JP2005260478A - 無線ネットワークのルーティング方法及び無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって各無線局毎に格納するRNLテーブルと、各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを各無線局毎に格納するGLSテーブルとを保存する。発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値との線形和であるリンクウェイトを計算し、その線形和の合計である全リンクウェイトを計算しその計算値が最小であるパスを選択してより高い優先度の無線信号をルーティングする。
【選択図】図12
Description
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局の記憶手段に保存するステップと、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信するステップと、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新するステップと、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値との線形和である第1のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするステップとを含むことを特徴とする。
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局の記憶手段に保存するステップと、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信するステップと、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新するステップと、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、上記各パスのうちで最短のパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするステップとを含むことを特徴とする。
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局の記憶手段に保存するステップと、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信するステップと、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新するステップと、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に所定の第1のウェイト係数γ1を乗算した乗算値との線形和である第1のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に、上記第1のウェイト係数γ1よりも小さい第2のウェイト係数γ2を乗算した乗算値との線形和である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするステップとを含むことを特徴とする。
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局において保存する記憶手段と、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信する送信手段と、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新する更新手段と、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値との線形和である第1のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするルーティング手段とを備えたことを特徴とする。
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局において保存する記憶手段と、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信する送信手段と、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新する更新手段と、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、上記各パスのうちで最短のパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするルーティング手段とを備えたことを特徴とする。
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局において保存する記憶手段と、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信する送信手段と、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新する更新手段と、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に所定の第1のウェイト係数γ1を乗算した乗算値との線形和である第1のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に、上記第1のウェイト係数γ1よりも小さい第2のウェイト係数γ2を乗算した乗算値との線形和である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするルーティング手段とを備えたことを特徴とする。
(b)自局からの無線信号を隣接ノード無線局が受信したときのSINRの測定値を含む隣接ノード無線局からの無線信号に基づいて予め取得された、自局を中心とした水平面内の所定の方位角毎のサービスエリア内の無線局1から見たSINRに基づいて、各隣接ノード無線局毎に最大のSINRを選択して各隣接ノード無線局との親和度とし、当該親和度と、それに対応する方位角及びそのデータの更新時刻とを含む隣接リンク状態テーブル(Neighbor Link-State Table)(以下、NLSテーブルという。)。
(c)当該アドホック無線ネットワークにあるノード無線局のうち、当該アドホック無線ネットワークに参加しており通信予約済みの状態(以下、アクティブ状態という。)にある各通信IDのノード無線局のリストを含む予約済み無線局リストテーブル(Reserved Node List Table)(以下、RNLテーブルという。)。
(d)各無線局間でNLSテーブルのトポロジー情報(アドホック無線ネットワーク内のすべての無線局間のリンク状態を示すパス情報をいい、以下同様である。)を交換することにより、当該アドホック無線ネットワーク内のすべての無線局1に関するNLSテーブルのトポロジー情報を収集し、このトポロジー情報(各無線局1間のリンク状態を含む)と、これにおける各無線局毎の当該トポロジー情報の更新回数(バージョンを示す)と、その時点で任意の通信プロセスに関わる無線局1を示す通信状態フラグ値とを含むグローバルリンク状態テーブル(Global Link State Table)(以下、GLSテーブルという。)。
(a)無指向性放射パターンであるオムニパターンと、
(b)例えば図3に示すように、自局を中心とした水平面内の所定の方位角毎にセクタ形状のメインビームを選択的に変更可能なセクタービームパターンと、
(c)上記方位角毎にヌル点を形成可能な排他的セクターパターンと
を電気的な制御により選択的に切り換え可能なアンテナである。なお、可変ビームアンテナ101については、例えば、公知のフェーズドアレーアンテナ装置であってもよいし、もしくは、特許文献1及び2に開示された電子制御導波器アレーアンテナ装置(Electronically Steerable Passive Array Radiator Array Antenna Apparatus)である可変ビームアンテナであってもよい。
RGn α(t)=Gn α(t)∩RNL(t) (1)
ηni c(P)=Σ∀n∈RG−ni−α(ni→nj)(L)(|C∩c|) (2)
η(P)=Σ∀ni∈P(ηni c(P)) (3)
(1)ノード無線局nは、隣接ノード無線局i、j及びkをその隣接ノード無線局として含むように、NLSテーブル(NLSTn)を形成し、それらの隣接ノード無線局のうちの任意の隣接ノード無線局との通信方向として最良である可能性のあるものとして記録する。
(2)ノード無線局nはまた、ノード無線局iの通信状態フラグ値(通信のアクティビティ状態)を記録し、他の隣接ノード無線局についても同様に記録して、当該ノード無線局n自身のRNLテーブルを更新する。
LW(ni,nj)=α+ηni c+γH (4)
[数5]
LWT(S,D)=ΣLW(ni,nj) (5)
[数6]
LW(ni,nj)=α+ηni c (6)
ηni c=Σ∀n∈ActG−ni−α(ni→nj)(t)(|C∩c|)
(7)
LW(ni,nj)=α+ηni c+γ1H(高優先度フローのとき)(8)
[数9]
LW(ni,nj)=α+ηni c+γ2H(低優先度フローのとき)(9)
ここで、
[数10]
γ1>γ2
(A)図12の第1の実施形態:高優先度フローのパケット信号を最小の全リンクウェイトを有するパスで伝送する一方、低優先度フローのパケット信号を上記高優先度フローのパスを除いて最小の全リンクウェイト(ここで、ホップ数の計数値H=0)を有するパスで伝送することを特徴とするルーティングに係るルーティング及び通信処理。
(B)図13の第2の実施形態:高優先度フローのパケット信号を、例えばディジクストラ方法の最短アルゴリズムを用いて計算された最短パスで伝送する一方、低優先度フローのパケット信号を上記高優先度フローのパスを除いて最小の全リンクウェイト(ここで、H=0)を有するパスで伝送することを特徴とするルーティングに係るルーティング及び通信処理。
(C)図14の第3の実施形態:高優先度フローのパケット信号を、低優先度フローのパスよりも短いパスであって、最小の全リンクウェイトを有するパスで伝送する一方、低優先度フローのパケット信号を上記高優先度フローのパスを除いて最小の全リンクウェイトを有するパスで伝送することを特徴とするルーティングに係るルーティング及び通信処理。
<ステップSS1>発信無線局のラベルを0、それ以外のノード無線局のラベルを無限大とする。
<ステップSS2>最短パスの長さが確定したノード無線局のラベルを確定ラベルとし、それ以外のノード無線局を一時ラベルと置き、次に、一時ラベルの中で最小の長さのノード無線局xを見つける。
<ステップSS3>ステップSS2で見つけた点を確定ラベルに変更し、隣接する点の一時ラベルを、「一時ラベルの値と、ノード無線局xのラベルの値とその間のリンクの重みを足したものの小さい方」の値に変更し、確定ラベルにする。
<ステップSS4>上記ステップSS1,SS2,SS3の処理を繰り返し、すべてのノード無線局が確定ラベルになったら当該最短パスの検索処理を終了する。その結果、各ノード無線局の確定ラベルが発信無線局からの最短パスの長さになっている。
(1)ステップS23の処理に代えて、ステップS23Bの処理を実行することを特徴としている。ステップS23Bでは、RNLテーブルを参照して各検索されたすべてのパスに対して以下の通り全リンクウェイトを計算する。各リンク(ni,nj)に対して式(8)を用いてリンクコストを計算した後、式(5)を用いて全リンクウェイトを計算する。
(2)ステップS24の処理に代えて、ステップS24Bの処理を実行することを特徴としている。ステップS24Bでは、RNLテーブルを参照して各検索されたすべてのパスに対して以下の通り全リンクウェイトを計算する。各リンク(ni,nj)に対して式(9)を用いてリンクコストを計算した後、式(5)を用いて全リンクウェイトを計算する。
(i)ネットワークにはフローF1しか存在せず、最短パスを選択する場合(図2の「単フローとしてのフローF1」の場合)。
(ii)ネットワーク内でフローF1が他の5つのフロー(フローF2乃至フローF6)の存在下で通信していて、優先度なしで、従って、すべてのフローが互いに干渉し合う可能性のある最短パスを選択する場合(図16の「優先度なしのフローF1」の場合)。
(iii)優先度有りでサービスの差別化方法を採用する場合。
(i)指向性ビームの送信ビーム幅β及び送信レンジR(定義1参照。)。
(ii)ネットワーク内の同時的な高優先度フローの数及び低優先度フローの数。
S1,S2…発信無線局、
D1,D2…宛先無線局、
101…可変ビームアンテナ、
102…サーキュレータ、
103…指向制御部、
104…パケット送受信部、
105…トラヒックモニタ部、
106…回線制御部、
107…上位レイヤ処理装置、
130…パケット受信部、
131…高周波受信機、
132…復調器、
133…受信バッファメモリ、
140…パケット送信部、
141…送信タイミング制御部、
142…送信バッファメモリ、
143…変調器、
144…高周波送信機、
151…管理制御部、
152…検索エンジン、
153…更新エンジン、
154…データベースメモリ、
155…クロック回路、
160…拡散符号発生器。
Claims (8)
- 複数の無線局を備え、各無線局間で優先度を有する無線信号を用いて無線通信を行う無線ネットワークのルーティング方法において、
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局の記憶手段に保存するステップと、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信するステップと、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新するステップと、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値との線形和である第1のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするステップとを含むことを特徴とする無線ネットワークのルーティング方法。 - 上記ルーティングするステップにおいて、上記処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に代えて、当該ホップ計数値に所定のウェイト係数を乗算した乗算値を用いることを特徴とする請求項1記載の無線ネットワークのルーティング方法。
- 複数の無線局を備え、各無線局間で優先度を有する無線信号を用いて無線通信を行う無線ネットワークのルーティング方法において、
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局の記憶手段に保存するステップと、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信するステップと、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新するステップと、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、上記各パスのうちで最短のパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするステップとを含むことを特徴とする無線ネットワークのルーティング方法。 - 複数の無線局を備え、各無線局間で優先度を有する無線信号を用いて無線通信を行う無線ネットワークのルーティング方法において、
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局の記憶手段に保存するステップと、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信するステップと、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新するステップと、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に所定の第1のウェイト係数γ1を乗算した乗算値との線形和である第1のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に、上記第1のウェイト係数γ1よりも小さい第2のウェイト係数γ2を乗算した乗算値との線形和である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするステップとを含むことを特徴とする無線ネットワークのルーティング方法。 - 複数の無線局を備え、各無線局間で優先度を有する無線信号を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局において保存する記憶手段と、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信する送信手段と、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新する更新手段と、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値との線形和である第1のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするルーティング手段とを備えたことを特徴とする無線通信システム。 - 上記ルーティング手段は、上記処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に代えて、当該ホップ計数値に所定のウェイト係数を乗算した乗算値を用いることを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。
- 複数の無線局を備え、各無線局間で優先度を有する無線信号を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局において保存する記憶手段と、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信する送信手段と、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新する更新手段と、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、上記各パスのうちで最短のパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするルーティング手段とを備えたことを特徴とする無線通信システム。 - 複数の無線局を備え、各無線局間で優先度を有する無線信号を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、
上記複数の無線局が通信可能な状態であるか否かを示すデータを通信フローの通信ID毎であって上記各無線局毎に格納する第1のテーブルと、上記各無線局から無線通信可能な隣接無線局と当該各無線局から当該隣接無線局への方位角のデータを上記各無線局毎に格納する第2のテーブルとを上記各無線局において保存する記憶手段と、
上記第1のテーブルを含む第1の無線信号を所定の第1の送信周期で周期的に送信するとともに、上記第2のテーブルを含む第2の無線信号を所定の第2の送信周期で周期的に送信する送信手段と、
上記送信された第1の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第1のテーブルのデータを更新するとともに、上記送信された第2の無線信号を受信したとき、自局の記憶手段に保存された第2のテーブルのデータを更新する更新手段と、
発信無線局から宛先無線局までのパスの各リンクにおいて、上記第1と第2のテーブルを参照して、より高い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に所定の第1のウェイト係数γ1を乗算した乗算値との線形和である第1のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングする一方、より低い優先度を有する無線信号をルーチィングするとき、処理対象の通信フローを除く、現在通信中の無線局によって取り扱われている通信フローの全数と、処理対象の通信フローの無線信号のホップ計数値に、上記第1のウェイト係数γ1よりも小さい第2のウェイト係数γ2を乗算した乗算値との線形和である第2のリンクウェイトをそれぞれ計算し、計算された線形和の合計である全リンクウェイトを計算し、計算された全リンクウェイトが最小であるパスを選択して無線信号をルーティングするルーティング手段とを備えたことを特徴とする無線通信システム。
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