JP2005259839A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005259839A
JP2005259839A JP2004066723A JP2004066723A JP2005259839A JP 2005259839 A JP2005259839 A JP 2005259839A JP 2004066723 A JP2004066723 A JP 2004066723A JP 2004066723 A JP2004066723 A JP 2004066723A JP 2005259839 A JP2005259839 A JP 2005259839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
etching
mask
conductive
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004066723A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Shoji
秀行 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2004066723A priority Critical patent/JP2005259839A/ja
Publication of JP2005259839A publication Critical patent/JP2005259839A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

【目的】 タングステンを用いた導電膜をエッチングする際のマスクの薄膜化を目的とする。
【構成】 基体上に、タングステン(W)を含有する導電性材料を用いたW膜を形成するW膜形成工程(S108)と、前記W膜形成工程(S108)により形成されたW膜の上にジルコニウム(Zr)を用いたZr膜を形成するZr膜形成工程(S110)
と、前記Zr膜形成工程(S110)により形成されたZr膜をマスクとして前記W膜をエッチングするW膜エッチング工程(S128)、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特に、タングステン(W)とモリブデン(Mo)とのいずれかを含有する導電性材料を用いたメタルゲート電極形成、或いは、Wとアルミニウム(Al)とのいずれかを含有する導電性材料を用いた配線形成を工夫した半導体装置の製造方法に関する。
従来より、MOSFET等の半導体装置では、ゲート電極の材料としてポリシリコンが広く用いられていたが、近年の高集積化や高速化に伴い、金属シリサイド膜とポリシリコン膜との2層構造からなるポリサイドゲートや、ポリシリコン膜上にチタンやコバルト等の金属膜を形成してこの金属膜とポリシリコン膜とを反応させて生成したセルフアラインシリサイドゲートが用いられるようになってきた。
しかしながら、ゲート長が0.13μm以降の世代のMOSFET等の半導体装置では、これらポリサイドゲートやセルフアラインシリサイドゲートよりも、さらに低抵抗のゲート電極が求められている。
これらポリサイドゲートやセルフアラインシリサイドゲートよりも低抵抗なゲート電極として、ポリシリコンと反応障壁とタングステンとの積層構造からなるポリメタルゲートがある。タングステンは、ゲート電極に広く用いられていたタングステンシリサイドに比べてその比抵抗が約一桁小さい。そのため、このタングステンをゲート電極の材料として用いることにより、半導体装置の信号伝達を大幅に短縮することが可能となり、また、半導体装置の高集積化及び高速化を図ることができる。
ここで、ゲート電極としてのタングステン膜をエッチングする際に、フォトレジストをマスクにタングステン膜をSF、塩素を含むガス(Cl、BCl)を用いてエッチングを行っていた(例えば、特許文献1、2参照)。
その他、ゲート電極としてのタングステン膜をエッチングする際に、シリコン窒化膜(SiN膜)或いは酸化シリコンをマスクにタングステン膜のエッチングを行っていた(例えば、特許文献3,4参照)。
特許第2864967号公報 特許第2865517号公報 特開2000−252259号公報 特開2001−160549号公報
従来技術では、タングステンとフォトレジストとの選択比がW/フォトレジスト=0.5程度であり、微細化が進むとフォトレジストを薄膜化する必要があることからゲート電極形成時にマスクが持たない問題が発生する。その他のマスク材としてシリコン酸化膜(SiO)が考えられるが従来技術ではW/SiO=1.5程度でこちらも十分な選択性が得られておらずマスク膜厚をW膜厚の3倍以上にする必要がある。また、SiN膜を用いてもマスク膜厚をW膜厚に対して薄くすることはできない(例えば、特許文献3の図1,特許文献4の図5参照)。この結果アスペクト比が高くなることからμ−loading(マイクロローディング)効果により密部と疎部のエッチング量に差が生じ良好なゲート電極形成が困難となる問題がある。
本発明は、上述した従来の課題を克服し、タングステン膜をエッチングする際のマスクの薄膜化、同様に、選択比を十分に確保できないその他の導電性材料を用いた導電膜をエッチングする際のマスクの薄膜化を図った半導体装置の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、メタルゲート電極形成においてマスク選択性の欠如により形状を損なうことなく、かつ微細化に対応可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の半導体装置の製造方法は、
基体上に、WとMoとAlとのいずれかを含有する導電膜を形成する導電膜形成工程と、
前記導電膜形成工程により形成された導電膜の上にジルコニウム(Zr)を含有するZr含有膜を形成するZr含有膜形成工程と、
前記Zr含有膜形成工程により形成されたZr含有膜をマスクとして前記導電膜をエッチングする導電膜エッチング工程と、
を備えたことを特徴とする。
導電膜の上に形成されたZr含有膜をマスクとして前記導電膜をエッチングすることで、十分な選択性を得ることができる。十分な選択性を得ることができるので、エッチングする際のマスクを薄膜化することができる。後述するように、Zr含有膜を用いることで、導電膜との選択比を10以上にすることができる。特に、Zrの選択比は、Wに対して40以上とすることができる。
よって、前記Zr含有膜は、前記導電膜形成工程により形成された前記導電膜の膜厚に対し、1/40〜1/10の膜厚に形成されることを特徴とする。
前記Zr含有膜の膜厚を、前記導電膜の膜厚に対して1/40〜1/10の膜厚にすることで、前記導電膜をエッチングする際のマスクを薄膜化することができる。
また、前記半導体装置の製造方法は、さらに、
前記Zr含有膜形成工程により形成されたZr含有膜の上に反射防止膜を形成する反射防止膜形成工程と、
前記反射防止膜形成工程により形成された反射防止膜の上にレジスト膜を形成するレジスト膜形成工程と、
前記レジスト膜をマスクとして前記反射防止膜をエッチングする反射防止膜エッチング工程と、
前記反射防止膜エッチング工程によりエッチングされなかった前記反射防止膜と前記反射防止膜のマスクとなった前記レジスト膜とをマスクとして前記Zr含有膜をエッチングするZr含有膜エッチング工程と、
を備え、
前記導電膜エッチング工程において、前記Zr含有膜の他に、さらに、前記Zr含有膜エッチング工程においてZr含有膜のマスクとなった前記反射防止膜と前記レジスト膜とをマスクとして前記導電膜をエッチングすることを特徴とする。
前記レジスト膜をマスクとして前記導電膜をエッチングすることにより、エッチングの際、前記レジスト膜のレジスト材から供給される反応副生成物により導電膜の側壁を保護することができる。
さらに、前記導電膜エッチング工程において、フッ素(F)と窒素(N)とを含有するエッチングガスを用いたことを特徴とする。
FとNとを含有するエッチングガスを用いたことで、Zr含有膜との選択性を十分に確保しながら前記導電膜をエッチングすることができる。特に、レジスト膜を残したまま前記導電膜をエッチングする場合に、前記レジスト膜のレジスト材とFとNとが反応して導電膜の側壁を保護する前記反応副生成物を生成する。
さらに、前記Zr含有膜エッチング工程において、三塩化ホウ素(BCl)を含有するエッチングガスを用いたことを特徴とする。
BClを含有するエッチングガスを用いることで、前記Zr含有膜をエッチングすることができる。
そして、前記導電膜形成工程により導電膜が形成される前記基体の表面には、高融点金属の窒化物を材料とした高融点金属窒化膜が形成されており、
前記導電膜エッチング工程において、前記導電膜と共に、前記高融点金属窒化膜をエッチングすることを特徴とする。
前記導電膜形成工程により導電膜が形成される前記基体の表面、すなわち、導電膜の下地層として高融点金属の窒化物を材料とした高融点金属窒化膜が形成されることで、導電膜のバリア層となる。そして、前記導電膜と共に、前記高融点金属窒化膜をエッチングすることで、1回の工程で、両者をエッチングすることができる。
また、前記導電膜は、WとMoとのいずれかを含有する導電性材料を用い、
前記導電膜形成工程により導電膜が形成される前記基体上には、シリコン酸化膜(SiO膜)と前記SiO膜の上に前記高誘電率材料(High−k)膜と前記High−k膜の上に窒化ジルコニウム(ZrN)膜とが形成されており、
前記半導体装置の製造方法は、さらに、前記導電膜エッチング工程において前記導電膜のマスクとなった前記Zr含有膜をエッチングする第2のZr含有膜エッチング工程を備え、
前記第2のZr含有膜エッチング工程において、BClを含有するエッチングガスを用いて、前記Zr含有膜と共に、前記基体に形成された前記High−k膜と前記ZrN膜とを前記導電膜をマスクとしてエッチングすることを特徴とする。
特に、ゲート電極として、WとMoとのいずれかを含有する導電性材料を用いて前記導電膜を形成する場合、バリア層として前記ZrN膜を用いることができる。そして、SiO膜と十分な選択性が得られるBClを含有するエッチングガスを用いることで、前記Zr含有膜と共に、前記基体に形成された前記High−k膜と前記ZrN膜とを前記導電膜をマスクとしてエッチングすることができる。
本発明によれば、導電膜の上に形成されたZr含有膜をマスクとして前記導電膜をエッチングすることで、エッチングする際のマスクを薄膜化することができるので、μ−loading効果の影響を小さく、或いは受けないようにすることができる。μ−loading効果の影響を小さく、或いは受けないことで、メタルゲート電極形成においてマスク選択性の欠如による形状損傷を軽減或いは無くすことができる。また、エッチングする際のマスクを薄膜化することができるので、微細化に対応可能とすることができる。微細化に対応可能とすることができるので、半導体装置の高集積化及び高速化を図ることができる。
本発明の実施形態によれば、従来、前記導電膜の膜厚より大きな膜厚を必要としたマスクの厚さを、前記導電膜の膜厚に対して1/40〜1/10の膜厚にすることができるので、前記導電膜をエッチングする際のマスクを十分に薄膜化することができる。薄膜化することができるので、微細化に対応可能とすることができる。
本発明の実施形態によれば、前記レジスト膜をマスクとして前記導電膜をエッチングすることにより、エッチングの際、前記レジスト膜のレジスト材から供給される反応副生成物により導電膜の側壁を保護することができるので、極微細な寸法のメタルゲート形成に関しても寸法制御、及び再現性の優れた加工が可能となる。
本発明の実施形態によれば、SiO膜と十分な選択性が得られるBClを含有するエッチングガスを用いることで、前記Zr含有膜と共に、前記基体に形成された前記High−k膜と前記ZrN膜とを前記導電膜をマスクとしてエッチングすることができるので、1回の工程で3種の膜をエッチングすることができる。1回の工程でエッチングすることができるので、半導体装置の製造におけるスループットを向上させることができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。
本実施の形態では、特に、メタルゲート電極の製造方法の要部を説明する。図1において、本実施の形態では、SiO膜を形成するSiO膜形成工程(S102)、High−k膜を形成するHigh−k膜形成工程(S104)、TiN(窒化チタン)膜を形成するTiN膜形成工程(S106)、W膜を形成するW膜形成工程(S108)、Zr膜を形成するZr膜形成工程(S110)、反射防止膜を形成する反射防止膜形成工程(S112)、レジスト膜を塗布するレジスト膜塗布工程(S114)、レジスト膜を露光する露光工程(S116)、露光されたレジスト膜を現像する現像工程(S118)、反射防止膜をエッチングする反射防止膜エッチング工程(S120)、Zr膜をエッチングするZr膜エッチング工程(S122)、レジスト膜を除去するレジスト膜除去工程(S124)、反射防止膜を除去する反射防止膜除去工程(S126)、W膜とTiN膜とをエッチングするW,TiN膜エッチング工程(S128)、Zr膜とHigh−k膜とをエッチングするZr,High−k膜エッチング工程(S130)、SiO膜をエッチングするSiO膜エッチング工程(S132)という一連の工程を実施する。
図2は、W膜とZr膜とのエッチングレートを示す図である。
図2に示すように、W膜は、エッチングレートが2.2nm/s(132nm/min)であるのに対し、Zr膜は、エッチングレートが3.3×10−2nm/s(2nm/min)〜5×10−2nm/s(3nm/min)である。したがって、Wに対するZrの選択比は、40以上であることがわかる。
図3は、各材料に対するZrの選択比を示す図である。
図3に示すように、Wに対するZrの選択比は、40以上、Moに対するZrの選択比は、50程度、Alに対するZrの選択比は、推定値であるが50以上であることがわかる。
よって、図2,3に示されるように、Zrは、W、Mo、及びAlに対して十分な選択比を有していることがわかる。
図4は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図4では、図1のSiO膜形成工程(S102)からZr膜形成工程(S110)までを示している。それ以降の工程は後述する。
図4(a)において、SiO膜形成工程として、シリコンウエハである基体101上にSiO膜102を形成する。成膜するための方法は、シリコンウエハ表面を熱処理してもよいし、化学気相成長(chemical vapor deposition:CVD)法、スパッタ法、或いは真空蒸着法等を用いてもよい。その他の方法であっても構わない。
図4(b)において、High−k膜形成工程として、SiO膜102上にHigh−k膜103を形成する。成膜するための方法は、CVD法、スパッタ法、或いは真空蒸着法等を用いてもよい。その他の方法であっても構わない。High−k膜103の材料として、例えば、Al、ZrO、HfO、HfAlOx、HfSiOxを用いるとよい。絶縁性の大きいHigh−k膜103を形成することで、ゲート絶縁膜の絶縁性を高めることができる。
図4(c)において、導電膜形成工程の一部であるTiN膜形成工程として、High−k膜103上にゲート電極の一部となる導電膜のTiN膜104(高融点金属窒化膜の一例である)を形成する。成膜するための方法は、CVD法、スパッタ法、或いは真空蒸着法等を用いてもよい。或いは、成膜したチタン(Ti)、を窒素雰囲気中で熱処理することにより形成してもよいし、成膜したTiに対し、プラズマ窒化処理を施すことにより形成してもよい。その他の方法であっても構わない。例えば、W膜が100nmの膜厚に対し、TiN膜を10nm形成する。その他、TiNに替わる材料として、ゲート電極材料に用いる高融点金属窒化物として、タンタル(Ta)の窒化物である窒化タンタル(TaN)、窒化タングステン(WN)、炭化窒化タングステン(WCN)、窒化チタンシリケート(TiSiN)を用いても同様の効果が得られる。また、後述するように、Zrの窒化物であるZrNを用いても同様の効果が得られる。高融点金属窒化物をゲート絶縁膜とWとの間に形成することで、ゲート絶縁膜とWとの密着性、或いはバリア層としての拡散防止性を向上させることができる。
図4(d)において、導電膜形成工程の一部であるW膜形成工程として、TiN膜104上にTiN膜104と共にゲート電極となる導電膜のW膜105を形成する。成膜するための方法は、CVD法、スパッタ法、或いは真空蒸着法等を用いてもよい。その他の方法であっても構わない。ゲート電極となる導電膜の材料として、他に、Mo等であっても構わない。例えば、W膜を100nmの膜厚に形成する。
図4(e)において、Zr膜形成工程(Zr含有膜形成工程の一例である)として、W膜105上にZr膜106を形成する。成膜するための方法は、CVD法、スパッタ法、或いは真空蒸着法等を用いてもよい。その他の方法であっても構わない。Zr材料以外に、ZrN、炭化ジルコニウム(ZrC)であっても構わない。図2,3で示したように、Wに対するZrの選択比は、40以上であり、Wに対するZrNの選択比は、20以上である。同様に、Wに対するZrCの選択性も十分である。かかるZr、ZrN、ZrCといったZr含有材料を用いたZr含有膜を、後述するようにW膜をエッチングする際のマスクとして用いる。Zr含有膜は、Wに対して十分な選択性(高いほどよいが、例えば、10以上)を有しているため、前記W膜の膜厚に対し、1/40〜1/10の膜厚に形成すればよい。例えば、W膜が100nmの膜厚に対し、2.5nm〜10nmの膜厚に形成することでもマスクとして十分機能することができる。言い換えれば、前記W膜の膜厚に対して1/40〜1/10の膜厚にすることで、前記W膜をエッチングする際のマスクを薄膜化することができる。また、Wに対して十分な選択性を有している材料として、その他、ニッケル(Ni)或いはコバルト(Co)等も考えられる。但し、Ni及びCoは、マスクパターンを形成する際のエッチングや、その後、除去する際のエッチングが困難となってしまう欠点もある。
図5は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図5では、図1の反射防止膜形成工程(S112)から現像工程(S118)までを示している。それ以降の工程は後述する。
図5(f)において、反射防止膜形成工程として、Zr膜106上に反射防止膜107を形成する。反射防止膜107を形成することで、フォトリソグラフィで高解像度を得ることができる。例えば、反射防止膜107の材料として、BARC等の有機系反射防止膜を塗布する。その他の方法であっても構わない。
図5(g)において、レジスト膜塗布工程(レジスト膜形成工程の一例である)として、反射防止膜107上にレジスト膜108を塗布する。そして、露光工程として、レジスト膜108を選択的に露光する。図5では、ゲート電極を形成する部分を除いたパターンによりレジスト膜108を選択的に露光しているが、その逆であってもよい。ポジ型とネガ型を適宜選択すればよい。
図5(h)において、現像工程として、露光工程により露光されたレジスト膜108を現像する。現像することで、ここでは、露光されなかったゲート電極を形成する部分を除いたフォトレジスト材が除去される。
図6は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図6では、図1の反射防止膜エッチング工程(S120)からレジスト膜除去工程(S124)までを示している。それ以降の工程は後述する。
図6(i)において、反射防止膜エッチング工程として、現像工程により除去されなかったレジスト膜108をマスクとして、反射防止膜107を選択的にエッチングする。
図6(j)において、Zr膜エッチング工程(Zr含有膜エッチング工程の一例である)として、上部に残ったレジスト膜108、反射防止膜107をマスクとして、Zr膜をエッチングする。エッチングは、異方性エッチング法を用いる。異方性エッチング法を用いることで、基体101の面に対し、垂直にエッチングすることができる。ここでは、反応性イオンエッチング(RIE)法を用いる。また、エッチングガスとして、BClを主としたガスを用いる。BClを主としたガスを用いることで、Zr膜をエッチングすることができる。
図7は、反応性イオンエッチング法によるエッチングをおこなう装置の概念図である。
図7において、装置300では、チャンバ306の内部にて下部電極302の上に半導体基板としてのウエハ100を設置する。ウエハ100は下部リング309の内側に設置する。そして、上部リング308内のガス噴出し板305からチャンバ306の内部にエッチングガスとなる混合ガスを供給し、真空ポンプ307により所定のチャンバ内圧力になるように真空引きされたチャンバ306の内部の上部電極301と下部電極302との間に高周波電源となる上部RF電源303を用いてプラズマを生成させる。一方、下部RF電源304を用いてイオンエネルギーを制御する。このように、プラズマを生成するRF電源とイオンエネルギーを制御するRF電源とが独立した方式のエッチング装置が望ましい。プラズマ生成するRF電源とイオンエネルギーを制御するRF電源が独立しない平行平板型RIE(ウエハが載置される側にのみRF電源がある)ではエッチレートを増加させるためにRFパワーを上げるとイオンエネルギーも上がるために選択比を確保することが困難であるが、独立した装置ではプラズマ生成のRFパワーを増加し、イオンエネルギー制御をおこなうRFパワーを抑えることにより容易に選択比を確保することが可能となる。
ここでは、Zr膜エッチングのエッチング条件として、例えば、上部RF電源303におけるプラズマ電力を0.7〜1.0W/cm、下部RF電源304における基板にかかる単位面積あたりのバイアス電力を0.07〜0.14W/cmとするのが望ましい。そして、真空ポンプ307により所望のチャンバ内圧力になるように真空引きする。チャンバ内圧力は、1.33Pa(10mTorr)程度(1.06Pa(8mTorr)〜1.60Pa(12mTorr))が望ましい。
図6(k)において、レジスト膜除去工程として、マスクパターンとして反射防止膜107上に残ったレジスト膜108を除去する。レジスト膜108を除去する方法は、アッシング等を用いればよい。
図8は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図8では、図1の反射防止膜除去工程(S126)からSiO膜エッチング工程(S132)までを示している。
図8(l)において、反射防止膜除去工程として、マスクパターンとしてZr膜106上に残った反射防止膜107を除去する。反射防止膜107を除去する方法は、ウェットエッチング等を用いればよい。
図8(m)において、W,TiN膜エッチング工程(導電膜エッチング工程の一例である)として、Zr膜106をマスクとして、W膜105とTiN膜104とをエッチングする。前記W膜105と共に、前記TiN膜104をエッチングすることで、1回の工程で、両者をエッチングすることができる。1回の工程でエッチングすることができるので、半導体装置の製造におけるスループットを向上させることができる。エッチングガスは、例えば塩素(Cl)、CFまたはNFなどのFを含むガス、アルゴン(Ar)、酸素(O)を有するガス系を用いるとよい。フッ素系ガスは、プラズマ中でFラジカルとFイオンに分離され、これらがWと結合してエッチングを促進する。CFまたはNFなどのフッ素系ガスは、六フッ化硫黄のような高次のフッ素系ガスよりもエッチング速度が遅く、W膜105に対して、実用的なエッチング速度となる。ここで、NFではなくCFを用いる場合には、さらに、窒素(N)を添加するとよい。また、Clは、OとともにWのオキシハライド(WOCl)を形成し、Wのエッチングを促進する。エッチングには、図7に示した装置300を用いる。上述したように、プラズマを生成するRF電源とイオンエネルギーを制御するRF電源とが独立した方式のエッチング装置を用いることで、容易に選択比を確保することができる。
ここでは、W,TiN膜エッチング工程のエッチング条件として、例えば、上部RF電源303におけるプラズマ電力を1.4〜2.0W/cm、下部RF電源304における基板にかかる単位面積あたりのバイアス電力を0.14〜0.2W/cmとするのが望ましい。そして、真空ポンプ307により所望のチャンバ内圧力になるように真空引きする。チャンバ内圧力は、0.40Pa(3mTorr)〜0.67Pa(5mTorr)が望ましい。
図8(n)において、Zr,High−k膜エッチング工程として、W,TiN膜エッチングのマスクとして使用したZr膜106とゲート電極の下部にあたる部分以外のHigh−k膜103とをエッチングする。前記Zr膜106と共に、前記High−k膜103をエッチングすることで、1回の工程で、両者をエッチングすることができる。1回の工程でエッチングすることができるので、半導体装置の製造におけるスループットを向上させることができる。エッチングガスは、例えばBCl、Arを用いる。BCl、Arを用いることで、下層のSiO膜102との選択性を得ることができる。また、トータル流量中に占めるBClの割合を3〜10%とするのが望ましい。エッチングには、図7に示した装置300を用いる。上述したように、プラズマを生成するRF電源とイオンエネルギーを制御するRF電源とが独立した方式のエッチング装置を用いることで、容易に選択比を確保することができる。
ここでは、Zr,High−k膜エッチング工程(Zr含有膜エッチング工程の一例である)のエッチング条件として、例えば、上部RF電源303におけるプラズマ電力を0.7〜1.0W/cm、下部RF電源304における基板にかかる単位面積あたりのバイアス電力を0.03〜0.06W/cmとするのが望ましい。そして、真空ポンプ307により所望のチャンバ内圧力になるように真空引きする。チャンバ内圧力は、1.33Pa(10mTorr)程度(1.06Pa(8mTorr)〜1.60Pa(12mTorr))が望ましい。プラズマ電力に対してバイアス電力を下げることで、エッチングレートを遅くしてエッチングの制御性を向上させることができる。
図8(o)において、SiO膜エッチング工程として、ゲート電極の下部にあたる部分以外のSiO膜をエッチングする。
以上のように、本実施の形態では、シリコン基板上にシリコン酸化膜、High−k膜からなるゲート絶縁膜、ゲート電極材料となる窒化チタン(TiN)膜、タングステン(W)膜、ゲート電極加工時のマスク材となるジルコニウム(Zr)を順に成膜後、リソグラフィ技術によりパターン形成を行い、エッチングによりZrをパターニング後、前記ジルコニウムをマスクとしてW、TiNをエッチングし、続いてゲート絶縁膜、マスク材のZrを同時にエッチングしながらゲート電極を形成する。
以上のように、導電膜であるTiN膜104とW膜105の上に形成されたZr含有膜であるZr膜106をマスクとして、前記TiN膜104とW膜105、特に、W膜105をエッチングすることで十分な選択性を得ることができる。十分な選択性を得ることができるので、エッチングする際のマスクを薄膜化することができる。よって、μ−loading効果の影響を小さく、或いは受けないようにすることができる。μ−loading効果の影響を小さく、或いは受けないことで、メタルゲート電極形成においてマスク選択性の欠如による形状損傷を軽減或いは無くすことができる。また、エッチングする際のマスクを薄膜化することができるので、微細化に対応可能とすることができる。微細化に対応可能とすることができるので、半導体装置の高集積化及び高速化を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、ゲート絶縁膜となるHigh−k膜103とW膜105との間にTiN膜104を形成していたが、材料としてZrNを用いてもよい。ZrNを用いても同様の効果が得られる。
図9は、実施の形態2における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。
本実施の形態2では、実施の形態1と同様、特に、メタルゲート電極の製造方法の要部を説明する。図9において、本実施の形態では、図1におけるTiN膜形成工程(S106)の代わりに、ZrN膜を形成するZrN膜形成工程(S902)、W,TiN膜エッチング工程(S128)の代わりに、W膜をエッチングするW膜エッチング工程(S904)、Zr,High−k膜エッチング工程(S130)の代わりに、Zr膜とHigh−k膜とZrN膜とをエッチングするZr,High−k,ZrN膜エッチング工程(S906)という工程を実施する。その他の工程は、図1と同様である。
図10は、図9のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図4(c)におけるTiN膜形成の代わりにZrN膜を形成した以外は、図4〜6と同様なので、説明を省略する。
図10では、図9の反射防止膜除去工程(S126)からSiO膜エッチング工程(S132)までを示している。
図10(l’)において、反射防止膜除去工程として、上述したように、マスクパターンとしてZr膜106上に残った反射防止膜107を除去する。反射防止膜107を除去する方法は、ウェットエッチング等を用いればよい。
図10(m’)において、W膜エッチング工程(導電膜エッチング工程の一例である)として、Zr膜106をマスクとして、W膜105をエッチングする。W膜105の下層にあるバリア層にZrN膜109を用いた場合、W膜105のエッチング時に同時にエッチングすることは困難なので、後述するように、マスク材のZr膜106、High−k膜103をエッチングする際に行う。よって、ここでは、W膜105をエッチングする。その他は、図8(m)の説明で記載したのと同様であるため、省略する。
図10(n’)において、Zr,High−k,ZrN膜エッチング工程として、W膜エッチングのマスクとして使用したZr膜106とW膜エッチングで残ったW膜105の下部にあたる部分以外のZrN膜109とゲート電極の下部にあたる部分以外のHigh−k膜103とをエッチングする。前記Zr膜106と共に、ZrN膜109と前記High−k膜103をエッチングすることで、1回の工程で、3層をエッチングすることができる。1回の工程でエッチングすることができるので、半導体装置の製造におけるスループットを向上させることができる。その他は、図8(m)の説明で記載したのと同様であるため、省略する。
図10(o’)において、SiO膜エッチング工程として、ゲート電極の下部にあたる部分以外のSiO膜をエッチングする。
以上のように、ゲート電極として、WとMoとのいずれかを含有する導電性材料を用いて前記導電膜を形成する場合、バリア層として前記ZrN膜を用いることができる。そして、SiO膜と十分な選択性が得られるBClを含有するエッチングガスを用いることで、前記Zr含有膜と共に、前記基体に形成された前記High−k膜と前記ZrN膜とを前記導電膜をマスクとしてエッチングすることができる。
実施の形態3.
図11は、実施の形態3における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。
本実施の形態では、ゲート電極の幅が、例えば、50nm以下のような微細メタルゲート電極形成を行う場合に特に有効なメタルゲート電極の製造方法の要部を説明する。図11において、SiO膜形成工程(S102)〜反射防止膜エッチング工程(S120)までは、図1と同様である。反射防止膜エッチング工程(S120)に続いて、等方エッチング工程(S1102)、Zr膜エッチング工程(S1104)、W膜とTiN膜とをエッチングするW,TiN膜エッチング工程(S1106)、レジスト膜を除去するレジスト膜除去工程(S1108)、反射防止膜を除去する反射防止膜除去工程(S1110)、Zr膜とHigh−k膜とをエッチングするZr,High−k膜エッチング工程(S1112)、SiO膜をエッチングするSiO膜エッチング工程(S1114)という一連の工程を実施する。
図12は、図11のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図12では、図11の反射防止膜エッチング工程(S120)からZr膜エッチング工程(S1104)までを示している。それ以降の工程は後述する。
図12(p)において、反射防止膜エッチング工程として、現像工程により除去されなかったレジスト膜108をマスクとして、反射防止膜107を選択的にエッチングする。ここで、実施の形態3では、半導体装置が完成した際の最終的に所望するゲート電極の幅より大きい幅でパターン形成をおこなう。言い換えれば、露光工程(S116)において、まず、所望するゲート電極の幅より大きい幅になるようにレジスト膜108を露光後、現像工程により露光されなかった領域を現像する。そして、本反射防止膜エッチング工程において、現像工程により除去されなかったレジスト膜108をマスクとして、反射防止膜107を選択的にエッチングする。レジスト膜108を最初から所望の寸法にするにはレジスト膜108の膜厚を薄くしなければならないが、薄くしてしまうとその後、レジスト膜108がマスクとして持たない問題が生じる。一方、逆にレジスト膜108の膜厚を厚くしようとするとレジスト膜108が倒れてしまう問題が生じる。そこで、特に、微細メタルゲート電極形成を行うような場合には、まず、半導体装置が完成した際の最終的に所望するゲート電極の幅より大きい幅でパターン形成をおこなうことが望ましい。
図12(q)において、等方エッチング工程として、反射防止膜107をエッチングした後、等方エッチングにより、レジスト膜108と反射防止膜107とについて水平方向が所望の寸法になるまでエッチングを行う。エッチングガスとして、例えばOを含むガスを用いるとよい。上述したように、後述するZrマスクを形成するためにレジスト膜108によるパターン形成を所望よりも太い寸法で形成し(その結果、フォトレジスト膜の膜厚を厚くできる)、反射防止膜107のエッチングと共にレジスト膜108を等方的にエッチングすることによりZrマスク開口に必要なフォトレジストマスク膜厚を保ち、かつ所望の寸法を得ることが可能である。
図12(r)において、Zr膜エッチング工程(Zr含有膜エッチング工程の一例である)として、上部に残ったレジスト膜108、反射防止膜107をマスクとして、Zr膜をエッチングする。エッチングは、異方性エッチング法を用いる。異方性エッチング法を用いることで、基体101の面に対し、垂直にエッチングすることができる。ここでは、実施の形態1と同様に、反応性イオンエッチング(RIE)法を用いる。また、エッチングガスとして、BClを主としたガスを用いる。BClを主としたガスを用いることで、Zr膜をエッチングすることができるのは上述した通りである。その他、図6(j)の説明で記載したのと同様であるため、省略する。
図13は、図11のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図13では、図11のW,TiN膜エッチング工程(S1106)から反射防止膜除去工程(S1110)までを示している。それ以降の工程は後述する。
図13(s)において、W,TiN膜エッチング工程(導電膜エッチング工程の一例である)として、レジスト膜108、反射防止膜107、及びZr膜106をマスクとして、W膜105とTiN膜104とをエッチングする。エッチングガスは、例えばCl、CFまたはNFなどのFを含むガス、Ar、酸素Oを有するガス系を用いるとよい。FとNとを含有するエッチングガスを用いたことで、Zr含有膜であるZr膜106との選択性を十分に確保しながら前記W膜105とTiN膜104とをエッチングすることができる。特に、レジスト膜108を残したまま前記W膜105とTiN膜104とをエッチングすることで、前記レジスト膜108のレジスト材とFとNとが反応して、C(炭素)とFとNとを成分として有する反応副生成物を生成する。そして、エッチングの際、前記レジスト膜108のレジスト材から供給される前記生成された反応副生成物によりW膜105とTiN膜104との側壁を保護することができる。反応副生成物によりW膜105の側壁を保護しながらエッチングするため、例えば、ゲート電極の幅が50nm以下のような極微細な寸法のメタルゲート形成に関しても寸法制御、及び再現性の優れた加工ができる。図13(s)では、レジスト108と反射防止膜307とが三角形に形状変化しているが、上述したZr膜エッチングおよび、本工程であるW/TiNエッチングにおいて形状が変化していると考えられる。
そして、前記W膜105と共に、前記TiN膜104をエッチングすることで、1回の工程で、両者をエッチングすることができる。1回の工程でエッチングすることができるので、半導体装置の製造におけるスループットを向上させることができる。その他は、図8(m)の説明で記載したのと同様であるため、省略する。
図13(t)において、レジスト膜除去工程として、マスクパターンとして反射防止膜107上に残ったレジスト膜108を除去する。上述したように、レジスト膜108を除去する方法は、アッシング等を用いればよい。
図13(u)において、反射防止膜除去工程として、マスクパターンとしてZr膜106上に残った反射防止膜107を除去する。反射防止膜107を除去する方法は、ウェットエッチング等を用いればよい。
図14は、図11のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図14では、図11のZr,High−k膜エッチング工程(S1112)からSiO膜エッチング工程(S1114)までを示している。
図14(v)において、Zr,High−k膜エッチング工程として、W,TiN膜エッチングのマスクとして使用したZr膜106とゲート電極の下部にあたる部分以外のHigh−k膜103とをエッチングする。前記Zr膜106と共に、前記High−k膜103をエッチングすることで、1回の工程で、両者をエッチングすることができる。1回の工程でエッチングすることができるので、半導体装置の製造におけるスループットを向上させることができる。その他、図8(n)の説明で記載したのと同様であるため、省略する。
図14(w)において、SiO膜エッチング工程として、ゲート電極の下部にあたる部分以外のSiO膜をエッチングする。
以上のように、本実施の形態では、シリコン基板上にシリコン酸化膜、High−k膜からなるゲート絶縁膜、ゲート電極材料となる窒化ジルコニウム膜、タングステン膜、ゲート電極加工時のマスク材となるジルコニウムを順に成膜後、リソグラフィ技術によりパターン形成を行い、エッチングによりジルコニウムをパターニング後、前記ジルコニウムをマスクとしてタングステンをエッチングし、続いて窒化ジルコニウム膜、ゲート絶縁膜、マスク材のジルコニウムを同時にエッチングしながらゲート電極を形成することを特徴とする。
以上のように、フォトレジスト材をレジスト膜108として残したまま、W膜105のエッチングを行うので、フォトレジストから供給される反応副生成物によりW膜305の側壁を保護しながらエッチングする。そのため、例えば、50nm以下の極微細な寸法のメタルゲート形成に関しても寸法制御、及び再現性の優れた加工が可能となる。
実施の形態4.
実施の形態3では、ゲート絶縁膜となるHigh−k膜103とW膜105との間にTiN膜104を形成していたが、実施の形態2と同様、材料としてZrNを用いてもよい。ZrNを用いても同様の効果が得られる。
図15は、実施の形態4における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。
本実施の形態4では、実施の形態3と同様、ゲート電極の幅が、例えば、50nm以下のような微細メタルゲート電極形成を行う場合に特に有効なメタルゲート電極の製造方法の要部を説明する。図15において、本実施の形態では、図11におけるTiN膜形成工程(S106)の代わりに、ZrN膜を形成するZrN膜形成工程(S1502)、W,TiN膜エッチング工程(S1106)の代わりに、W膜をエッチングするW膜エッチング工程(S1504)、Zr,High−k膜エッチング工程(S1506)の代わりに、Zr膜とHigh−k膜とZrN膜とをエッチングするZr,High−k,ZrN膜エッチング工程(S1506)という工程を実施する。その他の工程は、図11と同様である。
図16は、図15のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図12(r)までの工程は、TiN膜形成の代わりにZrN膜を形成した以外は、実施の形態3と同様なので、説明を省略する。
図16では、図15のW膜エッチング工程(S1504)から反射防止膜除去工程(S1110)までを示している。それ以降の工程は後述する。
図16(s’)において、W膜エッチング工程(導電膜エッチング工程の一例である)として、レジスト膜108、反射防止膜107、及びZr膜106をマスクとして、W膜105をエッチングする。W膜105の下層にあるバリア層にZrN膜109を用いた場合、実施の形態2で説明した通り、W膜105のエッチング時に同時にエッチングすることは困難なので、後述するように、マスク材のZr膜106、High−k膜103をエッチングする際に行う。よって、ここでは、W膜105をエッチングする。その他は、図13(s)の説明で記載したのと同様であるため、省略する。
図16(t’)において、レジスト膜除去工程として、マスクパターンとして反射防止膜107上に残ったレジスト膜108を除去する。上述したように、レジスト膜108を除去する方法は、アッシング等を用いればよい。
図16(u’)において、反射防止膜除去工程として、マスクパターンとしてZr膜106上に残った反射防止膜107を除去する。反射防止膜107を除去する方法は、ウェットエッチング等を用いればよい。
図17は、図15のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図17では、図15のZr,High−k,ZrN膜エッチング工程(S1506)からSiO膜エッチング工程(S1114)までを示している。
図17(v’)において、Zr,High−k,ZrN膜エッチング工程として、W膜エッチングのマスクとして使用したZr膜106とW膜エッチングで残ったW膜105の下部にあたる部分以外のZrN膜109とゲート電極の下部にあたる部分以外のHigh−k膜103とをエッチングする。前記Zr膜106と共に、ZrN膜109と前記High−k膜103をエッチングすることで、1回の工程で、3層をエッチングすることができる。1回の工程でエッチングすることができるので、半導体装置の製造におけるスループットを向上させることができる。その他は、図14(v)の説明で記載したのと同様であるため、省略する。
図17(w’)において、SiO膜エッチング工程として、ゲート電極の下部にあたる部分以外のSiO膜をエッチングする。
以上のように、ゲート電極として、WとMoとのいずれかを含有する導電性材料を用いて前記導電膜を形成する場合、上述したようにバリア層として前記ZrN膜を用いることができる。そして、SiO膜と十分な選択性が得られるBClを含有するエッチングガスを用いることで、前記Zr含有膜と共に、前記基体に形成された前記High−k膜と前記ZrN膜とを前記導電膜をマスクとしてエッチングすることができる。
実施の形態5.
図18は、実施の形態5における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。
本実施の形態では、特に、半導体装置の配線の製造方法の要部を説明する。図18において、本実施の形態では、開口部形成工程(S1802)、TiN、Ti膜を形成するTiN/Ti膜形成工程(S1804)、W膜を形成するW膜形成工程(S1806)、Zr膜を形成するZr膜形成工程(S1808)、Zr膜をエッチングするZr膜エッチング工程(S1810)、W膜とTiN/Ti膜とをエッチングするW,TiN/Ti膜エッチング工程(S1812)、Zr膜をエッチングするZr膜エッチング工程(S1814)という一連の工程を実施する。図18では、レジスト膜塗布工程、レジスト膜を露光する露光工程、露光されたレジスト膜を現像する現像工程等が省略されているが、上記実施の形態同様、必要に応じて各工程を有していることは言うまでもない。
図19は、図18のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図19では、図18の開口部形成工程(S1802)からZr膜形成工程(S1808)までを示している。それ以降の工程は後述する。
まず、前提として、基体101上には、層間絶縁膜等の絶縁膜110が成膜、形成されている。
図19(a)において、開口部形成工程として、絶縁膜110に絶縁膜110の下層と後述する配線層との接続を図るためのビアを形成するための開口部150を形成する。形成する手法は、例えば、異方性エッチング法を用いる。異方性エッチング法を用いることで、基体101の面に対し、垂直に絶縁膜110をエッチングすることができる。ここでは、例えば、図7に示した反応性イオンエッチング(RIE)法による装置300を用いることができる。
図19(b)において、導電膜形成工程の一部であるTiN/Ti膜形成工程として、開口部150の内壁及び底面と、開口部150以外の絶縁膜110表面に、TiN、Ti膜を形成する。配線の一部となる導電膜のTiN膜(高融点金属窒化膜の一例である)とTi膜からなるTiN/Ti膜110を形成する。成膜するための方法は、TiN膜とTi膜とをそれぞれ、CVD法、スパッタ法、或いは真空蒸着法等を用いてもよい。その他の方法であっても構わない。例えば、後述する配線となる導電膜のW膜が100nmの膜厚に対し、TiN/Ti膜110を10nm形成する。その他、高融点金属窒化物として、TaN、WN、WCN、TiSiNを用いても同様の効果が得られる。タンタル(Ta)、或いはTiなどとこれらの高融点金属窒化物のいずれかを組み合わせて複数を積層させた多層膜としても同様の効果が得られる。また、後述するように、ZrNを用いても同様の効果が得られる。高融点金属窒化物、或いは高融点金属窒化物を含む多層膜を層間絶縁膜と配線となるWとの間に形成することで、層間絶縁膜とWとの密着性、或いはバリア層としての拡散防止性を向上させることができる。
図19(c)において、導電膜形成工程の一部であるW膜形成工程として、開口部150の内壁及び底面と、開口部150以外のTiN/Ti膜110の表面に、TiN/Ti膜110と共に配線となる導電膜のW膜105を形成する。成膜するための方法は、CVD法、スパッタ法、或いは真空蒸着法等を用いてもよい。その他の方法であっても構わない。配線となる導電膜の材料として、他に、Al、Cu−Al等であっても構わない。例えば、W膜を100nmの膜厚に形成する。
図19(d)において、Zr膜形成工程(Zr含有膜形成工程の一例である)として、W膜105上にZr膜106を形成する。成膜するための方法は、CVD法、スパッタ法、或いは真空蒸着法等を用いてもよい。その他の方法であっても構わない。Zr材料以外に、ZrN、ZrCであっても構わないのは上述した通りである。かかるZr、ZrN、ZrCといったZr含有材料を用いたZr含有膜を、後述するようにW膜、Al膜、或いはCu−Al膜をエッチングする際のマスクとして用いる。Zr含有膜は、W、Al、或いはCu−Alに対して十分な選択性(高いほどよいが、例えば、10以上)を有しているため、例えば、前記W膜の膜厚に対し、1/40〜1/10の膜厚に形成すればよい。例えば、W膜が100nmの膜厚に対し、2.5nm〜10nmの膜厚に形成することでもマスクとして十分機能することができる。言い換えれば、前記W膜の膜厚に対して1/40〜1/10の膜厚にすることで、前記W膜等の配線用導電膜をエッチングする際のマスクを薄膜化することができるのも上述した通りである。
図20は、図18のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図20では、図18のZr膜エッチング工程(S1810)からZr膜エッチング工程(S1814)までを示している。
図20(e)において、Zr膜エッチング工程(Zr含有膜エッチング工程の一例である)として、図示していないレジスト膜108、反射防止膜107をマスクとして、Zr膜をエッチングする。エッチングは、異方性エッチング法を用いる。異方性エッチング法を用いることで、基体101の面に対し、垂直にエッチングすることができる。ここでは、反応性イオンエッチング(RIE)法を用いる。また、エッチングガスとして、BClを主としたガスを用い、BClを主としたガスを用いることで、Zr膜をエッチングすることができることは上述した通りである。その他は、上記実施の形態と同様であるので説明を省略する。
図20(f)において、W,TiN/Ti膜エッチング工程(導電膜エッチング工程の一例である)として、Zr膜106をマスクとして、W膜105とTiN/Ti膜110とをエッチングする。前記W膜105と共に、前記TiN/Ti膜110をエッチングすることで、1回の工程で、両者をエッチングすることができる。1回の工程でエッチングすることができるので、半導体装置の製造におけるスループットを向上させることができる。その他は、上記実施の形態と同様であるので説明を省略する。
図20(g)において、Zr膜エッチング工程として、W,TiN/Ti膜エッチングのマスクとして使用したZr膜106をエッチングする。その他は、上記実施の形態と同様であるので説明を省略する。
図21は、Zr膜をマスクとして形成された配線を有する半導体装置の一例を示す図である。
図21では、Si基板上にゲート電極とビアが形成され、ビアの上に金属配線501が形成された半導体装置の一例を示している。
以上のように、導電膜であるTiN/Ti膜110とW膜105の上に形成されたZr含有膜であるZr膜106をマスクとして、前記TiN/Ti膜110とW膜105、特に、W膜105をエッチングすることで十分な選択性を得ることができる。十分な選択性を得ることができるので、エッチングする際のマスクを薄膜化することができる。よって、μ−loading効果の影響を小さく、或いは受けないようにすることができる。μ−loading効果の影響を小さく、或いは受けないことで、配線形成においてマスク選択性の欠如による形状損傷を軽減或いは無くすことができる。また、エッチングする際のマスクを薄膜化することができるので、微細化に対応可能とすることができる。微細化に対応可能とすることができるので、半導体装置の高集積化及び高速化を図ることができる。
また、TiN/Ti膜110の代わりに、ZrNを用いた場合に、ZrNをWとではなく、W膜105のマスクとなるZr膜と一緒にエッチングすることも上記実施の形態と同様である。
以上、具体例を参照しつつ各実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
例えば、各実施の形態で基体101は、図示しない各種の半導体素子あるいは構造を有するものとすることができる。また、半導体基板ではなく、層間絶縁膜と配線層とを有する配線構造の上に、さらに層間絶縁膜を形成してもよい。開口部も半導体基板が露出するように形成してもよいし、配線構造の上に形成してもよい。
さらに、層間絶縁膜の膜厚や、開口部150のサイズ、形状、数などについても、半導体集積回路や各種の半導体素子において必要とされるものを適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての半導体装置の製造方法は、本発明の範囲に包含される。
また、説明の簡便化のために、半導体産業で通常用いられる手法、例えば、フォトリソグラフィプロセス、処理前後のクリーニング等は省略している場合もあるが、それらの手法が含まれることは言うまでもない。
実施の形態1における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。 W膜とZr膜とのエッチングレートを示す図である。 各材料に対するZrの選択比を示す図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 反応性イオンエッチング法によるエッチングをおこなう装置の概念図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 実施の形態2における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。 図9のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 実施の形態3における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。 図11のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 図11のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 図11のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 実施の形態4における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。 図15のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 図15のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 実施の形態5における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。 図18のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 図18のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 Zr膜をマスクとして形成された配線を有する半導体装置の一例を示す図である。
符号の説明
100 ウエハ
101 基体
102 SiO
103 High−k膜
104 TiN膜
105 W膜
106 Zr膜
107 反射防止膜
108 レジスト膜
109 ZrN膜
150 開口部
300 装置
301 上部電極
302 下部電極
303 上部RF電源
304 下部RF電源
305 ガス噴出し板
306 チャンバ
307 真空ポンプ
308 上部リング
309 下部リング

Claims (7)

  1. 基体上に、タングステン(W)とモリブデン(Mo)とアルミニウム(Al)とのいずれかを含有する導電膜を形成する導電膜形成工程と、
    前記導電膜形成工程により形成された導電膜の上にジルコニウム(Zr)を含有するZr含有膜を形成するZr含有膜形成工程と、
    前記Zr含有膜形成工程により形成されたZr含有膜をマスクとして前記導電膜をエッチングする導電膜エッチング工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記Zr含有膜は、前記導電膜形成工程により形成された前記導電膜の膜厚に対し、1/40〜1/10の膜厚に形成されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記半導体装置の製造方法は、さらに、
    前記Zr含有膜形成工程により形成されたZr含有膜の上に反射防止膜を形成する反射防止膜形成工程と、
    前記反射防止膜形成工程により形成された反射防止膜の上にレジスト膜を形成するレジスト膜形成工程と、
    前記レジスト膜をマスクとして前記反射防止膜をエッチングする反射防止膜エッチング工程と、
    前記反射防止膜エッチング工程によりエッチングされなかった前記反射防止膜と前記反射防止膜のマスクとなった前記レジスト膜とをマスクとして前記Zr含有膜をエッチングするZr含有膜エッチング工程と、
    を備え、
    前記導電膜エッチング工程において、前記Zr含有膜の他に、さらに、前記Zr含有膜エッチング工程においてZr含有膜のマスクとなった前記反射防止膜と前記レジスト膜とをマスクとして前記導電膜をエッチングすることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記導電膜エッチング工程において、フッ素(F)と窒素(N)とを含有するエッチングガスを用いたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記Zr含有膜エッチング工程において、三塩化ホウ素(BCl)を含有するエッチングガスを用いたことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記導電膜形成工程により導電膜が形成される前記基体の表面には、高融点金属の窒化物を材料とした高融点金属窒化膜が形成されており、
    前記導電膜エッチング工程において、前記導電膜と共に、前記高融点金属窒化膜をエッチングすることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記導電膜は、WとMoとのいずれかを含有する導電性材料を用い、
    前記導電膜形成工程により導電膜が形成される前記基体上には、シリコン酸化膜(SiO膜)と前記SiO膜の上に前記高誘電率材料(High−k)膜と前記High−k膜の上にZrN膜(ジルコニウム窒化膜)とが形成されており、
    前記半導体装置の製造方法は、さらに、前記導電膜エッチング工程において前記導電膜のマスクとなった前記Zr含有膜をエッチングする第2のZr含有膜エッチング工程を備え、
    前記第2のZr含有膜エッチング工程において、三塩化ホウ素(BCl)を含有するエッチングガスを用いて、前記Zr含有膜と共に、前記基体に形成された前記High−k膜と前記ZrN膜とを前記導電膜をマスクとしてエッチングすることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
JP2004066723A 2004-03-10 2004-03-10 半導体装置の製造方法 Pending JP2005259839A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004066723A JP2005259839A (ja) 2004-03-10 2004-03-10 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004066723A JP2005259839A (ja) 2004-03-10 2004-03-10 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005259839A true JP2005259839A (ja) 2005-09-22

Family

ID=35085297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004066723A Pending JP2005259839A (ja) 2004-03-10 2004-03-10 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005259839A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009059805A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Hitachi High-Technologies Corp 半導体素子加工方法
KR20200125575A (ko) 2019-04-22 2020-11-04 주식회사 히타치하이테크 플라스마 처리 방법 및 플라스마 처리 장치
CN112242350A (zh) * 2020-10-19 2021-01-19 西安文理学院 一种用于铜互连线的Al2O3/ZrN双层扩散阻挡层及其制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009059805A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Hitachi High-Technologies Corp 半導体素子加工方法
KR20200125575A (ko) 2019-04-22 2020-11-04 주식회사 히타치하이테크 플라스마 처리 방법 및 플라스마 처리 장치
US11217454B2 (en) 2019-04-22 2022-01-04 Hitachi High-Tech Corporation Plasma processing method and etching apparatus
CN112242350A (zh) * 2020-10-19 2021-01-19 西安文理学院 一种用于铜互连线的Al2O3/ZrN双层扩散阻挡层及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5492381B2 (ja) ダブルパターニング工程を用いる半導体素子の微細パターン形成方法
TWI698929B (zh) 半導體裝置的圖案化方法
US6284666B1 (en) Method of reducing RIE lag for deep trench silicon etching
JP4398467B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US7473647B2 (en) Method of forming pattern using fine pitch hard mask
KR100734464B1 (ko) 미세 피치의 하드마스크 패턴 형성 방법 및 이를 이용한반도체 소자의 미세 패턴 형성 방법
US20070037101A1 (en) Manufacture method for micro structure
US7803518B2 (en) Method for manufacturing micro structure
JP2009076661A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2008103718A (ja) 半導体素子の微細パターンの形成方法
JPH06275568A (ja) ドライエッチング方法
US10217633B2 (en) Substantially defect-free polysilicon gate arrays
US5685950A (en) Dry etching method
JPH11233495A (ja) 半導体素子の多層膜の乾式エッチング方法
JP3891087B2 (ja) ポリシリコンエッチング方法
US20030134513A1 (en) Methods of forming integrated circuitry, semiconductor processing methods, and processing method of forming MRAM circuitry
US7935635B2 (en) Method of forming fine patterns of semiconductor devices using double patterning
JP2005259839A (ja) 半導体装置の製造方法
CN115084035A (zh) 半导体结构及其制备方法
US20080113515A1 (en) Methods of Forming Semiconductor Devices
US20060216890A1 (en) Method of fabricating flash memory device
JP3565132B2 (ja) ドライエッチングプロセスおよびそれを用いた半導体装置の製造方法
JP3780657B2 (ja) エッチング方法
JP2002026020A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2002110643A (ja) エッチング方法および半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050621

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090623