JP2005257763A - 吸音収納ボックス - Google Patents

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Takeji Furumura
多計治 古村
Hiroki Shioda
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Abstract

【課題】音響効果を向上させるとともに、内部に各種の物品を収納することが可能な吸音収納ボックスを提供することをその課題とする。
【解決手段】外箱Bと引出しAとからなる収納ボックスであって、該引出しAは引出し前板を構成する平断面略弓形の吸音部1と、収納箱2とからなり、上記吸音部1は膨出するように配設された吸音パネル11と背板12とから形成されるとともに、吸音部内部には吸音材3が充填され、背板には多数の透孔121が穿たれている。
【選択図】図1

Description

本発明は、音の拡散機能と吸収機能とを有する収納ボックスに関する。さらに詳しくは、室内に配置され、音響効果を高めるとともに、収納機能を有する吸音収納ボックスに関する。
従来、室内空間の間仕切り、イベント空間の間仕切り等に用いられるパネル部材の表面に、音の適当な反射拡散と吸音とを可能とする材料を被着させて、音響性能を向上させる技術が知られている。
特開平8−254034号公報(第1−3頁、第1、2図)
本発明は、住宅の居室で一般的に用いられる収納ボックスに音の拡散機能と吸収機能とを持たせて音響効果を向上させるとともに、内部に各種の物品を収納できる吸音収納ボックスを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本願第一発明においてはつぎのような技術的手段を講じている。すなわち、本願第一発明によれば、外箱と引出しとからなる収納ボックスであって、該引出しは引出し前板を構成する平断面略弓形の吸音部と、収納箱とからなり、上記吸音部は膨出するように配設された吸音パネルと背板とから形成されるとともに、吸音部内部には吸音材が充填され、背板には多数の透孔が穿たれた吸音収納ボックスが提供される。
上記吸音パネルは隙間を設けて膨出するように並設された音拡散板と上記隙間を裏側から目隠しする裏板とから形成されることが好ましい。また、上記音拡散板と裏板とを、木製とすることが好ましい。
上記吸音材が軟質繊維系吸音材であることが好ましい。軟質繊維系吸音材としては、有機質系、無機質系のいずれにも限定されるものではないが、火災に対する安全面から無機質軟質繊維系材料が好ましく使用され、グラスウール、ロックウール等がとくに好ましく使用される。
つぎに本願第二発明によれば、開き戸を構成する吸音部と箱型収納体とからなる収納ボックスであって、該吸音部は平断面略弓形とされ、膨出するように配設された吸音パネルと背板とから形成されるとともに、上記吸音部内部には吸音材が充填され、背板には多数の透孔が穿たれた吸音収納ボックスが提供される。
上記吸音パネルは隙間を設けて膨出するように並設された音拡散板と上記隙間を裏側から目隠しする裏板とから形成されることが好ましい。また、上記音拡散板と裏板とを、木製とすることが好ましい。
上記箱型収納体の側面吸音部が、隙間を設けて並設された音拡散板と上記隙間を裏側から目隠しする裏板とから形成された側面パネルと背板とからなるとともに、上記側面パネルと背板との間にインシュレーションボードを介装することが好ましい。
また、別の実施形態として、上記吸音部が前面が膨出するように形成された可動部材と固定部材とから構成され、可動部材を前後に移動することによって音の進入する隙間の深さを調節可能とするとともに、上記可動部材中に吸音材が充填されることが好ましい。
請求項1に記載の本願第一発明は上記のとおりであり、引出し前板を構成する吸音部は膨出するように配設された吸音パネルと背板とから形成されるとともに、吸音部内部には吸音材が充填されているため、引出し前板が音を拡散させるとともに、吸音材が音を吸収するため、音響効果を向上させ、かつ、各種物品を収納する引出しタイプの収納箱を提供することができる。
上記吸音パネルは、隙間を設けて膨出するように並設された音拡散板と上記隙間を裏側から目隠しする裏板とから形成され、かつ、木製とされているため、柔らかみのあるデザインとなり、インテリア効果を発揮する収納ボックスとして使用できる。
上記吸音材を軟質繊維系吸音材とすることによって、音拡散板で拡散反射されずに、上記隙間から進入した音は吸音材で効果的に吸収され、音響効果を向上させることができる。
請求項4に記載の本願第二発明は上記のとおりであり、開き戸を構成する吸音部が、膨出するように配設された吸音パネルと背板とから形成されるとともに、吸音部内部には吸音材が充填されているため、開き戸が音を拡散させるとともに、吸音材が音を吸収するため、音響効果を向上させ、かつ、各種物品を収納する開き戸タイプの収納箱を提供することができる。
上記吸音パネルは、隙間を設けて膨出するように並設された音拡散板と上記隙間を裏側から目隠しする裏板とから形成され、かつ、木製とされているため、柔らかみのあるデザインとなり、インテリア効果を発揮する収納ボックスとして使用できる。
上記箱型収納体の側面吸音部が、隙間を設けて並設された音拡散板と上記隙間を裏側から目隠しする裏板とから形成された側面パネルと背板とからなるとともに、上記側面パネルと背板との間にインシュレーションボードが介装されているため、前面のみならず側面においても、音を拡散し、吸収するため、さらに音響効果を向上させることができる。
また、上記吸音部が、前面が膨出した可動部材と固定部材とから構成され、可動部材を前後に移動することによって音の進入する隙間の深さを調節することが可能であるとともに、可動部材中には吸音材が充填されているため、音の種類や音源の位置により、吸音部の吸音特性を変化させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本願第一発明にかかる吸音収納ボックスを示す斜視図である。図1からよくわかるように、上記吸音収納ボックスは引出しタイプとされ、化粧合板からなる外箱Bと引出しAとからなるとともに、引出しAは、引出し前板を構成する平断面略弓形の吸音部1と収納箱2とからなり、この吸音部1は、膨出するように配設され、化粧板を兼ねた吸音パネル11と背板12とから形成されている。
図2は、図1におけるX−X線に沿う平断面図である。図2から明らかなように、上記吸音パネル11は、隙間112を設けて膨出するように並設された音拡散板111と、上記隙間112を裏側から目隠しするように設けられた裏板113からなっている。また、上記吸音パネル11と背板12の間に形成された空間には、吸音材3が充填され、背板12には多数の透孔121が穿たれている。
引出しAを上記構成とすることにより、発生音はまず吸音パネル11の音拡散板111で拡散反射されるとともに、隙間112から進入した音は吸音材3で吸音される。さらに、吸音材3で吸音し切れなかった音は、背板12に設けられた透孔121を経て引出しAの収納箱2に至り、収納箱2でさらに吸音される。図3は、上記のように構成された6個の引出しタイプの吸音収納ボックスを室内に積み重ねて配置した状態を示す斜視図である。複数の吸音収納ボックスを上記図3に示すようにアレンジすることによって、音を拡散させて反響音の発生を防ぎ、吸音効果も発揮するため、音響効果を向上させるとともに、インテリア部材としての機能をも発揮できる。
つぎに、本願第二発明について説明する。図4(a)は、本願第二発明にかかる吸音収納ボックスを示す斜視図である。図4(a)からよくわかるように、上記吸音収納ボックスは開き戸タイプとされ、開き戸を構成する吸音部4は、箱型収納体Cの側面吸音部5にヒンジ(図示省略)によって回動自在に取り付けられている。上記吸音部4は平断面略弓形であり、膨出するように配設され、化粧板を兼ねた吸音パネル41と背板42とから形成されるとともに、背板42には図4(b)に示すように多数の透孔421が穿たれている。
図5は、図4(a)におけるY−Y線に沿う吸音部4の平断面図である。図5から明らかなように、上記吸音パネル41は、隙間412を設けて膨出するように並設された音拡散板411と、上記隙間412を裏側から目隠しするように設けられた裏板413とからなっている。また、上記吸音パネル41と背板42の間に形成された空間には、吸音材3が充填されている。背板42には上記のように多数の透孔421が穿たれている。
図6は、図4(a)に示した側面吸音部5の平断面図である。図6からよくわかるように、側面吸音部5は、側面パネル51とインシュレーションボード52と背板53とからなり、上記側面パネル51は、隙間512を設けて並設された音拡散板511と上記隙間512を裏側から目隠しするように設けられた裏板513とから形成されている。また、背板53には多数の透孔531が穿たれている。
図7(a)、(b)、(c)は、図4(a)に示した吸音部4とは別の形態の吸音部6を示す説明図であり、開き戸を構成する吸音部6を可動部材61と固定部材62とから形成し、音が進入する隙間63の深さを調節可能とした形態を示す説明図である。上記各図からよくわかるように、可動部材61は吸音材3が充填された平断面略弓形とされ、その前面には、化粧板を兼ねた音拡散板611が隙間63を設けて膨出するように連設されるとともに、この隙間63に固定部材62が遊嵌合して可動部材61の位置調整ができるように配設されている。図7(a)は、可動部材61を押し込んで隙間を浅くし、音をできるだけ拡散するようにした状態を示し、図7(c)は、可動部材61を手前に引いて隙間を深くし、吸音容量を大きくして反響を防いだ状態を示している。図7(b)は両者の中間の状態を示す。
上記のように構成することにより、音の種類や音源の位置により、吸音部6の吸音特性を変化させることができるとともに、複数個の吸音収納ボックスを積み上げて配置することが可能となる。例えば、図3に示した第一発明の場合と同様にアレンジすることにより、音響効果を向上させるとともに、インテリア部材としての機能も発揮することができる。
本願第一発明にかかる吸音収納ボックスを示す斜視図である。 図1におけるX−X線に沿う吸音部の平断面図である。 上記吸音収納ボックスを積み重ねて配置した状態を示す斜視図である。 (a)本願第二発明にかかる吸音収納ボックスを示す斜視図である。(b)本願第二発明にかかる吸音部の裏面を示す斜視図である。 図4(a)におけるY−Y線に沿う吸音部の平断面図である。 図4(a)に示した側面吸音部の平断面図である。 (a)可動部材を押し込んで隙間を浅くした状態を示す説明図である。(b)可動部材を手前に引いて隙間の深さを中間程度にした状態を示す説明図である。(c)可動部材をさらに手前に引いて隙間を深くした状態を示す説明図である。
符号の説明
A 第一発明にかかる引出し
B 第一発明にかかる外箱
1 吸音部
11 吸音パネル
111 音拡散板
112 隙間
113 裏板
12 背板
121 透孔
2 収納箱
3 吸音材
C 第二発明にかかる箱型収納体
4 第二発明にかかる吸音部
41 吸音パネル
411 音拡散板
412 隙間
413 裏板
42 背板
421 透孔
5 第二発明にかかる側面吸音部
51 側面パネル
511 音拡散板
512 隙間
513 裏板
52 インシュレーションボード
53 背板
531 透孔
6 第二発明の別の実施形態にかかる吸音部
61 可動部材
611 音拡散板
62 固定部材
63 隙間

Claims (7)

  1. 外箱と引出しとからなる収納ボックスであって、該引出しは引出し前板を構成する平断面略弓形の吸音部と、収納箱とからなり、上記吸音部は膨出するように配設された吸音パネルと背板とから形成されるとともに、吸音部内部には吸音材が充填され、背板には多数の透孔が穿たれた吸音収納ボックス。
  2. 上記吸音パネルは隙間を設けて膨出するように並設された音拡散板と上記隙間を裏側から目隠しする裏板とからなる請求項1に記載の吸音収納ボックス。
  3. 上記吸音材が軟質繊維系吸音材である請求項1に記載の吸音収納ボックス。
  4. 開き戸を構成する吸音部と箱型収納体とからなる収納ボックスであって、該吸音部は平断面略弓形とされ、膨出するように配設された吸音パネルと背板とから形成されるとともに、上記吸音部内部には吸音材が充填され、背板には多数の透孔が穿たれた吸音収納ボックス。
  5. 上記吸音パネルは隙間を設けて膨出するように並設された音拡散板と上記隙間を裏側から目隠しする裏板とからなる請求項4に記載の吸音収納ボックス。
  6. 上記箱型収納体の側面吸音部が、隙間を設けて並設された音拡散板と上記隙間を裏側から目隠しする裏板とから形成された側面パネルと背板とからなるとともに、上記側面パネルと背板との間にインシュレーションボードが介装された請求項4に記載の吸音収納ボックス。
  7. 上記吸音部が、前面が膨出するように形成された可動部材と固定部材とから構成され、可動部材を前後に移動することによって音の進入する隙間の深さを調節可能とするとともに、上記可動部材中に吸音材が充填された請求項4に記載の吸音収納ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ITBO20080570A1 (it) * 2008-09-18 2010-03-19 Enrico Ricciardi Dispositivo acustico di diffusione e sistema per ottimizzare la diffusione del suono in un ambiente
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