JP2005258013A - 表示パネルおよび表示装置 - Google Patents
表示パネルおよび表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005258013A JP2005258013A JP2004068801A JP2004068801A JP2005258013A JP 2005258013 A JP2005258013 A JP 2005258013A JP 2004068801 A JP2004068801 A JP 2004068801A JP 2004068801 A JP2004068801 A JP 2004068801A JP 2005258013 A JP2005258013 A JP 2005258013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- pattern
- electrode
- stripe portion
- parallax barrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【課題】 電気的にその効果の有効/無効を切替可能な視差バリアを有し、複数の視点に対して異なる画像を表示する第1の表示状態(例えば3D表示)と全画面領域で一つの画像を表示する第2の表示状態(例えば2D表示)とでの表示を切替可能とする表示装置において、表示装置の大画面化や小型用での高精細化に対し、バリア性能の低下や生産性の低下を回避できる表示装置を実現する。
【解決手段】 視差バリアとして、パターニングされた透明電極を有するスイッチング液晶パネルを用い、上記透明電極の電極パターンを、視差バリアとして作用する縦ストライプ部24aと、隣り合って配設される縦ストライプ部24a同士を接続する横ストライプ部24bとによって形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 視差バリアとして、パターニングされた透明電極を有するスイッチング液晶パネルを用い、上記透明電極の電極パターンを、視差バリアとして作用する縦ストライプ部24aと、隣り合って配設される縦ストライプ部24a同士を接続する横ストライプ部24bとによって形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、2D表示と3D表示との切替を可能とする2D/3D切替型立体映像表示装置のように、複数の視点に対して異なる画像を表示する表示状態と全画面領域で一つの画像を表示する表示状態とを切替可能な表示装置に関するものである。
通常の視界において、人間の2つの目は、空間的に離れて頭部に位置していることから、2つの異なる視点から見た像を知覚しており、人間の脳は、これらの2つの像の視差によって立体感を認識する。そして、この原理を利用し、観察者の左右それぞれの目に異なる視点から見た像を視認させることで視差を与え、3D(立体三次元)表示を行う立体映像表示装置が開発されている。
このような3D表示を行う立体映像表示装置においては、液晶表示装置等の表示パネルに光の透過領域と遮断領域とがストライプ状に形成された視差バリアを組み合わせ、観察者側においてフィルタシステム等の視覚的補助具を使用しなくても3D画像が認識されるようにした液晶表示装置がある。すなわち、表示パネルにて生成される右目用画像および左目用画像に対して視差バリアによって特定の視野角が与えられ(図9(a)参照)、空間上の特定の観察領域からであれば、各々の目に対応する像のみが視認され、観察者において3D画像が認識される(図9(b)参照)。
しかしながら、表示においてこのような視差バリアが常に介在する表示装置では、通常の2D表示が行えない。もちろん、視差バリアによって分離される右目用画像および左目用画像を同一の画像とすれば2D表示状態となるが、この場合は視差バリアを介在しない表示における通常の2D表示に比べ解像度が低下する。
このため、視差バリアの効果の有効/無効を切り替える手段をスイッチング液晶層等で設けることにより、3D表示と2D表示(平面表示)とを電気的に切り替えることができる装置が例えば特許文献1において開示されている。すなわち、特許文献1の装置では、スイッチング液晶層のバリアパターンをON/OFFすること視差バリアの効果の有効/無効を切り替えることができ、視差バリアの効果を有効とした場合に3D表示を行い、視差バリアの効果を無効とした場合に2D表示を行う。
上記特許文献1に記載の画像表示装置を、図10〜図12を参照して説明すると以下のとおりである。
上記画像表示装置は、図10に示すように、画像表示パネル100と、視差バリアとして用いられるスイッチングセル110とからなっている。上画像表示パネル100には、通常の液晶表示パネル等が使用できる。
スイッチングセル110は、図11に示すように、2枚の透明基板111間に液晶層112を挟持した液晶パネルにて具備され、一方の透明基板111には共通電極113が、他方の透明基板111にはストライプ状にパターニングされた列電極114が形成される。共通電極113および列電極114は、ITO等により共に透明電極として形成される。また、2枚の透明基板111のさらに外側には、偏光板115が形成されている。
上記スイッチングセル110は、列電極114に電圧印加した場合、図12に示すように、列電極114の形成領域のみが遮光領域となって視差バリアの機能を発揮し、3D表示を可能とする。一方、列電極114に電圧を印加しない場合には、全領域が透過領域となるため、視差バリアの機能を発揮せず2D表示が可能となる。
特許第2857429号公報(公開日平成3年5月22日)
しかしながら、上記従来の構成では、今後想定される画像表示装置の大画面化や小型用での高精細化の要求に対して、スイッチングセルにおいて以下のような問題を生じる。
すなわち、大画面化においては、列電極114の長さが長くなることにより、電圧の印加側から遠い側での電圧降下が生じる。このため、列電極114におけるバリア性能の低下(グラデーションによる不均一化)が生じるといった問題がある。
また、高精細化においては、列電極114の細線化によって断線等の不良が生じやすくなり、生産性の低下といった問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像表示装置の大画面化や小型用での高精細化に対し、バリア性能の低下や生産性の低下を回避できる画像表示装置を実現することにある。
本発明に係る表示パネルは、上記課題を解決するために、入力される画像データに応じて表示画像を生成する表示画像生成手段と、該表示画像における第1の表示領域と第2の表示領域とにそれぞれ異なる特定の視野角を与える視差バリアとして機能し、かつ上記視差バリア機能の有効/無効を切り替えることが可能な視差バリア手段とを有する液晶表示パネルにおいて、上記視差バリア手段は、パターニングされた透明電極を有するスイッチング液晶パネルであり、上記透明電極の電極パターンは、視差バリアとして作用する第1のストライプ部と、隣り合って配設される第1のストライプ部同士を接続する第2のストライプ部とによって構成されていることを特徴としている。
従来では、上記電極パターンが視差バリアとして機能するための第1のストライプ部のみであり、この構成では、特に大画面の表示装置においては、電圧印加側から遠い側での電圧降下が生じ、良好な暗表示が得られないため、バリア性能の不均一化(グラデーション)が生じる。
これに対し、上記の構成によれば、第1のストライプ部のみでなく、第2のストライプ部を設け、該第2のストライプ部によって隣り合う第1のストライプ部同士を電気的に接続することにより、パターン電極に印加される電圧の均一化を図ることができる。これにより、電圧降下によるバリア性能の不均一化(グラデーション)を防止することができる。
また、小型画面の表示装置において高精細化を図った場合、パターン電極の細線化によって断線等の不良が生じやすくなり、上記電極パターンが第1のストライプ部のみからなる従来構成では、断線が生じた箇所より先で電圧印加が行えないため線欠陥が生じやすく、生産性が低下する。
これに対し、上記の構成によれば、第1のストライプ部において断線が生じたとしても、第2のストライプ部によって隣り合う第1のストライプ部から電圧の印加を受けることができるため、線欠陥が生じにくくなり、生産性の低下を防止することができる。
また、上記表示パネルにおいては、上記第2のストライプ部は、水平方向に断続して形成されている構成とすることが好ましい。
水平方向に延設される第2のストライプ部を設ける本発明の構成をカラーフィルタを備えたカラー表示パネルに適用した場合、該第2のストライプ部とカラーフィルタの水平方向のブラックマトリクスとの干渉により、水平方向のモアレを発生する恐れがある。これに対し、上記第2のストライプ部を、水平方向に断続して形成することで、カラーフィルタの水平方向のブラックマトリクスとの干渉が少なくなり、水平方向のモアレを低減することができる。
また、上記表示パネルにおいては、上記透明電極の電極パターンは、上記第1のストライプ部および第2のストライプ部からなる第1のパターン領域と、上記第1のパターン領域とは異なる電極パターンを有する第2のパターン領域とから形成されており、第2のパターン領域における電極パターンは、第1のパターン領域の電極パターンにおける何れかの第1のストライプ部と繋がっている構成とすることができる。
上述のような第1のパターン領域と第2のパターン領域とからなる電極パターンは、例えば、3D表示部とインジケーター部とを1画面内に有する表示装置において使用の可能性が考えられる。
上記の構成によれば、第2のパターン領域の電極パターンに対し、第1のパターン領域の電極パターンと同一の駆動回路によって電圧を印加でき、第1のパターン領域領域と第2のパターン領域領域とで異なる駆動手段を備える必要がないため、表示装置における小型化を図ることができる。
本発明に係る表示パネルおよび表示装置では、第1のストライプ部のみでなく、第2のストライプ部を設け、該第2のストライプ部によって隣り合う第1のストライプ部同士を電気的に接続することにより、パターン電極に印加される電圧の均一化を図ることができる。これにより、電圧降下によるバリア性能の不均一化(グラデーション)を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る表示パネルおよび表示装置では、第1のストライプ部において断線が生じたとしても、第2のストライプ部によって隣り合う第1のストライプ部から電圧の印加を受けることができるため、線欠陥が生じにくくなり、生産性の低下を防止することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図8に基づいて説明すると以下の通りである。先ず、本実施の形態に係る映像表示装置の概略構成を図2を参照して説明する。尚、以下の説明では、本発明を2D/3D切替型表示パネルに適用した場合を例示する。すなわち、2D/3D切替型表示パネルでは、視差バリア手段の効果を有効とする第1の表示状態にて3D表示を行い、視差バリア手段の効果を無効とする第2の表示状態にて2D表示を行うことができる。また、本実施の形態に係る2D/3D切替型表示パネルに対して、駆動回路等を実装することで2D/3D切替型液晶表示装置が提供される。
上記2D/3D切替型表示パネルは、図2に示すように、表示用パネル(表示画像生成手段)10とスイッチング液晶パネル(視差バリア手段)20とを組み合わせて構成されている。また、表示用パネル10とスイッチング液晶パネル20との間には、スペーサとしての透明層(ガラス板やアクリル樹脂層など:図示せず)を適宜挿入することで、最適な距離が保たれるようにしてもよい。
表示用パネル10には、例えば、通常の液晶表示パネル等を用いることができる。しかしながら、表示用パネル10におけるパネルの種類は、特に限定されるものでなく、プラズマディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示パネルを用いてもよい。また、図2の構成では、前面側(表示画面側)にスイッチング液晶パネル20を配置し、背面側に表示用パネル10を配置しているが、表示用パネル10に透過型液晶表示パネルを用いる場合には、この順序を逆にしてもよい。
スイッチング液晶パネル20は、図3に示すように、2枚の透明基板21間に液晶層22を挟持した構成され、一方の透明基板21には共通電極23が、他方の透明基板21にはパターニングされたパターン電極24が形成されている。共通電極23およびパターン電極24は、ITO等により共に透明電極として形成される。また、2枚の透明基板21のさらに外側には、偏光板25が形成されている。
上記スイッチング液晶パネル20は、パターン電極24への電圧印加状態を切り替えることにより、視差バリア機能の有効/無効を切り替える。すなわち、スイッチング液晶パネル20は、3D表示時にはパターン電極24へ電圧を印加することでパターン電極24の形成領域を遮断領域としてバリアパターンを発生させ、2D表示時にはパターン電極24へ電圧を印加せずパターン電極24の形成領域をも透過領域としてバリアパターンを発生させない。また、本発明の映像表示装置は、上記スイッチング液晶パネル20におけるパターン電極24のパターン形状において特徴を有するものである。
上記パターン電極24のパターン形状の一例を図1に示す。図1に示すパターン形状では、垂直方向に延びる第1のストライプ部(以下、縦ストライプ部と称する)24aと水平方向に延びる第2のストライプ部(以下、横ストライプ部と称する)24bとがパターン電極24を構成している。縦ストライプ部24aは、3D表示時において表示用パネル10に表示される画像を所定の視野角にて分離させる機能を有するために設けられており、所定の幅や間隔でもって形成されている。
一方、横ストライプ部24bは、電圧降下によるグラデーションの防止、および断線等により生産性の低下を防止するために設けられている。
すなわち、従来のように、パターン電極が縦ストライプ部のみであれば、特に大画面の表示装置においては、電圧印加側から遠い側での電圧降下が生じ、良好な暗表示が得られない。このため、バリア性能の不均一化(グラデーション)が生じる。
これに対し、図1に示すパターン電極24では、縦ストライプ部24aのみでなく、横ストライプ部24bを設け、該横ストライプ部24bによって隣り合う縦ストライプ部24a同士を電気的に接続することにより、パターン電極24に印加される電圧の均一化を図ることができる。これにより、電圧降下によるバリア性能の不均一化(グラデーション)を防止することができる。
また、小型画面の表示装置において高精細化を図った場合、パターン電極の細線化によって断線等の不良が生じやすくなり、パターン電極が縦ストライプ部のみの構成では、断線が生じた箇所より先で電圧印加が行えないため線欠陥が生じやすく、生産性が低下する。
これに対し、図1に示すパターン電極24では、縦ストライプ部24aにおいて断線が生じたとしても、横ストライプ部24bによって隣り合う縦ストライプ部24aから電圧の印加を受けることができるため、線欠陥が生じにくくなり、生産性の低下を防止することができる。
また、本実施の形態に係る映像表示装置においてカラー表示を行う場合には、図4に示すようなカラーフィルタが用いられる。図4に示すカラーフィルタは、ストライプ状のR(赤),G(緑),B(青)の各色領域が水平方向に配列されて形成されており、このカラーフィルタを図1に示すパターン電極24と組み合わせた場合は、図5に示すよう重なりとなる。
ここで、上記カラーフィルタにおける水平方向の画素ピッチは、RGB各絵素の絵素ピッチの3倍である。また、上記パターン電極24におけるバリアピッチ(縦ストライプ部24aのピッチ)を、カラーフィルタの画素ピッチと等しくすると、上記パターン電極24によって隠れる絵素の色が全ての縦ストライプ部24aにおいて同じになり、表示画像の色合いに悪影響を与える。このため、パターン電極24におけるバリアピッチは、カラーフィルタにおける水平方向の画素ピッチと異ならせる必要がある。
さらには、パターン電極24におけるバリアピッチは、カラーフィルタにおける水平方向の画素ピッチの約2/3倍とすることが好ましい(表示用パネルの前面にバリアを配置する場合には、バリアピッチ<2/3倍、表示パネルの背面にバリアを配置する場合には、バリアピッチ>2/3倍となる)。この場合、パターン電極24と組み合わされたカラーフィルタにおいて、上記パターン電極24によって隠されない部分の各絵素ピッチが最も小さくなり、かつ上記パターン電極24によって隠されない部分の各絵素の幅が全ての絵素で等しくなるため、最も高精細なカラー表示が行える。
また、上記パターン電極24における横ストライプ部24bのピッチは、カラーフィルタにおける垂直方向の画素ピッチの整数倍とし、さらに、横ストライプ部24bは表示用パネルの画素境界上に位置させれば、横ストライプ部24bが表示画面上で目立たなくなるため、好ましい。
図1に示す電極パターン24では、横ストライプ部24bは水平方向に連続した形状となっているが、電極パターン24の形状は、図1の例に限定されるものではない。
図6に電極パターン24の変形例を示す。図6に示す電極パターン24は、縦ストライプ部24aと横ストライプ部24cとを組み合わせた形状となっている。ここで、縦ストライプ部24aは、図1に示す縦ストライプ部24aと同様のものであるが、横ストライプ部24cは、横ストライプ部24aとは異なり、水平方向に断続して形成されている。
上記横ストライプ部24cのような形状とすることで、水平方向に発生するモアレの低減効果が得られる。すなわち、図1のように、水平方向に連続した形状の横ストライプ部24bを設けた場合、該横ストライプ部24bとカラーフィルタの水平方向のブラックマトリクスとの干渉により、水平方向のモアレを発生する。これに対し、水平方向に断続して形成される横ストライプ部24cでは、カラーフィルタの水平方向のブラックマトリクスとの干渉が少なくなり、水平方向のモアレを低減することができる。
さらに、電極パターン24の他の変形例を図7に示す。図7に示す電極パターン24は、3D表示を行う際の視差バリアとなる電極パターンを有するパターン領域24’と、パターン領域24’とは異なる電極パターンを有するパターン領域24”とから形成されている。ここで、パターン領域24”の電極パターンは、3D表示画像を見る時の最適な観察位置を観察者に対して示すためのインジケーター部に用いることができる。
つまり、図7に示すような電極パターン24は、3D表示を行う際に、図8に示すように、3D表示部とインジケーター部とを1画面内に有する映像表示装置において使用される(参照)。
インジケーター部において使用されるパターン領域24”の電極パターンは、観察者が最適観察位置に位置しない時にストライプ模様が視認され、観察者が最適観察位置に位置する時にストライプ模様が視認されないような設計となっている。すなわち、パターン領域24”における電極パターンは、3D表示を行う際の視差バリアとなるパターン領域24’における電極パターンとはその機能が異なるため、パターン領域24’とパターン領域24”とでは電極パターンが異なっている。
但し、図7に示すように、パターン領域24”の電極パターンは、パターン領域24’の電極パターンにおける何れかの縦ストライプ部24aと繋がっている。このため、パターン領域24”の電極パターンに対し、パターン領域24’の電極パターンと同一の駆動回路によって電圧を印加できるようになっている。つまり、図7に示すような電極パターン24は、パターン領域24’領域とパターン領域24”領域とで、異なる駆動手段を備える必要がなく、インジケーター部を有する映像表示装置における小型化を図ることができる。
尚、上述の説明では、本発明を2D/3D切替型表示パネルに適用した場合を例示したが、本発明に係る表示パネルでは、第1の表示状態において異なる視野角にて分離される画像は、右目用画像及び左目用画像のように相互の関連を必要とされるものだけではなく、本発明に係る表示パネルは2D/3D切替型表示パネルに限定されるものではない。
例えば、本発明に係る表示パネルは、第1の表示状態では視差バリアによって分離される第1の表示領域および第2の表示領域のそれぞれに異なる映像ソースを表示する画面表示を行い、第2の表示状態時では全画面領域で同一の映像ソースを表示する画面表示を行うような表示パネルに適用することも可能である。
このような表示パネルの使用法の一例として、自動車の運転席のドライバーにカーナビゲーションシステムの映像を表示し、かつ助手席の同乗者にテレビ放送の映像を表示するような表示装置への利用が考えられる。複数の観察者に異なる映像を表示する場合には、それぞれの画素を透過した光が、所定の距離をおいた複数の観察者のそれぞれが観察すべき映像として分離できるように、視差バリアの遮光部と透過部の配置パターンを適宜設定すればよい。
以上のように、本実施の形態に係る映像表示装置では、スイッチング液晶パネル20の電極パターン24において、縦ストライプ部24aだけでなく横ストライプ部24b(または24c)を設けることにより、電圧降下によるグラデーションの防止、および断線等により生産性の低下を防止することができる。これらの効果について、従来技術との比較結果を以下に説明する。
〔グラデーション対策〕
グラデーションの防止効果について、本実施形態に従って作成された映像表示装置(本発明)と従来の映像表示装置(現状)との効果の違いを以下の表1に示す。尚、表1では、電極両端の輝度差にてグラデーションを評価している。また、表1に示される結果は、パネルサイズ:15インチ、バリアピッチ:198.32μm、バリア幅:115.32μm、スリット幅:83.00μm、バリア長さ:228.5mmの映像表示装置において得られたものである。
グラデーションの防止効果について、本実施形態に従って作成された映像表示装置(本発明)と従来の映像表示装置(現状)との効果の違いを以下の表1に示す。尚、表1では、電極両端の輝度差にてグラデーションを評価している。また、表1に示される結果は、パネルサイズ:15インチ、バリアピッチ:198.32μm、バリア幅:115.32μm、スリット幅:83.00μm、バリア長さ:228.5mmの映像表示装置において得られたものである。
上記表1から分かるように、従来の映像表示装置では電極両端の輝度差が99.5%であるのに対し、本発明の映像表示装置では99.8%となっており、グラデーションの防止において効果のあることがわかる。尚、従来の映像表示装置における、輝度差が99.5%の場合、4000ntのバックライトを使用する白表示では、輝度差が20ntとなり実使用レベルではない。
〔生産性改善〕
電極のパターニングによりバリアを形成する場合、従来技術ではピンホール等が発生した場合には1ラインの欠陥となり表示として不具合が発生する。これに対し、本発明に従い、横ストライプ部を設けることで数十umピッチで格子を形成すれば、ピンホールが発生した場合もその個所のみの欠陥(数um)となり、ディスプレイとしての表示性能に影響を及ぼさない。
電極のパターニングによりバリアを形成する場合、従来技術ではピンホール等が発生した場合には1ラインの欠陥となり表示として不具合が発生する。これに対し、本発明に従い、横ストライプ部を設けることで数十umピッチで格子を形成すれば、ピンホールが発生した場合もその個所のみの欠陥(数um)となり、ディスプレイとしての表示性能に影響を及ぼさない。
生産性改善効果について、本実施形態に従って作成された映像表示装置(本発明)と従来の映像表示装置(現状)との効果の違いを以下の表2に示す。尚、表2では、200DPIパネル(電極幅12um)での試作結果(N=500)において、1ドット(36*12um)が完全に点灯しないものと不良とみなして歩留まりを求めている。
上記表2から分かるように、従来の映像表示装置では歩留まりが85%であるのに対し、本発明の映像表示装置では98%となっており、本発明によって大幅に生産性の改善が図れることが分かる。
10 表示用パネル(表示画像生成手段)
20 スイッチング液晶パネル(視差バリア手段)
24 電極パターン(透明電極)
24a 縦ストライプ部(第1のストライプ部)
24b 横ストライプ部(第2のストライプ部)
24’ パターン領域(第1のパターン領域)
24” パターン領域(第2のパターン領域)
20 スイッチング液晶パネル(視差バリア手段)
24 電極パターン(透明電極)
24a 縦ストライプ部(第1のストライプ部)
24b 横ストライプ部(第2のストライプ部)
24’ パターン領域(第1のパターン領域)
24” パターン領域(第2のパターン領域)
Claims (4)
- 入力される画像データに応じて表示画像を生成する表示画像生成手段と、該表示画像における第1の表示領域と第2の表示領域とにそれぞれ異なる特定の視野角を与える視差バリアとして機能し、かつ上記視差バリア機能の有効/無効を切り替えることが可能な視差バリア手段とを有する液晶表示パネルにおいて、
上記視差バリア手段は、パターニングされた透明電極を有するスイッチング液晶パネルであり、上記透明電極の電極パターンは、視差バリアとして作用する第1のストライプ部と、隣り合って配設される第1のストライプ部同士を接続する第2のストライプ部とによって構成されていることを特徴とする表示パネル。 - 上記第2のストライプ部は、水平方向に断続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
- 上記透明電極の電極パターンは、上記第1のストライプ部および第2のストライプ部からなる第1のパターン領域と、上記第1のパターン領域とは異なる電極パターンを有する第2のパターン領域とから形成されており、
第2のパターン領域における電極パターンは、第1のパターン領域の電極パターンにおける何れかの第1のストライプ部と繋がっていることを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。 - 上記請求項1ないし3の何れかに記載の表示パネルを備えたことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004068801A JP2005258013A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 表示パネルおよび表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004068801A JP2005258013A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 表示パネルおよび表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005258013A true JP2005258013A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35083793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004068801A Withdrawn JP2005258013A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 表示パネルおよび表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005258013A (ja) |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100728112B1 (ko) * | 2005-03-04 | 2007-06-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 배리어 장치, 이를 이용한 입체영상 표시장치 및 그의 구동방법 |
JP2007293270A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-11-08 | Sharp Corp | 空間光変調器および表示装置 |
JP2007334348A (ja) * | 2006-06-13 | 2007-12-27 | Sharp Corp | 光学素子、および同素子を備えているディスプレイ、リフレクタ、およびバックライト |
JP2009086128A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
WO2010134409A1 (ja) | 2009-05-22 | 2010-11-25 | シャープ株式会社 | 立体表示装置 |
US8174464B2 (en) | 2005-12-02 | 2012-05-08 | Samsung Mobile Display Co., Ltd. | Two-dimensional and three-dimensional image selectable display device |
CN102681180A (zh) * | 2011-03-15 | 2012-09-19 | 索尼公司 | 显示设备和光栅元件 |
JP2012215853A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-11-08 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置 |
KR20120138667A (ko) | 2011-06-15 | 2012-12-26 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 표시 장치 및 그 구동 방법 |
WO2013014802A1 (ja) * | 2011-07-28 | 2013-01-31 | 株式会社 東芝 | 液晶光学素子及び画像表示装置 |
CN101556410B (zh) * | 2008-04-08 | 2013-06-05 | 博海帝斯科技公司 | 自动立体影像显示装置 |
KR20140051151A (ko) | 2011-02-16 | 2014-04-30 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 표시 장치 |
US8849060B2 (en) | 2011-07-01 | 2014-09-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Image processing method, image processing system and display device for modifying background colors based on object colors |
US8873854B2 (en) | 2011-08-31 | 2014-10-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Image processing method |
US8988411B2 (en) | 2011-07-08 | 2015-03-24 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US9001283B2 (en) | 2011-03-24 | 2015-04-07 | Samsung Display Co., Ltd. | Shutter panel and display device including the same |
CN104597683A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-05-06 | 深圳市亿思达科技集团有限公司 | 多方向显示的液晶透镜及液晶显示装置 |
US9036099B2 (en) | 2011-02-14 | 2015-05-19 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Liquid crystal display device and electronic device including the same |
US9035860B2 (en) | 2011-02-16 | 2015-05-19 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US9097947B2 (en) | 2011-05-12 | 2015-08-04 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and manufacturing method thereof |
US9167234B2 (en) | 2011-02-14 | 2015-10-20 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US9443455B2 (en) | 2011-02-25 | 2016-09-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device having a plurality of pixels |
US9451246B2 (en) | 2011-07-19 | 2016-09-20 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US9558687B2 (en) | 2011-03-11 | 2017-01-31 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and method for driving the same |
-
2004
- 2004-03-11 JP JP2004068801A patent/JP2005258013A/ja not_active Withdrawn
Cited By (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100728112B1 (ko) * | 2005-03-04 | 2007-06-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 배리어 장치, 이를 이용한 입체영상 표시장치 및 그의 구동방법 |
US8059063B2 (en) | 2005-03-04 | 2011-11-15 | Samsung Mobile Display Co., Ltd. | Barrier device, autostereoscopic display using the same and driving method thereof |
US8174464B2 (en) | 2005-12-02 | 2012-05-08 | Samsung Mobile Display Co., Ltd. | Two-dimensional and three-dimensional image selectable display device |
JP2007293270A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-11-08 | Sharp Corp | 空間光変調器および表示装置 |
JP4629058B2 (ja) * | 2006-02-07 | 2011-02-09 | シャープ株式会社 | マルチビュー指向性ディスプレイ |
JP2007334348A (ja) * | 2006-06-13 | 2007-12-27 | Sharp Corp | 光学素子、および同素子を備えているディスプレイ、リフレクタ、およびバックライト |
US8325416B2 (en) | 2006-06-13 | 2012-12-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Re-writeable optical element and a display, reflector and backlight incorporating the same |
JP2009086128A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
CN101556410B (zh) * | 2008-04-08 | 2013-06-05 | 博海帝斯科技公司 | 自动立体影像显示装置 |
WO2010134409A1 (ja) | 2009-05-22 | 2010-11-25 | シャープ株式会社 | 立体表示装置 |
US9083965B2 (en) | 2009-05-22 | 2015-07-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Stereoscopic display device |
US9036099B2 (en) | 2011-02-14 | 2015-05-19 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Liquid crystal display device and electronic device including the same |
US9167234B2 (en) | 2011-02-14 | 2015-10-20 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US9743071B2 (en) | 2011-02-14 | 2017-08-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US9035859B2 (en) | 2011-02-16 | 2015-05-19 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US9035860B2 (en) | 2011-02-16 | 2015-05-19 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
KR20140051151A (ko) | 2011-02-16 | 2014-04-30 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 표시 장치 |
TWI582494B (zh) * | 2011-02-25 | 2017-05-11 | 半導體能源研究所股份有限公司 | 顯示裝置及電子裝置 |
US9443455B2 (en) | 2011-02-25 | 2016-09-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device having a plurality of pixels |
US10218967B2 (en) | 2011-03-11 | 2019-02-26 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and method for driving the same |
US9558687B2 (en) | 2011-03-11 | 2017-01-31 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and method for driving the same |
KR101869563B1 (ko) * | 2011-03-15 | 2018-06-20 | 가부시키가이샤 재팬 디스프레이 | 표시 장치 및 광 배리어 소자 |
US9025125B2 (en) | 2011-03-15 | 2015-05-05 | Japan Display Inc. | Display device and light barrier element |
JP2012194257A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Japan Display West Co Ltd | 表示装置および光バリア素子 |
KR20120105357A (ko) * | 2011-03-15 | 2012-09-25 | 소니 주식회사 | 표시 장치 및 광 배리어 소자 |
CN102681180A (zh) * | 2011-03-15 | 2012-09-19 | 索尼公司 | 显示设备和光栅元件 |
US9001283B2 (en) | 2011-03-24 | 2015-04-07 | Samsung Display Co., Ltd. | Shutter panel and display device including the same |
US8994763B2 (en) | 2011-03-25 | 2015-03-31 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and driving method of the same |
JP2012215853A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-11-08 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置 |
US9097947B2 (en) | 2011-05-12 | 2015-08-04 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and manufacturing method thereof |
US9024927B2 (en) | 2011-06-15 | 2015-05-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and method for driving the same |
KR20120138667A (ko) | 2011-06-15 | 2012-12-26 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 표시 장치 및 그 구동 방법 |
US8849060B2 (en) | 2011-07-01 | 2014-09-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Image processing method, image processing system and display device for modifying background colors based on object colors |
US9338444B2 (en) | 2011-07-08 | 2016-05-10 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US8988411B2 (en) | 2011-07-08 | 2015-03-24 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US9451246B2 (en) | 2011-07-19 | 2016-09-20 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
US9279991B2 (en) | 2011-07-28 | 2016-03-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Liquid crystal optical element and image display device |
JPWO2013014802A1 (ja) * | 2011-07-28 | 2015-02-23 | 株式会社東芝 | 液晶光学素子及び画像表示装置 |
WO2013014802A1 (ja) * | 2011-07-28 | 2013-01-31 | 株式会社 東芝 | 液晶光学素子及び画像表示装置 |
US9602800B2 (en) | 2011-08-31 | 2017-03-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Image processing method |
US8873854B2 (en) | 2011-08-31 | 2014-10-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Image processing method |
CN104597683A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-05-06 | 深圳市亿思达科技集团有限公司 | 多方向显示的液晶透镜及液晶显示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005258013A (ja) | 表示パネルおよび表示装置 | |
US8064000B2 (en) | Cell type parallax-barrier and stereoscopic image display apparatus using the same | |
JP4768383B2 (ja) | 立体映像表示装置の駆動方法 | |
JP4950987B2 (ja) | 表示装置 | |
US8018482B2 (en) | Three-dimensional display device and driving method thereof | |
US9052537B1 (en) | 2D/3D image switching type liquid crystal display | |
CN109116610B (zh) | 显示装置及电子设备 | |
US20070120973A1 (en) | Three-dimensional display device | |
US9069216B2 (en) | Liquid crystal grating module and two dimension-three dimension switchable liquid crystal display device using the same | |
US9167233B2 (en) | Naked-eye stereoscopic display apparatus | |
JP2004287440A (ja) | 視差バリアおよび複数表示ディスプレイ | |
JP2005134663A (ja) | 多機能表示装置および同装置に用いられるスリットマスク形成用のスイッチング液晶パネル | |
US20130050284A1 (en) | Display device and electronic unit | |
US20120113510A1 (en) | Display device and display method | |
JP4483181B2 (ja) | 立体映像表示装置 | |
JP3701661B2 (ja) | 表示パネルおよび表示装置 | |
KR102120172B1 (ko) | 표시장치 및 그 구동방법 | |
JP2007003941A (ja) | 立体表示装置 | |
US10891909B2 (en) | Display device and method for driving same | |
JP3634486B2 (ja) | 立体映像の表示方法 | |
JP6229044B2 (ja) | 流動的バリアパターンを備えた立体映像表示装置 | |
WO2016117326A1 (ja) | 表示装置 | |
JP2002305759A (ja) | 眼鏡無し立体映像表示装置 | |
CN115343860A (zh) | 一种显示装置及移动终端 | |
JP2006337494A (ja) | 画像表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070605 |