JP2005261571A - 封入球式遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 封入球式遊技機100は、仮想的に遊技球の増減を示す仮想遊技球表示器154を備えている。仮想遊技球表示器154は、封入球式でない通常のパチンコ遊技機等の遊技機における上皿上の遊技球の移動を仮想的に再現するものである。そして、仮想遊技球表示器154においては、持球数が所定数以下となった場合に、持球数と同じ数の遊技球を仮想的に表示する。また、所定数以下の持球数の減少に対応して、仮想的に表示された遊技球を減少させる。これにより、遊技者に持球数が少ないことを知らせるとともに、残り少ない持球数の数をデジタル表示だけではなく、仮想表示された遊技球の数で遊技者に認識させることができる。
【選択図】図1
Description
このような封入球式遊技機においては、封入された所定数の遊技球が循環使用されるので、通常の遊技機のように遊技者の持球としての遊技球が増減することはなく、情報としての持球数(遊技媒体数)を示す数値が遊技球の発射に対応して減少するとともに、遊技球の入賞に対応して増加する。なお、ここで、持球数とは、遊技者が保有する仮想の遊技媒体数を示すものであり、遊技者が遊技領域に遊技球を発射可能な回数を示す。従って、封入球式遊技機においては、情報としての持球数が0となると、遊技球の発射ができない状態となる。
しかし、遊技の進行に伴って変化する遊技者の持球数データが表示器に数字としてデジタル表示されるのみで、外部から遊技球を流入させる通常の遊技機のように上皿の球の動きがないので、遊技球の発射や賞球の発生に伴って持球数が変化したことの実感がわかないという問題があった。
そこで、遊技球の発射に対応して持球数が変化していることを実感させるために、透明部材により形成した前面板の裏面に、遊技機内に封入された遊技球が発射を待機する遊技球待機通路と、遊技球待機通路に待機した遊技球を発射位置に送る球送り部材と、前記発射位置となるとともに発射された遊技球が通過する発射レールと、発射された遊技球の回収部とを設け、かつ、これらを上述のように前面板を透明として遊技者が目視可能となるようにした封入球式パチンコ遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)
特許文献1に記載された封入球式パチンコ遊技機では、回収から発射までの遊技球の循環状況を遊技者が目視できるようになることから、持球数の減少が遊技球の発射に基づいていることを遊技者が確認可能となる。
特に、所謂大当りが発生した際に、持球数が少なくなり、それに気付かないまま遊技者が遊技を行っていると、大当り発生に伴って開いた大入賞口の特定領域を遊技球が通過する前に、持球数が0となって遊技球の発射が停止され、所謂パンクとなってしまい遊技者が不利益を蒙ってしまうという問題があった。また、パンクしないまでも、遊技者は大当りが発生した直後に遊技球が発射できなくなったことで、あわてて、現金を遊技価値情報に変換したり、遊技価値情報を持球数に変換したりすることになり、大当りの発生に対する興趣がそがれてしまう。
前記循環経路には、
前記発射位置へ遊技球を一個宛送球する球送り装置と、
前記球送り装置により発射位置に送られる遊技球を待機させる待機流路と、
を備え、
遊技者の保有する持球数により遊技可能になり、前記発射により持球数から減算処理し、遊技球の入賞により持球数に加算処理する封入球式遊技機において、
前記発射位置への送球に関連して、遊技者に遊技球が移動したように仮想的に見せる仮想遊技球表示手段を設け、
前記仮想遊技球表示手段は、径が遊技球とほぼ同じ大きさのレンズを有する発光手段を複数個左右方向一列に並設したことを特徴としている。
また、レンズを有する発光手段は、例えば、各種ランプや、LEDであり、レンズは、基本的にフィラメントやLED素子等の光源の周囲を囲むランプ球であるが、ランプ球の周囲にさらに配置される透光部材であっても良い。また、この発明においてレンズは、基本的に発光手段を遊技球とほぼ同様の形状に見せるための機能を有するものであるが、レンズは、光源の光を拡散して光源をレンズを通して視認できないように隠してレンズが発光しているように見せたり、光源の光が効率的に遊技者の視点に向かうように光の方向を制御したりしても良い。
また、レンズは、発光手段を仮想遊技球として遊技球のように見せる必要があるが、球状である必要はなく、半球状、有蓋円筒状、円錐台状、釣り鐘状等のように、少なくとも1つの方向から見た際(特に遊技者の視点から見た際)に、直感的に遊技球と見なせるように円形に見えるものであれば良い。また、レンズの径は、レンズが円形と見える方向から見た場合のレンズの最大径であり、上述のような形状のレンズにおいて、基本的に底面の径である。すなわち、レンズは、遊技球とほぼ同様の大きさに丸く見える透光部材であれば良い。
なお、仮想遊技球表示手段には、例えば、発光手段の点灯消灯を駆動制御する制御手段を備える必要があるが、制御手段は、仮想遊技球表示手段の外部にあって、仮想遊技球表示手段と接続されていても良い。また、制御手段は、持球数の情報、すなわち、持球数の値、持球数の値の変化の情報に基づいて、発光手段の点灯と消灯とを制御するようになっていることが好ましい。また、持球数の情報は、遊技球の発射もしくは遊技球の発射位置への移動により1個ずつ減少し、遊技球の入賞に基づく賞球や、遊技価値情報の遊技媒体数への変換により増加するので、制御手段は、遊技球の発射位置への移動や、この移動に関連する遊技球の発射や、遊技価値情報の持球数への変換や、遊技球の入賞(賞球の発生)等に基づいて、発光手段を制御するようになっていることが好ましい。
前記循環経路には、
前記発射位置へ遊技球を一個宛送球する球送り装置と、
前記球送り装置により発射位置に送られる遊技球を待機させる待機流路と、
を備え、
遊技者の保有する持球数により遊技可能になり、前記発射により持球数から減算処理し、遊技球の入賞により持球数に加算処理する封入球式遊技機において、
前記発射位置への送球に関連して、遊技者に遊技球が移動したように仮想的に見せる仮想遊技球表示手段を設け、
前記仮想遊技球表示手段は、前記循環経路とは別に球を封入して循環させる仮想遊技球循環路からなり、
前記仮想遊技球循環路が臨み、球の移動を視認可能な窓部を当該遊技機前面側に設けたことを特徴としている。
また、窓部は、例えば、封入球式遊技機のガラス枠より下側、すなわち、遊技領域より下側の前面を構成する部材に形成された開口部(レンズ等の透明な部材で閉塞されてていも良い)であり、前面を構成する部材の裏側に配置された仮想遊技球循環路を有する仮想遊技球表示手段の少なくとも一部を視認可能とするものである。
また、仮想遊技球循環路内の一部だけを遊技者に視認可能とし、仮想遊技球循環路内の遊技者に視認可能な部分に存在する球の数を増減できるようにすることも可能である。
従って、請求項1に記載の発明の発光手段の光の移動により遊技球の移動及び増減を仮想的に表現した場合と同様の作用効果を得ることができるとともに、仮想遊技球となる球を実際に移動及び増減させることで、よりリアルで遊技者に実感させやすいように遊技球の移動及び増減を仮想的に表現することができる。なお、球は、遊技球と略同じ大きさとなっていることが好ましい。
透明または半透明の球を複数封入した略楕円状で、前記窓部に臨み一側に下り傾斜した上側流路と、前記上側流路を流下した球を下方に搬送する下搬送路と、前記下搬送路に連通して前記上側流路の下方に位置し、前記上側流路の傾斜方向とは反対方向に下り傾斜した下側流路と、前記下側流路に流下した球を前記上側流路の上流側に搬送する上搬送路と、からなり、
前記下搬送路において球を搬送する第1搬送手段を駆動する第1駆動源と、
前記上搬送路において球を搬送する第2搬送手段を駆動する第2駆動源と、
前記上側流路の流下面に沿って複数設けられた発光源と、
を備え、
前記上側流路に整列した所定数の球の移動を視認可能なようにして、前記発光源の光が球により拡散されるようにしたことを特徴としている。
ここで、下搬送路の第1搬送手段を駆動する第1駆動手段を停止した状態で、上搬送路の第2搬送手段を駆動する第2駆動手段を作動させると、下側流路にある球が上搬送路において第2搬送手段により上側流路に移動するが、上側流路上の球は、第1搬送手段が停止しているので、下搬送路から下側流路に至ることなく、上側流路に留まった状態となる。従って、遊技者に窓部を介して視認される上側流路において、第2搬送手段が球を搬送するたびに仮想遊技球となる球が増加することになり、上皿上の遊技球の増加を仮想的に表現することができる。
すなわち、上側流路の球を下側流路に搬送する第1搬送手段と、下側流路の球を上側流路に搬送する第2搬送手段とが別々に駆動源を有することにより、複数の球を仮想遊技球循環路で循環させるだけではなく、上側流路上に滞留する視認可能な球の数を増減させることができる。
前記循環経路は、前記発射位置に送球される遊技球を検出する球送り検出手段を備え、
前記仮想遊技球循環路は、
前記下搬送路から下側流路に流入する球を検出する第1球検出手段と、
前記上搬送路から上側流路に流入する球を検出する第2球検出手段と、
を備え、
前記球送り検出手段が遊技球を検出すると、前記第1駆動源を前記第1検出手段が球を検出するまで駆動させ、かつ、前記第2駆動源を前記第2球検出手段が球を検出するまで駆動させ、前記上側流路に連なって整列された複数の球を球一個分下流側に移動させるようにしたことを特徴としている。
また、第2球検出手段により上搬送路から上側流路に流入する球が検出されるまで第2駆動源を駆動させて第2搬送手段により球を搬送させることで、上側流路の上搬送路側(上流側)に下側流路側から球が1個搬送される。従って、上述のように球が仮想遊技球循環路を循環することから、上側流路においては、球送り装置が発射位置に遊技球を送るたびに下流側に球が1個分の距離だけ移動するとともに下流側の球が1個下側流路に搬送され、かつ、上流側に球が1個補給される。
このような上側流路での球の移動は、上皿の遊技球が発射位置に送られる側の端部において、遊技球が一列になるように集束され、ほぼ一列となった遊技球が遊技球の発射に対応して1個ずつ発射位置に送られて移動する様を仮想的に再現している。
従って、遊技者は、仮想遊技球表示手段を見ることにより、直感的に遊技球の発射による持球数の減少を実感することができる。
前記循環経路は、前記発射位置に送球される遊技球を検出する球送り検出手段を備え、
前記仮想遊技球循環路は、
前記下搬送路から下側流路に流入する球を検出する第1球検出手段と、
前記上搬送路から上側流路に流入する球を検出する第2球検出手段と、
を備え、
遊技者の持球数が、前記上側流路の上面から視認可能な球の所定数以下となった場合に、前記球送り検出手段が遊技球を検出すると、前記第2駆動源を停止した状態に保持し、前記第1駆動源を前記第1検出手段が球を検出するまで駆動させ、前記上側流路に連なって整列された球を球1個分下流側に移動することにより球1個分減少させるようにしたことを特徴としている。
この際に、第2駆動源は駆動せず、第2搬送手段が停止した状態となっているので、上側流路においては、その傾斜下側の下搬送路において、球が1個下側流路に送られて、上側流路においては、球が1個減少するとともに、下側流路に搬送された球の傾斜上側に有った複数もしくは1個の球が球一個分だけ下に移動する。また、第2搬送手段(第2駆動源)が停止しているので、上搬送路において、上側流路の傾斜上側(上流側)に球が搬送されて補給されることなく、上述のように上側流路の球は減少した状態となる。また、上側流路に球が1つとなった状態で、第1搬送手段に球が搬送されると、遊技者に視認可能な上側流路から球がなくなった状態となる。
このような上側流路での球の移動と減少は、上皿の遊技球が発射位置に送られる側の端部において、残り僅かな遊技球がほぼ一列となった状態で、遊技球の発射に対応して遊技球が1個ずつ発射位置に送られて、残り僅かな遊技球がさらに減少していく様を仮想的に再現している。
従って、遊技者は、仮想遊技球表示手段を見ることにより、直感的に遊技球の発射による持球数の減少を実感することができる。
遊技者の持球数が所定数以下になった場合に、前記発光源を点滅させるようにしたことを特徴としている。
また、発光源を点滅させることで遊技者の注意を仮想遊技球表示手段に向けさせた後に、上述のように持球数に対応して上側流路上の球の数を減少させるようにすれば、さらに効果的に遊技者に持球数が残り少ないことを認識させることができる。
遊技者が保有する遊技価値情報を持球数に変換する操作を行う変換操作手段を備え、変換操作手段により遊技価値情報が持球数に変換された場合には、前記第1駆動源を前記第1球検出手段が所定数の球を検出するまで駆動し、その後、前記第2駆動源を前記第2球検出手段が所定数の球を検出するまで駆動するようにしたことを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、例えば、現金を投入すること等により発生した遊技価値情報を持球数に変換すること、すなわち、変換される遊技価値情報に対応する遊技媒体数を持球数に加算することにより、持球数が短時間で大きく増加した場合に、仮想遊技表示手段で以下のことが行われる。
次ぎに、前記第2駆動源を前記第2球検出手段が所定数の球を検出するまで駆動することにより、下側流路から所定数の球が上側流路に搬送され、上側流路において、所定数の球が減少した後に所定数の球が補充された状態となる。
これは、通常の遊技機における上皿の遊技球が残り少なくなった後に、現金もしくはカード等の記憶媒体に記憶された遊技価値情報に基づいて遊技球を借りた際に、遊技球が払い出されて上皿の遊技球数が増加したことを仮想的に再現している。このような仮想遊技球表示手段による表示により、遊技価値情報を遊技球に変換したことにより、持球数が増加したことを遊技者に実感させることができる。
第1実施形態の封入球式遊技機は、本発明をパチンコ遊技機に応用したものであり、例えば、遊技内容等は、従来のパチンコ遊技機と同様とすることが可能となっているとともに、外形等のサイズも同様となっており、パチンコ遊技店の現状の島設備に設置可能となっているが、島設備の球供給機構や球排出機構を用いることがないものとなっている。すなわち、封入球式遊技機は、予め封入された遊技球を用いる。また、封入球式遊技機は、例えば、貸玉機等への現金の投入等により発生する遊技価値情報(例えば、金額情報)を入力され、遊技価値情報を遊技に使用可能な遊技球数(遊技媒体数)である持球数のデータに変換し、このデータに対応して封入された遊技球を遊技領域に発射可能とし、遊技球を発射すると発射された遊技球数に対応して持球数のデータを減算するようになっている。また、発射された遊技球が各種入賞口や変動入賞装置等の入賞具に入賞して賞球(遊技球)が発生した場合は、実際の遊技球を払い出すことなく、前記持球数のデータに賞球数が加算されるようになっている。また、持球数のデータが0となると、遊技球の発射ができない状態となる。この状態で遊技価値情報としての金額情報や貯球された遊技媒体数の情報等を遊技媒体数のデータに変換すると、持球数のデータに変換された遊技媒体数のデータが加算され、再び遊技球の発射が可能となる。
また、発射された遊技球は、遊技領域に至って一部は、入賞して遊技盤の裏面側に導かれてセーフ球として回収されるとともに、残りの入賞しなかった遊技球はアウト球として回収され、これら回収された遊技球が循環経路を通って再び発射可能な状態となるようになっており、遊技球は封入球式遊技機内で循環するようになっている。また、ファールとなった遊技球も循環経路に回収されるとともに、ファールとなった遊技球は遊技に係わることなく(入賞の機会を得ることなく)、回収されて再び発射可能とされるので、ファール球の発生に基づき、遊技価値情報の持球数のデータにファール球数が加算される。
前面枠本体130は、前面枠120の各部材の取付ベースとなるものであって、上述のように、矩形枠状の機枠110内にちょうど収まるように、概略矩形板状に構成されるとともに、その中央から上端部に渡る部分に遊技盤1を嵌め込んで収容するための方形状の開口部121が形成されている。また、前面枠本体130の遊技盤1が嵌め込まれた開口部121、すなわち、前面枠本体130の中央より少し下側から上端部に渡る部分を覆って前記ガラス枠140が配置されており、遊技盤1の前面と前記ガラス枠140に嵌め込まれた後側のガラス板141裏面との間で、遊技盤1の前面に設けられたガイドレール2に囲まれた部分が遊技球が発射されて流下する遊技領域1aとされている。
また、前面枠本体130及びガラス枠140はそれぞれ周知のパチンコ遊技機等の弾球遊技機と同様に鍵穴159にキーを差して回転させることで閉じた状態にロック可能となっている。また、ガラス枠140が開放されるとガラス枠開放検出センサ142(図12に図示)に検出されるようになっている。
なお、上述のように封入球式遊技機100では、賞球の払い出しは行われず、上述の出球数、入球数、差球数、持球数等は、実際の遊技球の個数ではなく、データ上の数値となる。すなわち、実際に使用される遊技球は、循環使用される限られた所定数(例えば、25個)しかなく、例えば、遊技領域1aに発射される遊技球を検知してカウントした発射球数、発射されたが戻ってしまった遊技球を検知してカウントしたファール球数、遊技領域1aに発射されて回収された遊技球を検知してカウントした回収球数、入賞した場合の賞球数、遊技店から借りた貸球数等の数値から上述の入球数、出球数、差球数、持球数が得られる。
また、サイドランプ12,12及びエラー表示器14,14は、遊技状態に対応して点灯、点滅、発光色の変更等の演出を行う。また、エラー表示器14,14は、エラー発生時に通常と異なる発光を行うことによりエラー発生を報知する。
取付盤131の前面側に取り付けられる前面操作ユニット150は、遊技者が遊技を行うために操作する操作手段となるものであり、遊技球の発射操作に係わる後述のタッチセンサ152及び発射スライドボリューム153を備えた操作装置16を有するとともに、操作装置16に取り付けられて、所定の後述する遊技情報を表示するとともに、遊技者が遊技価値情報を含む遊技情報に係わる操作を行うことが可能なタッチパネル表示ユニット151を有する。
また、タッチパネル表示ユニット151は、遊技者の持球となる遊技球を仮想的に表示する仮想遊技球表示器154を有する。なお、本発明に係る想遊技球表示器154を備えた前面操作ユニット150の詳細は後に説明する。
発射装置61は、図示しないモータ(ステッピングモータ)と、このモータに接続されて回転駆動されることにより、遊技球を打撃して遊技球を発射する発射杵66と、発射杵66の回転角度を規制するストッパ部材67と、発射レール62上に後述するように封入球循環ユニット200から供給された遊技球を、発射レール62の下端部上の発射杵66により打撃可能な所定位置に停止させる球位置決め部材(図示略)とを備える。
そして、発射レール62の後端部(傾斜下端部)上の球位置決め部材により遊技球が保持される位置が遊技球を遊技領域1aに発射する発射位置となる。
また、誘導路から遊技領域1aに至らずに戻ったファール球も発射球通過口135を通過するようになっている。なお、発射レール62の先端面は、発射球通過口135の直下より手前に配置され、発射球通過口135に戻るファール球は、発射レール62上に戻らずに、発射レール62の前に流下し、後述する封入球循環ユニット200のファール球回収部257上に至るようになっている。
また、封入球循環ユニット200は、待機流路221を遊技球の発射毎に移動する遊技球の付着物を除去する付着物除去手段400と、循環経路220内の球を抜く球抜き装置230とを備える。
また、封入球循環ユニット200の主要部は、図7等に示すように、主要部の前面側を構成する前壁部材310と、主要部の裏面側を構成する後壁部材320とから概略箱状に形成され、主要部の内部に上述の循環経路220(回収球流路280、待機流路221を含む)、ファール球流路252とが形成されている。なお、基本的に前壁部材310側に上述の遊技球の経路を構成する部材が形成されるとともに、センサ、ソレノイド等を取り付ける部材が形成され、後壁部材320には、各部材の取付を補助する部材や、封入球循環ユニット200の外周を囲う外周壁326を有する。また、前壁部材310及び後壁部材320は、それぞれ透明な合成樹脂により一体成型されており、封入球循環ユニット200内の遊技球や、封入球循環ユニット200の前側の遊技球や発射ユニット60等を透視可能となっており、封入球式遊技機100の裏面側から遊技球の詰まり等を目視で確認可能となっている。また、前壁部材310と後壁部材320とは、着脱自在に接合されている。
また、封入球循環ユニット200の接続部材201,201は、取付盤131の取付部132,132の軸となる突起が回動可能に挿入される筒状の形状を有するとともに、筒状部分にはスリットが形成され、スリット201a,201aから軸を出入可能とされることにより、接続部材201,201が取付部132,132から着脱自在とされ、封入球循環ユニット200を前面枠本体130の取付盤131から取り外し可能(着脱自在)となっている。
そして、封入球循環ユニット200は、取付盤131に取り付けられた発射ユニット60と前後に重なるように、発射ユニット60の後側に配置されて取付盤131に取り付けられる。そして、封入球循環ユニット200は、取付盤131に取り付けられた状態で前面枠本体130に取り付けられた遊技盤1の略真下に配置されるようになっている。
そして、回収部材210の囲い壁214に囲まれて上方に開放された状態となった部分がアウト球とセーフ球を回収する回収口211となっている。また、回収口211の遊技盤1前面側の下となる前部がアウト球を回収するアウト球回収口215とされ、遊技盤1の裏面側の下となる後部がセーフ球を回収するセーフ球回収口216となっている。
ファール球回収口251は、封入球循環ユニット200の前面を構成する前壁部材310の裏面側から見て右上端部に形成された開口で、回収されたファール球を封入球循環ユニット200外部から内部に導入するようになっている。また、前壁部材310の前面側のファール球回収口251の下側縁に対応する位置には、前壁部材310前面から前方に延出するファール球回収部257が備えられている。ファール球回収部257は、上面が後方のファール球回収口251に向かって下り傾斜した板状に形成されるとともに、ファール球回収口251につながる後側縁を除く周囲を囲んで上に突出した突条258を備えたもので、封入球循環ユニット200を取付盤131にほぼ垂直な状態に取り付けた際に、ファール球回収部257は、発射レール62の上端部(発射方向端部)の隣で、発射球通過口135の真下に配置され、発射球通過口135を通過して流下するファール球を受けるようになっている。
なお、ファール球センサ253は、回収球センサ212と同様に周知のパチンコ球通過センサスイッチであり、センサ取付部330の回収球センサ212の下側に、回収球センサ212と逆向きに取り付けられ、ファール球センサ253の遊技球が通過する孔253aがファール球流路252の上端部に配置されるようになっている。そして、回収球センサ212と同様にファール球を検出して信号を出力する。
この球抜き装置230は、球抜き開口部231と、これを開閉する板状の蓋部材232と、蓋部材232を支持、案内するリブ234、235、236とからなる。
また、後壁部材320に設けられた球抜き開口部231の外面には、球抜き開口部231を開閉するための板状の蓋部材232が、左右にスライド自在に設けられており、その球抜き開口部231の側方には、球抜き開口部231の開放時にこの蓋部材232を格納する蓋部材格納部237が設けられている。
この蓋部材232の背面には、開閉操作をするための取っ手232aが突設されている。
この蓋部材格納部237は蓋部材232の横幅以上の幅を持ち、球抜き開口部231の開放時に、蓋部材232を球抜き開口部231から完全に退避できるようになっている。さらに、後壁部材320の外面には、球抜き開口部231とこれに隣接する蓋部材格納部237の外周に外周リブ234が突設されており、蓋部材232はこの外周リブ234の内側に形成されたスライド部233に支持される。
二対のリブ235、236のうち、球抜き開口部231側のリブ235は、蓋部材格納部237側のリブ236に比べて、蓋部材232を案内する面の前後位置が移送供給部材243(前)寄りになっている。
また、蓋部材格納部237の前壁239は、球抜き開口部231にかけて前側に傾斜している。
そして、球抜き開口部231を閉じる位置では、蓋部材232の内面が後壁部材320の内面とほぼ同じ前後位置になる。
これにより、蓋部材232閉鎖時に段差が生じることが無く、球抜き開口部231付近での遊技球の流れを妨げない。
下側のスライド部233の、球抜き開口部231と蓋部材格納部237の境界付近には突起部238があって、球抜き時に蓋部材格納部237に格納された蓋部材232がこの突起部238の上に乗り上げるようになっている。
これによって、蓋部材232が押し上げられて上側のスライド部233に圧接するので、球抜き時の振動によって蓋部材232が動くことを防止でき、開放状態を維持することができる。
この移送供給部材243の遊技球を載置(保持)する底面板部材243aは、遊技球を1個分載置可能であって、封入球循環ユニット200の背面側から見て右から左に下るように傾斜(待機流路221と同じ傾斜)している。
また、底面板部材243aの一部あるいは全部は、その厚さが封入球循環ユニット200の背面側から見て、奥側から手前側にかけて薄くなっており、上面が手前側(後側)に下るように傾斜している。
つまり、底面板部材243aの上面は、封入球循環ユニット200の背面側から見て、右奥(右前)から左手前(左後)に下るように傾斜している。
これによって、球抜き開口部231を開放したときに、遊技球が封入球循環ユニット200内から自然に流出する。
遊技球の交換時には、蓋部材232をスライドさせて蓋部材格納部237に格納し、球抜き開口部231を開放して、移送供給部材243の底面板部材243aに形成された傾斜に沿って遊技球を流出させて、封入球式遊技機100(封入球循環ユニット200)から外部に取り出すようになっている。
また、球送り装置240は、規制壁241の球受け部242の反対側に形成され、規制壁241を乗り越え、供給導入口249から流入した遊技球を発射装置61(発射レール62上)に導出するための供給流路245と、球送り検出手段として供給流路245を通過して発射位置に送られる遊技球を検知する球送りセンサ246(供給球センサ)と、供給流路245(封入球循環ユニット200)の遊技球の発射装置61への導出口となる供給導出口247とを備える。
そして、待機流路221の待機傾斜部223上から球受け部242に配置された移送供給部材243の底面板部材243a上に流入した遊技球は、底面板部材243a上でその傾斜により規制壁241と蓋部材232が隣接する部分に寄って、規制壁241と蓋部材232に接触した状態となるようになっている。そして、移送供給部材243が球送りソレノイド244により上昇させられ、底面板部材243aの上面が規制壁241の上端より高くなった際に、底面板部材243a上の遊技球が底面板部材243aの傾斜によって規制壁241を越えて供給導入口249から供給流路245側に流下するようになっている。なお、底面板部材243aの一側端(待機流路221に臨む端部)は、上昇した場合に、待機流路221上で次ぎに移送供給部材243に送られる遊技球が移送供給部材243の下に入り込むことがないように、待機流路221の最下流部で待機する遊技球の直径より高く上がらないようになっている。
なお、球送りセンサ246も回収球センサ212と同様に遊技球を検出して信号を出力する。球送りセンサ246に検出された遊技球は、検出直後に発射装置61に供給されて発射されるので、球送りセンサ246は、発射装置61の前側であるが、遊技球の発射を検出する発射球センサも兼ねるものとなっている。
ように傾斜して球貯留状態となり、プランジャーを上げた状態では、球貯留板261の他方の端部が下となるように傾斜して球補充状態となる。
なお、球不足は、例えば、遊技領域1aにおいて、遊技球の詰まり等が発生し、遊技領域1a内に通常より多くの遊技球が存在することにより、封入球循環ユニット200に回収される遊技球の数が減った場合や、ガラス枠140を開放した際に、遊技球が外部に流出した場合等に発生する。
これにより、球交換カセットを球交換カセット取付部270にセットすることで、球交換カセットの球出口が開放状態となり、球交換カセットをセットした時点で、球交換カセットの球出口から遊技球が球補充装置260を経て循環流路220側に流下を開始することになる。
作動リンク部材273は、その下端部を除く主要部が前記導入経路を開閉する開閉扉部273aとされ、導入経路を遊技球の通過が不可となるように閉塞する前後幅及び上下幅を有するとともに、後述するようにセットされる球交換カセットに押圧される際に確実に押圧可能な厚み(左右幅)を有する。また、作動リンク部材273は、その主要部となる開閉扉部273aの下となる下端部に、下端部の前部から後方に延出した板状のリンク片273bを有する。また、リンク片273bは、上述の球交換カセット取付部270側に延出する球貯留板261の係合部材261bの下側の近傍(接しても良い)に配置されている。
また、作動リンク部材273は、開閉扉部273aとリンク片273bとの接合部分が前壁部材310に形成された軸(図示略)に回転自在に軸支されている。
また、後壁部材320の裏面の送風ファン420の取付位置に対応する部分には、フィルタ開口部322を有するフィルタ(図示略)を取り付けるためのフィルタ取付部321が設けられている。
上述のように静電気が除去された遊技球に付着した埃等の付着物は送風ファン420の送風により吹き飛ばされ、フィルタに回収される。
すなわち、封入球式遊技機100は、図1に示す、遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域1a内に遊技球(打球;遊技媒体)を発射して遊技を行うものであり、該遊技領域1aには、図1に示すように、普図始動ゲート6,6、この普図始動ゲート6,6を遊技球が通過して普図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器(図示略)、普通図柄(普図)の変動表示ゲームを表示する普図変動表示器(図示略)、普通変動入賞装置9、この普通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を点灯表示する特図始動記憶表示器(図示略)、特別図柄(特図、識別情報)の変動表示ゲームの表示等を行う変動表示装置4、特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、風車と呼ばれる打球方向変換部材(図示略)、多数の障害釘(図示省略)などが設けられている。
この普通変動入賞装置9は、特図の始動入賞口も兼ねている。すなわち、普通変動入賞装置9の内部(入賞領域)に備えられた始動口センサ9b(図12に図示)により遊技球を検出することに基づき始動条件が成立し、特図の変動表示ゲームが開始されるようになっている。
そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が、普図始動ゲート6,6内を通過すると、普図変動表示器において普図の変動表示ゲームが行われる。
ここで、普図変動表示器は、例えば、LEDなどによって構成され、普通図柄(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)の変動表示ゲームは、普図変動表示器の点灯状態を所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うようになっている。
この普図の変動表示ゲームの結果、普図変動表示器における停止表示が特別の結果態様となれば、普図の当たりとなって、普通変動入賞装置9の開閉部材が所定時間(例えば、0.5秒間)上述のように開放される。これにより、普通変動入賞装置9に遊技球が入
賞しやすくなり、特図の変動表示ゲームの始動が容易となる。
そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が特図の始動口を兼ねる普通変動入賞装置9へ進入して始動条件が成立することに基づき、表示画面42にて複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる特別図柄の変動表示ゲームを実行可能となっている。なお、特図の変動表示ゲームは、表示画面42において、複数種類の識別情報を所定時間変動表示させることにより行う。
そして、この特図の変動表示ゲームの結果として、表示画面42の表示態様が特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字の何れか)となった場合には、大当たりとなって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)となる。
また、大入賞口の内部(入賞領域)には、該大入賞口に入った遊技球を検出するためのカウントセンサ5b(図12に図示)と、大入賞口に入った遊技球のうち継続入賞領域(V入賞領域)に流入した遊技球を検出するためのV入賞センサ5c(図12に図示)が配設されている。
なお、各一般入賞口8,…の内部(入賞領域)には、該入賞口8,…に入った遊技球を検出するための入賞口センサ8a(図12に図示)が配設されている。
すなわち、封入球式遊技機100はパチンコ遊技機として、特図変動表示ゲームの結果、予め定められた特別結果態様となった場合に(大当りとなった場合に)、遊技者に特定の遊技価値を付与可能な特別遊技状態を発生可能に構成されている。
図1,図2に示すように、前面操作ユニット150は、情報表示装置であるタッチパネル表示ユニット151と、操作装置16とからなる。
操作装置16は、遊技球の発射を操作するためのタッチセンサ152,152及び発射スライドボリューム153を備えるとともに、スピーカ155を備える。
操作装置16は、図9に示すように、前面枠本体130の下部に備わった取付盤131の前面を前方から覆った取付部材163と、取付部材163の前面に取り付けられた前面構成部材161とを備える。上述したようにガラス枠140は前面枠本体130のうち上下方向中央より少し下側から上端部に渡る部分を前方から覆っているが、取付部材163は前面枠本体130のうち残りの下側の部分(取付盤131)を前方から覆っている。
そして、タッチパネル表示ユニット151を操作装置16に取り付けた場合に、タッチパネル表示ユニット151の情報表示装置取付部材151bの表示器取付部18の底壁183が情報表示装置取付空間16a内で載置リブ167,167上に載置された状態となる。
これら空間部16c,16cの内面のうち、主に遊技機の前方側で後方を向いた部分にタッチセンサを形成したものがタッチセンサ152,152となっている。また、ポケット状の空間部16c,16cの底面部分は、遊技者の手をおけるように凹部内より外側に延出した状態となっており、凹部に手を入れてタッチセンサに触れた状態で楽に手を凹部の底面におけるようになっている。すなわち、凹部の底面は、ハンドレスト158aとして機能する。
また、従来、発射勢の調整は、操作ハンドルを回転することにより行われていたが、この封入球式遊技機100では、発射スライドボリューム153の操作レバー156の上下動させることにより行われる。
タッチパネル表示器151aにおいては、透明なタッチパネル15aと、LCDパネル15bとが重ねて配置されており、LCDパネル15bに情報を表示するとともに、LCDパネル15bに表示された情報に基づいて、タッチパネル15aで座標位置を入力することにより、情報の表示と情報の入力操作が可能となっている。
また、遊技店が会員等に貯球による再プレイを許可している場合には、貯球数の情報(遊技価値情報)が表示される。
また、タッチパネル表示器151aのLCDパネル15bには、例えば、遊技者の遊技に関する情報として、変動表示ゲームの大当り回数や確率変動を伴う大当り回数、前回の大当りからの変動表示ゲームのスタート回数等が表示される。
また、同様に、LCDパネル15bには、上述の遊技価値情報としての貯球数の情報から予め設定された単位遊技球数(25個、125個、250個等)を遊技媒体数に変換する再プレイボタンが表示され、タッチパネル15aにより再プレイボタンの座標位置が入力されると、貯球数から単位遊技球数が差し引かれて、遊技媒体数に変換されて、さらに持球数に加算される制御が枠制御装置で行われる。
従って、タッチパネル表示器151aは、遊技者が保有する遊技価値情報を持球数に変換する操作を行う変換操作手段として機能する。
また、接続端子15dは、タッチパネルディスプレイ制御部15cに接続され、ケーシング15eの裏面側で露出した状態となっている。
すなわち、タッチパネル表示器151aの上部は、後述するように角度調整部材17に下側から押されることにより、上方に向かって移動して、タッチパネル表示器151aの角度が調整されることになるが、ケーシング15eの段差部15oが情報表示装置取付部材151bの上表面壁182の表示器取付開口部181の上側となる内側縁部下側に係合することで、タッチパネル表示器151aの上端が情報表示装置取付部材151bから外れるのを防止している。
前記表示器取付部18は、前方に向かって下り傾斜するように斜めに形成されるとともに、タッチパネル表示器151aが取り付けられる矩形状の表示器取付開口部181を有する上表面壁182と、上表面壁182と間隔を開けて上表面壁182の下側にほぼ水平に配置される底壁183と、底壁183の前縁部と上表面壁182の表示器取付開口部181の下側となる内側縁部との間に設けられる前壁184と、底壁183の左右の側縁と上表面壁182の表示器取付開口部181の左右となる内側縁との間に設けられる左右の側壁185,185とを備える。
また、上表面壁182には、タッチパネル表示器151aの外形とほぼ同形の表示器取付開口部181を有し、この表示器取付開口部181にタッチパネル表示器151aが取り付けられるようになっている。
また、上表面壁182の表示器取付開口部181の左側には、角度調整部材17の後述する角度調整ダイヤル17aが突出した状態に露出するダイヤル開口部18dが形成されている。
前壁184の内面の上端部の左右には、表示器取付部18に取り付けられるタッチパネル表示器151aの下端部左右の回動突起15hに対応する位置に上述の回動支持受部18aが形成されている。回動支持受部18aは、先端部に回動突起15hの円柱状の先端部と嵌合する凹部が形成されている。
また、図9に示すように、前壁184の斜め下を向いた前面の上端部には、段差状の下係合部187が形成され、下係合部187の段差面が操作装置16の上部開口の下側となる内側縁部に下側(内側)から係合するようになっている。
この係合により、情報表示装置取付部材151b(タッチパネル表示ユニット151)の下端部(前端部)の上方への移動が規制されるようになっている。
また、側壁185,185の後側縁部は、他の部材に接合されずに開放された状態となっている。そして、図10に示すように、左右の側壁185,185の後側縁部の上部には、それぞれ、角度調整部材17の後述する回転軸17bが回動自在に係合する軸受凹部18e,18eが形成されている。また、後から見て左側の側壁185の軸受凹部18e左側に隣設して側壁185と一体にボス18fが形成されている。このボス18fに、図7に示すようにビス18iを螺合することにより、軸受凹部18eからの回転軸17b端部の脱落を防止することができる。
従って、角度調整部材17の回転軸17bは、側壁185,185の2つの軸受凹部18e,18eと、軸受壁186の軸受凹部18gとに回動自在に嵌合する。
また、軸受壁186の軸受凹部18gに隣設して軸受壁186と一体にボス18hが形成され、このボス18hに、図7に示すようにビス18iを螺合することにより、軸受凹部18gからの回転軸17bの端部の脱落を防止することができる。
なお、下壁142は、ガラス枠140の前面側の装飾部材となる前面部の下端部から後方に延出したもので、その下側がガラス枠140の下面となり上構成部19の対向面192aの前部と対向する。また、下壁142の後端部は、上構成部19の対向面19の後端部よりは前となっている。
また、上構成部19の上面壁192上には、左右に延在して逆L字状の挿入防止部材194が形成され、ガラス枠140と前面構成部材161との間からセル、ピアノ線等の不正部材の挿入を防止するとともに、挿入防止部材194が前記下壁142と係合することで、ガラス枠140を閉めた状態でタッチパネル表示ユニット151を前側に引抜くような力がかかった際に、タッチパネル表示ユニット151が前側に向かって外れるのを防止している。
前記角度調整ダイヤル17aは、円板状のダイヤルでその中心に回転軸17bが固定され、回転軸17bと一体に回転可能とされるとともに、その一部が表示器取付部18の上表面壁182のダイヤル開口部18dから上表面壁182の前面側に遊技者が操作可能に露出している。
カム17c,17cは、図9に示すように、その中心に開けられた貫通孔に回転軸17bが回転不可に挿通され、2つのカム17c,17cの回転位相が合わせられるようになっている。
そして、角度調整ダイヤル17aを操作することにより回転軸17bを回転させることでカム17c,17cを回転させることができる。また、カム17c,17cの角度0となる段差がタッチパネル表示器151aの裏面と直交した状態、すなわち、カム17c,17cの角度0となる外周部分がタッチパネル表示器151aの裏面に当接した状態では、角度0の直前となる最も回転中心から距離がある外周部分がタッチパネル表示器151aのケーシング15eの裏面のカム用孔(図示略)に入り込む。これにより、裏面のカム用孔の真上の近傍に、カム17c,17cの段差の下側となる角度0の最も回転中心に近い外周部分が当接することが可能となる。
また、この状態から傾斜角度を大きくする方向に回転すると、タッチパネル表示器151aの裏面に当接するカム17c,17cの外周面がカム17c,17cの回転中心から遠くなることで、タッチパネル表示器151aの上部が押し上げられてタッチパネル表示器151aの傾斜角度が大きくなる。そして、図8に示すように、タッチパネル表示器151aの裏面に当接するカム17c,17cの外周面からカム17c,17cの回転中心までの距離が最大となる回転角度より僅かに手前の回転角度において、タッチパネル表示器151aのケーシング15eの段差部15oが情報表示装置取付部材151bの上表面壁182の表示器取付開口部181の上側となる内側縁部下側に当接し、タッチパネル表示器151aの上部が、それ以上、上方に移動できない状態となる。
前記LED154hは、LEDである発行素子の周囲を囲む透光部材であるレンズの大きさが、ほぼ遊技球の大きさとなるものである。なお、この例において、レンズの形状は、半球状、円錐台状もしくは釣り鐘状であり、底面の径が遊技球の径にほぼ等しいものとなっている。また、1つのレンズ内に色の異なるLED素子が3つもしくは2つ配置され、各LED154hが複数色に発光可能となっていても良い(所謂三色LEDを用いても良い)。また、複数のLED154hは、LED基板154b上に互いに近接もしくは接触した状態で一列に並べて配置されている。
また、カバー部材154aのレンズ154cの裏面側には、LED基板154bを取り付けるためのLED取付部154iが設けられ、LED取付部154iに設けられた、図示しないボスに、LED基板154b中央部のネジ孔を介してビスを螺合して締結することにより、カバー部材154aにLED基板154bが取り付けられている。
また、仮想遊技球表示器154のタッチパネル表示ユニット151(前面操作ユニット150)における取付位置は、前から見てタッチパネル表示器151aの右側となる。また、封入球式遊技機100においては、遊技盤1の下側において、右下側の発射位置から左上側に向かって遊技球が発射されるようになっており、仮想遊技球表示器154は、前面操作ユニット150の遊技球の発射側に配置されている。
すなわち、封入球式遊技機100は、前記発射位置への送球に関連して、遊技者に遊技球が移動したように仮想的に見せる仮想遊技球表示手段(仮想遊技球表示器154)を設け、前記仮想遊技球表示手段は、径が遊技球とほぼ同じ大きさのレンズを有する発光手段としてのLED154h,…を複数個左右方向一列に並設した構造を有する。
封入球式遊技機100の制御系としては、上述の遊技の進行を制御する遊技制御装置21(メイン制御装置)と、この遊技制御装置21の制御下で各種の演出に関する制御を行う演出制御装置51(サブ制御装置)と、遊技制御装置21の制御下で、持球数(遊技球数)の演算や、タッチパネル表示ユニット151(タッチパネル表示器151a)の表示制御(タッチパネルディスプレイ制御部15cの制御)等を行うとともに、仮想遊技球表示器154及び外部アピール装飾ランプ11等の制御を行う枠制御装置83と、枠制御装置83の制御下で発射装置61の制御等を行う発射制御装置63aとを備える。なお、これら制御系の装置や、その他の装置に電力を供給する電源供給装置72が備えられ、電源供給装置72は、停電時等の外部からの電力の供給が停止した際に、少なくとも揮発性のメモリに記憶されたデータの消失を防止するためにバックアップ電源73を備える。
また、遊技制御装置21には、入出力I/Fを介して普電ソレノイド9a、大入賞口ソレノイド5aが接続されて制御されるようになっており、特図や付図の変動表示ゲームの結果に基づいて、特別変動入賞装置5や普通変動入賞装置9の開閉が制御される。
演出制御装置51は、CPU、ROM、RAMを備えた演出用マイクロコンピュータや、ビデオ制御用の各種ICを備え、遊技制御装置21における特図の変動表示ゲームの進行の制御に基づいて、変動表示装置4において特図の変動表示ゲームの表示や、それに伴う演出表示の制御を行う。
また、演出制御装置51は、上述のように遊技制御装置21からの指令に基づき、スピーカ13,13(スピーカ155は、演出制御装置51の制御の元に枠制御装置83で駆動制御される)による発音動作などを制御したり、遊技盤1前面(各種役物を含む)に設けられた装飾用のLED類等を含む装飾ランプ15の点灯及び消灯を制御したりする。なお、サイドランプ12,12は、演出制御装置51に制御されるものとしても良いし、演出制御装置51の制御下で枠制御装置83が制御するものとしても良い。
このうち、CPU84aは、制御部、演算部を備え、各種演算・制御を行うものであり、球送りセンサ246から入力される遊技球の発射に関する情報や、遊技制御装置21から入力される遊技球の賞球に関する情報等から遊技者が遊技に使用可能な遊技球数のデータである持球数情報を算出したり、算出された持球数の情報に基づいて、タッチパネル表示ユニット151に持球数を数値としてデジタル表示する制御や、外部アピール装飾ランプ11及び仮想遊技球表示器154におけるLED等の電気的発光源の点灯・消灯・発光色の変更等の制御を行う。
RAM84bは、各種フラグ、各種タイマ、各種カウンタ等の記憶領域を有するとともに、CPU84aの作業領域等を備えている。
ROM84cには、上述の持球数等の遊技球の発射に関する制御を行うためのプログラムや、遊技球を循環使用する際の各種制御を行うためのプログラムや、タッチパネル表示ユニット151、外部アピール装飾ランプ11及び仮想遊技球表示器154の制御を行うプログラム等や、これらのプログラム等で使用されるデータ等が記憶されている。
さらに、入出力I/F85には、CPU84aから出力される各種の制御信号が入力され、これら制御信号は、該入出力I/F85により中継されて、図示しない出力ポート及びドライバを介して、発射制御装置63a、タッチパネル表示ユニット151(のLCDパネル15a)、外部アピール装飾ランプ11、仮想遊技球表示器154、スピーカ155、補充ソレノイド263、エラー表示器14などに出力されている。
また、枠制御装置83は、持球数の情報と球送りセンサ246からの信号とに基づいて、外部アピール装飾ランプ11を制御するとともに、持球数の情報と球送りセンサ246からの信号とタッチパネル表示器151aからの信号とに基づいて、仮想遊技球表示器154を制御する。
また、発射制御装置63aは、付着物除去手段400の送風ファン420の制御も行うようになっており、例えば、発射装置61による遊技球の発射が停止されている場合(タッチセンサ152から信号が入力している場合)に、送風ファン420を停止し、発射装置61により遊技球が所定時間毎に発射されている場合には、送風ファン420を作動させるようになっている。これにより、遊技球の発射が停止していることにより、待機流路221の付着物除去手段400の位置で停止した状態となった遊技球に送風ファン420が人口風を当てた状態のままとなるのを防止し、送風ファン420の耐用期間の延長と電力消費の低減を図っている。
なお、ファール球センサ253から枠制御装置83にファール球の検出を示す信号が入力した場合に、枠制御装置83において持球数に1加算する処理が行われる。
また、各入賞口センサ8a、始動口センサ9b、カウントセンサ5bのいずれかから枠制御装置83に入賞した遊技球の検出を示す信号が入力した場合に、枠制御装置83は、各センサ(各入賞)に対応した賞球数を持球数に加算する。
外部アピール装飾ランプ11,…(以下、ランプと略す)は、赤、青、緑の三色LEDが複数個入った半球状の透光部材(レンズ(ランプ球))を有するものであり、この例において、ランプ11,…が5つ設けられており、三色LEDの各色の発光の強弱により、各ランプ11,…は、多数色の発光が可能となっている。
そして、ランプ11,…においては、持球数が1000個未満の場合に全消灯した状態とされ、持球数が1000〜1999個の場合に、左端の1番目のランプ11が緑色に点灯し、持球数が2000〜3999個の場合に、左端から1番目と2番目の2つのランプ11,11が黄色に点灯し、持球数が4000個〜5999個の場合に、1番目〜3番目までの3つのランプ11,…が青色に点灯し、持球数が6000〜7999個の場合に、1番目〜4番目までの4つのランプ11,…が紫色に点灯し、持球数が8000〜9999個の場合に、1番目〜5番目までの5つ(全て)のランプ11,…が水色に点灯するようになっている。すなわち、持球数が1000個から2000個程度増加する毎に点灯するランプ11,…が増加するとともに、ランプ11,…の発光色が変更されるようになっている。上述の各色に点灯していないランプ11,…は、消灯状態とされている。
例えば、全てのLED154hが点灯した状態で、上述のタイミング毎に左端のLED154hから右端のLED154hに向かって、1つずつLED154hを点滅させ、右端のLED154hが点滅したら、再び、左端のLED154hのLED154hを点滅させることを繰り返すようにしている。
例えば、遊技球数が10個からLED154h,…の個数より1つ多い6個までは、上述のような光が左右方向に移動するようにLED154h,…の点灯や消灯を制御することなく、ランダムに近い状態で各LED154hを点滅させるとともに、全てのLED154hの全点灯と全消灯とを混ぜるような制御を行うことで、仮想遊技球表示器154に遊技者の注意を向けるとともに、遊技者に持球数が少なくなったことを示唆するようになっている。
これにより、遊技者がいない封入球式遊技機100が空き台なのか休憩中なのかを容易に判断することができる。
そして、LED154h,…を並び順に順次点滅させることで、遊技球が移動している状態を仮想的に表現することができる。従って、遊技球の発射タイミングに対応してLED154h,…の光が遊技球1個分移動するようにLEDの点灯及び消灯を制御することで、遊技球が発射毎に移動している状態を仮想的に表現することができる。
なお、第2実施形態の仮想遊技球表示器700は、球7,…の搬送機構等を有することから仮想遊技球表示器154より大きなものとなっており、図13,14に示すように、情報表示装置取付部材151bの表示器取付部18においては、第1実施形態に比較して、表示器取付開口部181、すなわち、タッチパネル表示器151aの取付位置が左にずらされ、表示器取付部18の情報表示器18の右側となる仮想遊技球表示器700の取付領域が広くされている。
また、仮想遊技球開口部18bには、仮想遊技球表示器700内の球7,…の視認性を向上するためのレンズ部材18kが嵌め込まれている。
底部固定リブ18mは、略水平に後方に延出し、上表面壁182に略直交する仮想遊技球表示器700の底部の前縁部に当接し、仮想遊技球表示器700を下から支持し、左右の上部固定リブ18n、18nは、仮想遊技球表示器700の上面の左右の円弧板状となった部分の後縁部に当接して、仮想遊技球表示器700の位置を決めている。
なお、表示器取付部18は、以上のようにタッチパネル表示器151aの取付位置と、仮想遊技球開口部18bの形状と、仮想遊技球表示器700の取付構造とが第1実施形態と異なる以外は、第1実施形態と同様の構成となっている。
なお、円弧状の下搬送路730の方が円弧状の上搬送路740よりも円弧の径が小さくされており、トラックとは僅かに異なる形状となっている。
上搬送路740は、下側流路720の下流側の端部から上側流路710の上流側端部に球7を上昇させて搬送するようになっている。
前記仮想遊技球表示手段は、透明または半透明の球7,…を複数封入した略楕円状で、前記仮想遊技球開口部18bに臨み一側に下り傾斜した上側流路710と、前記上側流路710を流下した球を下方に搬送する下搬送路730と、前記下搬送路730に連通して前記上側流路710の下方に位置し、前記上側流路710の傾斜方向とは反対方向に下り傾斜した下側流路720と、前記下側流路720に流下した球を前記上側流路710の上流側に搬送する上搬送路740とからなる。
外周壁部702は、下搬送路730の外周となる右の半円状部分と、上搬送路740の外周となる左の半円状部分と、これらの間の上側流路の710外周となる上の直線部分及び下側流路720の外周となる下の直線部分とから上述の略楕円状に形成されている。なお、上述のように上搬送路740側の半円部分の方が、下搬送路730の半円部分より径が大きいので、上下の直線部分は平行とはなっておらず、上搬送路740から下搬送路730側に向かうにつれて上下の直線部分の間隔が狭まるようになっている。
また、外周壁部702は、仮想遊技球表示器700の仮想遊技球となる球7の径より僅かに広い幅を有し、外周壁部702が略楕円の筒状となっている。そして、外周壁部702は、少なくとも上側流路710の外周となる上面部分が透明となっている必要がある。なお、仮想遊技球表示器700は、それを構成する部材が合成樹脂からなるとともに、上述のように少なくとも一部が内部の球7を視認可能とするように透明となっている必要があるが、成型上の都合により全体を透明な合成樹脂からなるものとしても良いし、一部を不透明な合成樹脂からなるものとしても良い。
また、底部703には、上側流路710の底面を構成する上側流路底板706と、下側流路720の天井面を構成する下側流路天板708とを備えるとともに上側流路710を底面側から照らす球見せLED707を備えた光源基板709を有する。
また、上側流路底板706には、4つの光源孔711,…が設けられている。光源孔711,…は、互いに球7の径とほぼ同じ間隔をあけて、上側流路710の球7の流下方向に沿って一列にならんで配置されている。また、光源孔711,…は、上側流路710の幅方向の中央部に設けられている。この光源孔711,…には、上側流路底板706の下側から上述の球見せLED707が上側に露出するようになっている。
また、下側流路天板708は、その左端部及び右端部に基板支持部721,722が上に向かって突出するように設けられている。なお、基板支持部721,722は、後述の第1及び第2搬送回転体751,755に接触しないように、左の基板支持部721が第2搬送回転体755の回転中心を中心とする円弧状に形成され、右の基板支持部722が第1搬送回転体751の回転中心を中心とす円弧状に形成されている。
また、基板支持部721,722は、その上端部が上側流路底板706の下面から等距離の位置に配置されている。そして、基板支持部721,722上には、左右両端部を基板支持部721,722に支持された状態で、上側流路底板706と平行に光源基板709が固定されている。
前記蓋部705は、底部703と同様の形状を有し、本体部704の開口部に着脱自在に嵌合している。
そして、第1搬送回転体751の谷の最も低い部分(回転中心に最も近い部分)と、外周壁部702の下搬送路730側の半円部分の内面との間の最短距離は、球7の径より僅かに長いものとされている。また、歯761の頂部と、外周壁部702の下搬送路730側の半円部分の内面との間の最短距離は、球7の径より短いものとされている。
従って、第2電動モータ756を作動させて第2搬送回転体755を回転させた際に、上搬送路740の下部に球があると、歯762が球を押し上げて上搬送路740の上側に搬送するようになっている。
そして、図12のブロック図に示すように、第1及び第2電動モータ751,755(のドライブ回路)は、入出力インタフェース85を介して、枠制御装置83に接続されており、その作動及び停止が枠制御装置83に制御されている。
第2マイクロスイッチ753は、底部703の上側流路710の上搬送路740側端部となり、かつ、上側流路710の上下(外周壁部702上部と上側流路底板706と)の中央より僅かに下となる位置に設置され、上搬送路740を通って上側流路710の上流側端部に至る遊技球の上下の中央部に接触するようになっている。
なお、第1及び第2マイクロスイッチ753,757は、第1及び第2搬送手段となる第1及び第2搬送回転体751,755により球7,…が搬送されたことを確認するためのものであり、1個の球7,…が搬送された場合や、所定数の球7,…が搬送された場合に、第1及び第2搬送回転体751,752の第1及び第2駆動源となる第1及び第2電動モータ752,756の停止を制御するためのものである。
なお、球7を検出する検出手段(センサ)としては、機械式等の接触式のセンサに限られるものではなく、光学式等の非接触式のセンサを用いるものとしても良いが、球7を透明とした場合に、光学式のセンサにおける検出感度が低下する可能性があり、この例では接触式のセンサを用いるものとした。言うまでもなく、球7を半透明とした場合や、透明な球7でも十分に検出可能な場合には、光学式センサを用いても良い。
また、第1及び第2マイクロスイッチ753,757を設けた場合には、第1及び第2電動モータ752,756として、ステッピングモータやサーボモータ等の回転角度、回転数、回転速度等を制御可能なモータではなく、安価なモータを使用することができ、第1及び第2マイクロスイッチ753,757を設けるものとしても、コストの低減を図ることができる。
まず、仮想遊技球表示器700においては、後述する遊技終了時に、図18(A)に示すように、球7,…が遊技者から視認可能となる上側流路710に球7,…が無い状態とされ、かつ、上搬送路740から下側流路720に渡って4個の球7,…が配置され、下側流路720に2個の球が保持された状態とされる。従って、基本的に、封入球式遊技機100の電源切断時及び起動時においては、上述の図18(A)に示す状態で球7,…が配置されていることになる。
この場合に、図18(A)に示すように、上搬送路740から下側流路720に4個、下搬送路730に2個の球7,…が配置されている状態で、枠制御装置83は、第1電動モータ752を停止して第1搬送回転体751を停止した状態に保持し、第2電動モータ756を作動させて第2搬送回転体755を回転させる。
これにより、図18(B)に示すように、球7,…が上搬送路740で第2搬送回転体755により上側流路710に搬送される。搬送された球7,…は、上側流路710の上流側端部を通過した際に、第2マイクロスイッチ757に検出され、第2マイクロスイッチ757から枠制御装置83に球7,…を検出したことを示す信号が入力する。
枠制御装置83は、第2マイクロスイッチ757からの信号の入力回数をカウントし、カウント値が所定数の4となった場合に、第2電動モータ756を停止する。
また、枠制御装置83は、上述の遊技価値情報を遊技媒体数に変換する操作のタイミングに基づき、球見せLED707,…を全て点灯させるとともに、所定時間(例えば、上述のように四個の球が搬送される時間)、もしくは、上述のカウント値が4となるまで、4個の球見せLED707,…を1個ずつ並び順に左から右に順次点灯しては消灯することを繰り返し、次いで、全ての球見せLED707,…を点灯した状態に保持するように制御する。
以上の仮想遊技球表示器700の動作により、遊技開始時に、球貸しにより上皿に球が補給された状態を仮想的に再現することができる。また、球7,…は、球見せLED707,…により下から光を照射されて、光を拡散した状態となる。すなわち、球7,…が発光したような状態に見せることができる。また、球見せLED707,…を光が移動するように点滅することで、遊技球の移動を示唆することができる。
枠制御装置83は、遊技者が遊技球の発射操作をしていない状態、すなわち、球送り装置240の球送りセンサ246が待機流路221から発射位置に送られる遊技球を検知していない状態では、上述の図19(A)に示すように、4個の球7,…が遊技者から視認可能となるように上側流路710で停止した状態を保持する。
そして、搬送された球7,…は、第2マイクロスイッチ757に検出され、これにより第2搬送回転体755の回転が停止し、次ぎの球送りセンサ246からの信号の入力があるまで、上側流路710に4個の球7,…が配置された状態が維持される。また、上述の処理の間、球見せLED707,…は、全部点灯した状態に維持され、かつ、下搬送路730では、球7,…が1個入れ替えられるが、保持される球7、…の総数は2個に維持される。
この場合には、図19(A)に示すように、上側流路710に4個の球7,…が配置された状態なので、まず、枠制御装置83は、第2電動モータ756を停止して第2搬送回転体752を停止した状態に保持し、第1電動モータ752を作動させて第2搬送回転体751を回転させる。
これにより、図19(B)に示すように、球7,…が下搬送路730で第1搬送回転体751により下側流路720に搬送される。搬送された球7,…は、下側流路720の上流側端部を通過した際に、第1マイクロスイッチ753に検出され、第1マイクロスイッチ753から枠制御装置83に球7,…を検出したことを示す信号が入力する。
枠制御装置83は、第1マイクロスイッチ753からの信号の入力回数をカウントし、カウント値が所定数の4となった場合に、第2電動モータ756を停止する。
従って、第2実施形態において、封入球式遊技機100は、遊技者が保有する遊技価値情報を持球数に変換する操作を行う変換操作手段(タッチパネル表示ユニット151)を第1実施形態と同様に備え、タッチパネル表示ユニット151により遊技価値情報が持球数(遊技媒体数)に変換された場合に、前記第1電動モータ752を前記第1マイクロスイッチ753が所定数の球7,…を検出するまで駆動し、その後、前記第2電動モータ756を前記第2マイクロスイッチ757が所定数の球を検出するまで駆動するようにしている。
なお、球見せLED707,…は、第1電動モータ752の回転開始時から第2電動モータ756の回転終了時まで遊技開始時と同様に4個の球見せLED707,…を1個ずつ並び順に左から右に順次点灯しては消灯することを繰り返すように制御される。
この場合の第1及び第2電動モータ752,756の枠制御装置83による制御は、持球数が11個以上の場合と同様に行われる。
一方、球見せLED707,…の枠制御装置83による制御においては、持球数が11個以上の場合に球見せLED707,…を点灯していたのに対して、持球数が10以下の場合に球見せLED707,…を全て点滅させて、遊技者に持球数が少なくなったことに対して注意を喚起するようになっている。
すなわち、第2実施形態の封入球式遊技機100においては、遊技者の持球数が所定数(例えば、10)以下になった場合に、球見せLED707,…(発光源)を点滅させるようにしている。
球見せLED707,…については、持球数が10以下の状態では、上述のように全て点滅状態とする。
そして、第1及び第2電動モータ752,756の制御においては、持球数が5個から4個になる際に、球送りセンサ246からの信号の入力のタイミングにより、上述のように上側流路710において、球7,…が4個から3個になった後に再び4個となり、持球数が4の状態で、球7,…上述のように図19(A)に示すように、下搬送路730に球7,…が2個保持され、上側流路710に視認可能に球7,…が4個配置され、視認可能な球7,…が持球数と同じ4個となる。
従って、封入球式遊技機100は、遊技者の持球数が、前記上側流路の上面から視認可能な球の所定数以下となった場合に、前記球送りセンサ246が遊技球を検出すると、前記第2電動モータ756を停止した状態に保持し、前記第1電動モータ756を前記第1マイクロスイッチ753が球7,…を検出するまで駆動させ、前記上側流路710に連なって整列された球7,…を球1個分下流側に移動することにより球1個分減少させる。
また、持球数が0の場合は、上側流路710の視認可能な球7,…が0となり、上述の開始時における遊技価値情報の遊技媒体数への変換操作時の仮想遊技球表示器700の制御と同様の制御となる。
なお、上側流路710の視認可能な球7,…の数が1〜3の状態で、上側流路710の球7,…を排出する際に、視認可能な球7、…が3個の場合には、第2電動モータ752を停止した状態で第1電動モータ752を作動させて第1搬送回転体751を回転させて、上側流路710の球7,…を下搬送路で下側流路720に向けて搬送開始し、下側流路720の上流側端部の第1マイクロスイッチ753が搬送された球7,…を3回検出した場合に、第1電動モータ752を停止して第1搬送回転体751による搬送を停止する
。以下同様に、持球数が2の場合には、第1マイクロスイッチ753による球7,…検出のカウント値が2となった場合に第1電動モータ752を停止し、持球数が1の場合には、第1マイクロスイッチ753による球7,…検出のカウント値が1となった場合に第1電動モータ752を停止する。
このような制御とすることにより、常に、下搬送路730に2個の球7,…を保持した状態とすることができる。
なお、賞球により、持球数が3以下の状態から4以上となった場合にも、同様に制御するものとしても良いし、例えば、単純に第2搬送回転体755を回転させて下側流路720にある球7,…を全て上側流路710に搬送するものとしても良い。
仮想遊技球表示器700においては、4個の球7,…(視認可能な最大数の球7,…:上側流路710に配置可能な最大数の球7,…)を視認可能に上側流路710に配置可能となっているので、仮想遊技球表示器700には、最低4個の球7,…を封入すれば良いことになる。しかし、下搬送路の第1搬送回転体751は、2個の球7,…(下搬送路に保持される最大数の球7,…)が保持されるようになっている。
以上のことから、仮想遊技球表示器700には、視認可能な球7,…の最大数に下搬送路に保持される球7,…の最大数を加算した数である6個以上の球7,…が封入されている必要がある。
以下に、第1及び第2電動モータ752,756をステッピングモータとして、第1及び第2マイクロスイッチ753,755なしで、仮想遊技球表示器700の制御を行う場合について説明する。なお、以下の説明において、球7,…の搬送パターンは、上述の搬送パターンと同様であり、制御の異なる部分だけを説明する。
そして、下搬送路730で球7,…を上側流路710から下側流路720に搬送する場合には、上述の第1マイクロスイッチ753で球7,…の搬送を確認する代わりに、保持可能な最大数の球7,…を保持した下搬送路730の第1搬送回転体751を、球7,…を保持する谷(歯761)の数に対応した角度で回転させる。
すなわち、1個の球7,…を搬送する場合に、第1搬送回転体751の一周となる角度(360°)を谷(歯761)数で割った角度αだけ、第1搬送回転体751を回転する。 また、複数の球7,…を搬送する場合には、第1搬送回転体751を前記角度αに搬送する球7,…の個数を乗算した角度で回転させるか、前記角度αの回転を搬送する球7,…の個数だけ繰り返す。
なお、第1搬送回転体751を回転させる際には、上側流路710に必ず球7,…がある必要がある。ここでは、上側流路710に4個の球7,7があるものとする。なお、第1搬送回転体751が2個の球7,…を保持した状態で、第2搬送回転体755をある程度の時間回転した状態に保持すれば、下側流路720上の球7,…は、全て、上側流路710に搬送されるので、いつでも、上側流路710に四個の球7,…が有る状態とすることができる。
そして、第2実施形態の封入球式遊技機100は、前記発射位置への送球に関連して、遊技者に遊技球が移動したように仮想的に見せる仮想遊技球表示手段(仮想遊技球表示器700)を設け、前記仮想遊技球表示手段は、前記循環経路220とは別に球7,…を封入して循環させる仮想遊技球循環路770からなり、前記仮想遊技球循環路770が臨み、球7,…の移動を視認可能な窓部(仮想遊技球開口部18b)を当該遊技機前面側に設けている。
また、仮想遊技球循環路770内の一部だけを遊技者に視認可能とし、仮想遊技球循環路770内の遊技者に視認可能な部分に存在する球7,…の数を増減できるようにすることも可能である。
従って、第1実施形態に記載の発明のLED154hの光の移動により遊技球の移動及び増減を仮想的に表現した場合と同様の作用効果を得ることができるとともに、仮想遊技球となる球7,…を実際に移動及び増減させることで、よりリアルで遊技者に実感させやすいように遊技球の移動及び増減を仮想的に表現することができる。
すなわち、上側流路710の球を下側流路720に搬送する第1搬送回転体751と、下側流路720の球を上側流路710に搬送する第2搬送回転体755とがあることにより、複数の球7,…を仮想遊技球循環路770で循環させるだけではなく、上側流路710上に滞留する視認可能な球7,…の数を増減させることができる。
また、第2マイクロスイッチ757により上搬送路740から上側流路710に流入する球7,…が検出されるまで第2電動モータ756を駆動させて第2搬送回転体755により球を搬送させることで、上側流路710の上搬送路740側(上流側)に下側流路720から球7,…が1個搬送される。従って、上述のように球7,…が仮想遊技球循環路770を循環することから、上側流路710においては、球送り装置240が発射位置に遊技球を送るたびに下流側に球7,…が1個分の距離だけ移動するとともに下流側の球7,…が1個下側流路720に搬送され、かつ、上流側に球7,…が1個補給される。
このような上側流路710での球7,…の移動は、上述の上皿の遊技球が発射位置に送られる側の端部において、遊技球が一列になるように集束され、ほぼ一列となった遊技球が遊技球の発射に対応して1個ずつ発射位置に送られて移動する様を仮想的に再現している。従って、遊技者は、仮想遊技球表示器700を見ることにより、直感的に遊技球の発射による持球数の減少を実感することができる。
この際に、第2電動モータ756は駆動せず、第2搬送回転体755が停止した状態となっているので、上側流路710においては、その傾斜下側の下搬送路730において、球7,…が1個下側流路720側に送られて、上側流路710においては、球7,…が1個減少するとともに、下側流路720に搬送された球7,…の傾斜上側に有った複数もしくは1個の球7,…が球7一個分だけ下に移動する。また、第2搬送回転体755(第2電動モータ756)が停止しているので、上搬送路740において、上側流路710の傾斜上側(上流側)に球7,…が搬送されて補給されることなく、上述のように上側流路710の球7,…は減少した状態となる。また、上側流路710に球7,…が1つとなった状態で、第1搬送回転体751に球7,…が搬送されると、遊技者に視認可能な上側流路710から球7,…がなくなった状態となる。
このような上側流路710での球7,…の移動と減少は、上皿の遊技球が発射位置に送られる側の端部において、残り僅かな遊技球がほぼ一列となった状態で、遊技球の発射に対応して遊技球が1個ずつ発射位置に送られて、残り僅かな遊技球がさらに減少していく様を仮想的に再現している。
従って、遊技者は、仮想遊技球表示器700を見ることにより、直感的に遊技球の発射による持球数の減少を実感することができる。
従って、持球数が所定数より多い場合には、球見せLED707,…を点灯した状態に保ち、持球数が所定数となった以降、持球数が増えて所定数より多くなるまで、球見せLED707,…を点滅させるようにすることができる。このようにすれば、球見せLED707,…が点滅することにより、持球数が少なくなったことを遊技者に認識させることができる。
また、球見せLED707,…を点滅させることで遊技者の注意を仮想遊技球表示器700に向けさせた後に、上述のように持球数に対応して上側流路710上の球7,…の数を減少させるようにすれば、さらに効果的に遊技者に持球数が残り少ないことを認識させることができる。
従って、例えば、現金を投入すること等により発生した遊技価値情報を持球数に変換すること、すなわち、変換される遊技価値情報に対応する遊技媒体数を持球数に加算することにより、持球数が短時間で大きく増加した場合に、仮想遊技球表示器700で以下のことが行われる。
次ぎに、前記第2電動モータ756を前記第2マイクロスイッチ757が所定数の球7,…を検出するまで駆動することにより、下側流路720から所定数の球7,…が上側流路710に搬送され、上側流路710において、所定数の球7,…が減少した後に所定数の球7,…が補充された状態となる。
これは、通常の遊技機における上皿の遊技球が残り少なくなった後に、現金もしくはカード等の記憶媒体に記憶された遊技価値情報に基づいて遊技球を借りた際に、遊技球が払い出されて上皿の遊技球数が増加したことを仮想的に再現している。このような仮想遊技球表示器700による表示により、遊技価値情報を遊技球に変換したことにより、持球数が増加したことを遊技者に実感させることができる。
なお、本発明の封入球式遊技機100は、遊技機として、前記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
さらに、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は前記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1a 遊技領域
100 封入球式遊技機
151 タッチパネル表示ユニット(変換操作手段)
154 仮想遊技球表示器(仮想遊技球表示手段)
154h LED
220 循環経路
221 待機経路
240 球送り装置
246 球送りセンサ(球送り検出手段)
7 球
700 仮想遊技球表示器(仮想遊技球表示手段)
707 球見せLED(発光源)
710 上側流路
720 下側流路
730 下搬送路
740 上搬送路
751 第1搬送回転体(第1搬送手段)
752 第1電動モータ(第1駆動源)
753 第1マイクロスイッチ(第1球検出手段)
755 第2搬送回転体(第2搬送手段)
756 第2電動モータ(第2駆動源)
757 第2マイクロスイッチ(第2球検出手段)
770 仮想遊技球循環路
Claims (7)
- 遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技を終えた遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用する循環経路を備え、
前記循環経路には、
前記発射位置へ遊技球を一個宛送球する球送り装置と、
前記球送り装置により発射位置に送られる遊技球を待機させる待機流路と、
を備え、
遊技者の保有する持球数により遊技可能になり、前記発射により持球数から減算処理し、遊技球の入賞により持球数に加算処理する封入球式遊技機において、
前記発射位置への送球に関連して、遊技者に遊技球が移動したように仮想的に見せる仮想遊技球表示手段を設け、
前記仮想遊技球表示手段は、径が遊技球とほぼ同じ大きさのレンズを有する発光手段を複数個左右方向一列に並設したことを特徴とする封入球式遊技機。 - 遊技機本体内に所定数封入した遊技球を発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技を終えた遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用する循環経路を備え、
前記循環経路には、
前記発射位置へ遊技球を一個宛送球する球送り装置と、
前記球送り装置により発射位置に送られる遊技球を待機させる待機流路と、
を備え、
遊技者の保有する持球数により遊技可能になり、前記発射により持球数から減算処理し、遊技球の入賞により持球数に加算処理する封入球式遊技機において、
前記発射位置への送球に関連して、遊技者に遊技球が移動したように仮想的に見せる仮想遊技球表示手段を設け、
前記仮想遊技球表示手段は、前記循環経路とは別に球を封入して循環させる仮想遊技球循環路からなり、
前記仮想遊技球循環路が臨み、球の移動を視認可能な窓部を当該遊技機前面側に設けたことを特徴とする封入球式遊技機。 - 前記仮想遊技球循環路は、
透明または半透明の球を複数封入した略楕円状で、前記窓部に臨み一側に下り傾斜した上側流路と、前記上側流路を流下した球を下方に搬送する下搬送路と、前記下搬送路に連通して前記上側流路の下方に位置し、前記上側流路の傾斜方向とは反対方向に下り傾斜した下側流路と、前記下側流路に流下した球を前記上側流路の上流側に搬送する上搬送路と、からなり、
前記下搬送路において球を搬送する第1搬送手段を駆動する第1駆動源と、
前記上搬送路において球を搬送する第2搬送手段を駆動する第2駆動源と、
前記上側流路の流下面に沿って複数設けられた発光源と、
を備え、
前記上側流路に整列した所定数の球の移動を視認可能なようにして、前記発光源の光が球により拡散されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の封入球式遊技機。 - 前記循環経路は、前記発射位置に送球される遊技球を検出する球送り検出手段を備え、
前記仮想遊技球循環路は、
前記下搬送路から下側流路に流入する球を検出する第1球検出手段と、
前記上搬送路から上側流路に流入する球を検出する第2球検出手段と、
を備え、
前記球送り検出手段が遊技球を検出すると、前記第1駆動源を前記第1検出手段が球を検出するまで駆動させ、かつ、前記第2駆動源を前記第2球検出手段が球を検出するまで駆動させ、前記上側流路に連なって整列された複数の球を球1個分下流側に移動させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の封入球式遊技機。 - 前記循環経路は、前記発射位置に送球される遊技球を検出する球送り検出手段を備え、
前記仮想遊技球循環路は、
前記下搬送路から下側流路に流入する球を検出する第1球検出手段と、
前記上搬送路から上側流路に流入する球を検出する第2球検出手段と、
を備え、
遊技者の持球数が、前記上側流路の上面から視認可能な球の所定数以下となった場合に、前記球送り検出手段が遊技球を検出すると、前記第2駆動源を停止した状態に保持し、前記第1駆動源を前記第1検出手段が球を検出するまで駆動させ、前記上側流路に連なって整列された球を球1個分下流側に移動することにより球1個分減少させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の封入球式遊技機。 - 遊技者の持球数が所定数以下になった場合に、前記発光源を点滅させるようにしたことを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の封入球式遊技機。
- 遊技者が保有する遊技価値情報を持球数に変換する操作を行う変換操作手段を備え、変換操作手段により遊技価値情報が持球数に変換された場合には、前記第1駆動源を前記第1球検出手段が所定数の球を検出するまで駆動し、その後、前記第2駆動源を前記第2球検出手段が所定数の球を検出するまで駆動するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の封入球式遊技機。
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