JP2005259507A - 医用差込プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】コードに強い力が作用したときのボディに対するコードのずれを少なくする。
【解決手段】コンセントの刃受に差し込まれる刃3,3及びアースピン4と、これら刃及3,3及びアースピン4とコードCとの接続部Jを保護する絶縁材料製の成形ボディ2からなる医用差込プラグ1において、抜け防止用のフランジ62を有するコードストッパ6をコードCに固着するとともに、そのコードストッパ6を成形ボディ2中に埋め込むことにより、コードCに大きな力が作用しても、成形ボディ2に対するコードCのずれが生じないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、医用電気機器のコードに用いられる医用差込プラグに関する。
電化製品やOA機器等の電気機器のコードに用いられる差込プラグは、一般に、電源コンセントに差し込まれる一対の刃と、この一対の刃とコードとの接続部を保護するとともに、刃を所定の位置関係で支持する絶縁材料製のボディによって構成されている。差込プラブのボディとしては、従来、刃とは別の工程で製作された樹脂成形品を刃とコードとの接続部に装着するという構造のものが一般的であったが、最近では、射出成形等による樹脂モールド構造のもの(成形ボディ)が殆どである。
一方、商用電源から電源をとる医用電気機器は、必ず保護接地を行って使用することが規定されており、このため医用電気機器の電源接続用の医用差込プラグには、一対の刃と1本のアースピンとを有する接地極つき2Pプラグ(いわゆる3Pプラグ)が使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような、医用差込プラグにおいても、射出成形等による成形ボディが適用されている。また、一対の刃及びアースピンの保持強度を確保にするため、一対の刃及びアースピンを保持する樹脂製の中子を用い、その中子を成形ボディ中にインサート成形等により埋め込む構造のものが一般に使用されている。
特開2003−051353号公報
ところで、医用差込プラグでは、設置現場での過酷な使用を想定した衝撃張力試験が実施されている。この衝撃張力試験においては、医用差込プラグをコンセントへ差し込んだ状態で、コードに4.5kgのおもりを高さ600mmから落下させたときに、ボディに対してコードが1mm以上移動しないことが要求されている(JIS T1021)。
このような衝撃張力試験の規定を満足するための手法として、従来、図12に示すように、略半円筒形状の2分割部品121,122からなる抜け防止具102を用い、その抜け防止具102をプラグの成形ボディ101のコード口出し部付近に配置した状態で、2分割部品121,122をねじにて一体化するとともに、それら2分割部品121,122によってコードCを強く締め付けることで、コードCの抜けを防止するという方法が採られている。
しかしながら、図12に示すような抜け防止構造では、部品点数及び組立工数が多くてコスト高となる。さらに、抜け防止具102を構成する2分割部品121,122をねじにて一体化する構造であるので、使用者が解体することが可能であり、その解体により性能が低下する可能性がある。また、成形ボディ101のコード口出し部を硬い部品(抜け防止具102)にて固定する構造であるので、医用差込プラグ全体に柔軟性がなく、プラグに大きな衝撃が作用した際に、コンセントに差し込まれている刃及びアースピンが大きなダメージを受けるという問題もある。
本発明はそのような実情に鑑みてなされたもので、ボディからのコードの抜けを確実に防止することができ、衝撃張力試験の規定に適合することが可能な構造の医用差込プラグの提供を目的とする。
本発明の差込プラグは、医用電気機器のコードに用いられる医用差込プラグであって、コンセントの刃受に差し込まれる刃及びアースピンと、これら刃及びアースピンとコードとの接続部を保護する絶縁材料製のボディを備えた医用差込プラグにおいて、抜け防止用のフランジを有するコードストッパがコードに固着されているとともに、このコードストッパが前記ボディ(モールド構造の成形ボディ)中に埋め込まれていることによって特徴づけられる。
本発明の医用差込プラグによれば、コードに圧着したコードストッパがボディ中に埋め込まれているので、コードをボディに強固に固定することができ、コードに引き抜き方向の力が作用しても、ボディに対するコードのずれ(抜け)が阻止される。このように、コードのずれを確実に防止することができるので、医用差込プラグにおいて規定されている衝撃張力試験に適合することが可能になる。
また、完成品の状態でコードストッパなどを解体することができない構造であるので、図12に示す従来品の問題つまり使用者が解体することによる性能低下の問題を解消することができる。さらに、図12に示す従来品と比べて、部品点数及び組立工数が少なくて済み、上記した効果を低コストで達成することができる。
なお、本発明の医用差込プラグを構成するボディは、刃及びアースピンを保持する内部絶縁体(中子)をボディ中にインサート成形により埋め込んだ構造(2重構造)のもの、あるいは、ボディ全体をモールド樹脂で構成したもの(モールド樹脂単体品)のいずれであってもよい。また、刃及びアースピンを保持する絶縁体の大部分がボディから露出する構造のものであってもよい。
本発明の医用差込プラグに用いるコードストッパの具体的な例としては、変形可能なスリーブ(例えば円筒形状)の一端にフランジを一体形成したものが挙げられる。このような構造のコードストッパを用いる場合、スリーブにコードを通した状態で、スリーブを加圧変形させることにより、コードストッパの全体をコード外被に圧着することができる。また、コードストッパのスリーブには、外側からスリーブ内部まで貫通する切込みを設けておいてもよい。このように切込みを設けておくと、コードストッパをコードに圧着する際に、スリーブの先端部分のエッジがコード外被に食い込むことに加えて、切込みの内側周縁のエッジがコード外被に食い込むので、コードストッパをコードに、より一層強固に固着することができる。
なお、スリーブに設けるフランジは、スリーブ外周の全周に限られることなく、スリーブの外周の一部分に設けてもよい。例えば、スリーブを挟んで互いに対向する位置に対称形状の一対のフランジを設けておいてもよいし、3つもしく4つのフランジをスリーブの外周部に回転対称となるような配置で設けておいてもよい。また、スリーブに設けるフランジは棒状のものであってもよい。さらに、スリーブは、軸方向に沿って延びる切込みが加工された割り構造の筒体であってもよい。また、スリーブは円筒体であってもよいし、偏平断面等の他の断面形状の筒体であってもよい。
本発明の医用差込プラグにおいて、ボディのコード側の部分(略半分の部分)に、当該ボディに柔軟性をもたせるための複数のスリットを形成しておいてもよい。このように、複数のスリットを形成してボディに柔軟性をもたせておくと、ボディに、コードの中心軸に直交する方向から大きな衝撃が加わったときに、ボディの半径とスリットの幅との関係で許容される曲りの範囲内で衝撃を吸収することができる。これにより、コンセントに差し込まれている刃及びアースピンが大きなダメージを受けることがなくなる。また、そのような衝撃が作用してもコードを引き抜こうとする力が緩和されるので、ボディに対するコードのずれ(抜け)をより確実に防止することができる。
なお、スリット加工によりボディに柔軟性をもたせる構造は、電化製品やOA機器等の電気機器のコードに用いられる差込プラグに適用されているが、医用差込プラグにおいては、前記したようにコードの抜けを確実に防止することが可能な剛性の高い構造とする必要があるため、従来、柔軟性ボディを医用差込プラグに適用することはできなかったが、本発明の構造つまりコードストッパをコードに圧着するとともに、そのコードストッパを成形ボディ中に埋め込むという構造を採用することにより、成形ボディを高剛性としなくても、コードのずれを確実に防止することができるので、医用差込プラグにおいて柔軟性ボディの実現が可能になる。
本発明の医用差込プラグによれば、コードに圧着したコードストッパがボディ中に埋め込まれているので、コードをボディに強固に固定することができ、コードに引き抜き方向の力が作用しても、ボディに対するコードのずれ(抜け)が阻止される。このように、コードのずれを確実に防止することができるので、医用差込プラグにおいて規定されている衝撃張力試験に適合することが可能になる。また、部品点数・組立工数が少なくて済むので、製品コストを低く抑えることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2はそれぞれ本発明の医用差込プラグの一例を示す縦断面図及び斜視図である。図3は図1の医用差込プラブの内部構造を示す斜視図である。
この例の医用差込プラグ1は、縦断面形状が円形の成形ボディ2、一対の刃3,3、1本のアースピン4、内部絶縁体(中子)5、及び、コードストッパ6によって構成されている。
一対の刃3,3及びアースピン4はそれぞれ電源コンセントの刃受(図示せず)に差し込まれる金属製の部材で、その各後端部に設けられた接続用端子31,41にコードCの心線C1が接続される。これら刃3,3及びアースピン4とコードCの心線C1との接続部Jは、後述する方法によって射出成形された成形ボディ2によって保護されている。成形ボディ2の突当面21側には内部絶縁体5が埋め込まれており、この内部絶縁体5によって一対の刃3,3及びアースピン4が支持・固定されている。
内部絶縁体5は、ポリカーボネートなどの耐衝撃性に優れた樹脂の成形品であって、後述する方法で成形ボディ2中にインサート成形される。
内部絶縁体5には、図4及び図5に示すように、刃挿入用孔53,53及びピン挿入用孔54が、電源コンセントの刃受(図示せず)に対応する位置関係で設けられている。
内部絶縁体5の前面(成形ボディ2の突当面21側の面)は、刃挿入用孔53,53及びピン挿入用孔54の周縁のボス部55,56を除く部分が凹部52となっており、この凹部52に、成形ボディ2の成形時にモールド樹脂が充填される。従って、完成品では、成形ボディ2の突当面21には、各刃挿入用孔53及びピン挿入用孔54の各周縁のボス部55,56の前面55a,56aのみが露出している。また、内部絶縁体5の中央部には、内部絶縁体5の裏面51側から前面の凹部52に貫通する貫通孔57が形成されており、成形ボディ2の成形時において、その貫通孔57にモールド樹脂が充填されること、及び、前記した凹部52への樹脂の充填より、内部絶縁体5が成形ボディ2に強固に保持される。
プラグの各刃3,3には、内部絶縁体5の裏面51に当たって、それぞれの内部絶縁体5の前面55a(成形ボディ2の突当面21)に対する突出量を規定する係止凸部32,32が一体形成されている。係止凸部32は刃3の長さ方向と直交する方向に突出する凸部であり、刃3を挟んだ両側にそれぞれ設けられている(対称配置)。
また、アースピン4には、内部絶縁体5の裏面51に当たって、その内部絶縁体5の前面56a(成形ボディ2の突当面21)に対する突出量を規定する円形のフランジ42が一体形成されている。フランジ42はアースピン4の軸方向と直交する面に沿っている。
コードストッパ6は、図6〜図8に示すように、銅等の金属製の部材で、変形可能な円筒形状のスリーブ61と、そのスリーブ61の一端に一体形成された円形のフランジ62によって構成されている。フランジ62はスリーブ61の中心軸と直交する面に沿っている。
スリーブ61は、内径がコードCの外径と略等しくて内部にコードCを通すことができる。また、スリーブ61の中央部には、中心軸に対して互いに対称となる位置にスリット状の切込み63,63が加工されている。この各切込み63は、スリーブ61の外部から内部にまで貫通している。
なお、コードストッパ6に設けるフランジは、スリーブ61の全周に限られることなく、スリーブ61の外周の一部分に設けてもよい。例えば、スリーブ61を挟んで互いに対向する位置に対称形状の一対のフランジを設けておいてもよいし、3つもしく4つのフランジをスリーブ61の外周部に回転対称となるような配置で設けておいてもよい。また、スリーブ61に設けるフランジは棒状のものであってもよい。さらに、スリーブ61は、軸方向に沿って延びる切込みが加工された割り構造の筒体であってもよい。
そして、成形ボディ2には、中心部からコード側端部までの部分(コード側の略半分の部分)に、柔軟性をもたせるための複数のスリット22が加工されている。これらスリット22は、コードCの軸方向と直交する方向に延び、かつ、成形ボディ2の深い位置まで切り込まれており、図11に示すように、成形ボディ2のコードC側の略半分は屈曲することが可能な構造となっている。
次に、この例の医用差込プラグ1の製造方法を、図9及び図10を参照しながら説明する。
(1)まず、コードCにコードストッパ6をフランジ62側を先にして通しておき、次いで、コードCの端部の外被C2を剥がして心線C1を露出させる。なお、コードCの外被C2を剥がす作業を先に行ってもよい。
(2)各刃3,3の接続用端子31及びアースピン4の接続用端子41にそれぞれコードCの心線C1を接続する。各接続用端子31,41への心線C1の接続は、図9に示すような心線C1の縒り接続であってもよいし、はんだ接続であってもよい。
(3)コードCに通しておいたコードストッパ6を、コードC端部の所定位置(成形ボディ2中に埋め込まれる位置)に配置した状態(図9(A))で、コードストッパ6のスリーブ61を、プライヤーやペンチ等の工具により締め付けて(かしめ)、コードストッパ6の全体をコードCの外被C2に圧着する。このとき、プライヤー等の工具の締付部(あご部)Pを、スリーブ61の切込み63の形成部付近に当ててスリーブ61を押圧変形させることにより、図9(B)及び図10に示すように、コードCの外被C2の一部が、切込み63から外部に膨出する。これにより、スリーブ61の先端部分のエッジが外被C2に食い込むことに加えて、切込み63の内側周縁のエッジが外被C2に食い込むので、コードストッパ6をコードCにより一層強固に固着することができる。
(4)各刃3,3及びアースピン4をそれぞれ内部絶縁体5の刃挿入用孔53,54に差し込む。このとき、各刃3,3の係止凸部32,32及びアースピン4のフランジ42が内部絶縁体5の裏面51に当たる位置まで差し込む(図9(B))。
(5)以上のようにして、コードストッパ6をコードCの端部に固着し、さらに刃3,3及びアースピン4を内部絶縁体5に組み込んだ状態(図9(B)示す状態)で、内部絶縁体5、各刃3,3及びアースピン4とコードCとの接続部J、及び、コードストッパ6を、成形ボディ2の成形を行う射出成形金型(図示せず)のキャビティ内に配置する。このとき、内部絶縁体5の各ボス部55,56の前面55a,56aを、金型キャビティ内の成形ボディ2の突当面21を形成する部分に当てるとともに、各刃3,3先端部の孔33に固定ピン(図示せず)を通して、各刃3,3の金型に対する位置決めを行っておく。
そして、金型キャビティ内に溶融状態の樹脂(PVC:ポリ塩化ビニル)を射出して、内部絶縁体5及びコードストッパ6を成形ボディ2中にインサート成形することによって、図1に示す構造の医用差込プラグ1、すなわち刃3,3及びアースピン4とコードCとの接続部Jが成形ボディ2によって保護され、かつ、それら刃3,3及びアースピン4を組み込んだ内部絶縁体5及びコードストッパ6が成形ボディ2中に埋め込まれた構造の医用差込プラグ1を得る。
以上の構造の医用差込プラグ1によれば、コードCに圧着したコードストッパ6が成形ボディ2中に埋め込まれているので、コードCを成形ボディ2に強固に固定することができ、コードCに引き抜き方向の力が作用しても、成形ボディ2に対するコードCのずれ(抜け)が阻止される。このように、コードCのずれを確実に防止することができるので、医用差込プラグにおいて規定されている衝撃張力試験に適合することが可能になる。
ここで、この例の医用差込プラグ1について、前記した衝撃張力試験(JIS T1021)を実施したところ、コードのずれは0.5mm以下であり、その実験結果から衝撃張力試験の規定(1mm以下)を満足することが確認できた。
また、この例の医用差込プラグ1では、完成品の状態でコードストッパ6などを解体することが不可能であるので、図12に示す従来品の問題つまり使用者が解体することによる性能低下の問題を解消することができる。さらに、図12に示す従来品と比べて部品点数及び組立工数が少なくて済み、上記した効果を低コストで達成することができる。
また、この例の医用差込プラグ1では、内部絶縁体5が、ポリカーボネートなどの耐衝撃性に優れた樹脂の成形品であり、しかも、各刃3,3の係止凸部32及びアースピン4のフランジ42が内部絶縁体5の裏面51に係止する構造であるので、各刃3,3及びアースピン4を確実かつ強固に保持することができる。従って、衝撃が加わったとしても、一対の刃3,3及びアースピン4の位置関係などがくずれることがない。
さらに、この例の医用差込プラグ1では、成形ボディ2のコード側の略半分の部分に複数のスリット22を加工して柔軟性をもたせているので、成形ボディ2に、コードCの中心軸に直交する方向から大きな衝撃が加わったときに、断面円形の成形ボディ2の半径とスリット22の幅との関係で許容される曲りの範囲内で衝撃を吸収することができる(図11参照)。従って、コンセント(図示せず)に差し込まれている刃3,3及びアースピン4が大きなダメージを受けることがなくなる。また、そのような衝撃が作用しても、コードCを成形ボディ2から引き抜こうとする力が緩和されるので、成形ボディ2に対するコードCのずれ(抜け)をより確実に阻止することができる。
以上の例では、刃3,3及びアースピン4を保持する内部絶縁体5の前面の一部が成形ボディ2の突当面21に露出する構造としているが、これに限られることなく、内部絶縁体の全体が成形ボディ2中に埋め込まれる構造であってよいし、刃3,3及びアースピン4を保持する絶縁体の大部分が外部に露出する構造であってもよい。また、刃3,3及びアースピン4の保持強度を確保できるのであれば、内部絶縁体を用いずに成形ボディのみでプラブの絶縁保持部を構成してもよい。
本発明は、医用電気機器のコードに用いられる医用差込プラグに有効に利用できる。
本発明の医用差込プラグの一例を示す縦断面図である。 図1の医用差込プラグの斜視図である。 図1の医用差込プラグの内部構造を示す斜視図である。 図1の医用差込プラグに用いる内部絶縁体の正面図(A)、側面図(B)及び背面図(C)を併記して示す図である。 図4のX−X線断面図である。 図1の医用差込プラグに用いるコードストッパの正面図(A)及び側面図(B)を併記して示す図である。 図6のY−Y線断面図である。 コードストッパの斜視図である。 コードストッパの圧着作業の説明図である。 図9のZ−Z線断面図である。 図1の医用差込プラブにおいて成形ボディが屈曲した状態を示す側面図である。 従来の医用差込プラグの一例を示す図である。
符号の説明
1 医用差込プラグ
2 成形ボディ
21 突当面
22 スリット
3 刃
31 接続用端子
32 係止凸部
4 アースピン
41 接続用端子
42 フランジ
5 内部絶縁体
51 裏面
52 凹部
53 刃挿入用孔
54 ピン挿入用孔
6 コードストッパ
61 スリーブ
62 フランジ
63 切込み
C コード
C1 心線
C2 外被

Claims (4)

  1. 医用電気機器のコードに用いられる医用差込プラグであって、コンセントの刃受に差し込まれる刃及びアースピンと、これら刃及びアースピンとコードとの接続部を保護する絶縁材料製のボディを備えた医用差込プラグにおいて、抜け防止用のフランジを有するコードストッパがコードに固着されているとともに、このコードストッパが前記ボディ中に埋め込まれていることを特徴とする医用差込プラグ。
  2. 前記コードストッパは、変形可能なスリーブとフランジとが一体成形された部材であって、前記スリーブにコードを通した状態でスリーブを加圧変形させることにより、当該コードストッパがコード外被に圧着されていることを特徴とする請求項1記載の医用差込プラグ。
  3. 前記コードストッパのスリーブに、当該スリーブの外側から内側に貫通する切込みが設けられていることを特徴とする請求項2記載の医用差込プラグ。
  4. 前記ボディのコード側の部分に、当該ボディに柔軟性をもたせるための複数のスリットが形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医用差込プラグ。

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