JP2005259644A - 陰極線管及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 フレームの固定部の位置ばらつきが大きくても、スプリング部材の位置精度を確保でき、シャドウマスクの電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーンの蛍光体ドットの相互位置ずれを防止し、良好な画像を表示できるカラー陰極線管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 枠状のフレームにシャドウマスクが架張保持されたシャドウマスク構体を外囲器内に備えた陰極線管であって、前記フレームに設けた固定部に固定され、前記シャドウマスク構体を前記外囲器内に保持するスプリング部材をさらに備えており、前記スプリング部材は、隙間を介して前記固定部に固定されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 枠状のフレームにシャドウマスクが架張保持されたシャドウマスク構体を外囲器内に備えた陰極線管であって、前記フレームに設けた固定部に固定され、前記シャドウマスク構体を前記外囲器内に保持するスプリング部材をさらに備えており、前記スプリング部材は、隙間を介して前記固定部に固定されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、テレビジョンやコンピュータディスプレイ等に用いられるカラー陰極線管に関し、特にシャドウマスクのスプリング部材の固定構造に関する。
一般に、カラー陰極線管は、電子銃から射出される3本の電子ビームに対して色選別を行うためのシャドウマスク(色選別電極)を備えており、シャドウマスクがフレームに固定されてシャドウマスク構体を形成している。シャドウマスク構体を形成するフレームには、スプリング部材が取り付けられている。シャドウマスク構体は、このスプリング部材を介して外囲器内に係止されている。
近年、カラー陰極線管の前面パネルの平面化に伴い、シャドウマスクも平面化している。シャドウマスクが平面化してくると、従来のようにシャドウマスクを単にフレームに接合して支持する構成では、シャドウマスクの平面を維持することが困難になる。また、この構成では外部からの振動によりシャドウマスクが容易に振動してしまい、カラー陰極線管の表示画面に悪影響を与えることになる。このため、シャドウマスクに一定の引張力を加えてフレームに架張保持することが行なわれている。
一方、シャドウマスに電子ビームが衝突すると、シャドウマスクが熱膨張してシャドウマスクが変形するドーミング現象が生じる。シャドウマスクが平面化することにより、特に画面両端部近傍において、ドーミング現象による電子ビームの変位量が大きくなり、色ずれが生じやすい。
このため、シャドウマスクの架張保持において、電子ビームの衝突による熱膨張を吸収させるべく、シャドウマスクにはその弾性限度に近い実用最大限のレベルの引張力を加えるようにしている。このような架張保持によれば、シャドウマスクの温度上昇による熱膨張を吸収し、シャドウマスクの電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーンの蛍光体ドットとの相互位置ずれを防止することができる。
図6Aは、従来のシャドウマスク構体の一例の斜視図を示している。フレーム101は、対向する一対の支持体102間に一対の弾性支持体103が溶接等で固定されて形成されている。弾性支持体103には、フレーム101のコーナ部に相当する4箇所にスプリング固定板104が抵抗溶接等により固定されている。
また、平板状のシャドウマスク106にフレーム101への加圧と逆方向の引張力を加えた状態で、フレーム101の上面にシャドウマスク106が抵抗溶接等により接合されている。
図6Bは、図6Aに示したシャドウマスク構体110のスプリング部材の斜視図を示している。スプリング部材109は、孔109aが形成された弾性部材111と板状部材112とで構成されている。孔109aは、フェースパネル(図示せず)に固定されたパネルピン(図示せず)に嵌合する。また、板状部材112は、スプリング固定板104に面状に密着固定される。
弾性部材111の左右両側に突出部111aが、板状部材112の左右両側にガイド112aが形成されている。これらを備えたことにより、陰極線管の落下時に、突出部111aがガイド112aに衝突し、弾性部材111の動きが規制されることになる。この規
制により、スプリング部材109に発生する応力を抑制し、落下のような衝撃が加わった後も、スプリング部材109がもとの状態に復帰することにより、シャドウマスク構体110の位置の再現性を確保することができる。
制により、スプリング部材109に発生する応力を抑制し、落下のような衝撃が加わった後も、スプリング部材109がもとの状態に復帰することにより、シャドウマスク構体110の位置の再現性を確保することができる。
また、特許文献1には、溶接後のスプリングホルダの傾きを一定にする技術が提案されている。特許文献1の構成は、スプリングホルダの接合位置は、フレームのコーナ部ではなく、フレームの各辺の略中央部ではあるが、スプリングホルダを面状に密着固定させる点は、図6A、Bに示した構成と同様である。
特開平8−339759号公報
しかしながら、前記のような従来のスプリング部材の固定構造の場合、スプリング部材109をフレーム101に固定する際、固定板104の位置、形状にならってスプリン部材109は固定されることになる。一方、シャドウマスク構体110の製造工程において、固定板104の位置、形状には組立誤差、架張保持による変形による誤差等の様々な誤差が発生する。
スプリング部材109は、シャドウマスク構体110を外囲器内の所定位置に保持するとともに、電子ビーム射突によるシャドウマスク106の熱膨張により発生する電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーンの蛍光体ドットとの相互位置ずれを補正するというものである。しかし、前記のようなシャドウマスク構体や固定板の誤差に起因してスプリング部材109の位置がずれてしまうと、この補正が適切でなくなるため、シャドウマスク106の電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーンの蛍光体ドットの相互位置ずれが発生し、良好な画像を表示できなくなるという問題があった。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するためのものであり、フレームの固定部の位置ばらつきが大きくても、スプリング部材の位置精度を確保でき、シャドウマスクの電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーンの蛍光体ドットの相互位置ずれを防止し、良好な画像を表示できるカラー陰極線管及びその製造方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の陰極線管は、枠状のフレームにシャドウマスクが架張保持されたシャドウマスク構体を外囲器内に備えた陰極線管であって、前記フレームに設けた固定部に固定され、前記シャドウマスク構体を前記外囲器内に保持するスプリング部材をさらに備えており、前記スプリング部材は、隙間を介して前記固定部に固定されていることを特徴とする。
また、本発明の陰極線管の製造方法は、枠状のフレームにシャドウマスクが架張保持されたシャドウマスク構体を外囲器内に備えた陰極線管の製造方法であって、前記シャドウマスク構体を前記外囲器内に保持するスプリング部材を、前記フレームに設けた固定部に固定する工程を備えており、前記スプリング部材の固定は、前記固定部との間に隙間を形成し、かつ前記スプリング部材を設計基準位置に配置した状態で行うことを特徴とする。
本発明によれば、フレームの固定部の位置ばらつきが大きくても、スプリング部材の位置精度を確保でき、シャドウマスクの電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーンの蛍光体ドットの相互位置ずれを防止し、良好な画像を表示することができる。
本発明によれば、スプリング部材をフレームの固定部との間に隙間を形成した状態で固定するので、フレームの固定部の位置ばらつきが大きくても、スプリング部材の位置精度を確保でき、シャドウマスクの電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーンの蛍光体ドットの相互位置ずれを防止し、良好な画像を表示することができる。
前記本発明の陰極線管によれば、前記スプリング部材は溶接により前記固定部に固定されており、前記スプリング部材は、前記溶接前の状態において突出部が形成されており、前記溶接により溶融した前記突出部の溶融材が前記隙間の一部を埋めていることが好ましい。
また、前記本発明の陰極線管によれば、前記スプリング部材を溶接により前記固定板に固定し、前記スプリング部材に、突出部が形成された部材を用い、前記突出部の位置を溶接位置とし、溶接により溶融させた前記突出部の溶融材で前記隙間の一部を埋めることが好ましい。
これらの好ましい構成によれば、スプリング部材と固定部との接合強度を高くでき、スプリング部材と固定部との間の隙間を大きくできるので、生産上の裕度をより高めることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る陰極線管10の概略構成図である。図1において、外囲器1はガラス材で形成されており、パネル2と、パネル2のスカート部2aに接合されたファンネル3と、ファンネル3の小径部から伸びたネック4とを有している。パネル2の内面2cには、ストライプ状の黒色遮光層を含む蛍光体スクリーン5が形成されている。
外囲器1内には、色選別電極構体であるシャドウマスク構体6が蛍光体スクリーン5に対向して配置されている。このシャドウマスク構体6は、枠状のフレーム9に、シャドウマスク(色選別電極)8を接合して形成したものである。シャドウマスク構体6は、フレーム9に設けられたスプリング部材17を、パネル2のスカート部2aに埋設されたスタッドピン11に係止することで、パネル2の内面に支持されている。
ネック4内には、3本の電子ビームを放出する電子銃12が配置されている。電子銃12から放出された電子ビームは、ファンネル3の外側に取り付けられた偏向ヨーク13により偏向され、シャドウマスク構体6を介して、蛍光体スクリーン5上を水平、垂直走査され、このことにより画像が表示される。
以下、本発明の一実施の形態に係るシャドウマスク構体について、製造工程順に説明する。図2Aは、シャドウマスク8をフレーム9に溶接する工程を示した斜視図である。図2Bは完成後の色選別電極構体6の斜視図である。シャドウマスク8は、金属薄板の領域8aに多数の電子ビーム通過孔を形成したものである。
フレーム9は、対向する一対の支持体14間に一対の弾性支持体15が溶接等で固定されて枠状に形成されたものである。弾性支持体15には、フレーム9のコーナ部に相当する4箇所に固定部である固定板16が抵抗溶接等により固定されている。フレーム9は完成後、フレーム9への黒化被膜を形成し、かつ溶接等による熱歪を除去するため、500〜600℃の温度範囲内で加熱処理を行う。加熱処理後、支持材14の上面14aを所定の形状となるよう切削加工を行う。
切削加工後、シャドウマスク8をフレーム9に接合する。まず、フレーム9には、支持体14の外側から内側に向かう方向(支持体14間の間隔が縮む方向)に加圧力Fを加え
、フレーム1を加圧変形保持する。一方、シャドウマスク8にはフレーム9への加圧力Fと逆方向の引張力Tを加える。この状態で、支持体14の上面14aとシャドウマスク8を接触させ、その接触部を抵抗溶接等の手段で固定する。
、フレーム1を加圧変形保持する。一方、シャドウマスク8にはフレーム9への加圧力Fと逆方向の引張力Tを加える。この状態で、支持体14の上面14aとシャドウマスク8を接触させ、その接触部を抵抗溶接等の手段で固定する。
フレーム9とシャドウマスク8を溶接固定後、フレーム9への加圧力Fとシャドウマスク8への引張力Tを開放し、シャドウマスク8のフレーム9への架張保持が完了する。この後、シャドウマスク8の余分な部分(支持体14より外側にみ出した部分)を切り離し、シャドウマスク8の振動を防止する振動防止部材(図示せず)をセットする。
次に、シャドウマスク8のコーナ部4箇所の固定板16にスプリング部材17を溶接等により固定し、シャドウマスク6に黒化被膜を形成する加熱工程を経て、図2Bに示したシャドウマスク構体6を得る。
図3は、図2Aに示したシャドウマスク構体6のコーナ部の拡大斜視図である。スプリング部材17は、弾性部材18と板状部材19とで構成されている。詳細は後に説明するが、スプリング部材17は、板状部材19と固定板16との間に隙間を形成して固定されている。弾性部材18には、スタッドピン11(図1)と係合する孔20が形成されている。なお、孔20の詳細形状は省略し、単純な丸孔で図示している。
スプリング部材17を備えたことにより、スタッドピン11を介し、シャドウマスク構体6を外囲器1(図1)内の所定位置に保持することができる。また、電子銃12(図1)からの電子ビーム射突によるシャドウマスク8の熱膨張により発生する電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーン5(図1)の蛍光体ドットとの相互位置ずれを補正することができる。
また、図3に示したスプリング部材17は、弾性部材11の左右両側には突出部18aが形成され、板状部材19の左右両側にはガイド19aが形成されている。これらを備えたことにより、陰極線管の落下時、ガイド19a同士間に入った突出部18aは板状部材19と衝突する位置までしか移動しないため、スプリング部材17の動きをある程度までに留めるよう規制することになる。この規制により、スプリング部材17には無理な応力がかからないので塑性変形等が生じず、落下等による衝撃が加わった後も、スプリング部材17がもとの状態に復帰することにより、シャドウマスク構体6の位置の再現性を確保することができる。
図4は、図3において矢印H方向から見た図である。スプリング部材17の板状部材19は、溶融部23を介して固定板16に固定されており、板状部材19と固定板13との間には隙間Sが形成されている。隙間Sの設定は、例えば0.7mmである。
図5Aは、板状部材の第1の実施例の平面図であり、図5Bは板状部材の第2の実施例の平面図である。図5Bの板状部材22は、図5Aの板状部材19のガイド19aに相当するガイド22aを備えている。板状部材22は、さらに、突出部22bを備えている。板状部材22は、突出部22bの位置でTIG溶接等により固定板16に溶接固定される。
この溶接の際に、固定突出部22bが溶融し、この溶融材が板状部材22と固定板16との間の隙間Sの一部を埋めることになる。このことにより、図5Aの板状部材19を用いた場合に比べ、固定強度を向上させることができる。固定突出部22bの大きさは、例えば幅7mm、突出量3mmである。この場合、隙間Sは最大2mm程度とすることが可能であった。
また、スプリング部材17の引張試験を実施したところ、板状部材19、22のいずれを用いた場合も、せん断方向、剥離方向ともに、従来の密着固定構造と比較して、同等の強度を確保できることを確認した。また、図5Aに示した板状部材19は、構造が簡単であり隙間Sも十分形成できるが、生産上の裕度をより高める必要がある場合には、図5Bに示した板状部材22の方が好ましい。
このように、隙間Sを形成してスプリング部材17を固定板16に固定することにより、シャドウマスク構体6の製造工程での誤差の累積による固定板16の固定位置の位置精度を大幅に許容することが可能となり、固定板16位置精度のばらつきが大きくても、スプリング部材17を実質的に設計位置に固定することが可能になる。このことについて、具体的に説明する。
シャドウマスク構体6の製造工程において、固定板16の位置、形状には様々な誤差が発生する。具体的には、弾性支持体15の加工時の寸法誤差A、固定板16をフレーム9に固定する際の寸法誤差B、フレーム9自体の組立誤差C、フレーム9の溶接固定時の溶接熱歪による誤差D、フレーム9の加熱処理による誤差E、架張保持による変形による誤差Fが発生する。さらに、架張工程において、フレーム9を加圧することにより、固定板16にねじれの力が作用し、固定板16にねじれGが発生する。
このように、固定板16の位置(角度も含む)に対して誤差A〜Fが、また、固定板16の形状に対してねじれGが発生する。これらの誤差、ねじれの発生により、固定板16の位置精度には大きなばらつきが発生することになる。したがって固定板16にスプリング部材17を密着固定すると、固定板16の位置精度のばらつきが、スプリング部材17の位置にそのまま反映され、スプリング部材17の位置精度にも大きなばらつきが発生してしまう。
本実施の形態では、スプリング部材17を固定板16に面状に密着固定するのではなく、隙間を介して固定板16に固定するので、溶接前におけるスプリング部材17の配置は、固定板16の規制を受けることなく、設計基準位置に配置することが可能である。すなわち、溶接前にスプリング部材17を正規の位置に配置しておき、この状態で溶接すれば、スプリング部材17を設計基準位置に固定できることになる。したがって、固定板16の位置精度に大きなばらつきがあっても、スプリング部材17の配置位置の精度さえ確保しておけば、固定板16の位置精度のばらつきの影響を受けることなく、スプリング部材17を正規の位置に固定できることになる。
スプリング部材を固定板16に面状に密着固定させる従来の構成において、固定板16に必要とされる位置精度の許容度が±0.3mmであった場合、本実施の形態の構成によればこの許容度を±0.7mmにまで緩和することも可能である。この許容度の増加分は、溶接前における固定板16との間の隙間を利用したスプリング部材の配置の調整で吸収できることになる。
このことにより、各部品精度の緩和、各工程での寸法管理の廃止、組立治具の調整の廃止等の利点がある。さらに、スプリング部材17を実質的に設計位置に固定できるため、スプリング部材17の機能を十分引き出すことができ、シャドウマスク8の電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーンの蛍光体ドットの相互位置ずれを防止し、良好な画像を表示できることになる。
なお、フレーム9とは別個に設けた固定板16を固定部とした例で説明したが、フレーム9自体に固定部を形成してもよい。
本発明によれば、フレームの固定部の位置ばらつきが大きくても、スプリング部材の位置精度を確保でき、シャドウマスクの電子ビーム通過孔と蛍光体スクリーンの蛍光体ドットの相互位置ずれを防止し、良好な画像を表示することができるので、本発明は例えばテレビジョンやコンピュータディスプレイに用いられる陰極線管及びその製造方法に有用である。
1 外囲器
6 シャドウマスク構体
8 シャドウマスク
9 フレーム
14 支持体
16 固定板16
17 スプリング部材
18 弾性支持体
22b 突出部
6 シャドウマスク構体
8 シャドウマスク
9 フレーム
14 支持体
16 固定板16
17 スプリング部材
18 弾性支持体
22b 突出部
Claims (4)
- 枠状のフレームにシャドウマスクが架張保持されたシャドウマスク構体を外囲器内に備えた陰極線管であって、
前記フレームに設けた固定部に固定され、前記シャドウマスク構体を前記外囲器内に保持するスプリング部材をさらに備えており、
前記スプリング部材は、隙間を介して前記固定部に固定されていることを特徴とする陰極線管。 - 前記スプリング部材は溶接により前記固定部に固定されており、前記スプリング部材は、前記溶接前の状態において突出部が形成されており、前記溶接により溶融した前記突出部の溶融材が前記隙間の一部を埋めている請求項1に記載の陰極線管。
- 枠状のフレームにシャドウマスクが架張保持されたシャドウマスク構体を外囲器内に備えた陰極線管の製造方法であって、
前記シャドウマスク構体を前記外囲器内に保持するスプリング部材を、前記フレームに設けた固定部に固定する工程を備えており、
前記スプリング部材の固定は、前記固定部との間に隙間を形成し、かつ前記スプリング部材を設計基準位置に配置した状態で行うことを特徴とする陰極線管の製造方法。 - 前記スプリング部材を溶接により前記固定板に固定し、前記スプリング部材に、突出部が形成された部材を用い、前記突出部の位置を溶接位置とし、溶接により溶融させた前記突出部の溶融材で前記隙間の一部を埋める請求項3に記載の陰極線管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004072881A JP2005259644A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 陰極線管及びその製造方法 |
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Publications (1)
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ID=35085139
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JP2004072881A Withdrawn JP2005259644A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 陰極線管及びその製造方法 |
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Country | Link |
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2004
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Legal Events
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---|---|---|---|
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