JP2005258772A - タスク情報提示プログラム、タスク情報提示方法、タスク情報提示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タスクの状態の全体像に関する有用な情報を提示する。
【解決手段】グループ管理部26は、関連性、類似性のあるタスクで作成されたグループをグループ情報データベース38にて管理する。タスク特性値算出部42は、グループに属する各タスクの特性値をタスク情報に含まれる項目データ値に基づき算出する。グループ特性値算出部44は、算出された各タスクの特性値に基づき各グループの特性値を算出する。評価情報生成処理部32は、各グループの特性値と予め設定された複数の基準レベル値との大小比較を行い、各グループの状態を天気マークによって表現可能に評価情報を生成する。評価情報を表示することで、各グループの状態の良し悪し、ひいては各グループに属するタスクの状態の全体像が容易に把握できるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、統合情報管理システムを利用するユーザに対してタスクの状態を容易に把握させることのできる情報の生成、提示に関する。
ネットワーク上での共同作業を実現するコラボレーション機能を有する統合情報管理システムとして、例えば富士ゼロックス社製のArcSuite(登録商標)がある。この統合情報管理システムは、コラボレーション機能により電子メール、掲示板、文書共有などの機能を統合した作業の場(コラボスペース)を作成するが、このコラボスペースは、作業環境を提供する「タスクプレース」と作業を支援する「ワークプロセス」から構成され、時間や場所、組織の枠を問わず互いに情報を共有し、効率的かつ効果的に業務のコラボレーションが可能となる。
前述した「タスクプレース」は、例えば掲示板のように情報交換したいスレッドや議論、目的等毎に、複数のクライアントユーザ間で行われるコミュニケーションの場としてコラボスペース上に作成される。なお、コラボスペースは、前述したスレッドや議論などの内容によって分別される情報共有単位に作成され管理されるが、スレッドや議論などのことを「タスク」と称している。
従来における統合情報管理システムには、タスクに関する情報を表示する画面が用意されており、タスクメンバは、議論(タスク)の開始予定日、終了予定日、終了日時、進捗度、タスク管理者及びタスクメンバ等のタスク情報、及びタスクメンバ間で交換されたコミュニケーションの内容(メッセージ等)をその画面上で確認することができる。更に、コラボスペース上に登録されたタスクを一覧表示するなどの機能を有している。このように、従来における統合情報管理システムのユーザは、自己が所属するタスクの一覧表示を表示することができ、また個々のタスクに関する情報も表示することができる。
ところで、例えば、開発プロジェクトに関するタスクが作成されている場合においてプロジェクトの進捗度を確認したいとする。あるいは販売店に関するタスクが作成されている場合において売上目標達成度を確認したいとする。この場合は、コラボスペースに登録された多数のタスクの中から該当するタスクを探し出し、プロジェクトの進捗度や販売店の販売実績を確認する必要がある。このように、プロジェクトの進捗度や販売店の販売実績等タスクがおかれている状態を確認したい場合、特定されたあるタスクの状態を確認するというアプローチのみならず、特定されたある状態(遅れ発生、未達成等)となっているタスクはどれかというようなアプローチができれば都合がよい。
特開平8−249381号公報 特開2003−196546号公報 特開平11−328213号公報
しかしながら、タスク名を単に一覧表示するという表示形態では、タスクがどのような状態にあるかということを把握することはできない。一方、所定の表示画面から個々のタスクに関する詳細情報を表示させれば、確かにタスクの状態を把握することはできる。しかし、例えば数百にも及ぶ多数のタスクが作成されている場合、タスクの詳細情報をいちいち画面表示させてタスクの状態を確認することになる。つまり、従来においては、状態を確認すべきタスクを多数のタスクの中からどのようにして選び出すか、あるいは絞り込むかという指標となるような情報を提示していなかったので、その作業は極めて面倒であった。
例えば、簡易な表示形態や概略的な内容でもよいからタスクの状態の全体像をユーザに提供できれば、ユーザはその提供された情報から予定より遅れているプロジェクトや売上の少ない販売店に対応するタスクを探し出せるかもしれない。しかしながら、前述したように、従来においては、タスクの状態の全体像をユーザに提供していないため、所望するタスクを統合情報管理システムにより表示された情報から特定することは困難だった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、タスクの状態の全体像に関する有用な情報を提示することのできるタスク情報提示プログラム、タスク情報提示方法、タスク情報提示装置を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明に係るタスク情報提示プログラムは、サーバコンピュータと1乃至複数のクライアントコンピュータとを有し、前記クライアントコンピュータ間でのメッセージ交換を可能にするコミュニケーション機能が搭載され、複数のクライアントユーザ間で行われるコミュニケーションをその内容によってタスクという情報共有単位で管理する統合情報管理システムにおいて実施され、タスクに関する情報を提示するタスク情報提示プログラムであって、当該サーバコンピュータを、予め設定された規則に従い1乃至複数のタスクによりグループ分けされたグループ毎に、当該グループに属する各タスクに関する情報に含まれる項目データに基づき予め設定された計算方法によって当該グループの状態を示す特性値を算出するグループ特性値算出処理手段と、前記グループ特性値算出処理手段により得られたグループの特性値に基づいてグループの評価情報を生成する情報生成処理手段として機能させることを特徴とする。
また、前記グループ特性値算出処理手段は、タスクに関する情報のうち当該タスクの納期に関する項目データ、当該タスクについてコミュニケーションを行うクライアントユーザに関する項目データ、又は当該タスクのアクセス状況に関する項目データうち少なくとも1つの項目データに基づき当該グループの特性値を算出することを特徴とする。
また、前記グループ特性値算出処理手段は、各グループの特性値を算出する際に用いた項目データの各値に対して、設定された重み係数を積算する計算方法によって当該グループの特性値を算出することを特徴とする。
また、当該サーバコンピュータを、ユーザにより指定された1乃至複数のタスクによってグループを新たに作成するカスタマイズ機能を有するグループ管理手段して機能させることを特徴とする。
また、前記グループ特性値算出処理手段は、グループが階層化されている場合において、階層毎に設定された重み係数を積算することによって各グループの特性値を算出することを特徴とする。
また、前記情報生成処理手段は、各グループの特性値と予め設定され基準値との大小関係に基づいて各グループの評価情報を生成することを特徴とする。
また、前記情報生成処理手段は、前記クライアントコンピュータが具備する表示手段に表示された評価情報の中からいずれかのグループがクライアントユーザによって選択されたとき、その選択されたグループに属するタスクの特性値に基づいて当該タスクの評価情報を生成することを特徴とする。
本発明に係るタスク情報提示方法は、サーバコンピュータと1乃至複数のクライアントコンピュータとを有し、前記クライアントコンピュータ間でのメッセージ交換を可能にするコミュニケーション機能が搭載され、複数のクライアントユーザ間で行われるコミュニケーションをその内容によってタスクという情報共有単位で管理する統合情報管理システムにおいて実施され、タスクに関する情報を提示するタスク情報提示方法であって、予め設定された規則に従い1乃至複数のタスクによりグループ分けされたグループ毎に、当該グループに属する各タスクに関する情報に含まれる項目データに基づき予め設定された計算方法によって当該グループの状態を示す特性値を算出するグループ特性値算出ステップと、前記グループ特性値算出ステップにより得られたグループの特性値に基づいてグループの評価情報を生成する情報生成ステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係るタスク情報提示装置は、サーバコンピュータと1乃至複数のクライアントコンピュータとを有し、前記クライアントコンピュータ間でのメッセージ交換を可能にするコミュニケーション機能が搭載され、複数のクライアントユーザ間で行われるコミュニケーションをその内容によってタスクという情報共有単位で管理する統合情報管理システムにおいて、タスクに関する情報を提示するタスク情報提示装置であって、予め設定された規則に従い1乃至複数のタスクによりグループ分けされたグループ毎に、当該グループに属する各タスクに関する情報に含まれる項目データに基づき予め設定された計算方法によって当該グループの状態を示す特性値を算出するグループ特性値算出処理手段と、前記グループ特性値算出処理手段により得られたグループの特性値に基づいてグループの評価情報を生成する情報生成処理手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、タスクが属するグループの代表特性値を求めることによって、関連性のあるタスク全体の評価を行うようにしたので、クライアントユーザに関連性のあるタスクの全体像を簡易に把握させることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態における統合情報管理システムを示したブロック構成図である。本実施の形態における統合情報管理システムは、例えば、富士ゼロックス社製のArcSuite(登録商標)が持つタスクプレースを基幹とし、これに後述する処理機能を搭載することによって実現できる。
図1には、この統合情報管理システムを実現するための処理機能がそれぞれ搭載された複数台のクライアントコンピュータ(以下、単に「クライアント」)10と、サーバコンピュータ(以下、単に「サーバ」)20と、各コンピュータ10,20を接続するLAN(Local Area Network)2が示されている。なお、本実施の形態では、ネットワークの接続構成を便宜的にLAN2で図示したが、WAN(Wide Area Network)などでもよい。
クライアント10は、クライアントユーザにコラボスペースを提供するコラボレーション機能処理部12を有している。前述したタスクプレースは、例えば掲示板のように情報交換したいスレッドや議論、目的等毎にコミュニケーションの場として作成されるものであり、統合情報管理システムは、タスクプレースが持つ各種機能の実現のためにクライアント10間でのメッセージ交換を可能にするコミュニケーション機能として電子メール機能及び掲示板機能を有している。コラボレーション機能処理部12は、上記処理機能を有するプログラムをCPUで実行させることで実現される。
一方、サーバ20は、統合情報管理システムにおいて既存のコラボレーション機能及び後述する本実施の形態において特徴的な処理機能を実現するコラボレーション機能処理部22を有している。コラボレーション機能処理部22には、タスク管理部24、グループ管理部26、グループ特性値算出処理部28、アクセス管理部30及び評価情報生成処理部32が含まれている。コラボレーション機能処理部22は、各構成要素24〜32がそれぞれに持つ処理機能を有するプログラムをCPUで実行させることで実現される。
タスク管理部24は、クライアント10間の情報の共有の場として生成されるタスクプレースにおいてタスクを管理する。管理対象とされるタスクに関する情報は、タスク情報データベース(DB)34に登録される。タスク情報には、議論等タスクの開始予定日、終了予定日、終了日時、進捗度、タスクメンバ等の各種項目情報が含まれ、通常、タスク管理者によって所定画面から入力設定される。タスクメンバとなるクライアントユーザに関する情報は、ユーザ情報データベース(DB)36に登録される。
本実施の形態では、タスク管理部24により管理されるタスクを複数のグループに分けて取り扱うが、グループ管理部26は、このグループ管理を行う。グループに関する情報は、グループ情報データベース(DB)38に登録される。グループ特性値算出処理部28は、タスクの状態を表す各項目データに基づき予め設定された計算方法によって各グループの状態を示すグループ特性値を算出する。グループ特性値算出処理部28に含まれるタスク特性値算出部42は、各グループに属するタスク毎の特性値を算出し、特性情報保存部40に保存する。グループ特性値算出部44は、タスク特性値算出部42が算出したタスク特性値に基づきグループ特性値を算出し、特性情報保存部40に保存する。
アクセス管理部30は、タスクに対するアクセス状況を常時監視し、そのアクセス内容をログ情報蓄積部46に記録する。評価情報生成処理部32は、特性情報保存部40に保存されたグループ特性情報に基づき各グループがどのような状態にあるかを示す評価情報を生成する。その生成された各グループの評価情報は、クライアント10に表示される。評価情報生成処理部32に含まれる特性値判定部48は、予め設定された基準値と各グループの特性値との比較を行うことで、各グループの状態を判定する。
図2は、本実施の形態におけるタスク情報データベース34に設定登録されたタスク情報のデータ構成例を示した図である。各レコードは、タスクメンバ毎に設定され、それぞれタスクメンバのユーザID、当該タスクメンバのタスクにおける役割、タスクにおける重要度(ウェイト)及びキーマンか否かを示すフラグ情報が示されている。タスク情報には、タスクの開始/終了予定日、タスクメンバ等の既存のデータ項目が含まれているので、図2に示したデータ項目を既存のデータベースとマージしてもよい。所定のタスク作成画面からタスク情報を構成する各項目データがタスク管理者等により入力されると、タスク管理部24は、その入力された項目データをタスク情報データベース34に登録することになる。タスク情報は、このようにタスク管理者等のアクセス権限を有する者によって予め設定される。もちろん、設定登録後も適宜変更することは可能である。
図3は、本実施の形態におけるユーザ情報データベース36に設定登録されたユーザ情報のデータ構成例を示した図である。図3には、各ユーザのユーザID、名前、役職及び各ユーザが所属する後述のカスタムグループのIDが設定される。ユーザ情報は、既存のコラボレーション機能においても登録されているので、図3に示したデータ項目を既存のデータベースとマージしてもよい。ユーザ情報は、タスク管理者等のアクセス権限を有する者によって予め設定される。
図4は、本実施の形態におけるグループ情報データベース38に設定登録された情報のデータ構成例を示した図である。グループ情報データベース38には、グループ情報とカスタムグループ情報とが登録される。各グループは、基本的には類似しているなどの関連性のある複数のタスクにより構成される。グループ管理部26は、登録されているタスク情報を参照に、例えばタスク、サブタスクという階層関係がある場合には最上位層以下のタスク群、同じプロジェクトのために、あるいは同じタスク管理者により作成されたタスク群等で分類するなど予め設定された規則に従い類似性、関連性を自動判別し、グループ分けする。あるいは、タスク管理者等のアクセス権限の有する者による入力指定に従いグループ分けを行うようにしてもよい。グループ情報がシステム共有の情報であるのに対し、カスタムグループ情報は、アクセス権限の有するタスク管理者等によって任意に設定されたグループ情報である。
グループ情報とカスタムグループ情報とは、同じデータ項目で構成される。各項目データは、タスク情報、ログ情報等を参照にグループ管理部26が定期的に、あるいはユーザによるマニュアル操作に応じて更新する。図4に示したように各レコードはタスク毎に作成されるが、各レコードに含まれる項目は次の通りである。納期には、開始予定日、終了予定日及び現在時刻から計算により求められた残納期の割合が設定される。キーマン1,2は、タスク情報に割り振られた項目データをもとに加重平均で算出する。アクセス1は当該タスクの閲覧者人数の加重平均、アクセス2は当該タスクへのメッセージ入力者人数の加重平均、アクセス3は当該タスクにファイルを投函した人数の加重平均、アクセスALLはアクセス1〜3の合計の単純平均である。階層は、自タスクが所属するグループIDとタスクIDとの組み合わせにより表される。階層レベルは、自タスクがタスク階層構造上何階層目に位置するのかが設定される。
図5は、本実施の形態におけるログ情報蓄積部46に設定登録されたログ情報のデータ構成例を示した図である。前述したように、アクセス管理部30は、タスクに対するアクセス状況を常時監視している。クライアントユーザがメッセージの入力等タスクに対してアクセスすると、アクセス管理部30は、そのアクセスを検出し、そのアクセス内容をログ情報としてログ情報蓄積部46に記録する。ログ情報には、各ログ情報を識別するログID、アクセスした者のユーザID、アクセス日時、閲覧、書込等アクセス内容(アクション)を識別するアクションID及びアクションタイプが含まれる。
本実施の形態においては、前述したタスクに関する各データ項目値に基づきタスクの特性値を算出し、各タスクの特性値に基づき当該グループの特性値を算出するが、この算出したグループの特性値をそのグループに属するタスク全体の概要的な代表特性値としてクライアントユーザに提示するようにしたことを特徴としている。より厳密には、グループの特性値に基づきそのグループの状態が視認容易な評価情報を生成してクライアントユーザに提示する。以下、本実施の形態におけるグループの評価情報を生成する処理について図6に示したフローチャートを用いて説明する。
グループ特性値算出処理部28は、グループ情報データベース38から処理対象とするグループを順番に1つずつ抽出し、全てのグループ又はカスタムグループに対して以下の処理を繰り返し行う(ステップ101,102)。グループ特性値算出処理部28は、更に抽出したグループに属するタスクを順番に1つずつ抽出し、全てのタスクに対して以下の処理を繰り返し行う(ステップ103,104)。
本実施の形態におけるタスク特性値算出部42は、抽出したタスクについて納期、キーマン及びアクセス状況という項目毎に評価値を算出する(ステップ105)。
納期は、タスク情報を参照にして当該タスクが納期にどれくらい近づいているかということを評価する。納期が近いほど評価値が低くなるようにする。このタスクの納期評価値は、例えば、以下の計算式にて算出する。
Figure 2005258772
キーマンは、タスク情報及びグループ情報を参照にして当該タスクに属するキーマンの数、当該タスクに重要な(ランクの高い)キーマンがどれだけ含まれているかということを評価する。リーダがキーマンであるなど質量とも良いキーマンが属しているほど評価値が高くなるようにする。このタスクのキーマン評価値は、例えば、以下の計算式にて算出する。
Figure 2005258772
アクセス状況は、ログ情報及びグループ情報を参照にして当該タスクに対するアクセスの内容、頻度がどれだけであるかということを評価する。アクセスの内容が良く、頻度が高いほど評価値が高くなるようにする。このタスクのアクセス状況評価値は、例えば、以下の計算式にて算出する。
Figure 2005258772
以上のようにして、予め決められた各項目及び計算式に基づいて項目評価値が算出されると、各項目評価値に基づき予め決められた計算方法にて当該タスクの特性値を算出する(ステップ106)。例えば、上記項目評価値にタスクの進捗度を更に考慮して所定の式にて算出したり、項目評価値を所定の閾値との大小比較結果に基づき所定の式にて算出したり、各項目評価値をベクトル上に算出し、その重心の値を当該タスクの特性値とするなどして求める。このようにして算出されたタスクの特性値は、特性情報保存部40に保存される(ステップ107)。
以上の処理(ステップ105〜107)を当該グループに属する全てのタスクに対して行う。なお、タスクの特性値の計算方法及び算出する際に用いる項目は、上記例に限定されずにタスクの特性等に基づき適切な項目を選択し、また計算式を決めればよい。
グループ特性値算出部44は、特性情報保存部40に保存された各タスクの特性値を取り出し、予め決められた計算式に代入することで当該グループの特性値を算出する(ステップ108)。グループの特性値は、グループの状態が良いほど高くなるようにする。このグループの特性値は、例えば、以下の計算式にて算出する。
Figure 2005258772
そして、以上のようにして算出されたグループの特性値は、特性情報保存部40に保存される(ステップ109)。
ところで、本実施の形態では、上記計算式から明らかなように階層毎に設定された重み係数を積算することによってグループ特性値を算出するが、下位層に位置するタスクほど重み付けを下げるように重み付け係数を設定している。一般に下位層のタスクほど重要でなかったり、またグループ特性値の算出の際に上位層のタスクの特性値がすでに反映されているなどの理由からである。しかしながら、下位層に位置するタスクであっても重要視したい場合もあり得る。例えば、強化対象とする部署、キーパーソンが属している部署に対応させて作成されたタスクなどである。このような場合、上記計算式に従うと、当該下位層のタスクは重み付けが下げられてしまい特性値の計算に反映されにくい。
そこで、本実施の形態では、上記計算式でも適切なグループ特性値が得られるようにカスタムグループが設定できるようにした。例えば、あるグループに属する4階層目のタスク及びそれ以降のサブタスク群の重み付けを上げたい場合、4階層目のタスクを1階層目とするカスタムグループを別個に作成する。このようにすることで、タスク構造上、4階層目に位置するタスクに対する重み付けを上げて特性値を得ることができる。
なお、グループとカスタムグループの関係から明らかなように、1つのタスクは、複数のグループに属することができる。グループとグループの関係、カスタムグループとカスタムグループの関係においても同様である。
以上のグループ特性値の算出、保存処理を各グループに対して行うと、評価情報生成処理部32は、特性情報保存部40に保存された各グループの特性値を評価し、クライアントユーザが視認容易な評価情報を生成する(ステップ110)。この生成された評価情報の表示画面例を図7に示す。
まず、評価情報生成処理部32に含まれる特性値判定部48は、判定対象とするグループの特性値を特性情報保存部40から1つ取り出す。そして、その取り出したグループ特性値を予め設定された複数の基準レベル値との大小比較を行う。そして、例えば、判定対象のグループ特性値が最適の基準値レベル値(第1基準値)より大きい場合は晴れマーク、第1基準値には達しないものの第1基準値に続いて高い基準値レベル値(第2基準値)より大きい場合は曇りマーク、但し、第1基準値に極めて近ければ晴れのち曇りマーク、などと天気マークでグループの状態(評価)がわかるように評価情報を生成する。
以上のようにして各グループに対する評価情報を生成すると、コラボレーション機能処理部22は、クライアントユーザによる操作に応じてクライアント10のディスプレイ上に評価情報を表示させる。ディスプレイ上には、図7に例示したように各グループの名称と天気マークで表現された当該グループの状態が表示される。クライアントユーザは、天気マークによって表示されたグループの状態を参照することで、各グループに属するタスクの状態の全体像を把握することができる。本実施の形態では、評価の高い順に並べてグループを表示するが、この表示順を変更する機能を設けてユーザに設定できるようにしてもよい。
ここで、グループの状態が良好でないなどの理由でグループに属するタスク個々の状態を確認したい場合、クライアントユーザは、該当するグループの天気マークをクリック選択する。評価情報生成処理部32は、グループの状態を評価したときと同様に、今度は、選択されたグループに属する各タスクの特性値と基準レベル値とを比較することでタスク毎に天気マークで表現される評価情報を生成する。そして、選択グループに属する各タスクの評価情報を画面表示する。
本実施の形態によれば、関連性のあるタスク全体の総合評価を、タスクが属するグループの代表特性値として求めて表示するようにしたので、関連性のあるタスクの全体像を簡易に把握することができる。更に、いずれかのグループが選択されたときには選択されたグループに属するタスク毎の評価情報を生成、表示することで各タスク個々の状態を提示することができる。
なお、図7には、各グループの天候のみならず周辺天候も合わせて表示している。これは、各グループに関連若しくは類似するグループが予め設定されていた場合、その関連、類似するグループの状態を当該グループの周辺天候として表示したものである。
本実施の形態では、グループの状態の良し悪しが一目瞭然に把握できるように天気マークにて表示するようにしたが、天気マークを用いなくても他のマークを用いてもよい。また、状態の相違は、視認可能なマークの形状に限らず、色別、カーソルが合わせられたときに出力する音別、更にはアイコンの形状、数字などで識別できるようにしてもよく、またこれらをカスタマイズできる機能を設けるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、グループの特性値を求めるために(ステップ108)、グループ情報データベース38に登録されたグループに対して順番に処理するようにした(ステップ101)。しかし、一のタスクは、複数のグループに属することができるので、同じタスクに対して特性値を複数回算出してしまい(ステップ105〜107)、効率的でない場合が発生しうる。従って、グループの枠にとらわれることなくタスク全てに対して項目評価値及び特性値を先に計算し、その後に各グループの特性値を求める処理手順としてもよい。
また、本実施の形態では、グループの状態を表すグループ特性値を算出し、表示する処理を便宜的にフローチャートで示したが、各処理の実行タイミングは連続して実行する必要はなく、適当なタイミングで実行すればよい。例えば、タスク特性値の算出を定時処理とし、グループ特性値の算出及び評価情報の生成を、評価情報の表示指示があったタイミングで実行するようにしてもよい。あるいは、タスク特性値の算出からグループの評価情報の生成までの処理を定時処理とし、評価情報の表示指示があったときに評価情報を保存先から取り出して表示するだけにしてもよい。
また、グループの状態等の出力先は、コンピュータで実現されるクライアント10に限らず、印刷装置や携帯電話等でもよい。
本実施の形態における統合情報管理システムを示したブロック構成図である。 本実施の形態におけるタスク情報データベースに設定登録されたタスク情報のデータ構成例を示した図である。 本実施の形態におけるユーザ情報データベースに設定登録されたユーザ情報のデータ構成例を示した図である。 本実施の形態におけるグループ情報データベースに設定登録された情報のデータ構成例を示した図である。 本実施の形態におけるログ情報蓄積部に設定登録されたログ情報のデータ構成例を示した図である。 本実施の形態におけるグループの評価情報を生成する処理を示したフローチャートである。 本実施の形態において生成された評価情報の表示画面例を示した図である。
符号の説明
10 クライアントコンピュータ、12 コラボレーション機能処理部、20 サーバコンピュータ、22 コラボレーション機能処理部、24 タスク管理部、26 グループ管理部、28 グループ特性値算出処理部、30 アクセス管理部、32 評価情報生成処理部、34 タスク情報データベース、36 ユーザ情報データベース、38 グループ情報データベース、40 特性情報保存部、42 タスク特性値算出部、44 グループ特性値算出部、46 ログ情報蓄積部、48 特性値判定部。

Claims (9)

  1. サーバコンピュータと1乃至複数のクライアントコンピュータとを有し、前記クライアントコンピュータ間でのメッセージ交換を可能にするコミュニケーション機能が搭載され、複数のクライアントユーザ間で行われるコミュニケーションをその内容によってタスクという情報共有単位で管理する統合情報管理システムにおいて実施され、タスクに関する情報を提示するタスク情報提示プログラムであって、当該サーバコンピュータを、
    予め設定された規則に従い1乃至複数のタスクによりグループ分けされたグループ毎に、当該グループに属する各タスクに関する情報に含まれる項目データに基づき予め設定された計算方法によって当該グループの状態を示す特性値を算出するグループ特性値算出処理手段と、
    前記グループ特性値算出処理手段により得られたグループの特性値に基づいてグループの評価情報を生成する情報生成処理手段と、
    して機能させることを特徴とするタスク情報提示プログラム。
  2. 請求項1記載のタスク情報提示プログラムにおいて、
    前記グループ特性値算出処理手段は、タスクに関する情報のうち当該タスクの納期に関する項目データ、当該タスクについてコミュニケーションを行うクライアントユーザに関する項目データ、又は当該タスクのアクセス状況に関する項目データうち少なくとも1つの項目データに基づき当該グループの特性値を算出することを特徴とするタスク情報提示プログラム。
  3. 請求項1記載のタスク情報提示プログラムにおいて、
    前記グループ特性値算出処理手段は、各グループの特性値を算出する際に用いた項目データの各値に対して、設定された重み係数を積算する計算方法によって当該グループの特性値を算出することを特徴とするタスク情報提示プログラム。
  4. 請求項1記載のタスク情報提示プログラムにおいて、
    当該サーバコンピュータを、ユーザにより指定された1乃至複数のタスクによってグループを新たに作成するカスタマイズ機能を有するグループ管理手段して機能させることを特徴とするタスク情報提示プログラム。
  5. 請求項1記載のタスク情報提示プログラムにおいて、
    前記グループ特性値算出処理手段は、グループが階層化されている場合において、階層毎に設定された重み係数を積算することによって各グループの特性値を算出することを特徴とするタスク情報提示プログラム。
  6. 請求項1記載のタスク情報提示プログラムにおいて、
    前記情報生成処理手段は、各グループの特性値と予め設定され基準値との大小関係に基づいて各グループの評価情報を生成することを特徴とするタスク情報提示プログラム。
  7. 請求項1記載のタスク情報提示プログラムにおいて、
    前記情報生成処理手段は、前記クライアントコンピュータが具備する表示手段に表示された評価情報の中からいずれかのグループがクライアントユーザによって選択されたとき、その選択されたグループに属するタスクの特性値に基づいて当該タスクの評価情報を生成することを特徴とするタスク情報提示プログラム。
  8. サーバコンピュータと1乃至複数のクライアントコンピュータとを有し、前記クライアントコンピュータ間でのメッセージ交換を可能にするコミュニケーション機能が搭載され、複数のクライアントユーザ間で行われるコミュニケーションをその内容によってタスクという情報共有単位で管理する統合情報管理システムにおいて実施され、タスクに関する情報を提示するタスク情報提示方法であって、
    予め設定された規則に従い1乃至複数のタスクによりグループ分けされたグループ毎に、当該グループに属する各タスクに関する情報に含まれる項目データに基づき予め設定された計算方法によって当該グループの状態を示す特性値を算出するグループ特性値算出ステップと、
    前記グループ特性値算出ステップにより得られたグループの特性値に基づいてグループの評価情報を生成する情報生成ステップと、
    を含むことを特徴とするタスク情報提示方法。
  9. サーバコンピュータと1乃至複数のクライアントコンピュータとを有し、前記クライアントコンピュータ間でのメッセージ交換を可能にするコミュニケーション機能が搭載され、複数のクライアントユーザ間で行われるコミュニケーションをその内容によってタスクという情報共有単位で管理する統合情報管理システムにおいて、タスクに関する情報を提示するタスク情報提示装置であって、
    予め設定された規則に従い1乃至複数のタスクによりグループ分けされたグループ毎に、当該グループに属する各タスクに関する情報に含まれる項目データに基づき予め設定された計算方法によって当該グループの状態を示す特性値を算出するグループ特性値算出処理手段と、
    前記グループ特性値算出処理手段により得られたグループの特性値に基づいてグループの評価情報を生成する情報生成処理手段と、
    を有することを特徴とするタスク情報提示装置。

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