JP2005257019A - シリンダーの出端位置決め装置及び出端位置決め方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種のシリンダー機構に装着可能となり、シリンダー出端の位置決めを正確に調整することができるシリンダーの位置決め装置及び位置決め方法を提供する。
【解決手段】シリンダー機構に使用するシリンダー装置Sと、該シリンダー装置SのロッドS1に対して平行にスライド移動する規制板21を設けたスライド装置20とを基盤10に固定する。規制板21にロッドS1の後部を貫通せしめると共に、ロッドP1の後端部に設けたストッパーS2を任意の位置で固定した規制板21に係止させることでロッドS1先端の出端長さを調整するように設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、塑性加工や金型プレス、あるいは板金加工等に使用するシリンダー機構で用いるシリンダーの出端位置決め装置及び出端位置決め方法に関する。
例えば、塑性加工や金型プレス等の位置決め、送り出し等に使用されるシリンダー機構に、油圧シリンダーやエアーシリンダーがシリンダー装置として使用されている。
特許文献1に記載されたシリンダー機構は、ねじ送りシリンダーと油圧シリンダーを結合して一体化したものである。すなわち、ボールねじの回転軸とナットからなる回転/直動変換機構と、ボールねじ回転軸を内部に有しかつナットの上端側に直結した直結機構により、ナットの直動に応じて出力軸を直動するねじ送りシリンダー機構と、ナットの下端に一体化した第1ピストンと、この第1ピストンの付勢をパスカルの原理で伝達する油圧機構により付勢する第2ピストンと、この第2ピストンに一体化したピストンロッドである出力軸からなる装置としている。このようなシリンダー機構によると、金型を利用した機械加工の行程などにおいて、金型を移動する往行程と復行程の折り返し点近傍では、低速度であるが高推力を出力でき、その他の行程では早送りができるとしている。
特許文献2は、板金加工機に備えるワーク突き当て装置が記載されている。この装置は、板金曲げ加工機による加工精度の維持、加工の汎用性、効率性を向上させることができるように工夫されている。すなわち、板金加工機の所定位置に加工する板金を配置できるよう板金を当接させ確認するポテンショメータと、該ポテンショメータ前面の突き当て面を移動させるエアシリンダとを備えたもので、ポテンショメータをバネ力とエアシリンダーとによって前進、後退を可能にした装置である。
特許第3434778号公報 特開平09‐295062号公報
従来のシリンダー機構では、送り機構や位置決め機構として使用する油圧シリンダーやエアーシリンダーが、いずれも流体を使用して制御するものなので、位置決め精度に課題を残すものであった。
すなわち、特許文献1のシリンダー機構は、ねじ送りシリンダーと油圧シリンダーを結合して一体化したことにより、低速度による高推力と、早送りとを選択できるようになっているが、ねじ送りシリンダー機構と油圧シリンダー機構とを別機構にしているため、油圧シリンダーを使用している部分での位置決め精度は解消されていない。すなわち、油圧シリンダーを使用している部分では、位置決め精度が劣り、また、ねじ送りシリンダーを使用している部分では、位置決め精度を高めることは可能でも、送り速度が遅くなる不都合が生じるものである。
また、特許文献2に記載されたワーク突き当て装置は、加工精度を維持する為に、位置決めセンサとして使用するポテンショメータと、該ポテンショメータ前面の突き当て面を移動させるエアシリンダとを備えているが、このようなセンサーを使用するには、自動キャリブレーションをプログラムに基づき行わせる管理手段など、位置決めセンサにリンクして制御する特殊な装置が必要になっている。しかも、このワーク突き当て装置は、ポテンショメータを有する板金加工機専用に装着できるように構成されているので、その他のシリンダー機構に転用することはできない。
このように、従来のシリンダー機構では、油圧シリンダーやエアーシリンダーにおける位置制御の精度を高めることが困難であり、正確な位置決めを行うには各シリンダー機構ごとに専用装置を備え付ける必要があった。
そこで本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、各種のシリンダー機構に装着可能となり、シリンダー出端の位置決めを正確に調整することができるシリンダーの出端位置決め装置及び出端位置決め方法の提供を目的とするものである。
本発明装置の第1の手段は、シリンダー機構に使用するシリンダー装置Sと、該シリンダー装置SのロッドS1に対して平行にスライド移動する規制板21を設けたスライド装置20とを基盤10に固定し、該シリンダー装置SのロッドS1後部に規制板21を係止させてロッドS1先端の出端長さを規制するように設けたことにある。
第2の手段は、前記規制板21にロッドS1の後部を貫通せしめると共に、ロッドP1の後端部に設けたストッパーS2を規制板21に係止させることでロッドS1先端の出端長さを調整するように設けている。
第3の手段の前記スライド装置20は、駆動モーター22で回転自在に設けられた調整ボルト23と、該調整ボルト23にネジと止めされた調整ナット24とを有し、該調整ナット24に前記規制板21を連結している。
第4の手段の前記スライド装置20において、調整ボルト23はシリンダー装置Sの両側に一対平行に配置され、一方の調整ボルト23は前記駆動用モーター22により回転し、この回転に連動するプーリー25を介して他方の調整ボルト23を回転させ、これら一対の調整ボルト23相互間に前記規制板21を連設する。
第5の手段は、前記規制板21に確認センサーを設け、ロッドS1のストッパーS2が規制板21に接触した位置を確認するように設ける。
本発明方法の第6の手段は、シリンダー機構に使用するシリンダーの出端位置決め方法において、シリンダー装置SのロッドS1と平行にスライド移動する規制板21を設け、該シリンダー装置SのロッドS1後部に規制板21を任意の位置で係止させてロッドS1先端の出端長さを調整することを課題解消のための手段とする。
本発明の請求項1、請求項2及び請求項6により、シリンダー機構に使用するシリンダー装置Sと、該シリンダー装置SのロッドS1に対して平行にスライド移動する規制板21を設けたスライド装置20とを基盤10に固定し、該シリンダー装置SのロッドS1後部に当て板21を係止させてロッドS1先端の出端長さを規制するように設けているので、各種のシリンダー機構に装着可能となり、シリンダー出端の位置決めを正確に調整することができる。
しかも、シリンダー装置Sを固定した基盤10にスライド装置20を装着するだけで利用できるから、汎用性に富み、塑性加工や金型プレス、あるいは板金加工等に使用するあらゆるシリンダー機構に使用することが可能である。
本発明の請求項3及び請求項4により、駆動モーター22で回転自在に設けられた調整ボルト23と、該調整ボルト23の回転に伴なって調整ボルト23上での位置を変更する調整ナット24とを有し、該調整ナット24に前記規制板21を連結したことで、調整ナット24の位置を決めるのみで規制板21の規制位置、すなわち出端の位置決めを調整できる。したがって、操作性に優れるものである。
請求項5によると、前記規制板21に確認センサーを設け、ロッドS1のストッパーS2が規制板21に接触した位置を認識することで、より正確な調整が可能になる。
このように、本発明によると、各種のシリンダー機構に装着可能となり、シリンダー出端の位置決めを正確に調整することができ、操作性に優れるなどといった種々の効果を奏するものである。
本発明の最良の形態は、シリンダー機構に使用するシリンダー装置Sと、該シリンダー装置SのロッドS1に対して平行にスライド移動する規制板21を設けたスライド装置20とを基盤10に固定する。規制板21にロッドS1の後部を貫通せしめると共に、ロッドP1の後端部に設けたストッパーS2を任意の位置で固定した規制板21に係止させることでロッドS1先端の出端長さを調整するように設ける。スライド装置20は、駆動モーター22で回転自在に設けられた調整ボルト23と、該調整ボルト23の回転に伴なって調整ボルト23上での位置を変更する調整ナット24とを有し、該調整ナット24に規制板21を連結する。調整ボルト23はシリンダー装置Sの両側に一対平行に配置され、一方の調整ボルト23は前記駆動用モーター22により回転し、この回転に連動するプーリー25を介して他方の調整ボルト23を回転させ、これら一対の調整ボルト23相互間に前記規制板21を連設することで、当初の目的を達成するものである。
本発明位置決め装置は、シリンダー装置Sを固定する基盤10と、この基盤10に固定するスライド装置20で構成される。
基盤10は、各種のシリンダー機構に使用するシリンダー装置Sを固定するもので、このシリンダー装置SのロッドS1がスライドする方向と平行にスライド装置20を固定する。図示例では、固定金具11と固定ボルト12を使用してシリンダー装置Sを固定しているが、固定手段は、図示例に限られるものではない。
スライド装置20は、シリンダー装置SのロッドS1後部に規制板21を係止させてロッドS1先端の出端長さを規制する装置である。すなわち、このスライド装置20は、駆動モーター22で回転自在に設けられた調整ボルト23と、該調整ボルト23の回転に伴なって調整ボルト23上での位置を変更する調整ナット24とを有し、該調整ナット24に規制板21を連結している。この規制板21には、貫通孔21Aを設けてあり、この貫通孔21AにロッドS1の後部を貫通せしめてある。ロッドS1の後端部には貫通孔21Aの直径より大きく広がったストッパーS2を設けてあり、ロッドS1の先端が突出すると、このストッパーS2が規制板21に係止するものである。
図示のスライド装置20は、調整ボルト23をシリンダー装置Sの両側に一対平行に配置している。そして、一方の調整ボルト23は前記駆動用モーター22により回転する。駆動モーター22は、サーボモーターを使用し、カップリング27を介して調整ボルト23に連結している。また、調整ボルト23の両端部に軸受け28を配設し、ロッドS1と調整ボルト23とが平行になるように支持している。
駆動モーター22を連結した調整ボルト23の端部にプーリー25を設け、他方の調整ボルト23に連結している。そして、このプーリー25を介して他方の調整ボルト23を回転させている。これら一対の調整ボルト23にネジ止めした調整ナット24に規制板21を連結し、調整ボルト23相互間に前記規制板21を連設することにより、強力な係止力を有する規制板21を設けることができる。
図1に示す符号26は、規制板21に設けた確認センサーである。この確認センサー26は、ロッドS1がスライド移動してストッパーS2が規制板21に接触した位置を感知するもので、この確認センサー26が感知した時点でロッドS1のスライド移動を停止するものである。
本発明の位置決め方法は、シリンダー装置SのロッドS1後部に規制板21を任意の位置で係止させてロッドS1先端の出端長さを調整する方法である。したがって、シリンダー装置Sの使用目的や用途は限定されることなく、ロッドS1先端の出端長さを調整することができるものである。
尚、本発明における図示例の各構成は、本発明の一実施例に過ぎず、シリンダー装置Sの種類や各構成部材における設計変更など、現在知られている技術範囲で自由に変更することができるものである。
本発明装置の一実施例を示す平面図である。 本発明装置の一実施例を示す正面図である。 本発明装置の一実施例を示す側面図である。
符号の説明
S シリンダー装置 S1 ロッド
S2 ストッパー
10 基盤
11 固定金具
12 固定ボルト
20 スライド装置
21 規制板 21A 貫通孔
22 駆動モーター
23 調整ボルト
24 調整ナット
25 プーリー
26 確認センサー
27 カップリング
28 軸受け

Claims (6)

  1. シリンダー機構に使用するシリンダー装置と、該シリンダー装置のロッドに対して平行にスライド移動する規制板を設けたスライド装置とを基盤に固定し、該シリンダー装置のロッド後部に規制板を係止させてロッド先端の出端長さを規制するように設けたことを特徴とするシリンダーの出端位置決め装置。
  2. 前記規制板にロッドの後部を貫通せしめると共に、ロッドの後端部に設けたストッパーを、任意の位置で固定した規制板に係止させることでロッド先端の出端長さを調整するように設けた請求項1記載のシリンダーの出端位置決め装置。
  3. 前記スライド装置は、駆動モーターで回転自在に設けられた調整ボルトと、該調整ボルトにネジ止めされた調整ナットとを有し、該調整ナットに前記規制板を連結した請求項1記載のシリンダーの出端位置決め装置。
  4. 前記スライド装置において、調整ボルトはシリンダー装置の両側に一対平行に配置され、一方の調整ボルトは前記駆動用モーターにより回転し、この回転に連動するプーリーを介して他方の調整ボルトを回転させ、これら一対の調整ボルト相互間に前記規制板を連設した請求項1又は2記載のシリンダーの出端位置決め装置。
  5. 前記規制板に確認センサーを設け、ロッドのストッパーが規制板に接触した位置を認識するように設けた請求項1又は2記載のシリンダーの出端位置決め装置。
  6. シリンダー機構に使用するシリンダーの出端位置決め方法において、シリンダー装置のロッドと平行にスライド移動する規制板を設け、該シリンダー装置のロッド後部に規制板を任意の位置で係止させてロッド先端の出端長さを調整することを特徴とするシリンダーの出端位置決め方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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