JP2005261564A - スポーツ用具選定装置、そのシステム、それらの方法、それらのプログラム、および、それらプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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Abstract


【課題】 適切なスキー用具を選定できるスキー用具選定システムを提供する。
【解決手段】 端末装置300の身体動作検出装置により、顧客がスキーを疑似体験し、疑似体験時の重心移動状況を検出し、顧客のスキーにおける身体動作を検出する。ネットワーク200を介して顧客の身体動作に関する顧客動作データをサーバ装置400で取得する。サーバ装置400は、顧客動作データをスキーの理想的な重心移動状況の理想動作データと比較し、その差異の大きさに基づいて顧客のスキーの習熟度に関するレベル情報を生成する。レベル情報と同一のレベル情報を有したスキー用具に関する用具データを検索し、端末装置300へ送信する。専門の店員がいなくても顧客のスキーレベルに応じた用具を適切に選定できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スポーツ用具を選定するためのスポーツ用具選定装置、そのシステム、それらの方法、および、それらプログラムを記録した記録媒体に関する。
従来、商品を購入する場合やサービスの提供を受ける場合、店舗に出向いて所望の商品やサービス内容を確認し、適宜店員に相談して商品やサービスを決定する取引が一般的に行われている。そして、このような取引において、顧客に合った商品やサービスを提供するために、各種システムが知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特許文献1に記載のものは、3次元顔面形状計測装置を用いて被検者の顔面を3次元的にパターン計測し、3次元顔面形状データを取得する。被験者が眼鏡枠の諸データからなる眼鏡枠データベースから好みの眼鏡枠データを選択して入力する。この入力された入力データと3次元顔面形状データを合成し、選択された眼鏡枠を掛けた状態の画像をディスプレイ装置に表示する。また、3次元顔面形状データと選択された眼鏡枠データから、被験者に最もフィットするために必要な眼鏡枠切削調整データを取得する。この得られた眼鏡枠切削調整データに基づいて眼鏡枠を製造するシステム構成が採られている。
また、特許文献2に記載のものは、身体キャプチャーブース5において少なくとも注文したい商品やサービスに必要な身体の部分の3次元形状データを3次元形状測定装置により採取する。この3次元形状データは、インターネットを通じてデータセンターに送信されてデータベースに集中管理される。そして、3次元形状データをコンピュータの画面に身体形状の画像を映し出し、画像上の身体に商品を付けたイメージを疑似体験し、その商品が気に入れば代金を払ってその商品を注文する。注文を受けた店内のパソコンをインターネットに接続して客の3次元形状データをデータセンターからダウンロードしパソコンの画面上に立体画像を映し出す。そして、商品の画像データを合成し、客の立体画像に適用し、商品のイメージ画像を調整する。このイメージ画像の形状データに基づいて商品の形状を決定するシステム構成が採られている。
特開平5−172545号公報(第2頁右欄−第4頁左欄) 特開2002−109192号公報(第4頁右欄−第8頁左欄)
ところで、例えばスキー用具やスノーボード用具、スケートボードなどのスポーツ用具を購入する場合、単に身体の形状のみならず、そのスポーツの習熟度に対応した用具を選出する必要がある。このため、上述した特許文献1および特許文献2に記載のような身体の形状データに基づいて商品を選定する構成では、スポーツの習熟度を認識することができない。したがって、店員が顧客におけるスポーツの習熟度を適切に判断して適切な用具を選定する必要があることから、顧客の習熟度を判断する能力や適切な用具を選定する能力が店員に要求され、販売店における店員の教育が大きな負担となる問題点が一例として挙げられる。
本発明は、上述したような実情などに鑑みて、適切なスポーツ用具を選定するスポーツ用具選定装置、そのシステム、それらの方法、および、それらプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、スポーツを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データを格納する理想動作データ格納手段と、前記スポーツの用具に関する用具データを複数格納する用具データ格納手段と、前記顧客の身体動作を検出して顧客動作データを生成する身体動作検出手段と、前記理想動作データおよび前記顧客動作データを比較し前記理想の身体動作に対する前記顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて前記顧客におけるスポーツの習熟度を認識して習熟度データを生成する習熟度認識手段と、前記習熟度データに基づいて前記用具データを選定する用具選定手段と、を具備したことを特徴としたスポーツ用具選定装置である。
請求項11に記載の発明は、スポーツの用具を画面表示させる表示手段、および、顧客の身体動作を検出して前記顧客動作データを生成する身体動作検出手段を備えた端末装置と、この端末装置とネットワークを介して各種情報を送受信可能に接続され、前記スポーツを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データを格納する理想動作データ格納手段、前記スポーツの用具に関する用具データを複数格納する用具データ格納手段、前記端末装置から前記顧客動作データを取得して前記理想動作データと比較し前記理想の身体動作に対する前記顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて前記顧客の前記スポーツの習熟度を認識し習熟度データを生成する習熟度認識手段、および、前記習熟度データに基づいて前記用具データを選定し前記端末装置へ前記表示手段にて前記用具データに対応する用具を画面表示可能に送信させる用具選定手段を備えたサーバ装置と、を具備したことを特徴としたスポーツ用具選定システムである。
請求項13に記載の発明は、演算手段によりスポーツの用具を選定するスポーツ用具選定方法であって、前記演算手段は、顧客の身体動作を検出して顧客動作データを生成し、この生成した顧客動作データと、スポーツを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データとを比較して前記理想の身体動作に対する前記顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて前記顧客におけるスポーツの習熟度を認識して習熟度データを生成し、この生成した習熟度データに基づいて前記スポーツの用具に関する複数の用具データから前記習熟度に対応する前記用具の用具データを選定することを特徴とするスポーツ用具選定方法である。
請求項14に記載の発明は、ネットワークを介して送受信可能に接続された端末装置およびサーバ装置を利用してスポーツの用具を選定するスポーツ用具選定方法であって、前記端末装置にて顧客の身体動作を検出して生成した顧客動作データを前記サーバ装置にて取得し、前記サーバ装置にて、前記顧客動作データと前記スポーツを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データと比較して前記理想の身体動作に対する前記顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて前記顧客におけるスポーツの習熟度を認識して習熟度データを生成し、この生成した習熟度データに基づいて前記スポーツの用具に関する複数の用具データから前記習熟度に対応する前記用具の用具データを選定し、この選定した用具データを前記端末装置にて前記用具を確認可能に前記ネットワークを介して送信することを特徴とするスポーツ用具選定方法である。
請求項15に記載の発明は、演算手段を、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のスポーツ用具選定装置、または、請求項11または請求項12に記載のスポーツ用具選定システムとして機能させることを特徴としたスポーツ用具選定プログラムである。
請求項16に記載の発明は、請求項13または請求項14に記載のスポーツ用具選定方法を演算手段に実行させることを特徴としたスポーツ用具選定プログラムである。
請求項17に記載の発明は、請求項15または請求項16に記載のスポーツ用具選定プログラムが演算手段に読取可能に記録されたことを特徴としたスポーツ用具選定プログラムが記録された記録媒体である。
以下、本発明に係る一実施の形態における構成を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、スポーツとして、例えばスキーに関する用具を選定するスキー用具選定システムとして説明するが、スポーツとしては、スキーに限らず、例えばスノーボードやスケートなどの滑走スポーツ、球技、マリンスポーツ、モータスポーツなど、各種スポーツを対象とすることができる。また、システム構成として説明するが、1つの装置構成とするなどしてもよい。図1は、本実施の形態におけるスキー用具選定システムの概略構成を示すブロック図である。
〔スキー用具選定システムの構成〕
図1において、100はスポーツ用具選定装置としてのスポーツ用具選定システムであるスキー用具選定システムで、このスキー用具選定システム100は、スポーツとしてのスキーの用具を選定するためのシステムである。そして、スキー用具選定システムは、ネットワーク200を介して各種情報が送受信可能に接続された複数の端末装置300およびサーバ装置400を備えている。
ネットワーク200には、端末装置300およびサーバ装置400が接続されている。そして、ネットワーク200は、端末装置300およびサーバ装置400とを情報の送受信が可能な状態に接続する。例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)などの汎用のプロトコルに基づくインターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、無線媒体により情報が送受信可能な複数の基地局がネットワークを構成する通信回線網や放送網などのネットワーク、さらには、端末装置300およびサーバ装置400間で情報を直接送受信するための媒体となる無線媒体自体などが例示できる。ここで、無線媒体としては、電波、光、音波、電磁波などのいずれの媒体をも適用できる。また、ネットワーク200には、スキー用具を製造または販売あるいは賃貸する店舗に設置された店舗サーバ装置500が接続可能で、サーバ装置400が店舗サーバ装置500と送受信可能となっている。さらに、ネットワーク200には、金融ネットワーク600が接続可能で、サーバ装置400や店舗サーバ装置500がスキー用品の賃貸や販売などにおける決済が実施可能となっている。この金融ネットワーク600は例えば各金融機関が管理する付加価値通信網(Value-Added Network:VAN)であるいわゆる金融VANで、この金融ネットワークに構築されたファームバンキング(Firm Banking:FB)を利用して決済処理される。
端末装置300は、例えばスポーツ用品店や駅あるいは百貨店などに設置される。この端末装置300は、顧客がスキー用具を選定するための装置である。そして、端末装置300は、スキー用具を選定するための各種情報を取得し、ネットワーク200を介してサーバ装置400へ送信する。また、端末装置300は、サーバ装置400から送信される各種情報を取得して適宜処理、例えば選定されたスキー用具を顧客に報知するなどの処理をする。
サーバ装置400は、端末装置300からネットワーク200を介してスキー用具を選定するための各種情報を取得し、適宜処理してスキー用具を選定する。そして、サーバ装置400は、選定したスキー用具に関する情報を端末装置300へネットワーク200を介して送信して報知する。さらに、サーバ装置400は、スキー用具の購入や貸出要求を認識した場合には、ネットワーク200を介して店舗サーバ装置500や金融ネットワーク600と適宜接続して、スキー用具の納品や貸出処理、決済などが可能となっている。すなわち、店舗サーバ装置500にサーバ装置400からスキー用具やその購入や貸し出しの要求のあった顧客に関する情報が送信され、これら各種情報に基づいて店舗がスキー用具の製造や顧客への納品を実施する。また、金融ネットワーク600にサーバ装置400から要求のあった顧客に関する情報や取引金額などの各種情報が送信され、電子決済が実施される。
店舗サーバ装置500は、サーバ装置400から送信される各種情報に基づいて、例えばスキー用具の製造のためのデータ処理やスキー用具の顧客への搬入のためのデータ処理などを実施する。
(端末装置の構成)
次に、端末装置300の構成について図面を用いて詳細に説明する。図2は、端末装置の構成を示すブロック図である。図3は、身体動作検出装置を示す平面図である。図4は、身体動作検出装置における揺動部の本体部を示す底面図である。図5は、身体動作検出装置におけるブーツ部を設けたステップ部を示す斜視図である。
図2に示すように、端末装置300は、身体動作検出装置310と、入力手段320と、印刷手段330と、表示手段としての表示装置340と、端末演算装置350と、などを備えている。
身体動作検出装置310は、顧客のスキーにおける習熟度を判断するためのスキーに関する身体動作を検出し、顧客動作データを生成する。この身体動作検出装置310は、端末演算装置350に各種情報を送受信可能に接続されている。そして、身体動作検出装置310は、例えば図3ないし図5に示すように、台座部311と、揺動部312と、を備えている。台座部311は、上面に平面略扇形状に上方に向けて開口し揺動部312が揺動可能に配設される凹部311Aを有し床面上に載置される。この台座部311の凹部311A内には、揺動部312の揺動の際に凹部311A内面に揺動部312が衝突して損傷することを防止するための例えばばねなどの弾性部材にて形成された衝撃吸収部311Bが設けられている。また、台座部311には、凹部311A内の中心角近傍の位置に支柱部313が一体的に立設されている。さらに、支柱部313の上端部には、上下方向に高さ位置を変更可能なハンドル部314が設けられている。このハンドル部314は、スキーの用具であるストックのグリップに相当する把持部314Aが設けられている。また、台座部311には、揺動部312の揺動を規制する図示しない規制手段が設けられている。この規制手段は、端末演算装置350からの制御により、揺動部312の揺動を禁止あるいは可能とするストッパ構造となっている。
一方、揺動部312は、略長手四角枠状の本体部312Aを有している。この本体部312Aは、支柱部313に長手方向の一端部が他端側を回動自在に軸支され台座部311の凹部311A内に揺動可能に配設されている。また、本体部312Aの下面および長手方向の他端に車輪312Bが設けられ、これら車輪312Bにより本体部312Aが凹部311A内で安定して揺動可能に案内支持される。また、本体部312Aの内周側には、一対のステップ部312Cが設けられている。これらステップ部312Cは、スキーの用具であるスキー板に相当し長手板状に形成され、長手方向の両端部が本体部312Aに回動可能に軸支されている。なお、この軸支部分は、ステップ部312Cが回動された際にステップ部312Cの平面を略水平を維持する状態に、ばねなどの弾性部材にて付勢されている。さらに、ステップ部312Cには、上面略中央にスキーの用具であるブーツに相当したブーツ部312Dが一体的に設けられている。
また、身体動作検出装置310には、揺動部312に設けられ揺動部312の揺動状況を検出する図示しない揺動検出センサ、ステップ部312Cにブーツ部312Dのつま先側となる先端近傍およびかかと側となる後端近傍に配設されブーツ部312Dに掛かる顧客の体重を検出する圧力センサ312E、支柱部313に設けられハンドル部314の高さ位置を検出する図示しない高さ検出センサなどが設けられている。そして、身体動作検出装置310は、揺動検出センサ、圧力センサ312E、高さ検出センサなどで検出して出力される各種検出信号を端末演算装置350へ出力する。
入力手段320は、例えばキーボードやマウスなどで、入力操作される図示しない各種操作ボタンや操作つまみなどを有している。この操作ボタンや操作つまみの入力操作の内容としては、例えば端末装置300の動作内容の設定事項や、顧客を特定する氏名や連絡先などの顧客情報、顧客の身体に関する身体情報、スキー用具の形や色などの用具情報、購入や貸出を要求する設定などが例示できる。そして、入力手段320は、端末演算装置350に接続され、入力操作に対応して所定の信号を端末演算装置350へ出力して設定させる。なお、入力手段320としては、操作ボタンや操作つまみなどの入力操作に限らず、例えば表示装置340に設けられたタッチパネルによる入力操作や、音声による入力操作など、各種設定事項などを設定入力可能ないずれの構成が適用できる。
印刷手段330は、端末演算装置350に接続され、端末演算装置350による制御にて端末演算装置350から出力される印刷データを印刷処理する。印刷データとしては、例えば入力操作による入力内容、スキー用具の外観や説明、顧客の習熟度などが例示できる。
表示装置340は、端末演算装置350に接続され、端末演算装置350による制御にて端末演算装置350から出力される画像データを画面表示する。画像データとしては、例えば身体動作検出装置310を利用してスキーを疑似体験できるようなスキー場などの映像データや、スキー用具の外観や説明などのデータ、入力手段320による入力操作を促す入力画面、入力操作による入力内容などが例示できる。この表示装置340としては、例えば液晶表示パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode-Ray Tube)、FED(Field Emission Display)、電気泳動ディスプレイパネルなどが例示できる。
端末演算装置350は、端末通信手段351と、端末記憶手段352と、端末演算手段353と、を備えている。端末通信手段351は、端末演算手段353に接続され、端末演算手段353による制御にてネットワーク200を介して各種情報をサーバ装置400と送受信させる。端末記憶手段352は、端末装置300全体を動作制御するOS(Operating System)上に展開される各種プログラムなどを記憶している。この端末記憶手段352は、例えばHD(Hard Disk)、DVD(Digital Versatile Disc)、光ディスク、メモリカードなどの記録媒体に読み出し可能に記憶するドライブやドライバなどを備えた構成や、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)メモリなどの各種メモリなどが例示できる。端末演算手段353は、各種プログラムとして、顧客情報取得手段353Aと、身体形状データ取得手段としても機能する身体形状データ生成手段353Bと、顧客動作データ生成手段353Cと、要求情報生成手段353Dと、を備えている。
顧客情報取得手段353Aは、入力手段320における所定の入力操作、例えばスキー用具の選定の実施を要求する旨の入力操作を認識することにより、表示装置340で顧客を特定する顧客情報の入力を促す顧客情報入力画面を表示させる。そして、顧客情報取得手段353Aは、顧客情報入力画面の表示内容に従って入力手段320による所定の入力操作に基づく信号を受信して顧客情報を生成・取得する。この顧客情報としては、例えば氏名や住所、性別、連絡先、金融取引のためのカード番号などで、これら各項目が例えば顧客を特定するID(identification)番号やこのシステム100を利用するための会員番号あるいは整理番号などの顧客番号情報と関連付けられた1つのデータとして構成されたデータ構造となっている。そして、顧客情報取得手段353Aは、この取得した顧客情報を端末記憶手段352へ適宜出力して一時的に記憶させるとともに、端末通信手段351によりネットワーク200を介してサーバ装置400へ適宜送信させる。
身体形状データ生成手段353Bは、顧客情報取得手段353Aにて顧客情報の取得を認識すると、表示装置340で顧客の身体形状に関する身体形状情報の入力を促す身体形状情報入力画面を表示させる。そして、身体形状データ生成手段353Bは、身体形状情報入力画面の表示内容に従って入力手段320による所定の入力操作に基づく信号を受信して身体形状情報である身体形状データを生成・取得する。この身体形状データとしては、例えば身長、体重、性別、年齢、胸囲、胴囲、殿囲、肩峰幅、上枝長、足長あるいは靴サイズなど、身体の形状を特定するための各種項目で、これら各項目が1つのデータとして構成されたデータ構造となっている。そして、身体形状データ生成手段353Bは、この取得した身体形状データを端末記憶手段352へ適宜出力して顧客情報の顧客番号情報と関連付けて一時的に記憶させるとともに、端末通信手段351によりネットワーク200を介してサーバ装置400へ顧客情報の顧客番号情報とともに適宜送信させる。なお、この身体形状データの生成としては、入力手段320による入力に限らず、例えば撮像装置にて顧客の全身を撮像して3次元画像データとして取得したものや、体重計などの各種測定機器にて測定した測定値、あるいは身体動作検出装置310の高さ検出センサからハンドル部314の高さ位置に関するデータを取得して身長などのデータとしたり、圧力センサ312Eからの信号を取得して体重などのデータとして取得するなどしてもよい。
顧客動作データ生成手段353Cは、例えば入力手段320による身体動作検出装置310による計測を開始する旨の入力操作に基づく信号を認識すると、身体動作検出装置310の規制手段を動作させて揺動部312を揺動可能とする。そして、表示装置340でスキーを疑似体験できるような映像データを表示させる。そして、身体動作検出装置310が揺動されて、揺動検出センサや圧力センサ312Eからの信号を取得し、顧客のスキーにおける動作としての顧客動作データを生成・取得する。この顧客動作データは、揺動部312の揺動状況や左右の足における体重の前後方向の移動状況などである。そして、顧客動作データ生成手段353Cは、取得した顧客動作データを端末記憶手段352へ適宜出力して顧客情報と関連付けて一時的に記憶させるとともに、端末通信手段351によりネットワーク200を介してサーバ装置400へ顧客情報の顧客番号情報とともに適宜送信させる。
要求情報生成手段353Dは、例えば入力手段320によるスキー用具の選定の実施を要求する旨の入力操作に対応して、選定実施要求情報を生成し、顧客情報取得手段353Aへ送信して、顧客情報取得手段353Aによる顧客情報の取得処理を実行させる。また、要求情報生成手段353Dは、例えばスキー用具の形や色、あるいはスキー用具のメーカなど、顧客のスキー用具の好みに関する好み情報を取得する。この好み情報は、例えば表示装置340に好みに関する項目の入力を促す画面表示に基づく入力操作にて取得する。なお、好み情報には、例えば入力手段320による入力操作に基づく、他のスキー用具の用具データを表示させる旨の情報をも含んでもよい。さらに、要求情報生成手段353Dは、サーバ装置400で選定したスポーツ用具に関する用具データが表示装置340で表示された状態において、そのスキー用具を購入や貸し出しを要求する旨の入力手段320による入力操作に基づく信号を取得して要求情報を生成する。そして、これら選定実施要求情報、好み情報、要求情報は、端末通信手段351によりネットワーク200を介してサーバ装置400へ送信される。
また、端末演算手段353は、例えば表示状態の設定や印刷の実行など、入力手段320からの入力操作に対応した信号に基づいて、各種動作を実行させるための処理をする。
(サーバ装置の構成)
次に、サーバ装置400の構成について図面を用いて詳細に説明する。図6は、サーバ装置の構成を示すブロック図である。図7は、理想動作データのデータ構造を概念的に示す説明図で、(A)はスキーヤーの上半身の向きに対して左右方向に移動する基本的な状況を示す波形図、(B)はスキーヤーの重心の移動状況である両足に掛かる荷重の大きさの基本的な変動状況を示す波形図、(C)は右足側の前後方向における重心の移動状況である荷重の大きさの基本的な変動状況を示す波形図、(D)は左足側の前後方向における重心の移動状況である荷重の大きさの基本的な変動状況を示す波形図、である。
図6に示すように、サーバ装置400は、サーバ入力手段410と、サーバ表示手段420と、サーバ演算装置430と、などを備えている。
サーバ入力手段410は、端末装置300の入力手段320と同様に、例えばキーボードやマウスなどで、入力操作される各種操作ボタンや操作つまみなどを有している。そして、サーバ入力手段410は、サーバ演算装置430に接続され、入力操作に対応した信号をサーバ演算装置430へ出力して設定させる。この入力操作の内容としては、例えばサーバ装置400の動作内容の設定事項や、店舗サーバ装置500および金融ネットワーク600との各種情報を送受信させるための各種処理内容の設定事項などである。なお、このサーバ入力手段410も、タッチパネルや音声入力など、いずれの構成が適用できる。
サーバ表示手段420は、端末装置300の表示装置340と同様に、サーバ演算装置430に接続され、サーバ演算装置430による制御にてサーバ演算装置430から出力される画像データを画面表示する。このサーバ表示手段420も、表示装置340と同様に、各種表示装置が利用できる。
サーバ演算装置430は、サーバ通信手段431と、サーバ記憶手段432と、サーバ演算手段433と、を備えている。サーバ通信手段431は、サーバ演算手段433に接続され、サーバ演算手段433による制御にてネットワーク200を介して各種情報を端末装置300と送受信させる。
サーバ記憶手段432は、端末記憶手段352と同様に、各種記録媒体を利用するものやメモリなどの各種情報を読み出し可能に記録する構成が利用できる。そして、サーバ記憶手段432は、顧客情報データベース432Aと、理想動作データ格納手段としての理想動作データベース342Bと、用具データ格納手段として用具データベース342Cと、を備えている。さらに、サーバ記憶手段432には、サーバ装置400全体の動作制御するOS上に展開される各種プログラムを記憶している。
顧客情報データベース432Aは、顧客情報を読み出し可能に記憶する。この顧客情報は、端末装置300から送信される顧客情報の他、サーバ入力手段410による入力操作にて取得する顧客情報を記憶可能となっている。さらに、顧客情報データベース432Aには、既に顧客の習熟度を認識している場合、その習熟度に関するレベル情報が顧客情報に関連付けられて顧客情報として記憶している。なお、過去に用品を購入している場合には、その購入したスキー用具(例えば後述する用具ID番号)や購入日などの項目が1つのデータ構造として構成された購入履歴に関する購入履歴情報をも関連付けて記憶していてもよい。
理想動作データベース432Bは、スポーツの実施時における理想の身体動作に関する理想動作データを格納する。具体的には、例えば図7に示すような、スキーの実施時における基本的な身体動作となる重心移動の上記用を理想動作データとしている。すなわち、スキー板の後端位置がスキーヤーの上半身の向きに対して左右方向に移動する状況(図7(A)に示す波形図)に対応して、スキーヤーの重心の移動状況である両足に掛かる荷重の大きさの基本的な変動状況(図7(B)に示す波形図))と、右足側の前後方向における重心の移動状況である荷重の大きさの基本的な変動状況(図7(C)に示す波形図)と、左足側の前後方向における重心の移動状況である荷重の大きさの基本的な変動状況(図7(D)に示す波形図)との情報である。なお、基本的な重心移動状況に限らず、例えば上級者などの理想的な重心移動の状況を理想動作データとしてもよい。
用具データベース432Cは、スキー用具に関する用具データを格納する。用具データは、例えばスキー用具を特定する特定情報としての用具ID番号と、スキー用具の分類、例えばスキー板、締具であるいわゆるビンディング、ブーツ、スキーウェア、ストック、ゴーグルなどの種別に関する種別データと、スキー用具の長さ寸法や重量、サイズなどの用具形状に関する用具形状データと、スキーの習熟度に対応するスキーレベルに関するレベル情報と、価格に関する価格データと、などが1つの用具データとしたデータ構造である。なお、用具形状データには、顧客の身体形状に対応する許容サイズのデータが関連付けられ、身体形状に基づいてスキー用具の用具形状が選定されるようになっている。そして、用具データベース432Cは、用具データを複数記録するテーブル構造に構成されている。なお、スキーウェア、ストック、ゴーグルなどの習熟度に関しない用具については、習熟度に関するレベル情報として、全てのレベルに対応した情報である。また、用具データベース432Cには、種別データに関連付けられたスキー用具の外観の画像データや説明書きなどの文書データなどが記憶されている。
サーバ演算手段433は、各種プログラムとして、顧客認識手段433Aと、身体形状データ取得手段としての身体形状データ認識手段433Bと、習熟度認識手段433Cと、用具選定手段433Dと、送信手段としての発注手段433Eと、決済手段433Fと、を備えている。
顧客認識手段433Aは、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して端末装置300から送信される顧客情報を受信することにより、この顧客情報を取得して顧客情報データベースから同一の顧客情報を検索する。この同一の顧客情報の検索としては、例えば顧客番号情報に基づいて検索される。そして、顧客認識手段433Aは、同一の顧客情報を記憶していないことを認識すると、この取得した顧客情報をサーバ記憶手段432の顧客情報データベース432Aへ送出して記憶させる。また、顧客認識手段433Aは、同一の顧客情報を記憶していることを認識すると、その顧客情報に関連付けられたレベル情報を読み出し、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して端末装置300へ適宜送信する。なお、このレベル情報を端末装置300へ送信する場合、購入履歴情報をも合わせて送信してもよい。
身体形状データ認識手段433Bは、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して端末装置300から送信される身体形状データを受信することにより、この身体形状データを取得する。そして、身体形状データ認識手段433Bは、取得した身体形状データを関連付けられて送信された顧客番号情報に基づいて顧客情報データベース432Aに出力し、顧客情報に適宜関連付けられて記憶させる。
習熟度認識手段433Cは、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して端末装置300から送信される顧客動作データを受信することにより、この顧客動作データを取得するとともに理想動作データベース432Bの理想動作データを取得する。そして、習熟度認識手段433Cは、理想動作データと顧客動作データを比較し、スキーにおける理想の身体動作に対する顧客の身体動作の差異の大きさを演算する。そして、この身体動作の差異の大きさに基づいて顧客のスキーにおける習熟度を認識し、習熟度データであるレベル情報を生成する。この習熟度は、身体動作の差異が小さくなるに従って習熟度が高い、すなわちスキーの技術レベルが高いと判断する。
具体的には、以下に示す判断式に基づいて判断する。
IF(重心の振幅)<1
THEN「初級者レベル」
ELSE
IF(右足側重心の前後移動の平均値)<0.2
or(左足側重心の前後移動の平均値)<0.2
THEN「初級者レベル」
ELSE
IF(右足側重心の前後移動の最小値)≦−0.2
or(左足側重心の前後移動の最小値)≦−0.2
THEN「中級レベル」
ELSE
IF(重心の振幅)<1.6
THEN「上級者レベル」
ELSE「競技者レベル」
すなわち、まず、図7(A)に示す波形図である右左の揺動のタイミングにおいて、理想動作データの図7(B)に対応する顧客動作データにおける重心の移動状況の振幅の値を読み取る。そして、読み取った値を理想動作データの基準となる例えば「1」の値と比較し、振幅の大きさが「1」より小さいと判断すると、下半身の揺動動作が不十分で初心者レベルと判断する。また、「1」より小さくないと判断した場合には、図7(C)に示す波形図である揺動のタイミング時の理想動作データに対応する顧客動作データにおける右足側の前後方向での重心の移動状況の平均値と、図7(D)に対応する顧客動作データにおける左足側の前後方向での重心の移動状況の平均値とを演算する。そして、右足側または左足側の平均値が、「0.2」より小さいと判断すると、ターン時における重心の前後方向の移動が不十分と判断して初級者レベルと判断する。さらに、左右足の重心移動の平均が「0.2」より小さくないと判断した場合には、右足側および左足側の前後方向での重心移動の移動状況における最小値をそれぞれ読み取る。そして、読み取った最小値の値が「−0.2」以下より小さいと判断すると、ターン時に重心が後ろに移動した後傾であるとして中級者レベルと判断する。さらに、左右足における重心の前後移動の最小値が「−0.2」以下でないと判断した場合には、重心移動の振幅の大きさが「1.6」より小さいと判断した場合、下半身の揺動や前後方向における体重配分が十分であると判断して上級者レベルと判断し、さらにこの範囲外であれば競技者レベルと判断する。そして、習熟度認識手段433Cは、判断したレベル情報を、端末装置300から顧客動作データとともに送信された顧客番号情報に基づいて、顧客情報データベース432Aに送出して顧客情報に関連付けて記憶させる。
用具選定手段433Dは、習熟度認識手段433Cにて判断したレベル情報に基づいて、顧客のレベルに対応したスキー用具を選定、すなわち用具データベース432Cの用具データから検索する。具体的には、用具データベース432Cを顧客のレベル情報と同一のレベル情報を有する用具データを検索する。なお、この用具データの検索の際、端末装置300から顧客の身体形状データを取得している場合、あるいは顧客情報に身体形状データが関連付けられている場合、この身体形状データに対応する用具形状データに基づいて用具データを検索する。さらに、用具選定手段433Dは、検索により選定した用具データに対応するスキー用具の画像データや文書データを検索する。そして、用具選定手段433Dは、検索により選定した用具データさらには画像データや文書データを、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して端末装置300へ送信させる。
発注手段433Eは、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して端末装置300から送信される選定されたスキー用具の購入や貸し出しなどを要求する旨の要求情報を受信したことを認識すると、要求情報とともに送信される顧客番号情報に基づいて顧客情報を顧客情報データベース432Aから読み出す。そして、発注手段433Eは、要求情報とともに送信される要求対象のスキー用具の用具データにおける用具ID番号を読み出した顧客情報とともに発注を要求する旨の発注情報を生成し、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して店舗サーバ装置500へ送信させる。この用具ID番号が送信された店舗サーバ装置500では、用具ID番号に基づいて例えば店舗サーバ装置500にあらかじめ記憶された用具データを検索することでスキー用具が特定される。そして、店舗では、特定されたスキー用具を、顧客情報に基づいて納品する処理が実施される。さらに、発注手段433Eは、店舗サーバ装置500へ発注情報を送信した旨の信号を決済手段433Fへ出力する。
決済手段433Fは、発注手段433Eから発注情報を送信した旨の信号が出力されたことを認識すると、発注手段433Eが取得した要求情報の用具ID番号に基づいて用具データを検索し、検出した用具データの価格データを読み取って合計額を演算する。そして、決済手段433Fは、発注手段433Eが読み出した顧客情報と合計額に関する合計額情報とともに、決済の実行を要求する旨の決済要求情報を生成し、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して金融ネットワーク600へ送信させる。この決済要求情報が送信された金融ネットワーク600は、顧客情報および合計額情報に基づいて、電子決済を実行する。
〔スキー用具選定システムの動作〕
次に、上記実施の形態のスキー用具選定システムの動作を図面を参照して説明する。なお、この動作においては、従前に習熟度の判定を行っていない顧客によるスキー用具の選定・購入動作について説明する。図8は、顧客によるスキー用具の選定・購入に基づく動作を示すフローチャートである。
まず、スキー用具の購入のために顧客が端末装置300の入力手段320によるスキー用具の選定の実施を要求する旨の入力操作を実施すると(ステップS101)、端末装置300の要求情報生成手段353Dが選定実施要求情報を生成し、顧客情報取得手段353Aへ送信して、顧客情報取得手段353Aが顧客情報の取得処理を実施させる(ステップS102)。具体的には、表示装置340で顧客を特定する顧客情報の入力を促す顧客情報入力画面を表示させ、入力手段320による顧客時用方入力画面に基づいた入力操作に対応する信号を受信して顧客情報を生成する。さらに、端末装置300は、顧客情報取得手段353Aが顧客情報を生成したことを認識すると、身体形状データ生成手段353Bが表示装置340で顧客の身体形状に関する身体形状情報の入力を促す身体形状情報入力画面を表示させる。そして、身体形状データ生成手段353Bは、入力手段320による身体形状情報入力画面に基づいた入力操作に対応する信号を受信して身体形状データを生成する(ステップS103)。
この後、生成された身体形状データおよび先に生成された顧客情報は、それぞれ関連付けられて端末通信手段351によりネットワーク200を介してサーバ装置400へ送信される(ステップS104)。この送信された顧客情報および身体形状データは、サーバ装置400のサーバ通信手段431で受信された後(ステップS105)、顧客認識手段433Aによりサーバ記憶手段432の顧客情報データベース432Aに格納される(ステップS106)。
また、顧客情報および身体形状データを送信した端末装置300は、表示装置340でスキーの習熟度の判定を実施してよいか否かを問う画面表示をさせる。この画面表示には、身体動作検出装置310のブーツ部312Dに履き替えて疑似体験可能なスタンバイ状態を促す案内が表示される。そして、顧客が入力手段320による習熟度の判定の実施である身体動作検出装置310を利用した計測を開始する旨の入力操作が実施されることにより(ステップS107)、端末演算装置350が表示装置340でスキーを疑似体験できるような映像データを出力して映像を再生させるとともに、身体動作検出装置310に所定の信号を出力して揺動部312が揺動可能状態とする。この後、顧客動作データ生成手段353Cは、顧客が映像データに従って揺動部312を揺動させてスキーの疑似体験を実施することにより身体動作検出装置310の各センサから出力される信号を取得して処理し、顧客動作データを生成する(ステップS108)。そして、この顧客動作データは、端末装置300でステップS102により生成した顧客情報の顧客番号情報と関連付けられ、端末装置300を特定する情報とともに端末通信手段351によりネットワーク200を介してサーバ装置400へ送信される(ステップS109)。
このステップS109で送信された顧客動作データがサーバ装置400のサーバ通信手段431で受信されると(ステップS110)、習熟度認識手段433Cが理想動作データベース432Bの理想動作データを取得し、顧客動作データと理想動作データとを比較してレベル情報を生成する。すなわち、上述した所定の判断式に基づく判断ルーチンにより、スキーの習熟度を認識してレベル情報を生成する(ステップS111)。この後、習熟度認識手段433Cは、生成したレベル情報を顧客動作データに関連付けられた顧客番号情報に基づいて、顧客情報データベース432Aに送出して顧客情報に関連付けて記憶させる(ステップS112)。
さらに、習熟度認識手段433Cにてレベル情報が生成されたことを用具選定手段433Dが認識すると、用具選定手段433Dは顧客のレベル情報に基づいて、同一のレベル情報を有する用具データを用具データベース432Cから検出する(ステップS113)。さらに、用具選定手段433Dは、レベル情報に対応する顧客情報における身体形状データを読み出し、この身体形状データに対応する用具形状データに基づいて用具データの絞り込みをする。この後、用具選定手段433Dは、検出した用具データに対応するスキー用具の画像データや文書データを検出する。そして、用具選定手段433Dは、レベル情報の生成の際に利用した顧客動作データとともに送信された端末装置300を特定する情報に基づいて、顧客端末データを送出した端末装置300を特定し、用具データさらには画像データや文書データを、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して端末装置300へ送信させる(ステップS114)。
そして、ステップS114で送信された用具データなどが端末装置300の端末通信手段351で受信されると(ステップS115)、端末演算装置350は表示装置340にて用具データの画像データや文書データを表示させる(ステップS116)。この表示内容を確認した顧客が、例えば複数のスキー用具が表示される場合には入力手段320による所定の入力操作にて他のスキー用具を表示させたり、他の色やメーカなどの好みに関する好み情報が設定されると、この好み情報をサーバ装置400へ送出させて好み情報に対応する用具データを再送して表示させたりする。そして、顧客が表示されるスキー用具を購入するために入力手段320にて購入する旨の入力操作が実施されると、要求情報生成手段353Dが顧客番号情報が関連付けられた要求情報を生成する。この生成された要求情報は、端末通信手段351によりネットワーク200を介してサーバ装置400へ送信され(ステップS117)、端末装置300におけるスキー用具の選定・購入処理が終了する。
また、ステップS117にて送信された要求情報をサーバ装置400のサーバ通信手段431が受信すると、発注手段433Eおよび決済手段433Fが購入要求のあったスキー用具の発注および決済処理を実施する(ステップS118)。すなわち、発注手段433Eは、要求情報とともに送信される顧客番号情報に基づいて顧客情報を顧客情報データベース432Aから読み出すとともに、要求情報とともに送信される要求対象のスキー用具の用具データにおける用具ID番号と顧客情報とを有し発注を要求する旨の発注情報を生成する。そして、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して店舗サーバ装置500へ送信させ、店舗におけるスキー用具の納品を促す。また、決済手段433Fは、用具ID番号に基づいて用具データを検索し、検出した用具データの価格データを読み取って合計額を演算し、顧客情報と合計額に関する合計額情報とを有し決済の実行を要求する旨の決済要求情報を生成する。そして、サーバ通信手段431によりネットワーク200を介して金融ネットワーク600へ送信させ、電子決済を実行させる。
なお、ステップS105において、端末装置300から送信される顧客情報を受信したサーバ装置400が、既にレベル情報を有した同一の顧客情報を記憶している場合には、その旨を端末装置300へ送信してステップS107〜S109の処理を実施させないとともに、サーバ装置400はステップS113に進んで用具データの選定を実施させる。このことにより、顧客は再びレベル情報を判定するための顧客動作データを取得するための動作を実施する必要がなく、スキー用具が選定される。
〔スキー用具選定システムの作用効果〕
上述したように、上記実施の形態では、習熟度認識手段433Cにより、身体動作検出装置310にて顧客のスキーにおける身体動作を検出して生成された顧客動作データと、理想動作データベース432Bに記憶されスキーを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データとを比較し、理想の身体動作に対する顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて顧客におけるスポーツの習熟度を認識してレベル情報を生成し、このレベル情報に基づいて用具選定手段433Dにより、用具データベース432Cに記憶されスキー用具に関する用具データを検索してスキー用具を選定する。このため、顧客のスキーの習熟度を適切に判断して適切なスキー用具を選定するための専門の店員がいなくても、顧客は適切なスキー用具を選定できる。さらに、専門の店員を教育するための大きな負担をも削減でき、店舗における人材の効率的で有効な活用ができる。したがって、スキー用具の拡販が容易に得られる。
そして、身体動作検出装置310を端末装置300として構成してネットワーク200を介して習熟度を判定するサーバ装置400に接続するシステム構成としている。このため、端末装置300を各所に設置することで、店舗を設けることなく、また店舗においても専門の店員が他の接客でいない状態や無人の店舗も可能となり、顧客はスキー用具の選定が店員がいない状態でもでき、スキー用具の拡販がより容易にできる。さらに、端末装置300およびサーバ装置400を一体構成の装置として構成して、この装置をそれぞれ設置する必要がなく、サーバ装置400で統括的に習熟度を判断するための理想動作データや用具データを管理でき、各装置毎にこれらを設ける必要がなく、構成の簡略化やデータ管理が容易にできる。
また、身体動作検出装置310でスキーを疑似体験させてこの疑似体験における顧客の重心移動状況を身体動作として検出し、スキーにおける理想的な重心の移動状況に関する理想動作データに基づいてスキーの習熟度を判断している。このため、スキーの習熟度を適切に判断でき、適切なスキー用具の選定ができるとともに、顧客はゲーム感覚で習熟度を判定させることができ、スキー用具の選定が容易にできる。したがって、スキー用具をより容易に拡販できる。
さらに、顧客の重心移動状況として前後方向における重心移動と両足毎に掛かる重心の変化状況とを身体動作として検出するため、スキーの習熟度を簡単な検出方法で適切に判断できるとともに、習熟度を判断するために身体動作を検出する身体動作検出装置310を比較的に簡単な構成で構築でき、スキー用具を選定するための構成を容易に構築できる。
また、スキー用具の選定の際、単に顧客のレベル情報に対応するスキー用具を選定するのみならず、顧客の身体形状データを取得して、レベル情報のみならず身体形状に対応するスキー用具を選定する。このため、より顧客に対応したスキー用具の選定ができる。
そして、スキー用具を選定するために、用具を特定する用具ID番号に用具の形状に関する用具形状データとレベル情報とを関連付けた用具データを構築している。このため、簡単なデータ構造で適切なスキー用具の選定ができ、スキー用具を選定するための構成を容易に構築できるとともに、例えば頻繁に新たなスキー用具が開発されても容易に対応でき、スキー用具を選定するための構成の保守管理が容易で、スキー用具の拡販も容易に図ることができる。
また、選定された用具データを画面表示させる表示装置340を端末装置300に設けている。このため、顧客が容易に選定されたスキー用具を容易に認識でき、スキー用具の拡販がより容易にできる。
さらに、用具データに、スキー用具の外観に関する画像データや説明書きなどの文書データを関連付けている。このため、顧客が選定されたスキー用具を容易に認識するための構成が容易に得られる。
そしてさらに、入力操作により選定されて表示されるスキー用具を変更したり、他のスキー用具に切替表示させたりするなどの選択処理を可能としている。このため、複数のスキー用具が選定されても顧客の好みに応じたスキー用具を容易に検索でき、所望するスキー用具の選定が容易にでき、よりスキー用具の拡販ができる。さらには、入力操作により顧客の好みをも入力設定可能としている。このため、より顧客の所望するスキー用具を確実に選定できる。
そして、購入・貸し出しなどの注文処理を可能としている。すなわち、選定したスキー用具を顧客の入力手段320による注文する旨の入力操作に応じて、発注処理させる発注手段433Eを設けている。このため、注文処理も合わせてでき、顧客のスキー用具の購入や貸し出しなどが店舗に出向かなくてもでき利便性を向上できるとともに、より容易に拡販できる。また、選定したスキー用具の用具データおよびあらかじめ取得した顧客情報とにて発注情報を生成し、この発注情報を店舗サーバ装置500へ送信する構成としている。このため、自動的な注文処理もネットワーク200を利用するシステム構成で容易に得られる。そして、店舗サーバ装置500にあらかじめ用具データを格納しているので、発注情報として用具ID番号のみでよく、発注処理のための発注情報の生成やネットワーク200を利用した送受信の負荷を低減でき、良好な発注処理ができる。
さらには、購入・貸し出しなどの注文処理による決済処理も可能としている。すなわち、注文する旨の入力操作に応じて、決済処理させる決済手段433Fを設けている。このため、決済処理も合わせて自動的にでき、より利便性を向上できるとともに、より容易に拡販できる。そして、顧客情報と、用具データの価格データに基づいて決済情報を生成し、この決済情報を金融ネットワーク600へ送信する構成としている。このため、自動的な決済処理もネットワーク200を利用するシステム構成で容易に得られる。
また、身体動作検出装置310に規制手段を設け、習熟度を判断するために顧客の身体動作を検出させる動作を開始、すなわち身体動作検出装置310を利用した計測を開始する旨の入力操作が実施されることにより、揺動部312を揺動可能とし、通常時は揺動しないようにしている。このことにより、不用意に揺動部312が揺動してしまうことを防止でき、計測のためにブーツ部312Dに履き替えるなどの動作が安定して確実にでき、容易な計測が得られるとともに、良好な各種情報の入力操作ができる。さらに、計測の終了を認識、例えば顧客動作データを取得したことを認識することにより、再び規制手段により揺動部312の移動規制をすることで、ブーツ部312Dを脱ぐ動作や選定された用具データを確認するなどの入力操作が容易にできる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、本発明のスポーツ用具選定システムとして、スキー用具を選定するスキー用具選定システムとして説明したが、上述したように、スポーツとしては、例えばスノーボードやスケートなどの滑走スポーツ、球技、マリンスポーツ、モータスポーツなど、各種スポーツを対象とすることができる。これら各種スポーツについても、そのスポーツにおける顧客の身体動作を理想の身体動作と比較することで、習熟度を容易に認識できる。なお、上述したように、重心移動に基づかず、例えば顧客の関節位置などの所定の位置にセンサを着脱可能に取り付けて、スポーツを疑似体験させてセンサの移動状況を検出し、そのスポーツを実施する際の身体における複数の所定位置の理想的な移動軌跡に関する理想動作データと比較することで容易に習熟度を認識することができる。その他、例えばモータスポーツであれば、そのモータスポーツを疑似体験できる車両などに似せた身体動作検出装置を利用することで、容易に身体動作の検出ができる。このように、スポーツに対応した理想の身体動作を理想動作データとして構築し、このデータ構成に対応して顧客の身体動作を検出させればよく、容易にいずれのスポーツにも適用できる。
そして、身体動作検出装置310を用いて顧客の身体動作を検出して説明したが、例えばスポーツを実際に実施している状態や擬似的な動作をあらかじめ撮像装置で撮影し、得られた撮像データを取得するプログラム構成とするなどしてもよい。そして、習熟度として、撮像データをプロの撮像データとを比較し、その動作の差異を画像処理にて検出して身体動作の差異の大きさに基づいて習熟度を判断する構成とするなどしてもよい。
このような構成により、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯型パーソナルコンピュータなどを端末装置としてサーバ装置400に接続するシステム構成とすることも可能となる。このように、本発明において、スポーツ用具選定システムとしては、パーソナルコンピュータなどの汎用の機器を利用しても構築でき、本システムの利用の拡大が容易に図れる。また、システム構成として説明したが、上述したように、端末装置300およびサーバ装置400を一体的に1つの装置として構築した構成とすることもできる。さらには、サーバ装置400の各プログラム構成をそれぞれの装置にて構成したネットワーク構成としたり、端末演算装置350やサーバ演算装置430として、1台のコンピュータの構成とする他に、IC(Integrated Circuit)にて構成したり、回路基板として構成したり、複数のコンピュータにて構成するなど、本発明の演算手段はいずれの形態に構築してもよく、プログラムに限らずハードとして構成してもよい。そして、プログラムとして構成することで、上述したように、コンピュータを端末装置300やサーバ装置400として構成させることもできるので、本発明の利用の拡大が容易に図れる。さらに、記録媒体にプログラムを記録させる構成とすることで、プログラムの取扱が容易にでき、利用の拡大が容易に図れる。
また、理想動作データとして、スキーの基本的な身体動作を理想動作データとして、その基本的な動作と比較してレベル情報を生成したが、上述したように、上級者などの理想的な動作を理想動作データとするなどしてもよい。このような構成の場合、上述したように、単に差異が小さくなるに従って習熟度が高くなると判断させればよい。このように、判断基準をどのレベル状態に設定するかは適宜設定できる。このため、よりスポーツに応じた適切な習熟度の判断が容易となる。
さらに、習熟度として、初心者、初級、中級、上級、競技者などの段階的なレベル情報としたが、理想動作データとの比較に基づく連続値などの無段階的な習熟度として判断してもよい。なお、段階的なレベル情報とすることで、用具を選定するための用具データをも段階的に区分して管理すればよく、選定が容易にできるとともに、データの構築や管理も容易にできる。用具の画像データや文書データをも関連付けたデータ構造としたが、これらを関連付けなくてもよい。さらに、顧客情報を格納する構成を設けず、その都度入力操作に基づいて取得するなどしてもよい。
そして、身体形状データを取得して、スキー用具の選定の絞り込みを実施して説明したが、単にレベル情報に基づいて用具を選定してもよい。
また、発注や決済をも自動的に実施する構成としたが、例えば単に選定のみでもよい。この場合、例えば選定された用具データを顧客が書き取ったり、印刷出力させたりしたものを店舗に持っていけば、専門の店員がいなくても購入や貸し出しができる。さらには、例えば電話連絡により顧客が直接発注させるようにしてもよい。このように、印刷手段330を設けることで、その場で購入や発注せず、用具データを印刷出力させて後に購入などをさせることもできる。この場合、顧客に検討する時間が与えられ、より利便性を向上できる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施の形態の効果〕
上述したように、習熟度認識手段433Cにより、身体動作検出装置310にて顧客のスキーにおける身体動作を検出して生成された顧客動作データと、理想動作データベース432Bに記憶されスキーを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データとを比較し、理想の身体動作に対する顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて顧客におけるスポーツの習熟度を認識してレベル情報を生成し、このレベル情報に基づいて用具選定手段433Dにより、用具データベース432Cに記憶されスキー用具に関する用具データを検索してスキー用具を選定する。このため、顧客のスキーの習熟度を適切に判断して適切なスキー用具を選定するための専門の店員がいなくても、顧客は適切なスキー用具を選定できる。
本発明における一実施の形態に係るスキー用具選定システムの概略構成を示すブロック図である。 前記一実施の形態におけるスキー用具選定システムを構成する端末装置の概略構成を示すブロック図である。 前記一実施の形態における端末装置を構成する身体動作検出装置を示す平面図である。 前記一実施の形態における身体動作検出装置における揺動部の本体部を示す側面図である。 前記一実施の形態における身体動作検出装置におけるブーツ部を設けたステップ部を示す斜視図である。 前記一実施の形態におけるスキー用具選定システムを構成するサーバ装置の概略構成を示すブロック図である。 前記一実施の形態におけるスキー用具選定システムの理想動作データのデータ構造を概念的に示す説明図で、(A)はスキーの左右方向に移動する基本的な状況を示す波形図、(B)は重心の移動状況である両足に掛かる荷重の大きさの基本的な変動状況を示す波形図、(C)は右足側の前後方向における重心の移動状況である荷重の大きさの基本的な変動状況を示す波形図、(D)は左足側の前後方向における重心の移動状況である荷重の大きさの基本的な変動状況を示す波形図である。 前記一実施の形態における顧客によるスキー用具の選定・購入に基づく動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100…スポーツ用具選定装置としてのスポーツ用具選定システムであるスキー用具選定システム
200…ネットワーク
300…端末装置
310…身体動作検出手段としての身体動作検出装置
320…入力手段
340…表示手段としての表示装置
350…演算手段を構成する端末演算装置
353B…身体形状データ取得手段としても機能する身体形状データ生成手段
353C…要求情報生成手段
400…サーバ装置
432B…理想動作データ格納手段としての理想動作データベース
432C…用具データ格納手段としての用具データベース
433…演算手段を構成するサーバ演算装置
433B…身体形状データ取得手段としての身体形状データ認識手段
433C…習熟度認識手段
433D…用具選定手段
433E…送信手段としての発注手段

Claims (17)

  1. スポーツを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データを格納する理想動作データ格納手段と、
    前記スポーツの用具に関する用具データを複数格納する用具データ格納手段と、
    前記顧客の身体動作を検出して顧客動作データを生成する身体動作検出手段と、
    前記理想動作データおよび前記顧客動作データを比較し前記理想の身体動作に対する前記顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて前記顧客におけるスポーツの習熟度を認識して習熟度データを生成する習熟度認識手段と、
    前記習熟度データに基づいて前記用具データを選定する用具選定手段と、
    を具備したことを特徴としたスポーツ用具選定装置。
  2. 請求項1に記載のスポーツ用具選定装置であって、
    前記理想動作データは、前記スポーツを実施する際の身体における複数の所定位置の移動軌跡に関するデータで、
    前記身体動作検出手段は、前記顧客の身体の所定位置に着脱可能に取り付けられるセンサと、このセンサの移動軌跡を検出する移動軌跡検出部とを備え、前記センサの移動軌跡を身体動作として検出する
    ことを特徴としたスポーツ用具選定装置。
  3. 請求項1に記載のスポーツ用具選定装置であって、
    前記理想動作データは、前記スポーツを実施する際の身体における重心の移動状況に関するデータで、
    前記身体動作検出手段は、前記顧客が前記スポーツを疑似体験可能で疑似体験時における前記顧客の重心の移動状況を身体動作として検出する
    ことを特徴としたスポーツ用具選定装置。
  4. 請求項3に記載のスポーツ用具選定装置であって、
    前記身体動作検出手段は、前記疑似体験時における前記顧客の重心の前後方向における移動状況および前記顧客の両足毎に掛かる体重の変化状況を身体動作として検出する
    ことを特徴としたスポーツ用具選定装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスポーツ用具選定装置であって、
    前記習熟度認識手段は、前記理想の身体動作に対する前記顧客の身体動作の差異が小さくなるに従って習熟度が高いと認識する
    ことを特徴としたスポーツ用具選定装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のスポーツ用具選定装置であって、
    前記顧客の身体の形状に関する身体形状データを取得する身体形状データ取得手段を具備し、
    前記用具選定手段は、前記習熟度データとともに前記身体形状データに基づいて前記用具データを選定する
    ことを特徴としたスポーツ用具選定装置。
  7. 請求項6に記載のスポーツ用具選定装置であって、
    前記用具データは、前記用具を特定する特定情報に前記用具の形状に関する用具形状データと習熟度に対応するレベル情報とが関連付けられたデータ構造であり、
    前記用具選定手段は、前記身体形状データに基づいて対応する前記用具形状データを選定するとともに前記習熟度データに基づいて対応する前記レベル情報を選定することにより前記用具データを選定する
    ことを特徴としたスポーツ用具選定装置。
  8. 請求項7に記載のスポーツ用具選定装置であって、
    前記用具データは、前記用具に関し画像表示可能な表示装置にて表示されるデータが関連付けられた
    ことを特徴としたスポーツ用具特定装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のスポーツ用具選定装置であって、
    前記用具データに基づいて前記用具に関する情報を画面表示させる表示手段と、
    入力操作に対応して前記表示手段に画面表示される前記用具を選択設定する入力手段と、を具備した
    ことを特徴としたスポーツ用具選定装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のスポーツ用具選定装置であって、
    前記用具選定手段にて選定された前記用具データを、前記用具を取り扱う店舗へ送信する送信手段を具備した
    ことを特徴としたスポーツ用具選定装置。
  11. スポーツの用具を画面表示させる表示手段、および、顧客の身体動作を検出して前記顧客動作データを生成する身体動作検出手段を備えた端末装置と、
    この端末装置とネットワークを介して各種情報を送受信可能に接続され、前記スポーツを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データを格納する理想動作データ格納手段、前記スポーツの用具に関する用具データを複数格納する用具データ格納手段、前記端末装置から前記顧客動作データを取得して前記理想動作データと比較し前記理想の身体動作に対する前記顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて前記顧客の前記スポーツの習熟度を認識し習熟度データを生成する習熟度認識手段、および、前記習熟度データに基づいて前記用具データを選定し前記端末装置へ前記表示手段にて前記用具データに対応する用具を画面表示可能に送信させる用具選定手段を備えたサーバ装置と、
    を具備したことを特徴としたスポーツ用具選定システム。
  12. 請求項11に記載のスポーツ用具選定システムであって、
    前記端末装置は、前記顧客を特定する顧客情報を取得する顧客情報取得手段と、前記表示手段にて表示される用具の取得を要求する旨の要求情報を生成する要求情報生成手段と、を備え、
    前記サーバ装置は、前記各種情報をネットワークを介して送受信する送受信手段を備え、前記用具選定手段は、前記要求情報に基づいて、前記用具を取り扱う店舗に設置され各種情報を報知する報知手段へ、前記ネットワークを介して前記報知手段にて報知可能に前記選定した用具データを前記顧客情報とともに前記送信手段にて送信させる
    ことを特徴としたスポーツ用具選定システム。
  13. 演算手段によりスポーツの用具を選定するスポーツ用具選定方法であって、
    前記演算手段は、
    顧客の身体動作を検出して顧客動作データを生成し、
    この生成した顧客動作データと、スポーツを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データとを比較して前記理想の身体動作に対する前記顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて前記顧客におけるスポーツの習熟度を認識して習熟度データを生成し、
    この生成した習熟度データに基づいて前記スポーツの用具に関する複数の用具データから前記習熟度に対応する前記用具の用具データを選定する
    ことを特徴とするスポーツ用具選定方法。
  14. ネットワークを介して送受信可能に接続された端末装置およびサーバ装置を利用してスポーツの用具を選定するスポーツ用具選定方法であって、
    前記端末装置にて顧客の身体動作を検出して生成した顧客動作データを前記サーバ装置にて取得し、
    前記サーバ装置にて、前記顧客動作データと前記スポーツを実施する際の理想の身体動作に関する理想動作データと比較して前記理想の身体動作に対する前記顧客の身体動作の差異の大きさに基づいて前記顧客におけるスポーツの習熟度を認識して習熟度データを生成し、この生成した習熟度データに基づいて前記スポーツの用具に関する複数の用具データから前記習熟度に対応する前記用具の用具データを選定し、この選定した用具データを前記端末装置にて前記用具を確認可能に前記ネットワークを介して送信する
    ことを特徴とするスポーツ用具選定方法。
  15. 演算手段を、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のスポーツ用具選定装置、または、請求項11または請求項12に記載のスポーツ用具選定システムとして機能させる
    ことを特徴としたスポーツ用具選定プログラム。
  16. 請求項13または請求項14に記載のスポーツ用具選定方法を演算手段に実行させる
    ことを特徴としたスポーツ用具選定プログラム。
  17. 請求項15または請求項16に記載のスポーツ用具選定プログラムが演算手段に読取可能に記録された
    ことを特徴としたスポーツ用具選定プログラムが記録された記録媒体。

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