JP2005257217A - 加熱調理器 - Google Patents

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裕一 大槻
Eiji Fukunaga
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Abstract

【課題】 熱風循環によるオーブン調理と、上ヒータに加えて着脱自在な下火ヒータによる両面グリル加熱が可能な加熱調理器を提供する。
【解決手段】 ヒータ加熱可能なオーブン皿が収納可能な加熱室2と、加熱室2の天面2a側に配置された上ヒータと、加熱室2の後面2e側に配置された熱風循環ユニットと、加熱室2に着脱自在に配置されて上面に食品載置部を有する下火ヒータ9とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、上ヒータと共に熱風循環ユニットを備えて熱風循環による加熱機能を有する加熱調理器に関するものである。
一般に、熱風循環による加熱は、加熱室内でオーブン皿を2段以上使用可能とすべく加熱室内にオーブン皿載置用の摺動レールを上下方向に複数段配置することにより、複数段に載置したオーブン皿の食品を熱風循環により一度にオーブン調理することができる(例えば、特許文献1参照)。
なお、熱風循環による加熱機能のないものには、加熱室内の食品に焦げ目をつける等のために、例えば、特許文献1に記載のようにヒータを備えた料理焼網の取付位置を変えられるようにしたものや、特許文献2に記載のようにグリルヒータを加熱室内に回動自在に取り付けたものや、特許文献3に記載のように上ヒータを着脱自在として取付位置を変えて加熱調理できるようにしたものがある。
特開平5−256460号公報(段落0006、図8〜図10) 特開平8−49862号公報(図2、図3) 実公昭57−28007号公報(第1図〜第4図)
しかしながら、熱風循環によるオーブン調理では、たくさんのクッキーやケーキ等が一度にできる2段以上のオーブン調理が可能となる反面、熱風のみで加熱室内を加熱するために、加熱室内の温度上昇に時間がかかり、また常に熱風が加熱室内を循環するために、焼き魚等の加熱調理の際には加熱により食品表面に生じた水分をすぐに蒸発させ、焦げ目がつく状態になるころには、水分が大変少なくなり、ぱさぱさな状態で、仕上がりが悪くなっていた。
また、本願発明者らは、上ヒータと熱風循環ユニットを備えたものに、着脱自在な下火ヒータを使用すると上記課題を解消できることに想到したが、下火ヒータを使用する際に誤操作や誤作動により熱風循環ユニットを駆動して加熱調理を実行してしまうと、上記同様ぱさぱさな状態で仕上がりを悪くすることになる。
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、熱風循環によるオーブン調理と、上ヒータに加えて着脱自在な下火ヒータによる両面グリル加熱が可能な加熱調理器を提供することを目的とするものである。
さらに、下火ヒータを使用する際に誤操作や誤作動によって熱風循環による加熱が実行されるのを確実に防ぐことができる加熱調理器を提供することを目的とするものである。
上記のような目的を達成するために、本願発明は、ヒータ加熱可能なオーブン皿が収納可能な加熱室と、加熱室の天面側に配置された上ヒータと、前記加熱室の後面側に配置され、前記加熱室内に熱風を循環させてオーブン調理が実行できる熱風循環ユニットと、前記加熱室に着脱自在に配置されて上面に食品載置部を有する下火ヒータとを備えたことを特徴とするものである。
さらに、前記加熱室の後面に形成されて前記下火ヒータの使用時にヒータ端子が貫通する貫通孔と、この貫通孔後方にヒータ通電用コネクタと共に配置されてヒータ端子の貫通に連動してオフするスイッチとを備え、前記熱風循環ユニットは、周囲の空気を加熱するヒータと該加熱された空気を前記加熱室内を循環させ、ファンモータにより回転させるファンとを有すると共に、前記スイッチは前記熱風循環ユニットのヒータやファンモータと直列に接続され、前記下火ヒータのヒータ端子を貫通孔に貫通させたときにオフすることを特徴とするものである。
また、前記下火ヒータと前記熱風循環ユニットのヒータの出力制御用リレーは共用されることを特徴とするものである。
また、前記下火ヒータのヒータ端子を前記加熱室後面の貫通孔に貫通させてセットしたか否かを制御部が検知するための検知手段を備えたことを特徴とするものである。
また、前記加熱室に、前記下火ヒータの不使用時、下火ヒータを加熱室の上部に天面と対向させて収納可能な収納用レールを備えたことを特徴とするものである。
さらに、前記加熱室の後面に形成されて前記下火ヒータの不使用収納時にヒータ端子が貫通する貫通孔と、この貫通孔後方に配置されてヒータ端子の貫通に連動してオフするスイッチとを備え、前記スイッチは前記上ヒータと直列に接続され、下火ヒータのヒータ端子を貫通孔に貫通させたときにオフすることを特徴とするものである。
また、前記熱風循環ユニットから前記加熱室への熱風の吹出口と前記収納用レールは、収納用レールに前記下火ヒータを収納したときに、この下火ヒータの下部に前記吹出口から吹き出される熱風が当たらない程度の位置に形成したことを特徴とするものである。
さらに、前記下火ヒータの下端部における前記熱風吹出口近傍付近を吹出口側が上方に傾斜する傾斜面としたことを特徴とするものである。
また、前記加熱室後面に形成された貫通孔には、開閉蓋が設けられ、前記下火ヒータのヒータ端子が貫通しないとき貫通孔を閉塞し、ヒータ端子が貫通するとき開放することを特徴とするものである。
また、前記下火ヒータは、前記オーブン皿を前記加熱室内に配置可能とする摺動レールに配置して使用することを特徴とするものである。
本願発明によれば、熱風循環ユニットからの熱風循環によるオーブン調理と、上ヒータに加えて着脱自在な下火ヒータによる両面グリル加熱が可能となる。
さらに、加熱室の後面に下火ヒータの使用時にヒータ端子が貫通する貫通孔を備えると共に、熱風循環ユニットのヒータやファンモータと直列に接続されて下火ヒータのヒータ端子を貫通孔に貫通させたときにオフするスイッチを備えたことにより、下火ヒータを使用する際に誤操作や誤作動によって熱風循環による加熱が実行されるのを確実に防ぐことができる。
また、上記構成により下火ヒータと熱風循環ユニットのヒータが排他的に駆動される点に着目して、下火ヒータと熱風循環ユニットのヒータの出力制御用リレーを共用することにより、出力制御用リレーが一つ不要となるので、低コスト化を図ることができる。
また、下火ヒータのヒータ端子を加熱室後面の貫通孔に貫通させてセットしたか否かを制御部が検知するための検知手段を備えたことにより、制御部は下火ヒータの着脱を確実に検知して、速やかに制御に反映することができる。
また、下火ヒータの不使用時に、下火ヒータを加熱室の上部に天面と対向させて収納可能な収納用レールを備えたことにより、下火ヒータの収納スペースを別途確保する必要がなくなると共に、使用時や不使用収納時の作業が容易になって使い勝手が向上する。
さらに、加熱室の後面に下火ヒータの不使用収納時にヒータ端子が貫通する貫通孔を備えると共に、上ヒータと直列に接続されて下火ヒータのヒータ端子を貫通孔に貫通させたときにオフするスイッチを備えたことにより、下火ヒータの不使用収納時に誤操作や誤作動によって上ヒータによる加熱が実行されるのを確実に防ぐことができる。
また、熱風の吹出口と収納用レールを、下火ヒータの不使用収納時に下火ヒータの下部に吹出口から吹き出される熱風が当たらない程度の位置に形成して、熱風の送風の邪魔にならないよう考慮されている。
さらに、下火ヒータの下端部における熱風吹出口近傍付近を吹出口側が上方に傾斜する傾斜面としたことにより、熱風の流れがよりスムーズになって、加熱ムラを防ぐことができる。
また、前記貫通孔に、下火ヒータのヒータ端子が貫通しないとき貫通孔を閉塞し、ヒータ端子が貫通するとき開放する開閉蓋を備えたことにより、調理物から出た蒸気や油煙などが貫通孔から進入して電気的な接触不良等を起こすのを防ぐことができる。
また、下火ヒータは、オーブン皿を加熱室内に配置可能とする摺動レールに配置して使用するようにしたことにより、下火ヒータのための新たな摺動レールが不要となるので、低コストで容易に実現できる。
以下、本願発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図6に示すように、本願発明による加熱調理器の一実施形態となるオーブンレンジ本体1には、食品を収納する加熱室2と、加熱室2の前面開口を開閉するドア3と、オーブンレンジ本体1内に内蔵された後述の制御部に加熱条件の設定や加熱開始の指示を行うコントロールパネル4が設けられている。
上記加熱室2は、天面2a,底面2b,左側面2c,右側面2d及び後面2eから構成されており、底面2bには下方に後述のマグネトロンから供給されるマイクロ波を放射する回転アンテナが内蔵され、この回転アンテナから放射されるマイクロ波がマイクロ波を透過するセラミック製の食品載置台5を介して加熱室2内へ供給されるようになっている。
また、加熱室2の左側面2cと右側面2dには、オーブン調理時(図6参照)等にオーブン角皿6等を摺動載置する2段の上段摺動レール7と下段摺動レール8が形成されている。さらに、最上段には、本願発明に係る下火ヒータ9を不使用時に収納載置する収納用レール10が形成されている。
また、加熱室2の後面2eの裏側には、図2や図6に示すように熱風循環ユニット11が内蔵されており、当該熱風循環ユニット11は周囲に配置された熱風循環用ヒータ12とその中央部に配置された熱風循環用ファン13を有している。この熱風循環ユニット11は、加熱室2の後面2eの略中央に形成された吸気口14とその周囲に形成された吹出口15a〜15dとで加熱室2と連通しており、熱風循環用ファン13が駆動されることにより加熱室2内の空気が後面2e中央部の吸気口14から熱風循環ユニット11に吸い込まれ、熱風循環用ファン13を介してその周囲に配置された熱風循環用ヒータ12で加熱され、周囲の吹出口15a〜15dから加熱室2内に熱風が吹き出されるように構成されている。また、加熱室2の天面2aの裏側には上ヒータ16(図5,図6参照)が配置されている。
一方、下火ヒータ9は、図4に示すように、反射板を兼用しているヒータ収納トレイ17と、このヒータ収納トレイ17内に蛇行する如く配置されたヒータ18と、このヒータ18の上部に配置されて食品載置部となる食品載置用網19と、加熱室2の後面2eに前記上段摺動レール7と収納用レール10に対応してそれぞれ形成された各一対の貫通孔20,21に挿入可能なヒータ端子18aとを備えている。
上記下火ヒータ9は、不使用時、図3に示すように加熱室2最上部の収納用レール10に沿って加熱室2内に収納され、下火ヒータ9のヒータ面(上面)と上ヒータ16が内蔵された加熱室2の天面2aとが対向するように配置される。これにより、下火ヒータ9の収納スペースを別途確保する必要がなくなると共に、使用時や不使用収納時の作業が容易になって使い勝手が向上する。また、このとき図3に示す如く下火ヒータ9の下部が、熱風循環ユニット11からの熱風の上部吹出口15aより上部に位置するように上部吹出口15aが配置されていて、熱風の送風の邪魔にならないように考慮されている。更に、図6に示すように、下火ヒータ9の下端部において、吹出口近傍付近9aは上部吹出口15a側が上方に傾斜する傾斜面となっており、これにより図示のように熱風の流れがよりスムーズになって、加熱ムラを防ぐことができるように構成されている。これは、例えば、図9に示すように下端部が傾斜していないと、特に下火ヒータ9の下端部のコーナー部分9bに熱風の一部が当たり、下方に流れを変えてしまうため、他の部分に比べ熱風の当たる部分が加熱され過ぎて、加熱ムラとなるからである。
さらに、加熱室2の後面2eに上段摺動レール7に対応して形成された貫通孔20の裏側には、図5に示すように下火ヒータ9のヒータ端子18aの挿抜に連動して貫通孔20を開閉する開閉蓋22と、開閉蓋22の開閉に連動してオンオフする2つのスイッチ23,24(図2参照)と、ヒータ端子18aと接続してヒータ18に通電するヒータ通電用コネクタ25が配置されている。また、収納用レール10に対応して形成された貫通孔21の裏側には、下火ヒータ9のヒータ端子18aの挿抜に連動して貫通孔21を開閉する開閉蓋26と、開閉蓋26の開閉に連動してオンオフするスイッチ27が配置されている。
上記開閉蓋22,26は、図3の状態で電子レンジ加熱やオーブン加熱をした場合や図1の状態でグリル加熱をした場合に、ヒータ端子18aが貫通していない貫通孔20又は21が開放したままであると、調理物から出た蒸気や油煙などがそこから進入し、下火ヒータ9のヒータ端子18aを挿入した場合に電気的な接触不良等を起こしてしまうので、貫通孔20,21にヒータ端子18aが貫通していないときは閉塞するように構成されている。
図7は本実施形態の回路図であり、上記と同一部分には同一符号を用いている。AC100Vの電源ラインには、上述した熱風循環用ヒータ12と熱風循環用ファン13を回転させる熱風循環用ファンモータ30が下火ヒータ9使用時にオフとなる一方のスイッチ23を介して接続されている。さらに、上ヒータ16は下火ヒータ9不使用収納時にオフとなるスイッチ27を介して接続され、下火ヒータ9のヒータ18はヒータ通電用コネクタ25を介して接続されるようになっている。また、下火ヒータ9使用時にそのヒータ端子18aの貫通孔20への挿抜によってオンオフする他方のスイッチ24は、下火ヒータ9がセットされたか否かを検知する下火ヒータ検知スイッチとして当該オーブンレンジ本体1の制御を行う制御部31に接続されている。
上記制御部31には、前記コントロールパネル4に配置されたキーボード32、サーミスタ33や赤外線センサ34、このセンサ駆動用モータ35、ドア検知スイッチ36、冷却ファン37等が接続されると共に、加熱室2内にマイクロ波を供給してマイクロ波加熱を実現するマグネトロン38に高周波電力を供給するインバータ回路が搭載されたインバータ基板39が接続されている。上記マグネトロン38からのマイクロ波の加熱室2内への供給は、加熱室2底面のセラミック製の食品載置台5の下部に配置された回転アンテナ(図示せず)をアンテナモータ40で回転駆動することにより行われる。
また、上記熱風循環用ヒータ12と下火ヒータ9のヒータ18の並列回路には、共用の一つの出力制御用リレー41が直列に接続され、上ヒータ16には出力制御用リレー42が直列に接続されており、これらの出力制御用リレー41,42が上記制御部31によってオンオフ制御されるようになっている。このように、下火ヒータ9のヒータ18と熱風循環ユニット11のヒータ12が排他的に駆動される点に着目して、下火ヒータ9のヒータ18と熱風循環ユニット11のヒータ12の出力制御用リレー41を共用することにより、出力制御用リレーが一つ不要となるので、低コスト化を図ることができる。なお、43は庫内照明ランプ、44はブロワモータである。
以上の構成において、焼き魚等のグリル調理のため下火ヒータ9が加熱室2内にセットされ、そのヒータ端子18aが貫通孔20に挿入されたときは、貫通孔20の開閉蓋22の開放動作に連動してスイッチ23がオフされて、熱風循環用ヒータ12と熱風循環用ファンモータ30が電源ラインから切り離されると共に、電源ラインから下火ヒータ9のヒータ18と出力制御用リレー41との直列回路が形成されて、制御部31により出力制御用リレー41をオンオフ駆動して下火ヒータ9のヒータ18の出力を制御することができる。このとき、上ヒータ16に直列に接続されたスイッチ27はオンのままであるので、図8に示すように下火ヒータ9にグリル調理物Gを載せて下火ヒータ9のヒータ18と天面2aの上ヒータ16を制御して加熱することにより、短時間でグリル調理物Gの両面に一度にぱりっとした焦げ目を付ける両面グリル加熱が可能になる。また、このようにして下火ヒータ9を使用する際には、熱風循環ユニット11の熱風循環用ヒータ12と熱風循環用ファンモータ30に直列に接続されたスイッチ23がオフとなっているので、誤操作や誤作動によって熱風循環による加熱が実行されるのを確実に防ぐことができる。
また、下火ヒータ9を使用しないときは、下火ヒータ9のヒータ端子18aが加熱室2の後面2eの貫通孔20から抜かれて、スイッチ23がオンすることにより、熱風循環用ヒータ12と出力制御用リレー41との直列回路が形成され、制御部31により出力制御用リレー41をオンオフ駆動して熱風循環用ヒータ12の出力を制御することができるようになる。下火ヒータ9は、不使用時、加熱室2最上部の収納用レール10に沿って加熱室2内に収納され、下火ヒータ9のヒータ面(上面)と上ヒータ16が内蔵された加熱室2の天面2aとが対向するように配置される。このとき、下火ヒータ9のヒータ端子18aが貫通孔21を貫通することにより、上ヒータ16と直列に接続されたスイッチ27がオフすることにより、下火ヒータ9の不使用収納時に誤操作や誤作動によって上ヒータ16による加熱が実行されるのを確実に防ぐことができる。
この状態で、加熱室2の上段摺動レール7と下段摺動レール8に図6に示すようにオーブン角皿6を2段に設定して、各オーブン角皿6上にクッキーやケーキ等を並べて、熱風循環ユニット11を駆動して熱風循環によるオーブン調理を行うことにより、たくさんのクッキーやケーキ等が一度にできる2段のオーブン調理が可能となる。
上記において、制御部31は、下火ヒータ検知スイッチ24により下火ヒータ9の着脱を確実に検知して、速やかに制御に反映することができる。
以上のように、本実施形態のものでは、熱風循環ユニット11からの熱風循環による2段のオーブン調理と、上ヒータ16に加えて着脱自在な下火ヒータ9による両面グリル加熱が可能となる。また、下火ヒータ9は、オーブン角皿6を加熱室2内に配置可能とする摺動レール7に配置して使用するようにしたことにより、下火ヒータ9のための新たな摺動レールが不要となるので、低コストで容易に実現できる。
なお、上記実施形態では、本願発明を2段のオーブン調理が可能なものに適用した場合について説明したが、1段又は2段以上のものでもほぼ同様な作用効果が得られる。
本願発明の実施形態に係る加熱調理器に下火ヒータをセットした状態を示す正面図。 同じく、それを上から見た要部構成図。 同じく、下火ヒータを加熱室内の最上部に収納した状態を示す正面図。 上記下火ヒータの外観斜視図。 下火ヒータのヒータ端子が貫通する貫通孔近傍を示す詳細図。 下火ヒータを加熱室内の最上部に収納して2段のオーブン調理を行う際の熱風の流れを示す説明図。 本実施形態の回路図。 下火ヒータをセットしてグリル調理を行っているところを示す説明図。 下火ヒータの下端部の熱風吹出口近傍付近に傾斜面が形成されていない場合の熱風の流れを示す説明図。
符号の説明
1 オーブンレンジ本体
2 加熱室
2a 天面
2b 底面
2c 左側面
2d 右側面
2c 後面
3 ドア
5 食品載置台
6 オーブン角皿
7 上段摺動レール
8 下段摺動レール
9 下火ヒータ
9a 熱風吹出口近傍付近(傾斜面)
10 収納用レール
11 熱風循環ユニット
12 熱風循環用ヒータ
13 熱風循環用ファン
14 吸気口
15a〜15d 吹出口
16 上ヒータ
17 ヒータ収納トレイ
18 ヒータ
18a ヒータ端子
19 食品載置用網
20,21 貫通孔
22,26開閉蓋
23,24,27 スイッチ
25 ヒータ通電用コネクタ
30 熱風循環用ファンモータ
31 制御部
38 マグネトロン
39 インバータ基板
40 アンテナモータ
41,42 出力制御用リレー

Claims (10)

  1. ヒータ加熱可能なオーブン皿が収納可能な加熱室と、加熱室の天面側に配置された上ヒータと、前記加熱室の後面側に配置され、前記加熱室内に熱風を循環させてオーブン調理が実行できる熱風循環ユニットと、前記加熱室に着脱自在に配置されて上面に食品載置部を有する下火ヒータとを備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記加熱室の後面に形成されて前記下火ヒータの使用時にヒータ端子が貫通する貫通孔と、この貫通孔後方にヒータ通電用コネクタと共に配置されてヒータ端子の貫通に連動してオフするスイッチとを備え、前記熱風循環ユニットは、周囲の空気を加熱するヒータと該加熱された空気を前記加熱室内を循環させ、ファンモータにより回転させるファンとを有すると共に、前記スイッチは前記熱風循環ユニットのヒータやファンモータと直列に接続され、前記下火ヒータのヒータ端子を貫通孔に貫通させたときにオフすることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記下火ヒータと前記熱風循環ユニットのヒータの出力制御用リレーは共用されることを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記下火ヒータのヒータ端子を前記加熱室後面の貫通孔に貫通させてセットしたか否かを制御部が検知するための検知手段を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記加熱室に、前記下火ヒータの不使用時、下火ヒータを加熱室の上部に天面と対向させて収納可能な収納用レールを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱室の後面に形成されて前記下火ヒータの不使用収納時にヒータ端子が貫通する貫通孔と、この貫通孔後方に配置されてヒータ端子の貫通に連動してオフするスイッチとを備え、前記スイッチは前記上ヒータと直列に接続され、下火ヒータのヒータ端子を貫通孔に貫通させたときにオフすることを特徴とする請求項5に記載の加熱調理器。
  7. 前記熱風循環ユニットから前記加熱室への熱風の吹出口と前記収納用レールは、収納用レールに前記下火ヒータを収納したときに、この下火ヒータの下部に前記吹出口から吹き出される熱風が当たらない程度の位置に形成したことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の加熱調理器。
  8. 前記下火ヒータの下端部における前記熱風吹出口近傍付近を吹出口側が上方に傾斜する傾斜面としたことを特徴とする請求項7に記載の加熱調理器。
  9. 前記加熱室後面に形成された貫通孔には、開閉蓋が設けられ、前記下火ヒータのヒータ端子が貫通しないとき貫通孔を閉塞し、ヒータ端子が貫通するとき開放することを特徴とする請求項2又は請求項6に記載の加熱調理器。
  10. 前記下火ヒータは、前記オーブン皿を前記加熱室内に配置可能とする摺動レールに配置して使用することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の加熱調理器。
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