの他の研磨機への取付例を示す斜視図 同上の研磨状態を示す側面図 従来のホルダを備えた研磨機を示す側面図
符号の説明
1 鋏
2 刃身
3 刃線
11 第1リンク
12 第2リンク
13 第3リンク
14 固定具
15,16 軸
17 差込溝
18 固定ねじ
19 指掛部材
20 突片
21 レバー部材
22 軸
23 ハンドル部
24 長穴
25 固定ねじ
26 軸
27 ステー
28 軸
51 機台
52 研磨板
53 円盤
54 飛散防止壁
55 支柱

Claims (3)

  1. 回転する円形の研磨板を備えた研磨機に取り付け、研磨板の上面に接触するように鋏を保持する鋏研磨機用ホルダにおいて、研磨機への取付部から第1リンク、第2リンク及び第3リンクを前後に揺動するように回動自在に順次結合し、第3リンクの自由端側に鋏を刃の研磨角度に応じて幅方向に所定角度傾斜させた状態で固定する固定具を設け、第1乃至第3リンクの相互の揺動に伴い、鋏が研磨板に対して前後方向に移動するようにしたことを特徴とする鋏研磨機用ホルダ。
  2. 前記第1リンクの固定端を、左右方向に延び上下に揺動するレバー部材の一端に回動自在に結合し、第1乃至第3リンクと共に、鋏が左右方向に弧を描いて移動するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の鋏研磨機用ホルダ。
  3. 前記固定具から鋏の先端側へ向けて指掛部材を延出し、この指掛部材に、鋏の先端側に当接して、その振れを抑制する突片を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の鋏研磨機用ホルダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009235518A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Jfe Steel Corp 研磨装置
KR101094891B1 (ko) 2009-04-13 2011-12-20 김강기 이·미용 가위의 끝각 연마장치.

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